今日の日経を題材に法律問題をコメント

2011年02月15日(火) 講談社が相撲協会に損害の回復を求める

 日経(H23.2.15)社会面で、講談社が、相撲の八百長疑惑を報じた記事で敗訴し、記事の取り消し広告を掲載したことに対し、相撲協会に損害の回復を求める通告書を送ったと報じていた。

 
 「誠意ある回答がない場合は、断固たる法的措置を取る」とのことである。


 今回、現役力士の携帯電話から八百長の明白な証拠が出てきており、力士も八百長を認めている。


 これまで相撲協会は、「八百長は一切ない」と言っていたのであるから、講談社が怒る気持ちは分かる。


 しかし、記事で報じた八百長と、今回明らかになった八百長とは異なっている。


 それゆえ、名誉棄損したという事実に影響はなく、相撲協会に「損害の回復」まで求めることは難しいのではないだろうか。


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