月の詩
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2002年02月24日(日) 悪い方。

それは私なんでしょう。
私の怠惰が招いた結果なのでしょう。
それでも釈然としないものを感じるのは、
それは私の弱さでしょう。
理屈と感情とをうまくなじますことのできない、
それが私の狡さでしょう。
自己正当なのでしょう。
あなたが悪いわけではないことは、
客観的には理解できます。
でもどうしても気持ちがなじんでいかないのは、
それは私の狡さと怠惰。
思っていてもなお、
納得しきれぬ凝りを残してしまってます。
それでも。
それも、もういいのです。
突き放すのなら、突き放して下さい。
それが当然なのでしょう。


2002年02月11日(月) 届かない。

声を限りに叫んでも。
力一杯手を伸ばしても。
けして、届く事はない。
そのことを。
深く刻み付けながらも。
足掻き続ける。


2002年02月06日(水) 泣く。

忙しさにとりまぎれて、
深く考え込む事も、
何もなかった。
ある日、ふとしたきっかけで
泣きそうになって思った。
ずっと泣きたかったのかもしれない。
それほどに疲れてたの?
泣く事で心の澱みを洗い流してしまえるから
私を涙に誘ってくれる、
そのメロディや歌声をこれからもずっと
愛して行きたい。


2002年02月04日(月) 凍える。

冷たく芯から凍えるのは。
あたしの手じゃなくて。
まん中にあるあたしの心。
そうね、誰にも見せないで。
上辺で笑って。
凍えているわ。
この暗闇の中で。


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