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ほころび


 自分を大切にしていなかった時期のツケがまわってきた。。

 
 どんなに綺麗に今を生きていてもほころびが出てきてしまうんだな・・と
 思った。。



 彼にすぐ伝えた。
 

 どんな私も彼はなぜだか受け入れてくれる。。
 ほころびだらけの私を受け入れてくれる。。



 
 「声が聞きたい。。。」

 不安定になると彼の存在さえも遠くに感じて孤独感に包まれる。。
 彼の声が聞きたくてたまらなくなった。

 
 約束をしてくれてようやく私の心は彼のところに戻っていった。



 私が落ちつける場所は彼の心の中なんだ。。

写真メール


 彼から写真メールが届いた。
 彼の目に映ったモノを送ってくれるのが嬉しい。。
 



 写真を見て私も雰囲気を味あわせてもらった。。
 お願いしていたモノも撮ってくれてスッキリ。。。
 

 
 でも。。。いつか一緒に行きたいよぉ(>_<)

言葉のチカラ

 言葉はとても影響力を持っている。

 言われる相手が好きな人であればその影響力はますますパワーアップする。



 胸が痛くなる言葉も好きな人から言われれば
 痛みを消すのに長い時間がかかる。。。


 いろんなときに口にするありふれた言葉も好きな人から言われれば
 雲は晴れて元気になれる。。。



 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
 


 『頑張ろう?』

 彼がくれたこの一言に言い知れぬ温かさを感じた。。


ランチ

 
 彼がランチに誘ってくれた。

 「大丈夫だよ?」って言ったのに。。

 『精神的にけっこうきついのに明るいメールくれるから・・』って。

 それに『茶碗蒸食べたい』って。



 彼は優しさをもらったらその人に優しさで返す。

 彼は愛情をもらったらその人に愛情で返す。



 
 また彼の私物をもらってしまった。。
 彼の動く手を目で追っていたのは確かかも。。。
 モノ欲しそうにしていたのかな・・。
 『わかったわかった』って笑いながらくれた。
 大事にする。。



 茶碗蒸おいしかった。。

 泣かない。。







 泣かない。。。





 泣いちゃだめ。。。







 雑踏の中・・急に涙が溢れてきた。





 涙が零れないように深呼吸。。




 何度自分に言い聞かせただろう。。「泣いちゃだめ。。」






 
 大丈夫だと思っていたのに。。。
 急に胸がしめつけられて涙が溢れてくる。。
 3年前と同じ状態だ。。。情けない・・心が弱すぎる。
 やっぱりショックだったのかな。。



 3年前と同じじゃないのは彼が傍にいてくれているということ。
 3年前は独りぼっちだった。。
 

 独りと二人は全然違う。。


 泣きたい気持ちを押さえ込んだ頭のまま過ごしていたら彼から
 メールがきた。。
 
 明るい彼からのメールに救われた。
 顔を緩ませてくれた。。


 気のせいかな。。あの出来事が起きた後から彼が優しい気がする。
 その前から優しかったけどね。。それとはまた別の優しさを感じる。。
 




 明日はずっと明るい私でいられるかな。。
 また沈んで涙が溢れてしまうかな。。 
 私にもわからない。。。

 浮いたり沈んだり・・


 でも・・涙が溢れてきても絶対に零さない。
 深呼吸して。。。
 彼と会える日まで絶対に零さない。。

 
 頑張るよ。。
 ふたりのために頑張るよ。。。


 どんな困難も乗り越えるんだ。



 だって彼のことが大好きなんだもの。

 

サッカー広報係


 テレビでサッカーの試合があるとわかると彼にすぐ報告する。
 地上波をほとんど見ない彼は予告を見逃しやすいから私がせっせと伝えている。
 私は彼だけのサッカー広報係・・。


 サッカーの楽しさを教えてくれたのは彼。
 楽しそうに観戦する彼の隣りでサッカーを観るのが大好きだ。。
 それにわかりやすい解説付きだから。。
 
 つきあいだしたのもちょうど日韓ワールドカップの時期だった。

 

 昨日から彼に「明日サッカーあるよ^^」と伝えていた。
 前もって予告しておけば彼も仕事を早く切り上げて余裕をもって
 試合を堪能できるからわかったときはすぐに伝える。
 素早い広報係。







 『一緒に応援しような』

 「うん^^」

 
 同じ空間で観ているわけではないけど心が一緒。
 心が一緒に応援してる。。

 
 

悲劇のヒロイン



 今まで誰にも見せたことのない自分を彼に見せた。。
 いや・・・私自身そんなことをするような子だと思っていなかった。



 泣きながら感情を露わにして思いを伝えていた。。。
 


 『大丈夫。小雪の傍から離れないから・・』
 
彼の優しく宥める声もそのときの私には(それでも嫌だ・・)と
 「嫌だ。。嫌だ。。。」と泣いて素直に湧きあがってくる感情を
 彼に伝えていた。


 私はそんな子じゃない。。
 誰かに感情を露わに見せることほど嫌いなことはなかった。
 プライドが高いのか・・不器用なのか・・・よくわからないけど
 彼にすら今までそんな自分を見せたことがなかった。。
 
 
 嫌いな姿を見せてまでも本当に「嫌だ・・」ったから。。
 プライドなんて・・恥かしさなんて・・・そんなもの捨ててもいいから
 彼に切実に伝えたかった。
 
 不器用な伝え方だったけど心にある声を彼に聞いて欲しかった。。


 彼に伝えたかった。。




 私の気持ちを。。。





 取り乱していたからどれだけ彼に伝わったのかわからないけど
 
 『わかったよ。。』

 彼はそう言っていた。。

  
 
 



 

 心が拗れてしまった。
 心が浮いたり沈んだりする。。
 明るく振舞う私・・ボーっと一点を見つめて俯く私。。



 でも・・・

 私だけが辛かったわけじゃない。。
 彼も辛かったのだから。。。
 それを忘れちゃいけない。

 ひとりで悲劇のヒロインになってしまってはいけない。。
 




 心が元通りになるのはいつだろう。。。
 

 ふたりが先日起きた出来事を懐かしく語れる日はいつだろう。。
 
 
 語れる日はくるんだろうか。。。




 頑張らなくちゃ。。


 彼のためにも頑張らなくちゃ。。。


 ふたりのために頑張らなくちゃ。。。


ごっつんこ

 最近・・彼とごっつんこした。

 
 きっかけは些細なこと。。。
 
 


 自分の言いたいこと素直に口にするふたりのごっつんこは
 なかなか終わりがやってこなかった。
 
 

 だんだんとしんどくなってくる。。
 疲れる・・ということではなくて彼と仲が悪いままなのが辛くなってくる。
 仲が悪い・・という表現は違うな。。
 ごっつんこはしていても仲が悪くなっているわけではないからなぁ。。。
 
 彼といつものように楽しくやりとりしたくなる・・。
 うん。。この表現が合ってる。




 でも言いなりは嫌だ。。
 納得できないことを受け入れることはできない。。。

 彼も言いたいことは隠さず言う。。
 自分の考えを素直に言う。。


 
 終わらない。。。


 
 ごっつんこが終わらない。。


 でも・・
 お互いに言いたいことを全部吐き出すと
 少しずつ歩み寄って行く。。

 
 自分の悪かったところを反省する。。
 


 歩み寄って行く。。



 歩み寄って行く。。。



 『ごめんね』



 「ごめんなさい」


 仲直り。

 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
 

 何でも言い合える仲だからこそごっつんこするんだろうか。。
 感情を露わにできる証拠だろうか。。。

 不思議とごっつんこしていても別れようとする意識は全くない。
 理解してほしい・・理解したい・・だから話し合っている感覚がある。
 マイナスに向うのでなくプラスになるために。。

昨日

 昨日抱いた感情..
 

 彼を思い必死になった自分...


 『心配させたね。。ごめんね。。』彼の声...

 
 私のことを思ってくれる彼の気持ち...

 

 

 
 彼と話せる幸せ...

 

 
 おやすみ。。を聞ける幸せ...



 


 彼との今日がある幸せ...



 
 


 全て。。全て。。。昨日が教えてくれたこと。

昨日が「忘れちゃいけないよ・・」と教えてくれたこと。
 

男前

 今日、彼の男前っぷりをあらためて感じた。
 

 詳しく書くことはできないけど、起きた事柄に向き合う姿勢が
 とても男らしかった。

 そう・・男前な心。

 


 
 私は彼の男前っぷりが大好きだ。
 人情に厚く骨太ですごくすごく男前な心。。
 そんな彼の周りには人が集まる。
 
 

 彼に守られている私は幸せものだと思う。
 


 もちろん外見もかっこよくて大好きだ。。
 でもそれよりも彼の中味に私はかなり惚れこんでいる。
 


 
 

貪欲

 
 人間は貪欲だ。。

 

 週末に起きた寂しさから開放されて今日は彼とたくさん話ができると
 思っていた。


 でも彼は車で出張に行っている。。。
 交通法も厳しくなってしまったし・・それに危ないことは間違いないわけで。。


 夕方に

 「今日はたくさん話せると思っていたから今ションボリしてた。。」
 と彼からのメールに返信した。


 +++++++++++++++++++++++++++++++++

 週末はいつものように話せる環境には難しくかなり切ないヒビを過ごしていた。

 日中は1度だけ短いメール・・夕方になっても。。夜になっても。。。
 彼からの言葉が届かない。。切なかった。
 事前に難しいかもしれない・・と教えてくれていたから私もいい子で
 いなくちゃと思っていたけどそれでもやっぱり寂しかった。

 見えない何かに引き離されている・・なんて考えながら
 もう今日は無理なんだろう・・と諦めて一方的に
 「おやすみ・・」を送信。。
 きっと彼も何度もチャンスをつかもうとしたけどそれでもだめだったの
 だろうからしょうがないよね。。と切ない涙をホロリ流した。


 丑三つ時を回って携帯が鳴った・・

 彼からだ。。

 日中の少し緊張感の伺えるメールとは違いいつもの彼だった。
 静かな漆黒の空の下から送られてきた。。
 きっと虫の鳴く声が聞こえるんだろうな・・情景が浮かんで
 もう寝てしまったと思っていた彼からのメールは
 私のことを忘れずにいてくれた・・という証のようで嬉しかった。
 イジケ虫なメールを送ってしまったから彼も送らずには眠れないか。。
 
 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 

 週末のことを考えれば今日は幸せなはずなのに私は貪欲だな・・と
 素直にそのことも彼に伝えた。。

 
 『そうだよ・・・』と彼はにこやかに私を叱った。

 
 
 私は彼に依存しているわけではない。
 でも彼なしでは生きていけない。。

 彼の存在は私の生に繋がっている... 
  
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