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2003年01月21日(火)
復活した「西部警察」の抱える問題点。


日刊スポーツの記事より。

【石原裕次郎さん(享年52)が制作したテレビ朝日の人気刑事ドラマ「西部警察」が今夏、スペシャル版として19年ぶりに放送されることが20日、分かった。新人発掘オーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」で芸能界入りした徳重聡(24)が初主演する。

 伝説の刑事ドラマ「西部警察」がよみがえる。都内で会見した渡は「目の肥えた視聴者の皆さんにも満足していただけるドラマを必ずつくります」と意気込みを語った。

 かつて東京・銀座で装甲車を走らせ、九州沖で漁船を大爆破するなど常識破りと言われたアクションも復活する。脚本家と連日打ち合わせをしている渡は「ドラマ性を大事にしながらアクションをうまく融合させたい」と、より現実に則した「21世紀型の西部警察」を目指す。凶悪テロに立ち向かう内容になるという。】

〜〜〜〜〜〜〜

 あの「西部警察」が復活!懐かしいなあ…
 テレビで放送されていたのは、もう20年も前の話なんですね。
 子供心に、なんて無茶なことをする番組なんだろう、と毎週思っていたのですが。
 同じ石原プロ制作の「太陽にほえろ」が、刑事という人間ドラマだったのに対して、「西部警察」は、破壊のドラマだったという印象があります。
 どの刑事がどんなことをした、というより、ただただ、パトカーが横転したり、車が爆破されたりのド派手なシーンのオンパレード。うちの親は、観ながらいつも「この車、壊すんなら俺にくれんかなあ…」と毎週画面に向かって呟いていました。
 
 しかし、銀座で装甲車を走らせたり、漁船を爆破したりしてたんですねえ。というか、どこで何を壊したかなんて、いちいち覚えてませんよね、西部警察。

 ついこのあいだ5歳年下の友人に「西部警察って、石原裕次郎が出てたの?」と言われてショックを受けているところにこのリニューアルかあ。
 今度は、「石原裕次郎の出てない『西部警察』なら観たことある!」とか言われそうだ…

 それにしても、「テロリストと戦う西部警察!」っていう設定だと、どっちがテロリストだか区別がつかないのではないだろうかと、それが最大の心配。