オモフトコロアリ。
past / will
2004年02月23日(月) ちゃれんぢゃ〜。 

疲れている日の夫は、至極機嫌が悪い。
話しかけてもロクに返事もしてくれないし、半ばは無視された状態である。
ひどい時になると、面倒臭そうに払いのけられたりもする。
毎晩遅くまで仕事で大変そうだから仕方がないとも思うのだが、
こちらも仕事に疲れて帰って来ている訳である。
その上で夕飯を作ったり洗濯をしたりする訳だから、やはり大変なのだ。
自分ばかりが大変そうな顔をするな〜!と思わないでもないのである。
だから払いのけられればひどく傷つくし、無視されれば腹も立つのだ。
しかし、だからと言って声を荒らげて文句を言っては喧嘩になってしまう。
たった2人きりの生活である。仲良く過ごしたいではないか。
だからそう言う日にはいつもどうするべきか迷うのである。

本日もそう言う日だった。帰ってきた瞬間からむっつり。
何を話しかけても上滑りした相槌か、ダンマリか。
食事を終えると片付けもせず、上半身裸で寝そべっている。
そこでムッとしても仕方がないので、とりあえず夫の上に寝そべってみる。
それでも相手にしてもらえないので、一度寝室に引っ込んだ。
その後、風邪を引くからこれでも掛けていなさいと毛布をもってくる。
ついでに端っこの方に潜り込んでみたが、夫はまたも無視。
仕方なく再び寝室に引っ込んでため息をつく。

しかしここで諦めては妻の名が廃る。しばらくして三度目の挑戦。
今度はうつぶせになって漫画を読んでいる夫の上に寝そべって、
毛布ごと抱え込んでみた。それでも最初は無視された。
こちらも無視されたことを無視。ここまで来たら根競べである。
そのまま3分以上が過ぎて、ついに夫が笑い出した。
妻のしつこさが限界を超えて、可笑しくなったようらしい。
わはははは。勝った!!
勝ったことに満足して、寝室に戻って眠りに付く妻。
いったい何をしたかったんだか。
…いや、私以上に夫がそう思ったに違いないのだが。(笑)

menu

My追加