山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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| 2003年09月19日(金) |
オリビア・ハッセーの思い出 |
背中は相変わらず痛い。
昨日の夜、NHK・BSで『ロミオとジュリエット』を放映してた。デカプリオのそれではない。オリビア・ハッセーのジュリエットである。確かオリビアが17歳のときである。中学生のときに映画を見に行った記憶がある。あの清純な清々しい姿に思いを募らせたものである。(5歳年上か)
まもなく結婚し、子供が生まれ、そして離婚。さらにどういうはずみか布施明と結婚し、10年近く過ごした。(後に離婚)
今日の「今夜は見せまっせ」は「布施明40年の軌跡!」であった。なんという偶然か、布施明がオリビアとの結婚生活を少しだけ語ってくれた。
以前布施明のコンサートを八戸市公会堂に聴きに行ったことがる。当時私は建設部の港湾河川課というところに配属されていたが、豊島久美子さんという大先輩がいた。ある日 「今日布施明のコンサートさ行けなくなったんだよ。あんだ、行かねがい?」 と高額のチケットをもらい、どうせお客さんはおばちゃんたちだけだろうが、どんなコンサートをやるものかと興味もあったので、突然だが布施明コンサートへ行くことになった。
確かに客層は予想どおりのおばちゃん軍団であった。しかし、私はそこで布施明の歌唱力を再認識することになった。何曲もより多くの曲を聞かせようとするサービス精神。おばさんたちを楽しませる話術。そして抜群の歌唱力。さすがだと唸った。
後日、行きつけのスナック1/2(ニブンノイチ)で飲んでいたら、カウンターのお客さんがママに布施明のコンサートの話をしだした。その彼の奥さんが行ったのだそうだが、手抜きでぜんぜん良くなかったとこき下ろし始めたのだ。私は、古い曲をワンコーラスしかやらないのは手抜きでもなんでもなく、限られた時間内にたくさんの曲を歌いたいためで、逆にサービス精神旺盛なコンサートのやり方だと反論した。そうしたら彼は 「あなたはコンサートに行ったんですか?」 ときたものだ。 「もちろん見た聞いたから言ってるんですよ。最近の曲も歌いたいだろうし、良いコンサートだったのではないでしょうか。で、あなたも行ったんですか?」
間もなくその客は帰ってしまった。
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