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2013年03月29日(金) 二人のトム

今日描いたスケッチ。二人のトム



これを延々聴きながら二枚のスケッチを。おかげで死ぬほどハーディ/ジョー、ヘムトムのficが書きたい。書きたーい! どっちも曲を聴きながら絵を描いている間にだいだいのプロットは仕上がったぜ…。特にどう攻略したもんかと思っていたヘムトムで、実験的にやってみたい話がある。




どうだ、このpornは(´-`) この二人は目の高さが同じだなどとficの中でほざいてましたが、クリスの方が高いんですよね。


>


Trance見てきました。面白かったのですが、レビューは面倒臭いからまた今度。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月27日(水) ギロチンシティ39

ギロチンシティ39

今回はヒドルスと、ハーディ/ジョー。私の自己満足で区切っているエピソード4はこれで終了。しかし、お休みを入れることなくEp5に入る予定です。
ep4はどちらかというとマカヴォイがおとなしい回で、マーティンとバッチや、他のペアに力を入れました。なので、またEp5ではFassAvoyや、だいぶお休みしてたくまぼいにも出番を与えようと思っています。次のエピソードはもっと、動きのあるものにしたい。

さて、今日はTranceの公開日です。Tranceはもちろんですが、まだ見ていないSpartacusとVikingsの続きが見たくてたまらないっ! でも今日はエージェントに連れられて物件を見て回るので、忙しいです。帰国は4月上旬か半ばになる予定です。

ところで、ギロチンシティの更新情報はtwitterの@x_i_n_xにはたま〜に流していく程度にすることに。このアカでチェックしてくださっていた方がいらっしゃいましたら、更新情報はこのブログか、ギロチンのページでご確認ください。現在は、このブログの下部↓に載せている以外は、どこにもtwitterアカウントを載せていないので(Pixivなどからも削除)、フォローしてくださる方は横のつながり(友達の友達)が多く、そうなると別に私の話を目当てでチェックしている人などほとんどいない状況で、自分の更新情報をTLに流すという行為に何か虚しさを感じていたところでした。もとは絵や小説や写真の更新情報などを載せる予定で作ったアカだったのですが、なにやら本末転倒ですね。かといって自分の考えを投稿するには、やっぱりブログの方が適しているので、twitter使用は控えめにしていこう、と思っています。インタビュー訳は、twに流すと書きやすい(あとで纏めやすい)のでやっていこうと思っていますが。
このブログや、ギロチンのHPの方をチェックして、いつもweb拍手を押してくださっている皆さんには、本当に感謝しています(´-`)

ではでは、また後ほど!

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2013年03月24日(日) WEB拍手レス(2/2)

WEB拍手レスの続きです。



Game of Thronesのシーズン3開始。




>wakaさん
>暴走第一号はまさかの(いやちょっと予想はしてたけど)ベニー!なんて暴走が似合うのベニー。もう素敵過ぎます。

あは♪ ベニー暴走似合いますか? ぶっ壊れベニーと彼に振り回されつつ、端々に反撃を加える? マーティンを書くのがこんなに楽しいだなんて。もっと二人を絡ませるシーンを増やしていけたらいいのですが。

>私のような田舎暮らしではとうてい見られないものをここで知ることができてとてもうれしいです。私もここ何年か「幻想のなか」で生きているのですごくアリスに共感します

この舞台のテーマにはなにかこう、胸を突かれる思いでした。くまのぷーさんのモデルになった作者の息子も、生涯を通して「永遠の子ども」の幻想に悩んだそうです。

>もうラグナールとアセルスタンに萌えっぱなし。やっぱりイイ男同士絡むのはいいなあ。「Come on,Join us」に鼻血が出そうでした

私もjoin usにはびっくりしましたww アセルスタンの役者は、今後キリスト教の教義と、自分が陥った環境のニーズの狭間で彼は変化を求められ変わっていくと認めており、その変わっていくというのが、3Pの誘いを嬉々として受け入れることだったらいいのにな♪ と私は単純に思ってます。


>左京さん
こんにちは、先日はこちらこそ、twでフォローをありがとうございました^^

>イベントで「ROME」本だして下さったのが本当嬉しくて今頃ですみませんが是非一言お礼を!とこちらに伺った筈が
そうだったんですね、世界に数えるほどしかないだろうRome本を手にとってくださいまして、ありがとうございます〜笑 


>TL日頃追えないので、ブログで濃い内容のをじっくり目にでき嬉しいです。

twはその場で気軽に配信できる分はいいのですが、やっぱりまとまりに欠きますし、自分の意見の配信場所はブログだなあ、と最近とみに思っていました。ですので、こういう意見は大変貴重です^^ せいぜい備忘録の場所としてtwは活用していこうと思います〜。

今後もよろしくお願いします〜。

このぼいめちゃかわいい(´-`)

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2013年03月23日(土) web拍手レス(1/2)

WEB拍手レスです〜。今回は、ちょろちょろとネタをはさんでいきます。

まずいきなりきったねー濡れ場ですいません。Vikingsよりラグナール/アセルスタン。落書きのつもりで描いてたら、色もつけてみたくなり、描いてるうちに後戻りできなくなり、最後まで描いた。



>えのきさん
twitterではお世話になってます〜^^ 

>TTSSでマークさんの顔と名前が一致した新米ファンですが
めっちゃ色男ですね…画面からにじみ出る色気にノックアウトされています。

マーク・ストロングはもうほんと、色男です! 映画時よりも痩せてすらっとしてました。昔から好きな映画にちょいちょい出演している方ですが、ロックンローラやTTSSのDVD持って行ってサインしてもらうんだったなあ、とちょっぴり後悔しました。

>そちらの御天気はいかがですか?
こちらはやはりロンドンですね笑 一週間のうち半分くらいは雨or曇り。しっかり晴れた日は滞在中、4日くらいだったんじゃないでしょうか。まあ、それもロンドンですね(´-`)ノ



>唐突にすみません。こちらはどちらの風景でしょうか?
写真気に入ってくださって、ありがとうございます〜。ここはハワース、嵐が丘の舞台になった土地です。石畳の道に風情がある素敵な町でした。


>Cさん
こんにちは^^ 

>大人の男になってきたな〜(当たりまえ・・)と、感慨深く、また少し寂しくもあったのですが、こうやって見るとやっぱり可愛くて安心しました♪
わかります! 特にいまのひげぼいは、意図して脱ボーイッシュ、脱童顔って感じしますね笑 私としては、今後は悪役や狡猾な役や、きらっと光る2.5枚目の脇役を演じていって欲しいです。

>落ち着いて格好良いストロング氏とは対照的にくるくると豊かに表情が変わって本当に可愛いです
正直言って、この日は客のマナーもあんまりよくなったもんですから、マーくんはどこか心ここにあらずでした笑(前日、サービス旺盛だったからよけいにそう見えました)。でも、ぼいはグルーピーな客にも分け隔てなく対応しており、いい兄ちゃんぶり発揮してました〜。


Tumblrで見つけた、Sherlock/Johnに激似のgif





>ぐらさん
こんにちは、前日に英文で教えてくださったのは、ぐらさんだったのかな? どうもありがとうございます〜。

>もじゃもじゃなのに可愛いなーぼい。愛玩動物だなぁ。にしてもマーク・ストロング、ちょっと男前過ぎじゃないですか?

愛玩動物笑 くるくる表情が変わり、身振り手振りつきで木の実食べてるリスみたいでした。それに比べてまーくんは落ち着いて泰然自若。

トムトムのイベントに参加されたことがあるんですね〜。まさに彼は、恵まれているのにそれが鼻につかないという意味では、本当に成金じゃない階層に属してる人ですね。自分よりも恵まれてる人たちと育った(@イートン)からごく当たり前・謙虚というのもありそうですね。


ぐらさんのVulnerable番付興味深く拝見しました

>あんまり自分のバックグラウンド(超高級住宅地ケンジントンに家があって、ハーロウ出身で、アッパーよりのミドルクラス)にコンプレックスが無いんだな

ヒドルストンが以前、この国は階級に対するアレルギー・ヒステリーがひどいとインタビューで話してましたが、こちらに来てよりそれを感じます。緩やかだけれどよくまあこういう階級社会で生きてるな、この人たち、と笑 私はアメリカ寄りの文化・価値観で育ったので、そのへんに歴史に重み(良くも悪くも)を感じます。
ヒドルスもバッチも“殻を破れるタイプ”か? というところに興味があります。デ・ニーロやアル・パチーノに憧れてると言ってましたが、今のところヒドルスがデ・ニーロになれるかというとunlikelyだと思うんですよね。もちろん、なれるもんならなって欲しいけど笑 poshな役にはウンザリ、という二人には、その先に挫折があるのではないか……と、どきどきしつつ見守ってます。

ハーディもファスベンダーも、「メソッドやドリルなんてどうでもいい」&感性・本能で演じているタイプなところが面白いですね。


>akiraさん
こんにちは、メッセージありがとうございました^^
小説だけでなくこちらも読んでくださっているとのこと。私の雑感は洞察というほど優れたものではないんですが、共感したり楽しみながら読んでいただけてるとしたら、すごーく嬉しいです。

>個人的にはハーディーとジョーのペアが一番好きなのですが、本当にこの二人の性格が異なっており、ジンさんも書かれていた通りハーディーが求めているものをジョーが全く有していないことに笑ってしまいました

ですよね笑!? 頭を抱えるほどだな、と思うと同時に、これは逆に挑戦しがいのあるテーマだぞ〜と腕まくり状態です笑! 実はインタビューを読んだ後、私もハーディとジョーが気になりまくり、自分なりいろんなアイデアを練ったり、プロットを思いついてみたり、他の方のficを読んで刺激をもらったりしてみました。

>本当にイームス/アーサーのペアリングの人気が嘘のように異なる人間なんですね。でもそういった二人の関係性を考え出して書き出すのが、fanficの楽しみなのだと思うので、今後のギロチンの二人の展開が楽しみです

よくまあ、あんなに化けたなって感じですよね(にやり)。ジョーなんかぜんぜんアーサーと違うキャラなんだから笑 ギロチンではどのペアを書くのも楽しいのですが、この二人は自分の中で「見えてきている」ペアなので一層想像を巡らせるのも楽しいです。

また今後も、二人(&その他)のインタビューなど、見つけて訳していこうと思ってます^^


> shibaさん
>インタビュー集おもしろかったです!ハーディ本当に面白いですね。Stuartのあの感じはこの感じか!と思いました。

嬉しいです(^曲^)v 私も、日記やtwで流すこと前提だとある種の良い義務感が生じて、普段はあまり読まない人たちのインタビューも読むことができるので、こいつはいい(´∀`)ノ と思いました。Stuartをはじめ、ハーディはダメ男を演じるのがほんと、上手ですが、それは彼の過去や内面から滲み出ているものなんだなあ、と改めて。

>pin downなんて表現を公の場で自分のパートナーについて表現する人があろうとは…
ですよねww そもそも誰かを“組み敷く”という発想があるんだなww 

>次回、私はバッチファンですが面白いインタビューなんて坊にあるのかな。不安です。包丁さばき楽しみにしています!
ばっちん、また違う意味で面白かったですね! いい具合に壊れているばっちん、みんなと違う意味で隙があるなあ、と。自分が若干壊れてることに気づいてない、という隙笑 彼は興味深い人なので、また読んでみたいです。


>ぴーちさん
>たくさんのフォトぼい(いろんな活用させていただきます(笑!))ありがとうございます!!
ひげでもこの愛らしさ!!・・・なんて思うわたしは、結構病が進行中なのを感じています〜〜!!!

こんにちはぴーちさん! いえいえ、脳が腐ってるのは私も同じですから、お互い重篤なので大丈夫w ひげのくせにくるっくる動いて可愛かったです〜。まーくんが男前なだけに。

>実物ぼいを目の前にしてしまったら撮りますよね〜! 撮ってしまいますよね〜〜!!
ええ、撮りまくり! そして気がついたら200枚。痛いw 痛いぞ自分w 

>日本語訳を載せていただいて嬉しいです!♪ありがとうございます!!
日本だと、やはり映画俳優のインタビューは映画雑誌で見かけることが多くて、そうなるとパーソナリティを追求したものは少なくなってしまいますよね。GQとかありますが。

>「200人のオーディションの中から選んだんだよ。クリスが部屋に入ってきた時、すごい存在感があったね。彼を一目見てビンゴさ!オーディションで彼から漂ってきたのは、心の底から優しさを感じさせ、ある種の哀愁をたたえたリアルな人間味だったよ。」
と監督。

ヘムヘムの情報ありがとうございます!
もー私の中ではクリスはライオンのイメージです。彼、年をとるとさらに哀愁が増しそうで、今後も楽しみです。彼って、田舎で力仕事などの地味な労働を淡々とこなして日々すごせるような、クラシックな男らしさがあって素敵ですね〜。そんな彼と力仕事とか全然似合わない(本人は否定しそうだけど)トムトム、うーんいいペアです(´-`)


>shibaさん
>またまたよかったです!ウィショー最高ですね
ウィショーとダニエル・クレイグの出会い、少女マンガ過ぎてw

>バッチの誘拐話のラジオインタビューbullseyeの書き起こし(抜粋)がこちらにあります。Youtubeにあった元音声はしばらく前に削除されてしまったのですが、おおむね正確な書き起こしかと。すでにご存知でしたらファンの出しゃばりとお笑いください!すみません!

こちらの情報、ありがとうございました! 気になっていたものですから、ひじょうに助かりました。またインタビュー訳再開したら、後ほど訳したいと思います。しかしめったにない経験したな、ばっちんw (本人にとってはトラウマかもですが…)


>ななしさん
>大変興味深いインタビュー3連発をありがとうございます。JGLのアメリカンっぷりが際立ってすごく面白いです。

かなりの分量でしたが読んでくださってありがとうござまいました^^ JGLのアメリカンっぷり、ですよね! 私は米国文化・価値観に馴染んで育ったもんですから、彼のインタビューは他の人たちよりもバックグラウンドが透けて見える分、理解がしやすいです。

>私はハーディファンなのですが、ジンさんが書いておられるように自分を無学だと思ってる所が好きで、そこに色気を感じます。

彼は恵まれた環境に育ったのに、なぜ自尊心を養えなかったんでしょうかね? 母親との関係は良好だったようですが、父親とはどうなのかな? 確かに若い時の写真を見ると、きれいですね。自分がprettyなことを受け入れ難かったというのはこの頃でしょうか。


>自撮り好きでなかなかのナルシストだと思うんですが、でも言動には自信のなさも時々垣間見得るアンビバレンツさがたまらないです(^^;;

彼の自分撮り半端ないですね〜笑 ウィショーはとてもシャイだけど、どこかに自分を見せたい願望を抱えていた、と言っているし、あんなに人前に出ることが平気なジェームズが、昔は自分の容姿が嫌いで家中の鏡を隠した、と言っているのは、ふしぎだなと思います。そんな自分を曝け出して、自らを肯定したいという願望なんでしょうか。ともかく不安定な彼らのような男たちは可愛いですね笑

>ファスの事はほとんど知らなかったので、こちらもとても興味深く拝読しました。ギロチンのキャラクターにホント近くて、ジンさんすごい!と思いました^_^

実は私もファスのことはあまり知らなかったんですが、あんま悩み事ないなって感じですね笑 ギロチンのファスは「こんなにハンサムなビリオネラーなのに、ジェームズに振り向いてもらえなくて本当に不幸なぼく泣」とほざく無神経さを、今後も順調にキープしていこうと思います笑



素敵なヒドルス


>wakaさん
こんにちは、wakaさん^^

>都会派高学歴と無教養田舎者ペアなんてBLでもチョー王道ですよね〜。

おいしいですね〜。単純で朴訥なタイプに知性的な人が惚れる…う〜ん萌える。またトムトムも純粋な人だから、平気で本人の前で「ヘムヘムはかっこいいなあ」とか言いそうですよね笑

>当時の二人のインタビューを少し読んだことがあるのですが、まだ駆け出しの二人だったからこそ通じるものがあったんだろうなあ

そうかもしれませんね。そもそも今思うと、どこどう間違ったら、トムはソー役をやる可能性が1%でも浮上したのかと笑 きっとソー役として紹介されたヘムヘムみて、トムトムは敵わん(●´∀`●)と思ったに違いないです

>トムトムのイヤミな経歴をきっとわかってない(人に聞いてても忘れたor気にしてない)ヘムヘムが無邪気に同列に扱ったことがトムトムは新鮮で嬉しかったんだろうな、
そうですね、トムトムもたいがい純粋であっけらかんとした人ですが、そんな彼を色眼鏡で見ずに懐深く受け入れたヘムヘムもちょっと変人に違いないぞ(´-`) 

>そういえばナグロンはどうなっちゃったのでしょうか、ココしか見れないもので、ここでも教えていただけると嬉しいです
ぶっ wakaさんの何気ない一言、「ココでしか見れない」に盛大に笑ってしまいました。日本ではあまりにも知名度が低いので(当たり前ですが)、たまに油断すると幻かなんかかと思ってしまいますが、大丈夫です、順調にゲイ道まっしぐらしてます。

>昨日はファスマカが両想いかと浮かれてしまいましたが...読み返すとなんだか悲観的になってきました。「完璧すぎ」だなんてヴォイはホレすぎて絶対に認めたくない感じだもん

お、そうですかw たぶんぼいのような人にとって、「完璧すぎる(ように見える)もの」=「信用できないもの」なんだと思います。裏を返せば、彼はきっと「完璧なもの(が存在すること)」を信じていないに違いないです。だから、ファスベンダーという存在に盛大に戸惑っているわけです……と、自分で解釈笑

>ヘムトムやハーディジョーも同じですよね。いろんなコトでがんじがらめになってて私のアタマではどのペアもハッピーになれる手法が思い付かない

ヘムトムはどーしたもんでしょうか(ぶっ)というのは冗談としても、私が今一番心配しているのは、それぞれのエッチシーンをちゃんと彼ららしく書き分けられるかw おいおい、やってることかぶってるぞw という皆さんの心の声が今から聞こえそうですww


>Kさん
>。好きな俳優さんがいてもインタビュー記事を読む習慣があまりなく、得に海外の方だと英語が読めないので、こうして記事を抜粋、翻訳しつつ考察していただけると、すごくありがたいです

はじめまして、こんにちは^^ そう言っていただけて、私も訳した甲斐がありました。

>私もこんなふうに自分なりの俳優に対する印象を持てたらなぁと思いながら読ませてもらいました。

すべての役者のことを毎日のようにフォローできているわけではない身としては、それぞれのコアなファンの方とは解釈が違ったり、あまりに常識・古いネタだったりするのかも、と思うんですが、一歩引いた(客観的な)目線で見て感じたことを、そういう見方もありか、と思ってもらえるのもまた嬉しいです^^

またこうしてメッセージでファンの方のご意見・なぜ彼が好きか、を教えてもらうのも楽しいです〜。

現在ラジオドラマが放送中。ばっちんとぼいの三度目の共演


>Fanさん
Fanさん、こんにちは〜。インタビューを読むと、彼らの人となりがちょっとですがわかって楽しいですね。英国の新聞や雑誌のインタビューの上質さについて、こちらの英国人教師に話したところ、大変理知的で、若い頃はヘレン・ミレン演じるテニスン警部@第一容疑者と、呼ばれるほど切れ味鋭かった方は「今の時代、過去は隠しおおせないから、それなら本人自ら、多少同情の余地があるように語る方がよいのだ」というしごく冷静な意見を述べていました笑 

>左派、右派、中道的な解説付きなのもまたジンさんならではで読みごたえあって。その辺ってその人を知る上で大きいと思いますので。

余計なお世話だという感じがしないではないんですが、そう言ってもらえてよかったです^^ この人は意識的にせよ、無意識にせよ、どういう政治的価値観の持ち主なんだろうということに興味があるので、どうしてもこの点は見てしまうんですよね。

>そういえば前にコリン・ファースも演劇学校時代は皆ロバート・デニーロに心酔していたような話をしていたのを思い出したりで。
彼らは、自分がまったく持っていない男らしさをデ・ニーロのようなタイプに求めているんでしょうね。デ・ニーロやアル・パチーノが羨ましい笑

>それから、『ピーターとアリス』ご覧になったんですね。前知識無しで凄く深〜い考察でさすがジンさんです。
観劇は他にもされたんでしょうか?ルパ・エベのとか

とてもよい舞台でした。毎日、少しだけ当日券が出るそうなので買えたらもう一度見たいのですが、やっぱり後ろの方の辛い席なのかな。ルパ・エベのは気になっているのですが、今のところ予定にありません。『レ・ミゼラブル』見てきました。よかったのですが、舞台も小さく映画の迫力には敵わず。ただ、歌唱力はやはり違いました。

>ジンさんはもうしばらくロンドナー生活満喫されるのでしょか。
フラットの滞在は一週間延長しましたが、その後一週間ほどかけて、英国をレンタカーで旅して回れたらと思っています。私も実はドメスティックなあれこれで日本の会社からメールで怒られたりしてますが、別にどーだっていいんです(テンパリ眼で棒読み)

>前にスタンフォードブリッジに行った時、客層がアンフィールドと違うなぁと思ったりでしたが。
実はこっちで、エミレーツがSFBにだけは行ってみたいと思っていたんですが、うかうかしてるうちに、3月み見れるロンドンホームでの試合はなくなってました。ほんとは、ガナがCL勝ち抜けてバルサと対戦ということになれば一番よかったんですが^^;

ロンドンにいるからといって、決して現地情報に明るくない私ですので、もし滞在中にこんなのあるぞ、という情報ありましたら、教えていただけたら即行見に行きます♪
東京は20℃を越える気温だそうで、連日雨に降られている身としては羨ましい限りです笑

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月20日(水) ギロチンシティ37&38

ギロチンシティ37&38

また2章に分かれた…あと1章でep4終了。やっぱりハーディ/ジョーが好き。でも今回のメインはもちろんばっちんとまーてんの対決笑 次回はいろんな意味で期待しないでください(ネタバレになるので伏せますが)。

今日はTranceのプレミアに行って来ました。うわさではファスベンダーも登場の予定だったけど、キャンセルになってしまったみたいです。残念! 要領よく一列目を確保できたので、、ジェームズ、ロザリオ、ヴァンサン・カッセルからサインをいただきました。ダニー・ボイルは何度も行き来するのでそのうちくれるだろう、と悠長なことやってたら行ってしまった笑 積極性がたらなすぎたw 
というわけで、一部ですが動画です↓

ヴァンサン・カッセル(イースタン・プロミスに欲しかった)


ジェームジー(二時間後に舞台があったので、隣の係りの人にずっとせかされていた。写真は「ごめん時間がない」と断ってたけど、いつも通りちゃんと全部のファンセクション回ってた)


ロザリオ(ロザリオはアレキサンダーでロクサネ演じたのでちょっと思い入れが)


今度はね、4/1にジェリーがBFI IMAXに来るの(●´-`●) でもそれどうやってチケット取ればいいかまだわからない。ジェリー一目みたいなあ。
また、インタビュー訳も再開したいと思います。

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2013年03月16日(土) Peter and Alice 大人になることの残酷さ




ベン・ウィショーとジュディ・デンチの舞台、"Peter and Alice"を見てきました。批評家のレビューはまだちゃんと読んでいませんが、個人的には今回の旅で、これは見て/体験してよかったことのベスト3に入ります。とてもいい舞台だったので、観る前はステージドアまでは行かなくていいかな? と思っていたのですが、これはサインを貰わなければと決心。ウィショーは乙女な笑顔の可愛い、マイペースで親切丁寧で素敵な人でした。わかると思いますが、上がウィショー、下がデンチのサインです。

簡単な筋書き&レビューです。一回見ただけだし聞き取れないところも多々あったので、正確性には欠けると思います。以下、ネタバレ

ピーターとアリス。もっとも有名な西洋児童文学の主人公たち。ピーター・パンは海賊と戦った永遠に大人にならない少年。アリスはふしぎの国を冒険した少女。それぞれの作者、JMバリーとルイス・キャロルは、実在の少年と少女をモデルにこの物語を書きました。ピーター・デイヴィスはバリーが養子にした5人の兄弟のうちの一人。アリス・ハーグリーヴスは、ルイス・キャロルがボートの上で物語を話して聞かせた小さな友達。二人の作者の死後、何十年も経ち、35歳になったピーターが、80歳のアリスと出会うところから話が始まる。

テーマは、大人になることの残酷さです。永遠の子ども、無垢の象徴であるピーター・パンとアリスのモデルとして、二人は周囲の人々の過剰な期待と理不尽な失望に晒されて育つ。児童文学の主人公たちと違い、現実を生きる二人は年を取る。夢見る子供のままではいられなくなる。
ピーターとアリスは、自分たちの葛藤を相手に打ち明ける。ピーターは、バリーが最も愛したのは弟のマイケルであり、ピーター・パンのモデルも本当はマイケルだったこと(マイケルは21歳で恋人と噂される元同級生の男性と溺死。入水自殺という見方もある)を、アリスは、少女時代はジェーン・オースティンのような自立した女性を夢見ていたのに、立派な紳士に求婚されて結婚を決意したこと、今は夫にも子どもにも先立たれ、経済的に困窮していることを打ち明ける。

二人の人生を変えたバリーとキャロル、それぞれの思い出には、彼らだけが覗き込むことができるブラックホールがある。というのも、この二人の児童文学作家に後世に残る物語を書かせたのは、彼らの心に巣食っていた孤独であり、現実からの逃避願望だった。偉大な作家たちとの関係は美しいと同時に残酷で、人々が想像するほど純粋でも完璧でもなく、とりわけ人々が(あるいは彼ら自身の心の声が)猊垠鯀瓦粉愀賢瓩世辰燭里任呂箸気気笋時、記憶は歪められ、現実と幻想のギャップは大人になったピーターとアリスを悩ませる。

けれど彼らは、バリーやキャロルとは違って現実と向き合い、自分の人生を生きていく。仕事をし、結婚し、家庭を持つ……そうした一人前の大人になるための通過儀礼をひとつずつ経て、現実と折り合いをつけていく。
ところが、現実は彼らが想像していた以上に厳しかった。兵士として戦場へ送られたピーターは、ドイツ人兵士を殺す。息子たちを戦場へ送ったアリスは、電報で全員の戦死を知らされる。ピーターは妻に隠れて浮気をしている。妻が知っていることを知りながら、知らないと思い込もうとしている。バリーを憎みながら、彼の遺産で暮らしている。
現実に打ちのめされる二人の耳元で、永遠の子どもピーター・パンとアリスがささやく――「大人になるなんてやめて/一緒に空を飛ぼう/不思議の国へ行きましょう」彼らは、現実のピーターとアリスに無邪気に纏わりつき続ける。

物語の最後では、アリスはピーターにある秘密を告白する。彼女の夫は息子たちを失い、心を病み、妻を残してこの世を去った。すべてを失い、独り身になった彼女は、生活費を稼ぐため私財を売り、小さなライブラリーに閉じこもって暮らしている。親戚もおらず、訪れる友達もいない。
彼女はピーターに言う。「ずいぶん前から、私は不思議の国に住んでいる」
80を過ぎた彼女は、惨めで残酷な現実に生きるよりは、夢の世界にまどろんでいる方がはるかにいいのだ、と言う。そして手を差し出し「おいで、行きましょう。私たちの世界へ」とピーターを誘う。

ピーターは手を伸ばしかける。そしてまた手を引っ込めて疲れたような口調で言う。「ぼくはもう年を取りました(I've already grown up).
アリスはピーターを残して去っていく。舞台上で二人を見守っていたピーター・パンとアリスが、この邂逅の後、二人に待ち受けていた運命について語る。アリスは二年後、安らかに息を引き取った。ピーターはしばらく後、近づいてくる列車に飛び込んだ。


現実を拒絶したことで最期は安らかに死ぬことができたアリスと、現実に押し潰されたピーター(彼なりの現実からの逃避だったのか)。二人の中に潜む病理には、私自身共感できるところが多々あり、ある意味でモーホーの幻想にうつつを抜かして毎日をやり過ごしていることは、晩年のアリスが選択した生き方の実践のような気もしてきます。
一見プラグマティックで、現実的に思えたアリスが、実はとっくに逃避していたというところが面白いのですが、彼女をジュディ・デンチが演じ、苦悩する猖淪任兵禺圻瓮圈璽拭爾髻不思議の国に迷い込んだままざっと十年くらい経ってるように見える笑 ベン・ウィショーが演じているあたり、さすが脚本家ジョン・ローガンはSkayfallを書いた人だ笑 彼らが持つイメージやパーソナリティを熟知しているからこそできたキャスティングですよね。ちなみに、グラディエーターも彼が書いたそうです。ラスト・なんちゃって・サムライも手がけたようですが、古代ローマから19世紀の英国まで書いている彼は実はアメリカ人。PaAはとてもブリティッシュだったけどなあ汗 すごい。

ピーター・パンと弟マイケルの影の中で生きるピーターが憐れです。wiki情報ですが、バリーが養子にした5人兄弟の、1970年代まで生きた末っ子によれば、マイケルは5人のうちで最も聡く、奇抜で、天才的だったとのこと。21歳で溺死する前は、友人にして恋人でもあったかもしれないバクストン(一緒に溺死した相手)とは離れがたい関係だったそうです。マイケルのイートン校時代の学友の一人で、後に保守派の政治家になった人物(過去に新聞に同性愛者と書かれたことあり)の回想によると、(マイケルは)バリーとはおそらく性的関係はなかったが、不健全な関係ではあった、バクストンとは性的関係にあったかもしれない、とのこと。なんだこの濃厚なモーリス臭

劇中には、現実のアリスが求婚相手と、ピーター・パンがアリスと、キャロルがバリーと手を取り合ってダンスをする場面があるんですが、その間を俯き加減に、暗い表情でうろついている孤独なピーターが印象的でした。

ところで、私はこのchildhoodからの卒業、自分の人生を生きようとする人々の話に目がありません。評価が高く、私自身も好きなドラマには、こうしたテーマを内包している作品が少なくありません。『マッドメン』は成熟した大人の男ドンが心のうちに秘める子どもっぽい逃避願望を描いているし(美しい妻がいながら、平気で女たちの胸の谷間=冒険に飛び込む)、『デクスター』はとんでもない秘密を抱え自分を偽ることに慣れている結婚適齢期の男が、初めて他人と向き合い、社会の中で一人前の人間として機能していこうとする話。『シックス・フィート・アンダー』の主人公ネイトは、まさにピーター・パン。平穏だけれど、退屈で、刺激のない日常で足掻いている。

Sherlockにもこういう側面がある。ジョンと出会い、シャーロックは自分の頭脳の中から飛び出して人生を始める。時として、シャーロックがfan ficの中で子どもとして描かれたり、そういうのが人気なのは、ジョンに出会うまでの彼は、まだ本当には人生に踏み出していない子どもそのものだったからでしょう。童貞だしね笑


Peter and Alice、演劇的評価は素人の私にはわかりませんが、とても楽しみました。できることならもう一度見たいけど、チケットをとるのは難しいようです。

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2013年03月14日(木) Vikings on ヒストリーチャンネル




このところのインタビュー紹介は好評でしたので、また暇を見つけてやりたいと思います。WEB拍手&メッセージをくださった皆さん、ありがとうございました。また後ほどレスさせていただきます。

さて、今日は違う話題。スパルタカスのペアにはまってることは書きましたが、最近、ヒストリーチャンネルで放送されている(欧米で)Vikingsというその名も8〜9世紀にスカンジナビアを拠点として勢力を広げた北方民族ヴァイキングを描いたドラマ、これに登場するヴァイキングの戦士/農夫とイングランドのキリスト教徒のペアが、なかなか面白いです。
ドキュメンタリー専門チャンネルだったヒストリーチャンネルは、ここ数年、歴史ドラマの製作にも力を入れ始めていました。古代ローマについて描いたドラマ&ドキュドラマの中には、私も気に入って録画保存してる作品もあります。現在はVikingsのほかに、Bibleというその名も聖書を題材にしたドラマも好評のようです。

また日本にはいつ入ってくるかわからないVikingsのあらましを。みんな大好きwikiによると「西暦700年代末頃からヴァイキング集団はブリテン諸島やフリースラントへの略奪を始めたが、この頃には季節の終わりには故郷へと戻っていた。793年には北部イングランドのリンデスファーン修道院、795年にはヘブリディーズ諸島のアイオナ修道院を略奪している」とのこと。ドラマの第二話は、まさにこの事件をベースにしています。

主人公はラグナール(Ragnar)という農夫。農夫といってもヴァイキングは男も女もめっぽう強い。彼は西からやってきた旅人に航海術を教えられ、西方にあると言われる国へ略奪の旅へ出ることを夢見ている。いつもは夏になると、彼らは東のロシアへ大好きな略奪へ行っていたんだけど、彼だけは西にも絶対略奪できる土地がある! と信じており、#1はそんな彼が、ガブリエル・バーン演じる族長みたいな人に「今年は西に行きましょう!」と直談判する話。そこはヒストリーチャンネル、航海術や船の構造などには、背後に時代考証の鬼がついている気配が感じられる。立場上、いい加減には描けませんよね。ラグナールやヴァイキングは軒並み脳筋なんだけど、スパルティと違って作品の造りからは製作サイドの知性の香りがします笑

#2、ラグナールは仲間を募って航海に出る。#1は地味な内容で大丈夫かと思ったけど、#2はイングランド上陸を果たし、前述したように沿岸部の修道院を襲うエピソードが描かれていて、とても面白かったです。善良なイングランドの修道士たちが、野蛮な主人公たちに次々と惨殺されていく様子は、異教徒の側からすると当時は(古代からずっと)侵略・略奪は当然の行為という雰囲気で、描き方に好感が持てました。何人かの修道士は捕虜になるのですが、この中に、アセルスタンという名の若くてハンサムな修道士が混じってます。
それが彼




ちなみに、↑こうして見ると可愛らしいけど、剃髪してるので頭頂部はつるっつるです。
アセルスタンは布教活動でスカンジナビアに来たことがあるようで、ラグナールたちの言葉を理解します。十字架や聖杯など、金や銀の財宝がある中、祭壇の後ろに隠れていたアセルスタンが聖書だけを胸に抱き締めていたことに興味を持つラグナール。アセルスタンはその問いかけに、「なぜなら、神の御言葉がなければこの世は暗黒だからだ」と。他の連中(主に兄貴)は殺せというけど、彼はアセルスタンを殺さずに捕虜にするのです。

で、ラグナールは略奪品や奴隷として捕らえた修道士たちを国に連れ帰るのですが、アセルスタンのことが妙に気に入っちゃって、首に縄つけて連れ回します(´-`) 族長みたいな人は狡猾な人で、ラグナールたちが持ち帰った略奪品を全部自分のものにしちゃう。で、彼に、欲しいものがあればひとつだけ持ち帰ってよし、という許可を与える。
ラグナールはお宝をひとしきり眺め渡した後で、「ではこれを」と奴隷になったアセルスタンを選ぶのでした。

ラグナールには旦那より強いくらいの奥さんと、二人の子供がいるんですが、奴隷のアセルスタンを連れ帰って、子どもたちに「触ってよし」と許可を出すと、子どもたちは珍しい生き物を触りまくり。つるっつるの頭を触って「おまえ、どこが悪いの?」

ちなみに、アセルスタンのつるっつるの頭頂部は、お手入れができない奴隷の身分に落ち、毛が生えてきてふわっふわっした感じになっちゃって、本人が嘆くシーンが。「河童なのかな」と思うと笑いがとまらなくなり、自分で血まみれになりつつナイフで頭剃ってる場面は、私の中では河童が皿に水を入れているシーンに変換されてます。

まず略奪品の中から奴隷を選んだ時点でおかしいんだけど、ラグナールの目的がアセルスタンの知恵だけではないっと判明するシーンが。
ラグナールは早速帰ってきてセクシーな妻レガルタ(名前違うかも。忘れた)とセックスするんですが、純潔の誓いを立てたアセルスタンは「あっ悪魔よ消えろっ泣」とばかりに、最中の音や声を聞きながら聖書を読んでます。するとだ、ラグナールとレガルタがまっぱで現れ、
ラグナール「修道士、おれたちに混ざれ! (Come on! Join us!)」
レガルタもセクシーな足を見せて手招き。
頭が真っ白になるアセルスタン。「わ、私は純潔の誓いを立ててるので、女性には触れない。触ったことはない……(肉欲は)罪深いことだ」
するとラグナールが傍へやってきて、
ラグナール「バレやしないさ」
アセルスタン「神はすべてご存知だ」


そうなんです、ラグナールはちょっとハーディに似てるんです。あと、ブラピにも似てます。演技も上手いしスター性はあるので、この役者、有名になって欲しいです。

ヴァイキングの文化はキリスト教に支配される以前の、古代の文化に似てる。ソーやロキといった神の話もしょっちゅう会話に登場するのですが、古代ローマやギリシアの多神教と同じように、嫉妬深い神がいたり、強欲な神がいたりする。そういう環境では、人間はもっと自分たちの欲望に素直で、純潔や清貧といった美徳で自分たちを縛り付けていない。
ヴァイキングを、古代の民族のように、無邪気にかつ野蛮に描いているところにも好感が持てます。

結局ラグナールとレガルタは自分たちのベッドに戻るのですが、やっぱりラグナールは、アセルスタンに圧し掛かること前提で誘ったんだろうな。現実においては、奴隷の扱いは、もっとharshだったのではという気もしますが、それも主人によりけりだったのかも。

なんだかんだ言いながら、ラグナールはアセルスタンが好物大好き。彼を酔っ払わせて情報を引き出したり、自分に言葉を教えるように迫ったりする。

顎持ち上げシーンの萌えは古典だけど永久に不滅




#3では、再びイングランドに略奪の旅に出かけることになったラグナール。今度は、妻レガルタを連れていくかわりに、奴隷のアセルスタンに農場と子供たちの世話を任せる。この提案にはアセルスタンもびっくりなんですが、ラグナールの中ではしあわせな三人暮らし(&子供たち)の計画が着々と進行中です。
夫婦とハンサムな男奴隷との三角関係なんて、本当に古代ギリシア・ローマみたいですね。まあ、本編ではそこまで描かれないでしょうが笑


アセルスタンもいいけど、私はハーディに似てるとあってラグナール(役)がかなり気になってる。野蛮で狡猾だけど無邪気でどこか憎めない、そして役者の表情の演技がとてもいいキャラです。


ちなみに、中の人は若い頃はこんな感じ(左)ラグナール役は右。信じられないほど変身してますが、こういうモデル風イケメンにも演技派っているんだなあ笑 
彼もオージィだそうです。


今後、二人がどうなっていくのか目が話せません。ちなみに、現時点で出ているfic(すでにチェック済み)の主流はレガルタとの3Pもの。
アセルスタンが「彼のように彼女に触れたい。彼女のように彼に触れられたい」と考え罪の意識に苦しむ、とかいう内容はたまらないです。


スパルタカスは残すところあと4epです。最近は劇中の動きよりも、パナ(ナシア役)とダン(アグたん役)の役者関連の話が面白いです。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月11日(月) ギロチンシティ36

ギロチンシティ36

認知行動療法について勉強する時間が必要で(と、いってもざっとですが)遅くなりました。エピソード4はあと2回で終わりますが、次回はマーティンとバッチの再会。エピソード5はもっと大きな動きや、キャラやペア同士が縦断的に絡んだりといった流れが出てくるはず…。セロン、ベン、アンヌ・マリー、そして再登場ではあったけどキリアンなど導入が多くてややこしいエピソードだった。もしTVシリーズだったら、ひとつのエピソードにこれだけ新キャラが登場することはまずありえませんね笑

ベン・ウィショーはインタビューを読み終わり、イメージに修正があったので少し書き直すかもしれません。もっと彼はフェミニンでミステリアスで俗っぽくない人でいいということがわかりました。性格的に現実とは一番離れているキャラはジョーだと思うけど、彼は元々アーサーのような感じでいこうと思っていたからこのままで。


ところで、インタビューを読んだ雑感を書いていませんでした。どのインタビューも面白かったけど、とりわけ面白かったのはハーディとジョー、ウィショーも面白かったですね。ジェリーはEsquierのインタビューの出来自体がよかった。
修正が入ったナイーブ/vulneravilities番付は、
ハーディ>ウィショー>ジェームズ>ヒドルス>ジョー>ヘムヘム>マーティン>バッチ>ファス
という感じになってきてますが、傷つきやすさでも種類が違うんですよね。ウィショーは自覚があって垂れ流しの傷つきやすさで、誰の目にも明らかなんだけど、ハーディやジェームズやジョーはそれをもっと隠そうとしている感じ。バッチは変な隙があるんだけど、坊ちゃまは無自覚笑 

ヘムヘムについては、もう少し情報が必要。ただ、彼はアベンジャーズの撮影時、養子に関するブラックジョークについて、理解できなかったと言っていました。これは「(ロキのことを)あいつは養子だ」と彼が言うシーンで、米国では観客がドカーンと笑うわけです。いろんな要素が複雑に絡み合ったブラックジョークですが、ワシントン・ポストはこの一件を記事で取り上げて批判していました。撮影時、ヘムヘムは「理解できない」「これでいいのか?」と何度も監督に確かめたそうです。これ読んで、彼はオーストラリアの大平原で家族に愛されて真っ直ぐに育ったんだな、という気がしました。ヘムヘムの私のイメージは、朴訥で先入観がない、だからみんなが経歴を読んで色眼鏡で見てしまうトムトムと会っても、ありのままの彼を受けれてうまくいったんじゃないかな。うーんでもヘムヘムのことはもっと読む必要がありますね。

ヒドルスは自分に自信がある人。でも他人に対して慈悲深い。とはいえステレオタイプな貴公子イメージで終わることを恐れているようですね。でも個人的には、デ・ニーロタイプに挑戦するのではなく、冷酷なマフィアの殺し屋とか、そっち方面で彼の演技の幅を見てみたいですね(^曲^) 彼の顔が本当に無慈悲になる瞬間が見たい。

ハーディは自分でナルシズムがあると言ってます。きわどい写真を自分で撮ってるらへんからも、それはうかがえます。たとえばこの写真なんか、誰に見て欲しいの? (一昔前、彼のmyspaceに載っていたらしい)やっぱりゲイの男たちに自分に欲情して欲しいんでしょうか。


フェミニンな部分を持っていると自覚しており、ゲイの男たちに惹かれる傾向がある。今はちゃんと男性性を獲得して、彼を叱ってくれる強くて美しい妻と出会い、元気にやっているようです笑

マーティンはしっかりとした大人。リアリスティックで、知的で、地に足がついている点はジェームズに似ています。自他共に認めるリベラル派。「ミスター・フリーマン」と呼ばれることを時に好む、と言っているので、いきなり「マーティン」なんて突然呼ぶより、礼儀正しくアプローチする方が気前よくサインしてくれそうですね笑 もし一日市長になったら、路肩を走る自転車を規制すると言ってたけど、歩行者には申し訳ないがドライバーとしてはものすごく共感。路肩の自転車ほど気障りなものはないっ笑

ジョーが、昔根暗だったというのは、現在の彼からは考えられませんね。彼は以前、東部(NY)でアイデンティティを確立したと言っていました。つまり煮え切れなさを抱え込んだセンシティブなLA出身のユダヤ系の若者が、東部へ移り、大学へ行き、新しい世界を開拓したんでしょう。初めて彼を見た時、東部出身だと疑わなかった私ですが、彼から滲み出るリベラルだけどインテリでやや気難しい雰囲気から察するに、LAよりNYと相性が良かったに違いないです。彼、しばらくフランスにもいたようですね。文系笑

カンバーバッチは想像以上に空気読まない坊っちゃま。なんとなく世間知らずなところが垣間見れて、人気絶頂の今は特に浮ついているところがある気がします(ひどい言い方w) でもその分子どものように無邪気なところがありますよね。マリー・アントワネットタイプ笑!? それは冗談にしても、彼が地に足がついたジェームズやマーティンと仲良しで、彼らを好いているところが面白いですよね。「誕生日で散財して、クレジットカードの明細を見てびっくりした」とかコンサバティブなエリア(ハムステッド・ヒース)に総額10億円くらいのフラットを二つ買い、テラスだかを改築して近隣住民の反対に遭ったけど押し通したとか、もう笑っちゃいます。政治的には、暴動に加担したようなろくでなしには厳しい対応をすべき、と言っているところや、その他の発言を読んでも、典型的な保守派だという気がします。WEB拍手で、彼のカージャック事件の詳細が書かれているページを教えてもらったので、後で紹介します(^曲^)v

ファスは「もちろん自分に自信がある」と言い切れる人。細かいことは気にせず、現在が楽しく人生が豊かならそれでいい。売れない頃はバーテンなんかをやっていたらしい。多分女を口説く方法を100通り知っている。彼、アイルランド建国の父(IRAの前身の創始者)マイケル・コリンズの縁戚(確か、母親がマイケル・コリンズの兄弟の孫?)らしいんだけど、そういうことも彼にとってはおそらくどうでもいい。ジェームズが彼のことが好きなのは、からっとしてるからでしょうね。私が関心があるのは、ヘムヘムとファスは、ここで上げた他の役者たちと違い、ゲイやブロマンスとの付き合い方や向き合い方を決めかねているような気がするんだけど、どこかに積極的な発言があるでしょうか? ジェリーでさえ以前、自分の出演作について「うん、この二人の間にはホモ・エロティックな関係があるな」と言ってました。

ウィショーも面白いですね。日本でいうところの典型的な草食系男子。彼には双子の兄弟がいるらしいけど、どの程度似てるんでしょうか。ジェームズ同様、あまり自分のことや家族のことは語りたがらない。あがり症で、レッドカーペットなどでも見ていて「テンパってるなー」と思うことも。
彼は自分を持て余している分、他人を演じることによって、間接的に自分を解放している感じがします。『レイヤーケーキ』のチンピラ役面白かったな〜。彼こそまさに「天職を発見できてよかった」人。

ジェリーは想像以上に、ギロチンで書いているろくでなし男に近いワイルドな人でした笑 女と酒が好きなところがまた(^曲^) しかし、ジェームズは彼ともバッチともファスとも仲良し、幅広い人だ笑

ジェームジーのことはいつも書いてますが、地に足がついてる人。彼にはたくさんの美点があるけど、まず人との向き合い方が素晴らしい。子どもからお年寄りまで、簡単に懐に飛び込む。私たちみたいな外国人のファンにも「あれ、きみたち昨日も来たよね?」なんて気安く声をかけてくれる。でもただ気さくなだけじゃなく、必要なら「人とぶつかり合う」ことも恐れない。彼のいろいろと小器用で労を惜しまないところに、人を使ったり人に押し付けたり任せたりせず、なんでも自分で思案しこなしてきたdown-to-earthなバックグラウンドが透けて見える。



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2013年03月09日(土) ギロチンの人たちについて学ぶ(インタビュー3)

カンバーバッチ&ファスベンダー&ウィショーのインタビュー詰め合わせは、前日の日記にあります。

ジェリーも1本だけ読んでみました。それと、この詰め合わせの中にジェームズがいないのはかわいそうなので、彼のインタビューも昔のブログから引っ張ってきて再掲しました。彼のインタビューは今後も読んでいきます。


ジェラルド・バトラー (born 13 November 1969) スコットランド


ジェリーがあまりにもジェリーすぎて。彼が弁護士資格があるとかないとか聞いた時、ギロチンであんなふうに彼を描いてしまって申し訳なかったなーと別に思わなかったんですが(こら)、このインタビューを読んで、くまジェリーもあたらずも遠からずだったな、と思いました。

09年のEsquireより


インタビュアーは、ジェラルド・バトラーが何者なのか一切聞かされていない(10年間、乞食同然で世界を旅した男) ジェリーの豪邸に招待され、その話をすると、ジェリーは細めた目で睨みつつニヤリ。おおらかにこの無知なインタビュアーを受け入れる

「職業は?」という質問から。
I「どんな映画に出てるの?」
ジェリー(G)「オペラ座の怪人」
I「え…きみ、オペラ座の怪人に出てるの? 何役?」
G「怪人役
I「え…」
Esquire今月号の女優の表紙を見て、
G「おれの表紙の号なんて誰が読みたがるんだ?」
I「え…このインタビュー、カバーストーリーになるの汗?」

G「300のことはもちろん知ってるだろ?」
I「いや…」
G「あんだと?
I「待った、待った、戦士が出てくるアニメみたいなやつでしょ? 見てないけど、たぶん息子は好きなはず」
G「おれはレオニダスを演じた、主役だよ。別におれは気を悪くしちゃいないよ。ただ何ていうか……『おやまあ』」

I「今月号のEsquireに、爐垢戮討涼砲見るべき75の映画瓩箸いΦ事が載ってるよ」ジェリー、今月号を手に取り、「300は絶対載ってるはずだ。300なしじゃ、本物のリストとはいえない。もし世の中の男が見るべき映画があるなら、そりゃ300だ」ぱらぱらと捲る。1P目には載ってない

ジェリー、寛容に頷き「なかなかいいのが載ってるな」2P目を見るがやはり300はなし。「こんちくしょう(fuckers)!」この世にジェリーほど愉快にこんちくしょうを言う人はそういない。ジェリーはページを捲っていき「ちくしょう」「ちくしょう」「こんちくしょう!」特集は終わった

G「cool hand Lukeはおれも好きな映画だ。まあ、こいつはいいリストだよ、だけどなんだって300を入れられなかったんだ? こんちくしょう」
I「じゃ、今夜300借りて見るよ。きみの作品で、他に見るべきものは?」
G「『ディア・フランキー』はいいぜ」
I「じゃ、それも見る」

G「何一つ見なくても、おれはちっとも気にしないぜ。義務みたく感じなくていい」
I「本人に会った後だと、その人の作品にもっと興味が湧くんだ」
G「だったら今週はジェリー・バトラー・ウィークだな。おれのホームシアターで見てもいいぞ。おれの出演作じゃなくても、また戻ってきて、好きなのを見ろよ」

ここからは、いかにして役者になったか、という話

ジェリー「おれの心の問題は、いつも振り子のように振れるってことだ。俳優になるんだという夢のようなアイデアは、すぐに憂鬱の種になっていった。『無理だ、おれは映画が作られている世界の反対側にいる16歳の小僧。スコットランド人にチャンスなんてないさ』ショーン・コネリーはいたとしても、それだけ」

「役者になるつもりはなかった。弁護士になるはずだったんだ。おれはすばらしい資質を持つ家族の一員として、中産階級になりきれない労働階級の一家に生まれた。法学の学位を取るというのは魅了されるような話だった。おれにとっても家族にとっても――『おやまあ、うちの家族から大学で法学を学ぶやつが出たよ!』」

「いつも奇妙な幸運に恵まれていた、ロースクールでも。法曹界におけるpresident(?)に就くチャンスに預かったんだ。最もアカデミックな学生というわけではなかったのに。自分に課せられた仕事の量を考えれば、ロースクールを名誉ある学位を修得して卒業できたことは驚くべきことだ」


「で、おれはアメリカに行ったわけ。これが間違いの元。何かとても強迫観念的で、暗くて、欲望塗れで、楽しくて、そして貪欲なものに取り付かれた。突然、おれは旅したり、馬鹿をやったり、冒険したり、パーティしたり、女遊びをしたり、そんな人生を送れるんだって自覚したんだ――ある種の自暴自棄の感覚も味わった。家を離れ、規律や組織といったものが眼の前からなくなると、やりたいことは何だってできたし、実際におれはやった」

「しばらくは、三人の毎日酔っ払ってるアイルランド人とベニスビーチのアパートメントに住んでいた。完璧だった。おれたちはうまくいった。で、妙な仕事を始めた。その年、おれは学校を離れ、いろんなことをした。LAからマイアミへ、LAからシカゴへ、マイアミからシカゴへ車で行き、間抜けな理由で逮捕されまくった。たいていは単に酔っ払って。制御不能になっていたし、おれは若い、これが人生、おれは単に粗野で陽気になってるだけなんだって考えることで、自分を正当化していた。一度は逮捕され手錠まで掛けられたことを覚えてる。鎖に繋がれて他のやつらと歩いたよ。事実上、おれはまだグラスゴーの法曹界のpresidentだったけどな」

「結局、LAの郡留置所送りになった。レザージャケットに長髪のおれは501号室にいて、自分のことをジム・モリソンみたいだと考えてた――こんな話をしているなんて、信じられねえな」

「ともかく、もっといい話をしよう。おれには大学の最後の一年が待っていた。理論を勉強するのはおいておいて、外へ出て行き仕事を学ばなくちゃならない年次だ。本物のローファームで学ぶんだ。ところがおれが戻ると、求人募集しているのは一箇所だけで、そのファームに200の応募があり、採るのは4人だけということになっていた」

「面接では本当に準備不足だった。前日に試験を済ませていたが、翌朝エジンバラへ行かなくてはならなかったのに、その夜は色々ととっ散らかってた。で、面接に間に合わなかった。なのにローファームは『いえいえ、あなたを待ってますよ』と言ってきた。だから列車に乗って――ともかく面接はすごくうまくいき、その仕事を手に入れたんだ。なのにいざネクタイとスーツ姿になってみると、おれはたまらなく不幸だった。その仕事には何かが、自分ではどうしようもない何かがあった。あの時うまくいっていなければ、おれはここには座っていなかったのに。このままスコットランドのどこかの小さな村で、しがない弁護士で終わるのかも」

「おれはスコットランドの法曹界で、ちょっとした不名誉な存在になった。弁護士見習いをクビにするってのは異例のことだ。だが現実に、彼らはおれが弁護士資格を取得する一週間前に、おれをクビにした」

「その時、ちょうどエジンバラ・フェスティバルが開催されていて、『トレインスポッティング』の製作を見に行ったんだ。主役が現場で演技をして、そこで解説を加えてから、また演技に戻る。主役を演じていた男は驚異的だったな。とんでもなく素晴らしい雰囲気だった。そして、おれの中で何かが死んでいった――これが、おれが送りたい人生だ。おれにもできる、そのことを、おれは知ってる。でももう過ぎ去ったことだ。おれは25歳。チャンスを逸した――その一週間後、おれはローファームをクビになった」

ジェリーは、この話を母親に打ち明けた時、どれほど自分が恥ずかしかったかをインタビュアーに話した。すべてを失い、夢だけが残った。翌日、彼はロンドンへ向かった。

彼は映画業界で働く数少ない知人を訪ねる。最初は無愛想だった彼女の元で、アシスタントの仕事をもらう。彼女はロンドンでは有名な演出家の下で、キャスティング・ディレクターとして働いていた。ジェリーは、その演出家の元へ飛んでいき、「この演技、おれもやってみたいです」と申し出る。演出家がやってみろ、と言うので彼はすべてを出し切った。その後、キャスティング・ディレクターの友人が眼に涙を溜めて現れ、「彼、この2日間で見た中であなたが一番だったって」
ジェリー「自宅へ歩いて帰ったが、人生で最も幸せな瞬間だった。もし自分の中に情熱があるなら、それを放り出しちゃいけない」

ジェリーの秘書が「次の予定がある」と言うので、インタビュアーはキッチンへ行き、秘書に挨拶。すると突然、大音量でオペラ座の怪人のサウンドトラックが鳴り響く。歌いながらキッチンに入ってくるジェリー。歌が終わり、二人が沈黙に酔いしれていると、秘書が一言:「車が待ってるわ、ジェリー」おわり


これはいいインタビューだ。ただの無知なわけじゃない、やっぱり光るものをもってるインタビュアーと、彼を送り込んだ雑誌、それを受け入れたジェリー、みんな懐が深いっ

ハーディとはまた違う意味で野郎ですよね。そして彼がアメリカで暴走したというのも、また違う形のvulnerabilityと言えるんでしょうか。番付的には、かなり右側の方の人ですけど笑

彼の言うこと、とてもよくわかりますね。家族の期待を背負って法学部へ…その考えにそそのかされた、というところや、家を遠く離れてはじけたところ、家族は大事なだけにある種の足枷でもあり、彼は見事にその足枷を(理想的な方法ではなかったかもしれないけど)外して、自分の夢に生きた、というところは、なかなか普通の人にはできないことだと思います。私の周囲にも、なりたくもないのに親の期待を裏切れず弁護士や医師になった人がけっこういます。

あと割愛したけど、ジェリー、女の話が大好きみたいで、そんなとこもイメージ通り笑 インタビュアーに「奥さんいるのか? なにっブラジル人だと!? この野郎っ!」とかやってます。



ジェームズ・マカヴォイ (born 21 April 1979) スコットランド


※昨年8月に読んだものです。既読の方はスキップ
Detailsのインタビューをちら読みしたら、マカヴォイはオリバー・ツィスト(映画)か、ディケンズ時代のNYから出てきたようだ、と書いてあった。前から彼はディケンズ的だと思っていた!

Shamelessの監督ポール・アボット「彼は(あの目つきで)ぼくをほんの少し売女の気分にさせた」

爛泪ヴォイ「人を短時間で判断する。つい最近、たった5分でクソッタレだとわかる態度を取る連中と一緒に仕事を。だけどおれは彼らに猶予を与えることにした。一週間後、まだ現場にいたおれは、彼らにこう言った。『あんたらは本当に自分中心なやつらだ。猶予を与えるのに疲れた』」

文句垂れだな〜(私にとっては)ひじょうにポジティブな意味で、育った環境が彼を作ってる感じだ。lookism(人を見た目で判断する・見た眼優先)を嫌悪してるから身なりにあまり気を使わないし、自分が美形だと認めないのか

爛献隋次Ε薀ぅ函福悗弔阿覆ぁ戮隆篤帖法屮献А璽爛困箸いΔ里蓮△屬弔り合わなくてはならない相手。感情的・精神的な痛みに対し理解を示すが、彼の持って生まれた性分はとても明るくてコミカルだ」ライトとアボットはマカヴォイを同じ言葉で描写した。猊奮覆ある(dignified.)

牴駭辰砲いて彼は頻繁に祖父母に言及する(父親は家族を捨てた)。高校ではバンドの低音部に。上手くはなかったが、演じることへの道筋を作った。しかし八歳年上の妻と妹、あるいは彼に影響を及ぼした人物についてたずねると、ディフェンシブな目つきを投げ返す。それは、『グッド・ウィル・ハンティング』で、マット・デイモンが初めてセラピー・セッションに出席した時、ロビン・ウィリアムズに投げかけた視線に似ている

爛泪ヴォイ「もし家族について語りたいというなら、別にいいさ。それが間違ってるって考えてるわけじゃない。ただ危険だと思うだけだ」畛,垢襪鉾爐硫搬牡僂蓮◆峅搬欧牢蔽韻鵬れたり奪われたりするもの」。浮気は罪悪感に耐えられないに違いない

爛泪ヴォイ「いやなヤツを演じるのは大好きだ。だから『ラスト・キング〜』が大好きなんだよね、あのろくでなし(wanker)を演じられたから」ガハハハ 

爛檗璽襦Ε▲椒奪函屮献А璽爛困魏,慧櫃靴燭っている人たちに彼が追い回されるのを見てきたけど、本人に自覚があるかどうかはともかく、彼はそういう連中の手を、まるで石鹸かなにかみたいにすり抜けてきたよ」


2007年3月のThe Guardianの
記事より抜粋

燹嵌爐鬮犢と瓦韻討い覘瓩班措未垢襪里脇颪靴ぁL酳襪辰燭こ聞イ魏果未覆ひけらかすことを楽しんでいるようだ。だがジェームズ・マカヴォイは風変わりな(peculiar)セックス・アピールがある、またもう一人のスコットランド出身の若手俳優だ」 

爛哀薀好粥爾虜派倭悗住む地区に、離婚することになる夫婦の子どもとして生まれ、祖父母に育てられた。彼は左派思想を持つ、その知性と高潔さが今日ますます敬愛されるようになっている俳優だ 甅爛魯螢Ε奪匹離哀薀泪薀垢憤匕がいかにぴんと来ないかを喜んで表明したがる27才でもある」

爛スカー授賞式にはひどい格好で現れ、badly dressedと言われた数名の男優の一人に。G紙のファッション担当は酷評した後で「陸に揚げられた魚みたい。着飾りたい気持ちと着飾りたくない気持ちが衝突している」 

猗爐鰐世蕕に矛盾を楽しんでいる。労働階級出身のグラスゴー人は、熟練のフェンサーでありボクサーでもある(比ゆ?)。難解な、むしろ不愉快なキャラクター、自分の欠点を臆面なく曝け出す人々に魅せられるという。『そうした人たちのことは、よく理解できるから』と、彼はあるインタビュアーに語った

彼が過激な発言をしたり、ズケズケものを言うのも「欠点を曝け出し」ひいてはそんな自分を受け入れて欲しいからですね。爆問の太田もそんなことを言ってた。

彼は多才であるというくだりで…犖た目には苦もなく、(彼のように)身軽に役どころを渡り合うことができる英国俳優はそう多くない。都会の下層階級で生きる高級車の窃盗犯から、きつい訛りで話すナルニアのヤギ男から、アミン大統領の道徳心に欠ける医師まで。

爛侫ーデン(『ラスト・キング〜』原作者)は、彼の別の一面が現れ始めていると信じている:研ぎ澄まされた知性を持った役者。あるインタビュアーはこう記している「ジェームズ・マカヴォイと一緒に一時間過ごして、彼の頭脳にこっちが舌を巻かずに済むことは不可能

爛侫ーデンはまた、彼には社会的公平に対する強い信念がある、とも。『ラスト・キング〜』の撮影後は共演者が帰国する中、赤十字と共にウガンダの飢餓の状況を直に視察した。「自分が動労階級出だと意識するのと同じくらい強く、自分が恵まれた国に生まれたエリートクラブの一員であることも意識する」

爛侫ーデン「ジェームズには鋭い信念があることにも気づくだろう。鋭い政治的信念だ。それはだんだんと顕著になっていくと思う」

犧廼瓠2007年当時)アンヌ・マリーと結婚。「彼には、若い頃ユアン・マクレガーにあったような、見込みのなさげななまっ白いスコットランド小僧の魅力がある」peely-wally(色白で痩せ細ったやつ)の好ましさか / finished :-)

フォーデンはルポライターで自らも記者/インタビュアーなので、彼のジェームズ評は興味深いですね。貧しい家庭で育ちながら、自分は英国生まれでまだ恵まれてる、と考えるジェームズの感性の鋭敏さに好感が持てる


Guardianのまた別のマカヴォイ・インタビュー。2005年、ナルニアでヤギやった頃のものなので、情報が古いを読んでます

サッチャー政権の影響下、貧しい集合住宅地で祖父母に育てられたが、本人いわく「とてもよく躾けられた」15歳まで、ちゃんと宿題し、本を読み、友達の家に遊びに行って、ストリートではたむろしなかった。愛されていたしリスペクトされているとも感じていた

猯梢討領ズГ砲茲辰得鎖静ダメージを受けたか? 彼には自覚がない。というのも彼が育った地域では崩壊した家庭など珍しくなかった。塞ぎ込み、核による人類滅亡について考えてばかりいた時期はあった。おそらく、不安とリンクした思考回路だったのだろう。

爐△詁、彼は祖父が庭いじりをしているのを見ていた。そして突然甲高い声で「なんで土掘ったり植物を植えたり、そんなことを気にしてるのさ! 全部でかい爆弾で破壊されるのに!」とたずねた。祖父は彼を連れていって座らせて、穏やかに「すべてうまくいくから」と説明した。

うるうる目のそばかす顔&あのきついアクセントで甲高く喚く子供ォイ、たまらんら

犹匐,虜△ら神父か伝道師になりたかった。アフリカに行き人を助けたかった。世界はよりよい場所になるべきだと考えていたから。だがカソリックスクールで、カソリックの教義はアフリカにおいて避妊を容認していないことを知る。そのためにエイズが蔓延し、飢餓は深刻化し嬰児の死亡率は下がらない

カソリシズムとは相容れないと気づき、教会のために働くことは考えなくなる。もともと彼は、教会へ通うタイプではなかった

前のインタビューにも出てきたけど、彼の左派思想はかなり堂に入ってるね

J「自分たちが思っているほど(道徳的に)健全ではないことを、おれたちは見抜き始めている。おれたちは建国時代の人々より優れているわけじゃない、いまだ雨に降られるしね。おれたちはより優れているという理由は、他人を搾取しているから。なぜならおれたちは民主的な資本主義者 だから」

J「この用語はそれが何を意味するのかもはやわからないほど、おれたちの中に浸透している。おれたちは資本主義を、現実社会とか、物事のありのままの姿(the way things are)だと言う。それが意味する本当のところは、おれたちが誰かを経済的利益のために搾取してるってこと」

J「もし国内でやらないとするなら、おれたちは外国で搾取する。アメリカ野郎(Yanks)の助けがあるかどうかは関係なく」

J「たぶんおれたちは、罪の意識を持ち始めているんだ」彼はそう望んでいる。たとえそれが無意識の罪悪感だとしても。若い連中は皆、有名になれないことで塞いでいる。「彼らは製品か何かになるつもりなんだ」皆自分の事で手一杯で、何が良くて何が悪いのか、もはや考えなくなった。

目の前のテーブルに置かれた携帯が鳴った。彼は嫌悪を露にそれを見やり、手にとって表示を睨み、ぶちっと切ってポケットに突っ込んだ。「今、おれたちのコミュニケーション・レベルは」と不機嫌そうに。「驚異的だよ。ボタンひとつで、タイで蝶々が羽ばたいたかがわかる。情報がいっぱいだ」

もちろん不機嫌なジェームズのへらず口が延々続く
読み返すと彼のbitchぶりは素晴らしいですね

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2013年03月08日(金) ギロチンの人たちについて学ぶ(インタビュー2)

前回のインタビュー詰め合わせが好評でよかったです^^ WEB拍手ありがとうございました。今日はカンバーバッチ、ファス、ウィショーです。優先して取り上げているのは、高・中級紙(Guardian, The Time, Independent, Teregraph, NY timesなど)とカルチャー・ファッション誌(GQ, Details, flaunt, Vanity Fairなど) のインタビューです。Twitterで流す時はソース元のURLを張ることも多いのですが、ブログにあげるのにどの発言がどこ発信かをおさらいするのは骨が折れる作業なのでしていません。元ネタ読みたい方がいるかもしれないので、今後はメモっておこうと思います。

今後も時間を見つけて彼らの記事を読み漁っていきます。前述の通り、だいたい新聞とGQはいいインタビューなのですが、ここでピックアップしたものは必ずしも彼らのパーソナリティをもっともよく捉えているものとは限りません。ヒドルスやバッチのインタビューは人気に比例してたくさんあるので、もっといいのがあるはず。

爿疇發聾曲犬肪藜臓「」は発言で原文に忠実。素の文章は意訳込み&私のつまらない意見


ベネディクト・カンバーバッチ (born 19 July 1976) イングランド


Bカンバーバッチはエドワード調のマナーやクローケやその他諸々について、こちらの頭脳が置いてけぼりを食っている間、早口で絶え間なくしゃべり続ける。私にアールグレイを注ぎ、そしてひとつの質問:ティーバッグをシェアしても? これが怒涛のインスピレーションの引き金となった。お茶会からポストコロニアル理論に至るまで。こう言っても過言ではないだろう―カンバーバッチは犹弸家(thinker)瓩任△雖爐しゃべり(Talker)瓩性瓠-ガーディアン(TTSS公開直前の記事より)

ぶっ飛ばしてますね。バリバリ空気読まない臭がすごい笑 自分に似た存在が賞賛を浴びて愛されているという意味で、シャーロックの役を楽しんでいるに違いない

バッチ「(モロッコにて)ぼくのキャラクターは北アフリカに駐在していたスパイだったので、暗い路地や重苦しい門の前なんかを、夜中に一人で歩いたよ。彼(役)にとってはどんな感じだったかと想像しながら」 命懸けだwww

エドワード調(時代)にはまってるとか、スパイに憧れてたとか、それで(一応)役作りのためモロッコで危険を冒すとか、多少ぶっ飛んでる。『Starter for 10』や『つぐない』のキャラは本人とそう遠くない気がしてきた

牴萍未力罰阿離僉璽愁淵螢謄はいつもそんなにスタイリッシュというわけではない。「服装に関して意識するようになるのはかなり遅かったが、ある時突然、おしゃれも人生の楽しみの一つだと気づいた」Mフリーマンはその点で定評がある。「自分のスタイルをわかってる男だ」彼は頷いた

燹嵌燹淵沺璽謄ン)はとても粋に着こなす人だ。ちゃんと仕立てて、いつも新しいシューズで現れる。だから彼の服装はいつも注視してる」

バッチ、ズレてるんだな〜。そして彼は政治的思想はどちらかというと右。自他共に認めるレフトなマーティンとうまくやっていけてる秘訣を知りたい
俳優の父を持つハーロウ校出のおぼっちゃま(学生時代はストローハットをかぶってた?)なのに、見た目にはあまりこだわらなかったなんて不思議ですね。

またジェームズ出てきたww 今回はファスベンダーとウィショーも。ジェームズのことは紹介もファミリーネームもなしに爛献А璽爛梱瓠ゝ泙ww なんでインタビューで毎度ジェームズの話しなくちゃならないんだろう、ばっちんww 誰もきいてないし頼んでないww
(舞台のオファーを断ったことについて)バッチ「こんなふうに、心より頭に従って決断したことはかつてなかった。だけどぼくは映画出演のために自分をセーブしておきたいんだ。大きな仕事がしたい。ジェームズやマイケル・ファスベンダーやベン・ウィショーを見てきた。ぼくも彼らのような経験をしたい」

スピルバーグについて、ヒドルストン「ぼくたちは『ジョーズ』や『E.T.』や『インディー・ジョーンズ』のターゲットオーディエンスのど真ん中だった」カンバーバッチ「『ジョーズ』の時はぼくはちょっと小さすぎた。きみはもっと小さかっただろ…」トム「うん、まあでも、ビデオとかで」

二人の性格が出てる。ヒドルスは相手が求めている答えを返す。バッチは少しズレてる、でもその分率直で正直。ここにJGLがいたら「それってどういう意味?聞き逃せないなあ、ビデオとかでって、厳密には違うんだろ?」ガハハハハ カオス

またジェームズ出てきたwww どうなってんのwww (少なくとも私が読んだ4〜5本の彼のインタビューに、ジェームズ無駄に登場)

NY Timesのインタビュー(12年4月)にて、バッチは一時間くらいいろんな声真似を披露したらしいんだけど、女性ファンやホーキング博士やスピルバーグやJJエイブラムスはともかく、なぜそこに「友達で俳優仲間のジェームズ・マカヴォイのRの発音」が混じるの? 脈略…orz

ばっちの「ジェームズの話をすればなんとなくインタビューが引き締まる」という謎の勘違い

狷蔚伴圓離泪ヴォイは以前こう言っていた。彼が直面した一番タフだった試練は、ファンやメディアのぎらぎらした眼ではなく、同業の俳優たちの期待に添うべく、でしゃばろうとする欲求と向き合うことだった、と。「皆が見てるぞ、よし、チャンスも得たし能力もある。いつも気取って、期待に添おう」

ばっちのインタビューにまさかのゲスト出演のぼいでした。さすがNY Times、ちょっと冷たい感じがしたな

(何があなたを不幸にさせる?)バッチ「ぼくの孫たちが忍耐を強いられるんじゃないかという考え」 いないだろwww バッチらしいwww
ま、孫の世代を心配してるってことでしょうけどね(´-`)

優柔不断、無駄遣い、急な散財、起こりもしないことを心配、一人暮らし(独身状態)が楽しい(以上、記事&インタビューより)、彼は人生で必要なものがまだわかってないから、それがわかってるジェームズやまーてんが好きなのかも。わしと似てる
彼は過去に南アフリカでカージャックに遭ったようで、今度その記事も読みたいです。



マイケル・ファスベンダー (born 2 April 1977) アイルランド/ドイツ


ファスベンダーのインタビューに突入。実は他の誰のことよりも彼のことを知らないので、集中的に読んでみる。やっぱり最初はガーディアンから

爛蹈鵐疋鵑離曠謄襪琉貅爾砲董彼(ファスベンダー)は試験を前にした人物のような慎重な空気を醸し出していた。眼はどことなく霞んでおり、微かに眉を潜めている。彼は相当の遊び人(big party boy)――少なくともだった と聞いていたが、今朝はまったくもって沈着冷静だった

Shameで、セックス中毒についてリサーチしようとしたけど英国では、すすんで語ろうとする人はなかなか見つけられず、NYに移った……どんなリサーチしたんだろう笑 NYならすすんでしゃべる人は大勢いるな。しかも相手はファスのような美形

(共演者のミュリガン?について)「度胸があって、自らすすんで身を投じた。セーフティネットはなく、だからこそエキサイティングでもあり恐ろしくもあった」(裸になることに関しては)「露出狂ってわけじゃない。自分に自信はある、もちろん。でも即座に克服しなければならない何かがあった」
「ああいう場面では男の肉体を遠慮なく観察することになる。裸の男を見たら一通り以上のことを思う。そういうことを考えることなしに済ませなくちゃならなかった。パートナーがリラックスできてるかも確かめないと『始めよう、さっさと済ませるぞ』と言うと凄く酷く聞こえるな。酷い誘い文句だ」

ドイツ語は、昔はずいぶん話せたが今はさび付いてしまった。最も流暢に話していたのは、父(ドイツ人)がサテライトTVを買って、一緒にドイツの番組をたくさん見ていた時。16歳の時、両親が経営するレストランの上階の部屋で、一人で生活する許可を得る。ただし週末、店を手伝うことを条件に

店の手伝いは大変だったがこの交換条件は「とってもクールだった。面倒がなくなった。こういう生活をさせてくれた両親に敬意を抱いてる。学業を続けるより外で働きたいという考えに傾いていたから」彼の姉は神経心理学者だ。「あるいは神経科学者、よく知らん。ともかくすごく頭でっかち」と爆笑して、

ファス「彼女はおれと正反対。読書が好きで、いつも質問をしていた。若い時の知性の顕れだ。おれはもっとずっと自分の空想の世界に興味があった。それと何か造り上げることと、もっとフィジカルなことに」


地元の役者たちに誘われて演技を始め、いける!と思う。ロンドンへ移り、ドラマスクールに通うがこれはサッパリ。彼は直感的な演技者で、学校に押し付けられるドリルに我慢がならなかった。「(理論より)行動に出る方が好きだった。' 'Just do it'は最高のスローガンだよな」

彼たいがい脳筋な人だったんですね笑 でも発言や演技からは頭のよさが滲み出てる。反知性主義だけど頭はいい

Haywireについて。爛愁澄璽弌璽阿六前に彼に許可を取った。彼の自尊心と、反撃しなくてはならない状況だという二つの観点から、女性(ヒロイン)の顔を殴るシーンを(観客に)見られるのは問題ないか。彼はないと言った。「ともかく彼女はおれをこてんぱんにするんだから」

猗爐魯魯奪ニーに住んでいる(暴動があった時、彼は休暇で欧州におり、テレビをつけて「おー、あれはおれのフラットだ。どこもかしこも火事じゃねーか。でも幸運にも被害はなかった。ショッキング」)ツアー中、彼は教会にろうそくを灯しに行くつもりだが、カソリシズムからは何年も離れている

最近ドイツで、教会の中を帽子かぶってうろついていたら、神父に怒られたらしい笑

ファス「問題は、みんな間抜けに見えないかとか、頼りないんじゃないかとか、あるいは失敗するんじゃないかという大きなプレッシャーを感じている。こう考えないとだめだ。起こりうる最悪のことって? きみは顔面から落っこちるかも。で、たぶんもう一度立ち上がってやり直すか、別の挑戦ができる。おれたちはいつの日か皆死ぬんだ。これはスティーヴ(・マックイーン監督)から拝借したんだ。彼が、真っ裸になるようおれに命じた時に言った言葉だ。『おれたちはみんないつの日か死ぬんだー!』」

とても健康的な人。成熟していて、こざっぱりしてる。 

ファスベンダー(Hungerについて)「食べることをやめたら、心は様変わりする。コントロールとマッドネスの境界線は曖昧だ。おれはそうした境界線上を歩くキャラクターが好きなんだ」

ファスベンダー「セックスシーンはちょっとぎこちなくなりうる。男として最初にしたいことは、主導権を握っていないと表明することだ。女性(girl)にこっちは何でもできると感じさせないこと。おれはムードを明るくするために一つや二つ滑稽な真似をして見せて、それから始める」

ファスベンダー「子どもの頃、おれは自分のことをスーパーマンだと思ってた。今も思ってる(笑)。6歳の時、夜中に耳元でざわざわ音がして、クリプトナイトが家に帰るようおれを呼んでるんだと思った。でも起きなかった、面倒臭がり屋だったんもんで」

(最後に告解したのは?)ファス「ずっと前。いつも告解というアイデアには少し戸惑っていた、子どもの時から。みんな『神はいつもきみの傍にいるから、話すことができる』と言う。だったら直接神と話せばいい、仲介人(buffer)なしに」

燹屮ャリアの頭から、おれはずっと裸だった」Mファスベンダーは笑って言った。彼はマンハッタンのホテルの一室の床に足を組んで座り、ルームサービスの朝食の卵とポテト、ベーコン、そしてトーストを取り分けている。「最初の仕事はSAS航空のコマーシャル。ブロンド娘の横で、裸で起きるんだ」

(Shameについて)ファス「認めるよ、最初は楽しいに違いないと思った。セックスという単語を聞き、セックスについて考える! でもこれは間違いなくおれにとって最も難しい仕事だった。普段は簡単に役から抜けられる。でもブランドンからはできなかった。彼は人生において何ら悦びを見出せない」

ファス「おれは自分の中に彼がいる気がした。彼を身近に感じることは疲れ、冷たく、惨めな気持ちになることだった」彼は食べるのをやめ、「ブランドンなら、食べない。彼は冷蔵庫に中華のカートンがあるだけ。セックスをしまくるが何ら悦びは感じない。中華のカートンはどんなヌードより彼を表してる」

Mシューマッハに招待されて、モナコグランプリに行ったことを子どもの頃からの夢が叶ったと喜んでる。ファス「特技のない並みの生徒だった。弁護士になりたかったけど、山ほどの書類が怖くてやめた。建築家を目指したけど図面描きのテストに落第。友達の真似で演技クラスを受けて、これだと思った」

(好きな場所)ファス「ブラジルとハワイ。ハワイの自然はすばらしい。ブラジル人の気質は最高。すべてがセクシーで、みんなが人生を楽しんでる。最高の雰囲気!」(リラックスできること)ファス「ロードトリップ。新しい道やエリアをバイクで探索するのが好きだ。A→Bに飛ぶジェット機なんかより」

(噂のある共演者と結婚するか?)ファス「関係を維持するのはおれにとって難しい(あーだこーだ)…人間関係の大部分を電話で繋いでる。これはパートナーにとってはフェアじゃない。でもともかく結婚はしたいし、子どもも欲しい」(ロマンチックか?)「そう思う。庭やビーチに座って愛する人と太陽略

彼がとてもポジティブな人だというのはわかった(ハワイとブラジルですよ?) 第一印象から私は彼にある一つのアイデアを持っていた=図々しい笑 この印象はたぶん間違ってないw ホテルでのパーティで、禁煙エリアで煙草吸って注意されてもやめなかったりするらしい笑
ギロチンでは、彼を王子のように書いてますけど、でも図々しさはよく出てるでしょ笑?

とにかくハーディとファスベンダーは、男の色気や脆さ弱さを、スクリーン上で表現するのがとても上手



ベン・ウィショー (born 14 October 1980) イングランド


ダニエル・クレイグとはベンの初出演の映画で出会ってたんですね、面白い。はじめてこのペアに興味を持った笑

ウィショー「ぼくはとても物静かで、すごく自分が周囲から疎外されているように感じていた。ぼくに演劇の世界を紹介してくれた、二人の変わり者の素晴らしい教師に出会えたことはとても幸運だった」

爛瀬縫┘襦Εレイグは彼の資質にずっと前から気がついていた――悲痛なほどに、異彩を放っていた――99年、ウィリアム・ボイドの初監督作品『トレンチ(塹壕)』で、二人の道が初めて交錯した時以来

燹屬△譴呂椶の初めての仕事で、プロの俳優というものに一度も会ったことがなかったから、とても圧倒されたことを覚えてる」東ロンドンにある家の近くのカフェで、彼(ウィショー)は緑茶を啜る合間に回想した。

緑茶を啜りながらってところが、とても彼らしい感じがする

「その初めてのシーンで、ぼくは塹壕(トレンチ)に滑り込んで角を曲がり、ダニエルに衝突しなくてはならなかった。ぼくたちはとても尖った二次大戦仕様のヘルメットを被っていて、彼はそれを示して『気をつけるんだぞ』とぼくに言った。『すごく尖ってる』と」

燹屬如△椶は塹壕を走り回り、角を曲がってまともにダニエルにぶつかった。そして彼の鼻梁を切ってしまった。これぞ文字通り、ぼくの初出演映画のファーストテイク」瓠,覆鵑世海両女マンガ

きっとファンの間では有名なエピソード、有名なインタビューでしょうね。その数年後、二人はEnduring Love とLayer Cakeで共演。Q役が決まった時兄/弟が大喜び。だけど契約で、絶対に口外してはいけないことになっていた

秘密保持の契約はおそらくウィショーには不必要だろう。彼は何かミステリアスな存在として留まっており、またそうあることを望んでいる。燹陰謀*は彼の家族に受け継がれているものらしい。彼の亡き祖父はドイツ人の父とロシア人の母を持ち、二次大戦中は英国政府のために諜報活動を行っていた。

燹屬茲は知らない」詳細を聞かれると彼は言った。「祖母はまだ生きているが88歳。実際に何が起こったのか知るのは難しい。彼女の話はよく変わるし、ふんだんに盛り込まれたお伽噺に塗れている。もしくは記憶はあまり信頼できない。尋問下にいるMI6のエージェントが口にする答えのようなもの」

23才でハムレット、TVシリーズでは昨年リチャード兇髻△垢瓦い任垢諭これは舞台も楽しみだ。彼は今後も舞台を続けるようだけど

爛▲咫Ε癲璽ン(脚本家)はウィショーを「移り気(mercurial)」で「浮世離れしている」と描写した。トレバー・ナンは彼を「捉えどころがなく(intangible)」「詩的」と呼んだ。ルパート・グールド(リチャード兇隆篤帖砲呂気蕕紡臙世法峙濱ぜ臈(messianic)」

どの言葉も想像通りの彼。あとはキリスト役だな笑

(『パフューム』で主演を演じた事)ウィショー「ストレスだった。以前は本当にひどく神経過敏で、腹痛が始まるとベッドにうずくまって動けなくなった。文字通り、神経過敏によって無力化されてた。ここ数年はそんなことはない。何かが変わったんだ。ぼくはもっと自信に満ち、幸せになった…」

(一人多役を演じたクラウド・アトラスにて)ヒュー・グランドの妻役を演じて、彼にぎゅっと掴まれた(いや、そういう意味じゃなく)ことをちょっと怖かったと言ってるけど、彼の年&曖昧なセクシャリティ、『モーリス』は間違いなく見てるよね笑?

爛愁侫箸箆辰景、そして間違いなく謙虚。彼は前のめり気味に答える前に質問について考える。時として文脈の途中で尻すぼみになり、今、口にしたことを考え直しているのか、それとも単に、これ以上自分についてつまびらかにしたくなくなったのか、こちらに疑問を抱かせる

子どもの頃はドレスアップが好き、痛々しいまでにシャイ、でも自分の中には着飾って自分をひけらかしたいという、現実の彼とは似ても似つかない部分があり、そこが気に入っている……典型的なゲイの若者ですよね笑 そしてこのインタビュアーのヒドルストンへのbackstab はは

……インタビューを読んだ後で、日本で見れずこっちで買った『レイヤーケーキ』見ました。ちょっとした出来のよい犯罪モノ。ウィショーの演技に圧倒された。端役ですが、彼のようなシャイで物静かで芸大の学生みたいな人が、コックニーをしゃべるあのチンピラ役。うーんスゴイ ハーディは出番の少ない品のよい役。ダニエル・クレイグもとても色っぽい役でした。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月07日(木) ギロチンの人たちについて学ぶ(インタビュー)

以前から、ギロチンの役者のパーソナリティについてはもっと詳しく知っておく必要がある、と思っていたのですが、ここにきてやっと彼らのインタビューや記事を読み始めました。マカヴォイの記事は以前にも紹介しましたが、突然ですが、これからしばらく、他のメンバーの記事&インタビューの抄訳などを上げていきます(すべてtwitterに投稿したもの)。爿瓩念呂泙譴討い襪發里呂覆襪戮原文に忠実に訳していますが、素の文章には意訳が含まれます。一応、私のつまらないコメントも(情報が含まれているものは)いくつか入れておきます。


クリス・ヘムズワース (born 11 August 1983) オーストラリア 29歳


ヘムヘムのことを少し調べる(インタビュー読む)。子供の頃はオーストラリアの奥地(未開の地)で男兄弟2人と戦争ごっこに明け暮れてたとのこと。トムの方はposhな英語を話すロンドン&オックスフォード育ち、ヘムは荒っぽいオーストラリア訛り…やだ、完璧(●´-`●)

Q「スーパーヒーロー映画といえば、なぜぼくたちが彼らを必要としているか、というトム・ヒドルストンの発言を読んだ?」
クリス「いいや、どこで読める?」
Q「ガーディアン紙。ここ(英国)の全国紙だよ」
クリス「まったく(Jesus)、あいつは賢いよな、だろ? 何て言ってた?」(続)
Q「こうした(スーパーヒーロー)役をいかに真面目な俳優たちが見下すべきではないか。現実世界における国籍や宗教的分断の介入なしに、ユニバーサルなテーマについて話し合えるスーパーヒーローの映画を我々が必要としていることについて」クリス「さすが(good on him)、クール!」

英国四大紙でも最もリベラルなガーディアンで奮発したようですね、トム笑 そして、インタビュアーはこのやりとりだけで「ところで〜」と次の話題に。単にヘムヘムにトムトムのことを教えたかったインタビュアー(´-`)
クリスが自分で「おれは無学」と発言している箇所にしびれた。そんでトムのこと「あいつ賢いよな」だとっ。ん〜仲悪かったら最悪だけど、仲良しだと都会派高学歴&無教養田舎者ペアは最強
トムトムが少しでもひねてたりスノッブだったらクリスは大嫌いになってたかもしれないけど、性格がアレなんで「こいつには敵わないな〜」って感じでしょうか

OUT(ゲイ雑誌)での表紙飾ってインタビュー受けてる。これは読みたい。しかも、クリス「母親はいつも俺にこう言っていたよ。三人の息子たちの中では、『クリス、あんたが一番女の子』」他の二人の兄弟より母親と色々話した、話す必要のないことまでたくさん話したらしい。なるほどゲイ向けトピック

ところでヘムヘムのインタビューにmeatheadという言葉が出てきて、英語でまんまの単語があったことに驚いたけど、脳筋が辞書に載ってたことにはもっと驚いた。ヘムは「体がでかいから脳筋だと思われがち」と言っていた


トム・ヒドルストン  (born 9 February 1981) イングランド 32歳


昨日、クリスのインタビューで引用されていたヒドルスのインタビューというのは、実はガーディアン紙に彼が寄稿した記事でした。インタビューじゃなく、彼、自分で記事を書いてるの。賛否両論だったようだけど、少なくとも大きな話題になったようだ

ヒドルスが書いた記事にファスベンダーとマカヴォイの名前が出てくるのはすごく興味深い(^曲^) 名優たちがスーパーヒーローを演じた件について、X-Menの役はファスベンダーとマカヴォイに譲られた、という程度の言及ですが

先ほどのガーディアンの記事。ヒドルスの語彙(´-`)ノ 映画の宣伝をし(アベンジャーズ公開直前)、自分のエピソードも盛り込みながら、押し付けがましくなく、『アベンジャーズ』は見ないかもしれないガーディアン紙の読者をターゲットにした、バランスの取れたよい記事だった

猗燹淵劵疋襯好肇鵝砲錬気弔虜酩覆鮃圓辰燭衢茲燭蠅掘∈鯒(`11)のクリスマスイブにはベッドに崩れ落ちた。体はぼろぼろで、その後の二週間は生ける屍だった。彼は世に出ると同時に、もう少しで彼自身を壊してしまうところだった via GQ

(多様な時代の役を演じる事について)トム「どうやら過去というのは、ぼくたちが共有する文化的ノイローゼかそのようなものを探求するにあたり、逃げ込み易い場所のようだ」卵を突きながら「ぼく自身にも原因があるかも。人々がぼくの階級、学歴、容姿から受け取るものが、イメージに合うんだろう」

爛劵疋襯好肇鵑81年2月に裕福な中産階級に生まれた(父親はオックスフォード大と提携する生物工学の会社を経営していた)。イートン校で学び、俳優行の傍ら、ケンブリッジの卒業試験で二つの第一級学位を取得。すべて事実だ、と彼は認めた。それが全容ではないが。自分のことを「雑種」だと言う

祖父は造船所で働くワーキングクラスで、ケンブリッジを卒業し、poshな役でTVに出るようになってから遊びに行った時は、祖父の誕生日を祝うために集まった労働者たちに囲まれ、少しばかりばつの悪い思いをしたらしい。でも皆、彼をniceに扱ってくれた

トム「『ヴァランダー』の第一シーズンの撮影時、オフにマルメ(Malmö)に列車で行って、RDJの『アイマン・マン』を見たことを覚えてる。そしてこう思った爛汽ぅ魁爾砲いす(so fucking good).でもぼくは絶対、あと100万年は、こういう映画には出られななあ瓠

ヒドルストンは日常でどのくらい汚い言葉を使うのかな。わしがヘムヘムだったら、ベッドで攻めてる時にトムトムがso fucking goodなんて言ってくれたら燃え上がるわあ〜(●´-`●)

爛劵疋襯好肇鵑僚秧燭気藩浬鐇気靴気品(old-school grace)のブレンド、陽だまりのような楽観主義と翳りつつある傷つきやすさ(vulnerability)のコンビネーション、これらを同等に兼ね備えた同世代の英国俳優はなかなかいない

彼はほんの少しオールドファッションなんだ。決して垢抜けてないし、本人の自覚があるかわからないけど、やっぱり少し世間とズレてる。そこが彼の隙なんだ(´-`)

燹瞥颪頬阿て)一緒にビスケットを食べている間、彼はまだ先ほどの質問をかみ締めていた。「ジョアンナは言った。ケンブリッジ大出の、背が高く教養のある話し方ができる、一等学位を持ったぼくを時代物に放り込むのは簡単だ、と。でもそのためにぼくは俳優になろうと思ったんじゃない」

そのニッチを埋めるために、俳優になろうと思ったんじゃない

トム「もっと逞しい理由のためだった。たとえば『父への祈り』『カッコーの巣の上で』『フレンチ・コネクション』のような。(マーロン・)ブランドやデ・ニーロのような。だからいつも(そのような見方に)抵抗してきた。ぼくは決して、燕尾服やウェストコートに打ってつけの男にはなりたくない」

ほぼすべての男優が言うこと:憧れはアル・パチーノ、デ・ニーロあるいはモーガン・フリーマン。ヒドルストンも男性としての通過儀礼を必要としているんだな


トム・ハーディ (born 15 September 1977) イングランド 35歳

ハーディのインタビュー、10代の頃盗んだ車を乗り回して逮捕され、最初の離婚後はひどい中毒に苦しんだ。

ハーディ、インタビューが想像以上に面白い。彼も自分を無学だと思っている一人。強い女性を好む、それは強い母親の影響で、子供の頃、兄弟も姉妹もいない彼にとって、母親は世界そのものだった。自信=完全なる恐怖に駆り立てられて生まれるもの。ナイーブ/vulnerability番付、左にシフト

猗燹淵蓮璽妊)は、十代の頃に道を誤ったことを認める。さらに03年、クラック中毒に倒れ、リハビリ施設へ通ったことも。タトゥまみれの身体とストリート上がり風の振る舞いから、育ちが知れると思う方がいたとしても仕方がない。しかし彼はロンドン南西部の小ぎれいな地区で育った

爛吋鵐屮螢奪犬廼軌蕕鮗けた劇作家エドワード・爛船奪廛広瓠Ε蓮璽妊と、アーティストである母アンヌの一人息子として。「自分が恵まれていることを、いつも恥ずかしいと感じていた。シーン出身でもいいんだ、公立校の生徒でもいいんだって開き直るのには、ずいぶん時間がかかった」と彼は言う

燹屬匹浬仗箸じゃない。どこにいるかだ。イースト・シーンは中産階級のためのエリアだけど、自分しだいでつまづくことはできる」15の時、彼は窃盗と、ポケットに銃をしのばせ、盗んだメルセデスを乗り回したことで逮捕され、公立学校を退学になった。それからしばらく後、酒とドラッグに溺れた

ハーディ「ひどくアドレナリン過多なガキだった。激情に支配されていた―それに怖いものがたくさんあった。13で酒を飲んだ時(ビールをちょっとだったが)、冷静になれた。他の皆はこんなふうに感じているに違いないって思った。で、もっと欲しくなった。だけどそれで酔っ払った。酔っ払っちまったんだよ」

爛▲襯魁璽襪肇疋薀奪阿謀れるように、彼は自分のセクシャリティについても開拓した。男性とセックスをしたことがあるか、とたずねられた時、彼は答えた「もちろん、あるよ。おれは役者だ、知ったことかい!( for f***’s sake)」

ハーディ「男たち、特にゲイの男たちとの関係において様々なことを試みたが、人生においては必要なものだった」自分の容姿が優れている事と折り合いをつけるには時間がかかった。「きれいな坊やでいる事に何か抵抗があった。小さい頃は女の子だと思われていた。でもおれは強くなりたかった。強い男に」

ハーディ「若い頃に出演した作品における、おれの繊細さ(vulnerabilities)は永久的なものだ。だが子ども時代の皮膚(スキン)はもうない。今、それはタトゥに覆われている」


この男を心から愛してる(´-`)ノ



ハーディ「今は、自分の中の悪魔についてわかっている。どう扱えばいいかも。まるでおれを殺そうとしてる400lbのオラウータンと一緒に暮らしてるみたいだ。そいつはおれなんかよりずっと強くて、言葉を解さず、おれの魂の暗闇の中を走り回ってる」

私がちょっと読んだだけでも、インタビューの中でvulnerabilitiesに言及したのはハーディ、ジェームズ、マーティン、ジョー。彼らは皆、自分のvulnerabilities(傷つきやすさ)との向き合い方を模索していた時代があり、たぶん今はそれを抱えている自分を受け入れている

「おれには決定的にフェミニンな資質があるんだ」とも。男性性を獲得したくてその投影である逞しいゲイの男性に憧れる……とてもわかりやすい。これはジョーが思春期の頃抱えていたミソジニズムとは裏と表だ(´-`)

フィアンセのシャルロット・ライアンのことを"a difficult woman to pin down." 私がハーディに夢中になった理由が凝縮されているような一言

ハーディ/ジョー、モーレツに書きたい笑 ハーディが求めているものをジョーがまったく持っていないところに挑戦があって面白い



マーティン・フリーマン (born 8 September 1971) イングランド 41歳


マーティン・フリーマンはインタビュー読んでて一番共感できる。面白い。自他共に認める左派で口幅ったいところ、家で壁を見てる方が外でセレブと付き合うより楽しいというところ、きっとマカヴォイといい友達になれる

「この後、最近の子供がいかに躾がなっていないか、という長々とした小言が続いた」とかインタビュアーに書かれている笑

インタビューを読み漁っているけど、ここまででまったく意外性はない。ハーディが酒とドラッグ中毒で逮捕歴があること、マーティンが政治に小煩くとても知性的なこと、クリスが大らかな田舎育ちだってこと、なんら意外じゃない。やっぱり人の過去は振る舞いや言動に滲み出る

マーティンは有神論者なんですね、ついに意外性を発見

マーティン「どうして皆、難しい単語を知らない愚か者を装わなければならないんだ? 最近はどういうわけか、中産階級だとか、物事をきちんと言明する人々のことを叩くのがファッションなんだ」

マーティン「友人の多くは無神論者で、ぼくは無神論を理解している。でもぼくは有神論者に落ち着いた。自分たちがある物事に対して責任を負っていると信じている。きみは世界でただ一人のくそったれじゃない」


マーティン「多くの人は音楽や服装、そうした文化と受身の関係を築いている。だけど音楽はぼくにとって、クリエイティブと名のつくものとの最初の出会いだったんだ」

マーティン「vulnerable(脆さ、隙があること)な側面を持っている男たちにずっと興味を持っていた」(アル・パチーノに憧れたことについて) マーティン、ナイーブ番付でだいぶ左にシフト……というかこれでわかった。この世にvulnerableじゃないやつなんていない笑

マーティンはさらっとしか読めなかったので、また今度。


ジョゼフ・ゴードン・レヴィット (born February 17, 1981) アメリカ 32歳


ハーディとまーてんのインタビューをいくつか読んだ後、JGLのインタビューを読むと、彼がなんとアメリカンなことか

自分の運転で、母校をどうしても見つけられないジョー。「ほんとヒドイ方向音痴なんだよなー」 かわいすぎるorz …でも自分の高校見つけられないなんてことある?o_O;

ジョーは想像と違った。意外
ジョー「[高校のプロムには参加したか?](気弱に)……いいや。ぼくはちょっとした生真面目な坊やだった。気難し屋。同年代の女の子たちはすごく苛々する存在だったよ。彼女たちはほら、手鏡やらくだらないものを眺めて…それがぼくには邪悪(evil)に感じられた」

ジョー「救いようのない根暗な偏屈野郎になっていた可能性もある。でも今はだいぶ寛容だ。昔よりはもう少し、自分自身を笑い飛ばせるまでに成長した」
 10代の頃はちょっとしたミソジストだったJGL.人はこんなにも変われるという好例

LA出身、左派に傾倒する中産階級の専門職の両親を持ち、祖父は赤狩りで一度ハリウッドを追われた映画人(マイケル・ゴードン) これぞ THE アメリカのユダヤ系

C.ノーラン「(出会った時)彼(ジョー)はとてつもないカリスマと、偽る(fake)のは不可能な類の驚くべき陽性の持ち主だった」
 だからこそ先ほどの本人の発言は意外でした

C.ノーラン「ゴードン(ゲイリー・オールドマン)の堅苦しさと対照をなす、理想主義のオーラを纏った誰かを心から求めていた。ジョーは真っ先に上がった候補だった」

ゾーイ・デシャネル(共演者)「(2000年に出会った19歳のジョーの印象)ちょっとしたコントレイリアン(他人と違うことをしたがる人)。とても知性的。とても、とても真面目で、とても苛烈(intense)」当時、彼は役者を諦めてナバコフを研究するためコロンビア大(NY)進学を決断

デシャネル「私が何か言うと、彼はこう。『それってどういう意味? どんな言葉もスルーはできないよ、わかってる?』」 インタビュアー「その通り。実際、我々のインタビュー期間中も、彼の異常なまでの分析癖の片鱗は明らかに窺えた

デシャネルが彼と8年後に再び共演した時、彼はずっと明るく、以前より背負い込んでいなかった。「すごく変わってた。もっとずっと心を開くようになっていた」彼がバックフリップまでやって見せてくれたことを話すと、「あ、それは昔からやってた」 ぶっ

最後に、写真を断っていたのも面白かった。複雑な人だ。


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次回はカンバーバッチ、ファスベンダー、ベン・ウィショーなどのものをUPします。ジェリーも読みたい。このインタビューが面白いですよ、というのがあったら教えてください(バッチ、ファス、ベンはかぶるかもしれないので、今日上げた人たちの分で)

一人一人についての雑感はまた後ほど。ハーディがいいね。ジョーも面白い。ヘムヘムなどは、もっとちゃんとしたインタビューを見つけたら再挑戦したいです。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月06日(水) WTTP Q&Aセッションの写真



ついに、ジェームズとマーク・ストロングが二人とも参加するQ&Aセッションに参加することができました(^曲^)v 一昨日はジェームズが喉を痛めて欠席。今日も心配していたんですが、よかったよかった。内容はpod castで後ほどダウンロードできるということで、聴くことにはあんまり集中せずに写真200枚近く撮ってしまった。でも今日はプロカメラ持参の似たような人も大勢いたので浮いてはいなかった。事前の調べが悪く「あれ? 今日マカヴォイだけじゃなくマーク・ストロングも?」「あれ? 映画は見れないの?」とかやってましたが(どちらのイベントもアナウンスがあった時は参加予定はマカヴォイだけでした)、これでWttPに関してはほぼ満足(´-`) 任務完了。もちろん、15日に公開されたらまた行きます。

リージェント・ストリートというロンドンの中心の中心に建つアップルストアにて(NY五番街のアップルストアみたいなものかな?)。サイトに早めに来い、と書いてたので2時間前に言ったら「早すぎ」と言われたので、ソーホーで写真撮ったり買い物してました。一時間前に到着すると、すでに席が半分以上埋まってました。焦った(´-`) でも、ロープの後ろからみんな立ち見してたから、あれでもよかったかも。特に、彼らが退場になる時は立ち見のポジションの方がサインをお願いしやすかったみたい。私はマカヴォイにはすでにいただいてるので、マーク(にも一昨日頂きましたが)にぜひ日本から持ってきたTTSSのDVDジャケットにして欲しかったんだけど、私の席からは無理でした。

マカヴォイは相変わらずウィットに富んでて陽気ですごく素敵でした。割とオタクな娘たち率が高かったので、腐った質問しろ! と思ってましたが、さすがに「マイケル・ファスベンダー」の名前が出たことにはびびった。

監督の話を聞くのは3回目でしたが、回を重ねるごとにプロフェッショナルな落ち着きが出てきました笑

ところで、一昨日のBFIのQ&Aセッション直前にいただいたWEB拍手メッセージのレスです。
>ななしさん
xinx san, l've just been to BFI southbank and i found WttP screening with Q&A with mcavoy from 17:45 today. well its quite late to notice u but if u interested in it call box office 02079283232. not sure tickets left or not. BFI is @ waterloo. northern line 25 to 30 min from golders green i guess.

ありがとうございます〜(^曲^) 実は私も狙いを定めて会場におりました。同じ場所にいたのですね! 私は前から3列めの端の方という、映画を見るのはちょっとつらい場所にいました。けっこう大きなシアターで大勢観客がいましたが、私の前のカップルはマーク・ストロングが通り過ぎる時にサインと写真をもらっており、このためにわざわざドアの前の端の席を確保したのか!? とのけぞりました笑 
15日公開ということで、今からもう一度劇場で見るのが楽しみです!



やっと愛娘キャノンのD60が活躍する時がやってきました。


登場シーン。ぶれてるけど素敵


ツーショを撮りたかったから監督、真ん中に座って欲しくなかったなあ(´-`)




ぼいぼい


手が高速。前にインタビューで「手が小さい」って書かれてたけど、本当に小さい





ぼいぼいの口


まーくんかっこよかった。一昨日より落ち着いて(テンション低)ました。でも、前の方にマークファンの10歳くらいの女の子が座ってて質問をしたら(なんだったかな、一番楽しかった撮影は? だったかな…)、すごくいい笑顔で、彼女を見つめて答えました。セッションが終わった後も、自ら率先してその女の子のところに行って写真撮ってあげてました。





どうしても笑って動くとブレる。今思い返すとTA設定間違えたな…


たぶん、自分の演技(映像)を見ているところ








へへ、かわいい


またクリップを見ているとこ







ぼいぼいの笑顔






半眼笑





質問開始。怖い顔してるのは、たぶん彼女の英語が訛りがきつかったから












これ、一番のお気に入りマーク






ふむふむ





たぶん、女の子に答えているところ






ラストはぼいのキス顔で(違)



これで50枚くらい。200枚のうちまともなのは100枚。ブログに貼らなかった残りの50枚は、こちらにあります。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2013年03月03日(日) WEB拍手レスです


Web拍手、2月まるまるお休みしてしまいました(´-`) いつも皆さん、ありがとうございます。WEB拍手&メッセージがなければ、このブログは月一くらいの更新になっていると思います笑 ギロチンの拍手も感謝感謝。きっと更新毎にこのくらい(拍手数)しか見てないんだなーと思うようになったら、やっぱり自然と更新はとまっていくと思います(アクセス解析などはつけていないので)。ここまで定期的に続いてるのはぽちってくれる方のおかげです。

ちょっと夜までこれから用事なので読み返さず失礼します。誤字脱字(絶対にあるはず)ご容赦を…慌


>さるさん
さるさん、こんにちは。ほぼ一ヶ月前のレスとなり申し訳ありません グラスゴー行ってまいりました! 暗〜い写真をUPしましたが、古くて伝統ある町並み、ロンドンよりずっと暖かかったです。

>カーディガン仔馬ちゃんに癒されました^^ありがとうございます^^
私も、いまだにあの写真はたまに眺めています笑

ところで、私の友人でもあるオランダ人で、以前フィナン(元レッズ)/アッガーの小説を書かれていた方が、その本をオリジナルとして出版されてました笑 これが元はアッガーだと知っている人は少ないんだな〜
などと思いつつ眺めてしまいました

>wakaさん
ご感想ありがとうございます(^曲^) 昨日、ギロチンに登場する役者のインタビューを読み漁り、またインスピレーションを得たところです。


>ぐらさん
こんにちは、私のレスがのろますぎて、気がつくと英国滞在も半分も終わってしまいました^^; 
ギロチン読んでくださってありがとうございます〜。

>そろそろバッチ登場ですか!?どういう風に絡んでくるのか、どういうキャラ(まさかドS!?)
ばっちん、大きな体の子ども暴君でいきたいと思います笑

>アラン・チューリングと言えばゲイだったがために人生狂わされた数学の天才。あまりにも彼にハマり過ぎなので、

楽しみです! やっぱり彼には天才と名のつく役が似合います。昨日、本人のインタビューをいくつか読んだのですが、坊ちゃん育ちでちょっとズレてますよね。彼にシャーロック役を割り振り、彼をこの世に送り出した人たちの功績はでかいですね笑

>warrior、兄役の俳優さん、キング・アーサーのガウェイン!ですよね。(王朝、映画そのものは相当グダグダでしたけど、かなり萌えさせてはいただいた)

そうだったのですね! あの映画は結局1、2回しか見なかったのでよく覚えていないのですが、実はRomeのレイ・スティーブンソンやちょろちょろと出ているので、もう一度見返してみようかな?

ぐらさんは演技を勉強されたんですね。今日たまたま読んだインタビューで、ファスベンダーは演劇学校のドリルが我慢ならなかったと言っていましたが、彼は反知性主義ですね笑

ロンドンは本当に寒かったです。先日グラスゴーへ行きましたが、ずっと暖かった(´-`;) でもやっと手袋が要らなくなったので、ほっとしています〜。

日付変わって、、、

>。どーいうふうに彼がマクベスを演じたのか気になります。まさか、あの写真は2ショット!?本当に彼は人良さそう。

舞台の評価は軒並み上々のようで、私としても嬉しいです。ステージドアに出てくると、ぼいは時間を割いて全員と写真&サイン&会話してくれるのですが、ハリウッド☆のわりに人は少ないです笑 ロンドン在住のぐらさんは、舞台を見ていなくても、行こうと思えばいつでも行けるので、ぜひ一目見てきてください笑

>これからのギロチンにどう影響が出るのか、ふぁすぼいに何か起こるのか楽しみにしております。
たんまりぼい補充しました。でも、それ以上にやはりロンドンの空気に触れ、いいインスピレーションをいただいた気がします(^曲^)


>べにゆうさん
べにゆうさん、こんにちは〜。ジェイミー引退、だったはずなのに今シーズンの終わりでぽかをやらかしてしまいましたね汗@EL でもあの試合、その後のがんばりで3−1に持っていったのはなかなか感動的、実況もglorious defeteと称してました。

>この写真きれーい! →ワンピを着た女性が壁にもたれて携帯電話?をいじってる。
あれは確かコルドバの道端で撮ったはず! 冬の着込みファッションは、残念ながらこれから暖かくなる&荷物はなるべく軽く、ということでむしろ薄着で耐えたのでできませんでした笑 でもこっちで素敵なコート見るたび羨ましく思ってました〜


>Rさん
こんにちは〜! 今ロンドンです^^ ジェームジーの舞台、評価も上々で、新しい舞台がどのように新聞や雑誌でレビューをもらい、話題になっていくかなど、その流れを注視して実感できたのは楽しかったです。
ありがとうございます、もう少し滞在します^^


>じんみさん
こんにちは、ありがとうございます〜!
マカベスは20日にもう一度見に行く予定ですが、今日はWttPのQ&Aセッションなので今から楽しみでなりません(^曲^)v
WttPのれぽ描こうと思っております^^

>ぴーちさん
>そして、初日舞台も!!
>いまぼい(!?)のお写真ありがとうございます〜〜!!!

ぴーちさん、こんにちは。いまぼいww ぼいの活用形はとどまるところを知りませんねwww いまぼいはひげ&ショートヘアです。舞台が終わったらX-Menの撮影が始まるようで、どうなるかな? 楽しみです〜


>Cさん
>短時間で仕上げたのが却って迫力があって、とても素敵な絵と思います。

どうもありがとうございます(´-`) 描いた直後(しかもアナログ)というのは自分の絵を客観的に見られないものなので、こう言ってもらえて嬉かったです〜。
今日はWttPの試写会、Q&Aセッションです。またその模様もレポできればと思います。


>あやきさん
こちらでははじめまして、メッセージありがとうございます^^

>ジンさんの観劇やまかぼいの愛溢れるツイートなど色んなものに感動しております・・・!
結局マカベスは若干放置プレー状態になってしまっておりますが、狂気に駆り立てられていくマカベスを、ぼいが全力で演じていました。あれを毎日続けるって、すごいなあと改めて思います。しかも彼、現在映画のプロモなどでも大忙しで、ちょっと心配です。


>ムパラ当日にたまたまジンさんが描かれたまかぼいイラストを初めて拝見して以来、ちょっとしたファンなのですが(笑)ギロチンの俳優全員がお気に入りなので見事にツボにハマってしまいました・・・。

まあ、嬉しいです(´-`)ノ そしてギロチンの俳優全員がお気に入りとは! 昨日、彼らのインタビューを片っ端から読んでいき、私もいっそう全員(漏れなく笑)大ファンになりました。

シャロ&X-MENFC本、ううっすいません泣 どこかに一冊くらい落ちてないかな…ゴソゴソ 
6月にはMP参加予定ですので、また何か新刊を出せたらと思っております。今後もよろしくお願いします〜


>Rさん
>ジェームズ・マカヴォイの絵、素敵ですね! 短時間で描かれたとは、スゴイ! そして、サイン(@@)!

ありがとうです^^ 同伴の友人に「描いたら?」と何気なく言われたのですが、まさか自分でも本当に描くとわ笑 この絵をTumblrに載せたら、その後、4人くらい自分の絵にサインをいただいた方たちがいました(^曲^)


>Fanさん
こんにちはfanさん! おたく活動中心なのであんまりロンドンらしいことをしてませんが笑 先日ナショナルギャラリーに行ってきました。でも街を歩いているだけで、いろいろインスパイアされますね。なんちゃってクリエーターとしてはありがたいです〜。

>twitter Userじゃないものですからtwitterでのレポは残念ながら読ませていただけず。またこちらにもちょくちょく記してくださいませpls。

なんとなくtwの方がらくちんなものですからあちらでシャウトしちゃうのですが、ちゃんとこちらでは纏まった記事を書こうと思います。やはり、tumblrやtwitterのようなインスタントなものは使いやすいけど、体裁のしっかりしたブログは大事ですもんね(まあ、私のブログは脈略がないけど笑)

>それをササッとお描きになれるあたりさすがジンさんです。きっとジンさんの事はすっかりマカヴォイの脳にインプットされたのではと。

ところが、その後たくさんの方が自分の絵にサインをいただいてtumblrにあげていたので、きっと彼はとっくに忘れてしまったかとww まあ別に、覚えていただかなくても、こっちが一方的にしつこく好きでいいんですが(^曲^)v

>ゴールダーズ・グリーンなのですね。周辺は日本人には色々便利そうで滞在し易そうなエリアで。

さすが、よくご存知で! 移民が多くてまるで米国にいるみたいです。それにしても、目の前が地下鉄駅というこの環境は慣れると危険! あまりにも便利です。ノーザンラインで行きたいところにはだいたい行けますし。西の高級住宅街の方などには足を運ばず終わってしまいそう。チェルシーの試合、一度くらい見たいんですけどね。

>異国の地にいらっしゃりながらまた新たな萌えターゲット発掘に勤しまれているところ、さすがジンさんです。
スパルタルカス話、愉しませていただきました。
われながらおいおいって感じですwww スパルタカス、ぜんぜんロンドンと関係ないww しかしこのペアにははまってしまいました……いまや役者たちの開き直りも半端なく、平気で自分たちでnagron(ペアの愛称)と言いますし、tumblrも見てるそうです笑

今日はWttPのQ&Aセッション。当初はマカヴォイだけでしたが、どういうわけか、マーク・ストロングも参加することになったようで、後数時間後が楽しみです!

日付かわって、、、

>スパルタカスのアグロンいいですね〜。まさかの深ハマり分かります。
昨日のepでは、脳筋番組スパルタカスにしちゃ深いキャラクタ掘り下げがありました。単純脳筋男、アグロンは奴隷の身分からの解放のために戦ってるのに、愛するナシアを失うのが怖くて、彼を所有物のように扱ってしまう、、、という葛藤は、なかなか素敵&萌でした。

>テルが落ち付かなくてFlatに入ってホッとするって凄く分かります。
自分も昔少し長い滞在の時はそうしてましたんで。

そうなんですよ〜先日グラスゴーから帰ってきた時は、まるで我が家に帰ってきたような居心地で、こういう経験を繰り返して人はどこかを「家」と呼ぶようになるんだな、と思いました。
特に面白かったのは、今回まさに「第九軍団のわし」のおさらいのような道程で、あの主人公たちが滞在したカーライル(経由)、彼らが挑んだスコットランドの地へ行って戻ってきたわけですが、物語のラストで、帰郷願望があるローマ人の主人公が、ここブリタニアを終に故郷のように感じる、、、というシーンがあり、まったく同じ経験をしたことに、昨日本を読み返して気づきました笑


>ぐらさん
>スパルタカス!!!いつぞや、夜中にザッピングしてたときに、ゴールドフィンガーばりに金粉にまみれた男女がヴェネチアンカーニバルのような仮面かぶって、くんずほぐれつしてるのを観て

ぶっ それがどのシーンか、私にはもうわかってしまいますwww すごいですよね〜まあ、過激な場面はあるにはあるけど、スパルタカスは常軌を逸してる気がします。よくまあこんなドラマが作れたなあ…私はスパルタカスの殺戮やセックスのシーンには、たとえnagronというゲイペアにはまっていてもネガティブなんですが、さすがにぶった斬ったら腸が飛び出したのには辟易しました。
英国は米国よりもTVの年齢規制が緩い気がします。米国はもっと煩いような。酒も米国はどう見ても40がらみの人にもちゃんと身分証を提示させてましたが、こっちでは若い女の子に年齢をきいて終わりでした。地域や人にもよるのかな。

>Hamsteadも近いし(バッチに会えたりして) 
ばっちはHamsteadでしたか。Belsize Parkには用事があってよく行くんですが、ちょうど真ん中のHamsteadは素通り。今度降りてみたいです。
Hollow Crownは、リチャード兇ら素晴らしいんですね? まだ見ることができていませんが楽しみです^^


>wakaさん
>じ、じんさんっ、私も○起してしまいました〜
>なにこの萌え画像の数々・・・DVD欲しいよ〜
nagron素敵でしょ笑!? 私もついついはまってしまいました。脳筋具合がはんぱないキャラてんこもりですが、その中ではナシアはちょっぴり脳率が高くてほっとします笑

>でもじんさんと同じく私も「身長差がないペア」が好きです。でも「体格差があるペア」は好き。マッチョとスレンダー。そういう意味でもクリトムはすごく理想的なペアです

そうなんですね^^ 私は身長差ペアもかわいくて好きなんですが、まあ、限度があるということですね笑 この二人はちょいと差がありすぎるかな? 役者のパナ(小さい方)も「ダンとのシーンでは箱に乗って撮影しなきゃならないことも」と言ってました笑



>ななしさん
>キター後駅弁。
ぶっ 思わず滾る想いをこめて描いてしまいました笑


>ななしさん
>ハーディファンなので、2人進展を楽しみにしています!いつも素晴らしいお話をありがとうございます!!

私も嬉しいです(^曲^) ハーディいいですよね! 私もすっかりまいってしまいました。いろいろ過去に問題もあったようだけど、そんなとこもひっくるめていとしいです。彼らの魅力をもっとギロチンに書き込んでいこうと思います〜


>wakaさん
>ヘムトムが・・・(垂涎)呼んでるだけで体が熱くなりますね。自分はヘムトムは「ソー」の位置でデキてるもので、深い考察のジンさんに脱帽です(単純バカなものでお恥ずかしい)

ちょっとだけ? 進展しました。昨日また二人のインタビューを読んだので、私の中でもだいぶイメージが具体化しました。そうなってくると早く彼らを進展させてやりたくて私もうずうずです笑

>ハーディもヘムヘムも早く「暴走」して欲しいな〜
させたい! 特にハーディを笑 本人、14歳で逮捕され、過去には酒&ドラッグに溺れていた時期があったようですが、その程度じゃ済まない世界に追いやってやりたい笑


>Cさん
>写真がとっても綺麗です!残業の毎日だと、こういう世界もあるのだなーとなごみました。
ありがとうございます〜^^ 写真には情熱があるのですが、残念ながらロンドンは雰囲気があるのにいい写真を撮るのが難しいです。

>それからナイーブ番付面白かったです。ファス氏よりジョーが右なんですね(笑)こちらの小説読んでから、すっかりファス氏=王子のイメージが定着してしまって、最強な気がしていました。

Cさんが正解だったようです笑 実は二日ほどかけて、ギロチンの役者のインタビューをそれぞれ3〜5本ずつ読み漁ったのですが、ファスは一番最強って感じでした。彼、細かいこと気にしない性格みたいです笑 そしてあの変顔常習犯の明るいJGLには、暗い青春時代があったことが判明。一気にナイーブ番付で左にシフト笑


>ここ子さん
>なぜか急に画像観られるように成りましたヾ(´∀`)ノグラスゴー古い街なんですね良い感じにオドロオドロしい

写真、見れるようになってよかった♪ こちらでグラスゴーの印象を聞いたら、一昔前はかなり暗く汚い街だったようです。その片鱗は窺えました。でも、オドロオドロシイのは墓地で撮ったからだと思われます笑

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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