股・戯れ言


BBS

性悪女おいどん

「うさたまの霊長類オンナ科図鑑」を買ってみた。

この日記を読んでいる方はとっくにおわかりであろうけど、私はバカ女が大嫌いだ。町でも知らぬ間に目がついてしまうのは女ばかりである。(あとキモイ男)
バカ女ってどんな女なのかというと、定義は非常に難しいのだが
私の場合はコレに関してはひとつの信念がある。
「皆の輪を著しく破壊する奴」
あ、これは女に関係ないな。男もだ。
具体的にいいますと
・病的な嘘つき
・他人に求めすぎる(=重い)
・自分が注目されていないと気がすまない(自分話ばかり)
・自分は他人と違うといちいちアピールするプライドの高さ
・勘違い
・わがままを最後まで通そうとする
・自意識過剰
・自虐的
・自己がない
・底が浅い
・声が妙ちきりん作り声
・無防備・だらしなさを装う
・できる女・しっかり者を装う
・不思議ちゃん
・「自己スキルアップ」をしていることを過剰にアピール
・自然主義(無農薬だのクスリは嫌いだの)
・やたらとライフスタイルを提唱したがる
・オカルト主義
・偏執狂
・やたらと「私Mで」「私Sで」をアピール
・サムイ
・自分で「ヨゴレ」アピール
・自分で「乙女」アピール
・センスが悪い、ださい
・貧乏臭い
・やたらと正義感が強い
・仕切りたがり
・何も知らない気取り
・何も知らない(バカ)

などと際限なく延々と続いていくのだが、すべての動機が

「男」

で、そのために行われているすべての行動が

「無意識/無自覚」

だったりするともう、私の大嫌いフレンドパークでメダル5枚獲得グランドスラムとなる。結構簡単にグランドスラム達成する人が多いであるよ。
まあ、これらは大概男にも適用されるんですがね。「乙女」の部分は「少年」あるいは「マッチョな男」に置き換えて欲しい。
(男の場合は「稼ぎがない」「暴力をふるう」「浮気性」「うじうじしていてキモイ」「甘えても許されると思っている」「ワキガ」なども加わるので女嫌いチャートよりもっと項目が増える。シビアです)

で、冒頭のうさたま本。もちろんこれらに該当する女性のことが余すことなく書かれておりました。でも、どこか「うーんもうちょっと突っ込んで書いてあったならば」と思ってしまった。悪口の爽快感って、やっぱり知っているサンプルがないとダメなのですかね。
しかしちゃんと「イヤな女は無意識/無自覚(装っている場合多し)」に関して書いてあったのは膝を打つ思いでありました。なんつうの?イノセント気取りとか「責任感を負いたくない」の裏返しってホンット頭にくるんだよなー。
要するに「いい子チャン」か。死ね!この世のすべての悪を背負って死んでしまえ!そしたらオマエは立派なイノセントだ。

こういうことばかり書いていると、「ああ、心の底から悪口が好きな性根の腐った人間なんだなあ」と思われるが、ほんとに性根が腐っているのだからしょうがない。
私は心が狭いんだから。
中村うさぎも「私の心は四畳半」と書いてたがまさにそんな感じだ。そしてその四畳半はサルマタケがたくさん生えておるのです。
甘えている男を見ると吐き気を催すし、俺俺男を目の前にすると偏頭痛が始まる。
根拠のない自信に取り付かれた男と女は、連続殺人とかにあってもいいと思っ
てしまうのだ。「連続誇大自己症候群殺人事件」とか起こって欲しい、被害者の共通点は「意味がわからない自信を抱いていた」のみ!っつう。誰かそんな天誅起こしていいぞ。ウソだけど。(やっぱ殺人はよろしくない米)

こないだ昼休みに「いいとも」を見ていたら「女に嫌われる女ベスト10」なるものがやっていて、「天然ぶる女」とか「わがまま女」「男の前で態度が変わる女」といった項目の中に「悪口を言う女」というのがありました。
私は「悪口を言う女」てのは9位か10位なんだろうなーと思っていたら
結果は予想外、2位か3位だった。

そのアンケートに答えた女たちの8割くらいを片っ端からビンタしてやりてぇ。
カマトトぶってるんじゃねえよ。

悪口、オマエも言っとろうが。「これは悪口です」と割り切ってないだけで、無意識のうちに言ったり思ったりするもんだってば。そしてそれは罪なことではなく、ごく自然なことでしょうが。
それを「悪口(・A・)イクナイ」とか宣言しちゃって、無自覚なままガンガン言いまくっている女(多いんだこういうのが)のほうが私は嫌いだ。なんか無自覚な犯罪者のよう。イノセント系犯罪者?ケッ、笑わせるんじゃねーよ。
あと表面上はニコニコとどうでもいい話(スイーツの話とか←ウゼー)をしといて腹の底は煮えくり返り、他所では悪口垂れ流しているとかね。
そんなに嫌いなら表面上ニコニコなんて会話もすんなよ、と言いたい。
私は心が狭いので、表面上ニコニコ皆無なのだ。嫌な奴と話なんかしたかない。
表面ニコニコの人たちは心が広いんじゃなくて、扉を開けっ放しにしているから広く見えてるだけなんではないのか。すなわち見栄っぱり。タチ悪ー。EDのじじいよりタチ悪ー。

まあ、悪口なんぞは言わないに越したことはないと思うのだ。
世の中が不快ゼロだったらどんなによいことか。そしたら言わねえよ。


なお、上の箇条書きの要素を持っている人が須らく嫌いなわけではありません。
逆にそういう要素全然なくても嫌いな人もおります。人間の心理ってやつぁ複雑だね。
あと自分が男だったら、上の箇条書きの項目、すべて見えてないんだろうな。
わかっていたとしても「でも巨乳」「でも股ゆるそう」「でも金貸してくれそう」というエクスキューズをつけるであろう。すべては「抜く」ため。チンコマシーンになってそうだ。



ところで、日記が5周年ならば掲示板はすでに6年近く設置してあるわけですが近頃のわたくしはレスを4ヶ月にいっぺんくらいの勢いでしかしていなくて非常に申し訳ない。やる気あんのかゴルァ。
というかweb文化自体が、もうすでに掲示板を中心に据えていないからな。
6年も前は掲示板とチャットが主流だったわけだ。事件の中心はいつだって掲示板かチャットだった。そんなもんで争いが起こったり、今思い返せばしょーもない気もするんだが掲示板のために命の1〜2割くらいは燃やしていたような気がする。
それが今やブログ、そしてソーシャルネットワーキングですからね。時代は変わったなー。
しかし、先ほど、久々に掲示板ログを読み返したんだけど、案外掲示板っていいな!ブログのレスとはやっぱり違うもんだよ。
皆さんの書き込みがおもしろいんだよなー。ネタが日記(記事)だけに限られていないしね。いいね。
あと掲示板用のネタってのも結構散らばっていていいもんだ。
犬鍋食いに行く企画(ネーミングはなぜか「世界のオカモト祭り」)とかあったねえ!
プチ盛り上がったねえ!全然食いに行ってねえけど。

というわけで魂入れ替えて掲示板レスを速やかにすることにします。
つうわけでよろしかったらなんか書き込みをしてくださいまし。

http://6426.teacup.com/8thekey/bbs
2005年11月10日(木)

北キタ------(゚∀゚)-------!!!!!!!!!!!

全然コートを着る気候にならない(俺は絶対!無類のコート好きなのです、こないだもすまきゅーさんとこでコート買ってしまったよ)が、冬でございますね。
「冬のリヴィエラ」を声高に歌ってしまいたくなる今日この頃。

♪人生ってやつはー思い通りにならないものさー

今朝は起きたら8時半で「なぜ思い通りの時間に起きられない!」とやり場のない怒りを抱いてました。やり場は己自身なんだろうけど。
いいんだ、間に合ったから(通勤時間10分以内)。
そんなことより、私の今、もっとも思い通りにならない箇所は「歯」
2年に一度の口内トルネードハリケーン到来中。ちょこちょこ歯医者通っては口腔内突貫工事を繰り広げられておるところです。
削って削って歯がなくなるかと思った。
しかし削ることよりも、唾吸い込み機(名前しらん)を喉の奥まで容赦なくつっこんでくる女歯科衛生士(多分バイト)に腹が立ってしょーがねえ。
何度も左手挙げて「くるしいんですけど」と言ったんだが、 いっこうに改善しない。
イラマチオじゃねえんだよ。
メガネでツンツンした感じの歯科衛生士だったからマゾにはたまらんのかもしれないが、 私には不快にしか感じられませんでした。
治療中はずっと競馬のことを考えてやり過ごした。(エアグルーブ2004はまだデビューしてないのか、とか)

で、治療後は突っ込みすぎに恨みを抱いて、
「まったく!近頃はどこまで突っ込んでいいのか、さじ加減のわからん奴が多すぎる!」
などと若者を憂うクソジジイのようなことを考えておりました。
おや?どこからともなく「おーまーえーがーいーうーなー」という声が聞こえてくるぞ。
しかも横山ホットブラザーズ調で。

あと、治療中の歯は奥歯なんだけど、自慰行為をする際に奥歯を食いしばることができないのも思い通りにいかないことだ。つーか自慰行為の時って奥歯を食いしばるんだ、と気づいた。幾つになっても新発見。こんにちは新しい俺!


閑話休題
気がつけば旅を1ヶ月もしていないのでそろそろ呼吸困難で死んでしまいそうなのです。
そんなわけで今週末は仙台に赴いてみます。しかも親連れで。
初の親孝行が仙台て!近場じゃねーか!海外にどーんと連れてくとかじゃないのよ!(マネーの問題)
まあ、正確には仙台ではなくオナ川なんですけどね。オナ川で牡蠣祭りだぜイェイ

そして12月はまた沖縄行くんだよ!
「今年はてんびん座幸運の年!」と言われながら特になんもなかったのだけど、それはこの12月沖縄にすべての幸運をつぎ込むためだったのかもしれない、とまで言い切りたい。
むしろ今まで11ヶ月は「あーなんかいいことないか、そーうなんかいいことないかと」夜汽車で走っていたようなもの、とまで言い切れるわ。
暗闇の向こう側遂に到来!ワッショイワッショイ!

まーホントは初すべりに行きたいのですがね。
昨日びゅうプラザ(私のオアシス)行ったらすでに初すべりチラシが撒かれていた。
先日、空手貴公子と呑んだのだけど、その時にボードの話になって今年のボード熱が高まっていたところなのです。滑りながらビール飲んだくれたい。
先シーズンは夏油、蔵王、仙台という感じだったんで今年は白馬方面にも行きたいのーあと4年ぶりくらいに北海道に行きたいんだ私は。
こないだ深夜作業中に競馬のことをずっと考えていたら北海道に行きたくてたまらなくなってきた。
北海道でしたいこと

牧場見学
ばんえい競馬
秘境駅
廃線跡
ローカル線
流氷に乗る
ホタテ食いまくり
すすきの

風俗は行為できないけど、すすきの行きてぇ。
今年はサウス方面ばかりにかまけていたので北を一気に巻き返したいのだよ。
しかーも(クレアラシルCMの外人調)
今の時期なら1泊つき帰着日延期化で19800円なんてのばっかだ
北の大地が俺を呼んでいる! (幻聴)


しかし問題は

牧場見学→勇払郡早来町(どこか知らん)
ばんえい競馬→今なら北見、12月〜3月なら帯広
秘境駅→釧路とかより更に辺鄙な場所
廃線跡→夕張鉄道
ローカル線→ふるさと銀河線
流氷→オホーツク海
ほたて→常呂町
すすきの




北海道、広すぎる・・・・・・・・・・・



いや、めげてる時間はない!
なぜなら!

ふるさと銀河線は来春で廃止だから!


3年前に行く!と宣言しておきながら行かなかったらいつの間にかそんな惨事に!ヤバス!
前日の日記で「結婚します」と送ってきた友人が学生時代、ずっとこの電車を使ってたらしいのだが、「廃止にナッチャウヨ(アルシンド風記述)」と告げたら大層驚いておりました。
急がねば!!!!!
2005年11月09日(水)

マイ・エバー・チェンジング・ルーズ体質

「突然ですが結婚します。来月入籍予定」

昨晩、大学時代の友人男子からこんなメールが送られてきた。
どどどどどど、どうしたんだYO!?
度肝を抜かれるというのは、まさにこういうことを指すのだな。
その友人男子はこんな感じが延々続いていたのです。今年に入ってから会っていなかったが、彼女話などまったく知らなかったので(まあ、いう必要もないわけだけど)電話して真相を聞いてみた。
「いやー9月末から付き合いだしてさぁ」
ワオ!今って11月だよね。
すげえなあ。スピードワゴンもびっくりのスピード婚。
この男子と知り合ってから早8年以上。その間のいろいろな経緯を知ってるだけに、本当に心から幸せになってもらいたい。BYE-BYE不幸体質!

そんなわけで昨晩は久々に大学友人らと電話で話したんだけど(若干一名別に久々じゃないが)、ほかの友人の身の上にも急激な変化が起こっていたのでこれまた度肝を抜かれた。何度路上で「ええええええ!?」と叫んだことか。
しかしまあ、大学の友人は皆一浪しているので現在27歳なわけで、ターニングポイントがあってもおかしくない歳なんだよな。
というわたくしも26ですが。立派なターニングポイント年齢。
大学時代なんてちょっと前のことで、なんかお互いあんま変化しねーなーなんて話をしてたんだけども

実際変化していないのは自分だけの模様。ヨボーン。


大学卒業の前年、友人たちと旅行に行った。
旅行先は三陸海岸。朝6時台の新幹線に乗って盛岡に行き、そこから山田線に乗って宮古へ。
ちなみに朝の新幹線乗る前はDJイベントに行っていて、明け方にパフェを食ってから東京駅に向かったのを覚えている。
宮古では「魚市場に行けば新鮮な魚食えるんじゃーの?」と思って地図もなんも持たずにあてもなしに30分以上歩き、辿り着いた魚市場は閉まっていた。
・・・・。
駅前で海鮮どんぶり(3000円くらい)を食べようとしたら、電車の出発時間が10分後だったので豪華贅沢丼を味わうことなく10分でかっこむ。もったいねー。
慌ててホームに行ったら電車の時間間違っていて、結局1時間くらい待つ羽目に。
・・・・・。

なんか今の旅具合とまったく同じなんですけど。
人間は学習しないのか、学習しない人間が俺なのか。

いや、そんなことはない、と思いたい。
大学時代のオレ
・1,2年はほとんど授業に出なかった(朝起きられなかった)ので、4年で出なきゃいけない授業数が尋常ではなかった
・毎週大日本プロレスかDDTを見に行ってた
・週末はクラビングに精を出していた
・名古屋ばかり行っていた
・ナンシー関の本ばかり読んでいた
・小倉ホイップ中毒
・水島新司中毒

そうだ、クラビングに精を出していたんだったわ。
週末はリキッドルームばかり行っておりました。時々codeやマニアックラブ。でも圧倒的にリキッド。リキッド=クラブだったな。
今じゃとても信じられないことですが、ワープハウス(死語)ばかり聴いてたんですよ。なんかそういう「生音/ロック否定期」があったんだよな、なんてバカな思考を抱いていたんだ俺。BPM速いものばかり聴いてたけど、所詮ロック馬鹿だったからのめりこまずに今に至っているんである。


で、今のオレ
・会社勤めだが朝はめっぽう弱い
・The Rosebudsのアルバムばかり繰り返し聴いておる。
 アメリカンインディーバンドだけどそこはかとなく漂うスミス臭。
・松本次郎の「フリージア」という漫画がおもしろい。爆発的。
・「大食い選手権」、ジャイアント白田が最高だったが、
 それ以上に謎だったのが なぜか射手矢が西川という名前になってたこと。
 なんで?
・MJ派だったのに最近は麻雀格闘倶楽部ばかりやってら
・「不機嫌なジーン」再放送がおもしろすぎる。南原教授サイコー。
・山本竜二さんの居酒屋「竜ちゃん」に行く。竜二さん最高におもしろいぜ。
 残波呑み過ぎた。
・角田光代の「エコノミカルパレス」が感慨深かった。
 こんなサンプルを身近に知って るような気がする
・テレビで見かけた北方謙三が知らぬ間にかっこよくなっていた。うひゃー。
 だだだだだ、抱いてください

こう書くと変化しているけど、退行しているような気もする。
ていうか大食いとか書かなくてもいいんだが、最近もっとも疑問なことなんで。
なんかもっと特筆して書くことはないのか。


ない


あーあ。

1ヶ月くらい旅も行ってないしな。(今週行きますが)
まあ、今も昔も共通点なのは、相変わらずホームページをやってるってことか。
今はブログだったら変化してると言えるんだけど。


しかしまあ、私が大学時代の友人らに全力でリスペクトなところは
なんつっても
「『オレは特別な人間なんで社会の歯車にはならないんだzeー』という勘違い者がひとりもいなかった」
ことであろう。正確にはひとりいたけど、知らぬ間に消えていってくれたから。
皆地に足つきまくり。リアリスト。そんな彼らは適当に就職すればいいやとのんべんだらりとしていた私の尻を積極的に叩いてくれた。彼らに「卒業はがんばったほうがいい」「就職くらいはちゃんとしたほうがいい」と尻を叩かれなかったら、今頃は間違いなくフリーターorニートだったであろう。これはほんとに感謝しないと。


そんなわけで近々久々に大学時代の友人らと呑みますよ。
友よ、俺もそのうち尻を叩かれずに変化するからね、辛抱強く待っていておくれ。
2005年11月08日(火)

不潔の男

先日の日記に自意識過剰人キルキルと書いたのですが、その後「ナルシスティックな人格」という本を読みました。
矢幡洋さんという方の著作で春秋社刊。
関係ないけど「やはたひろし」って「やかたひろし」と発音が似ておりますね。
「やかたひろしって誰?」と思った人もいるかもしれないが、なんてことはない、ダンディ鷹山のことですよ。

ダンディ鷹山とセクシー大下。(しかしいつもユウジの苗字は忘れがち)
さらに関係ないけど、私は高校時代、クラスメートから誕生日プレゼントとして映画「あぶない刑事リターンズ」の公式ブック(パンフレットではない)を貰ったことがある。何故にあぶ刑事本?未だ不明。
話が脱線しすぎた。その、「ナルシスティックな人格」はもう膝叩きっぱなしの本でございましたよ。自意識過剰の人に対するイライラやわけのわからなさ、手に負えなさを私なりにがんばって書いてはみたものの所詮は素人の手による拙い文章。本書では精神分析の見解からナルシストについてブッタ斬っているので痛快だ。
特に「あああ!そうそう、それだ」と声を出さずにはいられなかったのが
「ナルシストは常に受動態である」
というくだり。そうなんだよ、ナルとか自意識過剰の人って、自分は誘われるもの/そしてそれを断ったりする権利があるけど「オレ様がやってやるか」的なもったいぶり方をするんだよな。あの尊大な感じに何度イヤな目に合わされたことか。
そのくせ自分が誘われていないと判明するとあからさまにうろたえるんだがな。
かつて私もナルシストの女性が「自分から告白するなんて、女としてみじめ」と語っていたのを聞いたことがある。わたくしは自分から発進して、結果的にバカが見るーとなることが多いのだけど、それに対してのおナル(アナルみたいだ)からの返答がそれ。
ザッツ引く手数多の女演出だったのか、いい女(オエー)からの忠告だったのか今となってはわからないが。なんでもいいや。

ってこれ以上おナル(この表記いいな、ナルシストとうんこを同列していて)の話はしません。
興味を持った方は先述の「ナルシスティックな人格」あるいは「誇大自己症候群」(岡田尊司・著/ちくま新書)を読んでいただきたい。

さて。本日の話題。
つーか本日は久々に待機しながらの日記更新なのです。現在午前4時。
まあ、いつもの「機械様様がご機嫌ななめで、一体いつ癇癪を起こすかわからない」のに備えての待ちなんですが、その件の担当者の方をたまに会社で見かけます。
この人、おそらく技術能力がとても高くて、お客様からの信頼も得ていて、将来が非常に有望なんだろうけど、どうも私は納得がいかない。若手の連中にちょっとアニキぶりを見せている場面なんかも見かけますが鼻持ちならない感じ。
どうしてそう思ってしまうのか。私が性格がひねくれているからなんだろうか。
と、ひそかに原因追求をしていたのですが、さして考え込むことなくわかりました。
そのSE、清潔感がないんだよな。
むしろ不潔感全開。
技術はいくらでもあるのかもしれないが、見た目がだらしないのです。
実際にはかけらもだらしなくないのかもしれないし、超がつくほどの潔癖症なのかもしれません。しかし圧倒的にヨゴレなんだよなー。サブカルの人が自分を卑下するようで実は「私は特別」を表すために用いる「ヨゴレ」ではなくて、正真正銘のヨゴレ。むしろ「汚れ」そのもの。
ってオマエがそんなこと言うな、と言われそうですが。でも汚れてるんだもの。なんというか、視界に入ってくるだけでちょっと目が汚れた気にすらなる。
先日、オオツボさんと飲んだときに「今日おもしろい本を見つけたんだよ」と「人は見た目が9割」という本を教えてもらった。ディープインパクトなタイトル。(祝三冠)しかしまだ未読なんでこんなことが書いてあるかわからないが、
見た目って顔の良し悪しというよりは「清潔感があるかないか」なのではないかと思ってしまった。
いや、清潔感じゃないや、不潔感があるかないかだ。
この「不潔感」ってすごいね。実際にそうじゃなくてもこれがある人は嫌だもんなー
ある意味ワイルドカード。どんなにプラスな実績が続いても「でも不潔感がある」って項目が加わるだけでマイナスもマイナス、大マイナスに転落だもの。
たとえば、

・明るい
・かわいい
・積極的
・チャレンジ精神に溢れている
・頭の回転が速い
・おしゃれ
・気前がいい

という女子がいるとしよう。
その子に短所を付け加えるとして

・明るい
・かわいい
・積極的
・チャレンジ精神に溢れている
・頭の回転が速い
・おしゃれ
・気前がいい
・物忘れが激しい
・わがまま
・気分屋
・機転がきかない
・歌が下手
・ぶりっこ
・嘘つき



・明るい
・かわいい
・積極的
・チャレンジ精神に溢れている
・頭の回転が速い
・おしゃれ
・気前がいい
・不潔感がある

では、前者のほうが短所が多くても、それでも前者のほうがマシと思えてしまうんだよな。かなり強引かもしれないが。
いや、嘘つきや機転が利かないのもご勘弁ではあるが。しかし「小悪魔的」「お嬢育ち」なんて言われてかえってプラスにされることもあるからな。
しかし不潔感は言い換え不可能。不潔は不潔。できれば近寄りたくない。
ちなみに「不潔感がある」に最も近い言葉は「字が病的に汚い」だと思っております、私は。

私も知り合いの某女子が昔からどうも苦手で、悪い子ではないのだけど、できれば近寄りたくないなと思っておりました。
それは彼女がおナルで会っても自分の話しかしないからだとばかり思っていたのですが、彼女の文章や字などを見ていてはっきりとわかりましたよ。
この人ってなーんか清潔感がないんだよな!と。
実際は清潔な人です。それは十分わかっておるのです。実際傍に立った際、いい匂いが漂ってきたこともあります。
才能にだって溢れています。なんといってもモテモテです。

しかし


事実を圧倒的に凌ぐ不潔感


コレをどうしても感じてしまって、素直に彼女の言ってることや人柄を享受できないのです。
なんでこんなにも不潔感を感じてしまうのか、いろいろ考えたのだが、これも考えではなく感じることが大事なのだなと思いました。
以下は私の直感なのであまり真剣に受け止めないで下さい。
不潔感って、視覚に訴える「肌の質感」からにじみ出るものなんではないか、とふと思った。
要するにどれだけ肌のケアをちゃんとしているかということである。
つるつる肌の人は実際はゴミ溜めで生活していたとしても、清潔に感じられるからな。
完璧な化粧をしている人も清潔感を感じられる。

しかし見た目にわかるレベルにまで「肌ボツボツ」とか「シワシワ」「ガサガサ」、「顔色悪し」そして「テカテカ」だと清潔感が薄れていくと思うのですよ。
女子がスキンケアをちゃんとしなければいけないのは、「不潔感を感じさせないため」なのか。
殆ど間違っているかもしれないが、これだけのためにもスキンケアおよび化粧はちゃんとしなければならないんだなと思った次第。もっとちゃんと化粧しろ!俺!書いてて自分で危機感感じたわ。

不潔感を漂わせるキーワードにもうひとつ、「髪の毛」というものがあります。
私は長い髪の毛がどうにも苦手で、長い髪の毛を見ると即座にうっとなってしまいがち。
床に長い髪の毛が何本も落ちているとちょっとブルーな気分になってしまう。拾うけど。
髪なんてそもそも、頭を護るために生えてるものだから、「よっしゃ汚いもの全部まかせとけ」部位なわけですよ。汚いモンなんですよ。
「美しい、長い黒髪」なんて大ウソ!染髪であっても。
満員電車の中で髪の毛垂らしてる女性がいると苛立ってしょうがない。頼むから結ってくれ。
(あ、結い上げている女性って清潔感を感じるな。あれは推奨)


っていつの間にか女性の不潔感についての言及になってしまった。
最初は男SEの話だったのに。タイトルだって「不潔の男」なのに。
(ちなみに私は男ではない)

あと「この人スゲー不潔感」と人に思われやすい要素はモテモテだったという話でしょうか。いや、モテモテはかまわんのだ。むしろヤリヤリか。
特に女性の場合、同性の前で次々に彼氏が代わっていった、代わってるのなんていうのはやめたほうが吉ですな。
「便所」って思われがちだから。もう「便所」っていう時点で不潔以外の何物でもないわけだが。男性だとしたらほぼ間違いなく菌持ち警部、否、軽侮ですよ。


要するにこれら3点をなんとかしさえすれば
どんなにゴミ溜めに住んでいようが、風呂に一週間入らなかろうが、26人連続中田氏していようが、
「見た目の9割」をクリアしているということになる。
世の中楽勝楽勝。レッツトライ!

まあ、それでも不潔感溢れている人はもはや「感」の問題ではなく不潔そのものの問題なんで完全に清潔な生活を送ることを薦める。
しかし中には不潔であることが魅力であったりすることもあるんで、不潔感を武器にするのもいいんではないかね。特にバンカラとかフェチズムとかの方面では。
個人的には潔癖症などは鬱陶しいものだと思っているし、男性はシャンプーだけで十分だと思ってるのですが。

なお、不潔感を取り除いても誰からも支持されない人は、見た目以外の1割に激しく難アリなのだと思われるので何かを一回リセットするなどがんばっていただきたい。
2005年10月30日(日)

ポワーンチャンピオンカーニバル 激恥番外編

ちょっと前に山本文緒の「プラナリア」を読み、その後、「恋愛中毒」を読んだのです。
いやー山本文緒おもしろい。女流作家の小説はくだらねえご都合主義な恋愛小説が多いから唾ペッペなどと思っていた自分を恥じるね。ってそれは桜井亜美のことなんだけど。
何がおもしろいかって、おもしろいくらいイヤな女が出てくるところ。たまらんな。
「プラナリア」は表題作の女がだらしなくて自我がなくてバカ。
「恋愛中毒」の女はどうしようもなく愚かで粘着で見ていて痛々しい。
しかしどの女性の気持ちもわかってしまうのがにくい。イタイ女は他人事だとたまらなくおもしろいのだけど、確実に身につまされることも記述されている。感情移入すらしてしまう。笑えない。笑うけど。
詳しい内容は割愛しますが、今日、ニュースを見ていたらまさに恋愛中毒な事件が載ってて思わずヒザを叩いてしまった。

><ストーカー>執行猶予中にまた 容疑の女逮捕
>
>恋敵の女性にストーカー行為を繰り返し、有罪判決を受けて執行猶予中に
>再び同じ行為を繰り返したとして、
>愛知県警常滑署は27日、同県常滑市の介護助手女性(41)を
>ストーカー規制法違反容疑で逮捕した。
> 容疑者は「好きな男性と別れさせたかった」と話しているという。
> 調べによると、容疑者は、以前付き合っていた男性会社員(39)に
>交際を断られたため、男性の交際相手の女性(39)を逆恨みし、
>9月下旬に2回、女性方を訪れ、>「最低女」などと中傷するビラを
>女性の乗用車に張り付けた疑い。容疑を認めているという。
> 容疑者は昨年5〜6月にかけて、この女性に付きまとった同法違反の罪で
>同11月に懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を受けていた。
> しかし今年1月、女性に年賀状を送りつけたため、
>同署が4回にわたって口頭警告したが聞き入れなかった。

ストーカーって治らないんですかね。ストーカーからの身の護り方などはよく聞くが。
防衛して警察に逮捕されてもこうも繰り返されたら意味がないよな。
今度この本を買ってみるとしよう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781910459/249-1876381-1653136


昨晩はシカゴの最高レーベル、drag cityのジョアンナ・ニューサムとスモッグのライブを見てきました。
あやうく仕事のために行けなくなりそうだった。
私が会場に着いた時はちょうど54-71が演奏中。
54-71、久々に見たんだけど、ボーカルが入ってないで、キーボードバシバシな曲ばかりでものすごくよかった。
そうだ、最初に見た時は変拍子ゴリゴリでかっこいいのに何故うわずみだけでがなってるようなボーカルが入ってるんだよ!惜しい!と思ったんだった。
まあ、2年ぶりくらいに見たわけで、その間に出てたアルバムはえらくかっこよくて去年のベストにも選んだくらいなのだから、ライブだってイイに決まってら。
最後は縄はしごで2階席にのぼっていた。すごいパフォーマンス。

そんでジョアンナ・ニューサム。
ステージ上にハープがでーんと置かれた時から「ブルジョワジー!」という印象を抱いたのだけど、出てきたジョアンナ嬢がこれまたまばゆいばかりのブロンドに朱色というかピンクというかのワンピース(胸元クッキリ)でまるでバービー人形のよう。カワユス。
ああ、育ちのよいお嬢さんなのだなあ。でなきゃ8歳からハープは弾けやしない。
天真爛漫。何物にも囚われない歌声および楽曲。
彼女ならばイヤな感じゼロで「おなかが空いたらクッキーを食べればいいのよ」とあっけらかんと言えちゃいそうだ。現代のマリーアントワネット。(褒め言葉)
ハープってギターより万能な楽器なのだね。リズムもガンガン刻めるのだな。 ビルマの竪琴のようなイメージではいかんな。演奏する指を追っているのが楽しかった。
しかし1時間以上は長すぎた。

そんでスモッグ。
ジョアンナ嬢とは対照的なずんぐりしたおっさんなビル・キャラハン氏。ライトが暗めだったので白髪頭に見えたけど、白髪ではないよな確か。
見た目はこの上なくたよりないのに、歌い出したら渋さ全開ダンディズム全開の低音ボイス。声がかっこよすぎ。もう、声が達観してるっつうか、悟りを開いているというか。
たんたんと繰り返されるメロディーに乗せて、唸り出される歌は、なんかもう、ご託宣のよう。
ああ、ローファイの神。いや、これもJと一緒で仙人だな。
アメリカのインディーには仙人がいっぱいいるんだなぁ。ってJマスシス別に今はインディーじゃねえけど。
でも仙人のようだけど、足だけは軽快なステップ踏んでたりするんだよな、ものすごく地味に。生身。



と、前置きがやたら長くなったんだけど
今日もポワーンチャンピオンカーニバルですよ。
しかも番外編。
今までの過去5回、すべて地味渋マイナーな顔ぶれであったわけだけど(私の中では皆、一時代を築いた大スターなんだが)
今回は別に一時代を築いていたわけでもないが、ここまで地味渋羅列だとさすがに疲れてきたので清涼剤を投入。
そしてこの清涼剤が、このチャンピオンカーニバル中最大にこっぱずかしい人選となるのである。
ポワーンチャンピオンカーニバルって、言ってみれば
「私はこの人のことを考えて自慰行為してます/できます/したことあります」
の告白ですから。(わたくしはオナニーという単語を使うのに抵抗がある人間なのです)
この番外編項目を書くことはずっと心に決めておりました。
でもいざ書くとなると尻込みしてしまい、そのせいで前置き文章(ドリフ大爆笑でいうところのいかりや長介の季節の挨拶)が長くなってしまったのだった!
ああ、勇気がいるな。ではその名を告げましょう。

タイプする手が震えるよ。手のひらは汗びっしょり。




番外編は
中川家礼二でございます。




あああああああ!
ホンットに恥ずかしい!
会社で仕事してるふりしてこれ打ってるけど、あまりの恥ずかしさに席に座ってられないわ!
(いったん中断)



気を落ち着かせてきました。
もうね、彼に関しては(名前を書くと動揺してしまう)自分でも何故なのかわからないのです。
「女殴るから性格悪そう」とかはわかっちゃいるんだが。
仲の良い某うんこ男子が以前、
「鼻フックされている女性を見ると、理性とは関係ないところで体が反応してしまう」
という滅茶苦茶なことを力説していたんだが、まさにそんな感じ。
理性とか好みのタイプとかそういうのは関係ないのですよ。
テレビでたまに見かけると「あ、普通にデートしてみたい」と思ってしまうんですよ。
デートて!
自分で書いて赤面。でも彼(やっぱり書けない)とならば私の一番したいデートの形態=鉄道乗りまくりができそうなんで、やっぱり反応してしまうんですよ。
うああああ。そんなプランまで思いついてるのか俺は。玉砕。

ちなみに先日、大阪京都に行ってきたんですが、待望の京阪電車乗車を果たしました。
京阪は車両がかわいいから乗ってみたかったのです。
ちゃちな感じの車両なのに特急はガンガン駅を飛ばしていくので、こりゃ勿体無いと思って途中樟葉という駅で下車して準急に乗り換えた。樟葉っていい名前だな。
沿線に京都競馬場があってさらに好感度上昇。
京阪イイ!好き!枝分かれする交野や私市(この名前もとてもいい)行きの線にも乗ってみたい!
と思っていたら、

彼も京阪好きなのであったよ
(さっき検索していて判明/有名なのかもしれないが知らなかった)

グギャー。
恥ずかしすぎて死んでしまいそう。

恒例の画像載せは今回はできそうにないです。








つか、番外編じゃなくて、もうこれがポワーンチャンピオンでもいいんじゃないのか。
そんな気がしてきた。
(恥ずかしさのあまり激疲労)
2005年10月28日(金)

【5周年記念】ポワーンチャンピオンカーニバル その5【リヴェンジ!】

web上のニュース情報源といえば一番メジャーなものはyahooでしょう。
例に漏れずわたくしもyahooをトップページに設定しております。「それでこそダメ社員!」と言われがち。
できる社員はイントラのHPを設定するものらしいな。
つーわけで自動的にニュース情報源もyahoo。
他に見るとしたら、メールアカウントを取得しているインフォシークのものくらいでした。ってもインフォシークのニュースなんてほとんど見たことがない。
そんな調子だから2ちゃんのニュース板も見やしないし、ましてやライブドアなんてもってのほか。
私はyahooトピックスで世間の動きを追っていた、といっても過言ではない。
(若干ウソ。zakzakとか読んでるわ)

しかし、今日、ライブドアのHPを見てみました。
今や誰もがライブドアのblogを使用している時代だというのに、恥ずかしながら初めて開きましたよ。
トップページが驚くほどyahooにそっくりだな。
しかしそんなことは問題ではない。私がホントに驚いたのは

>次長課長 河本 暴徒に襲われ「タン麺やれよ!」
>
>マニアックなものまねが注目され、舞台やネタ番組ではロングコントも披露。
>特異なキャラを自在に操る次長課長の河本準一さん。
>テレビ番組では共演者にネタを振られる事も多い河本さんですが、
>街を歩いていると、恐い人達にネタを振られる事も多いそうです。
> ある日、巻き舌を使う恐いお兄さんの集団に囲まれた河本さんは、
>急いでタクシーに乗車、何とかその集団から逃れようとしたそうです。
>しかし、その集団は「タン麺やれよ!タン麺!!」と叫びながらタクシーを
>追いかけて来たため、
>タクシーの運転者さんも河本さんが食い逃げ犯なんじゃないかと疑ったり
>して、散々な目に遭ったそうです。
>売れて有名になるのは嬉しい事でしょうけれど、
>やはり顔が知られると大変なことも多いんですね。
>
>2005年10月26日12時07分
>

これ、先週のダウンタウンDXで河本本人が話していたエピソードじゃないか。見ていましたわ。
テレビのネタ垂れ流しかよ!そんなんブログで十分だろう。
「大変なことも多いんですね」じゃねえよ。芸能ニュースのグレードが低すぎ。
他にも何個か読んでみたけど、ライブドアが悪いわけではなくて、ライブドアに芸能情報提供している「プランテック」ってのがグレードが低いようですな。
「ナインティナインの矢部浩之さんは、かねてからどうしても納得のいかないことがあるのだそうです。それは、後輩達が自分の誕生日パーティーを豪勢に開いてくれるのにも関わらず、その支払いをすべて自分がしなければいけないこと。お笑い界は必ず先輩が支払いをするというしきたりがあるのだそうですが、誕生日ぐらいはなぁ・・・と、ついつい思ってしまうのだそうです。」ってこれもどっかのテレビ番組から得た情報なんだろう。こんなの情報というのもおこがましいけど。
プランテック提供の情報はすべてがこんな具合。取るに足らないものばかり。
一体このプランテックってなんなんだ。アコギな商売してやがる。
丁寧語使ってるからって許されるもんじゃねえぞ。



10月いっぱいはポワーンチャンピオンカーニバルをやると心に決めていたのに
まだ4人しか書けてない。そして10月はあと4日で終了。
ヤバス。
慌てて5回目の自慰行為。
5回目は!今年のフジロックは彼の虜!フッキーことピーター・フックでございます。
言わずと知れたニューオーダーのベーシスト。
何故、あのような太鼓腹のマンチェスター中年にポワーンとなってしまうのか、もはや自分でもわからない。
まさに恋は盲目。

初めてロッキンオンを買ったのは中学一年の時でした。93年のこと。
その頃は今のようにMTVが見られるわけでもなく、ましてやインターネットなどありもしなかったから(あったとしても中一には手が届かなかった)
情報源といえば雑誌とFMとわずかにやっている深夜の洋楽情報番組だけでした。
たぶん私くらいの年齢がFMステーションに蛍光ペン引いて、好きな曲が流れたらすかさずカセットに録音していた最後の世代なんだろう。
テレビ番組も「ビートUK」と「モグネグ」くらいしかめぼしいものはなかった。そもそもモグネグは洋楽情報番組というカテゴリーにも括れないわけだが。
でもモグネグの何曜日かで「都内大型レコード店売り上げチャート」が流れておりまして(ああ、その時はタワレコもHMVも都内に数えるほどしかなかったんだよな)そこにチャートインされていた「リグレット」を聴いてなんていい曲なんだ!と感銘を受けたのだった。
その時のナレーションで、確か、
「なんとかレーベルの倒産にともなって解散してしまったハッピーマンデイズとは対照的に移籍して売り上げも好調なニューオーダー」
と紹介されていたんだった。
当時はそのレーベル名はよくわからなかった。というかレーベルという概念もよくわからなかった。ハッピーマンデイズもなんとなくバンドの名前っぽいくらいの認識だったし。
そしてビートUKも毎週ビデオに録画して見ていたら「リグレット」が流れていたんだった。
そしてロッキンオンにもニューオーダーの名前がよく出ていたなあ。
マンチェスターでの80年代初期の写真がたくさん載っていたっけ。
真ん中に写っている憂鬱そうな顔の男の人はなぜ今はニューオーダーにいないんだろ、と不思議に思っていた。
ニューオーダーってこの人じゃなくて女の人がいるんじゃなかったっけ?と。
レーベルとこの男性に関する謎が解けたのは、その数年後だったような気がする。あまり覚えていない。
まあ、ひとつはっきりしているのはその頃はフッキーのことはカコイイと思っていなかった、ってことだ。

それから時が流れ、わたくしもはっきりとヒゲ属性を自覚し、
フッキーも歳を取って香ばしくなっていたのでした。
いや、フッキーは今も昔も変わってないな。
なんつーか、まるでフッキーにはティーネイジャー時代がなかったかのようだ。
生まれた時からずっとあのままのような気もする。
ボーン・トゥ・おじさん。

でもよく見たら変化してるわ。当たり前だが





大物になっておる。どっかの会社重役みてえだ。


それにしてもフジロックで見たニューオーダーはすごかったよ。
演奏のヘタさと歌のヘタさが突出しておりました。特にジョイ・ディヴィジョン時代の曲を演奏した時に顕著だった。
ニューオーダーの後に出てきたプライマルスクリームが、敬意を払ってジョイ・ディヴィジョンの曲を演奏していたが、こっちのほうが本物かと思ったくらいだ。
すでに30年弱バンド活動をやっているのに、あそこまで上達しないのは逆に素晴らしい。
永遠のティーネイジャーってのはニューオーダーにこそ捧げるべき称号なのではないかと。無論フッキーも。
ピーター・フックって名前でググると、ピーターパンとフック船長ばかりが引っかかるしね。英語でも同様。
とてもドリーミングつーかピーターパン症候群な名前だったんだ、フッキーって。

あと検索している途中で「フック船長ってカコイイな(ポワーン」と思ってしまったことは、ここだけの秘密だ。
2005年10月27日(木)

おまえはおまえが思っている以上にウンコだ

同僚のメールを見るたびに心が痛みます。
見るのがつらいです。
なぜそんなことになってしまってるのか、と心配になってしまいます。

ここに転載したいところだが、そうもできないので私なりにアレンジして書いてみるとしよう。
要するに、どのメールにも必ず

「このメールの著作権は××にあります。転売等は禁止させていただきます」

という趣旨が署名の後に堂々と記載されているのです。
個人情報は大事だ。勝手に利用されるべきものではない。
しかし、こういう「著作権」をこういうところ(取るに足らないメールも含め)にまでわざわざ記載しているのを見ると、どうしても「思い上がり」という言葉が浮かんでしまうのです。あるいは「自意識過剰」。どっちでも構わないんだが。
あんたが思っているほど皆あんたのことは考えてないよ、とそっと耳打ちしたくなってしまう。
web上でも日記などを読んでいると最後に「権利!」「著作権!」を付け加えているものがありますね。
あれも萎えるな。田口ランディのような盗作野郎が蔓延るネット上ですから、こういう自衛も大事なんだろうけど「わざわざ書くなよ」と突っ込みを入れたくなる。入れたところでそういう人って正論正論正義正義を振りかざし反論してくるだろうから入れやしないけど。むしろ脱力。読まなきゃよかった、とさえ後悔する。
見当違いかもしれないが「心がすでにアメリカの植民地(本人はアメリカ本土のつもり)」という印象を受けますよ、そういうのを見ると。
(自分を護るためには)片手にピストル、心にいつでも裁判に持ち込む準備〜てな感じで。
ああ、ああ、ああ、ああああああ。

ここ最近「希望格差社会」と「オレ様化する子供たち」を立て続けに読みました。
希望格差社会は皆がわざと目を向けないでいる現実がこれでもか!と書かれていて、非常に恐ろしい本でした。
簡単に言うと、世の中は先の見通しがまったくつかない「弱者」(フリーターとか)とどんどんと成功していく「強者」の二極化がどんどん進んでいるということ。
そして圧倒的多数な弱者のほとんどは今の若者で、その若者が中年になる時日本はやばいぞという警鐘が鳴らされておるのです。
大学を卒業したからといって上場企業どころか就職もできない人が増え
大学院で勉強しようが大学教員にも研究職にもつけない人が増え
企業に就職しようがリストラなどの恐怖に晒され続ける人が増え
収入不安定の生活能力ゼロカップルができちゃった婚をし続け
玉の輿を狙う人は「玉」の階級(高収入)とは結婚できないから未婚が増え
ご存知の通り社会に出ることを拒絶する引きこもったりニートになるも増えていく
(言うまでもなくできちゃった婚から生まれた子供は家で勉強をしないからどんどん循環していく)
というのは最近ほんとによく見かける話(身近にもあるが)だし、非常に頭の重いことなんだが
特に印象的だったのが

「 夢に向かって努力すればその夢は必ず実現するというのはウソ」
「自分の能力に対して過大な評価を持っている人が多すぎ。その過大評価をなくさせる必要アリ」

という指摘。
ほんとにその通りなんだよなー
他人と話をしていると「何故そのような自負があるのかさっぱりわからない」と思うことがたまにある。
私がその人に対して抱いている印象・評価と本人のそれが著しく乖離しているのだ。客観性の見事なまでの欠如。
夢を持つことはいいことだ。希望こそが生きる原動力。
しかし、等身大の自分をなぜ受け入れない。客観性を持たないとハタから見れば単にイタイ人なんだぞ。
主観オンリーワールドの住人は、他人が抱いた評価・印象を告げられる/あるいはそれに則った接し方をされるとすぐさま「この人が私をいじめた」的な被害者意識に入り込む。あるいは「わかってないバカな奴」呼ばわり。
決して自分を曲げない。ついでに上から目線を曲げようとしない。
「オレ様化する子供たち」に書かれていた、幼児の持つ万能感をそのまま持ち続けるんだよな、そういう人って。
いくつになっても幼児。若者のうちはそんな幼児ぶりもある程度許されるんだろうけど(私は他人に対して甘えてくる奴は絶対に許さないが。反吐が出る)それが40や50になっても続くからそら恐ろしい。
しかも40や50になってからじゃそういう過大評価は絶対に治らないからな。
一生イタイ人。そして一生弱者。
もっとも、それくらいになって「私は特別」というアイデンティティを根本から打ち砕かれたらその人、生きていけないんだろうけど。
さらに言うと、そういう人って自分で自分を褒めるだけに飽き足らず、他人にも褒めを強要してくるから鬱陶しい。
いや、褒めてくれる人以外との関係を絶とうとする、のほうが正解か。とにかくフォロワーに囲まれてる状態を好むわけだ。
まあ、実際には周りからdisされている(ヒップホップな書き方だ)わけなのだが。気づかない。自分が否定されるわけがないから。
もちろん頭から強要してくるわけではない。しかし仲間内で褒めあってる人たちって大体そうだわな。(このへんは「若者のリアル」という本で指摘されてた)
クラブイベントで受け取るフライヤーの裏に書かれているDJ紹介なんかを見るとまさに褒め合い。賞賛し合い。
むしろ賞賛試合と書いてしまいたいほど互いに褒めまくっている。
他人の価値観を認めることはいいことだ。心が豊かになる。
とは言うが、褒め合っているばかりでどうする。悪い点指摘試合もやったほうがいい。
まあ、何人か人が集まっている場合は褒め合いが転じてけなし合いになったりすることもあるのであまり心配はない。
大概は悪口言い合いなんてのもあるのでバランスが取れているものである。
問題は、自分で自分を賞賛しまくっていて、他人にも自分の賞賛を強要する(無意識のうちに)人って悪いことを指摘したり自分が思っていたことと違うことを言われたりすると全力で扉を閉じるということ。
否定されることに対して耐性がないというか。
ケンカすらもしない。郷ひろみばりに「なかったコトにして」しまう。
そしてこういう人に限って「悪口言い合いイクナイ」などと言い出すんだよなー。自分は散々言うくせに。(概して無意識)
辛いなぁ。心臓グッサリ刺しても「いや、これは殺されたに入らないから」と心臓に刺さったナイフ自力で抜いてそ知らぬ顔ですかしっ屁こいたり鼻ほじったりしてるから。
なんかもう、それって神の領域だ。オレ宗教。

前述の同僚にしてもどんな指摘も受け付けないので、もう誰も何も言わない。
しかし彼はそういうメールを垂れ流し続けるのである。仕事に関係ない「これはすごい情報だからボクが教えてあげる」という内容ばかり。
誰も何も言わないと、読まれているものだと思って「最近は忙しくて頻度が落ちてますが」なんてことを平然と文頭に付け加えたりし出す。
ああ!ああ!ああ!ああああああ!
こういう「嫌」ってどうすればいいのだ。自滅を待っていればいいのか。
きっと40や50になろうが、60や70になろうが自滅なんてないんだろうけど。
でも黙っていればその人の壮大なサクセスストーリー(エンディングは一生未定)の読者に勝手に加えられるだけだしなー
とりあえず関わるのはやめとこう。全力で逃げよう。



先日のインサイターに「座右の糸井重里」なるものが載っておりました。
エンピツはblogではないのでトラックバックできません。とほほ。
なので引用させていただきますが

>「おまえが思っているほど、おまえはたいしたやつじゃない」。
>この、何もかもをぶちこわしてくれるような最後のひと言を、いまは誰も口にしなくなった。

もう誰も口にしなくなった。ほんとに。自分に対しても。
自分は人と違うなんてのは基本的には誰でも思っていることで、その思いが過剰にならないためにあった言葉なんだがなー。
自己評価が著しく低いのも問題だし、ある程度の自信は持っていなきゃいけないわけだけど、やっぱり過剰思い込みの人のほうが重罪。イタイ。まあそんなのは自己評価が低いってのと表裏一体なんだけどな。
一生イタイ人/弱者にならない為に、これは胸に刻んでおこうと思う次第である。

私はずっと、「自分はスゴイ」ってことを口にすることは恥ずかしいことなんだ、と思って生きてきたんだがなー。たとえ自負があったとしても。
少なくとも学生時代は周りもそう思っていたと思ってたけど。
歳を経ると羞恥心てのは磨り減っていくものなんですかね。
それとも歳を経るとカミングアウトしていいものなんでしょうか。FA宣言のように。

小学生の頃、授業で「人間の体は何でできているか?」という質問があって
ウケ狙い男子などは「うんこが詰まっている」と答えていたんだけど、
今こそその思想が必要なんではないかな。
「自分の体内にはうんこが詰まっている」→「私は所詮うんこの塊」と思えば自分など大した奴だと思わないで済むんだけどな。
2005年10月26日(水)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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