陸橋...東風

 

 

今日も家でお篭り。 - 2009年01月23日(金)

体調はほぼ治っているんですけどね。
さすがに。病欠だし。家で大人しくしています。極楽りんご揃ったしね。
家の片付けでもしようかな…と思ってたらもう16時だしね。どうしよう。
でも熱計ったらまだ37℃後半だorz
しかし今日うっかり上の先生に電話で「来週はフルにいけます」と言ってしまった。お調子者めが。

今日は本当はあの同期と飲みに行きたいと思っていたのだけど。
仕事も休んでいるのだからもちろん行ける訳も無く。
まぁ仕事行けたとしても彼が行くと言ったかどうかは解らない。
きっと行かない、って言った気がするんだけど。

最初にそう想定してしまっている辺りが悲しいな。

私は家での中では生きて行けない人間だと思っていたのだけれど
(何故なら毎週末殆ど強迫的に外出していたから)
多分、家で旦那と暮らしているから今は自由に独り遊びができないのだ。
なので旦那が仕事している間、凄く独り遊びを満喫してしまっているんだけど。

時間に囚われないから、いろんなアンテナが張れるらしい。
目も耳も。嬉しいことだ。
凄い感覚が研ぎ澄まされているのが解る。だから今。表現したい。
凄く音楽がやりたい。凄く文章が書きたい。
そういう感覚を久しく私は忘れていたと思う。
そう。それこそ医学の道を選んでしまってから。
私はあの時間違いなく何かを一つ捨てた。少なくともそう思っていた。
でも捨てたのでは無く、封印しただけだったのだと今、思う。

まさかインフルエンザがきっかけでまた思い出すとは。熱でハイになっているだけ?
何がきっかけになるか解らないものだ。

でも例の同期のことはできるだけ考えないようにしている。
考えても暗い考えしかでてこないし。
そもそも彼に対してどんな気持ちなのか、それが自分でも解らない。
何か別の同期と仲良いみたいだし。
それについては嫉妬にも似た気持ちがある。
しかしそもそも私が彼の一番の仲良し、という位置を手放してしまったのだ。
だからそもそも後悔するというのはきっとおかしなことだ。
そういう気持ちがあったとしても、口に出してはいけない。

昔はそういう感情は大嫌いだった。
男女の間という感情。
朝起きたら男でも女でも無くなっている。何度もそう夢想した。
けれど初潮を迎えた段階で、夢は打ち砕かれてしまった。
あの時の全てが崩れた瞬間を、私は決して忘れない。
こういうこと全てが、あの過去に繋がっている。
決して消せない過去。
今の状態ならあの過去と少し向き合える。
幼い頃の私には何の非も無かったことはもう、解っている。
では一番許せなかったことはなんだ?


それは知らなかったこととはいえ、あの頃のあたしがあの行為を受け入れたこと。

それが今のあたしを構成する一部となっていること。


私の性的な倒錯は、間違いなくあの出来事が起因している。
倒錯とまでは言えないのかもしれない。
男を殺してしまいたいほどに激しく憎む気持ち。
男が欲しいと思ってしまう女の部分であるところのあたし。

「あたし」の部分を私は嫌悪する。そして激しく憎む。
聖職者のように、清らかであれ
そんなの無理に決まっているのに、と「あたし」も「私」も知っているのに。

それでも私たちは共存することができるようになってきている。
25年近くの歳月をかけて。やっと。


いくら闇い気持ちになったとしても。今日なら手首を切ることだって出来る。
恐ろしいことだけど。それはあたしの心の拠り所に、十分、なり得る。

さて明日まで夜通し遊ばなきゃ。


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インフルエンザに罹りました。 - 2009年01月22日(木)

何年ぶりかなぁ、と思っていたら
mixi読み返すとどうやら去年も軽く罹っていたらしいorz
何故。毎年ワクチンを打っているのに。
あの腕の腫れは全て無駄だというのか。

でも今回のは中々重かった。
何故って。39℃後半が2日間って。それこそワクチンよどうした、っていう。
タミフルを使いたくても実は私はアレルギー。
仕方ないのでリレンザ使っています。これが効いてんだか効いてないんだか。
熱が下がったと思ったら今度は腹下しているんだが。

今お仕事はお休みしてます。だって。病院だから。マスコミに叩かれちゃう。
昨日までは死んでましたが今日は元気になってきたので、クーロンズゲートと全豪オープン三昧です。至福。
ていうかヴィーナス負けたんだけど。私の一番の楽しみがーorz


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不思議な関係 - 2009年01月10日(土)

同期の彼とは忘年会以降、更に微妙な空気になっていました。
挨拶はするけど、それ以上の会話はなく。
他の同期と話していても全く近寄って来ず。
何だかお互い避けつつ無視しつつ、という何とも気まずい状況が、
学会後から合わせて考えると実に2ヶ月近く続いていたのです。

このまま4月が来て、ちょっとの胸の痛みを抱えながら
二度と彼とは一緒に働かないのかもしれないな、と思いながら
別れていくんだろうなと思っていた。

ところが昨日の私の当直。夜中からそれなりに大きな手術が入ることとなり。
ひょっとしたら翌日の日中になるかも、という噂も流れ。
ちなみにその翌日の当直者が彼であった。
それで何の気なしに彼にその手術の話を振ってみたのだが。

そこから2時間しゃべり倒しですよ、ちょっと。

結局手術は深夜から朝にかけて行われ。へろへろになりながら引継ぎを行い。

それで帰ればいいのにまた彼と更に3時間、話し込んでしまう。

昼過ぎになって彼に別の緊急手術が舞い込み。
私は私でさすがに寝てないしまずい、と思い一時帰宅。
合唱の練習に出た後、カルテ記載のため再び病院へ。

そこでまた彼と会って3時間、ですよ。

もちろんずっとサシで話していたわけではない。
誰かしら一緒にいたりして話していたわけだが。
それにしても8時間くらい同じ人としゃべってるって。
我々はおばちゃんか。

何かこれまで話してなかった分を一気に話した、って感じだった。
やっぱり一番話してて楽しいんだよな、彼。
他の人には言えない同期の愚痴も言えてしまうし。
そういうことを考えると、やはり彼は私の親友なのだろう。

捻れていた関係はいつの間にか、また元に戻っていた。
何か不思議だ。これで関係修復は2回目だけど。

2回繰り返して思ったこと。
関係がおかしくなったのは私に非があった。
けれどそれでもこうやって関係が元に戻るということは
同期の中では多分一番お互い通ずるものがあるのだろう。
愛だの恋だのとは全然別の次元で。
私の独りよがりなうぬぼれかもしれないけれど。

確かに彼と色恋を交えたい、と思った時期もあった。
けれど失ってみると、この関係がどれほど大事なものであったのか気付く。
色恋抜きで、一人に自分を、全てではないけれど理解してもらえているということ。
色恋抜きで、全てではないけれど、誰かを理解しているということ。
なんて大事な関係。

彼と一緒に仕事をするのは、取り敢えずあと3ヶ月。
そこから少なくとも1年は、一緒に働くことはない。
彼との関係が捻れてしまっていた時。彼と離れることは或る意味気が楽になることだったけど。
関係が修復されると、ずっと淋しい気持ちの方が大きくなる。
胸の痛みは、多分とても強くなる。

けれど関係が無くなるわけではないのだから。
胸の痛みは確かに辛い。
でもこの関係の方がずっとずっと大事。


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