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ひとりごと。
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2007年01月31日(水)
書きかけ

 シレジアに冬が来る。
 本格的な寒さになる前に、色々と支度をしておかなければならない。フュリーはセイレーンの小さな城で、日々を忙しく働いて送っていた。
 シグルド軍にシレジアの冬の厳しさを肌で知る者は多くはあるまい。
(…そうだわ、雪が降り出す前に一度周囲の様子を見に行かないと…)
 はたと思い付いて厩舎に足を向ける。長旅を共にした愛馬は、故郷に戻ってから随分と落ち着いたように見えた。
 天馬にとってもここは安らぐ場所であるのだろう。
「……」
 吐いた息がうっすらと白く空気を染めるのに気付く。
 冬が来るのだ。
「…さ、お仕事よ。お願いね」
 フュリーは愛馬にそう声を掛け、厩舎から外に出した。
 シレジアに帰って数ヶ月が過ぎた。王子を連れ戻す任務は完了したのだが、レヴィンはまだ王位について何とも言及していない。
 未だ決心がつかないのだろう。フュリーを始め側近はもちろんそれを待つつもりではあるが、その結論がどう下るのかと不安がないと言えば嘘になる。
 確かにシレジアは彼を必要としている。けれどレヴィンは、王の位を必要としているのだろうか。
 彼に必要なのは、幼い頃から抱かれ続けた風の神の加護だけではないだろうか。
 そう、思う事もある。
(でも…)
 呟きかけた言葉は、軽やかに刻まれる足音が近付くのに気付いたところで止まった。
 代わりに、元気な少女の声がフュリーの耳を叩く。
「あーっ、フュリー! こんなとこにいたんだ!」
「!」
 予想外の大声に、フュリーは思わず手にしていた鞍を取り落としそうになってしまった。
 慌ててそれを抱き止め、来訪した踊り子を振り返る。
「え、あ、シ、シルヴィア…さん?」
「やぁだ、もう、『さん』だってー。シルヴィでいいってばー」
 けらけらと笑い、シルヴィアは屈託なくそう告げた。明るい笑顔にはシレジアの曇天をものともしない力がある。
 向日葵のような少女。



2007年01月27日(土)
いや携帯から更新出来るはずなんだが

欲しいと言い始めてから軽く1年は経過しているような気がするDS liteをやっと入手しました。正確には知人に買って来てもらいました。ありがとうございます。
これでツクールやるために妹から借りてた素敵ピンクのGBAを返す事が出来る……しかしこれ買った時の奴の心理状態はいかほどのものだったのか今一度伺いたい。

ところで新居のネット環境がまだ整ってなくて割とネット難民です。とりあえず実家に帰って来たので一度日記をつけてみた。



2007年01月11日(木)
誰に収支報告してんだ

去年の夏(初夏?)妹に貸した金のうち2万円が返って来ました。残金3万。

一応返す気あったらしい。



2007年01月09日(火)
とりあえず妹から埃まみれのGBA借りた

知人から誕生日プレゼントとして「RPGツクールアドバンス」を戴きました。私の誕生日が8月なのは気にしない事にして、買い取ろうかと思ってたくらいのソフトなので嬉しいです。ありがとうございます。
まあ、現在私がこのソフトを遊べるゲーム機を何も持っていない事実も忘れてはならないのですが。

という訳でちんたら見逃していたDS liteを可及的速やかに入手すべき理由が出来てしまいました。今度見かけたらちゃんと買おうと思います。
ちなみにDS買おうとちまちま貯めた小銭貯金は目標金額にあと400円まで迫りました。400円くらい財布の中の小銭突っ込んだらすぐ到達するんだけど、このちまちま感が好き。



2007年01月06日(土)
限定物に弱い

ここ三日連続、コンビニで
「冬季限定 終了間近!」
「季節限定 冬の○○」
「春の新作いちご○○」
とかいったお菓子を買ってしまっています。

我ながら浅ましいほど小市民だと思う(物が新作ブランドバッグとか季節限定コスメキットとかでない辺りも含め)。



2007年01月05日(金)
調教済み

知人とのやりとりで「その日は用事が入っていて…」と打とうとしたら「その日は幼児が(略)」と出してくれる私のPCに乾杯。

ついでに今「出して」を「堕して」と変換してくれて脱力度倍。



2007年01月04日(木)
私事ですが

結婚しました。
いやだからどうしたという話ですが、強いて言うなら実生活の引越に伴うプロバイダの引越に伴うサイトの引越を余儀なくされそうです。サイトの移転はこれで最後にしたいから、契約した有料レンタルサーバのサービスが末永く続くよう祈るばかり。

ちなみに結婚相手はこのサイトの存在も内容も全て把握しているので何も隠す事はありません。素晴らしい。



2007年01月01日(月)
明けましたね。

おめでたやおめでたや。
年明けの瞬間は自宅の居間で妹とお笑い芸人がたくさん出てるテレビに突っ込みながら迎えました。ここのとこずっとそういう緊張感のない新年を迎えているのでどうという事もありませんが、世の中には二年参りに出掛けたりカウントダウンイベントに参加したりとアクティブな年末年始をお過ごしの方もいらっしゃるようで大変だなあと思います。翌日仕事にも関わらず好きな人と年越しをしたい一心で夜の電車に乗ってしまう乙女の話などちょっと切なさのお裾分けを戴いてしまいます。私など生まれてこの方(そして恐らくこの先もずっと)「彼氏と過ごす年明けの瞬間」というものには縁がありませんが。

ちなみに正月早々0歳児と長時間戯れる事が出来ました。今年は絶対いい年だと思います。