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2004年05月30日(日) イタリアの間に相変わらず大王挿入

昨日と今日の日記をまとめて。


今はフィレンツェ行のバスに乗っています。この道はロメオ街道と
いって、古代ローマ時代から敷かれていた道だそうです。
昨日はヴェベチアに泊まりました。今夜はフィレンツェ泊です。

この旅には、イタリア旅行に行きたいという母の従者
として同伴したので、個人としてあそこへ行きたい! という気持ちを
徹底的に封殺せずには楽しめません。来年か今年の終わりには、
アレクサンドロス旅行として個人でギリシア、イタリアあたりを
ぶらつこう、と決めたので、今回はナポリの考古学博物館にて、
大王の壁画を見ることは泣く泣く諦めました。ナポリは治安が悪い
ので車窓からの旅行、と言われました。でも、ポンペイは楽しんで
やる!

自由時間も一時間とれればラッキーなのですが、それでもミラノ
では時計を買うことができました。文字盤にモザイクが入ってる
素敵なやつです。でも今見るとちょっと子どもっぽいな。
ブレスレットも買いました。ほかにもちろん、最後の晩餐の
絵葉書やら切手やら、それとヴェネチアでは素晴らしい水彩絵の
画集を買いました。旅先では荷物になるとわかってますが、必ず
画集を買っています。美術館で、本屋で。旅先での出会い
によって新しい自分の興味対象を見つけたりします。

最後の晩餐ですが、神聖な雰囲気の中で説明を受けました。
有名な絵ですが実物は傷んでいても美しかったです。ホメロスの
イリアスなどもそうでしたが、概要や解説を読んだだけでは
伝わってこない本物を見てやっと理解できる(頭ではなく心で)
ことってあるものですね。自分でも驚くほど感慨深く
なりました。
ヨハネが想像してたより美人でした(あーあ、書いちゃった)。

ミラノはこれ以外にはたいして私の関心を引くものはありません
でした。ダビンチ像と、アーケードとドゥオモはよかったです。
とりあえず偉大なダビンチにあやかって記念撮影してきました。
ミラノでひきつけられるのは、美術品の美しさで歴史的なことは
たいして興味深くありませんでした。コンスタンティヌス帝の
ミラノ勅令の話が少し出た程度でした。

ヴェネチアはサン・マルコ教会に行きました。私が一番興奮した
のは、ここの牢獄と武具、そして、何より貞操帯!
これは衝撃でした。アレクサンドロスの部下の男(愛人)にも
貞操帯をしていた奴がいたという話を聞きましたが、貞操帯って、
こんなおぞましいものだったのですね。十字軍の時に、夫が
国に残す妻たちにつけさせ、その鍵を持って遠征に出たらしいの
ですが、絵に描いたほうが早い。こういうものでした↓

やっぱ後ろの穴にもつけなきゃ駄目なわけだ。排泄するのに
穴は必要ですが、汚い話、これだとし終わった後、貞操帯(鉄)
についた汚れも拭かなけりゃ駄目なんじゃないのか……。
その横に拷問具もありました。

少しずつフィレンツェに近づいています。このあたりから
歴史のおはなしが出てくると思うので楽しみです。
ルネサンスの反動で生まれたというバロックは暗くて
非人間的でやはり魅力的ではないです。古代ローマと
ルネサンスの美術は、一目見ただけで肉体美が違いますよね。

ところで、ローマのカピトル神殿というとこには、ミケランジェロ
がアレクサンドロスの盾のデザインを元にレイアウトしたという
広場があるそうです。行けたらいいな。

ここからは今現在いるイタリアとなんらかかわりのない話しです。

アレクサンドロス本を読んでいて知りました。トロイのパリスは
アレクサンドロスという名前も持っていた(よくわからない
んですが、幼名なのかな)ようなんですが、
紀元前334年にアレクサンドロスがトロイアを(完全に趣味で)
巡礼したときのこと、浜辺の村の人々は、このギリシアの王は
きっと自分の名前と同じパリスゆかりのものを見たいに違いない、
と思い、パリスの竪琴を見せたらしいんですが、大王はむすっとして、
「見たいのはアキレスの竪琴だもん」と言ったそうです。
女色に耽りみっともない限りをつくしたへたれパリスちゃんの
ことを、アレクサンドロスはあんまし好きではなかったみたいです。

ちなみに、他の歴史家も小アジア侵攻のために上陸する最初の
土地をイリアスのトロイアにしたのは、もー完全に王の趣味、
と書いてます。なんつっても、このトロイア巡礼で行う数々の
行動がすごいです。側近の連中は、「もーこの大王、やめてほしーな」
と思ってたかと(まだこの時点では大王ではないけど)。

しかもこの上陸時に、浜の村の舵取りに大王は金冠を与えられた
そうなのですが、この男がこんな重役を任せられたのは、名前が
「メオイティオス」だったからだそうです。これはパトロクロス
の父親の名前だそうで、つまりアキレスの父の兄弟にあたるのかな。
偶然の一致ですが、きっとイリアスオタクの大王が喜ぶと思ったんでしょう。
案の定、大王、大喜び。

大王はあんまり嬉しかったし、興奮もしてたので、親しい部下たち
に裸になるよう命じ、自分も裸になって全身に聖油を塗り、
アキレスとパトロクロスの墓石に向かって駆け出したそうです。

砂浜に輝くぬらぬらの男の肉体! ぶんぶんに振り回される無数の
珍子! 先頭を行く大王以下は、走り出す前にすでに疲れきったひょうじょう!

大王はアキレスの盾を見せてもらって、いたく気に入り、
ぐずついて(か知らないが)それを貸してもらって、はるかインドまで
持って行き、遠征後に返したそうです。きっとヘファイスティオンに
「大王、借り物は返さないと駄目ですよ」と叱られたんでしょう。

そしてアキレスの墓石にアレクサドロスは花冠を手向けたんですが(裸で)、
この時ヘパイスティオンには、パトロクロスの墓石に並んで花冠を手向け
させたそうです(裸で)。この本には、「当時、アキレスとパトロクロスが
恋人同士だったのは衆目の値するところだった。ホメロス自身ははっきりと
そうは書かなかったが」と書かれてました。そしてこれこそが、
ヘパイスティオンがアレクサンドロスの特別な男だったことを後世に示して
いるとも書かれてました。
大王が「お前はパトロクロスのお墓に花冠を手向けろ!」とヘパイスティオン
に花冠を渡したかと思うと微笑ましいです。

こう見ても、大王ってばそうとうロマンチストなんですよね。

ちなみに、私は大王に「世継ぎを作らなくちゃだめですからね。大王
なんですから。いいですか、今夜は私のとこに来ては駄目ですよ」
と言ってヘパイスティオンが妻たちの寝所に大王を
送り出したと信じています。





さきほど、サン・マリノ共和国から戻ってきました。
いとしのサン・マリノ! 期待していなかっただけに素晴らしい
思い出を作りました。やっと旅に来たという感じがしました。
都市国家のような小国というのは、魅力がありますよね〜。
景色も素敵でしたが、サン・マリノの概略などを知り、現代にも
こんな国があったのかとウハウハしていたら、武器や昔の装身具
などのレプリカを売っている店がありました。もちろんこうした
店を見過ごせるはずはありません。40歳くらいの女性のお店で、
話しかけてきたので「古代ギリシアと19世紀のものはないか」
と尋ねたら、いろいろなものを出してきてくれました。まずは
ギリシアの短剣を出してきてくれました〜。そこで、きゃーっ
と(内心)なって、「ギリシアのいつの時代か」と尋ねたのですが、
よくわからないと言います。しかし明らかに古代ギリシアです。
ここまで来てなぜギリシアか、と言われたので、アレクサンドロス
の大ファンなんだ、と言ったんですが、英名でもギリシア名
でも通じません。大王のことを西ヨーロッパ人が知らないはずは
ないと思うんですが、いろいろ説明を試みましたが最後まで通じ
ませんでした。その後で、古代ローマについての話になりましたが、
カエサルのことも、ユリウス・カエサルと言えど、ジュリアス・
シーザーといえど、通じません。何度も繰り返しているうちに
シーザーだということで合意に達した時には、シーザーは
「ジュリウッス・チージュル」のような名前に落ち着いていました。
アレクサンドロスの名前もイタリア語にするとまったく
違うんでしょう。クレオパトラの話になったので、
「クレオパトラのプトレマイオス朝を築いたプトレマイオスが
仕えていたのがアレクサンドロス大王だ」と言ったんですが、
私のいい加減な英語のせいもあり、彼女うんうん唸るばかり。
短剣は非常に美しく、今思えば、なぜトロイの話をしなかった
んだろう! というのも、その後映画の話もしたのです。
彼女はしきりに、トム・クルーズのラストサムライのことを
私に言ってきて、「彼は実在したのか、日本にはサムライは
まだいるのか」と尋ねてきました。この時には、他の従業員
の男性も興味津々で話を聞いていました。そこで私は、
「たしかにサムライはもういない。だが、我々日本人は
まだサムライのスピリットを持っている」
と、
詐欺師のようなことを言いました(笑)。
カエサルが「犀は投げられた」と言って渡ったルビコン川が
近くにあったが、小川でした、と言ったらたいそう喜んで
ました。
こんな話をしながら、クロスボウ(いしゆみ)を見せて
貰いました。撃ち方を教えて貰ったんですが、小さい石弓
から始まり、次はこっちだと大きな石弓になってゆき、そのうち
「飾り用が欲しいのか、実用的なのが欲しいのか」と尋ねられ、
もちろん飾り用だ! と言いました。私を暗殺者かなにかに
育て上げるつもりだったのか。

石弓は欲しかったんですが、買いませんでした。今になって後悔
してます。戻りたいくらいだ……。
その後、ピストルを見たいと言いました。出されたピストルの型が
古かったのでいつの時代のかと尋ねると、17世紀のレプリカだと言われ、
「19世紀のが見たい」と言うと、「19世紀の半ばのでいいか」と
言われ、「初期の、ナポレオンの時代のが見たい」と言いました。
ナポレオンは普通に伝わって一安心です。その撃ち方などを教えて
貰って握った感触などを楽しんでいると、「実はもっといいものが
ある」と言われ、ショーケースの中からカッコいい二連発式の
ピストルを取り出されました。フレンチ・ピストルかと尋ねたら
スペイン製だと言われました。これが檄鉄と引鉄が二つずつついてて
物凄くカッコいい。そして何が起こったかというと、
古代ギリシアの短剣と二連発式ピストルを抱えて
サンマリノの坂を駆け下りていく笑顔の私がいました。

ほかに、サンマリノの紋章の入ったかっこいいみやげ物もそこで
買いました。
その後、お互いの個人的な話にもなりました。
彼女はサンマリノの人ではなくイタリア人だと言ってました。
インターネットのアドレスを教えてもらったので、後日行ってみたい
と思います。
それと、キリストが生まれる前、ギリシア人はギリシア神話を
信じていたが、パクス・ロマーナ(ローマの平和)と呼ばれていた頃の
古代ローマでもギリシア神話が信じられていたのか尋ねたのですが、
イタリア人の彼女は「違うと思う。でもはっきりはわからない。
むしろエジプトの神じゃないか」と言ってました。
気になるので、後で添乗員さんに訊いてみようと思います。
添乗員のMさんには、私にパンツの借りがあるので(笑)
教えてくれるでしょう。添乗員さんというのは凄いですよね〜。
ほんとにいろんなことを知ってて、大変でしょうが、羨ましい職業
でもあります。このイタリア旅行の前は、モロッコに行ったと言って
いました。

また、ピストルと短剣は写真に撮って日記にアップします。
えっ別に興味ないと!? そう言わず見てくださいよ〜。
ところで、1797年にナポレオンはサンマリノに敬意を込めて
書簡を送り、自治を継続することを許したそうですよ。どこにでも
ナポレオンとアレクサンドロスの影響は及んでいますが、その
ナポレオンは、いつもアレクサンドロスの絵画の前で服を着替えた
とか、愛読書としてアレクサンドロスの歴史書をいつも傍において
いた、とかいう話が残っています(半分はフィクションと言われて
いますが)。ナポレオンのドラマを数ヶ月前に見たのですが、
すごくよく出来たドラマでした。(キング・オブ・ギングズ)
自宅にも本だけはたくさんあるので、また読みたいと思います。

そろそろ、ボローニャが見えてきました。

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2004年05月27日(木) ミラノにて・イタリア萌えの旅


ミラノよりこんばんわ。東京で繋ぐよりもずっと簡単にイタリアから
繋ぐことが出来ました。これで、安心して夜も眠れます。
ホテルに到着してまだ一時間ですが、すでにいろいろと起こっています。
まず、言いたいのはこれ。
機内上映の映画はなにかな〜♪ 新作とまではいかないけど、
DVDより早く準新作が見れるはずだから…と楽しみにしていたんですが、
プログラムガイドを前シートのポケットから抜き取った瞬間、
でかでかと眼に飛び込んできた表紙の写真は、
あ、ジャック!
な、なんとM&C! 嬉しいような悲しいような!
ひとまず、ラップトップで見るために、M&CのDVDを持って来ようか
迷った挙句、持ってこなかったのは正解でした。
プログラムガイドには、M&Cの特集記事があり(真新しいものは皆無)
腐女子風に「アクションもいいけど、なにより注目は友情」という
文句が踊ってました。しかも、ジャックとマチュリンの紹介が
写真つきで……。
しかし、一番注目に値するのは、機内上映のために適当に作られている
おぞましい日本語吹き替え版。あーっおぞましかった。
前に、メグ・アイアンの吹替えを、「貴様、スッチーだろ」
というくらいの素人があてていたんですが、もしあれがそのままDVD
に吹替えとして入ってたら、ディスクを半分に割って字幕の分だけ
残します。時々正規DVDに入る本物の吹替えでも見れるのですが、
機内で見た「結婚適齢期」などはちゃんと作られたやつでした。
「結婚適齢期」よかったですーー。ほろっとしました。
結局、M&Cは好きなシーンだけ見ました。

そんな幸先のよいスタートを切ったイタリア旅行ですが、まず
到着初日、私を感動させたのは、ホテルのチェックインカウンター
にすさまじいハンサムがいたこと。

ああっ! 皆さんにどうにかお見せしたい! ジュード・ロウと
ジェイレッド・リートを足して2で割った感じ! 早朝忍んでいって
顔面に一発食らわせて、日本に持ち帰りたい。まったくイタリアの
威力をこんなとこで見せ付けられましたよ……。

しかし、そのようにハァハァしながら自分のお部屋に行った私を、
更なる衝撃が見舞いました。独特でいい部屋だ、なんて見回りつつ
バスルームに入ってみたところ、

あ、男もののパンツがかかってる。

あの〜何かの陰謀ですか。しかも明らかに使用済み(手にとって匂いを
嗅いだわけではない)。すぐに添乗員に言いに行き、ホテル側に
謝られました。それはいいとして、母と私二人だけのはずなんですが、
部屋には三つベッドが並んでます。

もうこれは、深夜にパンツを求めて泣きながら(なぜ)戻ってくる
持ち主のためにあるとしか思えない。アッシジまで巡礼の旅へ出たものの、
到着間際に自分がノーパンであることに気がつき、無念の思いで
ミラノへの帰途につく男が、最後に見出す安らぎのベッドなのだろうと、
私は信じて疑いませんとも。死の間際の一杯の水は、私が与えよう。


ところで、こんなふうにはじまったイタリア旅行、今では大いに
胸をときめかせています。というのも、空港で買ったイタリア史の
本によって、物凄い開眼に至ったのです! 古代ローマから
ルネサンス、ファシズムの台頭に至るまで、断片的であったことが
うまく繋がってくれました。また、アレクサンダー本を読み
まくったことが、これほどイタリアの歴史を理解するうえで役に立つとは
思いもしませんでした。
古代ローマの基礎を築いたユリウス・カエサルは、

"アレクサンドロスの歴史書を読んでいたカエサルは、わっと泣き出した。
「なぜかといえばアレクサンドロスは、たくさんの人民の王として32歳
の若さで死んでしまったからだ。まだ輝かしい成功を何ひとつ残して
いないというのに」”

という逸話に代表されるように、あまたの権力者たちの例に漏れず
アレクサンドロスの大ファンで、彼の後継者であるアウグストゥスが皇帝
にもその崇拝は受け継がれ、ローマが弱体化したギリシアのポリスを
打ち破った後も、古代ギリシアの文化遺産は破壊されることなく
大切にされたようです。
ちなみにカエサルとその甥オクタビアヌス(アウグストゥス)は
肉体関係があったらしいんですが、ローマはペルシア同様、ギリシアに
男色を学んだそうです。カエサルはクレオパトラに骨抜きになったりと、
ホモというより「趣味が広い」タイプの人のように思えますが、
これらの流行はアレクサンドロスの影響力の賜物だろうと思います。
もちろん、アレクサンドロスの影響は他のところにも沢山残っています。
たしか、「今日できることを明日するな」という文句も彼の言葉ですよね。


大きく話が脱線しました。
ともかくわかったことは、古代ギリシアの文化遺産は、イタリアにこそ
ある、ということです。たとえば明日か明後日見る「アテナイの学堂」
は、アリストテレスはじめ、古代ギリシアの偉人たちをモデルに描かれて
いるわけで、当然アレクサンドロスとは切っても切れない関係にあります。
それから、アレクサンドロスのお抱え彫刻家リュシッポスの作品なども
イタリアにあります。ホメロスのイリアスとオデュッセイアに関する
ものも。

しかし! わたしがいちばん衝撃をうけ、イタリアに来てよかった…
と思ったのは、アレクサンドロス大王を描いた絵画、といわれれば一番
最初に思い出される「アレクサンドロス王の戦い」は、な、なんと
ナポリの国立考古学博物館にあるのですーーーーー!!! ナポリ
行きますが、なんとしてでも一目みたい! これが出土したポンペイにも
行きます(感涙)。ちょうどそれが表紙になった本を飛行機で読んでた
ので、知ったときの衝撃といったらありませんでした。

あーもう今夜は遅い。寝よう……。
野に放たれた馬、はやくしっかり眼を通して、アップしたいです。

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2004年05月26日(水) 今日、国際線に乗ります


ああっ、繋がったーーー! 昨夜、ホテル(東京)から懸命に
繋ごうとしたのですが、ずっと繋がらなくて、胃が痛くなりました。
このまま掲示板の返事もメールの返事もせずに旅立つのか、
「野に放たれた馬」のラストチャプターもアップせずにいくのか…と
無念の思いいっぱいでした。

ドリームネットがOCNに合併したことで接続方法などが変わった
のですが、デスクトップは変更していますが、ラップトップ設定を
変更し忘れたまま出てきてしまっておりました。
でも、まだメールの接続は出来ずにおります。やばい。
フリーメールは送受信可能ですので、何かありましたらこちらに。
イタリア(ミラノ)行きのの飛行機には、今日の13時に乗ります。

おそらく、イタリアからの接続も大丈夫かと思います。私は
どんな小さな情報もネットに頼ってるので、旅先でもどこでも
ラップトップは手放せません。



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2004年05月24日(月) ジェイレッドはコリンの指名

今日はいくつかの素晴らしいお話をすることが出来ます(感涙)。
といっても喜ぶのは私だけかもしれませんが。

今現在コリン・ファレル熱再燃なんですが、まず彼のニュース。
コリンのお兄さん(弟?)は、ゲイなんだそうですよ。
あまりそのことは大きく扱われてないようなんですが、
「コリンは男らしいイメージが壊れるのを恐れて、アレクサンダー役
でも、男との濃い恋愛シーンは躊躇いそうだ」と言う論評(といっても
一ファンの声)に対して、
コリン・ファレルは、ゲイに対してすごくフレンドリー
な男である。というのも、彼の兄弟はゲイなのだ。

ということが書かれてました。
嬉しくてたまらん。コリンにゲイの血が流れてると思うと(違)。


そこでもってだ、このきわめて個人的に嬉しいニュースが続く。
VHのプレミアにカールが現われた、というニュースに続き、これほど
素晴らしい話はありません。

アレクサンダー役で、男同士の恋愛シーンを劇中で演じることに
なったコリン・ファレルですが、お相手のヘパイスティオン役は
長いこと決まらず、監督オリバー・ストーンは、アイルランドで
100人以上の役者にインタビューを行ったそうです。その中には、
ヘパイスティオン役に決定しているジェイレッド・リートも
いたわけですが、本決定前にコリン・ファレルがこう口を出してきたそうです。
「もしこの撮影のために、男とキスをしなきゃならないなら、
俺にも相手の男を選ぶ権利がある。俺の好みで決めさせてくれ」

オリバー・ストーンはこれを了承。そして、コリンに候補者の
ファイルを見せたところ、コリンはその中から、ジェイレッドを選んだそうです!

あ あ あ も う だ め だ … こんな話を聞いたあとでは…。
この男が、
 ↓
 ↓
これを………。ぱ、ぱにっく。
しかも、ジェイレッドの方が年上なんですよーー。ああああ、くるちー。

きっとコリンは、ジェイレッドのこの瞳にやられたんだね…。

いいのかよ! 30過ぎの男がこんなかわいくて!

そして、ついに登場です、ヘパイスティオンの写真。


むっちりした腕にハァハァ。

大王とヘパイスティオンショット。二人で話して笑ってるのがたまらない。
大王が乗ってるのは、愛馬ブケパラス(のはず)です。

よいしょと。


それから、これはジェイレッドのカッコ悪い噂なんですが、私
としてははまってしまって笑ってました。タイかどこかの空港の
インターネットルームに、アレクサンダーファンが訪れると、そこには
エリオット・コーワン(若い頃のプトレマイオス役)と美人な男が
座っていたそうです。このファンは喜んでエリオットと話し込んだ
そうなんですが、その隣の美人さん…そう、ジェイレッドは、
自分が気づかれてないことを知り、なんやかんやと注目を引いて
気づいてもらおうと必死になり出したそうです!
 ヒーヒー
おかしい〜っ! 暴れ出すジェイレッドに冷たい視線を向けつつ、
このファンはエリオットと楽しくおさべりをしたそーなんですが、
後でパソコンで顔写真を見て、「あーヘパイスティオンの人か」。
ともかく、紳士的なエリオット↓

と比べてジェイレッドは迷惑な奴だったらしい。
そして、ジェイレッドがその時何を話していたかというと、
ここのインターネット代が高すぎるということと、
エリオットに対するネット代を山ほど貸してるからな!という
文句だったそうです。ちなみにこのエリオット、スポーツができて、
バリトンのいい声の持ち主だそうです。空港で一緒だったということは
(これからアレクサンダー関連のパーティに行く予定だった)、
仲がいいんでしょうか。

ジェイレッドに関するタレコミもうひとつ。彼は音楽活動に
忙しく、しばらく映画出演をしてませんでしたが、アレクサンダーへの
出演に関しては必死だったようで、彼にはまだスクリーンに出たい気持ちが
あるようだ、とファンはほっとしてるようです。そして、メディア関係者
か誰かがステージを下りたジェイレッドと個人的に話したそうなんですが、
「普通、メイクや照明のない場所で見る☆(スター)にはがっかりさせ
られることが多いんだけど、ジェイレッドは本当に綺麗。すごい美人で、
圧倒されるくらいでした。彼は人を魅了するカリスマを持ってます」
と投稿していて、それに同じように仕事で彼と間近で接したことがある
人が、「私も同じ意見。彼はすごい美人よ〜」と賛同してました。
プレデター・コリンの審美眼はおさすが。

ファンの間では、やはりアリストテレスのキャスト情報がないのは
どういうことだ、という議論が持ち上がっています。それはもちろんですが、
私としては一番不思議なのはジョナサン・リース・マイヤー子(大お気に入りの表記)
がカサンドロスだということ。なぜカサンドロスなのか。たいして重要でもない…。

アレクサンダーゴシップとしては、コリンが足を骨折したニュースは
知っていましたが、ヴァル・キルマーが開いたパーティで、テーブルの上で
アイリッシュ・ダンスを踊って落ちたそうです。この男に関しては今さら
言うこと無し。
それと、クレイトス役のゲイリー・ストレッチを、槍で怪我させたそう。
これは、あの逸話の撮影中だな、というのが見当がつく話です。

実はコリンブームに乗って、ブルース・ウィリスと共演の
「ジャスティス」という幼稚なタイトルの映画を見ました。
皆さんは見られましたか。
素晴らしい傑作でした。こんな映画にコリンが登場していたなんて。
映画の質という点では、コリンの代表作、コリン映画の最高峰、真骨頂、
と言っていいかと思います。もちろん個人的にはSWATには思い入れが
ありますが、ジャスティス、原題「HART's WAR(ハート中尉の戦争)」
は一本の映画として非常に優れています。
何の予備知識もなく見たのですが、時々このような玄人技が生み出す、
バランスのとれた良質の映画が、話題作に埋れているものです。
この映画自体は一応大作扱いで話題作でもありましたが、もっと評価されて
しかるべきです。この映画によってコリンは新鋭若手俳優
としての地位を不動のものとしたようです。

きっとこのサイトに来てくれてる方なら興味があるはず。あるいは
もう見てるはず。
舞台は二次大戦中のナチスの捕虜収容所。この閉鎖的な空間で
起こる捕虜となった米兵とドイツ兵の反目、米兵同士の確執、
殺人事件といった出来事があらすじの中心です。戦争という極限状態で
問われる人間の義務、名誉、勇気といったことがテーマです。

戦争ものといえば、ベトナム戦争を題材にした「プラトーン」のおかげで、
オリバー・ストーンのイメージが方向付けられてるようなところが
私にとってはあるんですが、濃密な人間関係という点では、HART'S WAR
も引けを取りませんー。とりわけ、コリン演じるハート中尉のポジション
が見事です。こんな完成度の高いシナリオは、一本の映画のためには
書き下ろせまいという気がしたんですが、やはり有名な原作がありました。
サスペンスとして極上ながら、おまけといってはもったいないほど、
萌えでもあります(笑)。とりわけ、捕虜収容所のナチ司令官と
ブルース・ウィリス演じる捕虜側の陸軍大佐との関係、そして、
ナチ司令官とハート中尉の関係がおいしいです。

ひとつひとつちゃんと見ていないとわからなくなるほどシナプスも
複雑なのですが、私はこの一連の出来事の裏にある、鍵となる出来事
のことをまったく知らずに見たので、それが露呈した時は「あっ!」
という感じでした。このことは、CMやトレイラーで思い切り言ってるし、
きっとジャケットにも書いてることだと思うんですが、見ないで本編を
見ることを強くおすすめ。


コリン、すばらしかったですよー。演技派ですよね。もう心から
惚れ直しました。すごいすき……。でもって、DVDにて
ブルース・ウィリスに対する敬意が窺えるのがまた。アル・パチーノ
などを相手にした時もでしたが、コリンは渋い年上の男には子犬のように
接しますよね。媚びてるんじゃないんですよ。ただ純粋に、
映画スターに憧れてたアイルランドの小僧に逆戻りして、会えて喜んで
る感じ! こういう年上の大物の横では、インタビュアーに質問されても、
あえて黙って話に耳を傾けて、それから自分も意見を言うっていう
雄犬の司令系統に従ってるようなとこが、たまらないです。
男の縦社会好きとでもいいましょうか。最近じゃ息子も可愛がってると
いうし。
ああでも、オリバー・ストーンはコリンに業を煮やしてると聞いた…。


ところで、M&Cの話です。海外のフォーラムで、最近日本の
同人作家さんたちのことが話題になりました。マスコマサイトをお持ち
の方で、この数日アクセスがなにやら多かったぞ、という方は、おそらく
そこから流れています。数名の絵描きさんのサイトを紹介しあっていました
が、中にはGod bless japanese! などと書いてる人もいて、好意的でした。
海外のfanfic好きは、絵に弱いとこがありますね。中には、「これは
ディロンなのか」というような意見もありましたが、私自身に関しては、
持ち上げて書いてくれてたので嬉しかったです。でもM&C絵は、
数枚しかない、と書かれてました(笑)。

そして、そのフォーラムの設立者がちょっと面白いことを書いてました。
「200名以上のメンバーがいるのに、記事の投稿は少ないです。最初は、
原作を読んでない人も多かったけど、今は原作を読み終えた人も随分
増えたと思います。もっと活発に議論しましょう。というのも、私は
最近、(映画)グラディエイターのスラッシュフォーラムを覗いてみた
のですが、なんと、映画が公開され、上映が終わってから3年以上
経っているのに
、そのフォーラムではまだ活発な活動が行われていま
す。このM&Cスラッシュも、そんな風に長く続けばいいと思います」
ということでした。
これは、我ら日本のファンにもいえることですよね。グラディエイターの
スラッシュが、そうしてまだ活発に書かれ続けているというのは、
なんだか心和む、嬉しい話です。指輪や、M&Cも、そうして長く
愛されたらいいな。とくに指輪RPSが、しばらく愛され続けたら
いいな、と思いました。
私もM&C、旅行から帰ったら他のものと平行してやってゆきたいです。

ところで、ひとまずトロイで、ヘクトル×パリスのSS書けそうです。
旅行中書けるかな。そりゃ無理かな〜。
アレクサンドロスの本を読んでいて興味深いことが書かれてました。
ペルシアにおいては、王族の近親相姦は珍しいことではなかったようです。
イリアスの時代(紀元前400年以上前)とアレクサンドロスの
時代(紀元前320年頃)では、また違ってくるかもしれませんが、
少なくとも紀元前300年以降においては、(ちょっとおぞましいことに)
王が妹を妻にしたり、姉弟で王と王妃なんてことも、あったそうです。
ダレイオス三世も妹を妻にしてました。

何が言いたいかというと、ペルシアならヘクトル/パリスもあり
という飛躍。でも男色は逆に、ギリシアほどお盛んではなかったみたい。
男色はギリシアからもたらされたと書いてありました。

明日出発前に、また日記します。









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2004年05月23日(日) 相変わらず、ギリシア

今日はアレクサンドロス本に見出した素晴らしい一説を最初にご紹介!

アレクサンドロスの死後だいぶたってから、
犬儒学(キュニコス)派の哲学者たちが次のように言った。
「アレクサンドロスはたった一度だけだが負けたことがある。
彼は負けた、へファエスティオンの腿に」


なんつーー萌えかっ。実際は勿論アレクサンドロスはいくつかの
戦闘で敗北していますが、しかし二人の関係を言い当てている。

「裸の王様」あらため、「牧場から逃げた馬」が好評で嬉しいです。
私としても、狼以来、はじめて書き上げられそうな(笑)様相を呈して
いるので、うほうほ。狼を終えてから、実はひとつの話も(ウェブ上では)
完結させていないんですよね。プロットを立ててるので、また着手すれば
書き終えることは出来ると思いますが、馬を終えたら、檻をアップして、
イタリア旅行へ行こうと思います。
いや〜イタリアなんて歴史的に男萌が思いつかないし、面倒臭い
な〜
とかほざいてたくせに、今日はサンダルとおぼうしとパンツを
買ってきゃっきゃして備えてますよ。駄目だなこの女。しかも財布まで
買ってやがります。このサンダルが、ギリシアっぽくてv

話が脱線しましたが、馬は楽しくここまで書けました。駆け足だったので
辛い思いもしましたが、当初考えてたよりはまとまりのいい話になった
ような気がします。書き出す前、「あれもこれも入れないほうがいい」
と思ってたのに、結局セオドレドとエオメルとか、エオウィンと
ファラミアとか、馬とか少年まで入れてしまっておたおたしました。
この下は、ネタバレになりますので話をお読みになってから。


結局やりたかったのは、「裸馬に跨る裸の馬の王」でした。それも、
裸なんてお笑いだぜ〜という状況に本人は淡々と耐え、気がつくと
神々しく君臨してたという馬メルを書きたいと思うとりました。
今回、いつもよりファラミアは、より人間的だったかもしれません。
エオメルと喧嘩もするし、恐がるし、恥ずかしい過去を思わず吐露
してしまったりと、ファラミアらしからぬファラミアでした。
レイプをされるとわかって、その通りされ、そのことを友人に
知られる、という男としてはなんとも不面目な状況に陥った時、
彼のような男がどう出るか、ということを、自分で生み出した局面
ごとにいちいち考えるのは、とても楽しかったです。
彼だけでなく戦場の男たちは皆タフでなければならないので、
侮辱を受けることそのものより、そのことで「傷つく自分」という
ものと対面することの方が、より厄介なんではないかと思います。
「まあ、このくらいのことはたいしたことじゃない、〜〜と比べたら」
とタフになる、タフを気取る、というのは、私が自分の好きなキャラ
に一貫して求めてしまうことです。本当は堪えてるんですけどね。
でもある意味では、これは私が陥りやすいパターンでもあるんです
よね。話を書くとき、パターンの打破というのは必要なことですよね。
「もういつもこの言い回し使ってる!」「場面転換の時、“その時”って
入れるのやめよう!」「珍子の描写、いつも同じだよ! もっと
個性のある珍子を書け!」


ところでだ、アレクサンドロスの本を読んでたらいくつか面白い
ことが出てきました。アレクサンドロス本を通して知るイリアス、
ホメロスの話は非常に面白くて知らなかったことがいっぱいです。
これは原詩に書かれてたのでしょうか。パトロクロスはアキレウスより
年上だったそうですよ。そしてこの歴史家は、ヘパイスティオンは
アレクサンドロスより二歳以上年上で、父親代わりに愛情を注いで
いたんではないか、と書いてます。やっぱ大王受っぽいなあ。
とはいえ私はリバにしますが。

こんなことも書かれてました。
「最初の家庭教師であったリュシマコスが終生アレクサンドロスの
愛顧を得ていた理由のひとつは、彼が自分の生徒にアキレウスという
ニックネームをつけたからではないだろうか。アレクサンドロスが
愛したヘファイスティオンは、同時代の人たちからパトロクロスに
比されていた」
アレクサンドロスは腸イリアスオタクで、アリストテレスに
自分用(やや都合いい縮小版)イリアスを編纂させ、
それを遠征地でも、短剣と一緒に枕元においてたらしく、
しかも時々小箱を抱えてると思ったら、中にはイリアスが入ってたそうですよ。
前の日記で、大王がアキレスごっこをしてハァハァしてたと書き
ましたが、子どものころアキレウスの愛称で呼ばれてたとは。
喧嘩するとヘファイスティオンは「あきれうすv」
なんて呼んで機嫌を取ってたんではないか。そんな単純か、大王。

そうそう、マケドニアは当時男色がものすごかったらしーですよ。
アテネからきた使節団は、そのあまりっぷりに報告書に書き残してる
ほど。ギリシアは節度さえあれば普通にホモってたという時代ですが、
マケドニアの男たちはすごかったようだ。このマケドニアというのは
説明をするとややこしいけれど、ローハンを思い描けばちょうどいい
かも。実は、このギリシアの歴史とマケドニアの風土について読んだ
ことが、しっかりと「野に放たれた馬」に反映されてます。

アレクサンドロスの父フィリッポス二世は好色で有名ですが、現在
読んでる本では、彼はマケドニアの男らしくがんがん男も
食い荒らしていたことが書かれてます。まず萌えるのが、
マケドニアの西にエペイロスという小国(当時、ギリシアは都市国家の
集まり。トロイもそれらからなる連合軍でしたよね)があり、この国は
当時ひじょうに強かったマケドニアの属国のような存在でしたが、
ここの王子は長いことフィリッポス二世の人質となって宮廷に住んでて、
このときフィリッポスの情夫だったそうです。も、萌えだ…
人質といえど、軽い軟禁状態でしょう。自分に逆らえない国の
王を情夫にするなんて。この男は、フィリッポスの後援を受けて
無事王になります。

それからもう一つすごい話があり、フィリッポス二世はアレクサンダーが
19才の時に暗殺されるんですが、これを殺したパウサニアスという
男、フィリッポスの愛人だったそうです。これには諸説ありますが、
パウサニアスは美貌の兵士で、もう一人の部下アッタロスと、
王の寵を競っていたそうです。アッタロスの方は凡庸な見かけの男だった
ので、彼はパウサニアスのことを「女のような容姿で王を誑かしている」と
罵ったそうです。実際のパウサニアスは、身を挺して王を守ったこと
もある勇敢な兵士でもありました。
こうして犬猿の仲だったアッタロスとパウサニアスですが、ある晩
アッタロスはパウサニアスに酒を飲ませてべろんべろんに酔わせ、
右も左もわからなくしたところで、狩猟小屋の男たちに渡し
「あとは好きにしろ」と冷酷に命じたそうです。
パウサニアスは男たちに陵辱され、我を取り戻して大激怒。
ただちにアッタロスを罰するよう王に嘆願しますが、王にとっては
アッタロスは大事な部下(アッタロスの娘を、王は妻に迎えた)なので
無視。これに怒ったパウサニアスが、王を暗殺した、というのは、
暗殺を調査した報告者たちの言い分であったようです。

これは実際は陰謀で、本当は妻オリュンピアスの謀略だったという
のが定説ですが、こういう背景は事実あったようです。かのアリストテレスなども、
「アッタロスがパウサニアスをレイプしたのが元凶」といい加減な
ことを言ってるみたいです。

またまた話は飛びますが、かねてから私が一人でハァハァしている
妄想があります。ヘファイスティオンはマケドニアの氏族の息子
なのですが、彼のような身分の少年は、フィリッポス二世の近習として
宮廷に仕えていたそうです。実質、彼らは人質だったのですが(その
説明をするにはもう疲れすぎた)、良いご身分だったようで、王と
一緒に食事をしたり、馬を駆ったりという小姓役を務めたそうです。
彼らを鞭打てるのは王だけ。彼らは14歳から数年、ミエザで、
王子アレクサンドロスと共にアリストテレスの教えを受けました。
ここで、アレクサンドロスはヘファエスティオンと運命の出会いを
果たすのですが、私は当然、アレクサンドロスとヘファエスティオンの
同い年説を信じます。対等の友人だったと。ヘファエスティオンも
親元を離れて人質のご身分、二人とも孤独だったはず。
ここで、思わぬことにフィリッポス王が参戦してくれたのが
おいしい。彼が美形で自分に逆らえない男に目がないことはわかった。
父と息子は恋のライバル、なんてことだとハァハァどころかゼェゼェ。
むしろ父王は、生意気で恐れを知らない王子の生命線として
ヘファエスティオンを握ってたりしたらもー。

トロイの荒唐無稽fic、本気で日記で募集しようかな。





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2004年05月19日(水) 映画トロイのはなし

最近は、自分がなにか得体の知れない液体を分泌してしまう
のでは、と心配になるほど、色々なことに幅広く深く萌えて
しまっています。中でも、一人でも妄想してるアレクサンドロス大王
ですが、ひえ〜すげ〜愛してる、大王(&ヘパイスティオン)、と
自分の愛の深さに驚いてます。オトコ萌えというより、彼に関しては
彼を知れば知るほど、自分との共通点や尊敬する一面を見出したりして、
人間としての共鳴を感じます。彼はインド付近まで征服した古代の
覇者なので、そんな人と自分を比較するなんて馬鹿げたことですが、
偉大なのに自分と共通する苦悩や癖や人間性を抱えていた、と知る
ことで慰められてもいます。人間、どんなに偉大になっても根本的
なことは変わらないんだ、と思ったりします。

↓トロイのネタバレがあります。

ホメロスのことですが、イリアスは読み返したり色々な話をきたり
して、やっとその素晴らしさに愕然としたりしてます。凄すぎる!
アキレスになりたいな〜男総嘗め。女も総嘗め。
映画のプリーセウすは、荒唐無稽でしたが、役者も含めとても
かわいい女でした。

前々回、前回と自分の日記を読み返してみて、一気に
書いたので要領を得てない箇所が多いので、改めて気が付いたことと
一緒にまとめ直します。そんなすごい感銘を受けたとか影響を受けた
とかいうのでないんだから、熱く語ることもないんだけど、ギリシア
萌えに乗じて。

ひとつ気が付いたことは、映画版ファラミアでも論じられたロジックが、
ここでも災いしている、ということでした。TTTで、指輪を
奪おうとするファラミアのラインに批判が出た時、監督や脚本家は、
「指輪は絶対の(誘惑の力を持つ)存在として位置づけられているので、
それを途中から登場したファラミアに、意図も簡単に拒絶させるわけ
にはいかなかった」と弁明しました。

トロイにも同じようなことがいえますよね。
個人的には前に書いたように、パトロクロスを
魅力的に描くことで、アキレスはずっと活きたと思いますが、
原作でも扱いの大きいパトロクロスが、映画で小さな役割しか与え
られなかったのは、「パトロクロスを原作通り、敵を蹴散らす
強さを備えた素敵な戦士として描いたら、せっかく作り上げた
アキレスvsヘクトール、最強の男二人の戦い、という図式が霞んで
しまう」ということを、監督は恐れたのかもしれない。
原作イリアスでも、「パトロクロスは強かった。しかし、彼の友
アキレスは、彼よりずっと強かった」ということを何度も強調して
います。

前々回に書いたことが要領を得ていない、と感じたのは、
私が大王萌えも相俟って、「ホモ萌え」と「原作との比較」に
力を入れすぎてのらりくらり書いてしまったので、主張が曖昧に
なってることに気が付いたからでした。このことで、誰かに反論を
いただいたわけでもなんでもないのですが、少し考えて頭を整理
することができたので、もう一度。
アキレスとパトロクロスのラインをもっとしっかり描くべきだった、
というのは、私が腐女子のホモ好きだから、ということではなく、
また原作に忠実であるべきだ、という主張を持っているから
でもありません。単にシナリオへのこだわりが強いからです。
もっといえば、人がどんな心理的背景を得て行動に出るか、
どんなものに感動するか、どんなことで愛情を抱くのか、といった
ことに対する飽くなき探究心(笑)ゆえです。
物語を書くというのは、突きつめていくと、こうしたことへの関心が
強いからに他ならないのではないでしょうか。

もう一度考え直してみると、アキレスはもっと悪役でよかったの
かもしれないですね。単純な善悪で線引きはできないけれど、彼の
映画においてのプリセウスへのどっちつかずな態度が、アキレスという
人物を曖昧なものにしてしまったんですよね。原作では、彼は
プリセウスの略奪者であって、その女を奪われたことで怒り、
闘いを拒絶する。これが大前提にある物語が、現代的フェミニズム
(これは大いに良いことではあるが)に敵わないということで
作り変えられ、逆に女を守る立場になる。
単純な見方をすると、彼がパトロクロスを殺されて立ち上がる
シーンは、(女を奪われたという)つまらない利己的な理由で
仲間を見殺しにするアキレスの、「汚名返上」「名誉挽回」の
シーンであるべきなのに、最初から「汚名」も「挽回すべき名誉」
も与えられなかったことで、ヘクトールとの闘いのシーンが、
むしろ中途半端な「面目躍如」のシーンになってしまった気がします。

漠然とした苛立ちを換気するヒーロー像に陥ってしまうなら、
最初から「利己的で傲慢な男」として容赦なく描き、後に深く後悔し、
名誉挽回の末に命を落とす男として描く方がよかった
気がします。人は間違いを悔い改める人間には寛大なものですから。
また、これであれば、正反対の理想人間ヘクトールとの対照も
強烈だったんじゃないかな。

と、いってまた出てくるのはパトロクロスです。こんな状況↑
になると、オデュッセウスさえいなければ、単純に考えても
人はアカイア(ギリシア)側よりトロイア側を応援してしまいます。
アカイア側はまったくクソみたいな連中で、トロイア側は
王様もいい人だし王子たちはハンサムだし、愛情溢れる家庭もある。
ショーンにはむしろパトロクロスを演じて欲しかったな。
最強だけど傲慢なアキレスが誰よりも心を許す相手。彼と一緒に
いるときだけは、アキレスの人間的な優しさや愛情深さが垣間見れます。
パトロクロスは人徳があり、彼らのせいで死んでゆく仲間のために
心を痛めます。観客の共感や愛情が一方的に、善良な印象が強い
トロイア側に傾くのを防ぎ、均衡を保つための重責を一身に担います。
そんなパトロクロスが殺され、アキレスが完全にきれます。この時
始めて、観客はアキレスと気持ちをひとつにするわけです。ボロミアの
死に立ち上がるアラゴルンみたいなもんです。
憤怒に駆られるアキレスの嘆きや、ヘクトールの屍を引きずり回す
アキレスの姿を、観客はむしろ憐れに思うわけです。この気持ちは、
ヘクトールを殺された老王やパリス、妻や子を憐れに思う気持ちと
同質のものです。だから誰を責める気にもなれず、
老王が真夜中にアキレスを尋ねて来た時、ホメロスが「イリアス」に
込めた人間の哀しみ、怨敵との宥和というテーマに繋がる、なんていうのが
理想的かもしれません。

ところで、アキレスがプリセウスを守る立場に立ったのは、原詩のまま
では悪役になってしまうからだ、と書きましたが、トロイの木馬のシーン
を入れることが決定した時点で、これは必要になっていたのかも
しれませんね。こうして完成された形で宥和へと事が運んでいけば
いくほど、木馬シーンは蛇足になってしまう。アキレスにとって、
プリセウスを連れ出すことが唯一の目的、としなければ、どうにも
話が進まないんですよね。他にこじつけるとすれば、兄弟愛が彼を
最後まで戦場に留まらせた、という感じかな。パトロクロス
の死後、同胞というものを省みるようになり、陣屋のオデュッセウスを
訪ねて現われ「最後まで仲間と運命を供にする」的なことを言わせるくらい
しかないですよね。でもこのシーンを入れてしまうと、
トロイの木馬シーンのサプライズが少し半減しちゃうのかも。
シナリオって難しいですね。

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2004年05月18日(火) トロイスターズ集結

あの〜昨日書いたことは全部忘れてください↓

さすがブラピはカメラ目線だぜ。

ショーン、この髪型もすてきですね。

エリック・バナにとってこんなあたり役はなかったですよね。稀代の美男スターズ・
ブラピ&オーリと共演してあそこまで張り合ったとなれば。

しかし抜かれた。エリック無念。

この世で一番厄介で一番すてきなもの、それはオトコv

オーランド「エリック、君ももう指輪の仲間入りだ」←勘違い

いや〜イリアスの解釈とか、パトロクロスとか、そんなのどうでも
いいんですよ、ええ。そんなことで文句垂れる奴は斬りしててしまえば
いいんです。もちろん前日の日記に戻ったりしたら駄目ですよ。
このようなかぐわしい男たちが、ギリシアを太腿まるだしで走り回って
たというだけで、万事オーライです。誉めロス、なんて知らないなあ。
聞いたことないや。

昨日、萌え語りをせず終わってしまいましたが、映画トロイ、
私の珍子をカチンコチンコにしたシーンをいくつか。
ブラピとオーリの下の茂み見えそげなところまで全開な肉体美には
勿論固くなってトイレに行く為中座せねばなりませんでした。
まずパリスよ、兄弟だと判明してない時点でヘクトールに
「僕を愛してる?」は反則。イエローカード一枚目。
ブラザーを訳出してない翻訳家にも審判から警告あり。
パトロクロスは安っぽいものの、いかにもアキレスと仲よさげ
にしてるのにはハァハァ。そこでもってオデュッセウスが
トドメの一撃とばかりに登場したので、またトイレで抜く為に
中座。ショーンの大ファンの方がどう思われるかはわからない
のですが(よく知っているだけに)、むさ苦しい感じの彼では
ありましたが、役柄としても無性にセクシーでございました。
鎧の下の肌がイロポくて、どうしてアキレスが襲わないのか
釈然としません。
も〜アキレスは総攻だよな〜。
奴とヘクトールの会話で、ヘクトールが「妻や子を残して
遠国へやってくる(自分の国の)男たちが憐れだと思わないのか」
のようなことを言うと、アキレスが「お前の弟に(国で待つ妻を)
慰めさせればいい。人の国の女を奪ってくるのが得意みたいだからな」
のようなことを言い返すんですが、それを聞いて私は、
「慰めるって、どっちを? 夫を?」
とすかさずツッコミを入れて、一人笑いをこらえて戦慄いてました。
迷惑な観客です。むしろヘクトール自身に、
「ど、どっちをだ? 妻をか? 夫をか?」と尻ごみしながら追求して
欲しく、またそれに対しブラピアキレスに「夫だ」と答えてもらいたかった。
パトロクロスとのシーンでは、船を下りる時に駄々をこねる
彼に、アキレスがくしゃっと頭髪を両手で包んで耳に顔を近づけ、
「お前がいると心配で戦えない」みたいなことを言うシーンで
アキレスにも1枚目のイエローカード。
この時点でヘクトールはちょっとした視線などの加減ですでに
(私的には)4枚くらいのイエローカードを出されてるはずですが、
その前に、まったく歯が立たないパリスが這っていって、
ヘクトールの右足に縋りつくシーン、あれは絵的にも詩的で美しいし、
オーランドの表情もよいので、ピーッ! パリスに二枚目の
イエローカード。パリス退場(どこに)。

でもそれを言うなら、パトロクロスをいっこうに襲おうとしない
アキレスも二枚目のイエローカードで、退場。

最初に登場する馬にも乗れるギリシアの伝令の男の子も
イエローカードですよね、あんなカワイイなんて、末恐ろしいです。
しかも当時は鐙がまだ開発されていないので、皆内股の筋肉で
馬に乗ってるわけですが、あの身体の小ささで、あの少年も
ちゃんと乗ってたんだろうか。今度もう一度見てみよう。

前に日記で紹介したジェイレッド・リートの顔もですが、
映画に出てくる男たちで、「なるほどこれがいわゆるギリシア顔か」
という人が何人かいて参考になりました。真っ直ぐな鼻、
睫毛びんびんに、薄い空色の虹彩(瞳)。いいですよね〜ギリシア顔。
兄は「ギリシア顔といえば、アレクサンドロスの壁画などはギリシア顔
のように思う」と言ってましたが、あれはそうでしょうか。
コリン・ファレルは全然ギリシア顔じゃないですよね。でもいいの。

本当に荒唐無稽スラッシュを集めようかなと思い始めました。
トロイとM&Cそれぞれ、フォームを作成し、メールアドレスも
名前も明らかにせず、投稿するわけです。それを私が、日記に
連続アップするだけ。あまりにひどいのはアップしませんが。
それだったら短いSSなど、皆さん書いてくれるんじゃ。
個人的には、アキレス/パトロクロス、ヘクトール/パリス、
アキレス/ヘクトール、アキレス/オデュッセウスを読みたいです。
特にアキレス/ヘクトールの荒唐無稽スラッシュ! 
アキレス/パトロクロスは自分で投稿します(笑)。
M&Cも、それならブレイクニー/マチュリンとか、
ディロン/マチュリンとか、ウォーリー/ネイグルとか、
オーブリー/プリングズとか、いろいろ読めそうですよね。
それを言うなら、RPSと指輪も。狩公とか、狩暮とか、
イムラヒル/ファラミアとか、ベレゴンド/ファラミアとか、
ついぞお目にかかりにくいが皆が読みたいと思っているカプものが
読めるかもしれない。100文字SSとかでもいいかも。
うーん、なんだかこの案は本当にいい気がしてきた。

もっと実現しなさそうな話ではあるけれど、最近本気で
役者ごたまぜfic書きたいと思い始めてます。指輪役者をベースに、
沢山の有名ゲストあり! 惚れられたら登場させられる!
という荒唐無稽RPS。タイトルは「世界遺産」(嘘です)。こんなことを
やったらやっぱり致死量の血を流すハメになるんだろうか。
早くもゲスト出演が内定してるのはラッセル・クロウとかコリン・ファレル
とかヒュー・ジャックマンだから、大物過ぎるのでパスワード制。
ブラピなんて出したら、トロイの衣装のまま槍で刺されるかな。
当然ラッシーのお相手はポールですよ。
そんで、ヴィゴとエリック・バナでオーランドを奪いあったりするの。
でもあまり有名どころは出さないのです。そればっかりになると
面白くないから。ドムとかも入れて。こーざっと見ると、
有名どころは皆攻だな。
やはり売り出し中/中堅どころにビッグ☆が翻弄されてほしく。
受が攻を翻弄するというのは私のさもしい固定観念です。
コリンのお相手はジェイレッド。間違いなく懲りんの苛虐魂をそそるはず。

なんとか呪いでもかければ男と寝そうだなってタイプと、
この人だけは絶対に男となんて寝ないから、想像するだけ
引くってタイプがいますよね。ブラピもそうですね。
ヒューも寝ないだろうなあ。ラッシーはゲイを演じてるのに想像できん。
コリンは野郎系だし、自分で「アレクサンダーは男と寝てたんだってよ、
クールだぜー」とか言ってたし、◎
真面目で家庭的なヒューに男の味を教える相手は、若くて活きのいい奴。
誰がいいかな……なんて考えてますが、この話はもちろん、
腸シリアスですよ。そんでいろんな立場に
別れて殺し合うんです。
いっそ刑務所ものとか(笑)。
それよりテロリストと特殊部隊に別れちゃいますか。そうすると、おのずと
コリンはIRAに(失礼すぎる)。ギャングものもいいですね。ラッシーと
ポールは刑事の相棒。しかし血が足りない……20年代禁酒法時代の
ギャング。これだとマシンガンをぶっ放して殺しあえるか。

途方もない想像に没頭してしまいました。でもこんなのあったらい
いいですよね。カールとかデイヴィッドはださないのです、
神聖だから! でも、狩公で公がヒューと友達、とかいいですね。

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2004年05月16日(日) トロイ辛口レヴューとパトロクロスのこと

中つ国、19世紀と最近何かと忙しいのですが、最近大王のせいで
古代ギリシアにはまっております。そしてトロイを見て参りましたよー。
敵はブラッド・ピットとオーランド・ブルームの連合軍だからな〜
手強いぞーと2時間前に行きましたが、なんとかベターな指定席を
取ることが出来ました。

まずは肯定的な話とツッコミから。
とにかくオトコを見る分には、素晴らしい映画だ!
ヘルム渓谷でレゴラスが弓をつがえた時にはどうしようかと思ったが、
映像としてはなかなか申し分がなかったです。衣装も美しく、セット
も期待していた程度にはよかったです。指輪の規模を堪能した後では、
どんな映画も厳しい見方を余儀なくされて分が悪いのは仕方がない
ことです。戦闘シーンもカット割りがよく練られてて、見せ方を
心得てるという気がしました。

見終わった後釈然としないものも残り、早速イリアスを読みました。
辛かった……近年稀に見る辛い読書だった……イリアス(河出書房の
世界文学全集・堂々の第一巻)を完読することに比べたら、指輪物語
なんて楽なものです。もっと読解本みたいのから手をつけるべきだった
でしょうか。それを読めば、アキレスとパトロクロスの関係を除けば
他のカプはどれも荒唐無稽にしかなりようがないことがわかります。
でもあれだけオイシイオトコが揃ってるんだから、
映画版トロイの荒唐無稽スラッシュ・アーカイヴ
くらい誰かが作ってもよさそうなものです。

昨日読み始め今日の午後読み終えたという付け焼刃も甚だしい私
ですが、原書イリアスとの比較も交えて、やや辛口な全体レビュー。
ホモ妄想ネタは、また明日にでも。

そもそもこの話を映画化するのは無謀だったんじゃないかな。
イリアスを読めば、映画との共通点を探すことの方が難しいとしか
言いようがなく、同じ原作ベースの映画指輪物語と大きく違うのは、
PJは変更を加えながら何とか、トールキン・ワールドの精神を尊重し
ようとしている一方で、WPのトロイは古代ギリシアの精神そのものを無きものに
して果敢にも作り直そうとし、のらりくらりやって失敗してます。
これは半分ギリシア神話の神様の悪戯のような話で、そもそもが現代人の
感覚では受け入れがたい代物、人間がどんなに努力しようとも、神様の
気まぐれにかかれば天地はひっくり返る、ということが前提の話なので、
WP監督が「あくまで人間だけの、人間ドラマにしたかった」と言うなら
それはそれでいいと思います。神話の部分を根こそぎ切り捨てて、
ホメロス作の中ではたいして重要でもないキャラの内面の掘り下げを
行い、それぞれの野心や苦悩を描くのもひとつの試みかと思います。
ただし、映画の中では現代人に好まれるそうした脚色が、原作の
精神性とあまりに相容れないために、途中でアウト・オブ・キャラに
なったり辻褄合わせに陥ったりしてるところが多くて、やや悲劇的な
出来栄えです。
ヘクトールあたりは、原作の中でも共感を得られる勇者という立場を
貫いているので、納得のいく形に仕上がっていますが、アキレスあたりは
悲惨です。監督自身が、「映画を見てアキレスとヘクトールどっちが好き
かと尋ねたら、観客は半々に分かれたんだ」と言ってましたが、
それは君がアキレスを描く上で大失敗してるからだな、監督。
ヘレンも、古代ギリシアにおいては女性は「一番価値のある財宝」という
扱いでしかなかったわけで、原作ではメネラオスはおろか、パリス側に
さえそれほどの愛情(現代的な意味合いでの)があったかも疑わしい。
それを前提に作られた顛末という枠組みの中では、ヘレンはどう足掻いたって
無力で多少苛々する綺麗なお人形さんで、賢明に「私のせいで」
「こんなことになるくらいなら私が」と言わせているものの、どこか
白々しい。どんな意思も男たちに踏みにじられる不幸に、したたかに
耐える女、くらいに描けばよかったのかも。
パリスはオーランドの美しさに眼を奪われているうちに見過ごしがち
ですが、原作と比較してこうした掘り下げ方は良かったんじゃないで
しょうか。
オデュッセウスは、ショーンの演技はどこを見ても素敵だったのに、
脚本のせいで「ゼウスに匹敵するほどの知将」というキャラが伝わって
来なかったですね。トロイの木馬案を思いつくシーンも適当な感じが
して、そもそも木馬が取ってつけたようでした。実際取ってつけてる
んですが。

でも何よりも失敗だったのは主人公のアキレスの描き方です。
私のような付け焼刃ではなくて、以前にイリアスを読んだ方なら
皆さんご存知の通り、この話が主眼を置いている人間関係があると
すれば、それはパリスとヘレンではなく、アキレスとパトロクロスに
他なりません。私はアレクサンドロス大王の本を読んでいてこの
二人を知りました。しかし! 実は私のやわな頭はもっと昔に
この二人のことを、記号としてではあるけれど知っていたのでした。
大学の西洋美術史において勉強しとったことを途端に思い出し、
それどころか、アキレウスをモチーフにした黒像式壺絵を、
英国の大英博物館で見ながら母相手に中途半端な説明をぶった
ことがありました。日々、それとなくホモと接しているのですね。

我が愛しのアレクサンドロス大王が、自分と男の恋人
ヘパイスティオンを「アキレスとパトロクロス」に置き換えて
ウハウハしてたこともひとつですが、アキレスとパトロクロスの
関係は古代ギリシアの歴史に累を及ぼしているといっても過言では
ありません。
というのも、ホメロスが広く読まれた紀元前300年頃の、
テーバイやスパルタにおいて、この「パトロクロスを失ったアキレス
が闘志を燃やしてヘクトールを討った」ことを教訓として、
かの素晴らしいホモ精鋭部隊が誕生し、特にテーバイの
神聖部隊は、アレクサンドロス大王にカイロネイアの会戦で潰滅させ
られるまで、ギリシア随一の軍隊として恐れられていたのです。
彼らはなんとまあ、男同士の恋人同士を二人一組にして戦わせるという
軍隊でした。名誉や誇りを重んじた彼らの、「愛する者の前では
情けない姿は見せられない」という感情をうまく利用していたのです。
文字通りこれが最強軍団だったというから凄い。ちなみに、前の
日記にも書いた通り、スパルタは精神的な愛で結ばれたものたちを
主に指していたのに対し、ギリシアのテーバイは肉体こみです(だからなんだ)。
これを優れた戦略で打ち破った大王ですが、この大王の精鋭部隊
ヘタイロイ(兵士仲間)は、テーバイの神聖部隊を元に作られていた
というから、やっぱりホモホモ軍団だったに違いない。

なんて話はさておき、こうした状況を生んだのはホメロスの
「アキレスとパトロクロス」だったのです。イリアスを読んで
なかなか驚きましたが、最後のあたりはアキレスとパトロクロスの
恋愛物語みたいなものじゃないですか。読む気のない大勢の方の
ために、ふたりの主な顛末だけ。

原作では、仲間たちが無残に死んでいくのを見ておられず
アキレスの傍らでパトロクロスが涙を流し、それを気の毒に思い、
アキレスが
「どうしてそう涙にくれているのか、パトロクレース(パトロクロス)よ、
がんぜない小娘みたいに(中略)。パトロクロスよ、きみはつぶらな
涙をしきりに流すが、何かまたミュルミドーンらか、それとも私自身に
いいたいことでもあるのか(略)」
するとパトロクロスは、仲間を見殺しにするアキレスは無情すぎる
と言い、自分がアキレスの兜、甲冑を身につけて戦場へ行けば、仲間の
士気を高めトロイア軍を震え上がらせ、退陣せしめるだろうと言います。
アキレスは承知しながらも、
「いいか、私がいまいうことの、肝心かなめの大切な点を、しっかりと
肝に銘じて忘れないでくれ(略)。それは、船陣から敵を追い払ったら
引き返してこい、ということだ。けして君が、私を離れ自分だけで、
戦争好きなトロイア勢と戦いつづけよう、などと望んではならない」
そして、パトロクロスはアキレスの甲冑を纏って戦地へ赴きます。
この「第十六巻 パトロクロスの物語」に、いかにホメロスが力を
入れてるか、読んでるだけで伝わってきます。
映画とは違い小僧ではないパトロクロスは、勇猛果敢に戦い
敵を討ちまくって「パトロクロス一人でトロイアの城壁を陥落させる
のではないか」と思われるほどです。
けれど、親しい友がヘクトールに殺されるのを見て、アキレスの言いつけ
を守らず駆けていくパトロクロスは、ヘクトールとの闘いで(アポロン
に屈する形で)殺されます。このシーンが腐女子的に萌え。
ヘクトールは槍を突き刺したまま言います。
「武勇をいつも誇りとしているアキレウスまで、きみを助けるのに
役立たなかったとは。きっときみが出かける際には、ずいぶんたくさん
いすわったままで文句をつけたろうがな。馬を駆るパトロクロスよ(中略)、
武士を殺すヘクトールの鎧帷子を血みどろにし、胸のまわりに切り裂かない
うちは、けして帰ってくるな、とでもな。そうたぶんお前に言っただろう。
そしてお前の愚かな心に、そう覚悟させようとしたのだな」

――それに向かって、はやもう息も細々と、騎士パトロクレースよ、
きみは言った――<ホメロス>

「いまはもうはや、いくらでも、ヘクトールよ、威張るがいい(中略)。
 お前自身とて、長くは生きられまい。もうすぐ間近にお前の死と、
 容赦もない運命の日が迫っているのだ、誉れも高いアイアコスの裔、
アキレウスの手に討たれるようにと」

この後、みんなに愛されていたパトロクロスの屍を巡り、トロイア側と
アカイア(ギリシア)側で壮絶な争奪戦が始まります。ヘクトールは屍の
首を晒す為、アカイア側はアキレスのもとに持ち帰るためです。
なんとか屍は持ち帰ることに成功しますが、アキレスの悲嘆ぶりは
異常なほどで、ここまでどんな状況でも心を動かされなかった彼の
取り乱しようは凄まじく、映画同様討ったヘクトールを引き摺り
回し、屍を犬に与え、パトロクロスの火葬においては、トロイアの
12人の若い男を斬り捨てて一緒に焼いてやると誓うほど。
しかもこれを実行します。
その後も、パトロクロスの亡霊が枕元に立って別れを告げに来るのを、
「どうやってここへ、私の大事に思っているきみが(中略)、
もう少し近くに寄れ、たとえしばらくでも、お互いに身を投げかけ
あって、思う存分痛ましい嘆きに胸を慰めたいから」
この「身を投げかけあって」なる表現が微妙です。

これを読むと、アレクサンドロスは生前自ら言っていた、
「おれはアキレスの生まれ変わり」というのを、最後まで
その通りに実行したのだから、凄いですね。
確かにヘパイスティオンは彼に対してどこまでも忠実な友であった
とはいえ、若き日にアリストテレスに学んだ「ホメロス」が、
アレクサンドロスにもたらした影響は大きく、自分はアキレスで
ヘパイスティオンはパトロクロスだから、大事にしなければ
ならない、なんてことを子どもの頃に思っていたのかもしれない
ですね。絶対アキレス-パトロクロスごっこをしてエッチ
したことがあるぞ、この二人。それも14歳くらいで。いや、
それ以後繁く。


映画に戻ります。そもそもこの映画は娯楽大作であって、
こうしたことを一々指摘しても意味がないのですが、それにしても
このイリアスのくだりを知れば、おのずと判ってくることは、
ブラピアキレスに足りなかったのはパトロクロスとの関係でした。
パトロクロスこそが、アキレスをヘクトールに向かわせた動機であり、
それは映画でも描かれてはいましたが、あまりに中途半端すぎました。
なぜあそこまで、アキレスが怒ったのか、その理由として
苦し紛れに「最愛の従兄弟(肉親)だから」ということを強調してましたが、
もしもホモい関係とまではいかなくても、パトロクロスに
無名のGarrett Hedlundなる役者をあてがわず、せめて
ヒース・レジャー(オーリと二度目の共演を!)クラス↓


の若手(私としては若くなくていいんだが)人気急上昇アクターを
配し、丁寧に描いていれば、彼をヘクトールに殺された怒りに
燃えるアキレスに、納得に至るドラマを与えることが出来たん
じゃないかな。その盛り上がり(アキレスが立ち上がって
ヘクトールに相対する過程)にこそトロイという映画の大ゴミ、いや
醍醐味があったはず!
今思い返すと、ブラピアキレス側のパトロクロスへの気持ちは
多少描かれていたと思うけど、なんといってもパトロクロス側が
うすっぺらすぎましたよ。彼一人でもキャラとして立ってないと。

ヘクトールには立ち上がるべき理由が充分にあるのに対して、
アキレスにもそれと引けをとらないほどの動機付けがあってはじめて、
二人の戦いがたまらないものになるんですよね。
「ああ、パリスや国への愛情〜ヘクトールの気持ちはわかる……
でもあんなに魅力的だったパトロクロスが殺されて、アキレスの気持ち
はもっとわかる」という気持ちに、させて欲しかったものです。


まあ、それでもアキレスとパトロクロスはセクシーでしたけどね(笑)。
二人が登場し、そこにショーンが現われた時は、珍子がカチンコチンコ
になってましたよ。

また、萌えの話は今度。今日はパトロクロスの話でした。






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2004年05月15日(土) アレクサンダーその2 トロイに関しても

今日、パッションとトロイという紀元前(かろうじて)ものを
二本立てで見に行きますよ〜。久しぶりに映画が見れて嬉しい!
月曜日あたり、王の帰還とコールドマウンテンでも。札幌では
王の帰還はまだまだ上映するみたいです。

あんまり期待してなかったトロイなんですが、実は一昨日あたり、
自分でアレクサンダー萌えについて書いていたら、とんでもない
アレクサンダーブームに一人で飲み込まれてしまい、前の日記で
は阿刀田 力という謎の人物だった、実際は阿刀田 高の
「獅子王アレクサンドロス」を、あの辞書並に厚い文庫本を、
紹介しときながら1/3しか読んでませんでしたが、これを
一気に読んでしまったのです。

よかったーーーーーーーーーーーーーーーーっ。たぶん、史家の
方が読むと苦笑してしまうような捏造も多いのでは、と推測できる
内容ではありますが、その後プトレマイオスなどがどうなったか
などは、じーんときて涙が。実際のアレクサンドロスが、こんなに
神秘的で魅力的だったかはともかく、少なくともこの本を読めば、
アレクサンドロスの虜だ。ヘパイスティオンは最後まで爽やかだった。
控えめな萌えが伏在してます。作者の、この時代のギリシア
の同性愛に対する尻込みした態度が残念ながら、最後の最後には、
大王とヘパイスティオンの関係を認めておりました。でも、今まで
読み続けてきた人は、腐女子でないかぎり、最後に突然「二人は
愛人だった」と言われて驚いたでしょう。「アレクサンドロスは
断じて同性愛者ではなかった」という作中の表現も、確かに当時の
ギリシアと現代とでは男色の定義が違ったとはいえ、公然の事実
となっている「大王は男が好きだった」、というものを否定するのは
ちょっと読み苦しくもありました。
ネタバレです↓


軍事、戦略に長けたアレクサンドロスの戦闘ぶり、外交手腕などひとつ
ひとつも読み応え充分ですが、何より面白いのは濃密な人間関係かと
思います。阿刀田アレクサンドロスは、お話の原点にミエザの学舎を据え、
アリストテレスのもとで学んだアレクサンドロスの仲間たちに
主眼を置いています。この中には生涯の朋友/愛人、彼の半身
ともいえるヘパイスティオンも含まれていますが、
他にクレイトス、プトレマイオスなど、アレクサンドロスの
大遠征に欠かせなかった将軍たちも含まれており、彼らは「王を囲んで
食事をする仲間という意味の」ホモイロイロヘタイロイという
兵士仲間として有名です。オリバー・ストーン版映画では、映画紹介
として彼らの関係をband of brothersと表現していてハァハァです。


映画の詳しいことはこちら

読み終わってから、それぞれの役を誰がやるのかキャストを見ましたが、
オリバー最高! アンソニー・ホプキンス@プトレマイオス、
ゲイリー・ステッチ@クレイトス! ピタリだーー! クラテロス
もびたんこ。クラテロス/ヘパイスティオンとか読みたいぜー。

この映画はアレクサンダー受に見えなくもないですね。
たぶんボロミア受ファンの人は(笑)大喜びな大王受けじゃないかな。
バズ・ラーマンがレオナルド・熊ディカプリオ主演で同じアレクサンダー
映画を作ろうとしてて話題になってますが、ディカプリンという時点で
私はいけません。彼が嫌いなのではなく、コリンがベストキャスティング
だから。大王は金髪、無髭の美丈夫だったそうですが、そもそも兵士仲間
に囲まれてモテモテ君なので、それをレオナルド・ディカプリオが
演じてしまうのは、そのまますぎてどうか。子どものような純粋と
凶暴さ(笑)を併せ持つ風雲児コリンにこそ、相応しい役です。
実際、アレクサンダーは狂ってますからね。彼が残した神がかり的な
エピソードの数々が、逆に考えると狂ってなきゃ出来ないことです。

アレクサンダーは大好きですが、太陽のように人々の愛を一身に集める
男は受にしたくないという心理が働きます。むしろそういう奴には、
思い通りにいかない愛に地団駄を踏んでほしいというのが、ひねくれた
私の趣味です。でも、オリバー・ストーンの大王は悲劇の男としての
側面を掘り下げるみたいですね。勝手な予測ですが、公開されてる
スチールや、レビューから推測するに、すべてを手に入れた男ながら、
最後はヘパイスティオンに先立たれ、虚しさの中で孤独に死んだ、という
展開にしそうです。彼は有能で野心家だった父王フィリッポス
二世と、父子、男同士ゆえの確執を抱えており、アレクサンダーの
神々しさを恐れた父は母オリュンピアスと離縁して、王子から王位継承権
を奪おうとしたり(その素振りを見せたり)するわけです。一方、
狂信的な母オリュンピアスは、自分の子が神の子だと信じて疑わず、
暗殺などの謀略を廻らし、王子の尻を引っぱたいてガンガン上り詰めらせて
いくわけです。父と母の関係は冷め切るどころか憎しみあっていて、
そういう環境で育った王子の孤独と屈折にも、映画では主眼が置かれる
のではないでしょうか。事実、アレクサンダーの女色への無関心、
男色への傾倒は母親の影響があったんじゃないでしょうか。

ここにヘパイスティオンがどう関わってくるのか。阿刀田版のヘパイスティオン
は魅力的です〜。周囲に爽やかな印象を与える、少年のような眼差しの
男で、人格も優れていて人望も厚かった、という描写があります。
半分は作者の創作でしょうが、彼はアレクサンダーの出来ないことを
自分がやる、汚いことは全部自分が、と言って、大王すら知らぬところで
謀略、揉み消し、暗殺、逆賊の粛清などを取り仕切った人物とされてます。
ヘタイロイ(兵士仲間)の間でも嫉妬はつきものですが、王の寵愛を
受けるヘパイスティオンを、恐れていた者は多かったようです。けれど、
そこで彼もつけ上がらないし、王も理性の人で、控えめな地位を与えて
いた(一応は参謀)のが萌え。作中では、嫉妬などから刃傷沙汰に
なりそうだったヘパイスティオンとクラテロスに、「次は二人とも死刑だぞ」
と王自らが公平に告げたり、こんなあたりがいいです。ついでに、
アレクサンドロスは(世継ぎを授かる為)愛妾や王妃を侍らせますが、
正室となるペルシアの姫との結婚において歴史に名だたる盛大な
合同結婚式を仲間たちに強制した彼は(笑)、ヘパイスティオンには
自分の妻の妹を与え、二人の息子がホモにいとこ同士に
なるようにしたそうです。

歴史上では時々見られることですが、これは二人が、自分たちの
子どもが欲しかったから
という見方もあるそうです。←むしろ支持。

話は戻りますが、そうして自分のためにならどんな泥もかぶる
ヘパイスティオンに、王が「ヘパイスティオンは恐い」と笑って言う
シーンなどがあって萌えですだー。
ヘパイスティオンが死んだ時の王の錯乱振りは凄まじかったらしく、これが
映画でどう描かれるかが楽しみです。まあ4人くらいは側近を殺してくれないと。
それからのアレクサンドロスは、いかにも死に急ぐ風だったそうです。
ヘパイスティオンの死の直後、自殺までしようとした、という話だから
当然といえるかも。



そして、話は最初に書いたトロイに戻る。トロイに関しては顛末しか
知りませんでしたが、ホメロスのイリアスのことがアレクサンダーの
中によく登場します。中でも、アレクサンダーは自分がアキレウスの
生まれ変わりだと信じていたようで、アキレウスのことは阿刀田版に
も頻出。その中で、アキレウスと親友パトロクロスに、自分と
ヘパイスティオンを重ねてハァハァしていた喜んでたという
ことが書いてました。それでへー、パトロクロスね、それは誰が
演じるんだろう。エリック・バナなのかな、なんて気侭にあたりを
つけてキャストを見たら、いない! 彼はトロイア戦争ではもう
死んでしまってるんでしょうか。
その謎を解明すべく、ホメロスのイリアス&オデュッセイアを105円で
古本屋から買ってきました。映画を見てから読もうと思います。

アキレウスはパトロクロスが死んだのをうけて哀しみ打ちひしがれ、
「こんな思いをするなら、私が先に死ぬんだった」と言ったそう
ですが、この二人もラブリーな関係にあったんでしょうか。

http://www.alexander-the-great.co.uk/production_pics.htm
ここにピクチャーが。金髪コリンが美しい〜。隻眼のフィリッポス二世
やヘパイスティオン(長髪)、ジョナサンなどもこっそりおります。
待ち遠しくて仕方ない。

本を買ったといえば、M&C関連の本(と勝手に私が名づけているだけ)も
買ってきましたが、多すぎて読めんずら。

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2004年05月12日(水) アレクサンダー特集第一回(連載かい)



わかばさんに、こんなカールを教えていただきました〜。
うう、かっこいいっ。ちょっと斜めなとこがまたいいですね。
それと、ドムの写真を教えてくださった皆さんも、どうも
ありがとうございます。あのジャケットがドムらしくていい
ですね。サインとかしちゃって、スター気取り(スターだっつの).

昨日の夜あたりからbekkoameが調子悪くて、更新しても
自分のサイトを確認できないものだから、一旦下ろしたりして
ました。bekkoameはもうやる気ないのかな。自分のサイトに入れない
ということほど、あほらしいことはないです。
sakuraネットとかに変えようかな。

さきほどやっと、エオメル*ファラミアの裸の王様を更新することが
できました。書いていて、私もこの話が好きなようです。
nightniseのケルト音楽がしっくりきます。
フィンドゥイラスとの別れのくだりは創作です。原作でも映画でも、
ファラミアは自分の尊厳を失っているとは思えないんですが、
でも心の中で「とうの昔に踏み躙られた」と思っていてもおかしく
ないかな、と思って書きました。
エッチシーンはもっと濃く、乱暴に書いてもよかったんですが、
イラクで米民間人があのように殺害されたのを知った後では、
そういう気は失せてしまい、おかげでストーリーの流れを重視した
ものになってよかったと思います。ああ、しかし、イラク関連は
堪えるものが多いが、あれはショックだった。

永い夜の更新がなんて遅いんでしょう! 欲望の檻と裸の王様を
片付けたら着手します。マチュリンものも。

ところで、一足先に宣伝をさせていただきます。
現在オリバー・ストーン監督の指揮のもと製作されている
アレクサンダーですが、これはマゴウことなきホモ大作映画です。
当時ギリシアにおいて、愛とは男同士の間で交される情交をさし、
女は残念ながら(微笑みながら)蚊帳の外だったみたい
ですが、当時は若い男の子を年上の男が見初めて求愛し、
夜中に奪いに行くというめくるめく略奪愛が一般的な
形として定着していた、とある本に載ってました。そしてその若いのが
大人になると、今度は年上の男としてお相手を物色するというわけです。
これはギリシアの場合で、肉欲も伴うのに対し、スパルタは
禁欲的な、あくまで精神的な同性同士の友愛を、愛と呼んでいた
そうなんですが。
そんな中、マケドニアの王子として生まれたアレクサンダーは、
幼馴染のヘファエスション(いずれも英語読み)と愛し合うように
なり、非常に珍しいことに、大人になっても生涯この愛を貫いた
ということで有名だそうです。
↓ここは映画にも関わってくるだろうアレクサンダー大王の一生に
関するネタバレです。
とはいえ、アレクサンダーは30代であっけなく
死んでいますし、ヘファエスションはさらに早く死んでいます。

↑ネタバレ終わり
当然、アレクサンダーは王様だから、自分のホモ精鋭部隊
の面子にも手をだしてはいます。彼は結婚もしますが、この時
ヘファエスションは今で言うbest manを務めていたりと、なかなか
どうして萌えな関係です。
大王は有名なので置いておくとして、ヘファエスションは優れた武人
でありながら、物静かな文人肌の人で、やや狂信的な大王の母
オリュンピアス(フィリッポス二世の妻)は、ヘファエスションと
息子の関係に嫉妬さえしたそうですよ。つーかやばい。どの
本読んでもヘパイスティオンとアレクサンドロスの関係にはハァハァ
せずにはいられません。
ゲイだということは匂わせる程度の
阿刀田 力の「獅子王アレクサンドロス」ですらハァハァもんです。

という話はまたの機会にし、何が言いたかったかというと、
主人公のアレクサンダーを演じるのは我らがコリン・ファレル。
そして、ヘファエスションを演じるのはジェイレッド・リート
というギリシア系の役者だということで、宣伝したかった
のです。彼は以前、キャメロン・ディアスの恋人として有名でしたが、
二回ほど、PEOPLEの「最も美しい男」に選ばれています。オーランド
とヴィゴも選ばれた奴です。女の子大好き! と公言してるのが
残念なほど、かわいくてゲイモテしそうです……。
パニックルームの犯人役や、ファイトクラブの殴られ役などと言えば
覚えがある人もいるはず。そして、彼は、ヴィゴ並に自分のスタイル
を変えます。映画のみならず、私生活においてもいつも全然違います。
もじゃもじゃの髭面だったり、長髪だったり、金髪だったりモヒカン
だったり、相当おしゃれが好きなようです。実は彼、フィラデルフィア
の芸術大学に通う絵描きの卵でしたが、在学中に演じることの喜びに
目覚め、NYの芸術学校に(演じるために)移ったのだそう。どうりで。
ジェイレッド(Jared)という名前は、ヘブライ語で、down to earth
という意味で、letoはギリシャ語でなんとかって意味だそうです(なんだ)。
ギリシア神話の人物からきてる名前らしいです。
義母か義父兄弟(半分血が繋がってる)攻顔の弟がいます。このへんも
おいしいです。

面白いのは、彼ってコリン・ファレルに似てます。無垢な表情を
ちらっとのぞかせるあたりがひどく似てます。それから、同じ精鋭部隊
の主要人物だである兵士を、ジョナサン・リース・マイヤー子(笑)が
演じるようですが、ジョナサンも微妙に無垢な表情を見せるあたりに
共通点が……オリバーの趣味ってことで。
実際、アレクサンダーは19才で王位につきますので、彼の軍隊の
主要メンバーが若い男たちだったんだろうと
思います(主要面子は同じ学舎で学んだ仲)。

とかなんとか言っておりますが、この映画自体は、アレクサンダーという
軍事的戦略に神がかり的に長けた若者が成し遂げた大遠征、という
流れを追っているので、たいしてホモホモはしてないかもしれません。
経営者向けに「アレクサンドロス大王に学べ」という本が発売されて
売上を伸ばしたりもしてるみたいですよ。

そんなことは後回しでいいんだ。とにかくヘファエスションの
役のJLに、今からハァハァしておいて損はない、ということです。

なんといってもこの眼だーー。


ハァハァ、被虐的なまでにタレ眼…。


ゲイポンのジャケット写真みたい。

若いときもいいんだけど、30を過ぎてしなびたあたりがおいしい。



お願いだから、コリンとのキスシーンだけはいれてね。


ちょっと若すぎるかな。コリン受という可能性もあるが、こっちが
受けならこのようにして大王を……。


どうも私は、ヒゲがないと萌えられないんですよね。

自分が大王で、こんな男が幼馴染としており、いずれ自分に仕えると知ってたら、
約11歳で犯すな。唾つけとかなくちゃ。掠奪婚ですよ!
砂場とシーソーの間で挿入します(11歳になってまで公園で遊ぶな)


これなんかもうとんでもない被虐顔。

と、ちょっとどころじゃなく脱線しました。日本での公開は
早くて来年の3月です。



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2004年05月11日(火) カール、さらにオトコマエに

消えてしまった……。
皆さんに教えていただき、getty imagesとfilmmagic.comにてカールを
発掘しました〜っ。きりさん、ツウさんはじめ、ありがとうございます。





小さいことが恨めしい…でも、カール痩せたのか輪郭がシャープに
なってすごくかっこいいですね。これそうとういける男ですよ。
ニュージーランドに生まれてなければ、もっとurbanizeされて人気になるのも
早かったかも。彼がキーウィだから乗馬に長けているのだし、だから
こそ素敵なんですが。

ハァハァハァハァ。か、かっこいい……目が、目が!
こんな目で見られたら〜っ。これで、悪役を見たいですね。
早くテロリスト@ボンド姿を見たいです。
彼は、年をとった方がかっこよさそうだなあ。35くらいで、泥臭い
役を演じてほしいです。ブレイクニー役マックス・パーキスと共に、
無理に年を取らせる試み。彼らを年取らせるための署名、
集めます(やっぱり意味なし)。

ところで、この日記が30万ヒッツに達しました。いつも誤字脱字を
ものともせず、徒然なるままに好き放題のことを書いているのですが、
そのような文章を皆さんに読んでいただけて直腸浣腸(勅任艦長)
ラッキー・ジンは幸せです。
時には間違ったことや、浅はかな考えも書き散らしており、読んで
くださる皆さんが「そうは思わないな」と思ったりすることもある
かと思います。私自身は、毎回の日記で、逆のことを考えている人も
必ずいる、ということを常に念頭において、ネタや情報や自分の考え
を書き散らしています。一度書いたことも(誤字脱字・誤情報含め)、
後になって読み直してみると「間違ってたな」と思うようなことも
たくさんあり、私が書いた時点でそのことを知っていながら、暖かく
見逃してくださる皆さん、それでいて、私が必要な情報は素早く教えて
くださる皆さんに、とても感謝しています。開き直るわけではないの
ですが、その間違いも含めて、それが私であり(いわば私の限界であり)、
正しいことや高尚なこと、情報源となることなどは目指すことなく、
暇つぶしの読み物として幅広く面白いものを書いていけたらと思います。
今後も、間違いのある一個人の意見として読んでいただけると
ありがたいです〜。←しかも、途中で続きものを書くのをやめたりもしている。

ついでにヒット記念といえば、きりさんが60万を踏まれて、リクエスト
してくださりました。50万ヒッツの「欲望の檻」がまだ書けていないの
ですが、これを書き終えたら、取り掛かりたいです(イラスト)。

今、エステラの狩公作品を読んでますが、すぐに発想が別に飛んで
しまって、なんと集中力がないのかと自分を哀しんでます。

ところで、私はどれほどアレクサンダーにやられているか!
まだやばい…と思ってるんですが、どうしょうもなく主人公の
ホモカプの二人にはまりかけてます。あああ、もうアレクサンダーが
コリンだって時点で、転落することは目に見えている……。


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2004年05月10日(月) van helsingプレミアにカール出現

んきゃ〜っ! 聞きましたよ……! van helsingの
プレミアに、ドムと一緒にカールが現われたというではない
ですかっ!


ああああ〜嬉しい〜意味もなくうれしいっ。たぶん、
デイヴィッド「ええと、指輪の人誰かに(義理で)プレミアのチケ渡して」
↓
ドム&カール「では、仕事の特にない我々が」

てな感じの成行きだったかと思いますが、嬉しい! 嬉しい!
同じ会場にいたというだけで嬉しい! ドムがいてくれるのが
また嬉しい。だってもしカールだけしか来てなかったら、
明らかに指輪繋がりではなく別件繋がりのような感じがしちゃうから。
ドムとカールって繋がりも微妙で面白いですね。

このあたりの情報、求む! ドムとカールの会話とかでも、
ぜひぜひ情報を教えてくださいませ。


ところで、こういった記事も出てきました。
デイヴィッド記事
このタイトルがなんとも素晴らしい。
unforgiven sun(許されざる息子)、この記事を読むのは少々大変ですが、読みましょう(明日)。
brothers in arm、にドキッとしたんですが、これは武装てるという
意味ですよね、むしろbrothers in KING's armとかにしてくれたら。



この表情、たまらん。



このへんの写真、すごくいいです。もしかするとわし、監督デイヴィッド
の方が好きになるかもしれない。勿論役者の彼がいいことは当然ですが。
そのギャップがなんとも……。van helsingの役は情報が出てくれば
出てくるほどデイヴィッドの役がしょーもなさそうなことがわかって
きましたけど、私は、この映画はヴァン×ドラキュラなのではないかと
思います。デイヴィッドの役はあんまりイロポくなさすぎて萌えれ
ませぬ。むしろ、早く食べられて欲しい。いや実は、狼男役男の
ウィル・ケンプ×ドラキュラって手も。これはまさに、前に読んだ
核爆級に萌えなエステラヴァンパイアficかと思いますが。はー、
あれほどの萌えfic、読みたい。

ともかくも、VHのプレミアに現われたカールの画像なりがあったら
見たいですー。

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2004年05月09日(日) 意外とうつな私


シムピスキン作りに無駄な時間を費やしすぎました…。
シムピって欝がつき物なのは、たぶん私だけですね。ゲームは
みんなそうですが、特にシムピは思わず夢中になって、私の場合
10時間ぶっ通しとかやってしまうので、途中5時間くらい
経過すると、「こんなことやってていいのか、駄目フリーター」
という気持ちがむくむくと湧きあがってきて、やめる頃には
自己嫌悪。やらねばならないことが、どっさり積もってる状態。
駄目人間の典型です。そうすると、その分を挽回したい気持ち
から一日で通販分をどっと発送したりもするんですが。
昨日は、大阪イベントにも本を送り出したので、在庫を確認
しやっと本を発送開始しました。

五月という時期なので、広告関係の就職の話を
いただいたり(しかもことごとく蹴るし)、テレビで新入社員募集
してたりと色々見るんで凹みます。そのくせ、今月の終わりには
イタリア10日旅行が入ってまして、それすらも、今の私には気が滅入る
話ですだ。せめてスペインかフランスかイギリスなら、M&C的に
萌えるものを、イタリアって一番関係ないじゃん…(基準そこか)。
ギリシアのマケドニア地方(まだこう呼ぶのか?)とかでも、
アレクサンドロス的にばっちりなのに、イタリアかよ! はじめて
なので嬉しいけど……。ルネサンス文化に触れることを
楽しみとして、行ってまいります。イタリアって、男萌え、何あります? 全然思いつかないです。ローマまで遡ればあるでしょうが……。
シーザーとオクタビアヌスとかか。
あ、グラディエイター! コロッセウムにも行くはずなので、
グラディエイター的に萌えてみます。といいながら、見つけた
素晴らしいシムサイトはこちら↓

グラディエイターのスキン

オブジェクトがすべて、すばらしい! コモドゥスが美しいぜ〜。
実はラッセル・クロウとして、このマキシマスを崇め奉りながら
スキンを拝借→ジャック変換してもよいな、と思ったんですが、
顔自体はラッセルに似てないのでやめました。自分で顔貼っちゃうかな。

どこでなのかよくわからないけど、たぶん米国でプロモートの
ためのGettin' Squareのスクリーニングがあったようです。そこには
デイジーもやってきて、写真撮影などにも応じたようですよ。
Gettin' Squareは話題作なのでDVDになりましたが、デイヴィッド
のインタビューなどもふんだんに入ってるようです。
やっぱりリージョンフリーDVDを買うべきか…。


ああ、カラミーにハァハァしちゃう。こんなに雄になりましたぜな〜。
私としては、早くマックス・パーキスに大きくなって欲しいです。

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2004年05月06日(木) 大阪のイベントのこと


今日は、東京行きのために押していた広告のバイトを一日
いっぱいやっておりました。VALC本やその他イベントのこと
ですが、本来は自分のスペースをとられてる一条さんが、
私のスペースに午前中くらい入ってくれるということなので、
ここはお言葉に甘え、スペースを預かっていただこうと思って
います。当日、自分スペースだけでも大変なのに、
うちのスペースの準備から販売までしてくださるとのこと、
まったくありがたく、かたじけないです!

VALC本は10冊なので、主にサークル参加される方に
渡ることになるかと思います。ですので、他の方の
新刊も同じように狙っている方はいいとして、万が一うちの
本だけを目当てで朝早く出立するなど予定されてる奇特な方がいると
したら、私の意見としては、今回はそれはおすすめいたしません〜。
もっというならば、これはタカミさんとも話したことなのですが、
今回は時間がない中で作った本なので、それほど完成度も高いとは
言い切れないんですよね。再版を予定していないのもそのためですので、
次回こそは(といつも言ってますが)、もっと満足のいく本に仕上げ
たいです。なので、今回は潔く諦めていただいても、それほどの
大損はしない! と私もタカミさんも思っております。
もっと言うなら、明確なHシーンもない(私のギャグマンが以外は)!
ラヴに関しては、きわめてびみょーです。

部数を数えた結果、南半球は20部ほど送ります。
帰らざる森は、それこそ部屋の暗がりからけっこう出てきたので
(実際はダンボールの底から)、10部くらい出せそうです。

通販に関しては、TLJはかなりの数可能ですが、VALCは10冊分です。
こちらは5/9の夜に開始しますので、興味のある方は覚えていてくださいね〜。

イベント後は、やはり更新のやる気が違ってきます! ファラミアもの
もRPSも、M&Cもなんとか平行してやっていきたく。なまあたたかく
見守ってやってください。

今日は30時間起きている!

コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)



2004年05月04日(火) イヴェントお疲れ様


GWの東京から戻ってきました。オパさん宅お泊り会、
イベント、楽しかったです! オパさん宅でM&C映画をだらだら
と見ていた前日には、「いや〜このまま寝て明日の午後まで眠って
いてもいいね」なんて気のないことを言っていましたが、ちゃんと
イベントには間に合いました。というか、深夜の2時にご飯を
食べていたのは、間違いなくおかしかったです。

イベントで、スペースにお立ち寄りくださった皆さん、買って
くださった皆さん、どうもありがとうございました。
私は相変わらず、yoshinoさんとオパールさんにスペースを残し、
開場時は便所におりました。股血だったのです!
百戦錬磨の二人が忙しくてきぱきとこなしていく後ろに立って
いると私は明らかに邪魔なだけだったので、意味もなく列の最後に
ついてみたりしたのですが、途中でタカミさんとブリさんの
スペースに何か助言を求めに行くと、
ブリさんが「列整理をなされよ。いや、我が行かん」と言って
てきぱきと列整理を開始してくれました。
なんてありがたいんだ! ブリさん! まるでゴンドールの大将
のようでした!

今回は同じ列の方にご迷惑をおかけしたかと思います。お隣
はとってもきさくで「いいんですよ〜」なんて言ってくださった
んですが、大変申し訳なく思いました。今回はM&Cが寡占市場を
形成していたがための一極集中だったかと思うので、今後は
こういったことはないと思いますが、私も色々と気をつけねば
なりません。
そうして友人たちが奔走してくれてる間に、ニキビでうんこ顔の
女は、M&C本とファラミア本を買いに行ってたらしいですよ。でも、
私が知っているだけで5冊、M&C本を買えませんでした。がっくり。
ファラミア本も目当てにしてたいくつかの本が買えず……なぜか
ファラボロとか買って自分を慰めてました。
位置的には、G鮨さんが指輪の先頭で、私のあたりが指輪の
終わりでした。「G鮨さんに始まる清流が、下流へ流れていき、
最後に(かなり濁った)海へ流れ付くんだね」
と言って
まったり微笑んでいました。しかも、列向いにはずら〜っと
海賊(POTC)が!! 

疲れてくると私は、あまり意味のないことをだらだらと
しゃべる癖があり、帰ってきてから「なんであんなことを喋ったのかな」
と思ったりするんですが、今回は前の晩ほとんど寝てなかったせいもあり、
それが顕著でした。
しかしアフターは楽しかったです〜。私はかなりだらけて、時々自分の
妄想の中に入っていましたが。
タカミさんともM&C話を語ることが出来ましたが、まだまだ語り尽くして
いない! 早く私が3巻の下巻を読めば、もっとたっぷり語れるものを。

新刊の個人本「The long Journey」の方は、2/3冊を
自宅送りにするという過ちを犯してしまったがため、通販分と
大阪行きはたっぷりあります。

合同本VALCですが、これは全部会場送りにしたがため、
歯止め無く出て行ってしまい、完売になる前に下げた20冊ほどがまだ
あります。タカミさんは「もっと作っても大丈夫だ」と言ってたのに、
私が「M&C本だから抑え気味に行く方が」と部数を予定より減らした
のが間違いでした。

5/9の大阪は私自身は結局不参加となる予定なので、この売り子さんを
していただけそうな友人と協議して、VALC10冊をどうするかを
検討したいと思います。詳細は今夜中に決定すれば、この日記に
更新しますが、明日になれば、明日の日記に書きます。

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2004年05月01日(土) 最近のデイヴィッドとラッセルキャンペーン

明日からイベントですね。私は明日の夜に札幌を発ち、
3日に帰ってくる予定です。羽田暴走男パート2が登場しない
ことを祈って……。

デイヴィッドは、今年の初めに監督業についてたらしいですよ。


このマッチョに囲まれて目のやり場画ないような写真…いい!
スーツが似合う男は、美しいなあ〜(惚)。

van helsingの写真が出てきてますが、

ギャハ! この映画、私は笑い通しかもしれません。

これはGSのDVDのインタヴューより。よし、買おう。


VHより。も〜こんなん見せられたら、思いがけないギャグモーメンツに
窒息してしまう。

フランケンシュタイン「怪物王子、腹がすいたでやんす」
ヴァン@怪物くん「よし、餌だ」
カール@ヒロシ「オレかい!」




日に日にラッシーファンと化していく(まるで暴徒と化していくよう)
私ですが、ここで彼のイメージアップ作戦を図ってみます。
もともと、ラッセルのことは表面的なことしか知らずにいましたが、
半年ほど前に彼のドキュメンタリーを見て以来、ひそかに好意というか
興味を抱いてました。

http://www.geocities.com/xpheremone/pictures/haka.jpg
イメージアップを図る為に、これ(おい!)。
噂の南半球踊り! ハカでしょうか! 似合っとる!
彼には、マオリの血が1/16流れているそうですよ。
おばあさんが、マオリ族の血を受け継ぐ人だったそうです。
好感度(なぜか)10ptアップ。


ファンサービス! ファンサービス!
好感度15ptアップ。


動物と仲良し! 動物と仲良し!
好感度12ptアップ。


しかしナニをおいてもハンサムなラッシーを観賞すること以上に
好感度がアップすることはあるまい。ああ、かっこいい……。


攻っぽい香り漂ういい男。



乗馬もバイクもお手のもの。
ポール「ラッセル、乗りこなせるのはオレだけじゃなかったんだな」

最近のニュースとしては、ラッセル・クロウが、
カナダで起きたユダヤ人学校の爆破事件に
ショックを受け(現在カナダで、30年代に
ボクシング界を上り詰めたボクサーの映画を撮影中らしい)、
その学校の図書館の再建費用を出すことを学校側に申し出たそうです。

たぶん飾らない人なんだろうと思うな。批判されるてんがあると
しても、ラッシーは「悪い奴」じゃなくて「好ましくない人物」
という気がしますね。
ポールが、「ラッセルと馬が合うのは、どっちも反体制的なところが
あるからだ」というようなことを言ってましたが、確かに二人とも、
公共放送とかどうでもいいって類の人間なんじゃないかな。
心にもなくいい子ぶる奴のことなんか、大嫌いそうです。
女の好みも、メグ・ライアンのような、さばさばしてて自然体な
のが好きなんですよね。
一方で日本人は、和を乱されたりする行動やら、とかく「わがまま」な
人間が嫌いだから、ラッセルが嫌われる傾向があるのもわかる気がします。
単に顔が好みじゃないとか、演技が好きじゃないとか、主義が
合わないとか色々あると思いますが。

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