ぴんよろ日記
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2002年08月05日(月) 軽くカルチャーショック

昨日はオットとその両親・カトパパ、カトハハと寺に行った。
カトハハが好きな(?)寺が鳥栖のあたりにあって、そこに連れていった。
けっこう真剣に拝んでいる人がいた。
若い人、中学生ぐらいの女の子が長〜い数珠をジュズジュズいわせて、
ソラでお経を読んでいたりする。こんなこともあるんだなぁ。
カトハハは本堂で熱心に拝んでいる。
あ、別に新興宗教とかじゃなさそうです。家にはデカイ仏壇も無いし。
細い木切れを1枚500円で買って、人の名前を書いて、燃やす。
まぁ、信じるなら信じていいし、信じるというよりも、
心の拠り所という感じのような気がした。それはそれでいいんだろうけど。

その帰り道、私の干支は何かとカトハハ。
「蠍座、戌年、三碧木星です」と答えて数十秒後、
「あなた、来年は本厄じゃないの?絶対お払いにいかなきゃ!」
と、普段温厚でスローな語り口のカトハハがヒートアップ。
「付いていってあげるから!」とさらにヒートアップ。
「いや〜、わたしゃお諏訪の氏子ですから」なんて逃げますってーと、
「お諏訪さまでもどこでもいいから絶対行かなくちゃ!
こんなことは馬鹿にしてちゃだめ絶対あるんだから嘘じゃないのよあるんだから!!!」
句読点を打つヒマもなくヒートアップ…。
どうすりゃいいんだ。
マジで信じている人に対して、何と言いようもない。
信じてる人がいるのは別にいいけど、私はしようとは思ってなかったし。
さらに面倒だからと言って、すんなりお札を首にかけるのも何だかな。
無神論者って訳じゃないんですよ、ただ今あるカミやホトケがどうかっていうと…。
カトチチが「もういい加減にせんか」と押さえてくれて、まぁ、その場は。

ほんの数週間前、ハハ(私の)とばーちゃんと3人でゴハンを食べたとき、
奇しくもこんな会話をしていた。
(私…「み」ハハ…「ハ」ばーちゃん…「ば」)
ハ「厄入りとか厄払いとか、めんどくさかよね〜」
み「ごちそうしたりされたりさ〜」
ハ「そういえば厄年って何歳?」
ば「女は33やろう」
ハ「あら、みどりちゃんは来年?再来年?」
み「来年かねぇ」
ハ「あっはっは〜、お母さんはいつのまにか終わっとったばい」
ば「なんもなかとさ、厄とか言うても」
み「そうさね〜、なんかあるときはあるし、なかときはなかさ」
ばハみ「わっはっは〜」

見る人が見れば、罰当たりな家系。信心ゼロ。
いちばんあれこれ言いそうなばあちゃんがいちばんドライで、
「人間は死んでしまえば、なーんもなか」と言い切る。

さて、そんな私の「厄」はどこに行くのでしょうか?
出雲大社のオオクニさんにでも話してみようかな。
(神様、友だちよばわり)
出雲大社で拝んできたと言えば、カトハハも納得するだろう。そうしよう。

いろいろだなぁ。家は。
こういうことが険悪に、些細なことまでぶつかりあったりして、
ヨメシュートメのあれこれがあったりすんだろうな。



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