勢いだけで上り詰める人より、負けを知ってそれでも生き延びている人のほうが好きだ。 というか、その方が何倍も難しいし、かっこ悪くても実はその方が人として強い。
人間はだれしもいい時ばかりではなく、無敵を誇っていても、いずれ負けるときがくる。 その時にその人がみせる態度やその後の生き方こそがその人の真価なのだろう。
いまさらはまっている小説『グリ一ンマイル』。何年か前にトムハンクス主演で映画にもなったスティ一ブンキング作の小説である。映画もみたけど小説はかな〜り面白い。
小説といえば活字。 活字は最初は入りづらいけど、一度その世界にはまると映像や漫画よりのめり込んでしまう。 いままで読んだ小説のなかで印象に残っているのは鈴木光司『ル一プ』(一世を風靡した『リング』『らせん』の続編である。これだけで読んでも面白い)、辻仁成『ニュ一トンの林檎』(基本的に彼の小説は全部面白いけどこれが一番印象的)、古いところだと武者小路実篤『友情』(古い時代の小説だと思って読んだら全然いまのドラマの原作に使われててもおかしくないくらい、いつの時代の恋愛も同じなんだなと思った)などなど。
小説は好きだけど、あんまりはまりすぎるとついつい夜更かしをしてしまい次の日バイトに行きたくなくなるので気をつけよう。。
たとえばレッチリとレイジアゲインストザマシン。 たとえばサザンオールスタ一ズと尾崎豊。 音楽パワ一とメッセ一ジの力。 安定感と瞬発力。 エンタテインとスピリチュアル。 変化球とストレ一ト。 永続性と刹那。
それぞれ違うけれど、どっちも素敵だなと思う。
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