山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年10月10日(金) 化学療法再開

風邪の具合もかなり良くなってきたので、化学療法が再開された。抗生剤の点滴と一緒にステロイド剤の投与が始まった。これでまた元気が出てくるかもしれない。調子に乗ってやり過ぎないようにしよう。

寝癖が付いて左側の髪の毛がとんがっていた。歯磨きをしたときに鏡を見て、思わず「かっこいい。鉄腕アトムみたい」と叫んでしまった。これは記念に写真を撮っておくべきであると密かに考えてはいるが、まだ写していない。仮に撮影したとしても公表するかどうかは未定である。

県庁所在地をみると、県名と都市名が同じところと違うところがある。これはなぜか。これはいとこのだんな有泉氏から預かっていた宿題だったが、調べるのを忘れていた。そこでネットで検索してみたら、そのわけがわかった。興味のある方は以下のサイトを見て欲しい。
http://www.jca.apc.org/rekkyo/newfile2001/tiri.htm"

8月に腰を痛めてから病院にお願いしていたお風呂場の手すりが、昨日やっとついた。今日はこの手すりにつかまり、安心してシャワーをすることができた。「ありがとうございます」それにしてもずいぶん時間がかかった。婦長さんにきいたら、決裁に時間がかかったそうだ。どこも同じか。

昨日のデーリー東北学芸・文化欄の「風土をうたう」では、盛岡市の柏崎驍二という歌人について「北国に棲む厳しさ詠む」と題した評があった。書いた人は「篠弘」さん。風子さんからいただいた短歌入門の著者である。病院にはいるものの、病気以外の身近なことを表現することも大事だ。

先日、窓拭きの業者が病院の6階から外側を拭いていた。

「窓拭きのロープ二本をあやつりて 左右に揺れてクリアな視界」

きれいになった窓越しに、毎朝定時にフェリーが八戸港に入港してくる。

「空よりも濃い色をした朝の海に 走るフェリーの白のひとすじ」


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