| 陸橋...東風 |
まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月12日(金)
今日は一気にここから過去8つの日記を更新しました。
さすがに飽きた。ほんとに。
朝。明らかに鬱なのである。
まだ冷静にそう思えるから良い。
タバコ吸うか手首切るかしないとこれは学校から逃げるな、と思ったので
ライターかカッターを探すがどっちもない。
買うとしたらどっちも同じ値段なのだが。
本当は後者が一番効果があるのだけど取り敢えずマイルドに前者にする。
きるのは効果はあっても傷を人に見られると後が結構面倒くさいので。
特に母親。また発狂寸前になるんだろうな。一番すっきりするのに。
と思うとめんどくさいと思いながらタバコふかす。
そうこうしているうちにまた失神発作を起こしそうになった。
何だ。要は鬱っていうか迷走神経優位だったのか。
などとそういうことを考えながら心配蘇生練習人形の横でうずくまってると
そこはさすが救急。わらわらと研修医が集まってきてベットに寝かされる。
血圧測られる。多分正常に戻ってるし。あー恥ずかしい。
その後体調も気分も少々すっきりしたのでペインの回診に付いていくか（学生として）
それとも自分が精神科の先生に話に行くべきか（患者として）迷っていたのだが
結局どっちも外来にいなかったので目的は果たせず。
来週に持ち越しとなる。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月11日(木)
実はこの日のこともあんまり思い出せないのだが。
取り敢えず班員の一人に再びイライラが募り始めたのもこのあたりから。
午前中はそれなりに忙しく心エコーも見れて勉強になった。
お昼に友人とその彼氏に初お目見えして
『鼻兎』の2・3巻を借りる。
それを恐らく午後暇であろうと救急の控え室に持っていくと
精神科の女医さんが大変気に入ってくれて盛り上がる。
早速amazonで購入しようとしていた。速。
その後班の皆様方は「図書館で勉強を…」と白々しいことを言いながら早めに帰って行った。
症例見たいが私一人で救急車待つのも何だかなぁ。と思っていると前述の精神科の先生が
「みんなと同じ動きしたほうが良いよ。」とアドバイスしてくれる。
なので帰る。
この辺からストレス。
合唱部に行く。
ソプラノ久々に歌ったら喉が絞まる絞まる。
良くない。
ちゃんと発声練習しようと思う。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月10日(水)
この日はさすがに覚えているのである。
やはり記憶の定着にはインパクトが必要な模様。
午前中『診療システムの構築』みたいなそういうような
まぁ平たく言うならば新しげな診療システム考えて来い！という時間。
そんなこと言われても。と思いつつ一応知恵を出して考えてみるが
最終的に要は先生がそれを気に入るか気に入らないかなのである。
9月から学生が引き継いで引き継いでシステムを作り
最後に来年の4月に回る学生がそれをクラックするらしい。
壊されるものを作るって。ドミノじゃないんだから。
午後は救急部の実習に戻らなきゃならん筈だったが
何故か私以外の班員、午後行かない気満々。
一人でも行こうかと思うがさすがになぁと思い
私も便乗さぼり。午後は昼寝三昧。
夕方から研修医向けのレクチャーに参加する。
レクチャーの内容自体も面白かったが目的は別。
例の先生。
久々に見た。今彼はきついと言われている診療科にいるので痩せているかと思いきや
別に痩せてなかった。意外と上手くやっているのかもしれない。
前に一緒にいた時は手が綺麗な人だなぁと思ったが
見るとあんまりそうは感じなかった。
冷静になったということだろうか。
レクチャーに集中できたし。
それとも視線さえ寄越せなかっただけ？
良く解らない。
今彼に対して冷めているのか、それともまだ気持ちが続いているのか。
少し聞きたいこともあったのだが、挨拶を交わす機会すらなかった。
それを残念に思うということはまだ想っているのだろうか。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月08日(月)
うわ恐ろしいくらいこの日何があったか思い出せねぇ。
しかも火曜日も。
この日と火曜は既に忘却の彼方なので為にとか言ってられないのでした。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月07日(日)
朝からバイト。
給湯室の床に猫のウンチが撒き散らされている。卒倒。
カビとりハイターやらマイペットやらあらゆる掃除用洗剤を用いてこれを除去。
一気にやる気をなくしてそれなりに手を抜くもバイト自体は無事に終了。
一匹の猫が皮膚病らしい。目が開いてないし。
ところが私としてはそいつを別段かわいいと思っていないので
取り敢えず病気なのでえさはやるがひょっとしたらウンチはこいつか！
と思うと少々ムカムカするが
今は病猫だし犯人（猫か）かどうか定かでないので怒らない。
こいつの犯行だということが明らかになったら怒ろうと思う。
そして他のバイト（全部後輩）に仕事上のことでぷっちぎれ。
小言お局様になる。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月06日(土)
本日の実習（但し本来ならお休み。つまりは補講のようなもの。）
午前⇒医療面接実習。
一般の模擬患者さんを相手に医学生が実習にて病歴を聴取する、というもの。
模擬診察室というとこに入るのだがそこが何と
監視カメラ搭載。マイクつけて面接。なおかつビデオ録画で自ら省みる。
嫌過ぎる、ってんで聴取役に当たらない様なるべく目立たないようにする。
ちなみに私はカメラが嫌いだ。
親が地元のテレビ局のカメラマンをしていたのだが
彼が現役カメラマンの時、あらゆる小学校の行事はカメラに収められ
あまつさえローカルニュースで放送された。足遅いのに。
これは私も弟も未だにトラウマのようである。
うまいこと聴取役は逃れたので一安心。
まぁ勉強にはなった。と思う。
なので良しとする。ビデオにも残らなかったし。
午後⇒彼氏を叩き起こす。
ここ最近休日になると昼に焼肉食いに行こう！と騒いでいる気が。
しかし行こうとすると大抵ランチタイムは終わっているのである。
なので今日も叩き起こそうと頑張るが
起きるとか起きないとか以前に前日の薬剤説明会にて食べた
2cm厚のローストビーフ（しかも助教授に取りに行かせた）が効いているらしく
彼氏が無理というので断念。
結局何食べたんだっけ…思い出せないし。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月05日(金)
本日の実習内容。というか面白かったこと。
午前⇒本日は昨日と似ているが訪問看護実習。
何か、今まで特別養護老人ホームは実習で行ったことがあって
そこはスタッフとかも一生懸命で、いかにお年寄りの親身になってあげられるか
そういうことをずっと考えていらしてそれはそれでとても心を打たれたのだけど
一方で年に一回ぐらいしか家族はお見舞いに来ない。
何だかそこに少し寂しいものを感じてしまった。
けど訪問看護の場合、患者さんは家にいて
家族が殆ど全ての介護を担っている。
真の24時間介護。聞いていて気が遠くなるほどだった。
けれども家族は「あなたにそこにいて欲しい」というその気持ちだけで
あれほどの苦労を受け入れているんだなとこの二日間で感じたのである。
感服するばかりであった。
午後⇒EBMに基づいて論文を読もう。という試み。
大変面白かったが学生側の連絡ミスというか、一人が担当分を間違えて
答えなきゃいけないところに答えられず学生蒼くなるの巻。
でも間違えた当の本人が何か反省してるんだかしてないんだか。
少しキレかける。
その後学校に戻って反省会。直前の論文の一件もあったし先生怖いって評判だし
戦々恐々。が。
意外と和やかな雰囲気で取り敢えずまとめられた。
あーよかった。
実習が終わった、と思いきや明日は土曜なのに医療面接実習に呼び出される。
あああ。
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まとめ書き。或いは恐ろしい速さの忘却の為に。�� - 2004年11月04日(木)
本日の実習内容。
午前⇒外の施設にて訪問診療実習。
朝いきなり医局の秘書さん？に半ギレされる。
連絡しなかったのはそっちでは？と思いつつ車を飛ばし現場に到着。
何とか間に合う。
実習自体は期待以上に楽しかったのでああ無事に終わる、と思っていたら
最後の最後に実習先の先生の「僕は進化論は信じていない」発言に
一緒に行った学生共々目が点になる。
いや世の中って色んな人がいるのねぇ。
一応遺伝子の実験やってたから恐らく進化論合ってんじゃないか、
と私自身は思っているんだけど
信仰の力って凄いなと感心することしきりです。
天動説も信じていらっしゃるのかしら。聞かなかったけど。
でも緩和ケアやる方は信仰を持っている方の方が断然、強い。
午後⇒ぶうぶう言いながら学校に戻りスキルス・ラボなる実習に入る。
じっとしているのも何なので勢いで高齢者体験キット装着。
どういうものかというと先生曰く
「大リーガー養成ギプスみたいな」（古）
要は思いつく限りの関節サポーターを関節をサポートするために
装着するのではなく固定するのです。ぎちぎちと。
そして高齢者は視界が狭まるので黄色の視界狭窄ゴーグルをかけます。
あとは両手両足にそれぞれ500gの重りをつけ、杖を持てば完璧。
『高齢者体験中』というたすき？をかけて学生ロビーへ降りてみる。
いきなり階段を踏み外し軽く落ちてしまいましたが怪我はしませんでした。
同級生が私の姿に唖然として通り過ぎて行きました。
友人には「この格好で交番の前行ったら捕まるね。」と言われ
ああ高齢者って大変、と思うと同時に楽しかった。
あとはあらゆる肺音と心音を聞いて飽きてプロジェクトX見ながら寝て
実習終了。
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自分のこと - 2004年11月02日(火)
最近ずっとやめていた煙草が吸いたくて吸いたくて。
苛々しているかららしい。
何で苛々しているのか。例の研修医のせいか。自分に対する苛立ちか。
多分どっちも。
まぁ吸いたければ吸えば良いだけの話で。
血栓症のリスク上がるし不整脈持ちだから吸って良いことなんて何もないけど。
これで彼氏にずっと止められているのである。特に心臓の件で。
でもスモーカーに言われてもねぇ。全然説得力ねぇし。
それにしても。
煙草を吸いたくなるってことはどうも前に書いた、
もう1人の方が強く表に出てきているようである。
いやそれはそれで平和だし私が休めるから全然構わないんだけど。
彼の呼称を『彼』で通すとこんがらがりそうなのでKとしておく。
Kが表に出なくなってから結構な時間が経っていて
Kの存在はまだ私の中にいるのは解っているのだけど私が表で全然問題なかったから。
つまり今私は表に出ているのがしんどいのかしら。
良く解らないけど。
Kが表に出ていてくれるならそれはそれで楽だし。
何よりKは私より冷静だ。
Kにしてみれば今回先生が好きと私が騒いでいるのも一時の気紛れとのこと。
一時の気紛れで彼氏と別れれば君はきっと不安定になる。
Kはそう言うんだ。
そのとおりだと思う。
Kは私の安定だけを望む人。
私が落ち着いてさえいれば、Kは誰と一緒でも構わない。
私が好きな人でもKは何とも思わない。
でも今の彼氏と一緒にいるようになって私が大分安定して
それでKは出てこなくなった。
その意味でKは彼氏には好意を持っている。
Kが出てきたということ。
私の自己防衛の為の人格、例え自分自身が演じているだけだとしても
防衛の機構が働き始めたということ。
また不安定になっている。
危ないのかな。今好きな人にはまってしまうと。
書いてて少々自分でも意味が解らなくなった。
今日は彼氏の繰り下げ誕生日。のはず。
なのになのに。
緊急オペとか言ってるし！しかも当直で昨日から一睡もしてないって言うし！！
みんなを飲みに誘っているのに〜。
21時半の予約までに帰ってきてほしいものである。
実は少し怒り気味だったり。
いや怒っても彼のせいじゃないし仕方ないんだけど。
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今日は彼氏の誕生日なので - 2004年11月01日(月)
彼氏のことでも書いてみようかと思います。
彼の実家にお邪魔させていただいた時、お母様から伺った話。
彼が如何に感性とか想像力に欠けた子供であったかということを
面白おかしく話して頂いたのである。
子供の頃から国語の苦手な人だったそうです。
今でこそある程度は本を読むようになりましたが
新聞は大好きなのに小説とか有り得ない。
センター試験の国語でも評論・漢文はほぼ満点なのに小説・古文は2割程度の得点率と
まぁどうも写実的な思考回路をお持ちだったようです。
ちなみに高校の頃には国語で学年最低点を取ったことがあるそうだ。
彼の学年には日本語の怪しい帰国子女はおろかインド人までいたらしいのに。
さすがにインド人に国語負けたのは彼の中でも不覚らしいです。
それはおいといて。彼が小学生の頃。
やっぱり国語のできなかった彼にお母様は根気強く国語を教えたそうです。
「黄昏っていうのはね、辺りが暗くなってきて人の顔が解らなくなる
『誰そ彼』からきているのよ。解る？」
「解らない。」
お母様は黄昏時の校庭に彼を連れ出して
この時間帯に人の顔がはっきり見えなくなることを実際に証明したそうです。
それでもやっぱり感性ってものはどうにもなりません。
国語の問題でこういうものがあったそうです。
Q：『彼は水面に映る自分の顔をみてはっとした』何故彼はそう思ったのか？
A:水面に怪物の姿が映っていたから。
こればっかりはどうしようもなかったそうです。
何でそこで怪物が出てくるかが解らない、とおっしゃっていました。
そんな彼も今や医学部の5年生。
もうすぐ医者になってしまいます。
お付き合いしているうちに少しは本を読むようになってきました。
私の方が本そのものは読む数が多いのですが
医学書に至っては実は彼の方が多く読んでいます。間違いなく。
感性はないかもしれないけどちゃんと他人に対する気遣いはできるし
まぁ無事に医者になれそうです。
そして学生なのに早速誕生日に当直。
今日は帰ってこられません。
これが医者の現実。
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