山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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| 2003年10月11日(土) |
【写真付】今夜は「倉石牛めし」 |
今朝、廊下で腰を伸ばし屈伸運動をしていると、隣の個室に入っているおばあさんのところに来ていた若者が、廊下で外をみながらKIRINの缶ビールを飲んでいた。「朝っぱらからこのやろー。俺も飲みテー。」と興奮した。その若者くるりと振り返り、朝日の当たらないほうに缶が回ったら、KIRINと書いた缶コーヒーだった。これはほとんど私の妄想に過ぎなかった。幻覚が見えるとそろそろ危ないか。いや、元気になってきた証拠である.。
缶コーヒー飲む若者を見てビールだと勘違いする自分を哂う
昼食食後に上田先輩が、前回約束していた駅弁を持ってきてくれた。前回は駅弁の話になり、「倉石牛」をリクエストしておいたのだ。当てにしていなかったが、さすがに上田さん、律儀に持ってきてくれた。何とかというのは売り切れだったといいながらも、3種類もではさすがに食べきれない。これにもっと持ってきたらどうしようと思った。
「小唄ずし」(有限会社吉田屋) 海鮮ちらし寿司「北の彩」(株式会社日本レストランエンタプライズ:盛岡) 「倉石牛めし」(株式会社伯養軒八戸支店)
上田さんは「もう食ったべ。」といって入ってきたが、どうせなら本当に食事前に持ってきて欲しかった。今晩の食事にした。私がもちろん「倉石牛めし」、妻が「小唄ずし」。たいへん満足であった。
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一昨日「だらめかす」を書いていたら、もう一つ思い出した単語があるので書いておきたい。
「のごる」 この言葉もちょっときれいではない表現である。「拭(ぬぐ)う」がなまったものであろう。南部弁的に言えば「やばつない」表現とも言えるだろうか。(おっと、「やばつない」は「きたない」の意。)これも動詞である。意味としては、拭(ぬぐ)う、拭(ふ)く、撫で付けるように拭く、という感じだと思う。
この表現はガキの頃よく使った。私が子供の頃はほとんどのガキが青っ洟をたらして遊んでいた。ティッシュやハンカチを持たないガキどもはどうしたかというと、着ている服の左腕、ひじの辺りでその青っ洟をでらりと一拭き、「のごる」のだ。つにぎまた青っ洟がたれてくると今度は右のひじで「のごる」。当時大半のガキは両袖をデラデラと光らせていたものだ。
会話にも出てきた。虫取りなんかをしていて、誤って潰してしまったときなど、手に付いた「べっちょ」を隣にいたもう一人のガキに「のごった」やつがいた。 「ああ、いが今わさのごったべせ」(標準語訳:ああ、おまえ今俺にぬぐっただろ) 「いや、なものごってね」(標準語訳:いや、なんにも拭いてないよ)
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