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2005年05月27日(金)
「華原朋美・決意のセミヌード!」のインパクト

サンケイスポーツの記事より。

【歌手10周年を迎えた華原朋美(30)が、初夏発売予定のアルバムのジャケットで初のセミヌードを披露していることが26日、分かった。過去の失恋をイメージさせる新シングル「涙の続き」(25日発売)をきっかけに決意。レコーディングの際に泣いたといい、同年代の失恋経験者に向けて「こんなに元気になった私を見て元気になって」とエール。“裸一貫”三十路パワーで10周年を突っ走る。

 裸一貫のニュー朋ちゃんを感じさせる写真がジャケットになるのは、ユニバーサルミュージックから初夏発売予定の10周年記念アルバム「naked」。“看板に偽りなし”とばかりに背中をぱっくり。節目の年の決意表明だ。

 決断に至るきっかけとなったのは、25日発売のシングル「涙の続き」。ミディアムテンポのバラードで、秋元康氏が作詞した。音楽プロデューサーの小室哲哉(46)との失恋をイメージさせる内容で、♪あんなに誰かを愛せやしないわ 今でも あなただけ…などと歌っている。

 華原は感情を入れてしまったせいか、レコーディング時に泣いてしまったほど。「詞は昔の事実の私を歌っている」と認めるが、「詞以上に今の私を見てほしい」ときっぱり。同年代で大失恋を経験した“負け犬”へのメッセージソングとして歌っており、「こんなに元気になった私を見て、みんなも元気になってください」とエール。この熱意が新アルバムのジャケットにつながった。】

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 華原朋美さんのセミヌード、ねえ……
 果たして、この「特典」が、どの程度売り上げに貢献するのか、ちょっと疑問な気もするんですけど。
 こういう「決意のヌード!」みたいなのに感じるイメージというのは、宮沢りえとか菅野美穂のようなごく一部の例外を除けば、「そこまで売れなくなったのか…」というものではないでしょうか。華原さん、なぜか最近テレビやラジオで見かける機会が増えて、なんでだろう?とか思ってはいたんですけど。

 それに、華原朋美さんに関しては、「小室哲哉と別れて、もう何年になるんだよ…」という気にもなってきましたし。さすがにこの「失恋商法」もマンネリ化が激しいよなあ。

 実際のところ、こういう「アルバムジャケットにヌード」という戦略って、売り上げに貢献するのでしょうか?そんなに「裸一貫」なら、いっそのこと全部脱いで写真集でも出したほうが商売になるでしょうし、「セミヌードを見て喜ぶ層」と「アルバムを買ってくれる層」は、異なっているような印象も受けます。この御時勢に、華原さんのセミヌードの写真欲しさにアルバムを買うという人は少ないだろうしねえ…かえって、買いにくくなる人が増えたりしないのだろうか。
 それでも、「とりあえず手にとってもらえれば成功」なのかな?

 たぶん、この「セミヌード」って、本人が思っているのと、周囲が感じている「価値」が、ものすごく乖離しているのではないでしょうか。なんだか物悲しい話です。僕が「負け犬」だとしたら、「ここまでやらないとダメなの…?」とかえって落ち込んでしまいそう。
 いや、そういう「ズレている」ところも含めての華原朋美、なのかもしれませんけどねえ。