月の詩
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2002年01月31日(木) 睡夢。

眠いって、いってるのに。
どうだろう?
この身体ときたら疲れてるのに。
どうだろう?
脳味噌は疲弊してなんかいないっていうのかしら?
だから眠りを拒否するの?
目蓋はこんなに思いのに。
手足もこんなにだるいのに。
冷えた布団の中に潜り込んでも、
ちっとも眠りたくないの。
私は眠りを欲してないわ。
まだまだ起きていたいの。
眠らなきゃと理性が叫んでる。
眠りたくないって本能が叫んでる。
矛盾してるわ。おかしいわ。
だって眠りこそ本能じゃないの?
気持ちがついていかないのよ。
眠りに落ちてなお、夢をみるのよ。いい証拠だわ。
眠いはずなのに。
眠りたくないよ。


2002年01月30日(水) 記憶の残滓。

それは、10年の歳月を経ても、
なお、
鮮明に記憶に残る。
気持ちを、記憶して。
もう、私はそこにいないのに。
もう、アイツもここにいないのに。
気持ちだけが鮮やかに残る。
名残りだ。
いうならば。
未練だ。
今でもなお、この思いを
『恋』だと定義づけられるのなら。
私は。
いまだに忘れられずにいる。
もう一度、その姿を見ることが叶うなら。
もう一度、その声を聞くことが叶うなら。
今度は伝えられるだろうか。
いまだに私は立ちすくむ。
15才のままで。
記憶の残滓に絡めとられたままで。


2002年01月23日(水) 吠える。

ただ、無性に、
獣のように、
ひたすらに叫びたい、と。
吠えたいと。
そう、
思う。
心の奥底に澱んだ形にならないものを、
一気に吐き出せたら。
きっと、もっと、
ずっと私は楽になれるのに。
『人』の形であるばかりに、
規制されることは多くて。
それがまた、
澱みを増幅させて。
ただ、叫びたい。
ただ、吠えたい。


2002年01月22日(火) 離脱。

時に精神は心は現実を離れ、空想を浮遊する。
『今』に心を執着できずに、『過去』や『未来』に
魂を乖離させる。
そのため、現実が疎かとなり、
それが気持ちを狂わせる。

『今』していることとは、別のことに意識が向いて、
しかし、『今』をきちんとやりすごさねばならなくて、
半ば、現実から離脱していると思う。

それは逃避ではなく、
『今』の『現実』以外に意識をそそられることが
あるからだ。
逃避ではない。
『現実』からの離脱。
もしくは。
『肉体』からの離脱だ。


2002年01月21日(月) 不信。

自分のことが一番信じられない、
とかじゃなくて。
なにをするにも私は自信がない。
自分が、無い。
人任せにして、それがさらに自分の惨じめさに
追い討ちをかけて、
挙げ句、
拗ねて勝手にすれば、だとか、
私が決めたんじゃ無いし、とか。
逃げてしまう。
でもワカラナイんだもの。
どうすればいいのか、
ワカラナイんだもの。
不信はつのるばかり。


2002年01月17日(木) カギサギ。

言葉がみつからなくて。
彼女には確かに複雑は思いもあるけれど。
でも、それはわりきったことで。
でもなんていったらいいのか分からなくて。
違う。
『普通に接する』ということを思うばかりに、
私は言葉を失くしてく。
どう言えば、彼女がいらぬ疑いを持たないか?などと、
くだらないことを考えてしまって。
彼女が気にしていたことも知ってるから。
『別にもうどうでもいいこと』と、
『気にしなくていいのに』と、
諭しても、きっとほんの1%にすぎなくても
私に引け目を感じているのかも知れないなどと、
思ってしまうから。
ほんの僅かなカギサギが。
最後だったのに。
『おつかれさま』と『がんばってね』以外、
上手い言葉をかけてあげられなくて、
ごめんね。


2002年01月16日(水) 非レンアイ体質。

どうにも、恋愛というものに
リアルがない。
シュミレーションすればするほど、
それは遠い。
誰かが隣にいる自分なんて気持ち悪くて
吐き気がする。
嘘臭くてならない。

恋愛なんて一つの娯楽じゃないか。
なんで誰もが恋愛しなきゃいけないんだ?
別に恋人なんていなくったっていいじゃないか。
それも一つのスタイルだろう?

いまだに男を知らないなんて言うと、
『嘘だ』
と言われる。
なんでみんな等しく経験しなきゃいけないんだ?
そんなのただの生殖行為じゃないか。
本能に従ってるだけだろ?
一生未経験で何が悪いんだ?
それも一つの生き方だろう??


2002年01月05日(土) 小説。

人物は背景にすぎない。
ストーリーこそが主人公なのだ。

人物はある種、点だと思う。
スト−リ−がそれを結び付け
物語りという形をつくる。
小説という形をつくる。

これも机上の空論にすぎず。
詭弁にほかならず。
しかし、それもまた然り。


2002年01月02日(水) 閉ざす。

閉ざしているという状態ならば。
いつか開かれるということがあるのだろうか?
今のこの気持ちに。


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