| 2009年11月16日(月) |
プリンスホテルの主張も経営判断としてはあり得る? |
日経(H21.11.16)17面で、日教組の予約取り消しでプリンスホテルが敗訴した事件について書いていた。
記事の最後は、「あなたが利用者か、ホテル経営者ならどうしますか」と結んでおり、論調は、「ホテルの主張も、経営判断としてあり得る」と言っているように読めた。
しかし、ホテルの使用を認める仮処分を無視したプリンスホテルの経営判断に一応の言い分があるとは到底思えない。
ホテルの使用を認めなかった結果、プリンスホテルは、2億9000万円の損害賠償の支払いと全国紙への謝罪広告を命じられており(控訴中)、この判決が確定すれば、仮処分決定を無視した結果、ホテルは多大な損害を被ることになる。
しかも、裁判所がそのような判断をすることは予想できたことである。
仮処分決定を無視したプリンスホテルの判断は、経済合理性の見地からも判断を誤ったというしかない。
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