妹が友人の結婚式とやらに出席してきた模様です。どこのどなたか存じませんが(いやだから妹の友人って)おめでとうございます。いい年してゴスとパンクの間みたいな格好している妹は(すいません思い切り疎いのでファッションジャンルが良くわかりません)招待者である新婦から「今更普通のフォーマルなんか着て来なくていいからね」と優しいんだかチャレンジャーなんだか疑惑のお言葉を受けつつも他の友人達から「全身黒と全身赤と髑髏と虫は禁止」と指導を受け、本人的にはぎりぎり無難らしいがどう考えても普通のお店の「ブライダルゲスト」のコーナーには並んでいない服装で出掛けて行きました。結果的にOKだったのかは当日の出席者(つーか新郎新婦のご親族の皆様)にお伺いしないとわかりませんなあ。
そういえば私も今年初めて友人の結婚式というものに出席しました。年齢が年齢なので結婚している友人は割といるのですが、揃いも揃って入籍だけだったり式というほどでもない簡単な内輪パーティーだったりたまにちゃんと式挙げたのがいたかと思えば海外挙式だったりして、ちっとも機会に恵まれなかったのです。出た事あるのは子供の頃の従姉の結婚式くらい(十数年前なのでほとんど覚えてないが)。 そんな訳で在住の関東からわざわざ四国くんだりまで出向きましたが、結論としては本当に行って良かったです。幸せでした。思えば今年は「黙っていると自然に顔が笑ってしまうくらい嬉しい」という経験を2回しました(ちなみにあと1回は別の知人の就職内定である。余談)。何がそんなに嬉しいのかわからんくらい我が事のように……いや、自分が結婚してもあそこまで嬉しくないと思う(笑)。というくらい嬉しかった。招んでくれた彼(新郎)とは大学時代からの付き合いで、一緒にごはん食べたりディズニー行ったりメイド喫茶行ったり水族館行ったり(…今何か不自然なものが交じっていたような)まるでデートコースのような遊びを良くしましたが(いやだからデートコースと言うには何か不自然なものが)これでもうそんな付き合いもなくなるだろうなあ…と思うと、少し寂しいのではないかと思ったのです。事前には。 しかし行ってみれば底抜けに嬉しくて幸せなひとときでした。人の幸せをこんなに素直に心から喜べるなんて私も割といい奴じゃないかとさえ思いました。よしよし私もまだ捨てたもんじゃないな。 もちろん結婚や就職イコール即座に幸福が約束されるという訳ではないけれど、それでも今年人生の大きな転機を良い形で迎える事の出来た彼らにこれからも大いなる幸あれと願いたい。いやまあ、私も好きな人の幸福ぐらいは素直に願える人でありたい。
そんな訳でまだ今年を集約するには気が早い気もするが。 来年もあなた達が今の幸せを引き続き握り締めていられますように。
そういえば余談。 友人から式の招待状が届いた時母が言いました。 「……あんた、○○君(新郎)とは友達で終わっちゃったのねえ…」 ──や、すみません、奴と友達以外の関係になる予定は互いに微塵もなかったのですが、母的には何かを期待していたらしいです。 ご…ごめんなさい……?
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