月の詩
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2001年12月27日(木) 腐敗。

シンと凍える冷たい空気。
体中に満ちる冷気が私を目覚めさせて。
それでも心のどこかに澱みを持って。
今までも
これからも。
何もかもが。
私の中に堆積した時間が。
私を腐敗させて行く。
どれほど凛とした大気に触れても。
私が全てから目をそらし、
逃げようとする限り。
それは。
腐敗だ。


2001年12月21日(金) 涙。

泣くことが全てを浄化する。
澱んだ感情を洗い流す。
だからね。
泣いていいんだ。
思いきり。
好きなだけ。


2001年12月17日(月) レンアイ

もう、誰かを好きになるなんて、
きっとない、
ような気がして。
どうしても、
抱き締めたくなるほど、
側にいるだけで幸せだと思えるほど、
好きにはなれない。
この人をもっと知りたいと、
思えない。
ただ、私の側をすり抜けるだけ。
私は誰にも執着できずに、
遠ざかる後ろ姿を眺めているだけ。
後悔することもなく。


2001年12月01日(土) 死にたくなる瞬間

今でもね。
時々。
死にたくなる瞬間は
訪れるよ。
それでもね。
なんとかそこで踏ん張って。
私は乗り越えたい。
死にたくなる瞬間も
乗り越える強さも、
同時にもらったのだから。
私の中に芽生えさせた存在だから。
死にたくなる瞬間は、今でもあるよ。
それでもね。
死んでしまいたくはないんだ。
その、絶望も執着もどちらも与えてくれたから。
『終幕』という言葉に今でも痛むよ。
でもね、痛みも希望もくれたんだよ。
絶望も力も全部くれたんだよ。
だからね。
死なないよ。


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