| 2010年12月20日(月) |
鹿児島強盗殺人事件で、検察庁は控訴の方向 |
日経(H22.12.20)社会面で、鹿児島強盗殺人事件で、被告人を無罪とした鹿児島地裁の裁判員裁判の判決に対し、鹿児島地検は控訴する方向で協議を始めたという記事が載っていた。
この事件で、被告人は「犯行現場には一度も行ったことがない」と供述している。
ところが、一審判決では、現場に残されたDNAや指紋から、「被告は過去に犯行現場に行ったことがあり、被告人はウソを言っている」と判断した。
そうすると、被告人の他の供述の信用性は揺らぎ、従来であれば一挙に有罪の方向に心証が傾いていたであろう。
控訴となった場合、高裁では、従来の判断手法によるのか、それとも裁判員裁判の判断を尊重するのか、興味深いところである。
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