今日は五回目の観賞でした。これが最後だと気合を入れて 見てきました。昨日は観客の笑いに傷つけられる、と書きました が、ゼウスが味方してくれたのでしょうか、今日はたった一度も、 アレ&ヘパシーンで笑いが起こりませんでした。それどころか、 ヘパが死ぬシーンではすすり泣きさえ聞こえました。これには感動しました。 不思議なことに、アレクサンダーは見れば見るほど味わいが増し、 五回目の今回が一番感動しました。エンディングロールでは大泣きした まま座っていて、この映画で泣いてるところを見られたら恥ずかしいので(笑)、 しばらく劇場を出なかったほど。アレ&ヘパのみならず、他の将校や ロクサネ、バゴアス、オリュンピアス、フィリッポスの立場や考えなども 映画を受けて大筋見えてきて、路線が決定してくるとなんだか知らないが 泣けて泣けて仕方ないです。サントラは、1−4までのトラック、 ロクサネのテーマのトラック9、ヒンドゥークシュの13、 そして「永遠のアレクサンダー」の17は、聞くだけで涙がとまらず、 どうもこの映画に完全にノックアウトされてしまったらしいです。 今回はなんと、老いたプトレミーの最初のナレーションですでに泣いて ました。「独裁者と? 独裁者であれば我々にあれほど多くのものを残し はしなかったろう」でもうダメ! まさかあのうざったい老プトレミー にまで泣かされる日が来ようとはなあ。 それでもって、この映画は実はすごくいい映画なのではないか、と思い はじめた私の目は、曇りすぎでしょうか。日本にも悲惨な出来だという 噂が伝わり始めてるようですが、大丈夫ですよ。日本人はこの映画、たぶん 好きです。たぶんこのアレクサンダー像を、日本人は受け入れることが できると思います。もちろん、ギャルたちには無理ですが。 ヘパイスティオンの死はどうしたって泣くんですが、それ以外で私が 一番泣けるのは、やはり大王が「故郷へ帰ろう」と宣言するシーンだと わかりました。もうあのシーンは本当にだめだわ。嗚咽を堪えることも 出来ません。 この映画、ポジティブなレビューで書かれてましたが、すごく見る側の 想像力を必要とします。そして登場人物の行動からその心理が読み取れた 時に襲ってくる感動は凄いものがあります。 でも、大王フリークじゃない人が見ると、やっぱり面白くないのかなあ。 たとえば、ヒンドゥークシュの果て無き山並を前にし、空を見上げて 「鷲はどこへ去ってしまったのか……」と大王が呟くシーンすら、涙が。 何度も書いているように、鷲はゼウスの化身(使い)です。西パキスタン の付近まで遠征してきた大王の頭上には、もう鷲は姿を見せない。 彼は彼を愛するギリシアの神々の手の届かぬところまで、ついに来てしまった。 あ、また涙が……(死)。 このシーンで、プトレマイオスが、大王に「お前は家を見つけたか」と 尋ねられ、何気なくではありますが(エジプトの)アレクサンドリアが 気に入っていることを漏らすのも胸が詰まる。プトレマイオスが大王死後 の権力争いを経て、統治した国こそがエジプトであり、彼がこの映画を 回想しているのもアレクサンドリアだからです。 ギリシア神話は随所に映画に登場しますので、日本で公開される前に、 映画に登場するギリシア神話のことに触れたいと思います。この ギリシア神話に関連付ける手法も見事です。もっと多くの人がこの ことに気づいていれば、あんなに酷評されずに済んでいるはずです。 たとえば、オリュンピアスは酒の神デュオニソスを信奉しています。 死ぬ直前、大王は今まさに飲もうとしている杯に満たされたワインの 表面に、強張った母の顔を見ます。酒の神デュオニソスのいたずらなのか。 後になってわかったのですが、これは死期が近い大王への、オリュンピアス の警告になっています。実にうまい! また、オリュンピアスが息子の死(凶報)を知る予言的なシーンは、 イリアスにおけるヘクトルの死の予告と同じです。 ちなみに、映画にはアキレスに馬車で引きずられているヘクトルの 絵が登場して、ちょと笑えます。エリック似だともっと笑えたのに(それは 映画に集中できないから)。 オリュンピアスと自分を重ね合わせる「メデイア」などもいいのですが、 なんと言っても私が好きなのは、人間に火をもたらしたことで、ゼウスの 逆鱗に触れたプロメテウスについてフィリッポスが説明し、少年アレクサンダー が「なぜ?」と尋ねると、「なぜかなど誰も知らん」とフィリッポスが こたえるシーン。 神の領域に踏み込み、人間に叡智をもたらしたことの代償に、プロメテウス は毎日少しずつ、ゼウスの使いである鳥に貪り食われます。 自分を神の子と信じ、人間の領域を超えようとしたアレクサンダーの 結末を暗示する見事なシーンです。 ガウガメラの合戦後、夥しい人間の屍骸の海でめそめそと泣くアレクサンダーは、 鳥が人間の死肉を食らっている姿を見ます。その時、子どもの頃に父と共に 見たプロメテウスの壁画がフラッシュバックします。 ああなんて素晴らしいシンボリズム! 他の誰にこんな素晴らしい脚本が 書けるというのか。 ヘパイスティオンに「アキレスやヘラクレスを越えたい」と漏らす アレクサンダー。バビロンへの入城時に、檻の中のライオン――ヘラクレス の象徴を見ます。彼はあの時、ヘラクレスを越えたと感じたのかも。 こうしたギリシア神話に結びつくちょっとした会話やシーンが、大多数の 人に理解されないのは当然のことですが、こういうシーンが「いらない」 とか「意味不明」と言われているレビューを読むと、全然違う意味で 泣きたくなりますぜ。 だいたい「映画なんだ、ドキュメンタリーじゃない」としつこく言われて いるようですが、映画が映画らしくなきゃならないなんて、誰が 決めたんだ。ドキュメンタリーのような映画があっても別にいいじゃないか。 この映画には、ギリシア人の猿との遭遇や、レモンとの出会いも盛り込まれ ています。猿とヘパイスティオンがまたいいんだ〜。 (ちなみに、猿のシーンでロクサネがアレ&ヘパの関係に気づくというのは まっかなうそでしたv) ヒンデュークシュ山脈の向こうに、世界の果てが見えると思っていた アレクサンダーに、プトレマイオスが「……この世界は、我々が思って いたよりずっと大きいのかもしれない」と言うと、アレクサンダーは 落胆を隠しません。 多分、この映画を嫌いだと言う人はこんなシーンはクソ食らえだ、どうでも いい、と言うでしょうが、どこか胸を打たれると思いませんか。 これは無鉄砲なアレクサンダーという男の無謀な計画に基づいた民族の移動であり、 文明と文明の出会い(そして破壊と虐殺)の話です。もちろん萌え話なんですがv 映画鑑賞中、アレクサンダーが「まだ東へ行きたい」と駄々をこねる シーンでは、「what do you want!(何がしたいんだ!)」と野次が 飛びました。私はかなり苛ついたんですが、今思えば、この言葉は かつて大王と目的もわからないまま西インドまで遠征し、「もう帰りたい」 と文句を言い始めたマケドニアの兵士たちの気持ちそのものです。 さてアレ&ヘパですが、海外の観賞済みのスラッシャーは、 ジャレッドに魅力にやられてるみたいです。もとは、ヘパイスティオンを マッチョででかい男、で想像していたので気に入らなかったそうですが、 ジャレッドはあんまりプリティすぎてオッケーと言うしかないらしい(笑)。 マッチョなでかい男、というイメージはメアリー・ルノーの小説から きてるみたいです。というか、スラッシャーはルノーの小説にちょっと 影響を受けすぎてる傾向があります。映画のアレクサンダーがめそめそ した厄介な男だったことにショックを受けて、「皆、もっとロマンチック なことを考えてたよね」という話もちらほら。私は映画のアレクサンダーは カッコよすぎると思ったくらいで、想像ではもっと厄介な男でした。 ルノーの小説の中では、アレクサンダーとヘパイスティオンは ファラミアとベレゴンドみたいだそうです(笑)。まあ実は アレクサンダーってファラミアをキチガ○にした感じかも。 父親との確執もテーマですしね。それでもって、 ヘパは誇り高い優秀な軍人らしいんですが、これは現実的ではありません。 前にも書いたように、ヘパは軍人としては決して優秀ではありませんでした。 軒並み、皆さん大王受っぽいんですが、私は自分の中でほとんど完全に カプ形態が出来上がっているので、もう流されたりしません。 わけのわからない自信が、狩公、ベレファラのごとく再び℃マイナー路線 に走る自分を叱咤激励しています。日本でも間違いなくアレクサンダー は腐女子の間で大ブレークします。メインストリームがアレ&ヘパかどうか は別としても、あんだけセクシーな男たちが登場して、あんだけ男同士で 愛憎劇を展開してブレークしないはずがない。すでに、アレクサンダーは "the gayest film never seen"などというそれでいいのかな 呼び名をいただいています(そんなことはないと思うけど)。 私のアレヘパアレは完全にリバです。 クレイトス、ヘパ×アレクサンダー×ロクサネ、スタテイラ、バゴアス、 カサンドロス、ヘパ という感じ。前者が攻。基本的には男女以外はリバなんですが、 クレイトスはどちらかというと「アレクサンダーに突っ込みたい」側、 カサンドロスはどちらかというと「アレクサンダーにつっこんで欲しい側」 って感じでしょうか。 アレヘパアレは場合と状況によって変わる。しかも、 クレイトス×ヘパイスティオンも、フィリッポス×クレイトスもあり。 クレイトスはヘパイスティオンを憎みながら、彼の美しさには欲望を 抱いている。彼は映画でも女にも男にも好きなだけ手を出してるから、 きれいなものは欲しいに違いない。でも、アレクサンダーへの思いは もっとピュアで、自分がどうしてもかなわない男として、ずっと年下 だけど潔く服従してもいるのがアニキキャラらしい。 ペルディッカスはあくまで距離をおいた付き合いを心がけてるけど、 出来ることならアレクサンダーを抱いてみたいと思っている(笑)。 一方プトレミーは、本当はヘパイスティオンが好きだ。でも絶対に 寝ることはない(アレクサンダーに殺されると知っているから)。 基本的に優しい男なので、ヘパが皆に嫌われていることを不憫に思ってもいる。 レオンナトスはどう考えても受(笑)。ペルディッカスと話してるシーン がけっこう多いから、ペルディッカスと案外セックスフレンドかも。 フィロタスの青二才は案外クラテロスと……! クラテロスは若くてきれいな男が好きっぽいなあ。自分を父かアニキだと 思ってくれる若い恋人を夢見てそうです。 自分の想像力にむなしさを感じつつも感動しています(死)。 そして明日には日本に帰り、あと三ヶ月くらいはこの映画を見れない のかと思うと、とても暗い気持ちに……。 将校とアレクサンダーが一堂に会してるシーンは、あーどれをとっても 赤面しちゃうくらいすき……。 最後の宴で、アレクサンダーの狂乱振りにつき合わされている生き残り メンバーの表情のひとつひとつを思い出しても、ハートブレイキング。 この映画がちゃんとブレイクしてたら、素晴らしいとしか言いようのない 一人一人の役者たちを見る機会も増えたのに。スペシャルなDVDが 作られていよう。そしてファンサイトもばかばか増えたはずなのに。 決して酷い映画ではないのに、本当に残念。老プトレミーさえあんなに 喋らなければ……。 飛行機の中で、映画の詳細なシーンを書くつもりです。ネタバレ版と、 ネタバレなし版に分けます。 それではでは。帰ったらすぐメールや板のお返事しますね〜。 アナログで繋いでて、日記くらいしか更新できませんでした。
どうやら大王映画に徹底的にアディクトしてしまったらしく、 今日は堪えきれず、二度も見てしまった……。朝と深夜に! そして二度とも泣いてしまいましたが、深夜はヘパイスティオンが 死んだシーンで笑いが起こったので、かなり傷つきました。 ハワイという、以前から嫌いなこの土地柄もあるんですが、 今回ばかりはまいったわ! アメリカ人に! 私はこの国の多様性 が大好きだし、多くの点で(政治や経済だけでなく、文化面でも) 世界をリードしていることに敬意を抱いてきましたが、今回のことで、 「この人たちは、一度自分たちで破壊したものを再建して、まるで 世界を変えたか新しいものを生み出したかのように振舞っている」 という気持ちがいっそう強まりました。 突き詰めていえば、これは彼らに歴史観が欠如しているせいでしょう。 ヨーロッパやアジアのように長い歴史のうえに成り立っている 国々は、混沌を受け入れることに慣れているのかもしれません。 アレクサンダーとヘパイスティオンのシーンでは必ずヒソヒソ話や 笑い声が聞こえます。映画を見たのでわかりますが、これはヨーロッパ や日本ではありえないことです。彼らは何も笑われるような会話 や行動をとっていません。ましてや、ヘパイスティオンが死ぬシーン はとても感動的です。でも彼らの一部は頭から受け付けないわけです。 ホモだ、つまりそれは俺たちとは関係のない連中のことだ、感情移入 できない類のことだ、と直ちに心を閉ざしてしまうことが出来るのです。 あるいは、ファンフォーラムにはこの映画をこき下ろす醜い書き込みが 横行しています。彼らの多くは、勇敢で強くてカッコいいアレクサンダー 像を、ホモまみれの泣き虫として映画にされたことに激怒しています。 彼らにとっては、小アジアの人々など顔がなくていいのです。あるいは 最悪の場合、フセインの顔をしていると一層ありがたい、といった 調子です。ようは自分たちのヒーローが世界を征服した、という事実 に酔いしれたいのです。もちろん、こうした人々は大王のファンでなんでも ありません。彼がいつどんな環境で育ったかなど、どうでもいいのです。 だから、偉大なガウガメラの合戦の映像を見ても、英雄アレクサンダー が馬に跨り二百人を殺し、敵の大将の首を討ち取るような偉業を成し遂げ なかったこと、そもそも砂嵐のために阿鼻叫喚の混沌しか伝わらないこと にいたく腹を立てているというわけです。 映画の出来よりも百倍、そのことに失望しました。 私はひそかに信じていました。たとえホモだろうと宗教や人種が違おうと、 本当にすてきな関係というのは、そんな枠を越えて人を感動させずには おれないはずだ、と。けれど現実は違ったのです。現実には、彼らは やっぱり、ホモだというだけで受け入れられず、あざ笑ったというわけ。 あるいは、映画の中でアレクサンダーは征服した土地の民と団結し、 彼らを自分たちギリシア人と同等だ、と言いますが、それに対して 部下たちは「同等だと? 俺たちが征服したこいつらが? 馬鹿を言うな、ギリシア人こそが一番優れているんだぞ!」と激怒します。 これには、オリバーの痛烈な皮肉が込められています。 この映画を「白人のヒーローがアジア人を征服しまくるゾクゾク感一杯の アクションムービー」と期待していた人々は、自分たちの軽薄さを垣間見る ことになります。 「オリバー・ストーンの政治的な思想が気に食わない」という理由で 批判している人がいるのは、このためかもしれません。 もちろん、こんな人たちは全員ではありません。 かつてホミサイドのペンブルトンが似たようなことを言ってましたが、 私は自分は白人ではないから、男ではないから、ゲイではないから、 古代の人間ではないから、という理由で相手に共感することが不可能 だなどとは思いません。それどころか、殺人犯の心理、子どもにいたずら する快感だって、絶対に理解できない自分とはかけ離れた世界のこと、 などとは決して思いません。また、そんな自分の弱さや暗い部分を受け入れ なければ、私たちと彼らの間の溝はどんどん深まり、まったく相容れない 存在同士となることを思うと、そっちの方がずっと怖いと思います。 だから確かに辛いけれども、そうした自分と向き合っていきたいと 思います。自分にすら正直になれない人生なんざまっぴらです。 でもそれが出来ない人間は、この映画を嫌うはずです。 アレクサンダーという二千年を経てなお英雄視される男の暗く冷たく 弱い部分、そして彼の行いは虐殺であり目的などたいしてありは しないという事実を受け入れられないなら、この映画は見に行くべきでは ありません。 ところで、今日はいくつも訂正があるのです! あー私は何を見ていたんだか! その時はわかってても、あとでこの 日記に書く時点で忘れ去ったりもしていました。 まず、「今夜は傍にいてくれ」はちゃんと劇中にありました。 あんなにハッキリ、振り向いてまで言ってるのに、聞き逃してたというより 聞き流してました。 それと、ヘパがロクサネと大王の婚礼の夜に行うことですが、その時の 台詞は昨日書いたものとはずいぶん違いました。昨日書いたことは、 それより前の、バビロンでの会話部分でした(笑)。このバビロンの シーンは本当に好き……。「今夜は傍に」もこのシーンです。 二人の会話がどんなに素敵か。 「私はどっちだ、ヘパイスティオン。弱いのか、神聖なのか」と言った 後で、アレクサンダーはヘパイスティオンの頬にそっと片手を添え、 「いいんだ、ひとつ確かなことは、私が信頼しているのはこの世でお前 だけだ。お前が必要だ。私が愛しているのは、お前だ。他の誰でもない」 これは、その直前にスタテイラを王妃に受け入れることを宣言した ことを受けています。 スタテイラが、すごくいいんです〜。ちゃんと、ヘパをアレクサンダー と間違えて、大王に「心配するな、彼もまたアレクサンダーだから」の 台詞を言わせてます。 では婚礼の晩、ヘパが何を話してたかというと、実ははっきり聞こえ ませんでした。ジャレの美貌としどろもどろの言葉に気を取られて、 どうしても聞けない。ひとつ確かなことは、大王がロクサネを妻に 迎えたのは、王として子どもを授かる必要があった、というのがはっきり 言わないまでも伝わってくるんですが、ヘパは眼にうっすら涙を溜めて、 i wish you a sonと言います。「息子が生まれるといいな」が無難な訳 だと思いますが、ヘパ受寄りの身としては、「お前の子どもが欲しかった 」 くらいやっちゃいたいところ。自分が男で、どんなに愛し合っていても 子どもだけは作れないことを嘆いているともとれる! この後で、どちらかがyou are great man..と言うんですが、 アレクサンダーでしょうか。寛大なヘパの気持ちに対しての発言か。 それともヘパの「お前は偉大な男だから」という発言なのか。 どちらもいいけど、前者を希望。 今こうしてタイプしてるだけで、涙が出てくるほどですよー。この映画、 私は好きだ。だってすべてのシーンが好きだもの〜。いや、老いた プトレミーは除く。何度見ても、老いたプトレミーが若いプトレミーの 延長で描かれていたらと思えて悔しくて悔しくて。もし老プトレミー があんなにベチャクチャ喋らなければ、私は自信を持ってこの映画を 名作と呼ぶのに。 今日は、頭の中でそろそろシーンの整理がついてきて、ふとした瞬間に 気がつくこともあり(たとえば檻の中のライオンはヘラクレスの象徴で、 大王がヘラクレスの偉業を越えたことを象徴していた)、意外なシーンで 感極まって泣きました。たぶん泣いてるの私だけだったろうな〜。 まずヘパとアレをずーっと見た後で、ロクサネとアレクサンダーの 初夜のシーンを見ると、ロクサネにうっとり感情移入しすぎてしまい、 そうなると悲しくて悲しくて。今はサントラのロクサネのテーマだけで 間違いなく泣けます。 海を越えてやってきた完全無欠の王、アレクサンダー。でも実際は 弱さも優しさも持っている男であり、ヘパイスティオンという部下以外 は眼に入らない男。自分に「子どもが欲しい」という男。最初は屈辱が 彼女を突き動かし、それが蔑みに変わり、最後に感情がたどり着いたのは、 私には憐れみに思えました。ロクサネはアレクサンダーの実態を知り、 力の均衡は崩れ、この男を憐れみながら、結局は愛を見出したのかも しれない。肉体だけではなく、心も完全に組み敷かれたのかもしれない。 永遠にこの男は手に入らない、と知りながら。 それは、出番がほとんどないバゴアスやスタテイラにも共通しています。 映画でバゴアスは、クレイトス殺害後、腑抜けとなった大王の世話を 焼いてますが、彼の前でヘパイスティオンが大王を叱咤激励します。 バゴアスは、「二人の間には誰も入り込めない」と悟ったはずです。 腐女子的にはカサンドロスも。カサンドロスがロクサネを連れて きたと考えると、すごくオイシイ。 ここからはかなりネタバレしてますのでご注意を。 もうひとつ、私がどうしても涙を堪えられないのは大王が「故郷へ帰る」 と発言するシーン。コリンの表情にはただただ涙が出ます。 あれは、大王が人間としての限界を悟った瞬間なんですよね。兵士たちの 狂喜乱舞、祝福に胸を焦がしながらも、胸は敗北感でいっぱいなんですよね。 その時、大王の眼に映る幻影には、誰がなんと言おうと、オリバーは やってくれた、と思わされます。 ヘパイスティオンの死際の会話は胸が潰れます。あのシーンで笑う 奴なんて、やっぱりどうかしてる。自分たちの未来、子どもたちや 家族のこと、世界が変化していくこと、そして二人が一緒に老いること。 私たちは一緒に死ぬんだ、そういう運命のはずだ、と吐き捨てる大王。 神の子ならばなぜ運命を変えられないのか。彼の反応は憐れで 胸を打ちます。 でも何より胸を震わせるのは、ヘパイスティオンの 「私なしじゃ、お前が心配だよ」という台詞です。駄目だ、泣ける! 惜しいのは、「お前は、私自身から、私を救ってくれた」という 素晴らしい台詞の信頼性が低いこと。映画のヘパは、それほどのことは しれませんー。 今日二度観て、若プトレミーは本当にいいと思った。クレイトスと クラテロスも。もっとエリオット・コーワンのことは皆言及すべきだ。 エリオットのファンになっちゃいました。 クレイトス役のゲイリー・ストレッチに関しては、 Stretch, in particular, rocked in his big scene. A career is born there, (抜きん出て、場面をさらったストレッチは、キャリアをスタートさせた) などと言われています。クレイトスとフィリッポスが映画をさらってる のは、間違いないです。もちろん、コリンも。 でも目立たないけど、ジョナサンやプトレミーもさらってますよー。 もちろん、ヘパも賞賛されています。 ああもう寝なくては。
昨日の続き。 >ヘパイスティオン 最後は、ヘパイスティオンでしめましょう。昨日の日記では、彼には少々失望 させられた、と書きました。その通り、やはり想像していた、あるいは他の小説 で読んだヘパイスティオン像の魅力には到底及ばない程度の役割しか担って いません。ですが、映画で見ることの出来たヘパイスティオンは、概ね 「最高に素敵」です。ジャレッドが演じているという時点で、美を損なう ようなシーンはありません。戦闘シーンで、我を忘れたように戦うシーンすら 絵になります。 死に際の演技は、ジャレッドの演技者としての評価を高めるはずです。 映画のヘパは、「物柔らか」で「逞しい」男です。彼は優しい。他の 誰にも増してアレクサンダーに優しい男です。アレクサンダーとのシーンは どれも胸を締め付けます。一貫して、アレクサンダーはヘパを所有している、 もしくはヘパに所有されているのではなく、あくまでヘパイスティオンを 大切にしています。 ペルシア遠征に出る19歳のアレクサンダーに、オリュンピアスは子どもを 作ってから行け、と言います。そしてこんな 「ペラ中の女たちが、お前のヘパイスティオンへの寵愛に嫉妬しているぞ」 するとアレクサンダーは母を振り向いて言います。 「私はヘパイスティオンを愛している。彼も同じ気持ちです」 ハイハイわかったわかった、でもね〜、と説得を試みる母上、でも 大王の気持ちはかわりません。 ジャレヘパが登場するのは、この後の宴のシーンです。そう、あの問題の宴! フィリッポスとクレイトスにまで、「女はどうだ」と茶化されるアレクサンダー。 困り果てながら、ヘパイスティオンと秘密の視線を交わす、これが最初の ヘパショット。 この後、アッタロスの暴言に切れる大王に、杯を投げ返すアッタロス。 これにヘパが激怒し、静止を振り解いて掴みかかります。 愛する男が侮辱されたことに真剣に激怒する姿から、ヘパのアレクサンダー への愛情がうかがい知れます。 男たちのキッスの連続で頭がばかになってたため、初回では聞き取れなかった のですが、アレクサンダーはこの時、アッタロスやフィリッポスに対して けっこう言い返してます。フィリッポスには「私は母と結婚してやる。 父よ、あなたも結婚式に呼んでやる」などと言います。見事なダイアログです。 ガウガメラの作戦会議では、ヘパの視線に全幅の信頼を見出しながら、 自分とヘパイスティオンは右翼から攻め込む、という説明をします。 パルメニオンとフィロタスは左翼を完全におさえ、他のものは中央を、 カサンドロスは自分とヘパイスティオンと共に行き、途中で敵の足を封じる よう言うのですが、これがアレクサンダーお得意の「ヘパ特別待遇」です。 皆なれっこなので、文句を言ったりしません。 インドでの戦闘においても、ヘパイスティオンには自分と共にいるよう 指示します。次のシーンでその理由は明らかになります。 ヘパとアレクサンダーが、ガウガメラの前に野営地でプライベートな会話を。 ウェブでもすでに見てましたが、ヘパが自信なげな話をすると、 「パトロクロスはアキレスと並び立って戦った時、アキレスを疑ったか?」 とアレクサンダー。前に自分で突っ込んどいて気づかなかったんですが、 これに対しヘパが「パトロクロスは最初に死んだぞ」と言うのは、 「並び立って戦ってない」という意味も含んでのことだったんですね。 するとアレクサンダー、「もしお前が斃れたら、たとえマケドニアが王を 失うことになろうとも、私はお前の敵を討つ」という名台詞を吐き、 そして、 「その後で、お前と共に死者の家に入ろう」とアキパトと同じく 運命を共にすることを誓うのです。 するとヘパは、「私も同じことをする」とこたえるのでした。 二人は愛に満ちた抱擁を交わします。過去のどこかの二ヶ月分の記憶が吹っ飛ぶ ような優しくて熱い抱擁です。コリンが羨ましいのかジャレが羨ましいのか。 アレクサンダーは言います。二人で共に戦い、死ぬ時は一緒だと。 だから大事な戦闘の時、アレクサンダーはいつもヘパイスティオンに自分と 同じポジションを与えるのです。(勿論、事実は違った)。死ぬ時は二人一緒 に死ぬために。 ヘパイスティオンはこんなことも言います。 「おそらく、これはひとつの別れになるな。私が知っているアレクサンダーとの」 正確なことはまた明日確認してきます。 アレクサンダーは答えます。「いいや、これは始まりだ」と。 あまり書きすぎると楽しみが半減するので、もうワンシーンだけ。 ヘパが死ぬシーン以外で、彼の名場面をあげろと言われたら、迷わずロクサネ と大王の婚礼の夜をあげます。このヘパは最初は攻っぽいと思ったんだけど、 ジャレッドのあまりの可愛さに、意見が変わった(笑)。 これは大きなネタバレになるので、反転してお読みください。 夜、大王の寝室? のドアを力なく叩く音がして、ヘパ が人目を忍んで入ってきます。「どうしたんだ?」と訊くアレクサンダーに、 シィっと指を口にあて、彼はもぞもぞと布を取り出します。不器用に、 ぎこちなく。 その中に包まれていつのは、見事なルビーの指輪でした。 ヘパイスティオンは、「これはエジプトで見つけた指輪で、輝きが、 アレクサンダー、お前そのものだと思って……(はっきり覚えていない ので、明日確認)」彼はそう言いながら大王の指に指輪をはめます。 これが何指かも明日確認。 今夜、結婚した愛する男への、ヘパイスティオンからの結婚指輪です。 胸打たれるアレクサンダー。この時、ヘパイスティオンはナーバスになって おり、どこか不安げに抱擁を交わしながら、「アレクサンダー、おまえは いつも、輝いていて……」コール(黒いアイライナー)を塗った彼の大きな 瞳は震えていて、涙が滲んでいます。 あー思い出すだけで涙出てきた。スタテイラに「王妃として扱ってください」 と頼まれ、受け入れたアレクサンダーがヘパを振り向き、ヘパが寂しげに、 でも笑顔で頷いた時も胸が痛かったですが、やっぱりヘパは、大王が 結婚して自分への愛が失われることをほんの少し恐れていたんですね。 「お前は決して私を失わないとも」アレクサンダーはヘパイスティオンを 強く抱きしめます。このシーンのジャレッドは、本当に素晴らしいです。 でも、ここになんとロクサネが登場。二人が親密にしている姿を見て、 すべてを把握してしまう。私が11月に出した同人誌のようだ(笑)。 ヘパは逃げるように退散します。ロクサネはアレクサンダーに、 信じられない、という顔で尋ねます。 「あなたは、彼を愛してるのね」 アレクサンダーはこたえます。 「ロクサネ、彼は、ヘパイスティオンだ」 この言葉にすべてが凝縮されてるかのようです。 「愛には、いろいろな形があるんだ」 このシーンのヘパイスティオンは、アイライナーに毛皮、髪飾りと、 どっかのパンクロッカーのようでたいそうカワイイです。 この映画、髪型や衣装替えのシーンが多いのですが、皆かっこよくて うっとりですv なんといっても、生足、アクセサリー、長髪、 毛皮(ヘパはアイライナーつき)ですからね! 後半、ヘパは大怪我をするのですが、一瞬ですが輿に乗せられてます。 これも「ヘパ特別待遇」かと。バビロン入城時、大王と並んでるのも。 パルメニオンの制裁の是非を問うシーンなんて、クレイトスの生足や、 大王の新しい衣装、カサンドロスのフード姿、そして一瞬映るヘパの 黒いセクシー衣装に眼がいってしまい、すまんパルメニオン、どうでもいい。 また、気づいたら書き足します。
今は夜の10時過ぎ。さっきシェラトンの一階でご飯を食べて きました。うまかった〜。今日はクリスマスパレードがありました。 アレクサンダーレビュー第二弾です。今日は大部分萌え話。 昨日の訂正などもあります。 ネタバレを含む詳しい内容解説と感想です。 今日観てきて、やっぱり私はこの映画が熱烈に好きです……。 昨日はあえてアレ&ヘパが不満と書きましたが、映画に詰め込まれた 二人のシーンはどれひとつとっても胸が締め付けられます(でも今日は 野次が飛んだ)。二度目で、やっぱりジャレヘパは美しいと再認識。 昨日から大王受だと言ってましたけど、二回目はヘパが受に見えました。 おかしいな(笑)。 昨日は聞き取れなかった台詞や、気づかなかった細かいショット に目を配れたということもあり、一体なんで 昨日はあんなに大王受に見えたのか考えてみたんですが、 最初のレスリングシーンが想像と全然違ったことにありました。 私は当然少年アレクサンダーはヘパを打ち負かすと思ってたんですが (ここで主人公が負けるはずはないと思っていた)、この時アレクサンダー はヘパに打ち負かされるのです。これにはちょっとがっかりした。 というのも、映像ではヘパを打ち負かしながら、プトレミーの ナレーションで、まったくその逆のこと:「アレクサンダーは たった一度だけ負けたことがある。ヘパイスティオンの腿に」を 挿入するなら、この演出の巧妙さと印象の鮮烈さは 見事だと思っていたのです。でも、事実格闘シーンでもヘパは 大王を負かしていて、そのシーンがやけに印象的で、大王受だな、 と妙に納得してしまったんですが、二回目を見ると、またちょっと印象が変わりました。だいたい劣情なんて催さないぞ、誰だあんな嘘を書いたのは! コーナー・パオロの少年アレクサンダーはまさに神児です。 それに比べてヘパはちょっとかわいいだけの凡庸な少年です。 それが19歳になると一転、ブロンドの紅顔の美少年はコリンに 早変わり(失礼な!)、逆に凡庸な少年はジャレッドに変わると、 やけにオイシイ。 それと、昨日書いた「カサンドロスはアレクサンダーにキスをしてる」は まっかなうそで、カサンドロスがキスしてるのは、たぶんペルディッカス です。 将校一人一人の感想です(ネタバレを含みます)。 >カサンドロス オリバーがジョナカサを映画に投入した理由についてはファンフォーラムでも揉めて ました。実際はカサンドロスは遠征には参加せず、マケドニアに残っていました。 でもやっぱりジョナカサがいるのといないのとでは、映画の印象が まるで違います。なんといっても、彼は痺れるほど美しい! どのショットを見ても(彼だけは無髭を通すんですが)、どの髪型も 衣装も、立ち振る舞いも抜群にセクシー。マケドニア兵士間にジョナカサ親衛隊の ひとつや二つ出来てること間違いなし。でもアレクサンダーの好みじゃないんだな。 オリバーがどこまで意図してるのかわかりませんが、カサンドロスは大王を 言葉巧みに持ち上げるタイプです。途中で、他の将校同様大王への愛を失いますが、 それでも彼は大王にピュアな恋心を抱いていたのでは。ficの領域かもしれませんが、 大王はおだて上手な彼の本性を見透かしていたんじゃないかな。あるいは自分への 気持ちも(笑)! 大王は時には調子に乗せられても、そういう男は本当には信用 しない。映画の中で大王はヘパに「この世で信頼出来るのはお前だけ」と言いますが、 プトレミーやクレイトス、ペルディッカス、クラテロスといった彼のお気に入りの 部下たちは、タイプは違えど皆アレクサンダーに正直です。カサンドロスは、私が 想像していたほど(彼には、大王暗殺説がつきまとう)冷酷な人間としては描かれて いませんでした。どこか冷酷そうなところはありましたが、表面化することはありません。 ただ、彼の大王の死直後の態度や最後に述べられたその後の彼の行動から考察すると、 私利私欲のためなら手段を選ばない男です。つまり、カサンドロスはひっそりと野心 を秘めるタイプでしたが、いよいよになるまで牙を覗かせなかったといえます。 いつでも冷酷になれたのに、そうならなかったのは、大王への個人的な愛が妨げに なったからではないでしょうか。勝手に想像しすぎっつーか絶対fic書くわ! ついでに、「落ち着け、アレクサンダー!」の発言はヘパではなくジョナカサのもの でした。ヘパを失い、狂人じみた大王の狂乱につき合わされながら、化粧を施された 女のように美しい顔に、うっすら涙を浮かべるカサンドロスの美貌は圧巻です。 少年カサンドロスは、少し大王たちより年上の少年で、やはり美しい。マケドニアの 毛深男たちが、遠くからこの少年たちを指くわえて見てる光景が目に浮かぶ。 「ヘパちゃんファン」「カサちゃんファン」「アレさまファン」とか宣言し合って、 早くもう少し大きくならないかなァ〜と日々夢想しながら、髭男たちがポエムなど 作ってる姿を想像すると、のた打ち回りたくもなります。 十年後にこのアイドルたちにケツを蹴り上げられまくることなど露知らず……(憐)。 ちなみに、カサンドロスにはメディオスという愛人(無論男)がいたそうですが、 映画には登場しません。手記の中で「アレクサンダー大王とは、和解しきれない 確執があった」と自ら述べているそうですが、映画の中でヘパに「お前は 間違いを犯してる、ヘパイスティオン!」と叫んでいるのを見ても、 「(大王への)愛に報いて貰えなかった男」だったと考えるのは、 当然腐女子の義務です(笑)。 >クレイトス 数限りなく場面をさらった男、として今やゲイリー・ストレッチへの信頼は 不動のものに。ヴァル・キルマーとアンジェリーナ・ジョリーと彼が最高の演技を している、と言われているのも頷けます。しかしちょっとオリバー、クレイトスを 贔屓しすぎでは! クレイトスのおいしいシーンの1/3でもヘパに譲ってくれてたら。 でも、クレイトス殺害のシーンが齎す衝撃を伝えるためには、彼にリッチロールを 与える必要がありました。 初登場は、少年アレクサンダーがブケファラスを見出すシーン。 この時すでに髭のないハンサムなクレイトスは場面をさらっています。 フィリッポスに檄を飛ばされながらブケファラスを乗りこなそうとするクレイトス ですが、暴れる馬相手に完敗。映画のクレイトスは、どう見てもフィリッポスの 愛人です。「ちくしょう、駄目ですぜ兄貴」と面目を潰されて面白くない クレイトスがやたら可愛い。この場面はフィリッポスもすごくいいです。 ヴァル・キルマーにはぜひ助演男優賞と名のつくものを総舐めにして貰いたく。 少年アレクサンダーが乗りこなすと、フィリッポスの隣で半分は心から祝福しつつ、 素直に喜べないクレイトスのふてくされた表情がく〜っ! アニキ! いい! お次は宴の席で、ヘパ以外眼中にないアレクサンダーに女を担いで持ってくる クレイトス。でも結局女は彼も眼中にないのか、愛人の息子のアレクサンダー の顔を掴み、「愛してるぜ、アレクサンダー!」と言って最初に額に一度、 次は唇に一度キッス。はにかみつつ、うざったそうに「俺もだ、クレイトス」 と言うアレクサンダー。するとクレイトスを後ろから羽交い絞めにして ヘパが何か言います。今日もクレアレキッスに脳が白くなってたせいで、 聞き取れなかった……。この時、蛇足ですがカサンドロスとペルディッカスも キスしてます。いやもうこの宴のシーンは、いかれてます……。 この時、アッタロスやほかの武将たちとは一緒にいないクレイトス、世代も近い ことからアレクサンダーらと仲良くやってるのも面白い。 ガウガメラ戦の前夜、将校たちが作戦会議を開くのですが、この時の彼の 「どうせ俺たちは死ぬんだからよ」という開き直りっぷりもカッコよすぎる。 大王史では有名な、クレイトスがアレキサンダーを助けるシーンもありました。 大王をガキ呼ばわりするのなんてウォーだ! クレイトスの殺害シーンは、コリンもゲイリーも周りの男たちも皆、熱演していて 瞬きもできない素晴らしさですが、オリバーは本当にこういう小さいアクション がうまい。 この他に私が気に入っているシーンとしては、ちょっとフェミニンなギリシア男 を傍にはべらせて「男はどうだ?」と言い、野卑な笑いを誘うシーン。 クレイトスはバゴアスを「きれいなペルシアの男の子」と侮蔑をこめて言い、 自分はギリシア男以外には絶対に手を出しません。ペルシアの女には手を出して たけど(笑)。 それと、ダレイオスのベッドに「イエ〜イ!」と飛び乗るシーン! 大王が 寝転がってる隣に割り込むので、アレ&ヘパファンは「そこはヘパの場所だ… クレイトス……」と思わず呟くところ。 もうひとつ、ヘパにちょっかいを出し、冗談で小突きあいになり、思わずヘパを 殴るひじょうに小さくまとまったスニペット。ペルディッカスがとめるのもいい! 漫画だと四コマという感じ。バゴアスが大王の前に現れるシーンで、ヘパが瞬き する時の効果音を入れるのなどもそうですが、こういうコミックリリーフが すごくうまい(少なくとも私好みです)。 でもクレイトスシーンを回想していると、ひとつ奇妙に符合しない点が。 フィリッポスは暗殺される直前、アレクサンダーに「クレイトスだ。 一番信用できる男だぞ」と言うのですが、宴会で大王にキスをして「愛してるぜ」 と言うシーンは絶対にその前の出来事。あれ? 時間軸おかしくないかな。 明日、もう一度確認してきます。 というわけで、私は相当クレイトスに入れ込んでいることが、上の文章を 読み直してわかった(笑)。 >プトレマイオス エリオットのプトレミーはたいしてセクシーじゃない、というのは 大 き な 間 違 い だ っ た ! たぶん、凡人ではないが大王ほど 天才的ではない、秀才肌。冷静で、物事を分析する能力があり、ある意味、 大王の部下たちの中ではペルディッカスと並んで一番オトナ。勿論エジプトを 掠め取ったくらいだから権力欲は強いに違いないけれど、大王の陣営内では 寡欲な方。ちょっとトロイのオデッセウスに共通点を見出せます。 ガウガメラでの弓射るシーンはかっこいいけど、彼が光ってるのは静かに 頭を悩ませてる時です。しかしながら、年老いたアンソニー・ホプキンス と若きプトレミー像との間には断裂があります。二人は同一人物とはとても 思えません。権力争いの中で強欲で饒舌な爺になってしまったのか……。 ガウガメラ合戦前夜の作戦会議で耳を傾ける姿、ロクサネとの結婚に反対する 会議での気難しい態度、そしてフィロタス殺害時の、額に手をあて寒心に堪えない 様子、ああ……プトレミーv ヒンドゥークシュで、大王と家・故郷について 話すシーンもいいです〜。個人的には、もう少しヘパイスティオンと絡んで 欲しかった。二人の関係を理解している者として、ロクサネと大王の結婚式で ヘパに何か声をかけたりして欲しかったです。 オリュンピアスはプトレミーのことを「いつも深く考えすぎ」と評します。 クレイトスと大王の喧嘩時も、「クレイトスの太守への昇進に乾杯」などと 言って最初に諍いの芽を摘もうとするのがよい。ところがそれがまたあらぬ方向に……。 二回目の観賞でも、老いたプトレマイオスは本当にうざったい。特に最後は 映画を台無しにする勢いで喋ります。この老いたプトレミーが、若きプトレミー の面影を残し、「考えすぎ」の、「無難」を好む、でも心の奥底に若き日の アレクサンダーへの思慕を残したままの男として描かれていたら、どんなに 素晴らしい映画になっていたことか。残念です。 >ペルディッカス ニール・ジャクソンのペルディッカスには、大きな役割は与えられていません。 台詞もそれほど多くはないです。ですが、ガウガメラ戦前夜の作戦会議で、最初に はっきりとその顔がスクリーンに表示された時、恋に落ちました(笑)。 げっやっぱりカッコいい……ペルディッカス。後の長髪スタイルもいいけど、 最初の短髪はやけにそそります。 映画におけるペルディッカス像は、この映画の功績のひとつです。世渡り上手、 というのが伝え聞くペルディッカス像を形容する上でもっとも相応しい表現かと 思いますが、映画のペルディッカスは、まさにそれ。 プトレマイオスに似ていますが、彼ほど深く考えすぎず、内省的でもなさそうで、 けれど基本は善良です。なまじハンサムなだけに、やっぱり隠れマケドニアファン がいそうだ。とりあえず、自分が千人部隊の一員だったら、ペルディッカスが 大隊長だとすごく嬉しい。相談にも乗ってくれそうです。アレクサンダーとも 個人的な軋轢を生まぬようちょっと距離を置いて付き合っていて、ヘパイスティオン が死ぬ時もプトレミーと一緒に一応付き添っています。 プトレマイオスと二人で酒を飲み交わしながら、「これからどうなるのか」などを 話し合っていたのかも。二人はお互いのことを「話が通じる」と思っていそう。 大王の死に際のペルディッカスの目的まっしぐらなところもカッコいい。 オリュンピアスはペルディッカスのことを何て言ってたっけ。明日聞いてこよう。 >クラテロス クラテロスは実にいい味を出していました。彼も発言自体は多くありませんが、 インドへ向かうと主張する大王に、兵士たちの声を代弁して「もうやめてくれ」 と嘆願するシーンは、胸を打ちます。実際のクラテロスはもっと乱暴で残酷な男 だったと思いますが、こんなクラテロスもいいですね。彼があまり高くない歩兵隊長 の身分から将校に昇進する演出と、オリュンピアスの「仲間たちにさえ気を許すな」 という忠告が重なるのなどは、うまいなあ。 >フィロタス フィロタスはパルメニオンの陰でまだまだ未熟な感じがして、そこがいいです。 父と子の関係は、パルメニオンが過小評価された偉大な男であるだけに、 すこぶる良好。アレクサンダーが、二人の父子関係と自分のを比べるような フィクを書くと面白いかもしれない。 彼はM&Cのウォーリーですが、少ない登場シーンで、いい演技をしてました。 ただ、処刑シーンはかなり簡潔でしたね。 >パルメニオン パルメニオンの功績は非常に大きいです。強硬なマケドニア至上主義派では ありますが、彼が人間的にも武人としても優れているのは誰の目にも明らか。 時には父親のようにアレクサンダーに接し、「私はあなたを子どもの頃から 知っている」と発言したりします。しかし、父親の世代の男たちの忠告は、 若者には耳障りなもの。大王は彼を「年寄り」呼ばわりします。 有名な、「もし私がパルメニオンならな。だが私はアレクサンダーだ」という 発言もあり。それでもなお、辛抱強く大王に従う老将の姿には涙が出ます(笑)。 でも、彼もペルシアの宦官に手出ししようとしてたっけ。 フィリッポスとの関係もいいのですが、昔馴染みのクレイトスと アンティゴノスに殺害されるシーンは、哀愁の漂ういいシーンです。 >アンティゴノス 台詞はほとんどなし。覚えているのは、戦闘シーンでのどやし、叱咤くらい。 でも、こういうむさい男が混じっていると、画面がある意味で引き立ちます。 たぶん、隻眼のアンティゴノスを出したのは(彼はペルシアで太守に任命され、 その後の遠征には加わらなかった)、最後に閉じた瞼の上に目を書くためで しょう(笑)。あのシーンでは笑いが起きてました。狂乱の宴には、悲哀と 空疎なジョークと緊迫感が漂っています。 >レオンナトス 露出度は高い。脳筋系というか元気受とかいう場違いな言葉が浮かんで上映中 笑いを堪えるのに必死でした。だって顔はカワイイもの。深く考えず野郎友達 と一緒にどこまでも行っちまうぜ、ってか。最後の宴でも、最後まではしゃいでた な……。でも大王はこういう男、好きなんじゃないかな。ばかだけど、素直。 >ネアルコス ネアルコスは、私の想像というより、安彦先生が描いたネアルコスにそっくり! オリバーは安彦漫画と阿刀田小説を読んだのでは、と本気で思い始めた。 あれっ、エラーが出た! 書きすぎとのことなので、ヘパイスティオン のことは、翌日にまわしました。
アレクサンダーレビュー その1 相変わらずの私のくだらない感想を読んでやってください。 アレクサンダーを見てきました。 今は、これまで日記でも紹介してきた(しきれなかった分も含め) ネガティヴ、ポジティヴ問わず、すべてのレビューが理解できます。 うん、みんな言ってたことその通りだわ! 中でも、「オリバー・ストーンはこの映画を自分のために作った」という のは、素直に、この映画の存在そのものを言い当てた表現だ、と思えます。 レヴューがここまで割れた理由も納得がいきます。 実のところ、私は映画を見る前、凄くナーバスでした。これだけ期待 していたのに酷いものになってたらどうしよう。休日ともあり、座席は ほとんど埋まっていたので、絶対笑い声や野次が飛ぶに違いない、明日は 平日なので朝見ようか…と逃げ出しそうにすらなってたんですが、 開始20分ですべてを諦めました。周囲の反応はまったく気にならなく なりました。なぜなら私はこの映画がオリバー・ストーンという鬼才が 手がけた奇抜な作品であり、その奇抜な作品に、私の心が服従してしまう だろうということがわかったからです。 事実、私はいろいろな理由で完敗しました(まず間違いなく大王は受だ)。 そもそもこの映画は批評など必要としていません。すべての映画にそれは 言えますが、この映画はとりわけ、すべてが欠点なのか斬新なのか、よく 練られてるのか適当に繋げたのか、目的はあるのかそれともないのか、 あんまりいかれすぎてて判断が難しい。 おそらく、この映画を見る前に目的や教訓といった建設的に人生と向き合う ための何かしらのヒントを期待していた人は、この映画に最低の評価を与えるでしょう。 暗いとかヨーロッパ的だと言われてますが、そういわけでもない。 路線としてはキング・アーサーに近いながら、キング・アーサーが ヒロイズムと娯楽要素でなんとか方向性を見出すことが出来ているのに 比べ、この映画からはそれすら感じられず、トロイのシナリオの方が三倍は シェイプアップされていて、敵対する者同士でさえキャラクターが 愛すべき美点を備えていて観客を魅了するのに対し、この映画は最後まで 誰にも感情移入できません(これは監督も失敗だったと認めるかもしれない)。 観客を満足させるドラマ性やテーマという点では、ヴァンヘルシングの 「簡潔さ」にすら劣るかもしれません。 でも、これらの映画は「アレキサンダー」ほど人の心を打ちはしません。 「アレキサンダー」は間違いなく映画史に一石を投じた、小さな傑作と なったでしょう。五年後にトロイはタイタニックと同じ棚に押し込まれる かもしれませんが、「アレキサンダー」はストーン監督の「プラトーン」同様、 棚の片隅である種の敬意を勝ち得ながら異彩を放ち続けるはずです (もし私たちが監督が期待していたほど寛大なら)。 この映画そのものを物語っているといえる象徴的なシーンは、 ガウガメラの合戦だと言えます。多くのネガティヴなレビューにて、 カメラがぶれたり、瞬間的なカットが連続したり、砂嵐の中で撮影されて いるため何がどうなっているのかわからず、また音声すら剣戟や音楽に 掻き消されよくわからない。まったくひどい、粗雑な合戦シーンだ、と いうのを読みましたが、これは大間違いです。 ガウガメラは映画史を塗り替えるほどの最高の合戦シーンです。 ガウガメラの合戦シーンは芸術の域に達しています。 たとえば阿鼻叫喚の渦中を離れ、冷静に指揮を執るダレイオス王の顔を 正面から捉える、単純で捻りのないカットの挿入などは、明らかに監督が 意図した効果をもたらします。この感性は、プラトーン時代からストーン監督が 備え持っている才能と言えるでしょう。 多くの映画の戦闘シーンでは、戦いの中の主役たちの英雄的行為を 切り取って観客に見せますが、ストーン監督は意図的に「人間同士の屠殺」 を全面に押し出しています。もちろん、マケドニアが誇るファランクス の動き、アレクサンダーの指揮能力の高さ、そして個人的な目的 (ダレイオスを追うことなど)を素晴らしい演出で見せてくれます。 これはほとんど息をのむほどの完成度です。すべてが計算されています。 粗雑なショットなどひとつもありません。登場人物の声が聞こえないのも、 砂嵐で何が起きているかわからないのも、目的を失った結果ではありません。 アレクサンダーも、ヘパイスティオンも、兵士たちは皆 単なる殺人鬼、それも、どんなに美化したところで征服という目的のため に殺し合う者たちです。何度かアレクサンダーに、「世界をひとつに 団結させ、秩序をもたらす」云々と語らせてはいても、監督は最後まで この事実から眼を背けはしません。 アレクサンダーの征服に、観客が納得できる目的を持たせることなど、 出来るはずがありません。彼は当時西洋で知られていたほとんどの世界を 征服した、ただそれだけが私たちの誰もが一致して納得する事実なのです。 「アレキサンダー」は、そんな映画です。感情移入もほとんどなく、 共感できる個人的な経験もひじょうに少ない。ですが、現代人とは かけ離れたまったく無関係とも思える彼らが、ふとした場面で、 二千年以上の時間を経てなお私たちが共感(少なくとも理解)できる 愛や友情、嫉妬、憎しみといった感情や、人間関係の軋轢を垣間見せて くれる、前回日記に載せたレビューにもあるように、人間の本質的な部分は 何も変わらないということを教えてくれる、そのことはおそらく、 あまり大勢ではない人々の心を打つのではないかと思います。 いろいろと書きましたが、この映画に関する率直な気持ちはこうです。 この映画を長らく待っていたよかった。欠点も失望もあったけれど、同じくらい 期待も上回りました。とにかく、想像もしてなかった映画だったことは確かです。 しかしながら、この映画のつくりや演出には致命的な失敗や欠点が多々あります。 まず、話に聞いていた通り、冒頭はブケファラスと少年アレクサンダー の感動的なシーンの挿入さえなければ、致命的でした。 なんとかブケファラスのシーンで間を繋いだかと思います。 私は過去や現在を行き来すること自体にはそれほど違和感を感じません でしたが、アンソニー・ホプキンスはやはり喋りすぎです。 特に最後ま言い過ぎました。面白いことは言っていますが。 展開は練られていて、大王史を知っていれば唸るような 演出も多々見せてくれます。しかし、最初は唐突すぎるし、 ヘパイスティオンの死後は短すぎます。このあたりはもっと書きたい のですが、ネタバレをいったん避けて、また明日見てから別枠で。 ガウガメラに突然飛ぶシーンなどは、斬新で面白いと思いました。 ガウガメラは何度も言いますが、あのシーンのために1800円を 払ってもいいくらいです。戦闘に入る前の大王のスピーチなども 演出がうまいんだ〜。アレクサンダーの声を聞こえなくしてみたり、 一人一人の部下に話しかけたり。 あるいはこれも監督の意図したことか、と思える欠陥のひとつは、 人物の動機付けや立場というものを、観客の想像に任せすぎです。 私がこの映画でまったく失望させられたのは、何を隠そうアレクサンダー とヘパイスティオンの関係でした。キスやセックスがないことなど、 問題ではありません。問題は、なぜ彼らがそんなにもお互いを 必要としているのかが、最後までわからないことにあります。 ネタバレになりますが、最初にプトレマイオスが回想の中で、この 有名な名句を口にします。「アレクサンダーはたった一度だけだが負けた ことがある。ヘパイスティオンの腿に」。 残念なことに、映画ではアレクサンダーはヘパイスティオンの人となりや、 自分への理解といったものをこよなく愛したというよりは、本当に単純に 「腿」にでも夢中になっているかのようです。それほどまでに、 アレクサンダーがヘパイスティオンのどこに夢中なのかが 描かれていません。 これは「キング・アーサー」のアーサーとランスロットや、「トロイ」の アキレスとパトロクロスにも言えたことでした。 彼らはお互いを大切に思っている。けれども果たして、 何故? 映画のどこにもそれに対する答えはない(もちろん、 アキレスの愛は家族愛に摩り替えられてしまった)。 当然ながら、私たちは実体験と照らし合わせ容易に想像することはできます。 ですが映画においては、良い物語においては、それではいけません。 腐女子つながりでいえば、マスター&コマンダーのジャックとスティーブン は、その描写がちゃんと盛り込まれていました。二人はどこでどう出会ったか など口にはしないのに、大事なことはちゃんと観客に伝わりました。 スティーブンは、軍人としての義務や、あるいは狩人の本能に従って アケロン号に固執するジャックを、ふと立ち止まらせてくれ、ジャックの 陽気で愛情深い人間性を取り戻してくれる大切な友であり、厳しくも常に 支えてくれる人物として、見事に(やや美化しつつ)描かれていました。 サムとフロドなども、その良い例でした。 だからこそ、これらは素晴らしい映画となり得たし、人を感動させることができたはずです。 男同士が男女の関係よりも時に感動的なのは、男女間では「恋に落ちる」 という説明不要な関係の構築が、男同士では容易に成り立たないために、 「何故?」の部分をどうしても必要とするからかもしれません。 そう考えると、当時のマケドニアでは容易に男同士が恋に落ちていた わけだから、確かにアレクサンダーとヘパイスティオンの愛は分析の 必要がないのかもしれません。 でも繰り返しになるけれど、良い映画においてはそれでは駄目です。 映画では二人のシーンのひとつひとつに感動したし、最後には涙を流し ましたが、子どもの頃の思い出として、もうひとつくらいシーンを入れる べきでした。たとえば父と母の不和、二人の偏った愛に少年アレクサンダー はいつも傷つけれていた。子どもの世界はひじょうに小さく、その大半を 占める両親は心の拠り所であるべきなのに、彼には安らげるゆとりがない。 そんな中で、ヘパイスティオンだけが幼い頃から彼を勇気付け、いつも 味方になってくれた。彼が泣いていると、幼いながらなんとか笑わそうと 努力してくれた……そんなシーンや、せめて回想する会話があれば、 誰もが「アレクサンダーが大人になって尚、ヘパイスティオンにかなわない」、 ということに納得できたはずです。 対照的に、父と息子、母と息子のシーンには余計な動機付けや説明が なくてひじょうによかった。このテーマは誰もが理解できるものなので、 特にフィリッポスとアレクサンダーの関係はとてもよかったです。 部下たちに関して言えば、これも想像に任せすぎです。特にカサンドロス の中途半端さはいかがなものか。ジョナカサは文句のつけようがないほど 素敵でしたが、もっと精神的にアレクサンダーやヘパイスティオンと 絡んでよかったんじゃないだろうか。惜しいなあ。いいシーンはたくさん あったのに。 若いプトレマイオスは信じられんことに、すごい萌えてしまったのですが、 彼も、もうあと二言くらい台詞があれば、より立場を明確にできたのでは ないでしょうか。 バゴアスは中途半端だった! 微妙だったな〜。 でも一番残念だったのはヘパイスティオンです。ただ、彼に関しては 期待しすぎていたファンが悪いので、オリバーのせいでもジャレのせい でもないのでしょう。実際、ジャレは最高でした〜。 スラッシャーも、「ヘパはOkっていうくらいだ」と言っていますが、 確かに、これでは何も知らないファンは「あの、アレクサンダーの男」 とうような言い方しかしないです。彼がちらっと個性を覗かせていた といえるシーンは、ロクサネの結婚式の夜くらいでした。あの時の彼は アレクサンダーじゃなくてもよろっといっちゃう。 ああしかし、ヘパはその死以外では、たいしてアレクサンダーに影響を 与えていません。悲しいかな、それが映画のふたりです。 もともと、オリバーは大王が好きでこの映画を作ったので、大王以外の キャラが個性を欠くことは仕方ないことですね。 もちろん、補完は同人誌にて。 映画の大王は、想像よりも受でした。これは、間違いなくオリバーが 彼を受として考えているためでした。コンセプトが受ならしょうがない。 ヘパが受っぽいとこは滅多になかったのは悲しかったんですが、 コリン大王にはすっかりハートを射抜かれたので、大王受の路線に やや軌道修正か。うーん、でも映画のヘパは攻めでも、たいして萌えない。 ただ、大王がヘパのことをさして言う「彼は大勢に憎まれていた」 という発言は掘り下げるとおいしいか。 どちらにせよ、私はリバでいきそうです。大王は総受っぽいけど、 私としてはそう単純にしたくはありません。特にバゴアスやロクサネ に対しては攻でちゃんとやりたい。クレイトスは大王には攻だけど フィリッポスには受であって欲しい。 それと、「こんなシーンがある」と書いたもののにけっこうデマも多かった ので、その話もまた。 でも、スラッシャー的には大ブレークは間違いなし。 アレ&ヘパが霞むほど、美形ホモでこの映画を埋め尽くしたオリバーは凄い。 明日は、男同士のキスの数を数えてみます。バゴアスと大王のキスは、 想像してたよりはるかに濃厚でした。 バゴアスのダンスは…ありゃ本人も役者たちも絶対赤面したろう! あ、そうそう!! トレイラーなどにああった大変な台詞がいくつか 入っていませんでした。そのひとつは、大王がヘパに言うという 「今夜はそばにいてくれ」です。他にも、私が感動したはずの台詞が かなりありませんでした。オリバーは最近のインタビューにて、 SEEのようなものは作らない、と言ってるので、どうなるんでしょう…。 では、次回は単なる萌え話を書き散らしたいと思います。 フィリッポスの婚礼の宴はまるきり台詞が聞けません でした。あんなに男同士でそこら中でキスしたり触りあったりしてる映像 見せられちゃ、頭真っ白で台詞なんて聞いてられません。 カサンドロスの大王への軽いキスなんかを思い出すと、カサンドロスは やっぱり大王に横恋慕してる設定なのか…。クレイトスは大王に 「愛してるぜ」と言ってキスし、するとヘパが後ろからクレイトスを 嫉妬してか羽交い絞めのようにして、今度は二人でキスを……。 いや頭がまっしろで、頬にか額にか唇にか、そのへんはまた明日チェックして きます……。ぺルディッカスが想像よりハンサムで素敵でした。 彼も誰かとしてたっけ。フィリッポスも男とキスしますよー。 じゃれあい、パウサニアスの蹂躙シーン(ほんのちょっとだけど)などは もう、萌映画史に残る金玉字塔です。 オリバーはアレとヘパをキスさせず、シャイ・アウェイしたとか書かれて ましたが、そんなんじゃねーよ! おっさん、やりすぎだよ! 腐女子の私すら動揺させるとは、おのれ〜。 ゲイリー・ステッチのクレイトスがすごいいいと聞いてはいましたが、 なんかもクレイトスが頭から離れない……。大王が「女と楽しめ!」 みたいに言ったら、クレイトスが男を腕に抱き「男もな!」と言うシーン があり、観客からは微妙な笑いがあがってたけど、ぞっとしてる観客は もっといたことでしょう(笑)。でも案外、ホモシーンのギャグ?は うまく出来てて、笑いがあがってました。でもアレ&ヘパのシーンは ほとんど笑いなかったです。あっても、スラッシャーぽかったです。 クラテロスやレオンナトスもよかった〜っ。伏兵はプトレミー。 出番少ない割りにかっこよすぎです。 フィロタスとパルメニオンもよか〜っ。 いつまでも寝れそうにない……早くまた明日(もう今日)の朝 二回目を見てきたいです。
バビロンでお会いしましょう。 ![]() 出立前にどうしてもこの素晴らしいジャレッドをアップしたく。 この眼、あわわ♂#$%… ではでは。 そうだ! ハルレゴの友人のコピ本のために描いた表紙はこれです。 わっはっはっはっは(笑ってごまかす)。挿絵はレゴのお犬スタイルで おしっこシーンでした。モノまでしっかり描きましたv ![]()
すっかり言い忘れていたのですが、狼の中巻は4日ほど前に無事 到着。さらっと見返しましたが、特に問題は内容でほっとしました。 初版より、字間や行間はよくなった気がします。 今日までに到着した分は、すべて投函しました。明日以降到着分は、 旅行から戻ってきてから発送いたします。伸ばし伸ばしになってしまい ましたが、やっとお届けできてほっとしてます。印刷所に原稿を送った 後、見積もりしていただいた金額は消費税を含んでいなかった、と 言われ、差額をもう一度振り込むことになったのですが、この時点で 申込みが想像よりも多かったので、部数を増やしておきました。 その追加料金を振り込むのが二日後になり、なんだかんだと遅くなって しまいました。 明日の夕方に自宅を出て、30日に帰宅します。25日の朝、ハワイに 到着しますが、心と身体の準備がちゃんと整っていたら、その日の 夕方にはアレクサンダーを観賞してきます〜。 ラップトップでネットに繋ぎ、逐一情報は手に入れようと 思っているのですが、とりあえずオープニングにあわせて 放映される予定のアレクサンダー&キャストメンバー関連番組 を4本くらい見れるようです。でも、コリン出演のコーナン・オブライエン・ ショーは29日(帰国日)なので見れないんですよ〜っ。 コーナン〜ファンでもあるので、凄く残念。どなたか録画してくださる 方がいたら、お願いします。かわりのものを送りますので。 フライト中、イントルーダーを書き(笑)、ハワイに到着したら 役者島の取材もしようと思います。わはは。今回は一眼レフを忘れずに 持っていくので、写真も撮ってきて役者島に有効活用したいです。 ところで、ドムが現在ハワイに滞在してるようですが、彼に会いに オーランドとヴィゴがこの感謝祭にハワイに来るという噂が流れていた ようです。果たして真偽のほどはいかに。もしも25日に到着ロビーが 慌しいようだったら、張ってよう(笑)。 スラッシャーのコミュニティにおける映画の評価は、かなりいいです。 辛口の人まで「素晴らしい」と言っているのを見ると、やっぱり当初の レビューは偏ってたみたいですね。五つ星換算なら、★三つか四つは 上げられる、とのこと。よかったよかった。 ただ、ヘパイスティオンはイエスマン過ぎてイマイチ、という人も いました。 ともかく、現地から何回かに分けてレビューしたいと思います。 コリンはこのところ毎日TVショーに出演していますが、 このショーはファンにはたまりません。 デイヴィッド・レターマン・ショー 相変わらずあまりにコリンが早口すぎて断片的にしかわからなかった んですが、コリンが放送禁止用語を連発して笑わせてくれます。 最初に14ヶ月の息子の話になるんですが、デイヴィが「息子に何を してやってるの」と訊いた時のコリンのジョークとのろけっぷりが かわいくてかわいくて。コリン、ノリノリ! 抱っこした息子を元に戻す話や、匍匐前進や、げっぷの話が最高です。 息子によって人生が変わる、という話も。 そのあと、つい先日バスケットボールの試合中に、選手とファンが乱闘に なった話題を受けて、サッカーのフーリガンの話になり、そのあと 父親が有名なサッカー選手だというのは、どんな感じか、という話に。 他にも、シドニーで巻き込まれた犯罪のこと、もちろん、アレクサンダー のことも話しています。 今これを書きながら、旅行前にやらなきゃならないことや、旅行の準備を 色々思い出したので、このへんで。また、夜にはネットにつなぎます。 旅行中は、フリーメールに連絡お願いします。 ところで機内で何を見れるんだろう、と調べたら、 キング・アーサー まじ・かよ!
とうとう、スラッシャーのコミュニティにも先行上映を見てきたファン の投稿が目立ち始めました。あと三日なので、私もネタバレは避けようと 思っていますが、いくつか読んでしまい、や ば い で す 。 まじでヘパは○○を大王に○○するのか……。しかもバゴアスと ロクサネがそれを○○するというのか……おまけにパウサニアスは 本当に○○なのか……。だ、だめだ。もうキチ○イになりそうだ。 五分前には確かにキ○ガイになっていました。携帯メールできりさんから 第一報が入り、のけぞりつつ早速飛んできました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お前はほとんど芸術だ、ジャレッド。そのコートの着こなし! 顔にかかる一筋の髪。こんな演出すら絵になる。 ![]() そしてお前のM満開の顔! ![]() アニキは拝絹がかけらえたピークラペルのジャケットを適当に着る! たぶん、この日はドレスコードがブラックと決められていたのでしょう。 いつもだらしない、と言われてる(もちろんそこがかっこいい)アニキ、 プレミアではしゃきっとタイを締めて話題になりましたが、やっぱりこっち の方が彼らいしです。後ろにちょっと映っているのは妹でマネージャー のクラウディーン(クラウディーネ?)かと思います。 ![]() ![]() でも集合写真ではやっぱり端と端。 NYCのスクリーニングのギャラリはこちら ニューヨークは寒そうですね。 映像も沢山出回っています。ディスカバリーチャンネルで、アレクサンダー のメイキングが放送されましたが、サーバの容量を食うという理由で ウェブから下ろされてしまいました。これは、日本で公開される頃にでも 日本のディスカバチャンで放映してくれると思います。 コリンのインタビュー 面白いインタビューです。 ブルース・ウィリス「彼は素晴らしい役者だ」アル・パチーノ 「一緒にいて楽しい男」、アンジェリーナ・ジョリー「すごく正直」 などと誰もが賞賛する中、ジャレッドのコメント: "huge *beep* cock" デカチン ジャレッドにとって、コリンはもはや巨根以外の何者でもないんですね。 きっとジャレに忘れられない思い出を作ってあげたんだね、コリン。 このインタビューでは語っていませんが、オリバーはコリンのことを 知ってはいましたが、コリンは威厳とか高貴さには欠けていて、彼を アレクサンダーに登用することなどまったく考えなかったそうです。 ですが、友人のアル・パチーノが彼と共演したリクルートを見て、 この役者はいい、とわかり、NYCで会うことになった、と前に読みました。 オリバーいわく、最初のディナーでのコリンは災厄みたいな奴だった、 言ってることの80%はわけがわかんなくて、ディナー中に 3つか4つのグラスを割ったそうですよ……アニキ、さすがだ。 たしか、その後でアンジェリーナと三人で食事をした時は、コリンは アンジーの気を惹くためにめかしこんでバタバタと忙しなく、単なる アイリッシュの坊やになってしまった、というから面白いです。 後半で、その話もちょっとしてます。 コリンはブロンドのモップを頭にのっけたら、オリバーは彼が アレクサンダーだ、と決めたそうです。 その後、アレ&ヘパのオイシイ初登場シーンも! 前にyahooにも出ましたが ロクサネと大王のシーンもあります。このビデオにはありませんが、 大王がロクサネに面倒臭そうに「ああ、後で話そう」といい、ロクサネ、 「……あとでね」と意味深げに。 それとこんな面白い話題も。 11/22、コリンはオリバーへの愛を打ちあけたそうです。 こちらの記事 コリン「オレは彼を愛してるね。オレは(撮影期間の)8ヶ月、 すごく親密に彼とダンスをして、そして彼のこと愛しちまったのさ。 オレにとって、彼はオレの心と頭の一部の決して収まらない場所に 生きてるんだ。彼は道しるべのない暗闇の中の最も眩い光さ。 彼は人を叱ることが出来る。オレは何度もその情熱を感じたよ。 人はあんなに長く、あんなに厳しい中で働くことはできないね。 あの情熱を感じることもね」 そうか、オリバーに惚れたか。 こんなものを発見しました。 ペルディッカス役、ニール・ジャクソンのインタビュー それにしても全然情報が追いつきません。このほかにも、10個くらいの インタビューや記事が上がっています。 ニールはポール系のかっこいい役者ですが、アレクサンダーのことを 自分でもリサーチするために、LRFの本をはじめ、色々本を読んだり、 大英博物館にも行ったそうです。 ちょっと脱線しますが、オリバーはつい昨日のインタビューで、 自分がWBだけではなくヨーロッパ(ドイツ)の会社から半分を出資 してもらったのは、この映画はハリウッドには受けないだろう、と思った からだ。これはヨーロッパ的な、暗い映画だ、と言っていました。 役者たちも、アメリカの酷評は半ば予期していたのかもしれません。 たとえばニールも、このインタビューの中で、 「この映画は、美しく壮大なハリウッド的映画じゃない。もっと 汚れていて、リアルだ」と言っています。 だったらもいいじゃないか! 本人たちが、トロイなどのような ゴージャスで迫力のあるアクションなんて作る気がなく、それによって アメリカの観客にブーイングを喰らっているなら、何も問題はないはずです。 ニール、なかなか知的な感じの人で、好感が持てます。
連日アレクサンダー報道に無駄に勤しんでいますが、 どうやらコリン出演のジェイ・レノのトゥナイト・ショーは、 あまりにゼンコックで誰でも見れるために、どこもウェブにアップ してくれないみたいです……盲点だった。HBOなどは有料ケーブル なので、需要が高かったみたいですね。哀しいなあ。 どなたか、もしコリンが登場したNBCのtonight showをビデオに 録画した、という方がおりましたら、ご連絡ください。何かと物々 交換しましょう(コリン出演でジャレッド発言をしたというだけで この必死さもどうか)。事前に言えばよかったなあ。 事前といえば、板でも教えていただきましたが、 21日夜放送の「ショービズ・カウントダウン」(テレビ東京系列)で、 アレクサンダーの紹介をするそうです。 ところでまたしても悲惨なニュースが舞い込んでまいりました。 ロイター通信社によると、ギリシアの弁護士団体が、「アレクサンダー をバイセクシュアルとして描いたオリバー・ストーン監督」を 訴えると公言したそうです。もうこいつらには一言だけで充分だわ。アホ! 議論は映画の中のバイセクシャリティに焦点をおきはじめています。 ニューヨーク・タイムズは、これに対し中立的な立場で2ページに 渡り良い記事を書きました。 Breaking Ground With a Gay Movie Hero 長いので全部訳すことは出来ませんが、要約すると、オリバー・ストーン 監督の「アレクサンダー」は、古代に英雄をバイセクシュアルとして 描いたことで、波紋を呼ぶだろうということ。これほどの大作において、 主人公がバイセクシュアルだという設定は、まず見られないことであり、 大きな挑戦になるだろう、ということ。 そのうえで、古代の歴史家たちは概ねこの事実に肯定的であり、 監督はこのように述べている、とも。 「アレクサンダーは私にとって、女性と男性、男らしさと女らしさ、 陰と陽を兼ね備えた理想型だ。彼は自分のその素質の両方とうまく 折り合いをつけることができた」 確かにアレクサンダーとヘパイスティオンは、両性具有の英雄として どこかで(忘れた)で祀られていたはずです。英雄の両性具有は、 ギリシアでは理想だったようです。アレクサンダーもヘパも両性具有 だったら受攻もなく理想的ですね(笑)。 記事は「トロイ」のことにも触れています。 「映画研究家は、『ハリウッドのメジャーな映画の中で、主要人物 がゲイやバイセクシュアルであるという描写は、ある意味で先例となる だろう』と述べました。WBが今年のはじめにもうひとつのエピック ムービー『トロイ』を公開したとき、ギリシアの歴史家たちが認める アキレスとパトロクロスの愛情関係は、家族の絆にすりかえられていました。 映画の中では、パトロクロスはアキレスの従兄弟となり、ブラッド・ ピットによって演じられたアキレスは疑いようのない異性愛者となって いました」 後半で、保守的なトークショーの司会も勤める映画の批評家が、 自分はこのことをはっきりさせるためにもアレクサンダーの本を充分に 読んだが、バイセクシュアリティの描き方は適切だったと思う」と 述べているのが面白いです。そして彼はこうも言っています。 「大勢のアメリカ人の観客は、こうしたヒーロー像に対する準備が 出来ていないのではないか。戦争、戦闘映画を単に好み、アレクサンダーに 「スーパーウォリアー」像を期待して見に行く観客は確かに大勢 いるだろう。アレクサンダーが別のチームでプレイしている と発覚したら、彼らの間に憤慨や激怒を生み出すだろう」 こうした反応に関する残念な、というよりも驚くほど幼稚な反応が 出てきています。そもそも、WBはこの映画のスクリーニングの場を もっと思慮深く検討すべきでした。 映画はプレミアや批評家たちの試写会以外に、まずペンシルベニア大 などの大学で上映された(22,23日にもおこなわれる予定)のですが、 学生の反応たるや聞くもおぞましい。 途中で「早く終われ!」「アレクサンダー、なんで二時間前に死ななかった んだ!」と野次が飛び交い、途中でプロジェクターの前で学生のひとりが パペットをやりだして笑いをとり、最後にはすべてのシーンが ジョークとなって、みんなで笑ったそうです。 批評家たちの口からは、こんな言葉も飛び出しています。 「この映画は悪くないけれど、北米では少なくともウケないだろう。 インターナショナル・ムービーといったところだ」 大勢の人が(素人レビュアーも含め)、「この映画は北米向きではない」 と言っています。 かつて、ユアン・マクレガーが、「英国時代、俺が出ていた映画では、 よく泣いたりしていたけれど、米国では泣くような男はウけないよね」 と言うのを読みましたが、近年ではアメリカでもトビー・マグワイアー やジェイク・ギレンホールが人気を集めるようになり、いい傾向だと 思っていたものです。でもやはり、マッチョ嗜好なんですよね〜。 コリンはアレクサンダーの脚本を読んで、すぐに「これは今までになく 素晴らしい役だ」とわかったと言っていましたが、それは彼がヨーロッパ人 (アイルランド人)だから感じたのかもしれません。 もちろん、すべてのアメリカ人がそうではない、というのは大王フォーラム に集う知的な米国人の発言を見てればわかります。彼らは大声で、 「(私たち)アメリカ人はアホだ! 歴史や世界のことをまったく 知らないし、知ろうともしない。グラディエイターやトロイのアクション にきゃーきゃー言ってるくせに、ふたつが舞台になった時代が、1000年も 離れていることさえ知らないんだから」とおかんむりです。 個人的な経験では、確かにアメリカ人に世界地図を見せて「日本はどこ?」 と訊いたら答えられなかった、という場面にも遭遇したことがあるし、 TVで原爆を投下されたのはどこ?と聞いたら若い子たちが 「わかんない。ベトナム?」というのを見たこともあります。 (これはジョークとして書いたので極端な例ではありますが) こうしたネガティブなレビューの中に紛れて、とてもポジティブな レビューや書き込みも頻繁に見受けられるようになってきました。 あるいはこれも。 Alexander", the movie There's been a certain buzz on the internet, and in certain circles, that the movie would not live up to its expectations. It would be a mess or even boring. This may be true for some. It very well is not for others. In the end, it will be for everyone to decide personally. インターネット上には、映画は期待に答えられなかったという意見がある。 映画はごちゃごちゃしてて、退屈だと。これはある人たちにとっては その通りだろう。だがその他の人にとっては違う。結局は、これは 皆が個人個人で決めることになるだろう。 If I may offer my personal view, I can only say that it was totally fascinating for me. Where one might expect a heroic account of history's most charismatic leader, Stone fiercefully explores the shadowy sides of Alexander's past. His unfulfilled dreams rather than his conquests. His doubts and anxieties, even his failures rather than his flawless successes. Maybe this creates a more intellectual rather than heartfelt approach, and perhaps this disappoints those who were looking for a feel-good rant about heroism and leadership. But this could very well be more true to reality and it certainly leaves more fascinating thoughts to play with, long after the movie has ended. 私の意見では、この映画は完全に私を虜にしたとだけ言うことが 出来る。歴史上最も魅力的な指導者の、英雄的評価を期待できるところで、 ストーン監督は猛然とアレクサンダーの過去の暗部を模索した―― その「征服」よりも実現出来なかった「夢」を。アレクサンダーの疑念と 不安、無敗の勝利よりもむしろ敗北を。 おそらくこの映画は、心を震わせるアプローチよりも知能的な形を とっている。だからこれは、英雄的行為やリーダーシップについて 気分が良くなるような大言壮語を期待している層を失望させるだろう。 だが、この映画はとても現実に対して真実味があり、おそらく映画を見終わって しばらく経ってなお、心を夢中にさせる感慨を後に残してくれる だろう。 Although I can see some of the flaws here and there, the overwhelming impression is of its scale, its complexity, the bravery of making the film like no one expected. The story sometimes tells one thing, but shows another, leaving doubt and personal interpretation to the viewer. There are no good guys, there are no bad guys. No heroes or villains. No pure victory and no pure defeat. 私はこの映画のあちらこちらに欠点を見出すことができるが、それらを 上回る感慨深さは、そのスケール、その複雑さ、このような 誰も予期しなかった映画を作った勇敢さに拠っている。 この物語は時にひとつのことを語りながら、別のことを提示し、 疑念と個人的解釈を観客に残す。 善良な者も悪しき者も、存在しない。英雄も悪党もいない。 完全な勝利も、完全な敗北も存在しない。 割愛して…… As for its critics, I'd say the movie is perhaps simply too European to be appreciated in Hollywood. Too dark and too theatrical, at least compared to what people expected. (悪い)批評に関しては、この映画は単におそらく、あまりにヨーロッパ的 すぎて、ハリウッドでは評価されないのだろう。あまりに暗く、あまりに 芝居的だ――少なくとも、人々が期待しているものと比べたら。 恐らく、こうした背景のほかにも、この映画には欠点が沢山あるんだと 思います。けれど、これらのレビューを見て、とても楽しみになりました。 もうひとつ、このようなプロレビューも。 このレビューは多くのネタバレを含んでますので、冒頭と最後だけ。 最初の始まり方がどのレビューよりも素晴らしい。 「個人的な利益と栄光のために他の地を征服したこの専制君主あるいは 独裁者は、歴史の中で悪党というより、むしろ英雄として見られることが 多い。映画もまたこの男にはおおむね寛大だった。だが、ストーン監督は、 自分を取り囲む世界に、団結と、秩序と、目的(自由と威厳とともに)を 齎そうとした、欠点の多い厄介な男として、私たちにアレクサンダーを 見せてくれる」ということが書かれています。 そのうえで、過去の作品を見ても、ストーン監督はこの映画に、 ジョージ・ブッシュのイラクやアフガニスタンの侵略といったテーマを ある種の政治的なメッセージとして隠喩的にこめるのではないか、と 思っていたが、監督は不必要な象徴主義でもって私たちを混乱など させず、こうした意図は避けてアレクサンダーを作ったようだ、とのこと。 映画の紹介は割愛して、この批評家はこう言っています。 「私は、監督がこの事実を映画に含むために時間を費やしたことを 確信している:人類の歴史において、人間は成長せず、発展せず、 私たちの一生のうちでは何も変わらないだろう。私たちは、 人間の本性に従属し続ける。 それが最後にはアレクサンダーという映画に教えられた教訓である。 人類は、2000年前と今日ではなんら変わらない。かつてより 多くの"おもちゃ"を手に入れているかもしれないが、今の私たちは、 有史以来、地球を歩いていた普通の人々より、良くも悪くもなっていない」 このレビュアーは、アレクサンダーは娯楽というより、歴史の教訓を 齎すものだ。だから私は、この映画に最高の評価は与えない、として Bを与えています。 今日はかれこれ3時間以上、これを書いてしまいました。 でも今日紹介したレビューには、それぞれに期待させられました。 もし彼らが言うとおりの映画なら、これ以上ない大王映画です。
今日、アレクサンダーの脚本家の一人が、ホミサイドの脚本家だった ことを知りました。とはいえ、調べてみるとホミサイドがもっとも優れた ドラマだった1-3シーズンにはノータッチだったようです。 またロドリゴ・プリートという最近の比較的若い写真家も携わって いますが、25th hourや、今度ヒースとジェイクがホモな Brokeback Mountain にも携わっているようです。なんでこんなことを 調べたかというと、Oさんにウルヴァリンはスピンオフとして映画化 されるらしい、しかも脚本がトロイと同じ、と聞き、確かトロイの 脚本は25th hourのデイヴィッド・ベニオフだった、と気づいたからでした。 そのデイヴィッド・ベニオフはやはりトロイの脚本も手がけてたんですね。 まったく違う二つの作品。トロイは構成そのものに難はありましたが、 脚本そのものは悪くなかったと思うので、がんばって欲しいです。 さてさて、キング・アーサーにも勝る酷評を受けているアレクサンダー ですが、最新TVスポットが出てきました。これが切ないんだ。 特に酷評しているのはIMdbの素人レビュアーなのですが、IMdbは やはりとても有力な映画関係サイトですね。このことはニュースにも なり、急遽WBが新しいTVスポットを作成したという感じです。 こちら 何が切ないのかというと、"the best film of the year"やら "stunning"やら躍っている文字、ずっとプロレビューをチェックして いるので、こんなレビューがあったなら見逃しているはずがない、と よくよく出自に目を凝らしてみると、dark horizonとあります。 なるほどDHは、私もひいきにしている、anti it coolなどよりは はるかにまともな映画情報サイトではあります。ここのレビューは 概ね信用しています(基本的に自分の感じたことと一致するからですが)。 しかしだ、ほとんど現在のところ、ポジティヴなプロレビューを書いて くれているのはここだけ。しかも、このTVスポット、DHのレビュー から二度も引用している! 他はそれほど有力じゃないオンライン 映画サイトのもの。かなしい〜っ。普通、「ワシントン・ポスト」だの 「シカゴ・トリビューン」だの「ローリング・ストーン」だの 有力紙の名前が連なるのに、いい映画サイトとはいえ、あくまで一般的 ではないDHから引用しなければならなかったことの方が、より 悲壮感を漂わせる結果に陥っている気がするのは、私だけではないはず。 これが全米ネットワークで流れたと思うとなあ。 ちなみに、ローリング・ストーン誌はアレクサンダーに、早くも ★ひとつ、という極辛評価を下しています。 ともかく、greatではないがgood、というのが現在までに登場してる 一番ポジティブな意見といってもいいでしょう。 プレミア前後の、コリンとジャレッドの動向に関する記事や インタビューをいくつか読みました。残念ながら、まだジェイ・レノ のゲスト出演の映像はアップされていません。 まず、プレミアでの再会は久しぶりの再会ではなく、その前日(11/15) にMCNのQ&Aセッションにロザリオと三人で参加していました。 微妙な面子だ! これがその時の写真です。 ![]() ![]() この写真が小さくて残念! でも、二人の距離は人ひとり分に縮まりました(笑)。 妻と愛人で、コリンを挟んで欲しかったなあ。 ![]() 変わった服を着てますね。 ![]() 素敵だ。 ![]() コリンのジーンズ&胸あけアクセじゃらじゃらはなんとかっこいいのだ。 この人の格好(私服含む)に失望させられたことはない。 ついでに前からわかっていたことですが、彼は足がとても長い。 コリンは、「アレクサンダーの死の原因は、誰にもわからない。 ヘパイスティオンは彼が死ぬ前に死んだ。じゃあ心が砕けたからか? ロマンチシストはそう考えるだろうな。俺もその一人だよ」 と発言したそうです。 ところでちょっと残念ではありますが面白いコリンの記事が出てきました。 コリンがA Home At The End Of The Worldで男とキスをしたことについて、 こんなふうに発言しました。 「いいや、あれは単にすごく居心地の悪い行為だったよ。 俺がダラス(・ロバーツ)と仲が良くて、すごく好きという気持ちと 同じくらい楽しめなかったよ。俺はジムに行くのは好きじゃないけど、 男と二秒キスをするくらいなら、二十分ウェイトを持ち上げる方を好むね。 もうずっと前から知ってることを教えられたよ。俺は男の子にキスを するのは好きじゃないね。男の無精ひげがあんたの唇に触れたら不快だと 感じるように、俺にとっても不快だったね。それはゲイの男たちが、 女のプッシーに舌を這わせるのが不快だというのと同じだよ。 俺としてはちょっとパニックになっちゃったよ」 へっへっへ、ついに逃げ出したな、コリン! 彼はダブリンのゲイバーで 踊っていただとか、兄貴がゲイだとか(これは事実)、色々といわれて いますが、ここにきていい加減嫌になったんでしょうか。 アレクサンダーを撮影したのは、A Home At The End Of The World の前だと思うので、この発言は興味深いです。もちろん私は、 この発言をそのまま受け止めてはいません。 彼は映画にはもともと使われる予定がなかったことになっていますが、 ジャレッドとキスシーンも何度か撮ったし、フランシスコとも撮ったので、 どういう意図で言ってるか気になります。 私の頭の中では、先日のLAプレミアと繋ぎ合わせて、すでに 懲邪のficが出来上がっています(笑)。 コリンはプレミアにきちっとスーツを着込んできたことが話題に なっています。「やろうと思えばきちっとキメれるんじゃない!」 なんて言われてます。ヴァル・キルマーは確か服装のセンスが無い ことを一時期タブロイドで書かれましたが、今回はいい感じでした。 ロバート・ダウニー・ジュニアと友達のようで、二人で仲良く インタビューに出てましたね。RDJはきっとジャレッドとも挨拶をしたかと。 インタビュアーに「ハンサムに見えるわ」と言われると、ヴァルは 「コリンを見たかい? 彼、今日はハンサムだね」と言ってました(笑)。 そして、この映画は「男同士の愛さ」とも。 コリンは、「今日は私の18歳の誕生日。コリンお願い、キスして!」 というボードを掲げた女の子のもとに走っていって、抱きしめていました。 キスはしなかったそうです。でも、この走ってく姿がカッコよかった〜。 息子は今13ヶ月で、自分の人生で一番素晴らしいこと(息子を持ったこと) だと言い、今は付き合ってる女の子はいない、と言ってました。 ジャレッドはというと、記事では「ジャレッドはどこか親しみやすくなく 近づきにくかった」とのこと。やっぱりナーバスになってたのかな。 でも、始まる前に誰か(ファン)に後ろからお尻を鷲掴みにされた らしく、これにはかなり驚いたらしいんだけど、「まあアレクサンダー だから、ギリシア的愛ってことだろう。許されることだよ」というような ことを言ったみたいです。 その前日、彼女であるスカーレット・ヨハンセンが主催したアートの 展示会に姿を見せたそうですが、これに対してはインタビューで 「ある人が行って見て来いって言うもんだからね……」と 気のない返事をしたそうです。 ついでに、この展示会があったのと同じ日に、彼は上に貼ったQ&A セッションに出席しています。どちらが先かはわかりませんが、 服装が同じなので、ハシゴしたんでしょう。ファンがこの日、彼と 遭遇して写真を撮られてましたが、浮かない顔をしてました…。 何人かの方にも送っていただき、ファンサイトにも載りましたが、 ![]() これ! おかしいでしょう〜。 「ごめんねスカーレット、ジャレッドは君のこと見てないよ!」 記事の冒頭には、 「ジャレッドのためにも、重要な電話だったらいいけどね」 とありました。そこで、作ってみました。 ![]() メールの内容は、 コリン:「明日Q&Aセッションの後、飲みにいこうぜ」 これをパパラッチに撮られたのが、11/14。 スカーレットの展示会とQ&Aセッションでコリンに会ったのが11/15 LAプレミアがあり、死ぬシーンで観客に笑われたのが11/16 そのうえ「男とのキスはやっぱり嫌いだぜ」と彼とキスした男に 言われる。現在、アレクサンダーのアマチュアレビューは惨憺たるもの。 しまいには、後ろからケツを触られる。 なんだかすごくかわいそうになってきた。 今月がこれ以上彼にとって過酷にならないことを祈ろう。
順番に片付けていこうと思います。 この三日ほど、アンジーやコリンが皆さんもよくご存知、日本でも NBCチャンネルで見れるジェイ・レノ・ショーやコーナン・オブアイアン・ ショーなどに次々と出ています。昨日、コリンがジェイ・レノと 対談した時ですが、彼はジャレッドがいかに美しかったかという ことを話したそうです。今夜あたり、ネットで見れると思うので、 見たらまた感想を書きます。 プレミアでもプレスセッションでもジャレとコリン、まったく 一緒にいないんだから! くやしい。なんかコリンがやけにジャレッドに そっけない気がするなあ。早くショーを見たいです。 この日記に直接飛んでいる方もいるようですが、できることなら サイトのトップ経由で飛んでください。サイト自体も見ている場合は 日記に直接飛んでもかまいません。中には検索ワード繋がりで日記に 飛んで、日記だけを読んでいる方もいるようですが、サイトはこちらです。 http://slash.sakura.ne.jp/ エンピツには解析機能があるので、トップ経由じゃない方が多くなって くると、この機能をオンにしようと思います。 それから、日記のフォームメールを使用する際は、できるだけ名前とメール アドレスを(両方とも)お願いします(必要なら返信します)。 最近は、コリンやジャレッド、アレクサンダーに関するメールや 書き込みをたくさんいただくようになって、私も嬉しいです。 来年オンリー開催するか? (気が早い)。 イベントなどでは冗談でそんな話はしてましたが、昨日鏡月さんと 電話で話してる時もそんな冗談になり、鏡月さんに「お茶会」という もののことを詳しく教えてもらい、 「あ〜だめだ! お茶会なんてそんな大変なことできない! 私にはやっぱり絶対オンリーは無理!」と言ったら、 「別にお茶会にこだわらなくてもいいじゃん」 とツッこまれました。 でも来週ハワイで見て、こらM&C以上にブレークするわ! とわかったら、積極的に普及活動をしたいです。 逆に、ハワイから何の音沙汰もなくなり、帰国後もいっさい アレクサンダーのことを語らなかったら、そういうことだと 思ってください。イベントで会ったら、まったり微笑んで 肩をひとつポンとたたいてやってください。 数日前にHBOで放送されたアレクサンダーのfirst look映像。 これ見た限りは、すごいけどね〜映画構成に問題があるのかなあ。 HBOのfirst look ![]() 最初のムービークリップは上の画像をクリック↑ ちょっと音が聞こえないのと、聞き取れないのが重なってわからない ところも多いです。 とてもすべてのショット、すべての台詞に感想をつけられないので、 目立ったところだけ。 最初にオリュンピアスを羽交い絞めにして「私に従え」と命じる フィリッポス。彼女をレイプしようとします。アンジーとヴァルの 演技は高く評価され、映画が公開されてコケなければ、ヴァルはオスカーの 助演男優賞にノミネートされるだろう、と言われています。 その直後、コーナー・パオロ演じる少年アレクサンダー。 誰が隣にいるかわかりませんが、女性のような声 "like achilles"と言ってるのかな。オリュンピアスかと思ったけど、 もしかして少年ヘパイスティオン? 「アキレスのように」といわれた後と、王子が何か言うんだけど 私には聞こえないー。"...never hurt me" 何と言ってるんだろう。 そのあと、ジャレッドが「王は生きている!」と叫んでアレクサンダーの 手を引っ張り上げようとするんですが、アレクサンダーはこれを拒んで いるようにも思えます。 「馬のように跳ねて、別の幻想に分け入りたい」と話す大王。 ブケファラスに乗って野を駆ける少年アレクサンダーの感動的なシーンも あります。 オリュンピアスとアレクサンダーのシーンも随分出てきています。 このクリップ内にはありませんが、オリュンピアスが息子に、 フィリッポスはお前に王位を与えることはない。なぜなら、エウリディケ は子どもを生み、フィリッポスはその子どもに王位を与えるつもり だからだ、と。アレクサンダーが「彼は私を愛している」と反論するも、 オリュンピアスは、お前が年を取ったとき、その子どもは今のお前のように 20才の若者になるんだよ、と話します。 なんて説得力に満ちた素晴らしいダイアログ! でも、見ていると母と子の関係はそれでも感動せずにはいられないものが あるみたいです。既に出てきた映像で、ちょとうるうるきました。 大王の有名な台詞「9ヶ月腹を借りただけにしては、随分手痛い賃金だな」 という台詞もあるらしい。肩を揉まれてる時かな。 ここから続く映像の中には、バゴアスも登場します。 インタビューがはじまると、アジア人の容貌の女性が登場するのですが、 こういうシーンを見るとオリバーストーンでやっぱりよかった、と思ったり します。 新しい大王とヘパのシーンも登場しました。 アレ「子どもの頃、母は私を神聖な子だと。だが、父は私を弱いと。 私はどちらだ、ヘパイスティオン?」 心の悩みを打ち上げるアレクサンダー。ヘパイスティオンは心配げに、 というより「また始まったのかよ!」とでも言いたげな表情。 ちょっとジャックとスティーブンみたいな感じもするな(笑)。 次はクリップの2です。 ![]() フィリッポスがみっともなくコケてアレクサンダーに 「お前は追放だ! 私の土地から出ていけ! こんちくしょう!」 と叫ぶシーンが。 大王が血だらけになって、多分ダレイオスに対して「臆病者」呼ばわり するシーンがあります。 パルメニオンが大王に、「あなたの父はあなたを誇りに思うでしょう」 と言うと、大王がパルメニオンを抱きしめます。いいなあ、このシーン。 次はクリップの3です。 ![]() 最初にプトレマイオスが出ますが、いい感じです。 真ん中をすぎたあたりで、手紙を読んでいる大王の肩を揉む ヘパイスティオンが登場します。たぶんオリュンピアスが言っている ことが書かれているんだろうと思います。お前の コンパニオンたちは影となって、お前の名は永遠に歴史に残り、 他の追随を許さない、ということが書いているのを、ヘパも一緒に 読んでいるのが面白いです。母親の手紙さえ共有する二人。 その後、パルメニオンが「私たちにマケドニアの空気を吸わせてください」 と嘆願するシーンが。映画の中の彼の役割が見えてきます。 ![]() 4です。この中に、大王がちょっとおかしくなっているシーンがあり ますが、ヘパが死んだ時か、クレイトスが死んだ時ではないでしょうか。 年老いたプトレマイオスが大王の石像を見ているシーンは感動的です。 大王が、おそらくプトレマイオスを立ち上がらせて、 「言え」と言っているシーンも気になります。その前の一言は聞き取れ ません。 それにしてもヴァル・キルマーとコリンは深いことを言うなあ。 疲れてしまったのでこのへんで。
萌えてばかりはいられません。昨日のプレミアを経て、たくさん のレビューが上がってきていますが、アレクサンダーに関する 意見は真っ二つに分かれています。半分は、「今まで見たオリバー・ ストーンの映画で一番くだらない映画」、「人生の3時間を無駄に 費やしたいなら、映画を見るべき」と酷評し、半分は「今年一番の 映画だ。オスカーも遠くない」「こんな胸打たれる映画はない」などと評しています。 私がひとつだけ確信していることは、この映画は映画史に残るような 傑作ではないだろう、ということです。ここまでボロクソに言う人が 大勢いて、かつ「大王ファンだけど、せいぜいトロイ級だね」と言う 人もいるということは、goodではあってもgreatではない、と言えるでしょう。 ただし、少し気になるのは、戦闘シーンすら意見が割れていることです。 「素晴らしい戦闘シーン」と言う人もいれば、「見たことも無いほど ひどい戦闘シーン」と言う人も。 憶測を立てるなら、これには主に二つの理由がありそうです。まず、 象との戦いのシーンは見ごたえがあり、とてもいいということで 同意を見ているもようです。ですが、最初の(グラニコス?) の戦闘シーンは砂漠で撮影されていて、すごい砂嵐の中での戦いらしく 何が起こってるのかよくわからないらしいです(見る人によっては)。 これがリアリティを追求した結果なのか、単なる撮影ミスなのかは、 オリバーのみぞ知る。 もうひとつの理由は、後半の(あえてどこでとは言いませんが、それなりに 納得のいく)戦闘シーンで、画面がナチュラル・ボーン・キラーズ よろしく画面が赤っぽくなるらしいです。これがとてもばからしく見える、 という意見がけっこう聞こえます。 戦闘シーンを離れると、大きく批判を受けているのはアクセント問題です。 もうひとつは音楽なのですが、私は聴きすぎて耳がばかになってるので、 この意見の吟味は保留に。 面白い意見として、こういうものもありました。アレクサンダーの ことなんてちっとも知らないし興味もないが、大王の愛人の男とは、最後には キスをしたりファックをしたりしてくれると思って期待していたのに、 最後まで見つめ合いで終わったことには、ひどくがっかりした、というの です。つまり、二人の愛が最初から最後まで、観客の眼には「平行線を 辿っていた」結末に、肩透かしを喰らい、逆にテーマが見えなくなったと いうことでしょう。確かに、大王とヘパイスティオンの関係、大王史に おいて、ヘパがなぜ、いかに重要か(つまり彼の死が大王の寿命を縮めた という事実)を事前に知らなければ、一体何がどうだったのかと思う かもしれません。 ネガティブにこき下ろしている意見がすべて、知識がないからとか、 「知的ではないせい」と簡単に片付けることは出来ません。確かに、こうした ことが、いかにこの映画にとって不利になっているかは、色々なレビューを 見ていてわかりました。たとえば、こんな意見がありました。 大王が戦いの前に兵士たちを鼓舞するためスピーチをしていると、 鷲が頭上で旋回し一声鳴きます。すると、大王はいったんスピーチを 中断してそれを見上げ、それから「ゼウスは我らと共にある!」と 叫びます。このレビュアーは、「あの鷲のくだりはなんだ? スピーチを 中断する一間も、鷲もくだらない」と書いていましたが、これは明らかに 鷲が古代ギリシアにおいてゼウスの化身だ、ということを知らないための 反応です。一方私はこのシーンを見て感動しました。 しかしレビュアーがつけたほかの映画へのレビューを読んだり、 文章の中で述べられていることを吟味したりすると、彼らの中にも 理性的に解釈できる映画を見る眼が肥えた人が大勢いることもわかって きました。それを聞くと、やはりこの映画には欠点が多いように思えます。 たとえば、時間軸です。「10年前」「20年後」と過去や未来を 行ったり来たりするらしいのです。これは確かにきびしい! しかも会話ばかりで劇が続くものだから、3時間はファンでも長いと 感じるそうです(もちろん、スラッシャーは例外です)。 しかし、実はこうしたことよりも、いたくショッキングな話を聞き、 朝から動揺しています。 このショッキングな話の内容は、いろいろと考えてみたのですが、 今後の皆さんの観賞の明らかな支障になると判断したので、詳細は 書きません。 大筋を書くと、ヘパイスティオンが死ぬシーンで、なんと笑いが 起きたというのです。それはオリバー・ストーンが演出したヘパイスティオン の死際、それに対する大王の反応が引き起こしたものなのですが、 聞いたときは本当にショックだった。何がショックかというと、 映画のヘパイスティオンの死際は、話を聞いた限り恐ろしく残酷で、 恐ろしく感動的で、恐ろしく哀しいのです。私はこの演出を聞き、 この話とマッチすると思われる、既出の大王が気狂いになるシーンを 繋ぎ合わせ、胸をズドンとやられたような気分になりました。 すでに見たアレヘパファンによると、このシーンは 映像としては物凄く美しいし、ジャレッドも、コリンも、迫真の演技 とのこと。 話を聞くと、笑う人がいた(一部では大勢だったとも)というのは 残念ながら予測できる事態です。しかしながら、フォーラムにも 「ヨーロッパ人は誰もこのシーンで笑わないだろう」と書き込みが ありましたが、私の予想では、日本人なら誰もこのシーンで笑ったりはしない でしょう。余談ですが、別の書き込みで「そういう人たちはいるんだ。 私は、旅の仲間のボロミアが死ぬシーンを見て、隣の若い女の子たちが 笑っていたのを、決して忘れられない」ともありました。実は私も RotKであった、こういうことが。 「他人の反応に影響されないことだ」と言う意見が書き込まれており、 賛成ですが、ハワイで一発目見て、ヘパが死ぬシーンでまわりに 笑われたらどうしよう。どんなに侮辱されたと感じるだろう……。 しかしショックなことはまだありました。実際これが一番ショックだった。 なんと、プレミアでヘパイスティオンが死ぬシーンを見て、観客から 笑いが起きた時、ジャレッドが遅れて会場に入ってきて、笑い声を聞いたと いうのです。 もしこれが本当なら、彼はどんなふうに感じただろう。胸が痛いです。 コリンや他の役者と違い、キャリアを確立したとはいえないジャレッドは、 この映画に色々な望みを託してたかもしれない。しかももしおばあちゃんが 見てたら、と思うと居た堪れなくて苦しいです。 開場前笑顔が少なかったのはナーバスになってたからじゃないといいけど。 また、実際かどうかわかりませんが、こんな嫌な話も。 ある大学で試写会がおこなわれた時、あんまり長すぎて、ヘパイスティオン が死ぬシーンで「カット(しろ)!」という声が飛んだとも。 彼らはもちろん、アレクサンダーとヘパイスティオンの愛に心を 動かされなかった人たちです。ネガティブなレビューでも、二人の愛を こき下ろしたりするのを見ることはまずありません。 ですが、アレクサンダーは、どれほど深くヘパイスティオンを 愛しているか、どれほど彼と一緒にいたいと思っているか を繰り返し繰り返し繰り返し見せつけ、見ていてうんざりする、という 意見はけっこう見かけます(笑)。おおいにけっこう! 二人に関する愛のやりとりは、正直こんなに期待していなかったので、 自分の中で処理しきれずいっぱいいっぱいです……。 たとえば、映像でも見ましたがこれ。 ![]() 母オリュンピアスからの手紙を読む大王の、肩を揉むヘパ。 それは少なくとも騎兵隊長がやることではない! お ま え ら さ て は 夫 婦 だ な 。 前に、ロクサネが夫であるアレクサンダーが、自分よりもヘパイスティオン を愛していると気づくシーンがある、と書きましたが、噂では(噂ですが) どうもヘパが猿を可愛がってる時のようです(んな漠然としたことを 言われても)。 ![]() ヘパ、アレ、そして気のなさそうなロクサネ。 ネタバレはしたくないので読んでいません。 本当はヘパの死に際も読む気がなかったんですが、 間違って読んでしまいました……。 あと、はっきりとはわかりませんが、二人とも服を着たままで ベッドに寝転がってるシーンがあるらしいんですが、これは私が前に 日記で「こんなシーンがあるといいな♪」と書いたそのまんまではないか! イッソスでダレイオスのベッドに寝転がり、天蓋を見上げ、 「これが、王というものなんだな、ヘパイスティオン」と言う大王。 映画とぴったり当たってたら拍手してくれ! 最も決定的なシーンがもうひとつあります。ロクサネとの結婚式 の前夜の出来事です。映画の始まり方と対比させて考えると 「オリバー、見事だ!」と言うしかありません。これは、多分映画そのもの の一番大きなネタバレになるので、伏せておきます。ただし、 二人がおこなうことはセックスではありません(笑)。 話は打って変わって、映画においては父フィリッポスにも男の愛人が 登場するようです。これはパウサニアスを指してると思いますが、 見たところ、クレイトスも愛人扱いなのかも。 ![]() クレイトスとフィリッポス。ゲイリーのクレイトス、かっこよすぎ。 そして気づく……フィリッポス/クレイトスは、かなり萌えかもしれない ことに……。 ![]() でもってこれを見ると……自分を抱く男の息子(アレクサンダー)を 可愛がる年上のアニキ、クレイトス(ハァハァ)。 うぎゃっフィリクレ(笑)、たぶん書きそう……。 たぶん同人界ではアレクサンダーは受になると思いますが、 大王自体は受けっぽいんだけど、ヘパとのやりとりを見ると 攻に見えるんだよなあ。難しい人だ。私はヘパ受寄りのリバで、 他の部下とはあれ受だったりするのかな。 最近個人的にブームなのは、メムノン攻アレクサンダー受です。 HBOの映像については、また。
最近はアレクサンダー情報が追いつきません。 日本で公開される頃に、アレクサンダー特設ページを設けて、 これまでの日記や画像、映像、アレクサンダーの歴史、本やDVDの 紹介をすることを考えています。そのために無駄に努力をしてますが、 11/16におこなわれたLAプレミアの写真集めは大変です。 LAプレミア写真収集箱 もちろん勝手にぱくってきてます。 興味がおありの方はどうぞご覧ください。まだ増えると思うので 追加します。独断と偏見で選択してるものなので、すべてを集めている わけではありません。cerebというのはceleb(セレブ)のことです。 間違えました。大王関係以外の芸能人で、ちょっと気になった人を。 なによりも、三日ほど前にHBOで放映された10分のメイキング映像 のことを書きたいのですが(この二日ほどそのことばかり考えていた)、 その前に写真から何枚かご紹介。 残念ながらLAプレミアではジャレとコリンのツーショットは見れません でした。ジャレがメインキャストのフォトセッションに遅れて加わった せいか、コリンとの再会抱擁or握手シーンといったものは見れずじまい。 残念! いやもしかしてその前日にでも会ってたか!? そういうことに してしまおう。うん。 コリン、ちょっと太ったかな。 しかし、前から仲がいいことは知っていたゲイリー(クレイトス)とは、 相変わらずホモ臭いくらいべたべた。こりゃもう、RPSで書いてしまい そう。リバで! ![]() ゲイリーは ![]() コリンに ![]() 撮影中に ![]() 槍でぶっさされて怪我をしました。 ![]() フランシスコ、綺麗だ。女性のようです。確か、21歳くらいかな。 肌なんかすべすべで。ゲイなのかなあ。そんでもってニールはなぜ彼に アプローチしてるんだ? デートに誘うのか? ![]() 前にオーランドとパトロクロス役の彼(名前忘れた)が一緒にいる写真を 見ましたが、こういうのってなんだか嬉しいですね(こういうの、の 意味はなんとなく察してください)。 ![]() ペルディッカス役のニール・ジャクソンいい。ペルディッカスを別の眼で 見てしまいそうだ。でも前に、ジャレッドのインタビューで、おそらく ヘパと間違えてペルディッカスの映像を使ってて、「これはどうなんだ」と 思いました。 ![]() Oh〜* ヴァルの向こうにフランシスコが。 ジャレッドって笑わないよね〜。 ![]() ![]() ![]() ちょとわらった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() プレミアなのだから笑えばいいのに。 ![]() アニキは相変わらずだな。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ロ、ロザリオに何した……。 ![]() でもなかよし。 ![]() アンジー、わが女神。 ![]() 姐さん! ![]() ![]() 仕事を片付けたらまた書きます。
昨日から寝ても覚めてもこのシーンのことで頭がいっぱいです。 <アキレスとパトロクロスについて語り合う二人 たぶん、イッソスの戦いの前夜だと思うのですが、コリンのしゃべくりは ほとんど聞き取れません。彼の言葉は英語圏の人でも難しいんですね〜。 「死の恐怖はすべての男を動かすんだということがわかり始めたぞ、 ヘパイスティオン」 という大王。この後がよくわからない。学校(アリストテレス)は 教えてくれなかったということを言っているのか。 するとヘパイスティオンは、「私はいつも思っていたが、アレクサンダー」 大王「なんだ?」 ヘパ「これは私たちの手には、負えないかもしれない」 すると大王、ちょっと心外だと言いたげに、拗ねたよーに 大王「パトロクロスはアキレスと並び立ってトロイで戦った時、彼を 疑ったか?」 ヘパ、たしなめるように、ほんのり呆れたように、 ヘパ「パトロクロスは最初に死んだぞ」 これに対して大王、急にマジになってしまい、自分のテントの前で 立ち止まって、 大王「お前がそうなったら……もしお前が死んだら、ヘパイスティオン、 たとえマケドニアが王を失うことになろうとも、私はお前の復讐をする」 ヘパは「お前相変わらず立場わかってねーな」とは言いません(笑)。 この後、映画でヘパがどんな表情をするのか。アレの愛に目を潤ませる のか、「その愛、重たすぎます」という少し苦しげ(心配げ)な表情を するのか、はたまた、何か言うのか、それともごまかすように「もう寝る」 とか言うのか。 コリンいわく、二人に肉体関係があることを暗示する台詞として、 「今夜は傍にいてくれ(stay with me tonight)」と言うらしいのですが、 この直後の台詞だったらいいなあ。しかも、「明日に備えよう」と去ろうと するヘパの腕をぱっと掴んで言ったりしないか! でもよく考えるとトロイでアキレスとパトロクロスは並び立って戦ってないんだ(笑)。 はっきりはしてませんが、コリンのインタビューで彼がぽろっと漏らした 台詞の一節が、 "You were the only one who never let me win, who I ever really trusted...you saved me from myself.." 「お前は私を敗北せしめた唯一の男だ――これまで本当に信頼した…… お前は私を、私自身から救ってくれた」 こんな台詞を狩公にも言わせたい(笑)。でも個人的には I ever really trustedはいらないな。 札幌の電気街では見つけられず、ネットで注文したリージョンフリー DVDデッキが一週間ほど前に到着しました。 早速ジャレッドとジェイク・ギレンホールが共演している、 日本未発売のHighwayを見たのですが、これがすごくよかったのでご紹介。 ごくありふれた青春映画だし、たいして斬新な点があるわけでも、 すごく面白いわけでもないのですが、途中で「この映画が好きかも しれない」と思い、ラストには「私はこの映画が好きだ!」と叫んでました。 なんと言っても、萌えたのです! ジェイクとジャレッドの あほコンビに! ジェイク自身が最近では日本でも有名な役者の仲間入りを してますし、今度ヒース・レジャーとゲイ西部劇をやるので、 腐女子の間でもブレイク間違いなしだと思いますが、ヘパ役でジャレ の認知度も上がれば、この映画が日本でDVD化することは間違いなし。 内容はこういうもの。実は英語が物凄く難しくて(スラングや若者言葉が 多い)私には半分も太刀打ちできませんでした。 ジャック(ジャレッド)とパイロット(ジェイク)はほぼ生まれた時からの 大親友。トレーラーハウスのような家のお隣同士で、のらくらしてる 点では二人とも変わりませんが、どちらかというとジャレッドの方が問題児 で、トラブルメイカーな様子。パイロットは堅実そうに見えて、その実 のほほんとしており、ジェイクやトビー・マグワイアー(笑)が演じると ぴったりなタイプ(といえばわかるはず)。でも現代風の悪がき。 ある日、ギャングのボスのプール係として雇われていたジャレッドは、 色っぽいギャングの妻の誘いに乗ってファックしてしまいます。これが バレてギャングに追われることになったジャックは、親友パイロットを なんとか説得してというか丸め込んで、カリフォルニアの故郷を出ます。 パイロットがシアトルになら行くと言うので渋々そうするジャック。 その過程でサルマ・ブレア演じるカサンドラと出会い、一緒に旅を続ける ことになるのですが、やがてジャックとキャシーは惹かれあうように。 それを、複雑に見守るパイロット……。 明るくてちょっと痛い青春ムービーです。 以下はネタバレです。たいした映画ではないので、ネタバレしてから 見ても大丈夫だと思いますが、嫌な方はスルーしてね。 とにかくジャレもジェイクも美しい盛り! この映画を見ると、ジャレッド が経験が浅い中でちゃんと演技が出来てるいい役者だということがわかり ます。もちろん、ジェイクの演技は当時から光っています。 ジャレッドは最初に、セミヌードで登場、ギャングの妻の誘惑に落ちて いくコミカルでセクシーなショット、「やりがいなんてクソも見出せない 責任感まるでナシな若者」感が、喋り方や行動に滲み出ていていい感じ。 その後のセックスシーン中、女をファックしながらあくびをするジャレも 最高。最中、夫が帰ってきてまんまと見つかるのですが、この時の 慌てふためきっぷりも激マブです。 この噂は10分とたたまい間になんでか街中に広まります。 慌ててパイロットに会いにいくジャックですが、パイロットもちゃっかり 知ってます。ジャックが女がどうで、自分がどうやって逃げてきたか、 と話すシーン、ファックされてる女の真似をして、腰を揺らしてアンアン 喘ぐジャレが……あ…血……。夢にまで出てきました。 自宅に戻って逃亡の用意を始めるジャック。このあたりのクラーク@父親 とのやり取りや、パイロットの母親との会話がユーモラスで面白いです。 いかにも、ダメーな底辺の方々……。 自分の家のように遠慮なく家に入るジャック。 ジャック「パイロットは?」 パイロットの母親「学校よ」 ジャック「おばさん、あいつは三年前に卒業したよ」 また、ジャックにはかわいくて生意気な年の差の弟がいて、二人の やりとりもほほえましい。ジャレッドに小さい弟って、似合うなあ。 その時ギャングが姿を見せ、慌てて逃げるジャック。 たいして好きでもないガールフレンドにフェラチオをさせてる パイロットをピックアップ。 パイロットは、まるで朝食のメニューでも話すみたいに、「奴らはお前 の足を潰して、車椅子生活を余儀なくさせるだろうな」などと。 ジャック「こうなったらオレたち、町を出なきゃな」 パイロット「オレたち!?」 という反応はお約束。最初は嫌がるパイロットも、シアトルにならい 行くと言うので、早速出発。この時、pop quizというのをやります。 パイロットがヒントを出し、ジャックが答えるのですが、正解すると 「ゴールドスター獲得」と言い、ジャックの額に指で触れます。 これは二人が子どもの頃やっていた遊びの延長で、幼い頃のパイロットが ジェイクの額に星のシールを貼るという、なんとも愛らしい映像が挿入 されます。幼いジャックとパイロットが二人で遊んでる映像は、現在の 二人の姿を比べる形で時々挿入され、これがまた萌えますー。 さて逃亡を始めた二人。二人のあほで仲のいいやりとりをたっぷり 見せられた後で、サルマ・ブレアが登場しちゃいます。でもカサンドラは 「世界なんてクソよ」と言うクールで孤独な女の子。二人よりお姉さん ぽくて素敵です。男に絡まれているのを助けるありきたりな展開。 ジャックは、キャシーに一目で惹かれてしまい、思わず「シアトルまで 一緒に乗っていかないか」と誘うのですが、この時のパイロットの 「なんでそんな子を」という責めるような呆れたような表情が見もの。 パイロットの名前の由来(母親が夜遊びした相手がパイロットで、 妊娠したが姿を晦まされたので名前も聞けなかったから)を話す三人。 その後、キャシーとジャックの関係はどんどん親密になっていき、 途中でピックアップした男(名前忘れた…)と四人の旅に。 バックシートで身を寄せ合って眠るキャシーとジャックを、運転しながら ルームミラーで確かめるパイロットの物憂げな表情をキャッチし、 助手席の男が「なんだ? 嫉妬してるのか」と尋ねた時は びびった。 ずーっと話は飛び、キャシーが売春をしていたことを知ってしまう パイロットとジャック。モーテルで別々の(ちっ)ベッドに横たわり、 傷ついて物静かなジャック@ジャレが萌えます。反対に、パイロットは 「これでジャックの気持ちも冷めるだろう」と「11ヶ月あの店で働いて たってことは、一日4本のペニスを咥えたとして……一週間で28本… 計算すると……1068(だっけ。忘れた)本だぜ」。 ジャックは物憂げ。 でも、やがてキャシーとジャックは気持ちを確かめ合い、初めて セックスをします。一本の映画で二度もジャレがセックスしてるセクシー な姿を拝めるとは! 彼の肉体は見事ですよー。 翌日、パイロットは一皮抜けたような(いやそういう意味では)ジャック が運転する車の助手席に乗り、二人でドライブしながら、 パイロット「彼女と寝たんだろ」 ジャックはすがすがしいけど、どこか真面目な笑顔を見せて「ああ」 もうオレが知ってるジャックじゃない…とでも言いたげなパイロットの 横顔が切ないです。 パイロット「彼女、どうだった?」 ジャック「最高だったよ」 パイロット「お前、イッたんだろ」 ジャック「ああ」 ところがこの後、三人は大喧嘩を。実はパイロットがシアトルにこだわって いたのは、高校時代のパーティでダンスをした、片思いだった素敵な女の子 を探すためだったのだ。パイロット、純情です。 そのことを、こっそり盗み聞きして知っていたジャック。親友にだって 話してなかったことを知られてることで傷つくパイロット。 お前はいい加減な奴だとジャックを責めると、キャシーが「あなた親友 なんでしょ。彼が困ってるのになぜそんなことを言うの」とパイロットを 責めます。 きっと長年、パイロットはジャックのおばかな行いのためにとばっちりを 受けてきたんでしょう。そのたびにもう懲り懲りだと思いながらも、親友 だからいつも力になってきたわけで、そんな過去を知らないキャシーに、 彼の蓄積してた怒りが爆発。彼女が客をとっていたことを責めます。 するとジャックはパイロットを突き飛ばします。二人の間に入った亀裂。 トラックの陰に入り涙を流すキャシーを慰めるため、倒れたパイロットを 置いていくジャック。ああああ、萌え…ゴホゴホっ、切ない。 その間に、パイロットは他のシアトル行きのトラックに乗って去って しまいます。 シアトルに到着したパイロットは、昔好きだった女の子を発見しますが、 かつて純真だった彼女は変わり果て、ピアスをしてジャンキー風情になって ます。彼の名前すら覚えてません。 傷ついて町をうろつくパイロット。でも、人ごみの中にギャングの姿を発見。 しかも、自分を追ってきたジャックとキャシーも発見! 慌ててギャングの存在をジャックに知らせようとするパイロット。 でも最後には掴まり、ジャックは足を潰され、パイロットもひどく痛め つけられます。 この時、倒れたジャックの頭を抱えて泣くパイロットがいいです。 ラストでお互いの友情を確かめ合う二人。 ジャック「pop quiz」 パイロット「ああ」 ジャックは三つ出題します。その最後のひとつは、 ジャック「俺たちはいつまでコンビでいられる?」 パイロット「いつまでも」 ジャック、にやっと笑い、「ゴールド・スター獲得」 この後、パイロットがジャックとキャシーのためを思って、一人 ヴェガスへ行ってしまうのもいい。カワイイガールフレンドを連れて 戻ってくることを約束して。 という内容です。萌えでしょう? 衣装や映像もおしゃれで、 全体的に若者らしいライトな雰囲気がまたいいです。 キャシーがいいです。二人の仲を裂く女の子ですが、なんとなく素敵で、 「彼女にはその価値がある」と思わせられます。最後には二人の 友情を認めてるところも。 ジャレッドの、パイロットとは違う意味で無防備な感じがそそられます。 パイロット攻ジャック受だな〜と思いました。まあリバということで。 さらっと見れる青春映画です。
今日は色々なニュースがあります。まず、ショーン・アスティンのこと。 役者島で相関図らしき写真を作ってトップに載せていましたが、アスティン のことをいくら冗談でも「粗大ゴミ」呼ばわりするのはさすがに失礼かな、 と思っていたところ、やはりファンの方に「ちょと悲しい〜」という ご意見をいただきました。うんやっぱり、自分が好きな役者を、どこかの トップページで、しかも写真つきであんなふうに書くのは申し訳なかった です。ポールのゲテモノ喰いとクライヴの容疑者はどうなんだって言われて しまいそうですが(ファンの方、すみませぬ)。 そんな流れで、アスティンとその母の過去を紹介する10分ほどの ドキュメンタリー映像というものを教えていただき、ネットで見ました。 全編英語です。これがとても感動的だったので、皆さんにもお知らせしたく。これはアスティンという人を考えるいい機会です。 アスティンは指輪のDVDのコメンタリーやメイキングを見ても、 愛すべき人だということは指輪物語のファンなら皆ご存知のはずですが、 中には、彼にあまり好意的じゃない人もいるみたいです。 私自身、TTTのコメンタリーで、せっかくのファラミアの追加シーン で、デイヴィッドが喋るかと思ったらアスティンがずっと喋っていた のを聞いた時は「がく〜っ」と思いましたが、もちろんそんなことで 彼を嫌いになったりはしませんでした。それどころか、彼とアンディと イライジャの絶妙な会話がおかしかったです。あれが彼を彼たらしめてる 魅力であり個性であるから、FotRのメイキングにあったように、 ヘリを誘導しちゃったりするんですよね。 そんなアスティンのことを共和党などと言ってしまっていたく申し訳ない。 民主党の集会などにも姿を見せていたそうですね。個人的にはこれに、 すごく好感を抱きました(笑)。共和党と思ったのは、ブッシュが 作った議会か何かのメンバーだ、という記事を読んでいたからで、 ブッシュ=共和党だと思っていたのです。すまんなあアスティン。 そのアスティンの感動的なドキュメンタリーですが、日本の素晴らしい イライジャ&アスティンファンサイトに置かれています。直接リンクを 貼るのは失礼なので、サイト名だけ。「sean&Elijah fanatic」さんです。 デザインも素晴らしいし、情報量の多さ、その纏め方、見事です。 multimedia >TVshow >other >20/20というファイルがその映像です。 アスティンが「自分には四人の父親がいる」と涙に声を詰まらせて 話すところや、最後に「母親のどこが一番好きか」と質問された時の 親子の態度、アスティンの回答などには、思わず涙が漏れました。 そして、彼のことをあまり知らない私のような人にとっては、 サムとしてのアスティンではなく、大人の男性としてのアスティンの 横顔に感動しました。 良き父、家庭思いの夫というショーン・アスティンは、こうした経験 を踏まえているからこそだと思いました。 役者島では、彼は「けなされ役(つまりサムの延長)」として 扱う予定ですが、なんだかやりずらくなってしまったなあ。 アスティンだけじゃなく、エリックとかカールのファンの皆さんも、 あれだけ汚れ役をさせられて、全然満足してないと思うんですが、 どうでしょうか。でも、役者を汚さない「役者島」はすでに「役者島」 ではないと思うので、これからも同じスタンスで書こうとは思っています。 もちろん、今後それぞれの役者に、「かっこいい場面」を用意することは 約束します(どんなだ……)。決して、彼らをけなすために 書いているわけではないのです。しばらくすると、敵も出てきますので。 もうひとつ感動した話。コリンのファンサイトに通っていますが、 この管理人が、先日情報欄にちょっとしたお知らせを載せました。 それは、23歳の若さで死んだコリンファンの女性の話で、Ariaは ファンサイトを創設した当初からフォーラムに来ており、詳しくは わかりませんが、病死だったのかな。つい先日亡くなられたという ことで、管理人が「このフォーラムの皆に愛された彼女にお悔やみを」 と書いていました。そして、「Ariaは先週のはじめに、両親に連れられて 数日間アイルランドに滞在することができたそうで、私も嬉しく思います。 一度でもアイルランドを訪れることは、コリンのファンにとって人生に おける長年の夢です。彼女は夢が叶ったのです」とありました。 そんなにコリンが好きだったんだなと思うと、じーんときました。 さてアレクサンダーの話です。やっとプロのレビューなども出て きましたが、映画は「まずまず」に落ち着いたみたいで、ほっとしました。 しばらくはレビューが出るのを監視してたのですが、まともなのは いつまで立っても出ないので待つのをやめました。11/16はプレミア なので、これ以降出ると思います。コリンとジャレも出席するんですって。 ジャレはおばあちゃんを連れてくと言ってましたが、どんな格好かな。 コリンとのツーショットを、お願い!! アンジーを真ん中に挟まないで! アンジーは「へっへっへ、男同士のラブよ」とにやりと笑って言って たんで(笑)、やってくれるかも。 さて、ifilmに映画の数シーンと、主要役者のインタビューが。 相変わらずジャレッドがインタビュアーの女性を困らせてますよー。 彼は、こんなふうに優しく自分のペースに引き込んで、キャメロン・ディアス やブリトニー・スピアーズをものにしたんですね。へへへ。 女性といえば、ジャレッドとコリンには共通点がすごく多いです。まず、 ブリトニーは二人の共通の友達で、コリンは「人生で一番分かり合える 相手」と一度は彼女を評しました。それから、ブリジット・モナイハン(?)、 コリンはリクルートで、ジャレッドは、撮影中のlord of warで共演中。 それと、ちょっと邪道ですが、ジャレッドは「17歳のカルテ」で アンジーと共演してるので、これもコリンとの共通点か。 それと、「フォーンブース」と「パニック・ルーム」で フォレスト・ウォティカー(男だけど)と共演してる、と思ったら、 ジャレッド自身、「フォーンブース」にカメオ出演してたって言ってました ね。でもこれ嘘かあな。あの観衆の中に紛れてる? ifilm ムービークリップもインタビューも、宣伝がうるさくて見ずらいです。 でも、BACARDIの宣伝は面白いです。 で、インタビューでジャレは「この映画で一番大事なのはアレとヘパの 愛だ、信頼だ」と すんごい萌えてしまったワンショットが。 結局、あのペルシア風の衣装を着たヘパのシーンは、アレクサンダーの 結婚式だったんですが、このシーンで、プトレマイオスが浮かない顔の彼の 肩に手をおいてます。う、うわあ、やばい、あわわわ……。 そんで、もう一個まだ貼ってないムービーがあるんですが、ああああ このアレヘパシーン……(撃沈)。こんなに沢山見ちゃったら、 劇場でほとんど新しいアレ&ヘパ映像見れないんじゃないのか…。 These People Need Changeは、なんと、大王とヘパのクリップ(2分)!! これが〜すごくいい感じなんだなあ。はっきり聞き取れない ところもあったのが残念ですが、アキレスの話をしてます。 「民衆は変化を求めている。いや、必要としている」と主張する大王。 部下たちは金を持って家に帰りたいだけのようだが、私は未来を見るのだ、 と言っています。 大王、ヘパイスティオンの名前を、二度も呼びます。こんな短い 間に二度も! 口を開けばヘパイスティオンか! しかし、ヘパの方はずっと冷静で、終始発言にはたしなめるような響きが。 「アレクサンダーはアレクサンダー自身を巨大化していると、言う者もいる」 その後で「英雄たちは苦しんだ」と言うヘパに、 「私たちは皆、苦しんでいる」と言う大王が、すごくいいです……。 他に、クレイトスと大王の対決シーンも出てきました。 クレイトスは、ヘラクレスと大王を比べて暴言を吐き、「ヘラクレスは 自分で征服したが、あなたはどうだ? 自分でやったか?」という ようなことを言います。この時、大王の眼にクレイトスに、フィリッポスが 重なって見えるシーンは、素晴らしいです。 大王とオリュンピアスのシーンも。誰が父親を殺したのかと迫る アレクサンダー。コリンが、「誰かが彼(パウサニアス)を助けた」と 唸るように言うシーンが、ものすごくかっこええ。 バビロン入城もいいです〜。でも、ヴァンゲリスの音楽、ハープは 確かにちょっと多用されすぎ。 ![]() や、やば、かわい……(絶句)。 ![]() これはファンが見つけたのですが、本当だ、ヘパ、後ろにいます(笑)。 それより大王の腿にハァハァ。 ![]() これは、lord of war(2005)の撮影の合間。 クレイという役らしいんですが、このエプロン姿、すごくいいと思い ませんか。ニコの弟分みたいな感じです。ニコは犯罪者らしいのでジャレも 犯罪者か。 ![]() ![]() ![]() ![]() ニコラス刑事に文句垂れられてるジャレ。 ![]() この格好、妙にそそるなあ。 ![]() ニコと顔の大きさが全然違う…。 ![]() ニコに口説かれるジャレ。 ![]() ![]() ニコラスの手に必死さが表れている。
今日、ファンにはたまらないジャレッドのインタビュー映像が ネットに上がりました。昨日、彼がE! に出演した時の短いもの なのですが、びっくり発言が飛び出しました。 そしてジャレッド自体、この可愛さは犯罪です。 聞き取れないところもあったのですが、大まかな内容は、アレクサンダー とは関係ないです。 問題の映像はこちら 。まず自分はヘファイスションというアレクサンダーの親友で、 後に将軍になる男を演じている、という話をするのですが、この時の ヘパの英語読みがなんとも言いがたい音です。 女性インタビュアーが「前にコリンに会った時…」 と話し始めると、ジャレッドは遮るように言い出します。 ジャレ「俺がコリンと会った時……いいかい、実はこれは 初めて話すことで、誰も知らない」 女性「独占ニュース(exclusive)?」 ジャレ「そう独占ニュースだよ。実は俺は、『フォーンブース』に カメオ出演してる』 ぎょええーーー! と叫んだのは私だけではないはず。deleted sceneとか じゃなく、どっかにいるのでしょうか!?!? 最初は冗談かと思ったのですが、否定がないところをみると本当のようだ。 すごいのは、フォーンブース撮影時はコリンは無名だったということです。 ジャレ「だからコリンと会った時、俺たちは本当にスゴイ…」 で音声が途切れ、アレクサンダー映像に! なんじゃそら! でもこのアレクサンダーとヘパの映像が、キュートですvvv 初公開のペルシア風衣装を着たジャレッドもいます。最初は、大王と ロクサネの結婚式の装いかと思ったのですが、カメラを引くと ギリシア風に着飾った大王とカサンドロスがこれまたキュートに 映っているので、実態はわかりません。ヘパイスティオンの婚礼とか? その後、誰をプレミアに連れてくるのか、という 話になり、テキサスの祖母を連れていくよ、と約束するジャレッド。 彼女はとてもクラシックな人で、映画のプレミアになんて出たことが ないんだ、と。祖母はとてもきれいだよとジャレッドはいい、 「君もね」と女性インタビュアーに。そして、「スタジオの背景と 服の色を合わせるという信じがたい能力で素晴らしい仕事をしてるよ」 と言って笑わせます。 その後、なぜか星座の話に。ここでもジャレッド、問題発言。 ジャレ「君の星座は?」 女性インタビュアー「獅子座」 ジャレッドは素敵だ、と褒めます。 女性インタビュアー「あなたは、当てさせて。いて座?」 ジャレッドは違うと答えますが、聞き間違いでなければ、 ジャレ「魚座(Pisces)」 おい! あんた山羊座じゃないのか!? 12/26が誕生日って ファンサイトに書いてたのに! しかし最後にスタジオに戻ると、司会者が何か言うのですが、 I think he is Capricorn(彼は山羊座だと思う) と言ってるのでしょうか。よくわわからん。 そしてこんなとこで、インタビューは終わるのだった。 たった2分くらいの間に、爆弾をいくつも落として去っていったジャレッド でした。 ところで、オーランドとヴィゴと三人で、ハワイのword16で ショーンのナショナル・トレジャーを見てやろうかとか真剣に考え ましたよ。これを思いついた時は、さすがに一人で机を叩いて笑いました。
やはり辛い! アレクサンダーレビューは、信頼のおけるもの までもがかなり辛いです。私はここにきて、これまで積み上げて きた期待をほとんど捨てるまでに至りました。というのも、彼らが 言及している内容が揃いも揃って、非常に陥り得そうな失敗であり、 レビュアーが単なる好みだとか想像と違ったというだけで中途半端に 批評しているわけではないことが、充分に伝わってくるからです。 中でも、この映画はbunch of ideas(単なるアイディアの寄せ集め) である、という批評には、まいっちゃったな〜というくらい、 すっかり期待を削がれました。実は以前から、私は今回の映画において、 大失敗する可能性があるなら、 ・アイディアの寄せ集め ・アレクサンダーの満ち足りなさの過度な強調 ・音楽のセンスの古さ ・主張の多さ これらの点に敗因が集中するのではないか、と思っていました。 ここにきて登場したネガティブなレビューのほとんどは、まさしく これらの点に欠点があることを集中的に指摘しています。これらに加え、 もうひとつひどくバッシングされているのはアクセントです。 英語圏の人たちの感覚では、この映画のアクセントは、歴史ものに 相応しくなく現代的すぎるのだそうです。 ところで、私はかなり前にコラテラルとシークレット・ウィンドウを 見ましたよー。 マイケル・マンは好きですが、コラテラルはありふれたそこそこ映画の ひとつ、という感じでした。ジェイミー・フォックスもトム・クルーズの 演技もすごくよかったけど、設定の面白さにとらわれすぎて、何度か 無理やりな箇所があった気がするし、「誰にも話さないで」というフレコミ だったラストは、映画が開始した10分ですでに読めてしまっていました。 「ああ、最後は彼女なんだな」と! でも、脇役の味わいもいいし、 音楽や映像もスタイリッシュで、LAの景色も楽しめました。 シークレット・ウィンドウは前にも書きましたが、スティーブン・キング らしくもあり、それにしてもありきたりなオチで、ジョニー・デップの ような優れた俳優が出るには値しない凡作だと思いましたが、彼はすごく 素敵で、ファンにはたまらないであろうシーンも満載でしたね。 コラテラルじゃないけど、ジョン・タトゥーロの正体が少なくとも ひとつの可能性として、冒頭10分で浮上しました。 でも、斬新なはじまり、ジョン・タトゥーロが登場するまでの 驚くべき短さなどは、とってもよかったですね。ラストもノアール風味 でキングらしく、面白かったです。 というわけで久しぶりの映画の感想でした。
ついに、アレクサンダーのマスコミ向試写会などに参加した方の レビューなどが出てきました。今のところ、全体的にネガティブな 意見の方が多く、ちょっと心配になってきました。まあでも、 ある程度そういう展開は予想の範囲ではあったのですが。 これまでにも、レオファンの人が嘘のレビューを載せたりした ことがあるのですが、今回のレビューは信憑性も信頼性も高く、 私は信じています。 このレビュアーは昔からオリバー・ストーンのファンだったのですが、 アレクサンダーは今までの彼の作品の中では一番ひどかったのでは、 と言っています。何が問題かというと、ストーリーが広がりすぎて いて、テーマがよくわからない、とのこと。 ううーん、残念ながら、ファンが一番恐れていて、しかも起こりうると 考えていたことが、現実になってしまったのかもしれません。 また、大勢の人物が出ては消えていき、めまぐるし過ぎるそうです。 プトレマイオスによる冒頭のシーンは10分にも及ぶ、と聞いて確かに 不安になりました。 このレビュアーは、大王にブレイブ・ハートのメル・ギブソンのような 強さと指導力を期待していたが、コリン・ファレルの大王はどちらかと いうと繊細で弱い人物だそうです。 ブレイブ・ハートは中世の情感を見事に描き出した傑作だと思いますが、 大王ファンも監督も、あのような人物像を求めてはいなかったはずなので、 これは比べられるものではない気がします。 そしてまた、ここでキング・アーサー・ライクな問題が勃発か。 映画のアレクサンダーは、泣いたり煩悶としたりをずっと繰り返しており、 なぜ孤独なのか、なぜ父は自分を嫌うのか、なぜ誰にも愛されないのか、 ということで延々悩み続け、見てると苛々してくるそうです(笑)。 ああ、これはまるでキング・アーサーが陥っていた、「斬新な英雄像」では ないか! ひとつ明確にしておく必要があるのは、このレビュアーは偏見を 持っていないかわりに、アレクサンダーについてはほとんど知識がありません。 もしもアレクサンダーを、アキレスやマキシマスのような強い英雄だったと 思っていたなら、この点で失望するのは当然かと思います。 オリバー・ストーンは一般的に受け入れられるものを作ろうとする 監督ではありません。大王ファンの私たちも、アレクサンダーという 人物が、一般的にヒーローになれるタイプとは思っていません。 果たしてこのレビュアーの辛い意見は、こうした違いから生じているのか、 それともどんな見方をしても、映画は期待通りには作られなかったのか、 その点がひじょうに気になります。 あとは、ヴァンゲリスの音楽はひどい、とも言っていました。 サウンドトラックを聞いた時点では、いい音楽は沢山あったので、 これは単に好みによるのか、それとも音楽が効果的に使われていなかった のか、わかりません。 演技に関しては概ね良い、とのことですが、アクセントに関しては さまざまな訛りが混在している有様はひどい、といっています。 監督はこれを意図してやったはずですが、結果は芳しいとはいえないの では、とのこと。 ところで、このレビュアーに皆が様々な質問を繰り広げているの ですが、返ってきた回答はファンを失望させるものばかりではありま せんでした。 特に、バゴアスやヘパイスティオンとの関係のことで、半年以上に渡り 気を揉んできた私を含むスラッシャーは、ひとまず安心したほどです。 ネタバレを含みますが、ヘパイスティオンとアレクサンダーの関係について などの詳細が明らかになりましたので書きます。 ただし、私は出来るだけネタバレを避けているので、さっとしか読んで いませんし、より具体的なものには眼も通していません。 まず、役者のこと。このレビュアー曰く、アンジー・ジョリーはとても いいし、ヴァル・キルマーも好演しているが、中でも最も素晴らしい 演技をしているのは、ジャレッド・レトではないか、とのこと。 確かにジャレッドにはまとまったシーンは用意されていないが(残念!) ヘパイスティオンのアレクサンダーへの真の愛は、彼によって完璧に 描き出されている。演技においての彼の感情はとても明確に表現され、 ヘパイスティオンがアレクサンダーを本当に崇拝していることを観客は 信じることが出来るだろう、とのこと。 しかしながら、映画においては男同士の愛を、ラブシーンを用いて 明確に表現しているシーンはない、とのこと。たとえば、宦官バゴアスとの シーンでさえ、大王と二人がベッドに入り、バゴアスが、蝋燭の火を 吹き消す、という形で終わっているそうです。 ただしバゴアスとは、大王は啄ばむようなキスをするとのこと! また、バゴアスにはほとんど台詞がないけれど、戦闘シーンで大王の背後に 立っており、何度か自分の意見を進言するようなシーンがあるそうです。 史料を見ても、バゴアスは賢明な補佐官として大王を支えているので、 この描き方は嬉しいです。 一方、キスもセックスもないヘパイスティオンとの関係はどうか。 レビュアーによると、とてもロマンチックなシーンが二人にはいくつか 用意されているそうです。そのうちのひとつは、二人が自分たちの 死について語るというもので、この時、二人はもうすぐキスをしそうに なりますが、抱擁だけで終わってしまうらしい。 また、すごく萌えるエピソードとして、王妃になったロクサネは、 ある時アレクサンダーが自分よりもヘパイスティオンを愛している事実に 気がつき、怒り狂うそうです。それ以来、彼女はヘパイスティオンを 軽蔑し始めるそうです。 また、ヘパイスティオン死後のアレクサンダーですが、 「彼の死後、すべてのものがアレクサンダーのまわりで壊れていく。 大王は完全に奇行に走り、狂っていく」とのこと。 ああー楽しみだ! 特に、どういう経緯でロクサネが、大王の本心を 知って怒り狂うのかを知りたくてたまりません。 映画を離れて、アレクサンダーのゲームですが、デモ版をやりました。 一人興奮してデモ内でクリアしました。 こちらです それと、ヒストリーチャンネルの大王双六もクリアしました(笑)。 何かあるのかと思ったけど、何もありませんでした。
つい最近、新たにジャレッドのサイトを発掘したのですが、このサイトが とても素晴らしい! ジャレッドの昔のドラマのムービークリップや、 今まで見たことのない写真、彼の発言集などがびっしり詰まっていました。 そこで、見つけたこのめんこい(※北海道弁で、可愛いという意味)写真 をご紹介。 ![]() ああっめんこい! さあ、皆さんも叫びましょう。めんこい! 顔がかわいいくせに身体ががっちりしてるとこがいいですね。 この腰とか、胸板とか、誘ってます……。 ジャレッドの発言をたくさん読んだのですが、意外な一面がわかって びっくりです。 役者島の中にも書きましたが、彼は 読書好きで、昔から随分読んでたみたいです。なのに、視力はいいらしく、 コンタクトも眼鏡もかけてないんだって。 そして、子どもの頃繰り返しよんだ本はナルニア物語だそうです(笑)。 よくへんな夢を見るみたいで、夢想家の一面も。インタビューで、よく 夢の話なんかをします。 たとえば、 「森の奥深くに連れていかれて、新鮮な土に穴を掘って、素っ裸になり、 入って暮らしたい」 というようなことをいい、ホビットの穴の引用までします。 海の中でサメに囲まれる夢の話もしてました。プライベートをすごく大切に する人間らしく、砂漠にドライブしてって、誰もいないスポットを見つけて 過ごしたりもしるとのこと。今はどうかわかりませんが、 よくクローゼットの中で眠ってたそうです。快適だったそうです。 母親は父親と離婚し、母の父(つまり祖父)が空軍にいたため、一所に 留まることがなかったようです。生まれはルイジアナですが、南アメリカ やタヒチで暮らしていたこともあり、タヒチは美しいビーチと砂浜のある 場所で、子どもの頃マンゴーの木に登ったりしたけど、あそこは物凄く 貧乏な国で、ストリートには物乞いをする貧乏人が溢れており、あの光景は 鮮明に覚えていて忘れられない、とジャレッドにある種の影響を与えている ようです。ジャレッドは孤独な子どもだった、といいます。 子どもの頃は悪い子だったらしい。盗むのはしょっちゅうで、アメを一個 盗むんじゃない、ワンカートン盗んだんだ、と。12,3才でセックスをした らしい。12歳の時、どこかの厨房で皿洗いの仕事をして、その仕事はすごく 好きだったとか。18歳でドアマンの仕事をしてます。それから芸術の大学へ。 絵を描いてたけど、途中で演じることに目覚める。 私は前に兄弟のシャノンを彼の弟と言いましたが、兄でした。兄とは パンクバンドも一緒にやってますが、すごく仲がいいみたいです。よく シャノンの話をします。 シャノンと一緒に街を出たけど、彼がある時、法を冒して留置所に 入ったので、1ドル札の束をポケットに詰め込んだバックパッカーと化し、 LAに出てきたそうです。その間に何人の男と寝たかは話してくれてません(笑)。 ゲイに関しては、子どもの頃母が芸術思考だったためか、写真家や絵描きなど 芸術家がいつもまわりにいっぱいいて、そのためかはわかりませんが。 「ゲイとはいつもいい関係を築いてきたし、彼らのことを心から理解してる つもりだ。自分をゲイかストレートかと判断したりはしない。どっちでもいい ことだから」 とのこと。でも、「男に女の子に感じるようなものを感じたことはないけど、 もし誰かに会って、彼に惹かれてしまったら、どこまでもいくと思うよ。 まあ、現実はそんなに簡単じゃないけどね。いろいろと世間体もあるし」 のようなことを発言。後半の世間体があって難しいけど、という発言が、 むしろリップサービス以上の何かに思えてリアルでよい。 でも、これはゲイ雑誌のインタビューなので、真に受けるのはどうか。 でも彼は他にも、「ゲイって噂がたつのは、むしろ有名になれていいんじゃない」 ということも発言してます。だからヘパイスティオン役やりたかった んだろうな(笑)。 彼はしばらくアイルランドにいた時期があったそうですよ。きっとコリンとも そんな話をしたんだろうなあ。それで、ずっとアイルランドに行ってたから、 知り合いは皆俺が死んだと思ってたらしくて、ひょっこり帰ってきた時に 「死んだと思ってたよ!」と言われた、と言ってました。 他に萌えなエピソードとしては、共演者たちについての彼の発言も 載ってたんですが、ブラッド・ピットのことを、 「彼は世界で一番素敵な人間だよ。彼は演じてる感じがしない。俺もあんなふうに なりたいよ。俺は彼が演じてるのを観察するっていう素晴らしい時を過ごした。 彼があんなにビッグスターなのは、彼がすごく信頼のおける人で、 しかもすごくリアルな人だからだと思うな」 とブラピ大絶賛。ブラピファンまるだし、な発言を。ファイトクラブでは、 ブラピ役のタイラーにやたら可愛がられてて、まだジャレを知らない頃 すでにハァハァしてたのですが、そうかあ、やっぱジャレ、彼に可愛がら れてたんですね。 ついでに、彼がパニックルームに出れたのはデイヴィッド・フィンチャー とファイト・クラブ繋がりだったんだ、ということに、今更気づきました。 ジャレッド、フィンチャーのことも大絶賛。というか変! だって監督のことを、 「彼って最高。彼を天才って呼ぶのは憚られるよ。だって彼は ハンサムすぎて天才って呼べないもんな。デイヴィッドはもうとんでもなく セクシーな人さ」 というふうに賞賛しないですよね、普通! しかも男同士で! 他にもフィンチャーに対する発言多いです。もうこうなると、ジャレッドは フィンチャーと寝て役をゲットしたとしか思えない。 それから、前に書いた大王の一人称の小説は、いよいよ萌えがピークに 達してきました。萌えすぎますよこの小説! というわけで、 再びヘパイスティオンと大王の会話部分を訳出。 場面はカイロネイアの戦いの前日です。ギリシア同盟軍とマケドニアの 王フィリッポスの戦いの勝敗を分けたカイロネイアですが、同性愛のカップル で編成された神聖部隊とアレクサンダーが戦ったのも、この時です。 アレクサンダーにとっては初の大舞台、まだ十代です。 荒俣氏の小説などでは、美少年が手を繋いでお互いにキスをし合ったり して壁を築いている部隊、なんてそれはそれはわけのわかんない 記述になっていましたが、スティーヴン・プレスフィールドのこの本に おいては、現実的で率直な描写がされていて、ますます好感を抱きました。 彼らが同性愛者のカップルであることを書いている本は多いですが、 この本のように、アレクサンダーの部隊に木っ端微塵にされた直後、 壮絶な死体の山の中、不具になった男たちが尚、潰れた下半身を引き摺って 愛する者の亡骸を掻き抱くために這っている、といった描写には、著者の同性愛に 対する寛大な見方を感じます。 その戦いの前日、クレイトスなどの武将は早く敵の首を刎ねたくてうずうず しています。皆、血に飢えています。この黒のクレイトスを説明する部分で、 彼はかつてフィリッポス王の小姓で、愛人でもあった、とさら〜っと 書かれてるあたりも、とてもよいですー。 クレイトスを父王の愛人にしてしまうか。それまた萌え。 そんな全体が殺気だった雰囲気の中、決戦の予行演習のためカイロネイアの 野に立つヘファイスティオンとアレクサンダーの場面。 カイロネイアは香りに価値があるハーブに覆われていることで有名だった。 その香りは谷を覆い、夜気の中で強く感じられた。 「感じるか、アレクサンダー?」 ヘファイスティオンは、特別な匂いのことを指摘しているのだ。 「まるで舌の上の鉄の味だ」 私たちは二人とも、明日の昼までに、この香りのする平原が虐殺と血の 悪臭に変わることを考えていた。 私は友がすすり泣いていることに気がついた。 「何か問題があるのか、ヘパイスティオン」 彼が答えるまでに間があった。 「私は今この時、一点の穢れもない純潔さに、もう二度と元通りには ならないものに、打たれていたんだ。すべては変わってゆく。中でも 私たちはとくに」 私は彼に、なぜそのことがお前を泣かせるのかと尋ねた。 「私たちは大きくなるんだ」彼は言った。「そして残酷になる。やがて、 その時を迎える。それは今こうして、私たちが立っている場所からは 遥かに遠く違う世界だ」 彼は身を引いた。私には彼が震えているのがわかった。 「可能性は」彼は言った。「私たちの人生の前に無限に広がっているが、 日一日とそれは狭まり、縮小し、選択肢は少なくなり、現実と 実用性が優先されていく。 私たちは明日には、男の子ではなくなるんだよ、アレクサンダー。 男になるんだ」 ソロンはこう言った。 目覚めてしまった者は、もう夢を見続けることはできない 「考えすぎるな、ヘパイスティオン。明日とは我々が生まれた理由だ。 神の国では違うかもしれん−−だがこの地上では、誰も失うことなくして 得ることは出来ないんだ」 「そうとも」ヘパイスティオンは同意を示し、 「そうして私は、君の愛も失ってしまうのか?」 彼のいたいけな心を悩ませていたのは、そんなことだったのか。 今度は、私が震える番だった。 私は彼の手を握った。 「この愛だけは、お前は永遠に失うことはないとも、友よ。この地上であれ、 神の国であれ」 武将たちは血に飢えて、戦いを今か今かと待ち望んでいます。 ほとんど初陣に等しいヘパイスティオンは、ハーブに覆われた 香り高いカイロネイアを眺めながら、もののあわれを語りだします。 明日には、戦士として大勢の人間を殺すことを定められた美しい少年が、 純粋なものは汚れ、すべては変わり、自分たちも残酷な大人となって いくことに、暗然と気がつくも、受け入れるしかない。 明日には男の子ではなく、男になるんだ、という台詞には がつんとやられました……。 そうか〜二人、まだセックスはしてなかったんだ(違)。 冗談抜きに、「君の愛も失ってしまうのか?」のくだりが、二人が 初めてお互いの愛を告白しあった瞬間で、日が昇り戦いを終え、 男になり、「もう幼い遊び友達ではない」とか言って愛し合ったり したら、どうしようか。 現在、「ヘパイスティオン」という章を読み始めています。 アレクサンダーがはじめて彼を見出す時の話です。また萌えたら、 訳を載せます。
今日、ずーーーっと避け続けていたことをしました。 狼の番外編である、藻花、藻&豆の「6月の救済者」を読んだのです。 実はこれ、前回初版時に印字のかすれのミスをやらかしていたことと、 冒頭の部分が時間がなく焦りまくっていたがためにめちゃくちゃで、 とても読めた代物ではないということでずっと読み直しを忌避していた のです。それが、実のところ中巻再販の遅れにも繋がっていました。 でもそうも言っていられないと思い読み直しました。 想像以上に冒頭の部分はひどかったので、ガンガン書き換えました。 それから、ゆっくりと最後まで読み、アホみたいですが、感動しました。 文章もすごく丁寧に書けているし、発想そのものが冴えてました。 でも、何よりも私が感動したのは、狼というシリーズを書き、サブキャラ ではありますが藻、花、豆という役者に役割を与えて、こんな番外を 書いたわけですが、一年前の今頃終わった話がなんだか懐かしく、また 指輪物語のブームが少しずつ落ち着いていく中で、当時はこんなふうに 彼らを熱く思ってたのだなあと思い、胸を打たれてしまいました。 役者たちに対する愛情も少しずつ形を変えていっており、今があの頃より 薄っぺらいなどとは信じたくないのですが、文章を読むと、当時のものは やっぱり生々しいですね。 ヴィゴ、ショーン、オーランドに対する私個人のありったけの賛美みたいな ものが、読んでいて(私には)感じられました。 会話や仕草、描写などは、今は、出来ないかもしれないなあ。 あの頃の方が優れた比喩や描写を多用してたような気が してどきっとすらしました。 それから、いまや誰も語らなくなった(笑)アンドレ・シュナイダー とオーランドの関係が、現在のトップスター・オーランドそのものを 象徴しているような感じがしました。結局アッティってなんだったの、と 私にはよくわからないんですが、旅の仲間がブレークした当時、 アッティとオーランドの記事なんかが出てきてて、オーランドがアッティ を抱きしめて朝まで歌を歌ったとか、そんな話がありましたよね。 うーん不思議だ。 それと、私はスカウンドレル・デイズではすっかり忘れてたんですが、 「オーランドは決して車を運転しない」という設定になってんたんですね。 SDでは台詞の中で彼が運転してることになってますけど、 「運転しないのは両親が交通事故で死んだから」と思えば、あやうく事故 りそうになるSDの花、というのもなんとなく面白いです(ごまかしてる だけか)。 なんだか、とっても感慨深く「六月の救済者」を読みました。 前回、初版のペーパーバックを読んでくださった皆さんには、あのような はちゃめちゃな冒頭シーンのまま刷ってしまったことを、心からお詫びしたい です。というわけで、書き直した冒頭シーンをここに貼っておきます。 お暇なら、いつか読み直して比べてみてください。 六月の救済者 私は、連綿として続く人生のある一時期に、二度の出会いを経験している。 あまり共通点がないこの二人の男と出会うまで、私にとって生きることは、呼吸をすることと同義だった。ふたつの間に区別などありはしないのだと思っていた。あるいは、もっと正確に当時の自分を分析するなら、ふたつに違いがあるということ忘れて久しい状態が、驚くほど長く続いていたと言える。 彼らとの出会いは、私の長い間木偶同然だった肉体とひからびた魂に、光を感じるということが、どんなことかを思い出させてくれた。 それ以前の私という存在は、味気ない無色の残像に過ぎない。そして近年、その残像は記憶の彼方に消え入ろうとしている。 二人の男は、いずれも何の前触れもなしに、空から降ってきたかのように突然、六月に現われた。 私にとって、記憶の中の六月という季節は、例外なく猛暑を予感させる熱気に満ちている。実際は、当時それほどではなかったにしても。つまり、当時のことは時を経るごとに私の中で少しずつ形を変えている。都合のいい解釈を伴って変形してゆき、いつ頃からか、実際以上の意味づけがなされた、特別な季節となってしまった。 彼らとの関係はゆっくりと流れる時間の中で熟成した。別々に、それぞれの方法で。 どちらか一方でさえ、厳かで、芳醇な香りを放つまで育むことは難しい。それはどちらも、私が若さを失うことと平行していつの間にか諦めかけていたものだった。 時々私は、どちらか一方を、あるいは両方を手放さずに済んだ幸運について考える。その幸運の影には小さな秘密が隠されている。その秘密とはこういうものだ。 一方は愛であり、もう一方は友情だったということだ。 最初の友との出会いは干からびた私の心に雨を降らせた。優しい、静かな雨を。やがて二度目の出会いが訪れ、今度私を見出したのは愛だった。 愛は靄立ち上る大地に新たに種を蒔いた。 その時、私を最初に優しく包み込んだ雨は、芽吹こうとする種を押し流してしまうことなく、そっと雨足を弱めたのだった。 二度目の出会いにより齎された、奇跡のような調和と喜びに満ち溢れた数年間、私はただひたむきに幸福を味わった。そのために、その代償として払った物事には、これまで眼を向けずにきてしまった。 長く寡黙な時間が充分に流れたことで、近年の私はやっと、幸福の下に隠れた事実と向き合うようになった。それは突然降って湧いたものではなく、最初からそこに横たわっていた。ただ、その深層を直視することは自分の罪過と向き合うことだったために、私はずっと、これを無意識のうちに忌避してきたのだ。 この幸福は、大きな犠牲の上に成立している。だがもっと大切なことは、大きな犠牲以上に、大きな赦しがあったということだ。 年を経るにつれ、その思いはしだいに強まっている。一方で、無言のうちに私に与えられた赦しに、どれほど感謝しているかということを、今更となっては伝えられない歯痒さは募りゆくばかりだ。 無論、当の本人は私の感謝も、贖罪も求めてなどいないだろう。むしろ穏便に、自然に任せ、忘れてゆくことを望んでいるはずだ。 それでも私は時々、彼と二人きりでいる何気ない瞬間に、たとえば張込み中の車内や、勤務明けに立ち寄ったバーで、そのことを話題にし、せめて感謝の言葉を述べたい衝動に駆られることがある。 過去の私の残像と共に、彼と共有した思い出が、古い順番に記憶から抜け落ちていく中、彼の方はいつか本当にあの事件のことを忘れてしまうかもしれない。 だがその時が来ても、おそらく私の方は覚えているだろう。記憶が正確性を欠いていこうとも、その本質だけは、私の存在そのものにきざまれた刻印として、残り続けるだろう。
「ザ・イントルーダー」 勢いに乗って書いてしまいました。それほど長くはならない 予定です。せいぜい、あと3P-5Pくらいかと。 これは、11/3のイベントの帰りに飛行機で考えた話です。 最初はパイロットハムの制服受なんていいなあというところから 妄想が始まったのですが、ひょいひょいと他の役者のキャラも 決まっていき、気がつくと指輪役者ほぼ全員搭乗…いや登場です(笑)。 個人的には、狩公以外ではヴィゴとオーランドの立場(二人は今回は カプではない)が面白いかなと思っています。あとは、ハリー。 いつにも増して、映画のノヴェライズ版みたいのを目指しています。 タイトルは絶対に「ザ」とかつくようなやつ(笑)にしようと思ってました。 ちなみに、イアン・ヒューズはベレといわれてイロラスになった役者です。 今度、Doomでカールと共演するようですね。 昔Doom(ゲーム)やっていたのですが、映画楽しみですー。 小説なぞ勢いに任せて書いていたがため、肝心なことが後手に回って 申し訳ありません。メールもですが、板の返事も。 そして、役者島! イベントでも、通販の申込みでも、 皆さんに役者島応援メッセージをいただけてとても嬉しいです。 今日寝て起きたら、こじろうさんの絵をアップしまっせー。 ザ@イントルーダーとか始めましたが役者島は毎日できれば更新したい と思ってるので、どっちも読んで貰えるとたいへんに嬉しいです。 ヴァージン・リスト、もまたアップします。でもVLは実は、 HDDクラッシュでプロットが消えてしまって以来、いまいち自分でも 盛り上がれないのです。でも書きます。 ところで、なんとまあ日記でベント呟きをしたら、新米水兵さんが ビデオを送ってくださいましたーー! ひょえーっ! 嬉しくて倒れそうに なりました。ちょうど11/3でもベント話をしたものですから! ありがとうございます、新米水兵さん〜(涙)。 私は今日リージョンフリーデッキを買ってくるのですが、それで 溜まってる海外映画を見たら、ベント楽しませていただきます。 25日からハワイが本決定しました。30日に帰ってきます。 アレクサンダー見まくってきます。 そうそう、前に知ったのですが、田中芳樹の銀河英雄伝のラインハルト となんとか(読んでいないのでわからないが、誰と誰かはわかる)は、 田中氏自身が、「アレクサンダーとヘパイスティオンがモデル」と 言ってるんですね。たしかに、読んでないけどよく似てるのはわかる。 そうなってくると、銀英伝今更読みたくなってくる。 最近寝ながらアレクサンダーの米国人(男性)作家の本を読んでます。 これの邦訳熱烈希望。もともと、大王ファン推薦ということで買ったの ですが、男同士の愛をしっかり書いてくれてます。そして、 ヘパイスティオンの描写が素敵すぎます。理想のヘパです。 大王が自分の歴史を、ロクサネの弟にして自身の従弟に語るという 内容で、一人称なのですが、ヘパの登場頻度は阿刀田さん小説に匹敵。 時々時代錯誤な発言もあるのですが、大王の目線で語る ヘパという形で読むのは初めてなので、こんなに萌えるみたいです。 たとえば、最初の部分を抜粋、訳します。 「ヘパイスティオンは処刑を見届けるためにインダス から戻ったところだ。二人の将軍と三人の将校が剣の前に突き出された。 ヘパイスティオンは咽喉の渇きを潤すために立ち止まることすらせず、 まっすぐに私の脇へやってきた。処刑が行われている間、彼は自分の感情を 押し殺していたが、その後で私の幕舎に入るなり、よろめき、 座らざるを得なくなった。彼は私より11ヶ月年上の、30歳だ−− 私たちは竹馬の友だ。 」 この後、軍の編成においてペルシア人はもういい、飽きた、という大王の 気まぐれが大王らしくていいのですが、 「私の親友は何も言わなかったが、彼がほっとしている ことはわかった。私は今自分のルーツに戻ろうとしていた。 マケドニアというルーツに。ヘパイスティオンは、ことさら歓迎する ことで私を侮辱するような真似はしなかった。しかし、彼が喜んでいる ことはわかる。 私に次いで、ヘパイスティオンは遠征隊の最上級指揮官に昇進した。 つまりすべての部隊の司令官である。多くの者が彼を苦々しく羨んだ。 クラテロス、ペルディッカス、コイヌス、プトレマイオス、セレウコス −−皆自分の方が、実戦における指揮官として彼よりも優れていると考えていた。 その通りである。しかしヘパイスティオンは私と組んだ時、より価値を示す」 「彼は流血なしに、何百もの都市をただ外交手腕の巧妙さによって 味方に引き入れた。矮小な者にとっては弱点にもなりうる機転と慈悲 は、彼とってはあまりに生来的なものであり、いかに傲慢で悪意に染まった 敵の族長であろうとも、武装解除させることができだ。彼の側ではなく 相手側の求めに応じて便宜を図るという方法で、こうした王子たちに 彼らが直面している現実というものをわからせる、それこそが ヘパイスティオンに与えられた天賦の才能なのだ。 五つの主要な都市が我々の軍隊を受け入れ、彼に感謝をし、 民衆は道に沿って並び歓声で声を嗄れさせた。彼は兵士たちの 数の10倍以上の回数だけ、彼らを死や混乱から救ったのだ。 彼個人の勇猛な功績は、はかばかしくないかというとそうではない。 彼は9つの大きな傷を、すべて身体の正面に負っている(=正面に負うことは 勇敢である証とされた)。私よりも背が高く目鼻立ちも美しい。 よき話し手であり、国政に対しては慧眼を持っている。 ヘパイスティオンが私に比肩しえない理由はたったひとつ、 彼には怪物的なところ(monstrous)が不足しているのだ。 だから私は彼を愛する。 私はこの怪物的な非道さを持っている。私の戦闘指揮官は皆そうだ。 ヘパイスティオンは哲学者だが、彼らは戦士だ。ヘパイスティオンは 騎士であり紳士だが、彼らは殺人鬼だ。誤解するなかれ、 ヘパイスティオンは地域を壊滅させたことも、大虐殺を指揮したこともある。 だがこうしたことは彼を豹変させはしなかった。善良な人間のままだ。 怪物は彼の中には存在しない。たとえ残虐非道な行為に及んだとしても、 行為そのものに取りつかれることはない。 彼は私と違って苦しむ。それを口にすることはないだろうが、しかし 今日の処刑は堪えたのだろう。私もまいった。だが、別の理由でだ。 私はこのような度をこした無益さを軽蔑してのことだが、 彼は残忍性を嫌悪している。 私は想像力の欠如と気配りの至らなさに自分を鞭打ちたい思いだった。 彼はまるであの男たちと共に処刑され死んだような様相を呈している。 この後で、クラテロスが幕舎に入ってくるのですが、クラテロスは 処刑がまったく堪えてない様子で、腹をすかせて暑さを罵ったり屁を したり(爆笑)ヘパイスティオンとはまったく対照的なところが面白いです。 そしてこのクラテロスのことは、大王は心から信用している、というのがまた。 処刑に気圧されてテントでよろめくヘパ、それを気遣ったりはしないけど、 内心「もっと気を配るべきだった」と王なのに部下のことで 自己嫌悪に陥るアレクサンダー、最高……。 そして、自分や部下たちは怪物的な残虐非道さを裡に飼っているけど、 ヘパイスティオンは違う。だからこそ彼を愛しているなどと 独りのたまいプレイに走っているアレクサンダーもまた、最高。 この後の章はまたまた、なんと子どもの頃にアレクサンダーが惚れて しまった(fall in loveという表現)父の部下であり年上(30代)の 将校とのエピソードが書かれていて、一文ごとに「ありあり!」と 身を捩っては妄想の沼地に足を引き摺られていました(もちろん、 毎度沼の底。這い上がってくるの大変)。股描写がよい! アレクサンダーはただただこの将校のように歩き、直立し、馬に乗りたい と考えていた……とにかくかっこいい。彼こそ戦士だ、と夢中に なりながらも、 「私は彼に恋をしながらも、決して彼の側から私に要求させるようなことは しなかった」 またこの男が寡黙で、高潔でいいのです。少年アレクサンダーに 「戦士になるとはどういうことだ」と尋ねられると、男は彼を 山に連れていき、狼が鹿をハンティングしているのを見せて、 「あれが戦士というものです」とか言いやがります。 アレクサンダーはまた、かっけえ〜(よろっ)!と。 でもこの山にも、アレクサンダーはちゃんとかわいいお友達の ヘパイスティオンは連れてくあたりが、やっぱりガキです。 最近、黒のクレイトス攻ヘパイスティオン受なんて邪道なカプを想像して 楽しんでます。褐色肌のクレイトスはアレクサンダーとともに育った ヘパを子どもの頃から知っていたはずです。たぶん二人が生まれたときから クレイトスは大人だったんですよね。クレイトスは、実質ヘパイスティオン と同格の千人隊長を任された時期があり、実力としては彼が名実共に 千人隊長だった(ヘパはお飾りだった)ようです。あるいはヘパの護衛です。 この後、クレイトスは何かの理由で左遷されて僻地の太守に任ぜられ、 たぶんこれも理由の一端で大王と大喧嘩します。 RLFは、この理由は、クレイトスはヘパに失礼な態度を取ったからかも しれない(つまりヘパ絡みだったかもしれない)と書いています。 なんだ、そ の し つ れ い な た い ど っ て 。 しかも 大王自身もむっとして降格させてしまうことって。 さては手を出したな、クレイトス(笑)。ヘパのスカート捲ったか。 どっちかというとクレイトスは大王のスカート捲りそうですが。 ところで、映画はカットしない版は3時間50分らしいですよ。 それで公開されるのは2時間50分らしい。もちろんその一時間分、 DVDに入れてくれますよね、監督。 大王が胸を射られて盾で運ばれていくシーンですが、あの盾は アキレスの盾だそうです。つまり、トロイ巡礼のシーンはあるのだ! あとバゴアスの画像や情報も出てきてますが、バゴアスはベッドで 大王とキスするシーンがあるみたい。フランシスコは緊張して、 コリンに「リラックスしろよ」と言われたみたいです。 長い! まったく関係ないのですが、今突然他人がうちに入ってきて(ドアが 開いていた)、「すみません〜受付はどこですか」と言いました。 すごくびびったのですが、話を聞くとお向いの病院と間違えたらしく、 ひたすら謝って帰っていきました。なんじゃそら! 女の人だったからいいけど、男で、私一人しかいなかったら怖いなあ。
今日の17時に札幌の自宅に戻ってきました。前も同じことしましたが、 昨日帰ってくるはずが飲み食いで盛り上がっているとどうしても 帰りたくなくなり、今回もまた鏡月さんのホテルにお世話に なってしまいました。ありがとうございます、将軍! ホテルに帰ってからも将軍が意識を失うように眠るまで喋っていました。 まったりイベントだったこともあり、私もたくさん本を買ってくることが できたので、これから拝見させていただこうと思います。大勢の方と お話しでき、前から好きだった作家さんに話しかけて押し付けがましく 喋りこんだりと思わぬ収穫があったりしました。 差し入れをくださった皆さん、どうもありがとうございました。 あのあと、即行鏡月さんとむちゃむちゃとおいしくいただきましたv そして、なんとまあこじろうさんに素晴らしい役者島のイラストを いただきましたよ、皆さん! あまりの傑作のため、ご本人が帰られたあとも友人たちに自慢して 大笑いしてました。一枚の絵であまりに多くの憶測が飛び交って しまったのですが、ご本人に許可いただいたので、後でアップさせて いただきます! 中巻の予約をしてくださった皆さんも、どうもありがとうございました。 また詳細をUPしますね。 アレクサンダー的には(なんだそりゃ)、昨日映画セットの3Dビューが 公式サイトで公開されました。これがまた ・アレクサンダーの寝室 ・ヘファイスティオンの寝室 ・中庭 というなんだか物凄いラインナップのVRで、脳震盪を起こし かけました。アレクサンダーの製作スタッフってば、WETA並に 萌〜ツボを心得てて怖いです。 映像がすごく鮮明で、ファンは「億万長者になったらここに住みたい」 などと言っています。 二人のベッドがどんな愛し合い方をしても支えてくれそうな広さと 強度を感じさせるのもハァハァですが、一番萌えなのは、 アレクサンダーの寝室から続く通路をクリックすると、お隣が ヘファイスティオンの寝室という設定になってることです。 しかもコメンタリーで、「風通しよくするために窓とかドアとかは ないんだ」とか、もっともらしいけど実はお前の趣味だろう、 というような発言を聞けます。 はたまた面白いのは、大王の部屋はドーンと筒抜け状態なのに、 ヘファイスティオンの部屋は窓やドアにカーテンがかかってます。 これは「死ぬシーンがあるので、カーテンが必要になった」ということ ですが、いまいち納得できない。 また、あるファンはエクバタナで死亡するはずのヘファイスティオンを、 このバビロンの寝室で撮るということに監督が変更したのでは、という 話に。だから、ヘファイスティオンの寝室をこんなにしっかりと作った のだろう、とのこと。納得です。 コメンタリーではまた、博物館にこまごまとした当時の建造物の断片は 残っているが、完全なレイアウトは現存していなかったので大変だった、という ことを言っていました。 このVRについてはまた。 izuさんに頼んでいたジャレとコリンのGQの揃い組を昨日受け取りました。 二人とも、すてきすぎますー。 ところで、私は帰りの飛行機にて、面白い(ギャグではない) RPSの企画を思いついたので、これは何をおいてもそっこう書こう、と 途端に奮起。ヴァージンリストはUPしてない章があるのですが、ちょっと 脱線させていただきます。もちろん狩公です。
今日は米大統領選ですね。とりあえず民主党を応援していますが、 どうなるのでしょう。もし今日イベントのために上京してなければ、 テレビに噛り付いて経過を見守るところです。 私はは0930頃に会場に乗り込む予定です。うりさんが掲示板で教えて くれたギネスのあったかいCMが頭を離れません。ついでに 97年版ベントの情報を教えていただいて、物凄い面子に感動しています。 クライヴ・オーウェン、ポール・ベタニー、イアン・マッケラン、 ジュード・ロウ、ルパート・エヴェレットその他多数。 今をときめく萌役者の宝庫! いや、厳密にいうとこのうち 二人くらいですが(それを、言うな)。すぐビデオかDVD買おうと 思ったんだけど、買えないのですね。レンタルかあ。 私は舞台とかはとっても疎いので、そっちの方面の萌えでは損を してるんだろうなあと思います。でも、札幌に住んでると なかなか舞台は見に行けないからなあ。いっそやっぱりニューヨーク とかに住んでしまいたい。とんちゃんが死んだら。 今度誰か、ぜひ私に舞台に関してご指南くださいよ。 まずどこで情報を入手するかも知らない。もちろん、私に積極性が ないだけなのですが。ブロードウェイでミュージカルなんかは 見たことがあります。 明日は鋼が同じビルでオンリーをやるそうなので、けっこう大変そうです。 今回のイベントでお金が入ったら、リージョンフリーのデッキ買います。 そうすることにより、ジャレのハイウェイとアレクサンダーの映画 メイキングDVDをやっと見れます。 ハワイは11/25から行く予定です。その前にロゴマーク製作という 仕事があります。 新刊は無事とってきました。表紙が想像以上に終わってます。わはは。 内容は……一箇所(しかも最後のページ)フキダシが空でした。 これがまた、ファラミアさまの「ベレゴンド」という台詞だから笑えます。 もう寝なくては! 明日起きれない!
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