陸橋...東風

 

 

久々に書いてみる。 - 2011年03月21日(月)

思えばここ3年ばかり、この日記は彼のことばかり綴っていた気がする。
そしてまた別れの季節。
私は来年度も同じ職場だが、彼は異動になった。

そしてまた仲違いしているのである。

今年度も凄く仲良くなったり、悪くなったりを結局繰り返した。
でも一緒に飲みに行く回数は極端に少なくなった。
彼にも、私には言わないだけで大切なひとがいるのかもしれない。

そう思っても、以前ほど胸が痛まない。
そもそも胸が痛むことすら、本当は相応しいことではなかったのだけど。


彼のことはそれでも大切な同期だ。
…そう言いたいけれど、今の関係で果たしてそう言えるのか。
彼から始まる拒絶。私に波及する反発。そして平行線。
口をきかない。目を見ない。
互いの存在に最大限神経を尖らせながら、空気のようにふるまう。

でも何だかそれらが全て、どうでもよいことに思えてきた。
痛みを伴う仲の良さってなんだろう。
簡単に壊されてしまう快さとはなんだろう。

結論から言うと、そこまでして関係を維持する必要があるのか、ということだ。

今の私にはもうその必要が無い気がしている。
以前彼に持っていた、執着。
時間が上手に風化させていってくれたみたいだ。


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