『今日の一言』
因幡うたぎ



 探し物というのは、探しはじめると・・・別の物を見つけて困るデス

突然、とある本が読みたくなって、天気が回復したのを「これ幸い」と自転車キコキコこいで出かけてみた。−−−一駅先の駅前にある古本屋が目的地だったのだが…結局、目的の本は見つからず、目的じゃない本を買ってしまった。……ありがちな話である(笑)買ったのは、「前田朝日の冒険」全三巻である。きらら16で連載していた、野梨原華南原作の漫画だが、私は原作の小説の大ファンであった。随分前だよな〜あれが出版されたのは(遠い目)−−−今では「ちょー」シリーズとかで人気者の作家さんだが、あの当時は、中々あの人の本を探すのは大変だった。というか、発売日とかじゃないと買えない(笑)運が悪いと発売日でも買えない(笑)←これは、店に本が入らないからである。仕入れないのね、特殊な出版者の本だから。……あの頃のシリーズものも面白かったので、ぜひ続き書いて欲しいのだが…まぁそれはともかく。別に原作もってるから、漫画はどうでもよかったのだが、作画のJunさんも好きな作家さんで、原作本の挿絵もしていた人だから、どうかな〜とか前からおもっていたのだ。漫画も発売されたのは1,2年前位だったはず…筈……(記憶が遠い)−−−で、結局、その足で隣りの店の本屋に行って、棚探して目的の本がなかったから、別の小説買って、雑誌立ち読みして家に帰った我輩。−−−−あ、今日はハリポタの十月ハロウィンバージョン仕上げる予定だったのにな〜。ははは。とか笑って誤魔化して、結局週末の貴重な時間に全くHPの更新が出来なかったので、夜寝る前にチョッピリ反省モードな今日の我輩。

■今日は何の日?■

日中共同声明が発表(1972年)
阿賀野川水銀中毒訴訟で損害賠償支払い判決(1971年)

=記念日=

●クリーニングの日
9・29を「クリーニング」と読ませる語呂合わせから(←かなり無理やりだぞ、これは/苦笑)、クリーニングの利用拡大と業界の振興そして技術の進展を図って、全国クリーニング環境衛生同業組合連合会が制定した…らしい。

2002年09月29日(日)



 本来の目的とは別の方向へとそれて行く・・・ネットサーフィンの恐怖

−−−−おかしいな。今日は、10月用のハリポタのトップイラストと、その素材を探してエンヤコラと検索かけていたはずなのに…気がつけば、ハロウィン素材を皮きりに、素材屋漁りをはじめ、更に、ハロウィンの資料を集めはじめたら、あれよあれよと言うまに、時間が経って行って、気がつけばこんな時間(ってどんな時間だよ?/笑)……22:30、そりゃ昼間から夜夕食時以外ずっと座椅子に座って画面見てたら、目の奥はバリバリするし、お尻は痛いし……身体固まってるし、オカンは愚痴愚痴言うし(←これはまた別問題/苦笑)……なんともはや、1日無駄に過ごした気がする、今日の我輩。しかし収穫はあった。とにかく、ネタは見つけた。久しぶりにハリポタSS書けそうな気がするにょv(←気の所為で終わらない事を祈るばかりである/注釈多すぎ?)
外は雨。明日は姪ッ子の幼稚園で運動会が開かれる予定だが、まぁ無理かな。とか薄情なことを考えている鬼叔母(笑)……台風近付いてきているって聞くし、秋の空は変わりやすいもの。もうすぐ9月も終わるのねぇ…とかアンニュイな気分になっていたりするが、何故アンニュイなのか?時かれても、それは女心と秋の空故…としか答え様のない永遠の謎なのである。(かなり意味不明…つまり意味はないんだな?/←心の突っ込み)
ああ、そういや9月最後の日には「三千世界の鴉を殺し」のCDブックが出るんだっけ。予約もしていないが、ウチの近所ではまず新書館のウィングス系CDはお目に掛かれないから、きっと手に入らないのだろうな。ははは。欲しいんだけどなぁ(溜息)
雨がやんだら、自転車5kmちょっと転がして、2駅先の駅前にある大きな本屋へ行こうかなぁ。

■今日は何の日?■

過去の出来事
国鉄上越新幹線の新清水トンネル開通(1967年)
パリ発東京行きの日航機、インド上空で日本赤軍にハイジャックされる(1977年)

……コメントいならいな。↑のじゃ。
なんとも書きようがないね。ははは。そういえば、北朝鮮との国交回復交渉以降、日本人拉致疑惑の原因究明とか生死判明のニュースとかに混じって、再び日本赤軍が起したといわれる「よど号ハイジャック事件」についてのアレヤコレヤに注目が集まってきているように思われる。まぁ、よど号のハイジャックも、確か目的は北朝鮮に亡命するとか言うものだったような気がするのだが、それならば確かに今回の北朝鮮関連のネタ的に合致するのだろう。そして、ドラマとかで再現とかされて足り、真相は!?とか煽り文句ついて足りするテレビ欄を見る度、「なんだかなぁ」とか「今頃なぁ」とか思うのだ。「まずは交渉の窓口を開く事…それなくして、何も始まらない」というのは確かにそうなのだが、当事者とその家族にとっては、「何故、今まで政府は何もできなかったのか」と憤りを感じるのも、また無理からぬ事だと思うのである。感情的にね。「高度に政治的で複雑な事情」によって、今まで全く北朝鮮との交渉を成功させる事が出来なかった人間達は、本当に最善と思われる行動を迅速にとってきたのだろうか?確かに「今」だからこそ、北朝鮮は追い詰められて、とうとう切り札を出さざるを得なくなって、事実の一端が明らかにされたのかもしれないが、「もっと早く」「なにか」ができなかったのだろうか?−−言うだけなら簡単だが、そうはいかないんだよ。とか大人の顔で諭されそうだが、国と国の外交に関して、日本の政治家とか外交官とか、頼りにならないいい加減なイメージが強いのは、何故なんだろう?事勿れ主義日本の象徴のような、今までのあり方は、そろそろ帰るべきじゃないのかな?…とか無責任な事を言ってみたりして。

2002年09月28日(土)



 安い給料でこき使われて・・・家に帰れば睡魔に負ける今日この頃

高校生だって今時、こんな給料じゃやってらんないだろう〜?…と言うような給料で、日に日に仕事を押し付けられる確立が増えてきている我輩。
ああ、コンチクショウめ!
断われない自分が、一番コンチクショウめなのだが…なんでも「いいですよ〜」といってしまう、自分の外ズラが憎い!!!
残業、残業って、それ美味しい?の世界に突入し、なんだか我輩黄昏モード。
日記に愚痴書くのもナニなのだが、まぁそれはそれ。個人的スペースと言う事で、許していただきたいものである。−−−飲まなきゃやってられるかぁ!!(ちゃぶ台ひっくり返し)
−−−ああ、我輩の天職は何処にあるのじゃろ〜?(←現実逃避ながらも切実な問題)

そして、今日も疲れて眠くて、風呂はいってナニもせず寝てしまうのだね。
週末に何もかもまとめてやらなきゃ…通販作業もたまっちゃったし(ぶつぶつ)
そろそろ、冬の原稿の事も考えなきゃいけない、切羽詰ってきた今日この頃の我輩。

■今日は何の日?■

吉田松陰処刑(1859年)
福岡で秋月の乱(1876年)
横浜で日本初の近代的上水道配水開始(1887年)
東京中央放送局、初めて海外に電波を発信する(1930年)

……横浜に日本発の近代的上水道配水開始…という↑を見て、何故か我輩の頭の中には、大和和紀著「ヨコハマ物語」(漫画)がポンと思い出された。思い起こせば、真理子お嬢サマが奥様になって、どこぞの組みの若(昔の恋人とソックリと言うお約束つき/笑)と仲良く上水道が配水開始する時刻に蛇口をひねって、大喜びしているシーンがあったなぁ…なんて、結構そんな事は忘れずに覚えているものである。我輩は、真理子お嬢サマより、宇野の方が好きだったので、アメリカ編はかなり熱心に読んだ記憶がある。憧れの新太郎(仮)さん(←漢字忘れた/苦笑)と結婚できて大喜びした記憶もある。……大和和紀といえば、今「はいからさんが通る」がまた新装版のコミックスで発売されているのに驚いた。……昔も今も、伊集院少尉の足は無限に伸びているのだろうか?(笑)←断ち切りで書かれていることが多かったので、昔仲間内でそう言われていたのだね。




2002年09月27日(金)



 風邪悪化・・・自業自得的、週末疲労生活

自ら自業自得的に、週末に物凄く疲労するスケジュールを組んで、ただでさえ風邪っぴきだった我輩は、とうとう本日、曇り空の日曜日(途中から、雨)…咳込みすぎて、声がでなくなってしまいました。−−−ああ、久しぶりだな、俺サマのハスキー声…っていうか、音なのか?これは。(←かなり酷いらしい。)
一昨日あたりから、かなり酷い鼻風邪で、軽く咳をしたり、喉が非常に痛かったり、微熱があったりしたのだが、昨日出歩き、ビールを飲みすぎ(←おい)、今日は墓参りで出かけ、外の寒いところでレジャーシート引いて、「わぁ、芝生でご飯〜」とか寒い事しうちゃって(←兄夫婦&チビギャングが来ていた為である)、家に帰ってくる頃には、声が喉の奥でカスカス行っていて、今家でこうして日記を書いている段階では……出ないで〜っすvうふvvvとか可愛い子ぶっても、何ら自体には変化がない程に、悪化してしまった我輩の風邪……明日、祭日だけど出勤だぞ!あさ8時からの勤務だ!ブラボー自分!!………死にます。マジで。更新暫くやっぱ、無理?(TT)
−−−季節の変わり目。急に寒くなってまいりました。皆の衆、くれぐれもお気をつけ下さりませ!!!

■今日は何の日?■

リンカーン、奴隷解放宣言(1862年)
米政府が「降伏後における米国の初期の対日方針」を発表(1945年)
横綱・千代の富士、本場所通算965勝の最多記録を達成(1989年)

・・・コメントなし。
千代の富士…といえば、英国旅行中に行った、「マダムタッソーの蝋人形館」に世界の超有名人と共にどっしりと化粧回しをした姿が飾られていたっけね…(遠い目)きちんと、「スポーツの世界の有名人」コーナーにいたな。うん。……良く出来た人形だったことよ。……だから、って、なに?と言われると。いや、別にただそれだけなんだけど、としか言いようのない、どうでも良い話。


2002年09月22日(日)



 我らが、最愛なる博士の誕生日・・・ですが?

Happy Birthday!!
貴方の誕生日がこうしてまた迎えられた事が、とても嬉しいです。
なのに、毎年、この日に小説がアップできないって…どうよ?自分(滅)
日記だけ見ている人には、さっぱり解らない話ではあるが、我輩が、今現在HPとか同人誌とかで、熱烈ふぉーりんらぶ状態で爆走している、某小説のキャラクターである、美貌の天才博士(笑)&役に立つのか立たないのか解らない双子の兄(幽霊)のお誕生日なので、このような心の葛藤が起こっているのである。(心の葛藤って……/苦笑)

ちなみに、今日9/19の誕生花は「女郎花」でした。
花言葉は『親切』
裏表のない誠実な人柄。見栄を張って背伸びをしたりせず、ありのままの自分を素直に見せる希有の人といってもよいでしょう。無垢の心を大切にして。

…………(沈黙)
コメントが見つからなくて、暫し固まった我輩。
博士の親切は解りづらい。そして、対象が極々限定されるから、希少価値は計り知れないかもしれない。裏表…ないのか?(疑問)誠実…ではあるだろう。ある意味。見栄を張って背伸びをしない……等身大の自分を……曝け出すようなタマでなはいな。うん。ありのままの自分を〜……見せないって。無垢の心?……ある意味、ある部分に関しては、無垢…というより、幼稚園児なみに未発達だが……(意味深)……博士はともかく、ユージンにはそれなりに…それなりに…当てはまる?(懐疑的)−−−ウチのユージン、かなり天真爛漫の外ズラの裏側で博士より屈折しまくってるからなぁ(My設定なので、あしからず)

とりあえず、おめでとう。ナル。ジーン。
SSは……明日ね。明日……?(←何故、疑問形!!/爆)

■今日は何の日?■

太政官布告により、平民も苗字が許される(1870年)
初の臨時ニュース放送が流される。内容は満州事変の第一報(1931年)
公務員の政治活動を制限する人事院規則制定(1949年)
原水爆禁止日本協議会(原水協)結成(1955年)

−−−苗字ネタ一つ調べたりして。
さて、皆さん「月見里さん」という苗字、どう読むかご存知かな?
答え=「やまなしサン」である。
なんじゃこりゃ?!普通読めないって!…と心の突っ込みをした、そこの貴方。
更に詳しい解説をしよう。
1870年(明治3年)から平民も苗字をもつことが許されたが、日本に苗字が登場したのは、平安時代だといわれているらしい。(古い話だ。)
苗字の種類は約4万。……多いのは佐藤さん、鈴木さん、高橋さんといったところだが、中には難しい読み方の苗字もある。(前置き長すぎ/苦笑)

さて、「月見里(やまなし)」がなんでそう読むかというと、「山がないので月がよく見える里」という当て字なのである。(←無茶苦茶こじ付け)
同じように「小鳥遊(たかなし)」は、「鷹がいないと小鳥が遊ぶから」だし、「四月一日(わたぬき)」は、「四月一日に綿入れを脱ぐ衣替えの習慣からきた苗字」だし。「一(にのまえ)」、「九(いちじく)」、「九十九(つくも)」など数字の苗字もあったりする。−−−日本人……苗字でまでトンチきかすほど好きなのか?



2002年09月19日(木)



 秋雨前線と体調不良との関連性は不確かなれど・・・

いつだったか、早朝のTBSラジオで、気象予報士の森田さんが、「前線の人体に対する影響力」なる話をしていた。
潮の満ち干き…所謂「月の重力」が、人体に及ぼす影響というのは、ポピュラーだが、梅雨前線や、秋雨前線などの天気予報でお馴染みの前線君も、どうやら人体に影響力をもっているらしい。
そういえば、雨が降る前に古傷が痛むとか、関節が…とかリュウマチが…とかいう話を聞いた事があるが、それと同じだろうか?
自律神経系やらにも来て、躁と鬱なんかにも影響するらしい。
長雨は、確かに憂鬱になったり、精神に訴えかけてくる場合が多々あるが、それは所謂「気圧の変化」からくるものなのだと、なんだか今更ながらに「ほえ〜」とかおもったりしちゃったりして。
しかし、所詮森田氏の言う事である。
確かに、実体験的に「ああ、なるほど」と思えるが、統計学的に見て、果たして全ての人間にそれが当てはまるか…というと、月の重力うんぬんよりも、影響の度合いがアバウトすぎて、はっきりしないような気がする。
だがしかし、まぁ、我輩は思いきりそれに当てはまる体質のようだ。
いつでも昼までも酷く眠くて、それなのに夜眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める。−−更には、身体の節々が痛み、鼻水が出て来て、喉が非常に痛いのである。−−−つまり、風邪?
恐るべし、秋雨前線!!←本当か!?

■今日は何の日?■

全日本学生自治会総連合(全学連)を結成(1948年)
蔵前国技館が落成、相撲博物館開館(1954年)
海老原博幸、ボクシング世界フライ級チャンピオンに(1963年)

=記念日=

●かいわれ大根の日
日本かいわれ協会が、無農薬野菜であるかいわれ大根にもっと親しんでもらおうと制定した。9月18日を選んだのは、9月の会合で決まったことと、「1」の上に「8」の字を横にしておくと双葉のかいわれ大根の姿になるためという。……なんじゃそりゃ!?てなもんだが、まぁいいか。

で、大根である。↑の貝割れが成長すると大根になるが、大根おろしには、しっぽの方より、葉に近い首の方がいいというのが通説だ。
これは調べてみると、大根のしっぽの方には、空気に触れると苦みの成分となる『窒素化合物』が多く含まれているかららしい。……細い部分により多くの窒素化合物が集まっているので、大根はなるべく太いものを選んだ方がよく、しっぽの方や細い大根は煮物に使うのがベスト。
また、なるべく空気に触れさせないように、大根は食べる直前におろすのがよいと言う事だ。……さりげなく、奥が深いぞ!大根!!
−−−ちなみに、へたな役者のことを『大根役者』というのを聞いた事があるだろう。それは、何故かをご存知だろうか?……昔の人は何て素朴ないいまわしを好んだのだろう。っていうか、所謂連想ゲームなのだが(苦笑)−−−答え。『大根はどうやって食べても中毒しない(あたらない)から』……オヤジギャグよりは、センスはいいね!(グッ!)

2002年09月18日(水)



 そして、ゾンビ映画の余韻より・・・地酒によるセカンドインパクトにお悩みの午後

アセドアルデヒドによる、「二日酔い」ではないが、とりあえず昨夜のみ過ぎたことは認めるにヤブサカデハナク(←何故カタカナ/笑)……朝、目覚めると、喉がからからに干からびていた。−−−うふふ、こりゃ加水分解による脱水症状になる前に、水飲まなきゃvとヨロヨロ起きだし、お茶を胃袋に飲み下して、更にヨロヨロと布団へ戻ると……ああ何たること、とってもご気分がわるいんですのよ〜ワタクシ……な状態になったので、二度寝する(バカ)
午前中も終わりかける頃に、再び水分欲しさに布団からはいだし、「このままではいかん」と一念発起して、食事と採る。……ああ、いつもよりはマシだな。あんだけ日本酒飲んだのに。体調良かったんだなぁ、ワシ…とか、あまり救いにならないことを考えつつ、今現在塩分も欲しい筈だ…とがんばって塩気の聞いたものをモヒュモヒュ咀嚼したが、まぁ、いつものようにたらふく食べるには至らず、なんとか「腹が減った」と訴えていた、胃袋を宥める事に成功し、昨日とって置いたはずの「世界ふしぎ発見」を見ようと、何気なく流した視線の先で、タイマーが解除されたままの状態になっているビデオデッキを発見してしまい、内心かなり、「俺サマのバカ……」と落胆する。−−−気を取り直して、もう一台のデッキで録画しておいた、「グリーンマイル」を見る。−−−昨日見た、「バイオハザード」とは違い、これは怖くはない。筈。……だが、見てみると、これはこれで、かなり怖い内容だった。ホラーの怖さではない。人間という生き物の残酷さ残虐さを感じる作品だ。昔のアメリカの死刑囚だけを収監する刑務所の一角、その床は深緑色をしていて、いつからかそこは「グリーンマイル」と呼ばれるようになった。死刑囚が最期にあるく道という意味もあるその「グリーンマイル」に新しい死刑囚がやってきた。その男は少女二人を殺した殺人犯と言うことだったが、とても純粋な魂の持ち主で、奇蹟の力の持ち主だった。彼が触れた看守は病を直され、その奇蹟を目の当たりにし、更には、潰されたネズミを生き返らせると言う奇蹟まで起した。−−彼は、もう一つ奇蹟を起す。−−そして、彼は無実だった。だが、それを証明することは、出来ず、看守達は、涙を零しながら、彼を電気椅子にかけ、処刑する事になってしまうのだ……彼は、世界中で起こっている不幸な出来事を感じ、哀しみ、そして絶望していた。そして、とても疲れていた。だから、「終わりにしたい」と言って、逃亡を示唆する看守達の優しさに被りを振りつづけた。−−−悲しい話だ。そして、電気椅子というもので人を殺す、人間の怖さ…それを見つめる人の目。その電気を流す恐ろしい最期の瞬間を何度も描いた監督の意図が、胸に迫る。−−人の秘めた残虐性と、隣り合わせにある優しさ。あたたかな心。それらを引き立たせる囚人達の死の瞬間。……この映画を見ながら、恐ろしさと温かさで、胸が苦しくなった。−−こういう感動もあるのだな。色々言葉にならない感情を喚起させられて、それはそれとして、言葉にする必要はないのだろう。何かメッセージを受け取った、感じた、それは、つまり、この映画のすごさなのだろうから。
とりあえず、なんだか日記書いているうちに、また気分が悪くなって着たりして、そして、書く予定だったSSが全く書けなかったりして、うふふ、今日の予定は既に駄目ね。明日は仕事だし、誕生日当日にUP出来れば、拍手喝采vということで、許してもらいたいぁ…なんて、某女王に念を飛ばしてみようかな。

■今日は何の日?■

アイオン台風が関東、東北地方に上陸。死者行方不明2368人(1948年)
国鉄、中央線にシルバーシートを設置(1973年)

=記念日=
●敬老の日
1966年に「国民の祝日に関する法律」が改正され「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」祝日として敬老の日が制定された。この日は、723年、聖徳太子が四天王寺に、貧しい人や病人、孤児などを救済する悲田院(ひでんいん)を設立した日とされており、それにちなんだもの。


……これは、全く↑の内容とは関係ないのだが、9月10日ころから10月10日ころまでの約1カ月は、「秋霖(しゅうりん)」というらしい。梅雨の長雨と、秋の長雨、どっちもどっちと言う話である。夏の間押し上げられていた梅雨前線が、高気圧の低下とともに、再び日本列島へと下りてくる、すると秋雨前線となって我々を悩ませるのである。−−これに台風が近付くと、集中豪雨になるから、要注意なのだそうだ。いやだなぁ、雨は。どちらかというと、天高く馬肥ゆる秋的、秋晴れを望みたいんだが、ああ、最近天気不安定だよなぁ。めう。晴れろ晴れろ〜

2002年09月15日(日)



 シネプレックス10というのがありまして・・・

我輩の勤め先がある、千葉県千葉市美浜区中瀬…所謂、「海浜幕張」駅がある場所の駅前に、7月中頃、「シネプレックス10」というのができた。いわゆる全席指定の映画館なのだが、スクリーンが10あるから、「シネプレックス10」という名前だったりするようだが……それで、何が言いたいのかというと、本日、我輩は友人と共に、レディースデイでもないのに、映画を見に行ったのである。これが、本題。
ちなみに、この「海浜幕張」駅近辺には、幕張メッセという国際展示場がある。そこで、現在、9/22まで恐竜博をやっていたりする。これは、割りとメジャーな話だろう。
さらに、この駅の前には、「ガーデンウォーク」と呼ばれる、アウトレットのお店が集まったショッピングモールがある。色々安いが、その場にあるもの限りなので、サイズがない時が多いので、少々肉付きのよい我輩などは、あまりこちらで買い物が出来なかったりする、悲しい場所だ(T□T)

話がそれまくってしまったが、映画の話に戻る。
我輩達が今回見に行ったのは、「バイオハザード」だ。……カプコンの人気ゲームをハリウッドが映画にしてしまったという、アメリカのオタクな人たちが情熱を傾けた作品なのだが、我輩このゲーム、怖い上に、コントロールできなくて、全く駄目なのだが、友人は、それこそ全てをクリアし、時に、夜中に一人でクリアしている最中、怖くなって、いきなり電話して来たりする…とってもマニアなゲーマなので(←何かが違う)、「見に行こう!」と我輩を誘ってくださったわけである。……ちなみに、我輩怖い映画は大の苦手である事を先に明記しておく。

▼ここから先はネタバレなので、映画をコレから見に行こうと言う人は読まない方が得策である。

ああもう、コンチクショウめ!製作者の思う壺とはこの俺サマのことさ!!!
くやしい、くやしいぞぉ!!
ゲームの「バイオハザード」でもそうだが、「あ、ここで出てくるぞ」と言う時に、音楽が最高潮に緊迫した瞬間、お約束通りにゾンビだゾンビ犬だと出てくるし、ここで扉を開けると、その向こうには、必ずいる!絶対いる!と言う時には、必ず、やっぱり予想通りの結果になる…そう、予想しているのに、我輩心臓が止まりそうになる程、吃驚するし、怯えてしまうのである。……思う壺。思う壺(泣)
ラクーンシティという街の地下で秘密裏にとある研究が行われていた。ある日、研究施設の中でバイオハザード警報が発令され、メインコンピューターは、研究所内に居た全ての人間を殺し、ウィルスが外に出て行かないよう処置をした。だが、外の人間には、何かが起こったのか解らない。そのため、研究所を運営していた会社は、原因究明と、メインコンピューターを停止させるため、特殊部隊を地下研究施設に派遣した…というストーリー。そして、主役の女キャラは、強い。その上可愛い。……思わず、ワイヤーアクションのシーンや、彼女のアップのシーンでは、我輩ウットリと見つめてしまうのだが、そこには、ゾンビやらゾンビ犬やらが出て来て、大変なアリさまなのである。そして、心底ビビる。ああもう、俺サマ心臓バクバクさ!(←かなり混乱中)
身体中が恐怖の叫びを上げる我輩の心境を置き去りにして、スクリーンの中では、次々とゾンビが出て来て、更には遺伝子操作された怪物がお約束のように登場。やっとこ、逃げられた…ト思ったら、そいつに教われ、最後まで何とか生き延びていた仲間が、ゾンビウィルスにやられて、ゾンビ化して大ピンチだし。生き残ったと思ったら、主人公は拉致監禁され、彼女が目を覚ました時、おばかさんな研究所の元締め組織が原因究明とかいって、迂闊にも地下研究所からゾンビが徘徊するような状態にしてしまったりなんかして、主人公は、ゾンビ達の徘徊する街から、今度は脱出しなければならない〜なんて、ラストだったらいしたから、ああもう、まるっきり、このまま、「バイオ〜2(ゲーム)」に続く?って感じ?とか友人と熱く語ってみたりして。
はっきりいって、マジ怖いッス!ええもう、心臓バクバク、呼吸は苦しい、身体中は強張って、震えが止まらない!?…ってな具合で、我輩、席を立って外に出る時も、ひざ笑っちゃって位だ。
「ぜった、B級映画になってると思ってた」と友人が語る位には、話も、脚本も良かったといえる。怖いのが平気ならば、ぜひオススメの映画である。
ちょっと、残念だったのは、地下研究棟のウィルスが保管されていた部屋は、コンピューターがその中の人間をスプリンクラーの水を密室化した部屋の中に放出して、殺しちゃった為、扉が開いた後も膝上位の水位があった。……それを見た瞬間、「サメか?ゾンビザメが出るのか!?」とかなり期待したのだが、結局出てきたのは、水中に潜んでいた女ゾンビで…ああ、やっぱり、ゲームほどゾンビのバリエーションも遺伝子操作された化け物の出現率も高くないのね〜とかとか、さり気なく恐怖に震えあがっていた割には、細かい所で文句を言ってみたりする余裕が合った我輩(笑)−−−なんにしても、時間の感覚がなくなる映画であったから、2時間近い鑑賞も苦にならない、良く出来た映画ではあった。怖かったけど(T□T|||)

映画を見た後、地酒が飲める飲み屋で、300mlビン3本と、2合分の日本酒を飲み、かなり酔っ払って自宅に帰った我輩。−−日記の更新もできず、部屋の電気を消す事もせず、気がつけば布団で寝ていて、「あら、ワタシ、いつ布団をひいたのかしら?っていうか、着替えてるし…記憶?記憶が?ほほほほ♪」という状態で朝を迎え、さり気なく体調不良な日曜日を過ごす事に。……自業自得とはいえ、微熱まで出ちゃうのは、どうよ?とか思う、今日の飲んだくれの戯言。

■今日は何の日?■

津田梅子、女子英学塾(現津田塾大学)を開校(1900年)
ソ連無人探査機ルナー2号、月面到達(1959年)

=記念日=
●メンズ・バレンタイン・デー
9月14日は2月14日のバレンタインデーから半年後であることから、男性の側から積極的に愛を表現する日として、日本ボディファッション協会が1991年に制定した日。バレンタインのチョコレートに対して、この日のプレゼントは下着。

……メンズ・バレンタイン・デー……なんとも怪しい響きである。
というか、ただのバレンタイン・デーが「お菓子会社の陰謀」だとすれば、このメンズ・バレンタインデーは、下着メーカーの陰謀というところか。っていうか、2月のバレンタインデーから半年後ということで、今度は、男性の側から積極的に合いを表現する日にしよう…という、その思考回路がそもそも解らない。ただのこじ付け…と言ってしまえば、それまでの話。そして、我輩、男性が女性に下着を送るというのは、ある意味両思いの深い中の男女であれば、冗談ですむかもしれないけれど、チョコを渡す乙女の大半が片思いやら、義理やらだったりするのと同じで、そういう相手に渡すものとして、「下着」というのは、一種のセクハラ行為ではなかろうか?とかとか、愚考するのだが、皆の衆。ご意見はどうだろうか?(笑)

ちなみに、今日は何の日?の津田梅子女史についても、調べてみた。
彼女は、なんと6歳にして留学した天才少女であったらしい。留学先は、アメリカ。梅子が預けられた家では、最初、こんな小さな子供の面倒はとても見られないといったそうだが、その聡明さは周囲の大人を驚かせたという。結局10年間もの長きに渡って留学することになり、帰国したのは明治15年。華族女学校の教授として迎えらながらも、日本の教育が肌に合わなかったのか。後に再び渡米。二度目の帰国後に、独力で女子英学塾を開いたそうな。………すごい人っもいるもんだ。

2002年09月14日(土)



 嫌な予感は良く当たる・・・

ずっと楽しみにしていたネズミ王国に行って、帰ってきたら、最愛のネコが死んでいた。−−−朝、出かける前に、水をスポイトで飲ませたら、ほとんど飲み込むことも出来なかったので、多分今日、出掛けたら、生きている姿には逢えないかもしれない…そう思いながらも、外出を選んだのは自分だった。
帰ってきて、冷たくなった彼女を見た時、「ああ、やっぱりな」と思った。
玄関を開けた時、線香の匂いと、菊の香りが強く立ちこめていたから、彼女の冷たくなった姿を見る前に、気付いていたけど、自分の家には既に仏壇があるから、そちらの方の線香の匂いだと、信じたくて…すぐには仏間の方に行けなかった。−−−無事な姿を探して、結局、箱の中の彼女を見た時、納得している自分と、後悔している自分と、やるせない自分とがぐちゃぐちゃになって…一人で逝かせてゴメンネ。傍にいなくて、ゴメンネとしか言えなかった。ネコは人のいる所では死なない…というけれど、母も私もいない午前中に、一人で静かに眠っていた彼女は、最期に何をおもっただろう?−−−淋しいと、思ってくれただろうか?それとも、夢を見ながら、一人であることに気付かないうちに、逝ってしまっただろうか?朝、寝かしつけたままの姿で、眠るように、苦しんだ様子もなく冷たくなっていたよ…と母は言った。
ごめんね。今日、多分彼女は死ぬだろうと解っていたのに、もう時間が残っていないだろうと解っていたのに、出かけて…一人にして、ごめんね。
ゴメンネ……ごめんね……。ごめん。ごめんなさい。

2002年09月10日(火)



 元気溌剌?・・・とまではいかないけれど、健康を取り戻した喜び

普通の食事が食べられる…というのは、シアワセな事だなぁ〜とか、しみじみ最初っから語ってみたりする、今日の我輩。ふふふ、お弁当も、少ししか残さなくなったし、朝食もご飯半膳は食べれるようになったし、おかずも少量だけど、美味しく頂けるし、ああ、人間食べることが出来る様になると、みるみる健康を取り戻してゆくもんだ…と言う実感を、非常にリアルに覚えているのだが…そういう経験って、皆々様はないだろうか?(ああ、あまりここまで体壊す人間って、いないかな/笑)
食事という作業が、人体全体に及ぼす効果というのは、絶大である。…ただ、エネルギーを補給する…という作業なのではなく、口に物をいれる。咀嚼する。唾液が出る。嚥下する。胃袋に食べ物が入り、消化をする。胃袋が動く。腸が動く。排泄される。・・・これら一連の連鎖が行われる事により、脳味噌も動くし、身体全体の機能の歯車がしっかりと回り出す…という事を、我輩はしみじみと実感した。
食べると言う行為は、健康への第一歩なのだ。いくら、栄養ドリンクで補った所で、それは一時的なもので、身体の中の内臓から血流にいたるまでのメカニズムをスムーズに、快活に動かす為には、やはり固形の食事をとると言う事が、もっとも効果的なのだ。……その場合、咀嚼の回数が多ければ多いほど、脳が刺激され、信号の発信率が高くなり、更には内臓機能も活性化するわけなのだが……早食いだった我輩が、胃袋が受けつけなくなった一週間の流動食生活によって、咀嚼回数が異様に上がり、食事時間が比例して量の割には長時間に及ぶようになった…というのは、なんというか…分刻みの現代社会においては、一長一短な感じがしないでもないのだが……ああ、健康的な食生活!食欲の秋を前にして、食事の有り難さを知るというのは、なるほど、素朴な幸せなのかもしれないが、実は、とっても大切な事である筈だ…と改めて思ったりした。
だから、なに?…とか言われると、悲しくなるので、突っ込まないように(苦笑)

■今日は何の日?■

わが国初の普通選挙として浜松市会議員選挙実施(1926年)
巨人の王貞治、756本の本塁打世界最高記録を樹立(1977年)

王貞治…といえば、「一本足打法」であり、その笑顔は、ナボナのCMを思い出す(笑)お菓子のホームラン王…とか言う煽り文句だったかしら?あの合成臭い味…安いバタークリームが嫌いで、我輩はあのお菓子を食べることはしなかったが…あの20年〜15年位前の誕生日ケーキ=バタークリームのデコレーションケーキという時代、あのバタクリは、どうやら相当ひどいものだったらしい。本当のバタークリームではなかった…と最近知って「騙された!?」とか衝撃を受けている人間は、多分日本中を捜せば我輩以外にもいるのではないだろうか?……という話ではなく、読売巨人軍の王貞治選手が、後楽園球場でおこなわれた巨人対ヤクルト戦の3回裏に通算756本目の本塁打を打ち、米大リーグのハンク・アーロンを抜いて世界新記録をつくった。すごいね、王サン…現在の王監督、色々大変そうであるが、頑張って欲しいものである。…ていうか、ホームラン王だからって、野球の監督で大成できるか?というと微妙な問題ではなかろうか?長島と同じ、ネームバリューだけの監督ではない…と言うような感じだけど…チームもそれなりに頑張ってるし……っていうか、野球あまり興味ないので、最近の事は全く知らないのだがね(苦笑)



2002年09月03日(火)
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