陸橋...東風

 

 

そっと - 2007年01月31日(水)

旦那は24に夢中できっとこの更新に気が付いていない。チャンス。

昨日は日記を書いたあと、また夜空を見上げながら帰りました。
月がどんどん丸みを帯びていきます。

久々に谷山浩子のCDを聴こうと思って
『ひとりでお帰り』という曲を聴きました。

店じまいした空の上から 満月 きみに声掛ける
「暗く険しい道を私が照らしていてあげるから
 どんなに淋しくてもきみはひとりでお帰り
 どんなに淋しくてもきみはひとりでお帰り」

この歌詞を聴いたら、淋しさはあるのだけれど、すとん、と
心が或るところに落ち着いたというか。そう、落ち着いた。

家に帰って、夫と他愛もない話をして過ごしました。

で、浮気の話になったのですが
私のスタンスとしては人生一回きりなのだから遊ぶのは遊べばいいんじゃないか、と。
夫もほぼ同じのようである。


それで今好きなあのひとのことを考えてみた。
あのひとのことを好きだと思っていることは間違いがない。
浮気をしたいってことなのかな。
あのひとと恋愛をしたい。


今日も月がとても綺麗でした。満月に近づいています。
星が見えづらくなるのは残念ですが、それでもやっぱり綺麗です。


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- 2007年01月30日(火)

昨日は割と気分が良かったし
何より帰り道の月がとても綺麗だったので
大丈夫だと思ったんだ。

寒い空気には星空がよく似合う。
砂浜で見る満天の星空も大好きなのだけど、波の音には歌を。
本当に綺麗な星空は寒い空気で研ぎ澄まされる、と思う。
ごく短い期間だけだったけど、松本で過ごした印象だ。まぁ標高も高かったけど。

そんなことを考えながら、割と楽しく家に帰って
ご飯食べて、テレビを見ていた。
日付が変わった辺りから、何だかおかしくなったんだ。
凄く苛々して、八つ当たりしたと思ったら、激しく泣いた。

どうしてここにいるのか解らなくなった。
一体どこに居たらいいのか考えたけど
どこにも居場所がなかった。
ここだけじゃない。本当にどこにもない。
でもこの思いは今に始まったことじゃない。ただ暫く忘れていただけなんだ。

殆ど泣きつかれた状態で、薬を飲んで、眠った。
夫は隣の布団に入るまで、私に一切言葉をかけなかった。
時々こういうことがあるとはいえ、腹を立てていたのか
それとも放って置くのが得策だと考えたのだろうか。

解らないけれど
やっぱりどこにも居場所なんてないんだ。

そもそもどうしてこういう気持ちになってしまうんだろう。


目覚めた朝は昨夜よりはいくらかマシだったが
午前中は落ち込んでいたというよりは、精神が鈍麻していた感じだった。
午後になると大分落ち着いてきていたので
麻酔の担当が夕方スタートのオペで良かったと思う。


そして夜になった今はこんな感じ。
今日の午前中は殆ど『僕』が表に出ていた感じだったけれど
今は『私』の方の意識になっているみたい。だから更新なんて出来るんだけど。

午前中は誰でもいいから私を滅茶苦茶にして欲しかった。
強すぎる破壊衝動と、性的な衝動。
ただ昨夜はもうまた切らなきゃ駄目だ、と思っていたけれど、
あんまり感覚が鈍くなっていてそのことを忘れてしまえていたのは良かったと思う。
けれども自分でもコントロールできない自分なんて、本当に嫌だ。

助けて欲しい、と思っているのに
誰にも助けられないことをとっくに悟ってしまった。
自分でどうにかするしかないのに。
だから早く全てを終わらせてしまいたいと思うことがある。

そこに踏み込めなかったのは弱さか、強さか。
恐らく弱さなのだけれども
感情が過ぎ去って、落ち着いてみると踏み込める強さがなくてよかったと思う。





これから帰る。
今日も星空が綺麗だと思えると良いと思う。
寒い空気は嫌いだけど、それでもここに来て良かったと思える事柄の一つだから。



それにしても最近書くことが暗すぎる。
明日はもう少しどうにかできるといいんだけど。


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話が凄く飛んでいます。いつものことですが。 - 2007年01月29日(月)

本日の殆ど時間軸通りに書き進めてみると凄く支離滅裂になるみたいです。

今日の午前中は外来で立ち回っておりましたが
面白い、っていうかなんというか。
最近すぐに疲れちゃうしなんだか呼吸器系の病気じゃないか、っておばあちゃん
10分間私に質問を殆ど挟ませないぐらいしゃべり倒せるなら大丈夫じゃないのか。
本当にいろんな人がいますが、今日は心に余裕があったので面白かったです。

旦那と2月にどこか温泉でも、と計画し
行ってみたい宿があるので何度もいろんなところで探してみているのだが
いっつも数分とか、そういう差で埋まるのはなんだ。一瞬空室のように見せかけてあてつけか。
それとも日頃の行いの悪さなのか。
お陰で物凄くやさぐれた気分です。


将来は麻酔科、と決めてはいるのですが、最近割と自信がなく凹み気味…。
かといって他にやってみたいことは?と聞かれると。腫瘍か。
本当は精神科になるべきなんだろうな、といつも頭のどこかに残っている。
というのも大学を辞めて再受験したのも、精神科になりたかった訳だし。
けれども精神科でやっていくと考えると本当に辛い部分というか
乗り越えられない部分、ひょっとしたら一生乗り越えられないんじゃないかと感じている部分があって
とどのつまり、そこと直面するのが何より恐ろしいのだ。

それでもいつかは乗り越えられるんじゃないかと思っていた。
しかし実際5年生になって、実習に出てみたらそれは違っていて
ふと、気がつくと目の前に立ちはだかっている。
あまりに突然目の前に現れるので呆然とする。戦慄を覚える。
きっかけは直接関連するものであったり、そうでなかったりする。
そうでないものの方がむしろショックは大きかった。

その感覚があまりに嫌で、できれば回避しようと思ったのだった。
というよりも、その感覚を味わうことが他より多いであろう精神科になることが、もう無理だと思った。
けれども精神科になろうと思うことを断念すること、それは
私の大学を辞めてまで得たかったアイデンティティーを根本から揺るがすことに他ならなかった。

そんな時に麻酔科っていいかも、と思ったのだったな、と
今ぼんやりと思い出す。
私の新しい拠りどころは、少なくともこの3年近くは私を支えてきた訳だし。

だからまだ諦めたり、方向転換をする時期ではない、か。

でもEMDRをある程度受けたし、ひょっとしたら『あれ』も少しは乗り越えられるのかもしれない。
けれども試そうという気は今のところない。やっぱり怖いのだ。
だからもう少し今のままで頑張ってみよう。
いずれにせよここ半年以内に精神科を回ることになるのだから。


本日は救急の残り番なのだが
いきなり指を切った黒人さんが登場。どういうこと。
私なりに凄く頑張って英語らしきものを喋ってみる。
が。やっぱり話さなくなったからか単語が全然出てこない。
反省しました。
ていうか救急当番でもないのに何でこっちに来たんだろう…。


隙があるといつも考えている。
あのひとのこと。不毛な想いのこと。
けれども終わりが見えているのならまだ救われる。
私のことだ。きっと直ぐに想いは過去にできる。

それでも今はあのひとのことを考える。
考えるだけなら許されるだろうか。

風を感じさせるひとに初めて出会った。
きっとそこに魅かれた。

想いは、その時々で、形を、変化させる。
それほどに、形が無い。

あのひとへの想いもそうだ。
大きな塊だったり、流れるほどさらりとしたものだったり
手に負えないほど熱くなったり、冴え冴えと冷えたものであったり
自分ですら摑むことのできないものであったり。
今はどうなんだろう。

それでも中心にあるのは一つの欲望だけだ。
あのひとの風に包まれてみたい。
私の一方的な想いだと解っている。
許されないことだと解っている。
それでも。


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休日の過ごし方 - 2007年01月28日(日)

昨日から中高からの友人2人が泊まりに来ておりました。
彼女たちは、一緒にいてとても楽で嬉しいです。
みんながみんなマイペースなのであんまり気を遣わなくて良い。
特に話題を無理矢理合わせなくて良いというのは私にとって本当に嬉しいことです。
なので楽しかった。家に大量にある酒の一部を消費してくれたし。

夜中はみんなで半ばやけくそ、といった体でWiiに興じておりましたが
基本的にゲームが苦手な女子にとって、あのゲームは大変有難いものです。
とはいえ個々の運動神経が比較的反映されているな、と思いましたが。
コントローラーを壁やら扉やら何かとぶつけていたのですが
隣から苦情が来なくって良かった…。

それで今日は友人を送りがてら、旦那の実家に寄ってみたのでした。
そしたら昨日の旦那の実家は色んなイベント盛りだくさん、だったらしく
目出度いことから大変なことまで、なんていうか
どうしてこの家はいろんなことがいっぺんに起こるんだろう、と不思議に思うほどです。
一番驚いたのは旦那の弟が結婚する、というお話でしたが。
今後もそれなりに動きがありそうです。

まぁ今日を総括すると8割面白かったと思います。
良い日だった。


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テレビ三昧。 - 2007年01月26日(金)

うぉ、目が痛い!
旦那が当直なので一気にCSI 3rdシリーズを4話見てみた。
何故なら明日帰さなければならないから。
お陰で今日のトップニュースを知らない。そしてひとりなのに酒も珍しくのんでないし。

しかし4話を一気に見ると話がこんがらがってくるものだなぁ、と実感。
そもそもCSIのラスベガスの方は常に複数の事件が平行しているからこんなことになるんだろうけど。
いくら好きでも一日3話までが適当なようです。
DVD収録が一枚に付き3話なのも頷けます。

CSI マイアミもCSI NYも実は観ていたりするのですけど
個人的ランキングではラスベガス>NY>マイアミ、と。異論は色々ありますでしょうが。

さておき、旦那は24の5thシリーズに夢中です。
私は24が流れている時は一応観るものの、あまり熱中しませんが。
ところが私がCSI観ていると旦那、炬燵で必ず寝やがるのですよ。
これが結構ムカついたりします。
とはいえ、うちは割と海外ドラマが流れている家のようです。


今日無事に『御教訓カレンダー2007』が届きました。
3年ぶりくらいで買った気がする。
今一年分一気に予習してしまったのですが
やっぱり15個に1つくらいでうっかり笑いのツボを付かれてしまいます。
月曜から職場の机に掲げておこう。

というか、セブンアンドワイが今回は最悪だったのです。
そもそも今回の御教訓カレンダー、昨年末にセブンアンドワイに注文したのですが
一ヶ月近くたった最近になって「在庫切れにて注文取消し」というメールが。
おいこらこれまで散々『発注済にて注文取消しできません』と脅しておきながらこの仕打ちか。
頭にきて出版元のパルコ出版で注文し直したらなんと3日で届いたんですが。
どういうことだ。

そのような苛々する経緯を経て手に入れた御教訓カレンダーですが
来年買うかどうかは今のところ未定。


今日は職場の方から『黒鷺死体宅配便 6巻』をプレゼントされた。
集めているので大変嬉しかったし、面白かったのだが
ちょっと納得いかないことが。

作中、EMDRを行うシーンがあるのだけど
有り得ないよ。一回の治療だけで過去を乗り越えられるものか。
ページの都合上とか、漫画だし、とか、いろんな事情でそうなったと思うけれど
治療の導入時のあの苦しみが省略されたのが何だか癪に障ったのである。

1回目の治療では核になっている記憶へのアクセスすらできなかった。
2回目でその記憶に辿り着いたけれど、入り込むことを精神が拒否した。
3回目で記憶に割と長い時間に留まったけれど、そこから始まったのは内面との会話だ。
解離していた、私達の中での話し合い。
4回目以降は、記憶へのアクセスと話し合いを繰り返していた。

EMDRが解離を進行させてしまう可能性がある、と主治医から聞いていた。
解離自体は全く怖くなかった。
むしろはっきりさせてしまうことで、私の中の『僕』を失うことの方がずっと恐ろしかった。
そのことを覚えている。

治療は国試の関係で中断した時期もあったけれど、3ヶ月以上、続けた。
結局完全に終了する前に仕事の都合で引っ越してしまったので、ひょっとしたらまだ半端なのかもしれない。
それでも以前に比べて記憶に関するパニックを起こす頻度は減ったと思う。
一体何を書きたかったのか、趣旨を失いつつあるが。

今日もEMDRの話が出てきて、そこできっと眠れなくなると思ったけれど
あの治療は確実に効果があったと思う。
今日はどうにか眠れる気がする。


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夜は比較的眠れたのです。 - 2007年01月25日(木)

更新は26日なんだけど昨夜のことなのでこっちに書き込んでみた。

昨夜は眠剤を飲まずに朝まで眠れたのです。
物凄く眠かったから、助かった。

眠るときに或る人の顔が浮かんできました。
子供の頃一緒に遊んだ子で、弟の同級生でした。
その子は中学に上がってすぐに亡くなってしまった。
脳腫瘍だったそうです。
確か3人兄弟の、一番上の子で
物凄く下の子たちの面倒を見てあげていた子だった。

そんな子が何故亡くならなきゃいけなかったんだろう。

その子の顔ははっきりと思い出せます。輪郭まで。
きっと亡くなってしまったからだと思うけど。
顔を思い出すたびに、今もあの子が亡くなった気がしない。
それほどにはっきりと思い出せる。

何であの子だったんだろう何で私は生きているんだろうあの子は何の罪もなかったはずなのに対して私はこれほどまで汚れているのに
どうして私じゃなかったんだろう

不条理な考え方だと、知っている。それでも。
当時の私はそう考えたのだ。あの時消してしまいたかった自分自身を。
そのときの思いが甦ってきてしまったのだろうか。
何故か昨日、号泣していた。

そのあと、亡くなってもう12年になる母方の祖母を思い出した。

暗闇は不思議だ。
自分に都合の良いことも悪いことも、恐らく殆ど均等な割合で思い出させてくれる。
考えさせてくれる。
だから暗闇は大好きだけど、大嫌いだ。

19歳の頃は暗闇にずっと怯えていた。
明るくなるまで眠ることもできなかった。
今は怖いと思うことはあっても、怯えない。
しかし暗闇が想起させるものは、今でも私を眠らせないことがある。

けれど昨日は思い切り泣いてしまったら、あっさりと眠ることが出来た。


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なにもない - 2007年01月24日(水)

昨日の当直は結局一件のみ。
お陰で恩田陸の『夜のピクニック』を読破したのでした。
久々に、本当に面白い本でした。大変拙い感想ですが。
この人って本当に高校生とか、その年代の心の描写が上手いなぁ、と。
『六番目の小夜子』もそうだったけど。
自分の高校生活を思い出してみると
本当に良い友達に囲まれて過ぎていった季節だった、と思う。
女の子を好きになるという経験もその時独特のものだったと思うし。

但し高校の頃の思い出には他にはない、陰もはっきりと存在していた。
子供の頃のどうやっても封印したかった記憶を、初めて口にしたのもこの頃だった。
はっきりと解離を起こしていたのもこの頃だったと記憶している。
ただ医者になろうと思ったきっかけも、きっとこの頃にできたものだ。
そう思うと今の私はその経験を踏まえなかった限り存在しなかったであろう。
結局、何がどう転ぶかは後になってみないと解らないし
今だって将来どう転ぶかはわからない。


その頃の、陰の部分というのは色んなところが朧げな記憶になってしまっている。

それが影響しているのかどうか。
最近また眠れない。
何度も起きる。その度に夢を覚えている。
夢が果てしなくて、苦しい。

睡眠薬を使えばそれなりに眠れるのは解っているのだけど翌日残るのが辛い。
残らない日もあるので、そこはもう賭けだ。眠りたいのに、眠るのが憂鬱。

で、当直していた昨日はさすがに睡眠薬を飲んで眠る訳にはいかないので頑張ってみたが
入眠すら出来ないきついタイプの日だった。
翌日に響いてしまっては仕方がないので、4時前にジアゼパムで入眠だけはどうにかしたのだけど
やはり眠りは全然持続しなかった。

いっそ呼ばれれば良かったな、と思ったのだけど
実際はあのひとは働いていらっしゃったらしく。
病棟で2人お亡くなりになって呼ばれたとのことだった。
どちらも延命しないという方で、呼んでもあまり勉強にならないとコールしなかったらしい。
優しいひとだなぁ、と思った。
呼んで貰っても全然構わなかったのだけど。
けれど気を遣って貰ったことは本当に有難い。

それよりも麻酔で泣きそうに、つまり泣かされそうになりました。
このまま麻酔が嫌いにならないといいけれど。
けれどこんなことで自分の将来の方針を変更するなんて、癪に触る。
そう思えているうちは続けられるような気がする。


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なにもない - 2007年01月23日(火)

今日は当直です。
今のところ一件のみ。無茶苦茶に眠いです。
ああしかし明日の麻酔の勉強をしなければ。

今日の当直はまたあのひとと一緒です。
嬉しい。けれど別の意味で何だか緊張してしまうけれど。
この病院は3月までなので、一緒の当直は最後になるかもしれません。
いえ、きっと今夜が最後でしょう。

そして今日も何も起こるはずはないのです。
少なくとも、私が心の奥底で密かに願っていることは起こらない。
だから本当に静かに憧れ続けるだけです。
誰にも知られないように。

一度だけ
あのひとが私の傍に居てくれれば良いのに。
許されなくても触れたい。触れられたい。
いっそ私の気持ちに気付いてほしい。
気がついたら、何か変わるのだろうか。

どうやったって伝えられない。また知ったとしても、きっと何も変わらない。
そういう戯言を頭に浮かべながら、転寝。


いつかきっとこの気持ちを忘れる。
ここを離れれば、間もなく。
だから今だけはこの気持ちを許して欲しい。


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断続的に眠気が襲ってきます。 - 2007年01月13日(土)

今月から救急・麻酔です。
救急平日22時まで待機、と言われたのですけど
救急やっている病院ではないのでそう来るはずも無く
もう18時以降は殆どぼーっとして過ごしていると言っても過言ではありません。
土日も1年目2人のどっちかが待機と言われたけれど
その2人が我々夫婦なものだから週末どこにも行けやしません。
誰にぶつけたらいいんだ、この不条理さ。

とはいえ今日の待機はそこそこ時間外受付があったので働けて良かったです。
無給だけどな。


年末と年始と、危うくとち狂った行動に出ようとしていたのですが
何とか端っこに残っていた理性で押さえ込むことが出来ました。
何をしようかと思ったかというと、12月19日の日記に書いた置手紙を実行しようとしたこと。
冷静に考えると、そんな手紙が自分の机に置いてあったらびびります。
というか他人に見られたら大変です。狭い職場なのであっという間に噂になるでしょう。
それで迷惑を被るのは他でもない、あのひとなのだ。
しかもあのひとの机は書類の山が出来ていて、事務の人が書類を探しに来る頻度が非常に高く
つまりとっても危険です。
理性がその辺のことを冷静に判断してくれて中止することができました。

でも一番の理由は初詣の時に旦那が買ってくれたお守りな気がする。
初詣で貝の小さなお守りを買って貰ったのです。
鍵につけて、ずっと持っているのですが、それを見る度にやっぱり良くないよな、と思う。
鈴の音には罪悪感を呼び覚ます効果もあったらしい。


それでも、ね。
あのひとを好きだと思ってしまいます。
一緒に働ける時間も、残り3ヶ月を切りました。
それを考えると、私はとても淋しい。
けれどきっとあのひとは私がいなくなっても全然淋しいと思わないでしょう。


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