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2002年09月08日(日)
2002年9月8日。


「ホームページアクセスアップの鉄則」(KEI+蒲健太著・翔永社)より。

【インターネット人口の増加に伴い、初心者でも気軽にホームページが作れる製作ソフトが安く販売され、さらには無料ウェブスペースなどの普及によって、その気になれば誰でも簡単にホームページが開設できます。現在日本だけでも2億以上のホームページが存在すると言われているのに対し、ネットを日常的に利用している人はわずかに1500万人程度です。】

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 こうやって、あらためて数字をあげられると、なるほどなあ、と。
 確かに、僕の周りの人たちも、インターネットを何かを検索したり、オークションに参加するための「手段」として利用している人は多いですが、毎日お気に入りのサイトを巡回しているひとって、そんなにいないような気がするなあ。
 2億という数字からすると、日本国民の1人平均1つ以上のホームページを持っているということになりますが、ひょっとしたら、これは総ページ数のことなんでしょうか。そのあたりは言及されていなかったんだけど。
 それにしても、1500万人のうちのコアなネットジャンキー人口を考えたら、「自分のホームページに人が来てくれない」っていうのは、当然のことなのかもしれないですね。1000万人の人が1日10サイトを巡回したとしても、1日1億ページしか見られないわけですし。
 来る来ないという以前に、見つけてもらうことすら困難というのが現実なのかもしれません。僕などは、ネット巡回をしていて、アクセス数の多いページって、たくさんあるよなあ、と感慨に浸ることが多いのですが、考えてみれば、そういうアクセス数が多くて目立っているページだから、僕も知っているわけですよね。逆に言えば、存在すら知らないようなところが、たくさんあるということで。
 たとえば、本を書いたからといって、それが必ずベストセラーになるはずないし、本屋に置いてある本のタイトルをすべて知っている人なんて、まずいないですよね。
 僕たちが、その存在すら知らない本が、本屋にはたくさんあるわけです。
自分の書いたものを読んでくれる人が自分以外に1人でもいればホームページとしては大したものなのかもしれません。
 もう、ホームページは、自己主張の場としては機能しにくい時代なんだろうなあ。