| 2010年08月23日(月) |
社会復帰を支援する国立更生保護施設 |
日経(H22.8.23)社会面で、刑務所からの仮出所者に住居を用意し、就職など社会復帰を支援する国立更生保護施設「北九州自立更生促進センター」についての記事が載っていた。
仮出所者らを受け入れる施設は民間に約100施設あるが、国立の更生保護施設は北九州と福島にあるのみである。
仮出所して再び犯罪を行った被告人の弁護を何度もしたことがあるが、その人たちも出所当初は、「今度こそまじめに働いて更生しよう」という意欲は強い。
ところが、本人の思いに反して、就職口はなかなか見つからない。
そのうち手持ち資金は底を尽き、あせり始め、最後には再び犯罪に手を染めるというパターンが多い。
それゆえ、再犯防止には就職のあっせんが重要であることは誰しも認めるところであり、国も前記のとおり国立更生保護施設を造るなど努力している。
ただ、犯罪歴のない人でさえ就職が困難な時代であり、効果的な対策というのはないのが現状である。
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