山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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ステロイド剤「デカドロン」のせいで、午前4時ごろからめざめていた。躁鬱病の「躁」の状態にある。仕方がないのでラジオを聴いて6時過ぎまで過ごす。途中5時半ごろ定期採血がある。
朝食のときにのど越しの様子をみるが、やはりまだまだよろしくない。上を向いて「ゴクリ」と飲み込むと比較的つっかえはないようだ。一口良く噛んでは、鶴のように上を向いて飲み込む。いい調子だ。
 食事が済むと、珍しく早速主治医の長谷川先生がやってきて、今朝の採血の結果、赤血球が6.7Hb(下限値7.0Hb)になっていて貧血状態であるため、輸血をしなければならないという。輸血の同意書を求めに来た。一通り説明を受け、同意書にサインする。適性検査のためもう一度検査採血をし輸血剤を発注するのだという。
午前中に吐き気止めの点滴と、例のデカドロン、そしていつものオレンジ色の抗がん剤を投与されている。昼食後400ミリリットルの輸血を開始した。血液バッグから途中にぶら下がっているとぐろを巻いた装置は副作用防止用の器具で特許があるそうだ。しかしこれがあるだけで従来に比べ患者側のリスクがかなり軽減されているらしい。
夕食後、総務課の木村久美子氏と政策推進室大島氏が見舞ってくださった。木村さんも私が入院しているのを最近知ったらしい。やはり推進室に来たときに「山村さんはお休み?」と聞いたのがきっかけとか。そんなもんだよね。わざわざ誰々が病気で入院中とか話題にしないから。
それより、10月は忙しそうだ。仕事の話もたくさん聞いたし、鈴木・春日の結婚式の話も聞いたし、とても元気をもらった。楽しい一日の締めくくりとなった。
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