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2005年10月30日(日)
チャーチルも認めた、細木和子先生の真の「才能」

「裏モノの神様」(唐沢俊一著・幻冬舎文庫)より。

(あの、「1999年に人類は滅亡する!」で一大センセーションを巻き起こした、「ノストラダムスの大予言」を回顧して)

【結局1999年は、いろいろ小さい事故はあったものの、何も起こらず平穏無事に過ぎてしまった。7月直前に五島氏にインタビューした新聞があったが、ここでの五島氏のコメントがよかった。「今回は大丈夫でしょう」。なんだ、「今回」って。チャーチルも言っている。「予言を当てるのに大して才能はいらない。才能がいるのは、はずれたときにうまく言い訳する方にである」と。予言者たちの才能をはかるのはこれからである。】

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 僕も「30歳までは生きられないのだなあ…」と子供心に恐れていた、あの「大予言」ですが、結局、「人類滅亡」という災厄は起こりませんでした。まあ「今回は」ね…
 しかし、このチャーチルの言葉を読んで、僕は現在大活躍中の某H木和子先生のことを思い出してしまいました。確かに、細木先生は(って、もう仮名もめんどくさいし)、「あんたはすごい金を掴むよ!」とか言いまくっているわけなのですが、相手は芸能人が多いから数打ちゃ当たるだろうし、なんといっても白眉なのは、仮にその予言が「外れ」でも、「外れてよかったじゃないの!」と、かえって堂々とされているんですよね。いや、実際のところ、あの予言は必ずしも当たってばかりではないと思うのですが、それでもあれだけの人気を誇っていらっしゃるのは、予言そのものの信憑性というより、あの「自信に満ち溢れた態度」ゆえにではないでしょうか。
 結局みんな、不安なときは何かに頼りたいし、どうせ頼るのなら、自信ありそうな人に頼りたいだろうしね。カリスマにとって大事なのは、まさにこの「言い訳の才能」なのかもしれません。
 こういうのって、政治の世界にも言えそうなことで、小泉首相なんて、あれほど「言い訳上手」な人って、なかなかいないような気がします。
 あんまり仕事もしていないのに会社からけっこうな給料をもらっていたのが発覚したときの「人生いろいろ、社長さんもいろいろ!」なんて、全然答えになっていないんだけど、つい「ま、そんなものかな…」とか思ってしまうものなあ。