みょうの日記
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2004年12月31日(金) よいお年を〜

本当にあっという間の2004年。
今年は、小うるさい2代目を正式就任させ、365歩のマーチよろしく一進一退の攻防を繰り広げた1年だった。
で、再び吹雪く外を尻目に、この年の瀬に何をしていたかというと、部屋のリメイク。長らく窓際にべったりつけていたPC机を、新人のために配置移動したのだ。
それから壁紙の貼り替え! 実を言うと私の部屋の窓際って滴露がひどくって壁紙がかびてきたんで掃除したんだけど、なぜかカビが倍増しちゃったので思い切って壁紙をベリベリはがして新しく貼りなおす事にしてしまったのだ。
・・・・・・・・・・素人があんまり手を出しちゃいけない領域だったね。
まぁ一応端っこの始末に目を瞑れば、きれいにリフォームできたさ。
でも、大きい家具とか移動させてないんで、半面だけしかやってない。
あはは〜。こんなん大雑把なO型ならでは?
しかも、1部屋分購入した壁紙のロールはまだ1本まるっと残っている。
2006年になるまでに全部貼ろう・・・。

皆様、今年一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

ではでは、よいお年を〜。


2004年12月29日(水) 仕事納め

なんだかんだとようやく怒涛のお仕事も終わった。
コレだけ忙しくてなんで来年きびしいの〜!? ってぐらいだけど、まぁ仕方ない。なんとかあと半年ふんばらねば。
そんな決意も新たに、お仕事お持ち帰りで仕事納めになったのだった。

そして、前日の初雪(朝ちょろっと降ったんだよ〜)に続いてけっこうな雪が降った。2年?ぶりに見るちゃんとした雪だった。
12月にこれだけ見たのは・・・いつ以来かな?


2004年12月26日(日) クリスマス・パーチー

風千さん、紐さま、水牛さんと花信風にてクリスマス・パーティー!
2004年は例年にないくらいクリスマス気分を満喫できた。
100円のプレゼント交換をしようという風千さんの提案で、100均で三人分のプレゼントを物色してきたんだけど・・・、む、むずかしいっ。
だってその100円でセンスを問われるんだよ〜っ。おそろしい。
考えて考えた末に、選んだ3点は↓。
 風千さん 拍子木(!)
 紐さま  鳴りゴマ
 水牛さん 水牛の角のお香立て
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
うがーーーっ。

因みに頂いたのは、
 風千さん 「日常の心得」湯のみ
 紐さま  嫁入り道具の家具(笑)
 水牛さん たぬきのマグネット

料理もケーキもおいしかった〜。

で、最後に水牛さんに顔半分きれいにお化粧してもらって帰ったのだった♪

※もう半分? あはははははははははは


2004年12月25日(土) 会社忘年会

あっという間に忘年会。
かつては取引会社合同でちょっとした人数だったけど、年々少なくなり、今年はすっかり内輪の宴会になっちゃったよ。
年が明けてもまだまだ先が見えないらしいけど、まぁ、とりあえず来年の今頃も会社の忘年会ができるといいねぇ。


2004年12月24日(金) なかなかなかなか

なっかなっかなっかなっか鳴かない子〜♪
なぁ〜っかなっかなっか鳴かない子〜♪

・・・というのが、ガチャをあやすときの歌だったりする。

ちなみにゴンのときの定番は
せっかいでいっちばん可愛い子〜、
アニャちゃんっ、アニャちゃんっ、アニャちゃ〜ん♪

・・・何言ってるんだろうネェ。

ガチャの歌が「可愛いね〜」になるのはいつになることやら。

ただいま怒涛の追い込み中で、なかなかのんびり巡回できません。
うええ〜。
で、ただいま自分に向かって「なっかなっかなっかなっか泣かない子〜♪」と呟きつつお仕事に励んでいるわけである。

というわけで、とりあえず。

皆様、メリークリスマス!


2004年12月20日(月) もうすぐクリスマス

最近、某塾は少しずつ書き込み問題を増やしているような気がする。
そうだろうそうだろう。前までがあまりにひどかった。全部が全部選択問題というひどいテストもあったぐらいだからね。

ところで最近、読解力の低下が叫ばれているが、常々不思議に思っていたことがあった。
学校の授業で「この小説は作者がどういう意図で書いたものか」という問題があったとすると、教師は「こういうつもりだった」とか「こういう意図がある」とか断言するんだよね(少なくとも私の頃は。今は知らないけど)。
だけど、そもそも著者はそこまで明確な解釈ありきで小説を書いているのだろうか。もし、今は亡き小説家達が自らの小説を「こうだ」と解釈されて学校で教えているのだと知ったとしたら、「ええー!? そんな意味じゃなかったのに〜」なんて驚くことはないだろうか。
なんてことを考えながら、国語のテストにつらつらと自分なりの解釈を書き綴り、思いっきり×をもらったことがある。その横に「面白い解釈だがそういう意図の問題ではないから」と但し書きがされていたが。
思えば生意気な子どもだった。

この季節、某CMにもなった物語を思い出す。
オーヘンリー作「賢者の贈り物」がそれだ。若い貧乏な夫婦が互いのプレゼントを買うために、夫は祖父の形見の懐中時計を、妻は自分の髪を売ってしまうという話だ。どうやらそれは互いを思いやる心を謳っているらしいのだが・・・。
その話を読んだ幼い私は思ったものだ。
「いつの時代も女の方がしたたかなんだな」と。
夫が売ったものは、失ったらもう取り返しがつかない大事な祖父の形見だ。それに対して妻が売ったのは時間が経てば取り戻せる自分の髪。
互いに用がなくなった贈り物(夫→櫛、妻→時計用の鎖)だけど、妻の方はいずれそれを使うことができるようになるわけで・・・。なぁんて皮肉も実は含まれているんじゃないかと思ってしまったわけだ。

何がいいたいかというと、結局学校で習うとしたら、こういう私の解釈は間違っている=読解力がない・・・ということになるのかな。
まぁ、誰が読んでもそう解釈はできんだろうという事を理解できないのは論外だけど、読解力の線引きはなかなか難しいんじゃなかろうか。


2004年12月18日(土) オヤヂ猫・・・がっくし

下あごのゴマゴマを見てもらうため、朝一番でガチャをつれて病院へ行ってきた。
ちょうどいい時間だったようで、すぐに診てもらえた。
内心アレルギーとか皮膚病とか免疫力低下とかちょっと心配してたんだけど、先生はあっさり言った。
「これにきびだよ〜。とりあえず薬出しとくからしばらくそれで様子見て」

良かった。ホッとしたよ〜。で、ついでに健康診断かねて血液検査と検便をしてもらうことにしたんだけど採血の時はわりと大人しかったのに、なぜかうんPを採るのをえらい嫌がるガチャ。
おかしい・・・、お前、おネェが肛門の汚れを拭くときはお尻上げてさせるのに。

とりあえず、検査結果が出るまで15分。のんびり待合室で待つことになった。
ガチャは私が視界から消えるとピャーピャー鳴き喚く。うるさいけど、一応私を頼みにしているんだね。良かったよ、1年暮らした甲斐があった。

そして。
触診で結石が出来てる様子はないということだったので、それほど心配していなかったんだけど、どうしてどうして。血検の結果を聞いてひっくりかえりそうになった。
なんと、肝臓が悪いと言われてしまったのだ。
脂肪肝の気あり、心臓病に注意、だそうだ。・・・って、おまえ、隠れて酒でも飲んでるのか!?
いわゆる肥満からくる症状らしいので、痩せれば大丈夫だろうとのことだったけど、前回も肥満って言われてたよね・・・がっくしだ。
けっこう痩せたと思っていたのに。
ちょっと自慢げに「少し痩せたみたいなんですけど!」って先生に報告したのに。
計ってみたら0.2kgしか痩せてなかった。


2004年12月16日(木) くまごろう・・・がちゃ。

最近、ガチャの粗相癖が復活してきて困っている。考えてみたら、最初にガチャから一発OKがでた猫砂(しろママさんオススメ)を購入前に、1袋だけ別の鉱物性猫砂を買っていたので、それを使っちゃおうと混ぜ始めた頃からのような気がする。
まさか、それが気に入らなくってってわけじゃないだろうね。今度はちゃんとおまるでもしているので、前よりも被害は半減しているんだけど・・・。しかも、しでかすのは大概留守中だから叱り飛ばすことも出来ない。
やっぱり悪意を感じるぞ。
そんなガチャに最近どうもアゴの下に黒いごま粒状のカスがいっぱい出始めてしまった。前にちらっと猫のにきびだって聞いたことがあったけど、だんだん広がってくるもんで、ちょっとネットで調べてみた。
毛包虫症(ニキビダニ/アカラス)、真菌性皮膚炎、脂漏性皮膚炎・・・なんて検索結果が出た。
うむ〜、こりゃまた病院へ行かないとダメじゃん。奴のアノ顔であごの周りが黒ずんでくると、ちょっとクマ五郎みたいなんだよね。土曜日にでも行って来るか。
どれも免疫力が下がっていると出てくるなんて書いてあるからちょっと心配だなぁ。

それからチビたん。最近、樽猫化に拍車がかかってきたような感のあるチビたんだけど、食欲は相変わらず旺盛。
チビコもチビたんも・・・、今年から離れてしまったお嬢もそうだけど、いっちょ前に直接手からあげた方が食べてくれるんで、寒い日には「早よ食え〜」とばかりについ手であげてしまう。
チビコは普通に食べるんだけど、チビたんはなんというか、鼻まで手にぺったりくっつけたままアグアグ頬張って食べるので、時々私の肉までみっしりと歯を立ててくれたりするのだ。思わず「あでっ!」と叫ぶたび、チビたんは口いっぱいにカリカリを頬張ったまま、ぴやっと飛び上がるもんだから口の中のカリカリが四方八方に飛び散ってしまう。
可愛いけど、可愛いけど・・・片付け大変だから、落ち着いて食べてくれ〜。
でもって私は食べないでくれ〜。
ご飯をあげ終わって家に入って見てみたら、手のひらにポッチリ歯型がついていたよ。


2004年12月15日(水) た〜す〜け〜て〜

来年から増税だって。
なんかさ〜、給料下がるはボーナス下がるは、年金上がるは保険料上がるは・・・。
不況になってからどれくらい国に搾取されていっただろう。
今年なんか有無を言わさずビビたるボーナスにまで税金かけやがって! 減らされたところへ持ってきて大打撃だよ。
手取りにして去年一昨年の半年分のボーナスと今年一年分のボーナスが変わらんのよ? にもかかわらず、簡単に国民から毟り取っていくな! そもそも借金増えまくりは、国が湯水の如く国民の税金を無駄使いした結果じゃないか。なんで尻拭いしなきゃいけないんだー!
増税する前にやらなきゃならんことがあるだろうが。質素倹約!質素倹約!
どうしてそれができないんだ! 呆れかえって物も言えないような無駄遣いが、あれやこれや、叩けばいくらでも出てくるだろー! 20年も30年も前に決まったは、「やらなきゃ〜」じゃなくて「時代にあわなきゃ見直せ」ぐらい言え〜!

一つの体制が正常に維持できるのは、どんなものでもだいたい40年ほどらしい。
だから、その区切りのときに何ができるかによってその体制が正常に機能できるかどうかがわかれるのだ。
自民党が天下を取って40年は悠に越えた。本人たちが1ミリも傷を負っているようにはどうしても見えない。社保庁の横領さえ(なんやかんや理由つけて正当化してるけど、どう見ても横領でしょうが?)手をこまねいて見ているだけ。
昭和時代から溜まりに溜まった汚泥がこんなに腐臭を放っているのに、暢気な顔して増税しか考えていない面々を見るにつけ、腹が立って腹が立ってしかたがない。
結局、増税を決めているのは増税が影響しない金持ち連中なわけで、そういう連中に家計が苦しいとか辛いなんていうことはピンとこない別世界の話なんだろう。
まるで「パンがなければお菓子を食べれば?」と言われたようなしょっぱい思いがするよ。


2004年12月13日(月) ほしいほしいほしい!

PCがほしい〜〜〜〜っ。

思えば、牛柄さんとはもう5年もお付き合いしているのね。そろそろ潮時だわ♪ だって牛柄さんたら、最初の頃、あんなにピカピカさわやかに輝いていたのに、今じゃすっかりくたびれオヤヂになっちゃったんですもの。もうときめきがないのよ〜。それにね、今・・・ある方から猛烈アプローチされてるのよ。そりゃあもう、ステキな方なんだから。


・・・なんてわけのわからんことを言っているが、ようは買い替え時だよねってことなのだ。
もういい加減、メーラーたち上げただけでメモリ食いまくるようなのはもういらんのよ。いや、何度も言うようだけどインストールしなおせばいいんだろうけど・・・、でも5年だもんね〜。買い替え時ヨネェ〜。
だってね、だって基本OS98SEだよ! その上、MEアップデート版乗っかってんだよ。もうメタメタよぅ〜!!!!

で、ただいま真剣に考え中。・・・なのである。



2004年12月12日(日) 玲音館 クリスマス・コンサート!

今年かられいんさんのお宅で開催されるようになったサロン・コンサート。
そのクリスマスコンサートに行ってきた。
その日、九州からはなにゃんさんがやってくるので横浜までお出迎えしてほしいとしろママさんからお願いがあったので、「や、地元横浜! さすがに迷わんよ。いやいや、しかし電車の乗り換えで迷うかも・・・。ややや、でもれいんさんのおうちにはもう何度も行ってるから大丈夫さ!」と思いつつ快諾。
はなにゃんさんとはこのときが初めてだったので責任重大じゃん、と勢い込んで少し早めに家を出て待っていようと出かけたんだけど、なんと飛行機が10分早く到着したので、とはなにゃんさんの方が先に着いてしまったのだ。
とりあえず小さい失敗はチョビチョビありつつ、なんとかはなにゃんさんをれいんさん宅までご案内できたので、ホッと一息。
道中、ニャンコの話であっという間に打ち解けられた。はなにゃんさん、いい人です〜っっ。

さてさて、少し早めに着いてしまったので始まるまで控え室の隅っこで大人しく過ごし、サロンに移ってからもカメラ係と活躍し、我ながらなかなかがんばっていたんじゃあないかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。

うそです。ちょっといっぱい失敗しちゃったよ。写真係もいい写真を撮ろうと(撮らないとマズイコトニナッテイタノデス・・・)、演奏している人と呼吸を合わせてせぇのでシャッターを切るとなぜかその瞬間に皆さん俯いちゃうんだよ〜。
がんばったんだけどなぁ・・・ちぇっ。

コンサートってやっぱ生で聴くといいねぇ。
カメラ係終了後、まったりしたひと時を過ごしたのだ。
終了後、軽食ドリンクを振舞われ、舌鼓を打つ。おいしかったー♪

で、しろママさんから「最後までいたら車で送っていってあげるわよ〜」と言われて、つい・・・居残り組の中に交じってしまって・・・(こらこら)。
夕食をご馳走になった上に、プライベートミニコンサートまで聴かせていただいて、ホントにクリスマスプレゼントをいただいたようでうれしかったです。
どもありがとーっ。

そして、帰りはテレサさん、はなにゃんさんと一緒にしろママさんの車に乗り込み、れいん邸を後にしたのだった。




(・・・テレサさんに下僕『タマ』にされたことは、ナイショにしておこう・・・)


2004年12月10日(金) 友人Mとお昼〜

友人Mはうちの会社のオヤヂの奥さんで、かつ元同僚で、現外注さん。
そんなわけで付き合いはとっても長く、ピンチの時にはお仕事ヘルプにも来てくれている。もっとも、ダンナ命令っていうこともあるんだけどね。

家も会社から近いからこき使われちゃうのね〜。

で、この日も朝からやってきてお仕事手伝ってもらったのだ。で、ついでにお昼はどっか食べに行こうよ、ということになって近くの店に行ってみた。
すぐ近くなのに一度も入ったことがなかったけど、ランチ500円というのはけっこう魅力だしね。夜は居酒屋になるらしく、寿司居酒屋と書いてある。
その割りにメニューは韓国料理が多いのだ。お店は年配のご夫婦で切り盛りしているらしく、奥さんの方が少し韓国なまりっぽいしゃべり方だったから、その関係かな? 韓国系寿司居酒屋って、なかなか面白い。
しかし、ランチ500円メニューは日替わりで一品だけ。その上、モツ煮込み定食だったのだ。
モツ・・・好きじゃないんだな・・・。
結局500円ランチは諦めて、石焼ビビンバに変更。
場所柄(駅から少し離れてるしね)混んでなく、それほど待たないうちにビビンバ・キムチ・切干大根煮・味噌汁の定食がやってきた。
で、店員のおばサマは親切にビビンバのおいしい食べ方を披露してくれたんだけど、味噌汁をスプーンに2杯ほどすくってサッとかけてかきまぜながら、「辛味噌が大丈夫だったら混ぜながらそれを入れて〜」と言いながら、私のビビンバにドバーッと辛味噌をかけ・・・かけてくれちゃったのだっ。
辛いの大丈夫だけど、ワタクシ中辛好みなのですーーーーっ。

その量、友人Mがかけた量の3〜4倍。
ワタクシ、目に涙を滲ませながらがんばって完食いたしました。

モツ煮込み定食とどっちの方がおいしくたべられたかな・・・。


2004年12月08日(水) やっとこリンク集!

完成〜!!!

長かった・・・ホントに長かった。
なにしろ、前回使用していたリンク集は保存したはずがすっとんでしまってデータが全く残っていなかったのだ。
まぁ、ずぼらいきあたりばったりなワタクシがつくったものだから、整理するにはちょうどいい機会だったのだろう。
しかし、新しく無料リンクサイトを借りてつくったものの、やり方が慣れてなくってデータをかぶせて真っ白になってしまったのだから、二重に萎えてしまってなかなか完成まで至らなかった。
このままバックレちゃおうかとさえ思ったことも・・・むにゃむにゃ。

しかし、最後に勢い込んでFlashボタンにリンクさせようとしたんだけど、どうもアドレスが長すぎて(ってFlashボタンに文字数制限があるとは知らなかったよ・・・トホホ)リンクできないのだ!
しかも、しかも! しかーも!!!! 入らない文字はたった一文字なもんだから、悔しくて悔しくて・・・っっっ。(T^T)

なわけで、リンク集へ跳ぶ時はボタン下のガチャをポチッと押してやってください・・・。


2004年12月04日(土) へこんだ・・・

夜、ちょこっとへこむことがあって、布団を引っ被って悔し涙にエグエグ泣いてしまった。
いつも泣き言を言うときは大抵ゴンに抱きついて、おいおい泣いちゃえばけっこう気も楽になった。ゴンもそういうときは神妙に抱かれたままじーっとしててくれていた。ゴンはどちらかというとそれほど抱っこ好きではなかった。くっついてくるのは好きだけど、くっつかれるのはあんまり〜って子だったんで、じーっと落ち着くまで抱かれてくれているのは、ゴンなりに慰めてくれているんだろうとちょっと嬉しくなったものだ。
夜なんかは特に私の頭を抱え込んで、じーっとしてたりするので(これは抱っこされてるというより抱っこしてる感が強かったので、ゴンも許容範囲だったようだ)ますます「慰めてくれてるんだなぁ」と思ったっけ。

だけど、今はもうそうしてくれたゴンはいない。
かつてゴンが寝ていた私の枕の横には、格好だけはゴンと同じようにふんぞり返っているガチャしかいない。正直、ガチャにはまったく期待はしていなかった。一緒に過ごした年月が違うし、依存度も違うからね。
でも、へこみきった私は、とりあえずモフモフ感だけでもあればいいや、とガチャに顔を近づけた。
するとどうだろう。
いつも顔を近づけるとカパッと口を開けて人の顔に噛みつくガチャが、パチッと目を見開いて人の顔をだまって凝視しているではないか。
そして、あれ? と思ったのもつかの間、今度はいきなりガバッと身を起こして鼻を近づけてくると、何度かツンツン私の顔を突ついて一生懸命ペロペロ舐めだしたのだ。
「おいおい、どーしたんだよ。元気出せよ〜」みたいに、それはしばらく続いた。
現金なもので慰められると嬉しくなっていつの間にやら気持ちも急浮上していた。

それにしても、ガチャ、その慰め方は猫じゃなくって犬じゃないか?

そんなわけでガチャの評価は私の中でグーッと上がった。いいよ、いいよ、思い立ったようにお粗相したって、後3回ぐらいは笑って許してやれそうだよ。
(といいつつ、すでに2回は過ぎてるからな〜!)


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