2005年01月30日(日)  猫の面もらえず


昨日は無事、猫の面もらいに日仏に行ってきました。
じゃなくて、映画を観に行ってきました。
しかし残念ながら、猫の面は、前回上映のときに全部くばってしまった、ということで在庫がなくてもらえず、ちょっとさみしかったです。
上映後わざわざスタッフに「猫のお面残ってたらください」と言いに行ったんですけどダメでした。映画はじまる前に、入口で、通訳の人が袋の中にいっぱいもってるの、見たんだけどなあ・・・


仕方ないので写真だけ撮って帰ってきました。
←これ。
カイエ・デュ・シネマ週間のポスターに猫の面が貼ってあります。これをかぶってみんな映画観たんだなと思うとちょっと悔しい。
面だけの大きい写真はこちらです。

ちゃんと“OBLIGATOIRE(義務)”って書いてあるじゃないかあ。



話は変わりますが、先日2月28日金曜日に、フランス人俳優ジャック・ヴィルレが亡くなりました。53歳でした。
原因は、まだはっきりわかってないみたいですが、今のところ内出血による死が伝えられています。以前から彼は、アルコールが原因による肝臓の病と、また糖尿病も抱えていたようです。
当日彼は自宅で人と会っていたところ具合が悪くなり、病院に担ぎ込まれそのまま帰らぬ人となってしまいました。

ジャック・ヴィルレと言われてピンと来ない方でも、『奇人たちの晩餐会』の“まぬけ”になった人といえばわかる人も多いのではないでしょうか。彼はこの作品で99年セザール賞最優秀男優賞を受賞しています。
遺作は、フランスにて2005年10月公開予定の『Les Parrains』になるのでしょうか。とにかく残念です。しばらくの間は、彼の顔を見るたびに胸がくいーんくいーんと泣くんだろうなあ。


2005年01月29日(土)  高みにのぼる猫


先日、朝起きて雨戸をあけたら、向いの家の屋根に猫が3匹もいてびっくりしました。「なんだ、今起きたんか?」てな顔で見下ろされてしまって、人間は妙に恥ずかしくなっちゃいましたよ。

写真には2匹しか写ってませんが、3匹目が左端にいるんです。

今日は、日仏のカイエで『高みにのぼる猫』という映画を観に行ってきます。
噂では、猫の面をつけての観賞が義務づけられるらしい・・(ちょっと楽しみ)

行ってきました!


2005年01月16日(日)  雨の日は猫のごとく


昨日に引きつづき今日も雨。

今日こそは、リキ入れて早起きし、ゴダールの整理券取ろうと思ったのに、雨で一気に気が失せてしまった。
雨の日って、からだが濡れるからいやなのよね(猫みたい)
朝7時半に起きたにも関わらず、外に出る勇気がでず、行こうか行くまいかうだうだ考えたあげく、結局今日は一日家でごろごろすることに・・・
ああ〜クレール・ドゥニ、ゴダール・・・

まあやることはいっぱいある。
昨日観た『CLEAN』の感想でも書こう。


ああ、ひなたが恋しい


2005年01月15日(土)  『DEMONLOVER』完売、10:30am


今日2日目のカイエ・デュ・シネマ週間に行ってきました。
映画の感想自体は後ほどサイトの方にアップしますので、こちらでは当日の様子など、簡単に書いておきます。

今日17:30より上映されたアサイヤスの02年の映画『DEMONLOVER』と、明日上映のゴダールの新作『Notre Musique』は入場者が殺到するであろうとのことで、朝10時から整理券発行。
わたしは、観た人はおもしろいというし、評論家の間でも評判の『DEMONLOVER』をぜったいに観る予定でいたのですが、朝8時に起きられず(今朝寒かったじゃありませんか! ←言い訳)・・・会場の日仏に着いたのは11時過ぎ。だいたい予想はしていたが、チケットはその時点ですでに完売しており、結局13時半からの『CLEAN』だけを観ました。

後で会場に来ている人たちの会話を耳にすると、朝10時過ぎの時点でチケットはほぼなくなっていたとか。その人は10時10分頃で整理番号70番台。ということは10時半前にはすでに完売していたのでは?
(注:会場となった飯田橋日仏学院のメディアテークは、収容人数が120人程度)
まあ人気が高いのは良いことだが、この「カイエ・デュ・シネマ週間」、もうすでにシネフィルの間では要チェック特集上映となっているので、今さらあんな狭い会場で開催するのもナニじゃないかしらねえ。
会場となっている場所は、日本にあってもそこはフランス。上映作品は日本の検閲なんか入ってないだろうし、そういう意味ではボカシなしで見られるという利点はあるけど・・(あ、いったい何を書いているんだ)
でももっと広い会場を使うとかして欲しいなあというのが本音。
午後5時半上映の回を朝11時に行ってチケット取れないなんて、ちょっとさみしいよね。
それに、いつも思うことだが、あそこのスクリーンの画面ちょっと暗くないですか? ときどき観終わってから妙に目が疲れるときがあるんですけど。
まあそれでも、数年前のような、人間限定(トークのある日は日仏の会員のみ入場可=不公平)がなくなっただけでもヨシとするか。いや、していいのか。わたしは観たかったぞ『DEMONLOVER』。


どうでもいいがわたしの傘返せー!!!
(↑会場においといた傘取られてるし)


2005年01月13日(木)  サイトの大掃除をはじめる


なにを思ったか、昨夜12時過ぎになっていきなりサイトの整理をはじめた。
HP公開当時、とりあえずのコンテンツのためにつくったコラムなどは思い切って削除。「映画日記」として映画の感想書きはじめるまえのものを見直して整理することに。まだ全部終わっていないのだが、作りかけのページが放置してあったり不要な画像なんかがかなりあってびっくりする。
ついでにファイルの移動なんかもしていたらあっという間に2時。眠い。

最近は、ここも、ねこの写真ばかり載せて思いっきり「ねこ倶楽部」になっているような気がしますが、ねこの嫌いな方ごめんなさい。
わたしの友人に「見るのもイヤ」というねこ嫌いの人がいるので、気持ちわかるんですよ。
眼がこわいとか鳴き声が気持ち悪いだとか、軟体動物のような独特な動きがイヤだとか、そんなイヤな理由がよく理解できる反面、ねこ好きにはねこのそういう部分が好きだったりするので、ねこ嫌いとねこ好きとはなかなか折り合いがつきそうもない。
わたしは、ねこに限らず、動物全般が好きなのでたまには犬の写真も・・ と思ったりするのだが、ねこと違って犬は野良犬なんかいないし(いたら怖いよね)、犬はたいがい飼い主といっしょだったりするので、安易にカメラを向けられない。
たまーに、一人歩きしている犬を見かけるときもあるけれど(近所に1匹いる)、そやつに出会ったときに限ってデジカメ持ってなかったりするのでなかなかカメラに収められない。


ねこ嫌いの方にこの写真を。
え、これでもダメ?

この丸さがスキ☆
耳がちゃんとこっち向いて、人の気配を感じているところがねこだな。


2005年01月06日(木)  猫に励まされる


寒い。

今日は午後一からフィルムセンターでやっているサイレント映画特集を観に行こうと思ったが、あまりの寒さにくじけてしまう。
観たい、でも寒い、観たい、でも寒い、を繰り返しているうちに、空の雲行きがだんだん怪しくなり、雨まで降りはじめてきた。
仕方ない。今日は家に引き籠もっていよう〜と思っていた矢先、今まで静かに寝ていたねこが突然、この寒空のなか平然と外に出ていった。

やっぱ わたしもいってこよう エイガみに



寒くたって、ぼくたちはいつも外にいるんだよ。


2005年01月01日(土)  雪と猫


昨日は、2004年最後の映画観賞。
『スーパーサイズ・ミー』と『恍惚』を観る。
大晦日に映画なんか観に行く人は少ないだろうと思い、上映時間ぎりぎりに入る。
それでも『スーパーサイズ・ミー』の方は、小屋がシネマライズで、かつ話題作というのもあってか、結構人が入っていた。劇場内が話し声や紙袋の音などでわらわら賑わいでいたのでちょっとびっくり。大晦日なのに。若いカップルが多かったので、みんなこれを観たあと年越しそばを食べ、その足で初詣でに行くんだろうか。

映画は、夜に年越しそばを食べる日でよかったというような内容で、これをクリスマス前なんかに観たらご馳走が喉に通らなかったんじゃないだろうか。
『恍惚』は約10人前後の人の入り。予想通りだな。かなり好き嫌いが別れるだろうなあというの内容の映画。というか、この映画の意図とするものが見えないと、なあんだつまらないと思ってしまうかもしれない。


昨日の昼から降りだした雪は、夕方には雨に変わり、夜にはすっかりあがっていた。
車や人通りの多い路上などでは、もう雪らしい形は跡形もなくなってしまったが、土のあるところではまだまっ白い雪が積もっている。

今朝、窓を開けると冷たい空気がさあっと入ってきて、同時にまっ白い雪が太陽に反射してきらきら眩しい。まさに新しい年という感じで、久々に清々しい元旦を迎えたような気がする。
さて「今年の目標」は・・・ などというのをやめてから何年もになるのだが、確実に年はとっていくわけだから、無駄な動きはしないよう心がけたい。
あと、生活の建て直しをとか思ってるのだが(意味不明 笑)、何から手をつけていいのか思案中なので、とりあえず要らない物を捨てることからはじめようかとか思っている。



雪の残っている場所の空気は格段に冷たい。
さんざん迷ったあげく外に出ていったねこは、雪の上を歩きかけて戸惑う。


結局、石の上を歩いて散歩に出る。


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