テレビ東京からのメルマガを見て応募した試写会に当選し、ワーナーマイカルつきみ野で行われた試写会に出かけてきた。ストーリー: 警察学校で優秀だったが故にマフィアに潜入する事を命令されたヤン(トニー・レオン)。一方マフィアのボスの指令を受け、警察官となるラウ(アンディ・ラウ)。10年後、ラウは出世街道に乗り恋人との結婚を控えていた。一方ヤンは、ボスの片腕となるも長年の潜入捜査に疲れきっている。ある夜、大きな麻薬取引の際にマフィアと警察は互いの情報漏れに気付き、警察はラウにマフィアはヤンに、それぞれ内通者を探すよう命じる。やがて2人の距離は少しづつ縮まっていく…。監督:アンドリュー・ラウ,アラン・マック。本当は警察官なのにマフィアに潜入している男と、元はマフィアでありながら警察官となり警察内部に潜入している男。元々の立場は逆でありながら同じ使命を負う二人の葛藤や心の動き,緊張,駆け引き等々が見ているこちらにもバンバン伝わってくる映画だった。マフィアと警察の攻防戦は一進一退,そしてほんろうされるラウとヤンの二人の運命も。次はどうなるのか知りたいけれど知るのが怖いような、そんな思いを感じながら最初から最後までドキドキラハラハしながらの鑑賞だったので、飽きることなくスクリーンに釘付けだった。本当に本当に面白かったのだけれど、「面白い」というと何だか軽く聞こえてしまうような、切なさを含んだ結末を迎える映画だった。彼はその後どのように日々を過ごしていったのだろう?コピーに「女も惚れる本物の男のドラマ!!」とあったが本当にその通りで惚れた惚れた。特にトニー・レオンの苦悩と哀愁に。そんな男のドラマなのに大して重要でもないと思える恋愛話も盛り込まれているのは何故なのだろう? 香港映画のお約束なのかなあ? −−−過去の今日のこと−−− 2002年10月02日(水) 『おかしな2人(男編)』で大笑い
9月中旬に受講手続きをした「公開セミナー・ハングル入門」が今日からスタートした。受講者は全部で21名。一番年下はこのセミナーの開かれている高校に在学中の高1の女子生徒さん、一番年配だと思われるのは71歳とおっしゃていたおじいちゃん。年齢層としては思いの外4,50代主婦世代が多い。そして教えて下さるのは張(チャン)先生とおっしゃる韓国から2年半の予定で研修にいらしている男性。そんなこんなで始まった講座初日。私は手続きをした日から今日まで「このカリキュラム内容で本当に*入門*なの?」「ついていけないかも・・・」という不安感でいっぱいだったのだが、先生の「では最初は自己紹介などを」と最初に指名された女性の「挨拶は日本語でいいんですか?それとも韓国語ですか?」という一言でその不安は頂点に達した。そしてその瞬間教室内はどよめきと化した。当然「日本語でどうぞ」な訳だが、それでも数名の方は「昔やっていたのを思い出して」とか「今独学で勉強中なんです」ということで「여러분,안녕하세요〜(ヨロブン,アンニョンハセヨ)」(「皆さんこんにちは!」の意。ちょっと打ってみたかったので。文字化けしたらごめんなさい)などど韓国語で自己紹介していた。私はもちろん日本語使用(^^;その自己紹介によると、70%位が「今日初めて読み書きします」という方、残りが「なんらかの形で勉強したことがある(している)ので読み書きは出来る」という方。中には「母が韓国と日本のハーフなので自分達はクォーターです」と姉弟で参加していた方もいらっしゃった。そして全員の韓国語習得状況がわかったところで講義開始。文字の仕組みと基本的な読み方という私にとっては復習的な内容からスタートとなったが、実際に韓国の方が目の前で発音してくれるのを聞くのは初めてのことだったので真剣に取り組む。先生と一緒に発音の練習を繰り返したところで初日の1時間40分の講座は終了した。今日の様子からすれば何とかついていけそうな感じのこの講座。必ずの復習とあとはTVハングル講座のみに絞ってハングル名人への道を目指そうと思う。キムさん話: 先日の『CATS』突発キャストチェンジ以来一行BBSに書き連ねていたキムさんの行方は、今日あるホームページに掲載されていた『アイーダ』オーディションの記事で解決した(ちなみに私は公式HPでキムさんと福井さんを見間違えていた・・・愛薄すぎ?)。アイーダの話は全く知らないけれどどうやら主役のうちの一人らしい。実際にキムさんが舞台に立つことが出来るのかは今後のワークショップ次第のようだけれど、主役級候補になったというだけでファンとしてはそれはそれは言葉に出来ないくらいに嬉しい。『アイーダ』の大阪日本初演まであと2ヶ月半、何とかお正月帰省時のチケットを確保してその日を楽しみにしていようと思う。Oさん、サイト情報ありがとうっ!! −−−過去の今日のこと−−− 2002年10月01日(火) 台風21号レポ fromあざみ野
9月4件目の無料エンターテイメント生活(^^)つい最近オープンしたばかりのある舞台系サイト(神奈川県民ホール主催)で募集していた「公演レポートを書くことを条件としたモニター招待」に応募して頂いたチケット。頂いたお席は定価7,000円のS席!私は一時期東儀さんのファンだった。ファンと言ってもTVに出ていれば見て,コンサートに2度出かけ,アルバムは2枚だけ持っていて,雅楽に関する著書も購入したという程度なのだけれど。それはちょうど東儀さんの奏でる雅楽が「いやし」とか「ヒーリング」と話題になっていた時期と重なるのだから要はミーハーな気持ちで注目していたという感じだった。過去に出かけた公演では平安絵巻さながらの夢々しい雅楽の舞台と歌舞を披露していた東儀さん。その余韻に拍手が出来なかった位感動してしまったこともあったのだけれど、今回は一転バックバンドを引き連れての公演となっていた。演奏される曲も東儀さんのオリジナル曲のみ。しかもカーテンコールでは「番外編だからいいかなぁ」とギターを弾きながら歌の披露までしていた。噂で聞いてはいたけれどスタンディングする方もいたし・・・。そんな雰囲気なので、東儀さんが演奏するのは篳篥(ひちりき)であり笙(しょう)という雅楽楽器ではあるのだけれど、雅楽の演奏会という気分ではなく、雅楽師としてよりも作曲家・音楽家として活躍する東儀さんの力を見たような舞台だった(偉そうな言い方ですね^^;)演奏曲の中で♪光り降る音という笙のソロ曲があった。笙の音は「天から降り注ぐ光」を模しているのだそうだけれど、暗いホールにパイプオルガンにも似た笙の音色だけが響く様子を聴いていたら、自分が何か大きく温かいものに包まれているような不思議な空間にトリップした気分になった。宗教をやっている友人曰く瞑想などでよくそんな経験があるらしいが、笙の音色というのも気持ちを開放する力があるのかもしれない。本当に素晴らしかった。素敵な舞台を見せてくれた東儀さんに感謝しつつ、舞台レポを仕上げなければ。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年09月29日(日) 鉄板焼【らくだ屋】2001年09月29日(土) 【チケットぴあ】で朝から大騒ぎ