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2002年02月20日(水)
2002年2月20日。

椎名誠著「あやしい探検隊・バリ島横恋慕」(角川文庫)の第3章より抜粋。

椎名「日本にはじめて来た外国人が見て何にいちばん驚くかというと、地下鉄のなかで乗客が寝てることなんだ。ニューヨークなんかから考えたら信じられない世界だろうけれど。」

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日本の「平和神話」は崩壊したと言われて久しいですが、やっぱり日本は比較的平和なのかなあ、と考えさせられる一文。もちろん、地下鉄でサリンまく連中がいるような国ではあるけれど。
それにしても、地下鉄の中でもファイティングポーズをとり続けないといけないニューヨークって、すごくストレスがたまりそうなところです。
アメリカ人が、マイホーム主義であったり、仕事の時間をきっちり守って家に帰るというのは(聞いた話だが、医者が心臓マッサージをしている最中でも、時間になったら当直医と交代するらしいけど、本当なんでしょうか?)実は、家の外でリラックスできないことの裏返しなのかもしれないですね。

僕は子供のころは、南の島なんて海があってゴロゴロしてるだけなんて、何が面白いんだろう?ピラミッドとかエッフェル塔を観に行ったほうが有意義だと思ってたんですが、最近は、とにかくのんびりしたいと思うことが多いです。ということで、南の島推進派(実際には、海外旅行自体が韓国に一度行っただけですが)。
読んだだけでバリ島に行ったような気分になるし、実際にバリ島に行ってみたくなる本。

それにしても、新庄選手はやっぱり地下鉄で寝てなかったんでしょうか?豪快に爆睡してたような気もするけど。