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長電話

 

彼と電話で1時間半も話してしまった。。


 ずっと彼に聞きたいことがあって・・でも激忙な彼に話すには
 重たい話しだったから忙しさが一段落するまで待っていた。

 その話しを聞くために彼は仕事終りに電話をくれた。



 どうしても直接話さないと嫌だった。
 メールじゃ喧嘩になりそうで嫌だった。。


 
 ひとつひとつ。。質問した。
 頭の中を支配していたモヤモヤを綺麗に無くしてしまうために
 質問をした。。。


 

 本当に私はヤキモチ妬きだなぁ。。と話をしながら自分でも思った。。。
 そんな私に嘘つかずに対話をしてくれた彼。


 

 別に今はうまくいってるわけで何の問題があるわけでもない。。
 穏やかにふたりの時間を過ごしてる。
 私が話したかったのは近い過去の話。。。そして話しているうちに
 付随して未来への不安も浮き彫りになった。

 

 彼に論された・・
 私は考えこんでしまう性格みたいだ。。
 そして未来の心配ばかりを抱いてしまうみたいだ。。
 1秒先の未来・・近い未来・・遠い未来。 
 
 
 

 彼のことが大好きだからヤキモチを妬いてしまう。。

 ずっと一緒にいたいから未来の心配ばかりしてしまう。。



 ヤキモチや未来への不安を言葉にする私に彼は言う・・・
 『心配しなくていいから』
 

 
 

 


 私はね、『彼』でしか元気になれないんだ。。
 





 『俺の真似してごらん?』

 「うん。。*****のこと尊敬してるよ。。」

 『じゃぁその尊敬から少し真似てごらん』


 どうしていいのかわからない私に方向を示してくれた。

  
 

 


 最後にもう1度聞いた。。

 「心配しなくていいんだよね。。?」

 『うん。』


 

 さっきまで少し酔っぱらいぎみの彼と電話で楽しい時間を過ごした。

 

 彼とは話が尽きない。
 彼は話し上手で私はそんな彼の顔をじっと見て
 話しを聞いているのが大好きだ。
 
 



 声を出して笑うことを私は普段からあまりしない。。
 いや・・『しない』と断言できる。
 本当の感情を外に発信することが苦手だ。
 微笑みながらも心の中は冷静な自分がいる。
 
 

 でも彼には無防備に声を出して笑ってしまう。
 心の中でも笑ってる。。。



 声を出して笑える相手・・というのは私にとって
 とても大きな。。大事な事実。

 

焦がす胸



 彼が夜遅くに仕事を終えて電話をくれた。

 彼のことが『恋しい病』にかかっていた私には【彼の声】という薬は
 すぐに心を温かくしてくれた。

 ++++++++++++++++++++++++++++++++++

 彼は今月に入って仕事で忙しい毎日を送ってる。。
 それじゃなくても忙しいのにそれに3重の輪をかけている。。。
 
 『かまってあげられなくてごめんね』ってメールが昼間にきた。。
 
 私は・・「大丈夫だよ。。」って伝えた。

 私は彼の負担にならないように恋しい病を自分でどうにかしようと思い
 行動に移した。。でもよけいに彼のことが恋しくなってしまった。。。


 彼の良さがよけいに露わになってしまう。。
 改めて彼のことが大好きになり・・恋しくなる。


 ここは動かずに彼のことを思いながら胸を焦がしていることにした。
 胸が焦げても彼のことを思っているほうが私は幸せだから。

 でも「焼け落ちる前に救ってね・・」って彼に頼んでしまったけど。。

 ++++++++++++++++++++++++++++++++++



 今日も仕事を頑張っている彼を思いながら胸を焦がし過ごしていた。
 でも夜になりいつになっても帰るメールがこなくて・・
 心配になりメールした。

 
 そしたら携帯が鳴った。。

 『終わったぁ〜』って。

 

 焦げていた胸に【彼の声】という薬が優しく塗られていく。。


 寝る前に彼の声が聞けると布団の肌触りもいつもより気持ち良く感じる。。


  

お誕生日

 
 
 彼の頭の中に私の誕生日が刻まれてる。。。

 

 手帳に書きこまれていたわけでもなく・・
 携帯のデータに書きこまれていたわけでもなく・・
 彼自身が覚えていてくれたことは嬉しかった。


 彼だけが覚えていてくれたら・・
 私はそれだけで充分幸せ。。



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 *記念日画像『小雪』*

続 彼の声


 たぶん。。なかなか帰れないんだろうと思った。
 

 その場の雰囲気を壊すことを嫌う人情気質な彼だから
 最後までつきあっているんだと思った。

 
 中抜けして電話して欲しい・・とか約束したのにくれないって怒る
 ようなそこまでの我侭娘ではないから「無理みたいだね?寂しいけど
 しょうがないよね。。?諦めて寝ちゃうね。でも帰る時心配だから生存報告
 メールだけはちょうだいね?」ってメールを送って布団に入った。
 
 それから数分して着信音が鳴った。
 彼からだった。。
 


 かなり酔っぱらっていたけどそんな彼と話すのも楽しかった。
 酔っぱらいながらも心配してくれている気持ちを持っていてくれて
 嬉しかった。。

 彼の優しさに感謝。。
 具合悪そうなのに電話で話してくれて。。
 声を聴けたから今日は穏やかに過ごせるよ。。。



 また酔っぱらいの彼と話したいな。
 どんな彼も大好き。。

彼の声

 

今・・・彼の電話を待ってる。。

 

 今週は辛い1週間だった。。
 


 彼の声が聴きたくてお願いしていた。
 でも今ひどく忙しい彼は毎日遅くまで仕事をしていてそんな時間など
 今週はないだろう・・と思っていた。


 さっきようやく煮詰まった一日から開放されたようでメールがきた。
 きっとこれから仲間とお酒を飲みながら仕事の続きの話をするのかな。
 

 それが終わったら電話してくれる・・って。


 好きな人からの電話を待ってるのってドキドキする。。
 こんなに長い月日を一緒に過ごしてきたのに今でも私は彼にたっぷりな
 愛情を持っている。。


 早く彼の声が聴きたい。。

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