大学教員の日記

2020年07月06日(月)  やはり月曜日

 いつものように朝は研究。昨晩も遅かったので、頭が働かず。

 月曜日はその週の動きが始まるので、事務仕事が多くなる傾向にある。今日もその通りで、いくつものが事務仕事が入ってきた。小学校への電話連絡は校長先生方の反応の速さで予想以上に早く調整ができた。空いている時間で研究も進める。
 午後になって講義。今日は教科書分析。学生たちに自分が初任の頃の社会科教科書を紹介したら、「縦書き・小さいサイズ・二色・写真なしの内容に驚いていた。それを考えたら教科書は本当に変わったと思う。
 いつもの2コマの他に、先々週の休講分の補講。特別版で後半はディスカッション。学生たちとあれこれ話すことができて有意義だった。

 その後も事務仕事。プレゼン作成。少し早めに就寝。



2020年07月05日(日)  社会人学生ゼミ

 昨日は遅く寝たがいつものように起床。土日恒例の今週の講義準備。時間になったので途中まで。9時から社会人学生としてのゼミ。今回もオンライン。
 いつものことながら学び続けることの意義を感じる時間だった。自分の内容についても今後の重要さを改めて感じた。まさに濃厚な3時間。

 終了後は今日までの疲れもたまっており、しばし休養。その後、講義準備を再開。簡単には終わらず、夕食前まで。一息ついてから今度は明後日の講師役の準備。生活科については、大学教員になってから初めて。これも学びの機会である。こちらも予想以上に準備に時間がかかってしまった。今日も遅寝。



2020年07月04日(土)  オンラインデー

 いつものように朝は研究。資料を修正。今日はオンラインの日。午前、午後、夜と3本。

 午前はオンライン青葉の会。すばらしいプレゼンとグループ討議。さらにコロナ対応の情報交換と今回も充実した内容だった。次は自分の学びを提案できる場もあるので、準備をしていこう。
 午後は情報リテラシー連続セミナー。オンラインでの開催で学ぶことができた。オンラインということで、北海道から沖縄まで遠方の皆さんも参加。子どもの学びと教師の役割について見直す貴重な時間となった。
 夜はゼミ夏合宿の会議。2時間あまり。途中以前から予定されていた別オンラインもあり、こちらはつなぎっぱなしで対応。

 これぐらいオンラインの時間が長くなると、(しかも合間はパソコンで講義の準備)さすgに疲労度も増す。学生たちから一日5コマオンライン講義という話を聞くことがあったが、確かに休憩を入れないと相当なものである。

 オンラインではないものの、メールやメッセージでさまざまな連絡。縁があるからこその相談事と感じる。



2020年07月03日(金)  久しぶりに一関社研

 今日も研究から。あれこれリサーチしているが、苦戦している部分も。通常業務にも時間を割いているうちに、出発時間。移動。

 久しぶりの一関社会科教育研究会(今回は夕方から行う自主研究会)。大学教員になる前の2月以来だったと思うので、2年ぶりである。その間に、学校で日中に行う公的な研究会には2回参加させていただいた。この自主研究会とはそれとは別の開催。若い人中心の圧倒的なパワーが魅力的で、自分も胆江地区の事務局時代に合同開催で多くの若い先生方に参加させていただいた。

 その雰囲気は今も変わらず、中堅や若い人からすばらしい発表が続いた。私も有田先生の実践とヒドゥンカリキュラムについて話題提供。参加者も地元一関はもちろん、奥州、北上だけではなく、はるばる久慈や山田からも参加。よき空気を味わうことができた。久しぶりに直接会う皆さんも多く、こちらがパワーをいただいた。

 帰宅後は研究の続き。提出物を出したあと、遅くまで続ける。



2020年07月02日(木)  後輩に向けてのオンライン講義

 いつものように朝から研究。時期的にも今日までの分で一区切りをつけた方がよいと考え、連名者に送付。地道に進むしかなことを確認。

 その後、プロジェクトに関する打ち合わせ。重要な役割なのでしっかりとフォローをしたい。
 午後になって、依頼されていた秋田大学の初年次ゼミの講師役。こちらも本学と同じでズームということで、違和感がなくできた。今回は後輩へのメッセージもあるということで、自分の大学時代の写真を含めプレゼン。三十数年前のことを思い出した。学生さんたちからのよき感想、質問を嬉しく思う。その後、お招きくださった先生としばし教材開発についての情報交換。やはり社会科の教材開発は楽しい。
 本日はその後さらに学生の研究インタビューをズームで千葉県の現職の先生と。1年前まではこううこともハードルが高かったが、今は違和感なく進められる。有難いことである。

 気づいたら今日は学内講義がない日だったが、オンラインの時間が多い一日だった。疲れたので夜は少し休んでから、研究と原稿。



2020年07月01日(水)  講義3本と補講

 今日は講義デー。今回は今日のプレゼンも仕上げているので、まずはその確認。その後研究。

 教育学演習。毎回のことながら学生たちのがんばりぶりに感心。このような状況下でも、ネットを使ってアンケート収集を行う学生もあり、私の方が学ばせていただいている。学級経営論。今日は学級目標と個人目標について。学級経営の中でもあまり扱わないテーマではないかと推測。もう一コマは読解・作文の技法。こちらも学生たちの成長が感じられる内容だった。その後、休講にした分の補講。大学教員になって一番講義をした日であろう。

 夜は研究。今の取り組みで自分の弱点が見えてくる。よき学び。
 今日届いた書籍は三十数年前のもの。絶版になっていたので、古本として購入。著名な著者の方が、教え子であろう人への名前入りでサインとメッセージがあった。そういう本が巡って自分の元へ。そうやって本は生かされているのだと感じる。



2020年06月30日(火)  今日で6月も終わり

 朝から資料チェック。遅くまでかかって作成したものなので、こちらもスピード対応。その後もやりとりしてよりよいものになったと思う。

 午前中は打ち合わせから。その後、講師役のプレゼン作成。構想自体は先週決まっていたが、いざ作成するとなると迷う点も出てきて一時中断。移動し、とある対応。午後に再開し、送付。その後研究。夜まで。

 自分の役職や9月の学内業務について学校にリサーチ。まだまだコロナの影響が大きいことを感じる。「例年と違う」ことは今後も続くかもしれない。

 6月が終了。5月と同様にあっという間だった。オンライン講義は私事のため一部休講にしたが、その他は今月も無事行うことができた。さまざまなオンラインの会も今月は落ち着いてきた感じ。6月が終わりということは2020年が半分終わったということ。半年前の1月の仕事日記を読むと、出張であちこちに移動している記述が見られる。わずか半年前なのに隔世の感がある。


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