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 東京紀行 その2

8月13日(快晴)

午前7時ちょっと前、上野駅に到着。

東京へは何度も来た事があるけど、それは子供の時の話で、気分的には、はじめまして♪


まずは東京駅へ挨拶だぁ!と意気込んで行ったら、見たこともないような人ごみに、一瞬にして凹む。

気弱な気持ちで、とある食事処で朝食をとったら、これがまたマズイマズイ。 あまりに腹が立って、逆に元気が出てきてしまった。


待ち合わせ場所の『銀の鈴』を確認したら、始動開始。

といっても、朝の8時にどうしましょ?って事で、時間つぶしにモノレールに乗って羽田へ、GO!

約40年振りに乗ったモノレールは、当時の『特別な乗り物』感が消え失せ、普通の通勤電車になっていた...。

さて、羽田で飛行機に背を向けて、息子と協議した結果、帰りの浜松町駅からは自由行動って事に。
…浜松町駅に着いたとたん、脱兎のごとく息子は消えた。


ムッとしながら日の出桟橋へ直行して、水上バスに乗り込み、暑さを満喫するべく屋上デッキにて、のんびりと浅草まで遊覧観光の出発。

暫しレインボーブリッジを眺めた後、ビルに埋もれた東京タワーや、思っていたより小さい国技館を見て驚く。

船で仲良くなった横浜のご夫妻の案内で浅草を歩き、かき氷を食べながら一休み。

あわよくば、花やしき遊園地で遊ぼうかなと思ったけど、流石に気が引け、再び水上バスにて日の出桟橋へUターン。



(乗船記念に水上バスチョロQを購入)

そのまま乗り換えて、ものは試しとコミケの東京ビッグサイトに行ってみたら、なんじゃこりゃ!の大行列。
とてもじゃないけど付き合いきれないので、即刻退避。

オタク集団にもみくちゃにされながら、ゆりかもめに乗車し車窓を眺めていたら、船の科学館で懐かしの『羊蹄丸』を見つけ、涙うるうるになってしもーた。
…デヘヘ、旦那とのデートがこれだったのよ。


嗚呼、東京はどこもかしこも人だらけ...。

楽しみにしていた某ブックセンターへ辿り着いた時には、人酔いもピークでもうヘロヘロ、ものの5分も居れなかった。

近所へのお土産『佃煮』と、夕食のお弁当を買って、銀の鈴で息子と合流、ホテルへ向かう。


ホテルへ着いたら、バタンキュー。

アテネ五輪開会式は、遥か彼方に飛んでいった。

2004年08月18日(水)
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