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2004年03月07日(日)
涙の謝罪は、誰のため?

日刊スポーツの記事より。

【NHK朝ドラ「まんてん」のヒロインを務めた女優宮地真緒(20)が6日、写真誌「フライデー」に27歳の音楽関係者とのデートを報じられた件でファンに涙で謝罪した。2月13日発売の同誌で焼き肉デートや路上での額へのキスなどが報道された後、宮地が公の場に姿を現したのは初めて。この日、東京・池袋のHMVで新曲「早花咲月〜さはなさづき〜」の発売記念イベントで新曲を含め2曲歌い終えた直後、ファンの前で突然、デート激写について語り始めた。
 「ご心配を掛けてすみませんでした。彼とは仲のいい友達で、仕事のことなどを相談しているうちに行過ぎた行動をしてしまった。一社会人として、1人のタレントとして自覚のない行動を反省しています」。
 目頭を押さえ、声を詰まらせた宮地だが、ファンから「真緒ちゃん頑張れ」の声援が飛び交う中、頭を下げた。同誌は宮地のマンションのベランダに男性用シャツが干してあることから「半同せい」とも報じた。報道陣から「彼氏としての付き合いは」と聞かれると宮地は「ご想像にお任せします」と否定も肯定もしなかった。「これからは女優として、歌手として仕事に集中したい」と話した。】

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 僕は宮地さんのファンというわけではないので、ちょっと参考にならないのかもしれませんが、これって「自覚のない行動」として、謝罪しなければならないようなことなんでしょうか?
 20歳の宮地さんと27歳のお相手が、一緒に焼肉食べに行っても、路上でキスしても、「まあ、そういうこともあるだろうな」という感じしかしないんですけど。むしろ、自然なことじゃないかな、なんて。
 宮地さんも古典的なアイドルってわけじゃないし、「ファンの夢を壊してごめんなさい」という意味であれば、正直言って、松浦亜弥さんならともかく、宮地さんにそこまでみんな、そういう「処女性」を期待してないだろうと僕は思うんだけどなあ。
 「ご心配を掛けてすみませんでした」と言われても、なんか違うような…彼女自身が、「芸能人としての戦略ミス」と自分で反省したり、関係者に謝罪すべき点はあると思うのですが、少なくともファンに向かって「軽率な行動」とか謝る筋合いはないのではないでしょうか?
 そんな「軽率な行動」と言い切ってしまえるような相手とつきあってたのか!とか、かえって疑問になってしまいます。相手にも失礼だし。
 僕が相手の男性だったら、「俺は『軽率な相手』なのか…」とショックを受けること必定。
 そういうのが「芸能界の掟」なのかもしれませんが、こういうよくわからない謝罪というのは、かえって逆効果な印象もあるのです。
 少なくとも現在では「いい付き合いをしていますので、温かく見守ってください」と言ってしまったほうが、かえって爽やかなんじゃないかと思いますが…自分の(元も含めて)恋人や恋愛を悪く言う人って、なんとなくいいかげんな感じがします。

 写真週刊誌も、放っておいてあげればいいのにね。まあ、それが商売なんだろうけど。