山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
日記一覧|前の日へ|次の日へ
午前4時50分ごろ、うっすらと縦揺れを感じ始める。だんだん強くなるが、初期微動が長いことから、震源までは遠いと感じる。そうしているうちに大きな横揺れに転換する。結構強い。テレビをつける。NHKのみが地震情報を流している。震源は北海道十勝沖方面だ。
午前5時10分ごろ、また先ほどと似たような地震動を感じる。余震だ。余震のほうが強く感じる。結局朝まで地震情報に釘付けだ。入院でもしていなければ、災害対策要員として真っ先に出勤していただろうと思うと不思議なものだ。のんびり入院していても気になって、ずっとテレビを観ているのだから。
ずうっと起きているものだから頭がぼんやりしてきた。朝食後ひと眠りする。実はこのところお腹の調子は良かったのだが、放射線治療が終わったのと、今回の化学療法が始まったのでかまたぞろ便秘気味になった。通称「カマ」という粉薬とカスピ海ヨーグルトを再開する。
夕べ大嶋さんたちが来たときに私が話した「電子収受印」を試したものを、大嶋さんあて添付ファイルで送ってみた。こんなものあまり役にたたないかもしれないが、毎日の業務の中でちょっとした変化を付けられたら面白いのではないだろうか。
午後パソコンに向かっていると、長野にいる親戚の三島さんが見舞ってくださった。お盆やお彼岸にあわせて帰省し、そのたびに我が家に寄ってくださるのだが、今回は私も親父も入院中ということで、両方を見舞ってくださったようだ。よく長野トマトやエノキ茸ををくださったものだ。今回は軽井沢の「ごまだれ餅」をいただいた。
夕方は水戸黄門の再放送を見る。時代劇の勧善懲悪ものは好きだ。たいていがそのつど完結するのが良い。 「あとから きたのに 追い越され 泣くのがいやなら さーあ 歩け」
|