陸橋...東風

 

 

わたしは - 2010年11月30日(火)

もう彼を好きでいたくない。
それは自明の理なのだよ。
なのになんで。私の眼は彼を追うのだ。

数日前。女性三人で熊野やら伊勢やら
神社巡りの旅に行っていたのである。
そこで最も願うことは。本当残念ながら。
結局は彼のこと。もちろん大それた願いなどしないけれど。

どうして今の私は全て、彼につながってしまうのか。
あれほど冷たい人に。明らかに私のことを何も思ってない人に。

こんな自分は嫌だ。私が、私じゃない。
私は
あくまで
私のために私でいたかっただけだ。

彼は全くもって、私のことなど好きではない。
冷静になっても、他の人に聞いても。
導き出される答えはいつも同じなのだから。

忘れたい。忘れよう。
そう思っても心が泣いている。
この想いをどうしたら良いのか、解らずに
私はいつもこの場所に立ちつくしている。


-

つれづれと遊ぶ - 2010年11月05日(金)

今日は平日休みなのでしっかり寝坊をして
掃除をするつもりだったがまだダラダラしている。
多分一日だらだらしたとしても旦那は怒らないんだろうなぁ。
いいヤツだな、と自分の旦那ながら思う。

そしてブリーフアンドトランクスのベスト盤を聞きながらくすくす笑っているのである。


不思議な夢を見た。
何だか自分の高校とよく似ている教室で授業を受けていた。
そして間ひとつ空席を挟んだ窓際に彼が座っていた。
授業中なのにお互い話したくて仕方が無いらしく
二人の間にある空席に移ってこいと、しきりに彼が言ってくる。
イヤ無理だし、とかわす私。

場面が変わって放課後。
教室には誰もいないのだけど、私達はベランダで、誰からも見えない死角にいる。
私達はまた話している。いつものように他愛のない話。
不意に彼が手を伸ばして私の頬に触れた。私も手を伸ばし、彼のもう一方の手を握る。

それが一線を越えた合図。
キスをして、抱き合って、そしてセックス。
事が終ったあたりに教室に人が入ってきて、あわてて服を整える、という

何だかマンガによくありそうなシチュエーションの夢でした(笑)


彼が夢に出てくることは何度かあったし
手を触れる、というシチュエーションまではあったんだけれど
一線を越えた状況と言うのは夢の中でも無かったなぁ、と。
でも個人的には嬉しい夢だったが、しかし絶対現実にならない夢。

ちょっと前までならこんな夢を見たらきっととても悲しくなった。
だって彼に触れたいと思っていても、それは絶対に叶わない。
なのにあの夢の生々しさは、残酷以外の何物でもない。

今は少し心の傷は痛む。
けれどあの夢を苦笑しつつも、楽しく反芻することができる。
有り得ないことだけれど、有ってもいいなと思うこととして。

私は未だ彼を愛しいと思うし、
女性との話を聞いた時には心からひとすじ、血が流れだしたのが解った。

だけど今はすぐに諦めることができる。
彼を大事な友人として、彼の幸せを願うことができるだろう。
…多分。

言い切れないところがまだまだ私の未熟なところです。


ああ結局掃除してない…。


-

少しずつ、少しずつ。 - 2010年11月02日(火)

君が過去になっていく。
君を過去に置いていける。
この作業には少しの痛みが伴うけれど
ほら少しずつ、私は身軽になっていく。

君は私の目の前にいる。
ずっと私の目の前にいた。
そしてこれからも目の前にいるだろう。
だから変わったのは私の心。

結構、時間がかかったよ。
決して楽な作業では無かった。
それくらい私は君に魅かれてしまっていたんだ。

今だって私は君を目で追うだろう。
けれどその見え方が少しずつ変わってきた。
君のことが好きだった頃の歪んだファインダーが
ちょっとずつ取り払われてきたんだ。

君のことを想うと、まだ少し悲しい。
どんな恋でも手放すとなると、感傷がつきまとうものだろう。
でもきっとそれは泣き笑いなんだ。

もう一回、君をただの友達として思える。
それを望んだのは誰でもない私なのだから。

そして私はやっと自由になる。
君への勝手な理想と不自由な想いで固められた檻の中から
完全に出てしまうまで、あと少し。

きっと振り返ってしまうだろう。
引き戻されてしまいたくなるかもしれない。
でもそれすらも、私は否定しない。
なるようになればいい。
願わくば、私の自由な方向に。


そうして自由になった私は
君の眼にどう映るんだろう。

知りたい。けれどどうでもいいことだ


-

少しずつ、少しずつ。 - 2010年11月01日(月)

君が過去になっていく。
君を過去に置いていける。
この作業には少しの痛みが伴うけれど
ほら少しずつ、私は身軽になっていく。

君は私の目の前にいる。
ずっと私の目の前にいた。
そしてこれからも目の前にいるだろう。
だから変わったのは私の心。

結構、時間がかかったよ。
決して楽な作業では無かった。
それくらい私は君に魅かれてしまっていたんだ。

今だって私は君を目で追うだろう。
けれどその見え方が少しずつ変わってきた。
君のことが好きだった頃の歪んだファインダーが
ちょっとずつ取り払われてきたんだ。

君のことを想うと、まだ少し悲しい。
どんな恋でも手放すとなると、感傷がつきまとうものだろう。
でもきっとそれは泣き笑いなんだ。

もう一回、君をただの友達として思える。
それを望んだのは誰でもない私なのだから。

そして私はやっと自由になる。
君への勝手な理想と不自由な想いで固められた檻の中から
完全に出てしまうまで、あと少し。

きっと振り返ってしまうだろう。
引き戻されてしまいたくなるかもしれない。
でもそれすらも、私は否定しない。
なるようになればいい。
願わくば、私の自由な方向に。


そうして自由になった私は
君の眼にどう映るんだろう。

知りたい。けれどどうでもいいことだ


-



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail
エンピツユニオン