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2004年10月29日(金) ゲイビデオレビュー

今日の午後、ついに入稿が終わりました。もしも最後まで
描けて話を完結することが出来ていれば、大満足の出来なのですが、
トップページにも書いたとおり、なんと今夏、時間がなくて最後の
3Pほどを描けませんでした。とても大事なラスト3Pを……。

ある程度メインのラインは描き終えているし、描けなかった
ラスト3Pで何が起こるかはだいたい予想できる範囲なので、
ぎりぎりセーフでしょうか。

さんどう印刷のKさん、本当にありがとうございました。
色々と迷惑かけてごめんなさい。Kさんに同人業界の裏話を
聞くのが今では楽しくてたまりません。

皆さん、「さんどうの森」山陽三藤印刷さんは本当にいいですよ。
融通がきくし、なんといっても締切が遅い。すべてFTP入稿可能なので、
地理的には札幌のため遠い印象がありますが、FTP入稿するなら
本の到着が(道外だと)一日遅れるだけです。そんな便利な
さんどうの森は、「まだ利用者が少ないので、夏・冬のコミケの
入稿ラッシュなんてのとは無縁ですよ〜」などと豪語しており、
そのため、コミケ合わせなのに5日もあれば刷ってくれたりします。
普通は、2週間のところがですよ! なので、本当にいよいよになった
方はさんどう印刷が穴場です。また、他の印刷所はカラー表紙を
何枚も合わせて印刷しますが、さんどうさんはそういうシステム自体
行っていないので、フルカラーには自信があるとの事。
ただし、今回の新刊も前回も、私はまったくこのフルカラーの美点を
活かした表紙を製作してない
ので、私の本は参考にしないでください。

自分の穴場としてあまり宣伝したくはないのですが、
いつも世話になってる身なので、少しでも恩返しができればと。

今回の表紙は、前にトップに置いてた落書きファラミアを、
そのまま表紙にしただけ。

ひどすぎます。でももういいのです。限界でした。


日記を書けない日が続いていて、ネタだけ溜まって端から忘れて
いってます。
まず、この原稿中にむしゃくしゃして昔の悪い癖が出てしまい、
久しぶりにゲイポンビデオを二本買ってしまいました。
一本は原稿の合間に見たのですが、なかなかよかったです。
いつもファンタジーものを探してます。グラディエイターのぱくり
らしい古代ローマのビデオがあるんですが、それだとなんか
ラッシー思い出してしまって。役者に似てるのはおおいにけっこう
なのですが(むしろそれが欲しい)、映画では理想的な攻めとして
世界中のスラッシャーを虜にしたマキシマス似の男が、単にレイプ
されてるのはちょっと萌えれそうにありませんじぇす。

前にポール似の男優のビデオがあって、もうすぐ買いそうに
なりましたが、基本的にああいうタイプは好みではない(ポールが
例外)ので、萌えれそうにないのでやめました。

私が買ったビデオはこれ。


いかにもバカらしい雰囲気がいいでしょう。
四組のスポーツ選手&コーチがユニフォーム姿でファックする、てな
内容ですが、ふたつはコーチ受、ふたつは選手受。どうでもいい
カプもいましたが、このボクサーものはばからしさも際立っていて、
男優ふたりも(人気男優)かっこよくてよかったです。リング上で
濃厚なフェラチオ、ファック(ロープ際で騎乗位、後背位、正常位)の
後で顔射。葉巻咥えてるコーチの攻めっぷりが最高です。
このコーチ、ほんとにかっこいいです。ハァハァです。

しかし! 何よりもよかったのはエンディングの後のNG集とインタビュー。
萌えたー! 演技してない時の二人。「アクション!」の声が始まる
前からピストン運動。
ハメ撮りスタイルでズコズコやられてるんだけど、受男はカメラの方を
ちらちら見て合図を待ってて、本編中の過剰な喘ぎシーンよりも萌え。
アクションが始まると「オーyeah! Ah〜」と眉間に皺寄せ。
「ほんとは感じてねーんじゃねえか!」というツッコミも
ありますが、なんだかナマって感じでよいです。
「もっと俺のダメなアナルを突いて」とかそういう恥ずかしい台詞を
言わされる時、思わず途中で笑ってしまって撮影が中断し、攻男も
笑うシーンなんてよいですなー。
そしてこのクリス・ケラーを思わせる攻が、(ハメる前に)優しく笑って
受男に「準備いいか?」と訪ねるなどは、も、もう……!

その後、素っ裸で二人並んで素でインタビューを受けるのですが、
普通の若い男って感じです。過去の主演作の話や、出身の話など。
そしてこの二人は過去にも共演してて、カメラマンも今日と同じだった、
という話に。最後にはお約束、「俺たちはもう一発やってから帰るよ」
みたいなことを言って始める演技をします。
うんこれは買ったかいあった。

浣腸などのあるハードなSMものが好物ですが、最近は好みの男優の、
純愛ものなんかに興味深々です。ちゃんと優しいキッスとかから始める、
「好きだった彼とのはじめてのエッチ」みたいなやさしーのが見たい。
やっぱり男優が好みじゃないと、どんなに行為自体はツボでも萌えません。
今度は、役者に似た男優を探してみようかな。オーランドに似てるのは
知ってるんですが、これは私が言ってるだけです(笑)。ファンに怒られてしまいます。
私は「ブラピとイチローは似てる」とか言う人間ですから。
デイヴィッドみたいのは案外見つかるかも。カールは特徴的な顔
してるので難しそう。ジャレッドみたいなカワイイ男は、見当たらないなあ。
もし彼がポルノ男優遣ってたら有名になってるこって。こそこそと
ゲイっぽい役を演じたり「俺はゲイの友達がたくさんいる」とか言って
ないで、ビデオに出るんだ、ジャレッド。ヘファイスティオン役でコケたら、
もうゲイポンビデオに出るっきゃないぞ。

今気になってるのは、映画素クリームのゲイポルノ版みたいなやつ。
殺人鬼は凄い珍子の持ち主で、ちゃんとレイプしてから男たちを殺します。

days of Athen(アテネの日々)というのがありますが、古代ギリシア
ではない様子。古代ギリシアがベースのビデオとか、見たいなあ。

ところで役者島、変態撮影会が好評で嬉しかったですー。
やっと原稿が終わったので、続きを書けます。



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2004年10月25日(月) 原稿中


現在40Pまで進行中。今日と明日で10Pくらい描かなければ。
台風被害、新潟の地震と、日本中が大変な中、一人北の島で
漫画を描き続けていて、申し訳ない気がしてきます。

あとで漫画の一部をアップします。誰か表紙を描いてくれ〜。
アレクサンダーは新しいTVスポットも出てきてますが、
まだ見れてませぬ。到着したジャレ映画もコリン映画も、
お預けです。ひもじーです。

では原稿に戻ります。

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2004年10月24日(日) 狼の中巻、11/3は断念



お知らせです。トップページにも書く予定ですが、
残念ながら『狼の目覚め』の中巻は11/3は諦めました。新刊に
かかりきりでどうしても間に合いません。ただし、今月末に
再版はします(11/3には間に合いませんが)。
そこで、11/3のイベントでは、以前も行いましたが、

代金と送料をその場で払っていただき、
住所、氏名、冊数、メールアドレスを書いたメモが入った
封筒を用意してくだされば、すぐに郵送します。
通販のために為替や宛名カード、切手を用意するのは大変だけど、
現金でその場で払えるなら、という方はお願いします。

明日、オタクではないが美術短大出身の友人がヘルプにきてくれる
(240P印刷、印字チェック、打ち込みなど)予定でしたが、
どうしても都合が悪くなったので、では今回は無理を
しないことにしました。いつも無茶やって出来上がったものに
がっくりしてきましたから、ここは教訓を得てやめておきます。

スペース番号はA59です。
では、新刊製作に戻ります。



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2004年10月22日(金) 台風被害

皆さん、台風被害は大丈夫でしょうか。今回は
ひどかったですね。広範囲に被害が出ているようで、
友人たちも心配です。
北海道は被害を免れましたが、今日は雨が降りました。

まだ原稿中です。あと一週間はこの状態が続きます。
さんどう印刷にお願いしたところ、28日入稿でなんとかなる
と言ってもらえました。ありがたい〜。

では原稿に戻ります。
メールなどは、あと数日お待ちください。
10月に入ってから、ほとんど返信できないままです。


だいたい50Pくらいの漫画になりそうです。

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2004年10月21日(木) ヘファイスティオンの大王操作

最近毎日、大王の動画つき情報がアップされるのでとても
充実した日々を送っています。しかし不安にさせられる情報も
多いです。

ロクサネと大王のラブシーンがやたらと話題になって流れ出て
いますが、製作側の意図としては、もう完全にヘファイスティオン
やバゴアスのことは「知らない人は知らないまま映画館へ足を運べ」
という感じです。まあ、それはそれでいーや。

アクセスハリウッドという番組で、3夜くらいに渡ってアレクサンダーの
数分の特集を放送したようですが、その映像がUPされました。

映像1
ロクサネとのラブシーンを中心に紹介。興味深い内容です。
ロクサネ役のロザリオ・ドーソンは、「大王が彼女のダンスを見て
恋に落ちるのは、決して政治的な理由からじゃない」といいます。

このラブシーンは見ての通り、暴力的でほとんどレイプです。
正直、素晴らしいと思いました。普通なら「ポリティカル・コレクト」
の問題でこうしたシーンは(たとえ事実だったとしても)除外されたと
思いますが、そこはさすがに、PCなんてクソ喰らえ、と言い切る
オリバー・ストーンです。
コリンは「当時は女は平等には扱われていなかった」という話を。
この映像の中では出ませんが、もう一つの映像においては、ロクサネの
台詞、「私はあなたと対等なのよ! 私は女王なんだから!」と叫ぶ
シーンがあります。ロザリオも、「コリンを蹴飛ばしたり殴ったりして
抵抗したのは、決してレイプされることを恐れていたからじゃないの。
彼女は対等に扱われるべきだと思っていたんだわ」と言っていて、
この解釈から、優しくロクサネにキスする大王のシーンに繋がると思うと、
素晴らしい。

他にも興味深いのは、オリバー・ストーンが「アレクサンダーは極端に
優しくなることも、極端に残忍になることも出来た男だった」と言っている
箇所です。
この撮影裏話は、最近発売されたストーンの14ディスクからなる
「オリバー・ストーン・コレクターズ・ボックス」に収録されてるそうで、
買ってもいいなあ。でも、あまりよくない映画もあるしなあ(笑)。
プラトーンとウォール街とアレクサンダーのためにと思えば……。

アンジェリー名・ジョリーも特集されてます。コリンと父王のことで
言い争っているシーンも見れます。

映像2
前回は「アレクサンダー:愛人」でしたが、「アレクサンダー:戦士」という
アプローチです。馬と戦象がぶつかり合うところなんかは、地味だけど凄いです。あと馬車がひっくり返るとこもすごい。

ここで不安になったのは、戦術を説明しているコリンの早口。
うわあ、早い。こんなの劇場じゃまともに聞き取れません。
右翼で敵をひきつけて左翼から一気に攻めるとかなんとか、本で読んでいる
時はじっくり想像するのでなんとなくビジョンが浮かびますが、こんな
早口で、しかも英語で捲くし立てられて、次の瞬間には画面が変わって
たりしたら、はっきりわからないまま戦闘に突入してしまう。
私の理解力不足で歩兵部隊の動きが鈍ったらどうしよう(大丈夫だ、
お前は戦わないから
)。

こちらはヴァンゲリスのインタビュー。初お目見えの映像多出。
ヴァンゲリスのインタビュー
とくに、バビロンへの入城シーンはゆっくり見ることが出来て、
先頭をアレクサンダーとヘファイスティオンが夫婦のように並んで
進むところが感動です。ヘファイスティオンの特別性をうかがわせます。


こちらはまた別の番組の覗き見映像。
映像3

相変わらずセックスシーンが過激だ、ということやアンジェリーナは
コリンの母親役です、信じられますかい! という聞き飽きたネタです。

ところで、ファンの間でちょっと気がかりだと言われているのが、
最近GQに載ったコリンの興味深いインタビューです。
コリンはアレクサンダーは心身ともに大変な撮影だったと発言してます。
そして、大王がはるかインドまで遠征し、世界を征服し、
巨万の富を手に入れたにも関わらず、彼は永遠に愛を探し続け、それを
最後まで手に入れることができず終わった。彼は世界を征服したが、
どこまで征服しても物足りなかった。コリンに言わせればこんな
不幸な男はいない、とのこと。
このことは自分自身の人生とかぶり、彼の繊細で時には悲観的とも
いえる人生についてのビジョンに暗い影を投じたようです。
他のインタビューと混ざってしまいますが、「カジュアル・セックスは
あっても、本当の人間関係をずっと築いていない」とのこと。
たぶん、女じゃ満足できないんだよ、コリン。
でも本当に、実際そうなんじゃないか、と感じる瞬間があります。
ホミサイドのベイリスとかに似てます(笑)。男に惹かれるけど、
多分自分は、男と寝てる時は女が必要だと思うし、女と寝てる時は
男が必要だと思う、というような(コリンもそういうことだと勝手に決める)。

研究家たちの話では躁鬱病だった、アル中だった、誇大妄想癖があった、
などなどさまざま言われていますが、少なくともヘファイスティオンが
死んでからの八ヶ月は、確かに大王は不幸だったかもしれないですね。
人生を通して見た時、幸か不幸かは、大王自身にすら判断できないこと
かもしれません。でも、世界を征服し、何千という人間を殺し、
人類史に名を残した人物が、そういう行為からほとんど満足感を得られな
かったとすれば、あまりに犠牲者たちが浮かばれない話だなあ。

この話を聞いて、ファンはちょっと心配しています。大王は
ヘパにすらやすらぎを見出せなかった、という展開になるのか、と。
それとも、日本の公式サイトに書かれていた通り二人の愛は
禁断の愛で、どうしても満たしあうことが出来なかったのか!
どうせなら後者であってくれー。

話は打って変わって、こんなドラマチックな展開もいいな、と思った
だけなんですが、ヘファイスティオンは後年の政治を牛耳って
いたのでは、という意見も一部であります。それによると、大王は
いよいよダメになっていて、まともに判断が出来なくなっており、
ヘファイスティオンはますます尊大になって、権力を行使していたのだ、
ということですが、それもちょっとありかな、と思ってみたりします。
尊大だったかどうかは別として、私はかなりの割合、ヘパが大王の
意見を操作した、と信じてみたいです。ヘパはアリストテレスと
頻繁に文通をしていたし(父アミュントールもアリストテレスと親しかった)、
きっとアリストテレスは「大王の面倒はお前が見なさい」とか
言ってたんですよ(笑)。アリストテレスの慧眼は、子ども時代の
アレクサンダーとヘパを見て「こいつらは半身同士みたいなもんだ」
と気づいていたんですよ。

カリステネスが恭順を拒む跪拝の礼を仕組んだのもヘファイスティオン
だという意見も読んだことがありますが、カリステネスが拒む時、
史料では「大王はヘファイスティオンと会話していて見ていなかった」
となっています。このへんもあやしい。結果的に、これがひとつの
理由となってカリステネスは処刑されますが、ヘパが、カリステネスが
拒むことを予測して大王の気を逸らしていた、とか考えると、ちょっと
面白いです。大王ならそんなことですぐカッとなって何をするかわからない
けど、カリステネスはアリストテレスの甥。揉め事が起こるのは避ける
方がいいと考えたのかも。結果的には、側近がカリステネスを見咎めて
大王に教えたわけですが。
そしてこの時、カリステネスは最後まで恭順を拒み、宴会場を出ていきます。
この時彼は、「パトロクロスはアキレスよりも強かった!」という
言葉を三度叫んで出て行ったといいます。
アレクサンダーは自分をアキレウス、ヘファイスティオンをパトロクロスに
たとえて考えていました(まあ、考えたいように考えさせてやってください)。
たぶん他の部下たちの前でも「俺はアキレウス、ヘパはパトロクロス」とか
ほざいていたことでしょう。そこでカリステネスが批判したのは、
ヘファイスティオンが大王の意見を、よく言えば軌道修正、悪く言えば
操作していたということだったら、凄く面白いなあ、と勝手に思ってます。

こんなとこで油売ってねーで原稿やれ!



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2004年10月19日(火) オリバー・ストーンのインタビュー

先日、(おそらくロクサネ)とのラヴシーンというべきか、
大王、がんばって女にチャレンジなシーンが登場したのですが、
その大王というかコリンがあまりにセクシーでハァハァしてました。
一瞬ですのでお見逃しなく。out of controlなどと言われてるあたり
いやらしいなあ。このようにしてコリンのイメージは作られるのですね。
大王ベッドシーン


しかし、今日はもっとハァハァしちゃうようなイタリアの雑誌の記事と
遭遇しました。
ちなみに、ジャレッドがGQ、コリンがPARADEで特集されてます。
そしてこのPARADEのコリン記事がいいんだ……。
彼には男らしい繊細さが漲っています。特に「幸せ」について話す彼が
たまりません。別記事で彼の家族写真(比較的最近)を見たのですが、
初めて兄のイーモンを見ましたが、ハンサムだ…! 童顔のせいか
コリンより年下に見えます。本当に兄なのでしょうか。この中では
コリンだけ変わり種に見えます。

そして肝心のイタリアの記事。
私の友人でもあるイタリア人の方が英語に直してアップしてくれたもの
なのですが、全訳します。イタリア→英語の時点で、ちょっと意味が
わからないところもありますので、そこは適当に。


イタリアの有力紙「Pamorama」より

「アレクサンダー大王」監督:オリバー・ストーン

WBは監督に、男同士のラブシーンをカットするよう要求した。
彼は乱交や激しい戦闘、暴力(シーン?)で返答した。なぜなら
彼はマケドニアの王のように感じていたからだ。

***

私はその時、15年ぶりに映画のビジネスに戻ってきた(コンポーザーの)
ヴァンゲリスの音楽を付け加えて、編集を終えるところだった。

ストーンは熱心なファックスや怒った電話を、巨大な出資者である
ワーナーから受け取り続けていた。「もっと曖昧に」「もっと編集しろ」
「もっと短く」−−映画は長すぎるということらしく、ストーンは
いまだに編集を終えていない。

この映画はアレクサンダー大王のバイセクシュアリティに、とても率直で
わかりやすい見解を示している。それは、当時は乱交よりも典型的なもので、
映画においては大王とヘファイスティオン(ジャレッド・レト)、大王と
宦官バゴアス(フランシスコ・ボッシ)とのラヴシーンがあり、これは
アメリカ人の観客の睡眠妨害になるだろう。

質問:ホモセクシュアルな内容をぼかせ、という要求に対して、どう
   返答したんですか?

ストーン:ワーナーはこの映画の出資の25%にしか関与していないんだから、
アメリカ人が、たとえばイラクやその他のあらゆる場所で、いつも
行うように、他人の遣り方を支配しようとするべきじゃないよ。
ヨーロッパのパートナー(出資者)たちは、そんなことでトラブったり
はしないよ。

質問:あなたは、いつだってスキャンダル探しをする人たちに
  「トラブル・メーカー」呼ばわりされて迷惑を蒙ってますよね。

ストーン:ポリティカル・コレクトなんて馬鹿らしい。左翼は右サイドで
ゲームをしたがって(これをどう訳せばいいかわかりません)、
セックスや暴力のシーンをカットしようとするものなんだ。
私の立場は非常にシンプルだ。
どうやってこの映画を見る人々が立腹しないようにするか、それも、
アレクサンダー大王自身を立腹させることなしに(もし彼が見れたら
ってことだけど)。ヘファイスティオンは彼の人生において最も
大切な存在だ。
ヘファイスティオンが死ぬと、そのたった8ヶ月後に
彼も死んだ。
それはまるで、アキレスとパトロクロスの物語のようだよ。
「もし君が死ねば、私は君と共に死者の家へ入ろう」
(If you dies, I'm coming in the house of deads with you)
だが、このくだりが(映画)「トロイ」のどこにあった?



ファンの間では賞賛の嵐が巻き起こっております。私も、「大王自身を
立腹させることなしに」というくだりや、「ヘファは最も大切な存在」、
「アキレスとパトロクロスのようだ」、にはジーンときました。
オリバー・ストーン、さすがだ。前にも、
「オリバー・ストーンはアレクサンダー大王のバイセクシュアリティを
守るために戦った」という記事を読みました。

中には「そんな無駄なことに労力を費やすな、(バイセクシュアリティを)
諦めてもたいして問題じゃない」とか、
ペルシア系(インド・ヨーロッパ語族)にプエルトリコ人を
あてたりするのはおかしい、という意見に対して
「そんなつまらないこと、どうでもいい」という人もいますが、
私の意見ではそうしたことが本当につまらなく見過ごしていいことなら、
この世のすべては無意味です。この世に何千人も俳優がいて、
皆それぞれにやっていけるのは、その見過ごしがちなほんの些細な違いや
閃きの差が、彼らに個々の魅力を与えているからに他なりません。
もちろん、その差というのは顔立ちという意味でもです。
最近よく思うんですよねーその小さなことに気づけるか、こだわれるかで、
勝敗は決まるのだと。M&Cや指輪の映画はその賜物だという気がします。
アレクサンダーもそっちに組する映画になってくれたらいいけどなあ。

映画が、2時間45分と聞いて舞い上がってますよー。
予定より45分も多い(笑)。でもこれは公開にあわせてまたカット
されるのかも。
そして、話題になっているのが
「大王とヘファイスティオン(ジャレッド・レト)、大王と
宦官バゴアス(フランシスコ・ボッシ)とのラヴシーンがあり」
の箇所です。これはちょっとした誤解に基づく一文なのか、それとも
やっぱり二人のラブシーンは挿入されたのか。
ジャレッドとはキスすらしてない、とコリンが発言していたので期待薄
ですが、再撮影なんかで、あったとしたらいいなあー。
一度、タイの空港でX線にフィルムを通した時に大事なシーンのネガ
が駄目になったと聞いてます。このために再撮影をしたなら、
可能性は充分にある!

今は原稿で忙しいけど、11/24の公開前に、大王の略歴などを作成
したいです。アマゾンで大王ブックリストをつくることもしなくちゃ。
ところでジャレッドとジェイクが親友という設定のハイウェイが届きました。

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2004年10月18日(月) グルテンのファンクラブを作りたい


ぬぁぁぁあ! キチ○イになりそうな!
色々と後回しになっていてすみません。原稿は20Pまで
いったのですが、まだ40Pくらい描かないと完結しないんだな。
いよいよになったら前後編で分けて、残りはウェブで…とかいう
逃げに走るかも。でも、漫画として描き始めて20P描き進んだので、
今更小説に焼き直すことはなさそうです。
久しぶりにファラミアとベレゴンドの絡みを描いて興奮してます。
自分で漫画を描きながら興奮するのは、永い夜以来だなあ。
ファラミアが無用に雄どもに色毛を振りまいてます。

「野に放たれた馬」の続編といっていますが、あの事件から二年後の
話で、今回はベレファラとメルファラが両方一つの話に入っていて、
エオウィンも挟んで4角関係です。ファラミアは受身で流されてる
ような感じですが、彼には子どもたちを監督するという仕事が。

完全にオリジナル設定ですが、アラゴルンの息子エルダリオン、
エオメルの息子エルフヴィネ、ファラミアの息子エルボロンが三人、
エミン・アルネンの城で教育を受けてます。
エオメルの息子の読み方はエルフヴィネでよかったでしょうか。
台詞貼りこむ時調べようと思っています。
ファラミアの息子ははっきり書かれてないみたいですが、一部の資料では
エルボロンになっていました。たぶん、ボロはボロミアから取ってるん
ですよね。もし間違いでも、ボロミアから拝借しているという案は
頷けるので、この名前でいく予定です。

三人は切磋琢磨し合ってますが、それぞれに欠点があります。
かなりの割合、三人の視点に割いています。主筋はこっちかも。
子どもたちの教育には熱心でも、いざ自分のこととなると及び腰な
ファラミアです。

というわけで、カプは一応メルファラ、ベレファラ、ウィンファラですが、
最後にファラミアと添い寝ができるのが誰かは読んでお確かめください。

当初は、ボロミアの遺骨が発見されるというエピソードから始まる
執政家とエレスサール中心の話でした。ところがこれはエオメルと
絡めるのがとても難しいとわかりやめました。
HPのトップにも飾っていた泣くファラミアと、驚くエオウィンの
ページは、そういうわけで没に。いつか描きたいです。

「陰謀好き」や「陰謀マニア」と言う言葉がありますが、私も例に漏れず
その一員ではないかと思います。ミステリファンは皆、そうかな。
何かこう、事件が起こる話じゃないと書く気になりません。

役者島もある意味で陰謀ものですよね。
ただしこの陰謀に関しては、現在のところ一切オチを考えてません。
いくつか候補はありますが、これを筋の通った謎解きとは決して考えないで
くださいねー。

書いていてそろそろメンバーを忘れ始めました。名前表を脇に置いて
書いてます。そうしないと、「○○の存在をすっかり忘れていた」ということ
になりかねません。今もういっぱいいっぱいだというのに、ここに
あと6人加わるのか……(自業自得)。

早く18金玉話にしたいです。本命の相手がいるのにはずみであり得ない
役者同士でエッチしちゃったり、最中に他の人が近づいてきて二人で
息を殺したり、物凄いくだらんことで嫉妬したり、そういうおばか展開に
早く持っていきたいです。でもカールやエリックあたり、前を寛げたら
蛇が飛んできて先に噛み付かれたりしそうで心配です。

それより、私は今日テレビ見てて大興奮してしまいました。
何にかと言うと、グルテンに。
市長を表敬訪問してるグルテンを見た時、私は飛び上がって
「グルテン! グルテン!」と大喜びしていました。そして市長の顔が
いやに引きつっているのを見て、
「ばかだーー! グルテン! ばかだー!」と涙目になって
大声で叫んでいました。もうあと一歩間違えれば役者島にグルテンを登場
させているところです。

グルテンが何者か興味津々の方、残念ながら私はグルテンについて的確に
説明することができません。とにかく、21世紀で一番くだらない存在、
とだけ言っておきます。すぐさま検索したのですが、あいつに関する
情報はひとつも見つけられませんでした。どなたか、グルテン情報が
ありましたら教えてください。いろんなグルテンがいるかもしれませんが、
あのグルテンですよ。

http://www.gulten1999.com/

と思ったら、こんなとこにありました。イントロとか物凄いくだらないので
飛ばして、手っ取り早くphotoとかgoodsを。goodsコーナーで、
おい! グルテンのハガキ売ってんぞ!

グルレンジャーも何かひどい感じがします。とりあえずグルレンジャー
とかいうパクリのために訴えられているグルテンの姿が見たい。
裁判所に出廷するグルテンとか。

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2004年10月16日(土) 憂さ晴らしにジャレ妄想

股血が終わり凶暴化しています。

メールの返事などが溜まりまくっていて申し訳ありません。
原稿の目処が立ったら返事をさせていただきます。今は
けっこう必死でございます。
今日はコーチャンフォー(でいいのか)平岸店に気分転換に
行ってきました。綺麗で新しくて最高でしたが、目当ての本が
見つかりませんでした。最近のボーイズラブの本をニヤニヤしながら
手にとって「へ〜こんな感じかあ」と駄目人間らしいことをして
きました。そんで帰ってきて自分の絵を見て、
どうなんだろう、私の絵って!?
と物凄い今更考えても仕方ないことを考えました。
今私が描いてるベレゴンドがあのボーイズ世界に入ったら
化け物として攻男に退治されるな、とか考えて爆笑してました。
私もああいうボーイズラブっぽい絵に転向して荒稼ぎするかな、
と思ったのですが、成功した矢先に今の絵を鼻先に突きつけられ
弾劾裁判にかけられ、目の前で「これを踏んでみろ」と脅迫され、
私は目に涙も溜めず余裕で踏むのだけど、
「どうであれこやつが過去に描いた毛絵には違いないんだ」と理不尽に
責められて最後には切腹を余儀なくされるのかもしれない、
なんてことを考えてやっぱりニヤニヤしてました。

私にとって致命的なのは、ちょっと前までは自分の絵やアメコミの
絵が濃い、と思っていたのに、今ではどこがどう濃いのかわからなく
なってることです。文章も同じで、「濃いですよね」と言われますが、
どこがどう濃いのか自分ではもうわからないのです。どんなに濃い絵と
言われようと私自身の脛毛ほどは濃くあるまい。
それはまるで、最初は臭いと思っていた自分の部屋が、
1週間もそこで過ごしていると慣れ切ってしまって、どこがどう
臭いのかわからなくなる、というのと同じです(いやにリアルだ)。

かつては生身の人間で萌えるなんて絶対に無理だ、と思っていたのに、
いつの間にか生身の人間でないと駄目になっています。あるまじき
ことに、今では好きになった役者は(タイプにもよりますが)、
浣腸のドリームまで克明に想像してしまいます。
そしてそんな浣腸ドリームを想像した翌日なんかは、目覚めるほんの
一時のよくありがちな無防備な瞬間に、すさまじい罪悪感と自分への
恐怖が襲ってきて、私を絶望の淵へ突き落とそうとするのです。
たいがいは役者などに対する「申し訳ない気持ち」というよりは、
自分の行いに対する恐怖です。「訴えられるんじゃないのか」
というのもそのひとつですが、やはり一番大きな恐怖は、
「排泄系の妄想や暴力的な妄想をしてハァハァしている病的な自分への
恐怖」というものです。

たぶんこれはモラリストゆえの葛藤なのだと、ちょっと都合よく
考えたりもします。

中でもジャレッドに対してはサディズムを刺激されてされて大変です。
彼は役柄的に斧で惨殺されたり、ヘロの打ち過ぎで腕を切り落としたり、
エドワード・ノートンにぼこぼこに殴られたり、
銃で撃ち殺されたり(しかも二役)、とにかく思いっきり殺されてくれる
ので、あまり罪悪感なく想像ができます。
しかも個人的に排泄ネタほど彼にぴったりなものはないと思う。

こんなの見ると、もしこれが隣ん家の坊やで、私がフォートブラックで
四年ばかり訓練を積んだデルタフォースの元隊員(別に現隊員でもよかろう)
だったりしたら、綿密な作戦を立てて拉致監禁するでしょう。


これってスッポンポンなんでしょうか。
隣ん家の元デルタフォース隊員がソコムを構えて家宅侵入し、
たまたまシャワーを浴びて出てきたジャレッドを今まさに拉致せんとする
直前の画像。

この映画ジェイク・ギレンホールとの共演なので、思わす
DVD買っちゃいました。

Oh〜! 今見つけました。最新GQのインタビューより。ああ…これにはやられた。

本人(もちろん自宅)にこういうラブレターを送ってみたい↓

ジャレッド、俺は率直に言って、間違いなく、お前をレイプしたい。
お前の顔におしっこをかけたい。お前の尻穴にコーラのビンを突っ込む
などの変態行為に興じたい。意味もなくお前の目の前でお前のために
バイアグラを飲みたい。
でも本当はハメてる時に「もっと優しくしてェ!」とか甘えた声で
身悶えて貰いたいだけだ。


古代ギリシアのホモ話やホモ詩を読むときはきまって、受男をお前で
想像しているというのは実は本当なんだ、ジャレッド。ゲイミステリ
とかも受男はほぼお前で決定だ、ジャレッド。これもお前がこんなに
罪つくりなおニャンこルックだからいけないんだ(説明しろと言われても)。

お前を手に入れるためならジョージ・ブッシュを暗殺することくらい
わけはない。コリン・ファレルと対決することになろうとも、お前が欲しい。
備考:俺はコリンの大ファンだが、それでも手抜かりなく彼と対決も
辞さないということだ。


毎日四回お前で手扱きしてる、隣の家のジンクスより
--------------------------------------

どうでもいいけど憂さ晴らし的な日記になってしまいました。
昨日、すごくいいミステリ読んだんですよ〜。溜め息がでます。
今描いてるファラミア漫画が終わったら、じっくり腰据えて
ヴァージンリストの続きに取り掛かろう、と思わせてくれる傑作でした。


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2004年10月14日(木) 叙事詩の中の同性愛描写の欠如と、トロイ王家の受性

今日は凄いニュースをたくさん携えてやって参りました。
17時までちょっと原稿の手を休めて(切羽詰った雰囲気がリアルだ)。

まず、数日前に登場したアレクサンダーとヘファイスティオンの
幼少時代のツーショットです。かわいすぎる……。
ヘファイスティオンの髪型がイマイチという人もいますが、
私はこのくらい男の子らしいのもまたよいです。



二人とも、綺麗だなあ。ギリシア男の不埒な妄想が乗り移ります。
ヘファもアレクサンダーとの対比ということであんまり綺麗な子は
使わないかと思っていたのですが、とっても綺麗な子でありがたい。


アリストテレスらと少年たち。

武将たちに戦術について話すアレクサンダー。

他にもまだまだ出てきましたが、このへんで。

今回の目玉はこれですとも!
ガウガメラの戦いのシーン50秒

出てきました、大王の合戦スピーチです。最近の萌え映画にはつきもの(笑)
の将軍が味方の兵士を鼓舞するシーンです。一瞬カッサンダーなども。
ダレイオスとベッソスも登場します。ぶるぶるっと痺れがきました。
だいたいこんな感じでしょうか。

Alexander:(?) when i ask you why you fought so bravely, you will
answer with all these strength and your great, great hearts.
I was here this day in Gaugamela,for the freedom
and groly of greece.

ギリシアの自由と栄光というあたりが巧妙な大王。

アレクサンダー、鷲(ゼウスの化身と言われる)を見上げ、
Alexander: Zeus be with us!

うーんかっこいい。この前後を見れば、アレクサンダーと一緒に馬を
走らせているのが誰かもわかるのでしょう。一人はカッサンダーの
ようだけど、もう一人はヘファイスティオンだったらいいな。

Darius :Where does he go?
Bessos :I don't know, majesty
Darius :envelop him, bessos.

この会話がいいですね。ダレイオス「あいつどこ行く気?」
ベッソス「あ〜知りません、陛下」
ダレイオス「あのチビを包囲しろ」

それから、前にタイトルを紹介したサウンドトラックの試聴が可能に
なりました。出てきたクリップを見たところなんの問題もなさそうな
ヴァンゲリスですが、最初は少し「やりすぎ」感がありかも、と心配
していました。
こちらで試聴

The Drums of GaugamelaとRoxane's Veilがお気に入り。
Eternal Alexanderは続きが聴きたい。やっぱり、雰囲気的には
ヘファイスティオンが死ぬのはImmortalityかな。

ところで、また新しい本がアマゾンから届きました。いくつかは
19世紀の本なのですが、一つは相変わらずギリシアのホモセクシュアリティ
の本(洋書)、日本語でも「古代ギリシアの性と幻想」という本を
買ったのですが、面白いんだこれが!!
原稿中だし、ちょっとだけよv と油断したら半分まで読んでしまった。

中には衝撃的な話もあり、その糞食い昆虫に乗ってゼウスのもとまで
天高く飛んでいく物凄い話はまた今度にして、今日はアレクサンダーにも
イリアスにも共通する面白い話が書かれていたので、ご紹介。

なかなか要約が難しい話なのですが、トロイの公開、大王映画の同性愛
に関する噂で一部で議論が紛糾した「彼らは果たして恋人同士だったのか」
という疑問に対するひとつの見方です。大王映画においては、
アレクサンダーとヘファイスティオン、イリアスにおいては
アキレウスとパトロクロスなどが有名ですが、ほかにもゼウスと
ガニュメデス、ヘラクレスとヒュラスなど、
現代に至るまで「連中はホモだったのか」と私たちにどうでもいいが
放ってはおけない疑問を抱かせる素敵なペアが古代ギリシアには
存在します。その半分は、ギリシア神話の領域の人物たちです。

ゼウスとガニュメデスの話は以前日記に書きましたが、
地上でもっとも美しいトロイ王家のガニュメデスに欲情したゼウスは、
鷲になりすまし(一陣の風とも言われている)彼をさらってきて、
自分のお酌をする愛童にしてしまった、という話です。ガニュメデスが
いなくなり嘆いた父親を慰めるためにゼウスが空に上げたのが、
水瓶を持った少年の姿をした星座、私の星座である(いらんミニ知識)
みずがめ座です。

誕生星座で、比較的由来を語る機会が多いということもあるのでしょう、
現在この物語は、色魔ゼウスの肉欲にまみれたハァハァする物語として
語られることは少なく、その性的なニュアンスは切り捨てられがちです。
学者の中にも、「美しい少年をさらったとはいえ、はっきりと二人の
同性愛関係を書き記したものはないので、両者間にセックスが
あったかはわからない」という人もいます。
これは、アレクサンダーとヘファイスティオン、アキレスとパトロクロス
においても同じように言われていることです。

そうした研究家は、とりわけ偉大なホメロスの叙事詩をあげて、
イリアスの中には一度もそうした赤裸々な記述は登場しない、と主張します。
確かに、アキレスとパトロクロスは「二人で身を横たえる」だの
「身を投げかけあった」だのという非常に回りくどい言い方こそすれ、
「愛し合った」とまでは言明されていないし、イリアスに二度登場する
ゼウスとガニュメデスも、「美しさのあまりさらった」などと描写されるに
とどまり、性的な関係を匂わせるものはないといいます。

けれど、ホメロスが偉大な叙事詩に彼らのセックスのことを言明しなかった
からといって、ホメロス自身が彼らの同性愛関係を認めていなかった、
ということには決してならない、ということが、ここには書かれています。


「ゼウスとガニュメデスとの肉交を伴う同性愛を物語る話素が、この神話
に紀元前6世紀になってから付け加わったもので、それよりも前のより
古い神話にはまだ含まれていなかったとする、錚々たる
専門家たちの主張には、首肯することができない。なぜならまず、
名著「クロイたちとクレテスたち」の中でジャンメールが、この問題と
関連付けながら、「もっともこの種の関係のことは、叙事詩の中では
明らかにことさらに、無視されることが知られている」といみじくも
述べているまさにその通りに、古代ギリシアの叙事詩の中では、一般に
同性愛のことに露骨に触れるのを忌避する原則が、ヘレニズム時代の
作品でも、なおはっきりと墨守され続けている。


たとえばアポロニオスの叙事詩「アルゴナウティカ」において、
ヘラクレスに伴われてアルゴ船の遠征に参加した美少年のヒュラスが
水を汲みに行っていなくなり、彼をヘラクレスが夢中になって
探している間に、アルゴ号の乗組員たちに置き去りにされたという
なんとも間抜けなそれでいいのか英雄ヘラクレスなエピソードが
語られているけれども、当時ヘラクレスとヒュラスの間にあったと
一般的によく知られていた同性愛関係のことは、叙事詩ではその
長い叙述のどこにも、はっきりと歌われてはいないそうです。

また、ホメロスも「(詩人たちは)暗黙のうちに、ゼウスとガニュメデス
の間にはやはり、肉交まで含む同性愛の関係があると見なしていたことが、
強く示唆されていると思われる」そうです。

この話は長くなるので割愛しますが、アフロディテがトロイの絶世の
美男子(人間)を誘惑してセックスをした後で、神と交わったことで
恐れおののくこの美男子アンキセスを、彼女は
「大丈夫、曙の女神エオスも同じように絶世の美男子を攫ったし、
ゼウスだってガニュメデスを攫ったんだから」と気まぐれに慰めます。
ここで、ふたつの人間と神のペアを併記していることを思えば、
ホメロスがはっきりと叙述しないまでも、
「ゼウスがガニュメデスを自分の愛童にすべくさらって、
同性愛の関係を結んでいる」という伝承に則り、作詩したという
ふうに考えるのは、自然だ、とのことです。

そもそも、ゼウスとガニュメデスが愛人関係だったというのも、
一般的に考えられていたことだといいます。
たとえば、メレアグロスの短詩は、「自分が今熱愛している
少年の非常な美しさに目をとめたゼウスが、昔ガニュメデスを
攫った時のように、また再び鷲に化身をして、その美少年を
攫いに繰るのではないかという懸念を表明している」そうです。

そのメレアグロスとかいう変態の詩↓

「もしもゼウスが今もなお、ガニュメデスを、若さの花の盛りのときに、
 ネクタル(神の酒)を注ぐ、酌童にするため、攫っていかれた、
 その同じ神であらせられるのならば、
 それならばこの私とて、美しいミュシコスを、胸の内にしっかりと
 抱きしめて、隠しておかねばならない。
 私が気づかずにいるあいだいに、彼が翼を、あの少年の上に
 投げかけることが、けっしてないように」

というわけで、メレアグロスはハエが飛んできても、「なぬ!? ゼウスか!?」と
じたばた焦ったらしいですよ。
そういうくだらない詩も書き残しています。


当時、同性愛は(少年愛ととどまるものですが)男の嗜みとして
普及しており、男女の関係よりも男同士の方がすばらしいもの、とされて
いたと言います。それでもなお、叙事詩の中では同性愛関係を忌避する
傾向にあったというのは、やはり自然の摂理に反していると、どこかで
感じていたのかもしれないですね。

アレクサンダーまでいくと飛躍しすぎかもしれません。彼らは実在の人間
だし、こうした叙事詩全盛の時代より後世の人間です。また、マケドニア
というお国柄も考慮すべきところです。

ですが、アキレスとパトロクロスを、ホメロスがその関係を明言しなかった
という理由で「愛人同士ではなかった」とするのは、やはり不自然に
思えてきます。

ところで、イリアスのトロイ王家は神話学者のディメジルによって、
「三機能体系」と名づけられた、インド・ヨーロッパ語族の神話に
共通する世界観を反映した構造を持っているそうです。
「その中でトロイの王家の人々は、デュメジルの言う
『第一機能(宗教・主権・正義など)』と「第二機能(戦闘、武勇、暴力など)』
を代表するアカイア軍の英雄たち(アキレスら)に対抗しながら、
「第三機能(豊穣・富・愛欲など)』の担当者の役割を果たしていると思われる」
とのこと。
「彼らの間にもしかし、ヘクトルのようなきわめて気高い戦士が、
いないわけでもないが、その彼は本質においては平和的で、止むを得ない
場合にしか戦いをしない。じっさいのところトロヤ人はたちは、一方で
富と多くの娘たちの美しさのおかげで、他国の勇士たちの献身を購い、
それによって富者たちである彼らのもとでは、欠如が実は深刻な
第二機能を補填しながら、敵と戦っている」

ようするに、我々腐女子が「トロイ王家って受だよね〜」
「父も子もメスっぽいよね〜」と言っていたのは大正解だったということ
ですね。こういうイメージを決定してくれたと言う意味では、ペーター腺
は実によくやってくれたのかもしれません。

ファラミア漫画もこの調子だといけるかもしれません。
がんばって描いてます。


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2004年10月12日(火) 映画もろもろのこと


ちょいと前にコリンが出てくる夢を見てしまい、それ以来私の中の
コリン像に変化が生じ始めました。あまり本心から役者にのめりこむようなこと
はないのですが、コリンだけは別で、やばいです。普段は役者が事件を
起こしたり、誰かとつきあってるというスキャンダルが出てきても
「へ〜そうか、やったな! ○○! さすがだ!」と思うばかりなの
ですが、コリンに限っては、フォーンブースのメイキングで
「一日煙草を60本くらい吸った」と聞いて胸を痛め、暗い気持ちに
なったりします(笑)。死んでしまうよ、コリン!
彼は万人受けするタイプではないけど、私の中の「かっこいいと感じるツボ」
にずぼぼぼぼーっとヒットします。

よく男をオスとメスに分けて考えてしまいますが、ジャレッドのようなメス
(勝手に断定)に対しては砂糖菓子のように嘗めまわして溶けてなくなる
まで貪り、中だし食べ終わったらそれまで、などという尊厳を
無視したことを考えることもなくはないのですが、
コリンやラッセル、ヴィゴなどには跪いてファラミアに対するベレゴンド
のように忠誠を誓えそうです。

コリンDVDはアメリカン・アウトローとデアデビルを持っていません。
それと「バーナビー警部補-沈黙の少年-」も(なんじゃそりゃ)。
デアデビルは、ベン・アフレックに「軽薄なカッコつけ屋」という
悪い印象を抱いている上、アメコミファンとして、
あのようなアメコミベースの映画の駄作は許せません。ついでに、
コリンのブルズアイが、コリンじゃなくてもいいような役なので、
コリンファンとしてコケにされてるような気がします。
役者を嫌う、ということは(興味がないのは大勢いるけど)滅多にないので、
こんな悪条件揃ってしまって買うのは心苦しいです。でもやっぱりコリン
のために買うべきか(ぐだぐだ言ってねーで買え)。

フォーンブースのメイキングを見て、もうコリンてすげえや!
と大感動。特にラストシーンの五分近くの長回しの撮影段階を、
そのまま見せてくれたのですが、コリンの独壇場。
ずっと喋り続けて、最後には撃たれるアクションを
演じてカット。拍手が起こるのですが、これを大勢の見物人の前で
おこないます。あれだけの台詞をさらっと覚えているところも凄いけど、
ちゃんと演技に集中し、リアクションがない中で一人芝居を続ける度胸
もすごい。そしてこの頃はまだ無名だということも。
もう一つ驚いたのは、ロケ地がLAだったこと!
ひえ〜すっかり騙されました。

ジャスティスのラストの、眼に涙を溜めるコリンの敬礼、あれを
思い出すたび、物語を書き続けたいと感じます。世の中には、
「これが私が書いた話だったらな」と思う作品がいくつかあり、
Hart's warはまさにそういう話です。ユージュアル・サスペクツ、
ファイト・クラブ、LAコンフィデンシャル、ディア・ハンター、
ミスティック・リバーなどもそういう類です。

話は飛びますが、M&Cは原作はもちろんですが、映画は本当に
すばらしいと思う。あんな玄人仕上げなすばらしい映画はなかなかない。
前にタカミさんとも「いい映画はたくさんあるが、あれは完璧だ」
という話をしました。思い出すだけで胸に迫るものがあり、世界観を
構築してますよね。

そういえばモンスターも見ました。これも感動しました。
シャリーズ・セロンが凄いことは言うまでもないのですが、女性監督
だからこそ撮れた映画ですね。何よりよかったのは、二人のヒロインが
レズだったことです。TVスポットではそうは言っていませんでしたが、
もしこれが宣伝通り純粋な少女との友情物語なら、偽善的でありがちな
ものでしたが、二人がレズだったことで真に迫るものがありました。
私がレズなら、この映画をレズ萌えの永遠の名作としてカウント
してるところです。もうすんごい屈折した見方で比べますけど、
これが男二人だったら、同じく「不朽のホモカプ」になってます。
たぶん、男女ならそうはいかなかった。身勝手な現代版ボニー&クライド
程度にしか思わなかったでしょう。それだけ同性愛には追い詰められ感
があるんでしょうか。

アラモも見てきましたが、デイヴィ・クロケットがきもかったです。
TV映画級の作品でした。

ところで、フォーンブースの撮影監督マシュー・リバティークは
ジャレッド映画「レクイエム・フォー・ドリーム」の撮影監督でした。
どうりで映像が似ています。

新刊は、結局は小説になりそうで、ちょっと凹み気味です。
アー漫画出したかった!

どうでもいいけど、内村プロデュース大好きです。さまぁ〜ず、
今一番好きなお笑いコンビかもしんない。爆笑問題なども好きですが、
今はさまぁ〜ずです。ついでに、最近お笑いコンビの友情が垣間見える
瞬間などにハァハァしてる自分がいて驚きです。

ダヴィンチ・コードはさすがに大ヒットだけあって、ちょっと日記に
書いたのですが反響が大きく、驚きつつ嬉しかったです。大勢の方に
読んでみる、と言っていただき、自分に喜びを与えてくれたものに少しでも
恩返しができた気がします。

でも今は股血なので、ちょっと萌えるとすぐおなかが痛くなって
切ない。

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2004年10月09日(土) オフィシャルフラッシュサイト

ニュース続きのアレクサンダー、ついに待望のフラッシュサイトが
開通しました。ファンなら必見。すばらしいサイトです。
ギャラリには初登場の写真も。ヘファイスティオンの扱いが向上し始めて
target=_blank>オフィシャルサイト フラッシュ版

キャラクターのコーナーもすごくいいです。発音が(英語ですが)
書かれてるのがまた。全部抜き出して並べてみました。
名前はとりあえずギリシア語読みにあわせました。嬉しいです。



まだポロスやアンティパトロスなど、出てきてない主要人物がいます。
スピタメネスも出てきそうです。

バゴアス、美しい〜。バゴアスは厳密には私の好みではありませんが、
「またがれ」と命じてこんな美しい男が跨るなら、都市のひとつや
ふたつ破壊しても、奪いたいです。たとえ私にヘファイスティオンが
いても(爆笑)、自分が王なら、バゴアスも奪うでしょう!
前に同人などはあまり知らない友人に
「今はM&Cにはまってるの? 指輪物語は?」と訊かれた時、
「どっちかじゃないの。指輪は20年連れ添った妻で、比べたり
しないの。M&Cは最近惹かれはじめた20歳の愛人なの」

とまじめにこたえたところ、ジンちゃんが男だったら最低男だね、
と言われました(笑)。
ファンのコメントで、「私自身の眉より手入れされんぞ!」とあって
面白かったです。お化粧で、ちゃんとペルシア風の顔つきになって
ますが、それでも厳密なペルシア顔じゃないですね。この手は
アレクサンダーだろうか!
説明には、「ダレイオスの愛人」とまで書かれています。
ヘファとバゴアスのやりとりも見たい!
もちろん、ヘファが「アレクサンダーの愛人である男」を
大切に扱う、という描き方を希望。

グラウコスという男がヘファイスティオンの医師として登場していますが、
ファンたちはこのヘファを殺すビッチめが、可愛い顔しやがってと
僭主のような気持ちで嘗めるように見ています(笑)。パウサニアスも
フィリッポスを殺す妾男め! 可愛いじゃねえかハァハァと言って
皆さん、(ficによる)復讐を誓っています。美しいゆえにアッタロスと
部下たちに陵辱されたというパウサニアス、ちゃんと彼を美形にしてくれる
オリバー、すてき! ファン心理わかってる! 私も当時のギリシアに
クラテロス級にいかつい武将に生まれてたら、絶対パウサニアスあたりは
手篭めにしているところです。とかいって実際そうなら一介のマケ兵として
カイロネイアあたりで仲間の槍に間違って刺されて死んでることでしょう。
アッタロスもイメージに合ってますが、私の中ではもう少し男らしいホモ
でした。

ネアルコスがまた、安彦漫画のネアルコスにそっくりで。ほんと、ここまで
くると安彦さんは実はオリバーなのではという仮説までも浮かんでくる。
そしてペルディッカスのような男は、やはりペルディッカスでした!
これもファンのイメージに近いからこそ予測されたことです。
ダレイオスも知的で、高貴な雰囲気でとてもかっこいい。
ベッソス攻ダレイオス受とか、どうだろう。


昨日出てきたこの画像。これだけで本当は大ニュースなのですが!

ダレイオスの玉座に座る大王、かわいい!! 足もとにある台座は、
背が低い大王のためにフィロタスが持ってきたダレイオスのテーブル(笑)。
大王はこの時ちょっとむっとしたともいいます。ダレイオスの部下は、
王様のテーブルがどっかのチビの足置きに〜っと嘆いたとか。
この巨大な玉座、ダレイオスも足が届いたわけではないそうで、
ペルシアでは、王は地に足をつけて座るのは庶民的で許されなかったそうです。

髭でもかわいいヘファイスティオン
大王もヘファもこんなかわいいと、百合カプだー。

子どもたちとオリュンピアス。アレクサンダー役コーナー君は
いない模様。左端がプトレマイオス、その横がヘファという噂も。

かっこいいヘファイスティオン。

部下に命令を下すヘファイスティオン、心配です(笑)。

ロクサネ「彼、あんまよくなかったわ。だって寝言でヘファイスティオン様
のことばっか呼ぶのよお〜」
侍女「仕方ないですわよーギリシアの男は皆ホモですものお」

ぬあああーヘファと一緒にいてくれたら。バゴアスでも。
でもきっとロクサネでしょう。

あうわうわあああ〜(混乱)。脱がしたい…! 脱がしたい!




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2004年10月07日(木) 大王サウンドトラックの曲名

アレクサンダーの情報は、トレイラーを機にふとおさまって
しまたかんがありますが、ファンはおなかいっぱいなのでいいのかも。
ところで11月に発売されるアレクサンダーのサウンドトラックの
トラックのタイトルが発表されました。

Track # Title
1 Introduction       イントロダクション
2 Young Alexander      若き日のアレクサンダー
3 Titans          タイタン
4 The Drums of Gaugamela  ガウガメラの太鼓
5 One Morning at Pella   王都ペラのある朝
6 Roxane's Dance      ロクサネの踊り
7 Eastern Path       西の道
8 Gardens of Delight    喜びの庭
9 Roxane's Veil       ロクサネのベール
10 Bagoas' Dance      バゴアスのダンス
11 The Charge        突撃
12 Preparation       準備
13 Across the Mountains   山を越えて
14 Chant          歌?
15 Immortality       不死
16 Dream of Babylon     バビロンの夢
17 Eternal Alexander    永遠のアレクサンダー
18 Tender Memories     優しい思い出

楽しみだーー。ファンは、バゴアスとロクサネがあってヘファイスティオン
がないのが悲しい、と言っていますが、Immortality、Dream of Babylon
のあたりが、彼の死とリンクしているのでしょうか。でもやっぱり、
ヘファイスティオンのテーマがあったら、嬉しかったなあ。

タイタンはコロッサスと同じくギリシア神話に登場する巨人です。
これは、頭角を現すアレクサンダーのことでしょうか。
One Morning at Pellaも気になるなあ。
Eastern Pathはダレイオスの残党を追うために通った道のことでは
ないでしょうか。

Gardens of Delight! 今でこそ当たり前になったペルシア特有の
吊り庭のことかと思います。建物の二階や三階のテラスに木や花を
植え、庭にしたものです。ここで大王、バゴアスとデートか。と思った
けどどうやらバゴアスの登場はもっと後らしいので、ヘファイスティオン
とデートか。
Roxane's Veilはロクサネとの結婚式だろうと予測されてます。ちなみに、
この曲。
アジア人の私たちが、郷愁を感じてしまう美しい音楽です。
ロクサネはバクトリア(現在のアゼルバイジャンのあたり)の王妃です。

ところで、私は現在ファラミア受漫画を描いてます。もし間に合わなければ、
小説に焼き直します(笑)。


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2004年10月04日(月) スパルタ男受

私は今日、このサイトで自らが生んでしまった数々の謎について、
質問にお答えする形で明らかにする準備があります。
その謎というのは多岐に渡っているのですが、最近、一番多い質問から
こたえていきたいと思います。
まずはこれです。



これはなんですか?
あるいは、これはクマなんですか、という質問です。
案外この生物は知られていないのだ、ということがわかりました。
これは、ラマという生物で、アルファ宇宙域の第三惑星から地球へやってき
俗に言う、どうぶつです。ただし、大勢の方が地球外生命体と
誤解していしまうのは仕方がないことで、うちの兄が一番お気に入りの
動物です。理由をきくと、SFっぽいからだそうです。納得です。
大辞林によると
「ラクダ科の一種。肩高1.2メートル内外。頸(くび)は細長く、
耳も長く、尾は短い。体は茶・黒・白など。草食性。家畜化され南米
アンデスの高地で荷物の運搬に使われている。肉は食用にされる。
アメリカラクダ。羊駝。リャマ。北海道の洞爺湖で一匹のラマが確認
されており、それを見た観光客にクマ呼ばわりされたという報告有」

とのこと。そういうわけで、みんなで、ラマラマしようぜ!


あんまかわいくない。

白いやつもいるようだ。

きもい!

ダライ・ラマ

ラマはあまりにSFっぽいので、ルーカス・フィルムが密かに製作した
着ぐるみという噂もあります。中の人は、もちろんスターウォーズファン
です。真相は、ルーカス@ルーカスフィルム・コムまで(安易なアドレスだ)。
ちなみに、中の人は時々高山病になります。

もう一つは技術的な謎の解明になりますが、役者島でも、
洞爺湖侵攻作戦でも、案外ビッタンコな写真を取ってくるけど、どこから
持ってきてんだ? というものです。これにはコツがあります。
私の場合は、英語圏のyahooやgoogleの検索の際にimageを指定し、
該当する単語を英語で打ち込んで検索しています。そうすると大勢
写真や絵がヒットするのですが、その中から一番フィットするものを
選んでいます。たとえば、

これなんかはもう、私の日記のためにアップしてくれた写真だと
信じました。


もうひとつの謎は、私が踊ったという大王ダンスです。
これは23日も友人たちの前で披露したのですが、まず説明から入ります。

大王はとても小さかった、という歴史家が大勢おり、中には140センチくらい
だった、と言う人もいます。これを知った私は机を叩いて笑ってしまい、
大王が140センチのチビ@コリン顔、ということで、短足で頭でっかちで
いつも落ち着きの無い大王は、きっとこんな感じで走るに違いない、
と友人に実演して見せているのが、大王ダンスです。
それはあえていうなら「単なる困ったチビ」なのですが、
140センチでいやに運動神経がいい癪に触るチビで、満足に言葉も喋れない
ので不満がある時は「ンンンンン〜!」と唸るだけです。たぶん眼が
いってます。もちろん他の部下たちは皆180センチくらいある髭男たち
なのですが、140センチ大王に限っては、総攻です。
脱ぐと140センチに見合わぬ逸物が顕わになり、どたばたとやかましく
走ってきて相手を押し倒します(もちろん、会話はなしです)。
相手は「なにかな、このチビは」と思っているうちに、すでに
犯られています。

特徴としては、いつもヘファイスティオンと手を繋いでます。
この140センチ大王の漫画を、いつか描きたいです。しかも、大王の史実に
従って描きたいです。

もうひとつ、狼の中巻の発売は、現在再版のためにがんばっています。
今回は、きりさんが本編打ち込みの半分をおこなってくれました(涙)。
きりさん、ありがとうー!
11/3の中つ国冒険記にも申し込んだので、通販以外でもこのイベントで
買える予定です。

ところで、私はパーサ・ボースのアレクサンダー本を読んでいて、
色々なことに感銘を受けているのですが、スパルタの男受の妄想に
思考が飛び、そのうち股間がはちきれんばかりになりました。
スパルタとは、皆さんもご存知、古代ギリシアの都市国家のひとつ
なのですが、スパルタはアテネ、テーバイといった主だった強国の
ひとつでした。それぞれに面白い特徴があるのですが、
中でもスパルタという国はそれこそファンタジーやSFの中に
出てきそうなお国です。
スパルタ教育、などという言葉がありますが、厳密には、日本人が
一昔前に「厳しく鞭打つような教育」という意味で使っていた
この言葉は、誤りです。

たしかにスパルタは厳しい国です。民主制(市民の総意が反映された
都市運営)で有名なアテナイとは違い、スパルタは独裁政権や、
君主制の国です。というよりは、共産的といえるかもしれません。
とにかく厳しい。自由な発想や人として当然の
欲求は、未熟者の証として抑圧されました。
ネクロモンガーかよ、という突っ込みを入れたあなたは正しいです。

主立って奇異な特徴は、先進的なギリシア社会とはいえ、女性は
社会的地位の上で劣っていたわけですが、スパルタの女は違う。
彼女たちは、男と平等にある年齢に達すると運動競技場へ行って肉体を
鍛えました。もちろん、男女それぞれの競技場があるわけではなく、
男女一緒に、素っ裸になって肉体の鍛錬に勤しんでいたのです。
こうした中で女は男のように勇ましくなり、アテナイとのいくたびかの
戦争において、スパルタの男たちの軍隊が壊滅した時、女たちは
都市に残り、戦ったのです。しかも、勝ちました。
女の軍勢になど負けるわけがない、と高を括っていたアテナイの男たちは、
都市を攻め続けるも強固なスパルタ女の守りに阻まれ、最後には
去っていったのです。
さらにいえば、スパルタという国はいかれていて、防壁というものを
設けません。なぜかといえば、人間が鉄壁の守りを敷けばいいのさ、という
わけのわかんない自信というか、SMっぽい思想を持っていたのです。
実際、これは当時のギリシア全体にいえることですが、肉体を犠牲にしても
信念を貫くことこそが崇高だ、というような思想は、ムキムキ人たちの
頭をいっぱいにしていたともいえます。

さて脱線したので戻りますが、運動競技場では男女が分け隔てなく
素っ裸で競技(らしきもの)を行っていました。運動への奴らの意欲も
なにやらきもいものが。これは冗談ではなく、奴隷制度の下では、暇だった
ためです。
しかし、当然ながらというべきか、普通に考えると、男は女の裸を
見て、興奮します。珍子が勃ちます。
ヌォォォォォォ! 駄目! そんなのスパルタ漢じゃない!
というわけで、久しぶりのフェネコール叫びですが、
スパルタ人は、この自然の欲求&反応こそが、克服すべきものである、
と考えていました。男たちは、女たちや美しい男の競技姿を見て
欲望を抱いてしまった時、「ああ駄目だ。私はなんて未熟なのだろう」
と、萎えてしまったといいます(でも勃起はちゃんとしているところが
滑稽でよい)。
こうしたスパルタ独自の思想は、他のギリシア諸国からも「きもい」と
思われていたのですが、当時の某スパルタ訪問者の言葉が、
スパルタという国を表わしているとして、現代まで残っています。
「スパルタ人があれほど死を恐れない理由が、スパルタの食事を口にして
わかった」
人間の基本的な欲求を、どこまでも抑圧することによって、
彼らは規律や風紀というものを遵守していたものと思われます。

例のごとく、スパルタでも同性愛は普通のことでした。しかし、
他の都市と違うところは、彼らの間にはセックスが介在しなかった
ということです。これまた、年上の男は、若い男と指導的な立場から
親密になることが許されていましたが、あくまで精神的なものであって、
肉欲を伴うものは許されなかったのです。
きっとじりじりしていたペアもいたことでしょう。実際どこまで
守られていたかはわかりません。

なんかすんごい回り道をしてしまいましたが、そういうわけで、
最初のスパルタ男の受に戻ります。スパルタはアレクサンダー時代も、
アギス王のもと、たった一箇所だけ近隣諸国と足並みを揃えずにいました。
それどころか、大王の行政官であるアンティパトロスに戦争で負けています。
アテナイとは幾度も戦争をしては、勝ったり負けたりを繰り返しました。

例外的な話としては、デルフォイのアポロン神殿は、ギリシア人の
心ともいえる神聖な場所ですが、これをクセルクセス率いるペルシア帝国
に奪われかけたことがあります。ペルシア帝国は、後にアレクサンダーが
征服しますが、当時はギリシア全都市国家にとっての共通の敵でした。
この時、ペルシアの10万の兵を相手に、スパルタの数百人の男たちが
とどまって戦い、玉砕しました。これは、ギリシア同盟国の軍隊が
隘路を抜けて隊列を整え、ペルシア軍と戦うための時間稼ぎでした。

というわけで、スパルタ男受
こんなマゾでいやらしい男たちはいません。当時、敗戦側の兵士は
捕虜になり、奴隷として売られました。デメトリオスの話を読んでも、
レイプなどは日常茶飯事だったようです。性欲を抑圧されて育った
スパルタの兵士が、マケドニアの猛者に陵辱される姿など、想像する
楽しみを思えば、こんなネタ(ラマに始まる)を延々と書いた甲斐があります。

好みとしては成人して髭も似合い始めた感じのハンサムがいいのですが、
美少年でもかまいません。
プライドが高い貴族や将校で、スパルタの理念を頭から信じ、
スパルタこそが正義! 禁欲こそ最も崇高なもの! とか無駄に
頭に詰め込まれている男(推定26歳)。つい二年くらい前まで年上の
男とのプラトニック(だがもちろん性欲を無理に押し殺した)な愛で
結ばれていたのだが、その男が結婚することになり、泣く泣く関係を断って
髭を生やし始めた、とかそういうタイプ(ハァハァ)!
頑固で石頭で、実はけっこうシャイ。最近、自分も若い美少年
を相手にしてもいい、とスパルタ一の美少年をゲットしたばかり、とか。
よ〜し、これから攻ライフだ(謎)と思っていた矢先、
マケドニアとの戦いで騎兵部隊の指揮を執っている時、矢があたって
捕虜に。マケドニア側の好色な指揮官の奴隷になるのです。萌える!
屈辱の一年間で、肉体を思うさま拓かれるスパルタ男(オヤジか)。
けれどそのうち、この髭のマケドニアンが強引だが愛情深い男だとわかり、
惹かれ始めるも、26年培ってきた禁欲精神が邪魔をし……。

というわけで、続きはご想像にお任せ。暇があったら書くかもしれません。
古代ギリシアは、テーバイの神聖部隊などなど、萌えを掘り返せばきりが
ありません。






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2004年10月03日(日) トレイらーに関するうんちくv

アレクサンダートレイラー、あれから50回くらいはゆうに見ています。
個人的な感想を細かく書いていくことにします。

最初に、砂嵐の中、夜の行軍を続ける軍隊の姿が映りますが、
なんと誌的で、古代へのロマンを掻き立てることか! 映画の中では
緊張感、疲労感に満ちたシーンかと思いますが、全体に漲る芸術点の高さ
に感動しました。

プトレマイオスの台詞の「我が人生において、偉大な者は大勢知っているが、
巨人(コロッサス)はただひとり」
という台詞には、プトレミーに託したファンの思いがしっかり凝縮されて
おりました。

ところで、これは前から書こうと思っていたことですが、
安彦良和先生の大王漫画と、あまりにたくさん共通点があって、
オリバー・ストーンは安彦漫画を読んだのでは、と思ってしまうほど。
大王のライオンの頭部をモチーフにした兜などは、出土しているのかも
しれませんが、そっくりです。もちろん、ライオンの頭部を模した、
というとデザインは限られてくるわけではありますが。
それとフィリッポス二世、これがびっくりするくらい似てます。
ますますオリバー・ストーンに疑いの眼を向けてしまう(笑)。
安彦漫画ではリュシマコスに、今回の映画のプトレマイオスのような
立場を取らせていますが、「あの人は特別だった」という回想の空気も
似ていますー。
映画が安彦漫画に影響を受けたという冗談はおいておいても、こうしてみると、
完璧とはいえないまでも、安彦先生が、あのような限られたページ数の
中であれほどうまく大王の人生を描いたということは、もっと大勢の人に
知られてしかるべきと思ってしまいます。
それとオリバー・ストーンは間違いなくメアリー・ルノーを読んで
います。


トレイラーの感想に戻ると、芸術点の高さはもちろんですが、
役者の演技がまっことすばらしい。コリンの演技がすごいことは
言うまでもありませんが、バル・キルマーが地味に凄い。凄い迫力だし、
恐ろしい男という以上に、賢い王という雰囲気が醸し出されていて、
玄人好きしそうです。単純な製作者であれば、ダレイオスやフィリッポス王
をアレクサンダーよりも偉大ではない、という風に描いてしまうかと
思います。けれど、実際はアレクサンダーの地盤を築き上げたのは
父王であり、このフィリッポス二世が、もしもアレクサンダーが
この世に生まれていなければ、古代ギリシアにおける最も偉大な王として名を
残したことは間違いありません。ただし、息子と違い、フィリッポスの
征服はペルシアにとどまっていただろうといわれているので、息子ほど
ではないと思いますが。

矢が雨のように降るシーンは、「ヒーロー」でも有名になりましたけど、
もっと前はブレイブハートとグラディエイターにもあり、近年の流行ですね!
中世までの白兵戦においては、ありふれた光景だったのかも。とにかく、
映画に花を添える演出だということは間違いない! 私も好きです。

ゼウスの化身である鷲が飛び、ヘファイスティオンの声で
「もし世界の果てに到達したら、あなたは何を?」
と尋ねるシーン。好きだあ〜。前、私はこれを大王の声で、
ヘファイスティオンに尋ねていると書いてしまったかと思いますが、
よく聞くとジャレッドの声でした。
ヒンデュークシュの山頂からオケアノスを眺めようとする大王。
「……みえない……」といういじけっぷりがかわいすぎ!
アリストテレスは月食を見て地球が丸いことを知っていましたが、
大陸の果てはインドのインダス川の向こうっ側あたりにあって、
そこからはもう海! 中国もアメリカ大陸も、そんなもん知らない!
と思っていたようです。
大王は、世界の果てまで行って全部征服するとほざいていたので、
ヒンドゥークシュの頂上から見た光景には、さぞがっかりしたことでしょう。

いくつか身震いしてしまったシーンがありますが、そのうちのひとつが、
アリストテレスが若きアレクサンダー(&たぶんヘファイスティオン)に
「そのプライドを、神は罰する術をお持ちだぞ」と言っているシーンです。
子どもながらに傲慢で鋭い王子に対する、決して子どもが好きではない(笑)
偉大な哲学者アリストテレスの、呆れるような、畏れるような表情。
考えてみると、アリストテレスの教えは、大王に美徳や利益を齎しこそ
すれ、彼が唱えた排外的な「ギリシア人以外はどーでもいい」という
マズい哲学は、ちゃんと退けた優等生な大王です。
アレクサンダーはもっと実利主義的でした。

パルメニオンと思われる人物ですが、唯一彼だけはちょっと私の想像とは
違いました。もう少し寡黙で、賢明な重臣というイメージです。
パルメニオンは、間違いなく大王よりもはるかにできた人間だし、
筋が通っているので、同情的に書かれることが多いようです。

パルメニオンの後で、コリン大王が凄い形相で叫ぶシーン! 
このキ○ガイっぷりを見て、ほっとしました。その背後にいるのは、
フィロタスで、M&Cのウォーリーですが、次のシーンで大王を糾弾するような
姿で登場し、期待が高鳴ります。

パウサニアスらしき人物を追っていく大王の映像と、大興奮な大王
の突撃シーン。コリンってほんとにすげーや!

カサンドロスなジョナサンが、期待を裏切らない雌猫っぷりのようです。
大王とカサンドロスの関係も、萌えれそうだ〜。

そして、やっと、やっと、出てきた動いて喋ってるヘファイスティオン。
たぶん、パウサニアスをはずみで殺してしまった王子アレクサンダーを、
即座に王に擁立するというシーンです。と、私は勝手なことを
平気で書いています(笑)。
まったく違う可能性も。
ジャレヘパ、い い ! しかしうつくしージャレよりも、持ち上げられる
ままに腕を上げるコリン大王の、なんともいえない表情。
野心にすら満ちていない。ただし、このままのっかっていこう、
それしか生き残る道はない、
という感じです。

ペルディッカスっぽい男が出てきますが、もし彼がペルディッカスなら、
平伏します。ペルディッカスは大王死後、けっこう抜け目のない
奴ですが、その雰囲気が満ちています。前に出てきた、フィロタスの肩を
叩く武将と同じでしょうか。

レオニダスの戦術のアドバイスシーン、
「戦の第一原則は、あなたが自分の部下たちにやれと命じたことを
自らやることです」というのは、アレクサンダーという人物像に
迫るものがあります。大王を美化する時、必ず出てくるのは、
彼が率先して危地に踏み込み、時には疲れた者を王自らが助け起こした、
という逸話です。裏を返すと死を恐れぬ向こう見ずさが、武将たち
をハラハラさせていた、ということです。

このすばらしートレイラーで、ファンの心を鷲掴みにした一番のシーンは、
アレクサンダーがヘファイスティオンに制止されながら、
深く傷ついた表情で(おそらくクレイトスを)非難しているシーンです。
昨日の訳はviolent enemyになってましたが、よく聞くとfinestでした。
「誰も、私の最大の敵でさえ、この私にお前のような口を利くものか!」
大王の崩壊がはじまっています。ヘファイスティオンは大王を掴み、
大王も彼を掴んでいる手元に注目(笑)!
このシーンを見て思ったんですが、これがトロイに欠けていたそのものでは
ないでしょうか。欠けていたというより、私が勝手に期待していた、という
方が正しいかも。
そして大王の手元の下に隻眼のアンティゴノスが潜伏していることには
もっと注目。この後、大王の手が顔にびしっとあたると尚最高。
しかし、アンティゴノスは史実とされているものにおいては、この時点では
もういないはず。なので、亡霊ってことでやっぱ一番注目。

コリン・ファレルの文字の直前のアレクサンダーには、死相が浮かんでいます。
髪もそうとう長いので、遠征後かもしれません。ヘファイスティオン死後かも。
文字直後は裸でセクシーな大王ショット。バゴアスとのシーンか、
ヘファイスティオンとのシーンだったらいいなあ。
次の腕を伸ばしてるシーンは、毒殺説でいくならちょうどめまいを起こした
シーンじゃなかろーか。

アレクサンダーの泣きシーンは、髪も短いし、ガウガメラあたりか。
希望としては、ヘファイスティオンが死んだと思うシーンとかだと嬉しいなあ。
この泣き顔、コリンはオスカー男優賞、トム・クルーズを退けて獲るかも
しれませんよ。獲って欲しいな。

次の結婚式かなんかで何かを持ち上げてる地面からのショットなんですが、
おい! 右の野郎の玉の膨らみがばっちり見えんぞ!

オリュンピアスは呪ってますが、映画ではフィリッポスにレイプされる
そうですよ。これは、有名な大王小説のひとつに書かれたエピソードらしい
のですが、映画では、大王はこの結果生まれるという設定になるのかも。

私には判別できませんでしたが、プトレマイオスが弓を構えているらいし
のですが、だとしたらかっこいい。
大王の側近で、プトレマイオスほどノン毛な男はいないと
思っていたのですが(というか唯一だ)、この調子だと、スラッシュで
どんな目に遭うか……。

バル・キルマー、オスカーの助演男優賞とってもおかしくない!
とかいいながらすっ飛ばしてラストの問題の叫び声に。
タイトルロゴと同時に、「あなたは永遠に語り継がれるでしょう!」
という声がエコーかかって入ります。
ファンの予想(というより希望)はふたつに分かれています。

ヘファイスティオンによる、大王への叫び、という説。
大王による、死んだヘファイスティオンへの叫び、という説。

声質はジャレッドに似ていますし、この映画の流れからして、
大王がヘファに対してこんな台詞を言うとは思えません。
実際の大王が、英雄としてヘファを祀ろうとした逸話は残っていますが。

あえてどちらでもない説を立ててみると、もしかすると、
兵士たちに向けた、大王の熱のこもった演説に一説かもしれない、
とも思います。誇大妄想癖のある大王が、思わずぶった挙句に自分は
永遠に語り継がれる、と言ってしまったとか、あるいは兵士たちに、
「私について来い! そうすればお前たちは、永遠に語り継がれるだろう!」
と言ったとか、かもしれません。

ともかく、全編を通して物凄い力んだシャウンティングが多いので(笑)、
それぞれの迫真の演技が見れそう。カッサンダーだけは冷めてそうだけど。

たった二分のトレイラーの感想、長いよ!

ところで、こんな記事を教えていただきましたー。
http://msnbc.msn.com/id/6134129

内容は、アレクサンダーが公開延期になったのは、ゲイシーンが
多すぎるためであり、男と男の熱烈なセックスシーンをカット
しろと、配給側が要求しているそうですが、
オリバーは必要だと主張してるそうです。

ここまでくるとほんとむかつくよ! ロクサネとのラブシーンは
よくて、なんでバゴアスとは駄目なんだ。ロビン・レイン・フォックス
が言っているように、「大王がバゴアスに求めているのは純粋な肉欲で、
ヘファイスティオンには(セックスもだけど)、もっと精神的な
ものを求めている」わけだから、バゴアスとのセックスシーンをカット
されるということは、この違いの強調が削がれることです。
この映画のテーマとまでは言わないまでも、アレヘファあってこその
大王映画なので、これは重大な決定になりえます。

どうせベッドで大王がピストンしてる程度のシーンなのでしょう。
たかが三秒のラブシーンで紛糾するほど、世界は未熟だというのか。
どうせR指定なんだからいいじゃん!
腐女子としてメンズならぶしーんを見たいという以上に、
アレクサンダーとヘファイスティオンの関係に感動したいからこそ、
バゴアスとのラブシーンを入れて欲しいです。


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2004年10月02日(土) アレクサンダートレイラー公開

ついにアレクサンダーがベールを脱いだという感じです。
トレイラー、感動しました。オリバー・ストーンならば
案外時代ゆえの血生臭さを描いてくれるだろうとは思って
いたのですが、彼を見縊っていたことを謝罪したい気持ちです。
公開されたトレイラーを見る限り、同じ書物を読み、同じシーンを
想像していたはずですが、私の大王像はこれほど生々しく、
これほど人間的ではありませんでした。完敗! 

結局のところ、人類の歴史を変えたこの征服の物語も、
アレクサンダーという一人の残虐なロマンチシストの
個人的な探求物語として、かなりの割合美化されて作られる
ものと思ってたところがあります。
けれどトレイラーの中の大王は、残虐で繊細な、
誇大妄想癖を抱える躁うつ病のロマンチシストそのままです。

役者たちはコリンやアンジェリーナをはじめ熱演しています。
とくにコリンのこんな迫真の演技は、彼の映画をほとんど見ているけれど、
どの作品でも見たことがありません。むしろ、映画のアレクサンダーは
「知の探究者」としてのアレクサンダーの寛容な見方を、はねつける
ほどのリアリティに溢れています。私を含めファンというものは
こうした見方にどうしても傾倒しがちですが、70年代から彼の
映画化を夢見ていたというオリバーが、大王との長い付き合いの中でこの
シビアな態度をキープし続けたことに、感銘を受けます。

ファンはこのトレイラーを受けて騒然となっていますが、まだ
しっかりとしたスチルが出てきていません。とりあえず、出てきている
スチルだけでも交えて、一つ一つを訳していきます。

::::::::::::::::::::::::::::::
アレクサンダー・トレイラーB
::::::::::::::::::::::::::::::

プトレマイオス(アンソニー・ホプキンス):
I've known many great men in my life ...
我が人生において、偉大な者は大勢知っているが


-アレクサンダーの眼
-行軍

プトレマイオス:
but only one collosus
巨人(コロッサス/ギリシア神話)はただひとり


-敵を倒すアレクサンダー
-豹? 大王? ロクサネ?

フィリッポス二世(バル・キルマー)
A king isn't born,he's made
王は生まれてはこない。作られるのだ
生まれながらの王はいない。作られるのだ


-愛馬ブケファラスに乗る若きアレクサンダー
-兵士たちが弓を射る
-鷲が飛ぶ(ゼウスの使い/化身と言われる)

ヘファイスティオン(ジャレッド・レト)
What would you do if you ever reached the end of the world
世界の果てにたどり着いたら、あなたはどうするつもりだ

-(おそらく)ヒンドゥークシュの頂上から、オケアノス(世界の果て)
 を見ようとするアレクサンダー
-砂漠の戦闘

オリュンピアス(アンジェリーナ・ジョリー)
Never will there be an Alexander like you ... Alexander the great
決してあなた(フィリッポス)のようにただのアレクサンダー
では終わらない(?)。
大王、アレクサンダー


-アレクサンダーvs戦象
-WBのロゴマーク

アレクサンダー(コリン・ファレル)
Conquer your fear and I promise you will conquer death
 お前たちの恐怖を支配(克服)せよ。(そうすれば)私はお前たちが死を支配(克服)するだろうことを約束する


-アテナイへの入城か、歓迎されているところを見ると、エジプトかバビロンかも
-ファランクスを組んで戦う兵士たちの俯瞰図

アリストテレス
Gods have a way of punishing such pride
神はそのような誇りを罰するすべをお持ちだ



-スパイクつきの武装戦車
-アリストテレスが話しているのは、恐らく若きアレクサンダーと
 ヘファイスティオン
-華々しく入城するアレクサンダー

フィリッポス二世
No man or woman can be too powerful or too beautiful without disaster befalling them
困難なくして、男も女もより強大に、より美しくなることなどありえん


-ゼウスか、もしくは異教の神への捧げもの
-戦闘シーン

-アレクサンダーの雄たけび

フィロタス
How dare you
なんとも訳せん



-誰かを追っていくアレクサンダー。予想を立ててみると、逃亡した
 パウサニアスだと面白い。

誰か
Alexander be reasonable ...
アレクサンダー、抑えて!



-怒りに我を忘れるアレクサンダー。ここで、私はとある海外のフォーラムで
 真に受けて恥かいちゃいました(笑)。これだと明らかに
 カサンドロスが大王に刺されてるように見えますが、背後の人物などが
 微妙に違います。(とめようとしていた赤服のヘファイスティオンが、途 中でいなくなり、カサンドロスの後ろに立っている)おそらく、
 カサンドロスに掴みかかるシーンと、クレイトスを激情から殺害する
 シーンを、うまくつなげているのでしょう。


オリュンピアス
You are a name living forever in history
そなたは歴史に永遠に横たわる名前


-ロクサネのダンス
-飛んでいく鷲(とんびにも見える)

ヘファイスティオン
The king lives
王は生きている!




-ヘファイスティオン、アレクサンダーの腕を持ち上げる。
-オリバー・ストーン・フィルム

レオニダス(という噂)
The first rule of war is to do what you've asked your men to do
戦における第一原則は、あなたが部下にやれと命じたことを
(自ら)やることです


-戦場のアレクサンダーと、(おそらく…というか希望)ペルディッカス

-号令を出すアレクサンダー

アレクサンダー
No one not my violest enemy has spoken like you to me
誰も、我が宿敵でさえこの私にお前のような口をきく者などいなかった!



-激情に駆られる大王を押しとどめるヘファイスティオンら。
-泣くアレクサンダー(背景が戦場ではないところを見ると、戦後処理中か)



オリュンピアス
In my womb I carried my avenger
子宮の中で、この復讐を育ててみせる(運んでみせる)




-アンジェリーナ紹介
-そして、ここに一瞬登場する弓を構える男はプトレマイオスの若い頃らしい(笑)! 


フィリッポス
I see her in your eyes ... Obey me this once
貴様(アレクサンダー)の眼の中にあの女が見える! 今日ばかりは私に従え


-バル・キルマーの紹介
-民衆に迎え入れられるフィリッポス(おそらく暗殺直前)。

プトレマイオス
It takes strong men to rule
統治するには強い男たちを選ぶ
統治するのは強い男たちだ


-アンソニー・ホプキンスの紹介
-戦場を(ダレイオスを追って?)駆けるアレクサンダー

オリュンピアス
All you desire the world is yours
訳し方がよくわかりませんが、
あなたの欲するすべて、世界はあなたのもの


-指輪(権力の象徴か)を掲げる手。予想としては、アレクサンダーと
 ロクサネ。
-森を駆ける騎馬隊
-思わせぶり激しく、オリュンピアスのように見えて実はロクサネ(ロザリオ・
 ドーソン)とのキスシーン。
-人民の前に立つアレクサンダーと仲間たち
-タイトル

誰かの声
You will always be remembered
あなたはいつも記憶にとどまるでしょう
あなたは永遠に語り継がれるでしょう


この声、アレクサンダーの声という説が高いが、その場合相手は
ヘファイスティオンか、もしくは自分自身のことを言っているのかも。
私の意見としては、これはヘファイスティオンの声。


アレクサンダー
In the end all that matters is what you've done
最後には、問題はお前が何を成し遂げたかだ


つ、つかれた。感想はまた今度




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