年次会の報告、みたいな。 - 2006年07月31日(月) 前の大学の年次会に行ってきました。 前日当直していたり、朝も結局仕事をしたりしていたので 割と最悪のコンディションで参加。 しかも中にはもう6年以上会ってなかった人とか、後輩ってのもいて 大変微妙な空気が流れるんだろうなぁ、と思っていたら ある意味予想通りだったので、いきなり帰りたくなりまして。 けれども夜が更け酒が入るとやっぱしどうでも良くなりました。 これも予想通り。 むしろ楽しんでしまいました。悪乗りできましたから、面子的に。 久々に悪乗りすると本当に楽しいものですね。 しかしそのお陰で二日連続睡眠時間が3時間半、という凄いことに。 それでも翌朝8時に起きたのだ。 海に行こう、ってんで皆で行ってみたのだけど 残念ながらこちらは沖縄生まれの沖縄育ち。 伊東で海を見たからって感動は湧きません。 むしろ、何故あれほど人口密度が高いビーチで無理矢理に海水浴をするのか 全く理解不能。砂黒いし、海はそんなに綺麗じゃなさそうなのに。 結局車を上手く停めることができず、山に登ることに。 みんな長野に住んでいたのに、やっぱり山から離れることができないのか。 中々良い眺めでしたが、生憎若干ガスっておりました。 残念でしたが、楽しかったかなぁ。 総勢15人。 下山後、解散ということになり 皆分乗して各々の目的地に向かうはずだったのに 気がついたらお土産物屋で再度集合していたのが面白かったです。 まとめとしては、割と楽しい旅行だったと思います。 但しやっぱりハードスケジュールだったので 今日は寒気がしっぱなしでした。 とうとう無理が利かない年齢になったようですよ。 今日、その場にいた、という理由だけで受け持つかもしれない患者が。 本当に大変なんですけど。 まぁ、それがきっかけであのひととも結構お話できたんだけどさ。 それを差し引いても、全然嬉しくない。 というか、それとこれとは話が別。話が出来たことは嬉しいけど。 本気でメリケンサックかトンファーでも買おうかな、と考えてしまいます。 ポケットに忍ばせられるという意味ではやっぱりメリケンサック? それにしてもちょっと驚いたこと。 あのひとってこんな話し方をすることがあるんだ、と 検査の介助をした時に思ってしまいました。 何というか、ラフな感じの。 まぁ、それはそれでいいなってのが結局の結論なんですけどね。 - 既に結構眠いのです。 - 2006年07月28日(金) 今日は当直予定。 さて何が起こるんだろう。 前回は眠れなかったけど、できれば今回は寝たい。 何故なら。明日激烈に忙しいから。 明日の予定:朝カルテ書く→別の病院の婦人科受診(→新宿で買い物?)→東京駅→伊東で年次会 どこにも眠れる余地が無い。 というか新幹線で眠れるのだろうけど、乗り過ごしそうな私。 乗り過ごしたらいっそ名古屋か岡山の友人にでも会ってきます。 年次会。きっと皆、物凄い勢いで呑むに違いない。 まぁ、あいつは来ないという話だし 酒が入ってしまえば私は割と色んなことがどうでも良くなるので きっと楽しめる。はずだ。 昨日は帰ろうと思い、自分の机に戻って来たら 机周囲にて座談会が開催されていた。 あのひと、は話し好きな人なので どうも4時間くらい話していたらしい。 私は後半1時間半くらいの参加だったのだが 何故か話している途中、無性にアイスワインが飲みたいなぁ、と思い ネットで検索しながら話を聞いていたのでした。 そこで気がついたことなのだが 意外と観察されている、ということである。 私には、別に関西に住んでいたということもないのに うっかりすると口調が関西弁のようになっている、ということが間々ある。 関西出身のお友達が多かったせいもあるのだけど (因みに関西出身の友達の前だと、むしろ気を付けてその口調にならないようにしたり。) それは独り言だったり、眠かったり、旦那と話していたりと 気を完全に抜いている時にそういう口調になるのだけれど。 絶対そのひとの前でそういう口調で話したことはないはず。 いつ聞いてたんだ。 そういうひとであるので、こちらが少し体調が悪いような素振りを見せると 結構心配されてしまうのである。 一時期酷く胃の痛みが続くことがあったのだけど その時もそうだったし。 まぁ、私に限らず割と他人を見ているような人であるので 妙なことはしないように気をつけよう、と思う。 あとは密かにあのひとの後姿とか見ていることを 気持ちを あのひとに気付かれないように。 - 明日はそれなりに。 - 2006年07月25日(火) 今日は旦那様が当直です。 なので家でひとり。 淋しい気もしつつ、ひとりの時間はある意味楽しみでもある。 それは、私が当直のときに旦那も感じていることだろう。 全く家に居ない時間が、お互いにある。 ある意味いい職業かも、と密かに思う。 そしてひとり家で呑んだくれるのです。 ひとりの方が、実はぐっすり眠れるの。 今朝(遅れて)職場に着きました所、机に何ぞや見慣れないものが。 最近職場で机にいたずらされたりという事件が起こったりしているので 新手のいたずらか、と思ったら 先輩の研修医がお土産に日本酒一本、置いてあったのだった。 脱力orz それにしても私はそんなに酒飲みなんだろうか、と思う。 人が思うほどには絶対に呑んでないんだけど。確かに好きではあるけれど。 そういうお話とかで、いま好きなあのひとと少し、話す。 明らかにその人にも酒呑みと思われている。 いいけどさ。なら呑みに連れて行け。 そのひとは明日お休みなのです。 職場で姿が見えないのです。きっと仕事がつまらない。 後姿を見てるだけでもいいのに。 まぁむしろ、仕事に集中しろってことでしょうか。 でも解っているのだ。 お互い結婚していて、伴侶が居るということを抜きにしても 私はどうやってもあのひとの特別にはなれないだろう、ということを。 私が好きになる人は、どうも私とは全く異なるタイプの人が好みらしい。 そういうことが、もうずっと続いている。 だからあのひともそうなんだろうな、とおもう。 最近、学生だった頃に好きだった研修医が 私の友達にストーカーまがいのことをしていたのを、 別の友達から聞かされたのだ。 その友達は、本当に可愛くて細くって 私とは正反対のタイプだな、とよく思った。 それにしても私はその子に一番、その研修医への想いを訴えていたのだった。 その子は何を思って、ずっと私の話を聞いていたのだろうな。 ひょっとして、笑われていたのかもしれない。 だってあまりに滑稽で。自分自身に失笑してしまうでしょう? 他人なら尚更な気がするけれど。 それでも、その研修医のことが好きだった。 その子は、恐らく、私との関係を悪くしたくない一心で 隠し続けたんだろうな。と私は勝手に推測する。 思いも寄らないところから、私は知ってしまったけれど。 気持ちが過去のものになってしまった今だから、彼女にも同情できる。 現在進行形なら。彼女に嫉妬心を抱いたのだろうか。あんまり考えたくはない。 今の旦那は私の見かけとか、そういうことではなく 一緒にいて楽しいと思ってくれたから一緒になってくれたらしいけど やっぱりそれは特殊な例じゃないかな、と思うのだ。 話が大分逸れているけれども まぁ、つまり。いくら今そのひとのことが好きでも お互いが置かれている状況もそうなんだけど それ以上にそのひとが私のことを特別に思ってくれることなんてない。 例えば、万が一同じ気持ちだったとしても お互い気持ちを伝えられないんだろうな。 もし伝わるなら、いいけれど。 でもそれで傷つく人が、いるんだ。 - 誕生日なんて、 - 2006年07月24日(月) ひとつ歳をとる。 そのこと自体にはそれほど思い入れも感動も まだ今のところ嫌悪感もない。 ただ自分が生まれた日だからって、決して目出度いなんて思わない。 周りの人が祝ってくれることは素直に嬉しいけれど 自分自身では呪いたい程に疎ましい。 生まれたこと自体が悪かったわけじゃない。 その後が悪かっただけ。しかも少しだけ。 そう思おうと努力しているのだけど。 年々少しは薄らいで来ていると信じているので 来年はもっとましになっているように祈っている。 でも今日大変に苛々しているのは、朝だからという理由だけではないはずだ。 3日程前。 妙な夢を見た。 またあいつが出てきた。 きっと前の大学の年次会の話があったから、その意識が働いて出てきたのだろう。 その夢は、あたかも私がまだあいつに未練があるかのような そんな夢。 それは一部、とても正しい。 でも大半は間違っている。少なくとも、私はそう信じている。 誘ってくれた友人に参加者を聞くと、どうもあいつは入っていないようだ。 安心した。けれども どこかでがっかりした私を否定できない。 だけどいつまでも過去になんか囚われていたくない。 がっかりしたのは友人としてのあいつに会えないからだ、と思うことにする。 一番苦しかった恋の思い出。 今はまだ、会っても、何かぎくしゃくした微妙な空気が流れるだけだろうから きっと今は会わない方が良いんだ、と思う。 いつか、いつかでいいから。 もう一度友達としてのあいつに会いたい。 叶うのかな。 - - 2006年07月21日(金) 受け持ちの患者様がお亡くなりになりました。 たくさんの家族がすすり泣く中、最後は静かに心臓が止まりました。 この2週間、この方は本当に辛そうで、みるみるうちに痩せてしまって 止まった瞬間、やっと楽になれたように感じました。 最後は何もしてあげられることがなくて できることは顔を見に行くことくらいでした。 家族のどなたかが必ず付き添っていらっしゃって 何となく、割と死を冷静に受け入れるのかな、と思っていたのですが 最後はこの世に引きとめようと、必死でした。 先に呼吸が止まってしまい、でも心臓は動いていて どうにか留まってくれ、 そういう思いが部屋に満ちていました。 それが、自然なのだと思います。 いくら準備をしていても、死は容易には受け入れられない また、容易に受け入れられる死も、 何となく味気ないもののような気がします。 その光景を見ていたら、さすがに泣けました。 一年目の看護師さんと二人、泣いていました。 上の先生や他の看護師さん達は、ある程度慣れていらっしゃるので そういうことはないのだけれど。 看護師一年目と、医者一年目。 慣れていません。涙を堪えられませんでした。 これまで私は珍しく 自分がまさに受け持っている時に患者さんが亡くなる、ということが 学生から通してありませんでした。 他の同級生とか、そこそこあったようですが。 今は慣れない自分で良い、と思います。 今日当直なので、この後眠るわけですが 果たして寝られるか。寝られない気がする。 - 殴り書き的な。 - 2006年07月20日(木) 最近あのひとと話す機会はありません。 仕方のないことです。 なので目で追うんです。多分これは他人がどう見ても怪しいはずだ。 だから止めようとは思うんだけど。思うんだけどー。 そのひとってのが最初が本当に不思議な人で 話していても全然目を合わせてくれないのです。 どうも照れるひとなんでしょうか。 4ヶ月経ってやっと目を逸らさずにいてくれるようになったのです。 それはさておき。 声を聞いているとあぁいいなぁ、って思うのです。 何て柔らかな声なんだろう、と。 私の五感は聴覚に割と重きが置かれているもので。 ただまずは相手の歳が如何に上か、ってのを再認識する必要があるような。 前の大学の友人から、「みんな来てくれるのを楽しみにしてるよ!」と 励ましのメールが届いていた。 という訳で行くことにしたんですけども。 問題は前日が当直ってことですか。 しかも全然寝られない方の。 翌日飲んでいられないかもしれない。 - ここ2ヵ月の移動距離が凄くなりそう。 - 2006年07月19日(水) 友人の結婚式が来月あるのですけども 大急ぎでネットで実家方面行きチケット取ったら5万円超えちゃったorz いやまぁ仕方ないけどさ。 夏休みとは別で週末帰るだけなので、2日間でこの値段はやはり痛すぎるのでした。 旦那には沖縄そばを買ってきてあげるつもりです。 面白い検索で引っかかっていたみたいです、この日記。 『会いたいけど会いたくない』というキーワードでの検索なんですけど この表現が意外と世の中で頻繁に使われているということを知りました。 恋をすると皆、割と同じジレンマに陥るようである。 一見複雑なこういう感情が、誰しも経験するありふれた感情であること そのことがとても面白いと思いました。 ちなみに今の私は会いたいけど会いたくない、ってことはなく ひたすらに会いたい方が強いです。 昨日何人かで話をしていて その中にはあのひとも居たのですけれども 前に二人で話していた時の一人称の話は、考えすぎだったかもしれません。 昨日も普通に、一人称『僕』だったし。 昨夜はいつ呼び出されるか解らない状況なだけに、 いつも浅い眠りが更に浅くなってしまったようです。 いくつかの夢を見ました。2つは覚えている。 覚えてないけど見たような気がするものも含めると5個くらいか。 夢を見ると大変疲れます。 だから普段は夢を見た、という感覚が残るのも嫌なんだけど 眠りがとても浅いのでほぼ毎日夢を見る。 以前精神科の先生に相談した経験があるくらいです。 ですが今日はちょっと勝手が違いました。 いや夢を見たことには変わりがないので体は疲れているんですが。 昨日仕事無茶苦茶遅かったし。 あのひとの夢でした。 嬉しいとか悲しいとか、そういう特別何かの感情を抱くものではなかったけど 夢を見ることができたこと自体が嬉しいことだと思いました。 これまで見たい夢をコントロールできるなんてこと、殆どなかったけど 割とそのひとの夢は見ることが出来ている気がする。 そのひとの「風」が大好きです。 そして今物凄く眠いです。 パソコン打つのが儘ならん。 前にもちょっと書いた気がしますが 以前の大学(遡ること7年前。しかも在学半年のみ。)のサークルのお友達から 年次会のお知らせを頂いているのです。 どうしようかな、と思いつつ勢いで『行きます』と言ってみたが 尻込みしている中連絡が来なかったので放っておこう、と思っていた。 そしたら昨日お知らせが来ちゃったんですよね。どうしよう。 多分行くとは思うんだけど。思うんだけど。 仕事忙しいだけにちょっと面倒くさいと思う私を許してほしい。 ていうか行ったら行ったでめっちゃ気まずい気がするんだけど。 - ‘a wretch like me’ - 2006年07月14日(金) 昨日退院された患者様は、熱が出てしまったものの どうも再入院にはならなかった模様です。 その患者様が家で過ごせる時間が長くなったことは、嘘偽りなく嬉しい。 けれど正直に言うと少し残念でもあります。 もうそのひととの共通項は持てないのかもしれません。 普通に会えば話をするのだから、それほど大したことではないんだけど 一緒に治療方針を考えたり、質問するのは、楽しかった。 半年後に、また一緒に仕事が出来る機会があるのかもしれない。 けれどもその時には、迫り来るさようなら、を感じながらになるのだろう。 昨日、そのひとと少し長く話す機会があったのだけど 一人称が俺、ではなくて僕、だった。 これまで関わって来てわかったことだけど 俺、という一人称が出てくる時は割りとリラックスしている時だと思う。 つまり私と話をしていた時は、緊張までは行かないまでも 手放しで楽しんでくれていた訳ではなかったのかしら、と 少し悲しくなった。 私も話をできるのが嬉しかったけど、同時に昨日は緊張していたし そもそもそれほど気の利いた話をできる性格ではないし 話していてもそんなに楽しくはないのだろう、と思う。 だから仕方のないことだったのだ。そんなところで悲観しても。 静かに片思いを続けます。 - complaint - 2006年07月13日(木) 気持ちは勝手に盛り上がるのです。 何度も繰り返すのです、同じことを。 そんな自分に嫌気が差しますけど。 一方で楽しいんだもん、誰かを好きでいることって。 じゃあ旦那は?と突っ込まれそうなんだけど 旦那のことは愛しているけど、結婚前からずっと一緒にいたから 正直もうどきどきしない。 けれど大事な人であるのには変わりがない。 ここでだけは旦那のことを横に置いておかせてもらおう。 とても歳の離れたひとを好きになりました。 そのひとにとっては、私なんて子供扱いなんだろうけど。 何度も書いているけど、風のようなひとです。 不思議な空気を持っている。 というか、女性でそういう雰囲気の人には出会ったことはあるけれど 男性でそういう雰囲気のひとに出会ったのは初めてだと思う。 そこに少年のような感覚を受けるんだろうな。 でもそのひとは、きっと家庭を大事にしているし 何より私はそういう対象になり得ないだろう、と思う。 歳が離れているのもそうなのだけど、私は美人というわけではないし 性格だってとても明るい、という訳ではない。 人に話していて楽しいと思ってもらえるような性格だと思えない。 でもなぁ。 もしこちらを向いてくれるならなぁ、と思う。 あの風に包まれてみたいと思うのだけど。 もしそうなってしまったら、私は今の生活を保っていられるかな。 その恋に、本気になってしまうのかな。 それが最も怖い。 一瞬で終われる恋にできるかな。 けれどあの風に包まれてしまったら。どうなってしまうんだろう。 他の人が好きでも、やっぱり旦那のところが帰るべき場所だと思っている。 本当に都合が良すぎるんだけどね。 それでも、それができなくなってしまう程に恋に溺れてしまうのかな。 どうしたら良いのかなんて解らないけど。 私は飽きっぽいから、またすぐにこの気持ちも無くしてしまうのかな。 けれどね。それはそれで良いと思う。 むしろその方が良いのだと思う。 けれど今はそのひとに恋してる。 今日でそのひとと受け持たせてもらっていた患者様が退院されたので 共通項が無くなるんだなぁ、と淋しく思っていたのだけど いきなり退院して熱発して戻ってくるかも、 と夕方そのひとから連絡があった。 また一緒に担当させて頂くと思うんだけど、さすがに喜べない。 週末だ。ああ、酒飲みたい。 - 世迷いごとです。本当に。 - 2006年07月12日(水) あなたがすきです。 決して言えない言葉です。 お互いの立場が許しません。 それでも気持ちが止められません。 どうしたらいいのでしょう。ねぇ。 もうすぐ殆ど繋がりを持たなくなりますね。共通のものが、無くなります。 それが本当に、淋しいです。 私の気持ちは醒めやすいから いつまで続くか解らないけれど 今は間違いなく本物です。すきです。 僅かに触れる指先だけでも 熱を感じる。 その腕の中に包まれてみたい。 私は誰の腕の中でも安心できないと、解っているのだけど。 それでもあなたの風を感じてみたいのです。 一度だけでも。 また少々酔っているのでこんな世迷いごとを書いているのかな。 あなたの声は耳から離れません。 - 纏まらない。 - 2006年07月11日(火) カバラ秘数術続報。 前回、「22って数字初めて見ました」と言われ凹んでおりましたが 数日前に会った友人は4人中2人が22でした。 私を含めたら5人中3人なんだけど。それもどうだ。 あまり稀ではないのかなぁ、と思ってしまいますけども。 よく解らない気持ちを抱えている。 もう色んなものを壊してしまいたい。 それができないならいっそ、逃げたい。 この気持ちは昔私が感じたことのあるものだ。 また手首を切りたい、と思ってしまう。壊せないならば自分を傷付けたい。 痛みは私を元あるところへ戻してくれる。 周りからはそう見えなくても、正気へ導いてくれるから。 ここ何日かずっと、そういう気持ちを抱えている。 きっと気持ちが参っている。 でもこの気持ちに今までとは違う点がある。 今まではこの気持ちには、少なからず誰かへの恋心が絡んでいたのだけど。 今はそれが絡んでるようには感じない。 今気になっている人への気持ちは、今のこの気持ちに作用しない。 二つの気持ちが殆ど関連を持たないものであることを、はっきり認識できている。 今までに無かったことだと思う。 それが何の救いになるのかは解らないけど 破壊衝動から目を逸らすために気になっている人のことを考える。 気になっているひと。不思議なひと。 歳をあまり感じない、風のようなひとだと思う。 とてもやさしいひと。 やさしいひとが気になるひとになったのは、初めてかもしれない。 ある時期からは、人の冷たさに魅かれるようになったから。 氷だとか刃だとか、そういう部分に魅かれて、 そうでないと知ればすぐに醒める。 旦那が唯一の例外だったけど。それでも最初は彼の冷たさに魅かれたんだっけ。 彼は付き合ってみて初めて、本当に優しい人だと知ったから。 今気になっているひと。歳が離れすぎているし お互い、既婚者なのだし 何事も無く一年が過ぎていくんだろう。 一年が過ぎれば、それでさよならだ。 そもそも、私よりも2年目の先生との方が仲が良い気がするし。 私のことをどうにか思っているとは、到底思えない。 だから私も、とても密かに思い続ける。 それができるだけで充分だ。 そもそも私は罪深い。 非の打ち所が無い旦那がいるにも関わらず他の誰かに心を傾けている。 結局は、そんな自分を壊したいのだろう。 誕生日が近い。自分が生まれたことに嫌気が差す。 -
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