私は接客業に従事しているので日々様々なお客様をお迎えしています。難を言うならあまり子供と女の子が来ない場所であるのが不満と言えば不満だが、仮に満足な場所で働いていたらちっとも仕事にならない様子が容易に想像出来るので今のままで良いのでしょう。 そんな私の元に本日訪れた、3歳ぐらいの男の子。 「はーとをくだしゃい。あちゅいのをくだしゃい」 あ…熱いハート……!(どきどき) すぐにお父様らしき方が「何を言ってるんだお前は」と抱きかかえて去って行ってしまいましたが、心ときめくひとときでした。 私の煮えたぎる愛(熱いとゆーより暑苦しいのでは)を差し上げられなくて非常に残念です。
愛ついでに。 本日職場の休憩室で、女の子相手にダイエットと恋愛の話をするという私にしては画期的な事をやってのけました。私もやれば出来るじゃないか。もっともたまたま同席していた人達の会話の流れに巻き込まれただけですが。 そのうちの一人は1ヶ月で10キロ太って今減量中だそうです。が……がんばって下さい……。85キロから95キロとかならさしたる驚きもないが、43キロから53キロって何があったのだという感じはするね…。ダイエットを志す若い女の子には大抵心の底から「今のままでいいって!」と自分の好みゴリ押しな発言をかましてる私ですが、さすがに「がんばって」と言ってしまいました。その割にダイエッターの横でがつがつ昼食食ってましたが。 そして恋愛。将来の話から「てゆーかもう結婚して仕事やめたい」になり「それ以前に彼氏ほしー」になり「でも前の彼氏が忘れられなくて」になるまで、一切突っ込まずに話を聞いてあげました。つーか4人中2人が食後喫煙コーナーに移動してしまったので残った私が聞くしかなかった(笑)。 何でも4年も付き合った彼氏に振られたのだそうです。しかも「別れよう」とかではなく、ある日突然彼女の部屋に来て「俺はもうここには来られない」という言葉で片付けられたらしいです。 「…理由は何ですか?」 「好きな人ができたって…」 「あー…」 「…でもその一月前に私とおそろいの時計を買ったのは何だったのって。一緒に旅行行ったのは何だったのって」 「…好きな人っていうのは?」 「同窓会に行ったのがきっかけで…。同窓会なんか行かせるもんじゃないですよ」 「(…そんな事言われても)はあ…」 「どうして好きになったかって聞いたら、『大人だから』って…。……確かに私の方が4つも下だったんですけど、じゃあ私が○歳(彼の年)になればいいのって思って…」 ──や、残酷なようで当然の事を言うけれど(つーかその時は思っただけだけど)。 年の差ってのは何年経っても変わらんですよ(笑)。あなたが○歳になったら彼氏(及び新しい恋人)は○+4歳になっている訳で、そんなものに阻まれている恋愛ならどの道いずれは行き詰まるですよ。 とは思ったのですがその場で言う事は出来ず、「じゃあ今度は年下の男ですよ!」と的外れな方向に励ましておきました。とりあえず恋愛する意欲は失っていないようなので、頑張れと言う他ありません。
更についでにもう一つ。 先日学生時代の友人から「仕事関係の人から『あなたの事気になってる子がいるのよ』と言われて今度食事する事に」とメールが来ました。 「やったじゃん! どんな子?」 「年下の、小柄で茶髪のかわいい子」 「おお! がんばれ!」 「そんな時でもギャルゲーやアニメCD買って帰るのが私ですが? こないだも魔法少女アニメのDVDBOX買っちゃった…(略)」 ……しまった、こいつの場合まずこの趣味を受け入れてくれる相手でなければ恋愛は難しい。 つーか私だってそんなネタ振られても困るんだ(今のアニメやゲームはさっぱりわからないから)。 …などという事があったのですが、その食事がどうやら今日だったらしく再びメールが。 「どうやったら敬語の取れる仲になるのでしょうか」 ──知るか。 つーかデートの最中(推測)に私とは言え他の女にメールしてる場合か! 私はお前のおかあさんか!! そしてお前はママに聞かなきゃキスも出来ない金持ちボンボン(一部の人以外には伝わらないであろうネタ)か!! …と、心の中だけで思いつつ「何かの拍子でタメ口使ってみて反応が悪くなければそのままどさくさ紛れに定着させれば」などと一応アドバイスらしい事返信してみました。何だ、私も思ったよりはいい奴だな(気のせい)。 ……口では色々言いつつも、一応彼には私なりに友情のようなものを感じていない訳ではないので、幸せになって欲しいとは思っています。 がんばって幸せになって下さい。
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