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2004年01月15日(木)
「ヤッたかヤッてないか?」なんて、たいした問題じゃない!

日刊スポーツの記事より。

【歌手マルシア(34)俳優大鶴義丹(35)夫妻の離婚騒動で、大鶴と一夜を共にしてマルシアに目撃された女性が「女性セブン」のインタビューに応じた。10月に都内の大鶴の自宅に泊まったことは認めたが「100%、誓ってヤッてないです」と男女関係は否定した。自宅で女性は大鶴から借りた短パンをはいており、マルシアはカメラ付き携帯で彼女の写真を撮ったという。
 15日発売の「女性セブン」によると、この女性は航空会社の客室乗務員Aさん(26)。170センチ近い長身でスタイル抜群、黒い瞳が印象的な美人だという。
 Aさんによると、大鶴とは昨年夏ごろ、友人の紹介で知り合った。同10月に都内にある大鶴の自宅で行われたホームパーティーに参加。大鶴の知人が大勢集まったが、「家が遠い」ということで彼女1人だけ泊まった。大鶴は酔いつぶれており、寝た部屋は別々だったとい
う。男女関係については「絶対、100%、誓ってヤッていないです。ヤルなんてありえない」と否定した。
 翌日昼すぎに起きて顔を洗おうとした時、ちょうど帰宅したマルシアと鉢合わせになった。「服がくしゃくしゃになるのが嫌なので」と大鶴に借りたTシャツと短パン姿だったという。マルシアと大鶴が激しい言い合いになり、マルシアはカメラ付き携帯電話でAさんを撮影した。
 マルシアは会見で、この浮気現場の目撃したことで、長女弥安ちゃん(6)を連れて家を飛び出したと説明した。一方で同誌は、マルシアが携帯電話の履歴をチェックしてAさんの存在を知り、大鶴と大げんか。ホームパーティーの数日前に家を出ており、その日はたまたま荷物を取りに戻ったとしている。Aさんは「私はもう(マルシアに)たたかれると思って、言われるままにしていました。申し訳ないって思います」と話している。】

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 「100%、誓ってヤッてない!」というのは、なかなか凄いです。いかにも「女性セブン」だなあ、なんて妙な感心をしてしまいます。まあ、本人が本当にそんなに下品な言葉を使ったのかどうかは別として。

 「瓜田に靴を入れず、李下に冠を正さず」という、有名なことわざがあります。これは、「畑に入りこんでいる人や果樹園で手を頭の上にかざしているような人は、作物泥棒と思われても仕方ない、という例えで、要するに「むやみに誤解を招くようなことはしないほうがいい」という意味なのですが。
 客観的にみて、このシチュエーションで、「100%ヤッてない!」なんて言われても、ちょっと信じ難いものではあるでしょうね。「99%そういう関係なんじゃない?」というくらいが一般的な反応かと。
 だって、いくら仲の良い友達でも、短パンは貸さないと思います。それとも、芸能界ではそのくらいが普通なんでしょうか?

 しかし、このインタビュー記事から推測すると、大鶴さんとマルシアさんの離婚危機というのは、今回の「浮気」だけが原因ではないんじゃないかなあ、という気もするのです。
 マルシアさんの「携帯電話の履歴を調べて」なんていうのは、何もやってないにしても自分のパートナーにされたら嫌なことですし、「たまたま荷物をとりに家に帰った」というのも本当かなあ、なんて思います。そんな都合のいいタイミングで、荷物というのは取りにいくものなんでしょうか?
 まあ、ものすごく頻回に「そういう行為」が行われていたら、そんな「偶然」もあったのかもしれないけど。

 それにしても、この女性は「ヤッたかヤッてないか」に拘っているような印象を受けるのですが、もし僕がマルシアさんの立場だったら、パートナーが自分がいないときに異性を連れ込んでいる、という段階でアウトです。そういう状況だったら、普通「勢いでヤッてても仕方がない」わけですし、実際の行為が行われていないとしても、そういう無防備な状態になってしまうことが既に「実質的な浮気」なのではないでしょうか?

 たぶん、この女性にとっては、「ヤッたかヤッてないか」というのが、「浮気かどうかの分かれ目」なのでしょう。でも、そういう分岐点は、人それぞれです。
 「酔っ払ってトモダチの男の家で服借りて寝るくらいはセーフ」というのは、あまりに一般常識からかけ離れているんじゃないかなあ?
 それとも、現代の「ボーダーライン」って、そんなものなんですか?

 僕個人としては「相手が男友達でも、食事くらいならいいよ」と口では言いつつ、奥歯をギリギリと磨り減らず、まあ、そんなもんです。

 三田さんの息子さんもお好きだったようですが、怖いよなあ、ホームパーティって。