DIARY
DiaryINDEXpastwill


2004年08月30日(月) アゴ勇


 今日は久々に何も予定のない休日だったものですから、
 レンタルビデオ屋に行ってまいりました。

 特別に「これが借りたい」と決めていたわけではないので、
 ビデオコーナーをブラブラ3周くらいしていたわけです。

 で、「ドラマコーナー」のところで目が止まり、
 「ロンバケ」を見ていたのです。
 ロンバケ、見た事なかったんですよ。
 しゃがみ込んで、ロンバケのパッケージを手に取って、しばし、借りようか考えていた時、事件は起きました。


 男性が一人、ヤンガの隣りにペッタリくっついてしゃがみ込んできた。
 
 男 性:「こんばんわ」

 って、近っ!
 近いよ!
 思わず、しゃがみこんだ体勢のまま1歩ずれる。
 っていうか、誰だよ!
 誰っていうか、…見た事あるな。
 何だっけな〜…絶対見た事あるんだよな〜…










 はっ…
















 あなたは、米良美一?






 米良さんソックリじゃないですか!
 米良さんが何故こんなところに!
 そういえばこの人、さっきジブリコーナーにいたかも。

 いやいやそれより、何かヤンガに用ですか?
 ロンバケ片手にものすごく恥ずかしいんですけど。
 今更のロンバケだし。

 米 良:「あのぅ、今夜、予定ありますか?」

 ヤンガ:「予定ありますっ!!…す、すいませんっ!」











 脱兎。











 米良さんから脱兎。






 人がねぇ、今更ロンバケを手にしている時にナンパはないでしょうがぁっ!
 恥ずかしいにもほどがあるわ。
 違うんですよ。
 ロンバケ、見た事ないんですよ!(2回目)
 もうちょっと、借りようとしてるものを見ながら声かけてよ、米良さん。
 これがね、「プリティーウーマン」とか借りようとしてる時に声かけてくれるんならまだ応じたかもしれないけどね。

 いや違うな。
 米良さんが嫌だったんだ、ヤンガ。単純に。

 ロンバケを借りようとしているところを見られた恥ずかしさと米良さんが相まって、結局何も借りずに帰ってきました。
 ビデオ屋にいた30分を返せ。米良。

 っていうか、ヤンガの休日を返せ。米良。


2004年08月23日(月) あれ?


 親は「自分で全部やるなら札幌に行ってもいい」との事です。

 あれ?今までの5年間は、何だったの?

 まぁ、とにかく、職が決まらなければ始まらない話なので、サクサクと面接やら行こうと思ってます。




 ていうか、あれ?今までの5年間は、何だったの?
 この前あれだけ思い悩んで、長い日記書いたのによ。


2004年08月21日(土) 歯を磨いた後にチョコを食べる喜び


 ヤンガは漫画大王である。
 目新しいモノがあれば躊躇無く買ってしまうし、その漫画がうっかり連載モノだったりすると続けて買ってしまう。
 そして、うっかり買ってしまった漫画というのはたとえ面白くなかったとしても、なかなか「続きはもう買わない」という事ができないのだ。
 我慢弱い人間だと、こういうところからつくづく感じる。
 そうだな、この漫画人生の中で唯一買うのをやめられたのは「あさりちゃん」くらいだ。

 この漫画部屋と言っても過言ではないヤンガの部屋。
 とうとう漫画を収納できないほどになってきた。
 その中で一番やっかいなのが「ワンピース」。
 友人に薦められて買ったのはいいが、こんなに続くとは思ってもみなかった。
 予想ではラストまでには、今の巻数の倍は行くだろう。
 40冊近いこの量。
 ついに売る事を決意した。
 とはいえ、とてもいい作品だし、今まで処分できなかったのは、読み返すとやっぱり面白いからだ。
 しかしそうも言ってられまい。
 ヤンガの部屋はもう沈没寸前である。
 他にもある、いくつかの漫画とCDも合わせて古本屋へ。

 全部で2000円て何。

 そのうちの「ワンピース」全巻が1100円て。
 安すぎじゃないか?
 それほど汚くもないはずだぞ。
 酷いじゃないか。
 ルフィーの冒険は1100円の価値しかないのか。

 少年漫画がこんなもんなら、少女漫画なんかもう腹の足しにもならねぇよ。
 ジュース1本買えるか買えないかくらいだろうよ。

 あ〜もう漫画買うのやめようかなと思った出来事でした。
 俺は海賊王にはなれない。


2004年08月18日(水) 25歳の誓い


 気が付けば25歳だ。
 私達の頭はまだ20歳くらいで止まっているのだが、いつの間にか5年もの月日が流れていた。

 周りよりも少し早く田舎を出た私は、少し早めに田舎に戻ってきた。
 学校を卒業する前から働いていたが、その仕事内容が自分には合わなく(今考えてもやはり精神的にキツかった)半年で辞め、
 その頃はもう何もやる気がなく、「働いて生活する意味」にすら戸惑っていた。

 田舎に戻ってがむしゃらにバイトをして、親の頼みで断りきれなかった仕事も引き受けたり、なんやかんやと経験を積んできた。
 社会的地位が上がったわけではないが、自分の中での経験値というか、もう「働いて生活する意味」への戸惑いはなかった。
 周りがどう言おうとも、私にしかできない事をやってきたし、この5年間は誰にも文句は言わせないくらい頑張ってきた。

 そして、あれから4、5年たち。
 私の思いはあいも変わらず、「札幌へ戻りたい」。


 問題はここなんだ。
 何年たっても相変わらず地に足がついていない感。
 どこに行っても、何でもできるし、札幌にこだわる理由なんてない。
 でも、戻って今度こそいっぱしの社会人として生活できる私を、自分自身で見てみたい。
 それだけの理由である。
 5年前と違う点は、「ただ田舎が嫌で離れたい」ではなく「一人で生活して働きたい」という事。
 親はずっと反対しているが、本当にもうそろそろ行かないと後がない。

 これでもまだ「現実離れした話」かもしれない。
 でも、未来の話というのはそういうものじゃないだろうか。
 25歳の現実離れした娘の話は親にとっては「また懲りずに」と思うだろう。
 行くにしても、またお金がかかる事で親に面倒をかけるかもしれない。

 だけど、もう行くしかない。

 とりあえずは、少しづつ、面接を受けに行こうと考えている。

 書いていて、どうにもならない親不孝っぷりに嫌気がさしてきたが、
 頭で考えているだけでは、それこそ「現実離れした奴」から逃れられないのだから。
 

 いくつかの想いを呑みこんで、私の芯が風船のように上へ下へ。
 地にもつかず、空へも飛ばず。ただ、せめてそのまましぼまないように。


2004年08月15日(日) これが大人の証拠。


 彼が借りてきた「パイレーツ オブ カリビアン」のビデオを
 ヤンガの部屋で二人で酒を飲みながら見ていた。
 酒といってもヤンガはカルピスサワー1缶だ。
 それでも疲れが溜まっていたのか、久々に酒を飲んだせいか、眠くなってきた。
 決して映画が面白くなかったわけではないと思う。
 とりあえず、ベッドに横になりながら、音だけを聞いていた。

 はっ。

 目覚めると、誰もいなかった。夜中の3時。



 翌日の朝、彼に「何で起こしてくれなかったの、いつ帰ったの?」とメールを送ると、「あんたいびきかいて爆睡してたから。そのまま帰ったわ」との事。


 いびき?

 ヤンガねぇ、人がいると眠れないんですよ。
 人といるとものすごい緊張するんで、他人と寝る時は相手の寝息が聞こえてくるまで安心して眠れないんですよ。
 でも、確かこの前、登別に行った時もそうでした。
 彼よりも先に爆睡してました。
 これって何なんでしょう。
 安心、とはまた別なんだと思います。
 単に疲れているというのもあるかもしれないけど、
 これは明らかに「年取って、男性といる事に慣れてしまったが故のダルさ」だと思うんです。
 慣れって怖いね。
 緊張して眠れなかったカワイイヤンガはどこに行ったんだ。
 しかもいびきまで。あ〜あぁ〜。

 多分、この分でいくと、あと何ヶ月かしたら平気でオナラとかしちゃって。
 平気で人前で着替えちゃったりして。
 平気で鼻ほじっちゃったりして。
 平気でムダ毛処理しちゃったりして。
 あげくの果てにはムダ毛処理しなくなっちゃったりして。

 そうやって歳をとってゆくんだ。ヤンガは。



 とりあえず、今一番気になっているのは、「パイレーツ〜」の結末なんだ。
 


2004年08月12日(木) 足が冷えるね


 10日ぶりに休みがとれました。
 今回はホントにヤバかった。
 正直、人の話聞いてなかったもん。最後の3日間とか。

 そんなヤンガに、客が話しかけてくる。
 怪しいビデオのスカウトマンみたいなオッサンだ。

 オッサン:「や〜君、ヤンガさん(名札を見る)て言うの?珍しい名前だね〜」

 ヤンガ :「は〜…(ほげ〜)」

 オッサン:「や、君、綺麗な顔してるね〜」

 ヤンガ :「(名前の話と関係ねぇ!)…はぁ〜…(ほげ〜)」

 オッサン:「うん。君、綺麗な顔だわ」

 ヤンガ :「(2回言った!)あ、どうも、すみません…(ほげ〜)」


 お世辞にも、あまり褒められるような形相ではないハズなんだが、
 名前の話から唐突に話題が変わった上に、頭もボ〜っとしていたため、
 折角のオッサンの口説きにもスルー。

 ゴメンよオッサン。綺麗だと言われても、ヤンガは虫歯が12個あるんだ。

 そして、今日、12個あった虫歯が9個に減ったんだ。
 治療してもらって、「やけに歯がツルツルしてるな」と思って、あとで鏡で見たら、治療した歯が総銀歯になってたんだ。
 銀歯て。
 今更、銀歯て。
 恥ずかしいわ!

 そして、お盆休みという事で幼なじみが旦那を連れて帰ってきたんだが、
 旦那さんがヤンガを見て、「NANA(漫画)のナナに似てる」と言ってくれたらしい。
 
 最近何だか褒められる。褒められたと勝手に思っている。
 休みがなく、肌もボロボロだのに。
 旦那さん、ナナは虫歯はあるかもしれないけど、総銀歯ではありません。
 そして旦那さん。あなたの奥さんは、結局お祭でわたあめを購入してました。
 「くまのプーさん」とか「キティちゃん」とか、大人の私達が目につくのはごくごく一般的なそんな柄のはずなのに、彼女が買ったのは「ナルト」です。

 オタクもいいとこです。
 監視不足でした。


 といったところで、結論を言いますと、
 人間、休みは不可欠だと。
 そういう事です、旦那さん。


2004年08月05日(木) そら見たことか!


 歯医者に行ってまいりました。

 思えば予約を入れて苦節1ヶ月。
 長かった。
 てか、もうどこの歯が痛かったのか忘れてしまったほどである。



 「奥歯が痛いんですが(曖昧)、他にも悪いところがあれば全部治してください」



 ヤンガの口の中を調べつくす歯科助手。

 助 手:「ヤンガさん、虫歯結構ありますよ〜」

 ヤンガ:「ふぁ…ふぁい…」

 助 手:「1こ、2こ、3こ、4こ…」

 ヤンガ:「(予想6こ…)」

 助 手:「5こ、6こ、7こ、8こ…」

 ヤンガ:「…」

 助 手:「全部で12こありますね〜」

 ヤンガ:「…ありすぎですね…」

 ほとんど全滅じゃないですか。


 という事で、しょっぱなから3この虫歯を治療してもらった。
 早くやってもらうにこした事はないのだが、
 実は今日、本来ならば仕事が休みのはずだったのだが、
 一人病欠のため、代わりに出勤させられていたのだった。
 「休みがないのはいいけど、頼むから歯医者だけは行かせてくれ」と頼み込み、
 仕事を中抜けしての治療であった。

 3こ治療するともなると、1時間半くらいかかった。
 いや〜、時間ないべや。
 先に「仕事あるんで」って言っておけばよかったな〜。

 先 生:「今日は、仕事休み?」

 ヤンガ:「(よくぞ聞いてくれた!)いえ、仕事なんです」

 先 生:「へぇ。」

 きゅぃぃぃぃぃぃぃん。がりがりがりがり。

 なに。なんで聞いたの?

 ようやく終わり、急いで店に戻るが、
 麻酔を打たれたため、ホッペは腫れ、唇を思い切り引っ張られたため口も腫れ、
 神経が麻痺しうまく喋れない。

 「っしゃいまへ〜」

 「いらっひゃいまひぇ〜」

 「…しゃ…(舌かんだ)」

 「…(軽く落ち込む)」

 仕事が終わり、家に帰ってきたら、今日に限っておにぎりを出される。
 大きい口があかないんですよ…。
 どいつもこいつもイジメか。
 夜、歯を磨いたら血ぃ出てきた!ぎゃあ!
 まだホッペ腫れてるし。

 とにかく休みをくれ。

 話はそれからだ。


2004年08月04日(水) 良い良い。


 はい、思わずメールの着信音をアッシャーの「Yeah!」にしてしまったヤンガです。こんばんわ。
 音が鳴ったら、手拍子をします。


 さて、そろそろこの業務連絡をしなければなりません。
 地元の各方面の友人限定です。
 
 バイト先で、8月いっぱい化粧品のキャンペーンをしております。
 もし、今「そろそろ化粧水がなくなるわ」「日焼け止めが欲しい」などあれば、是非この機会にうちで買っていただきたいのです。
 プレゼントも用意してますし、サンプルもたくさんつけます。
 勿論、全くもって強制ではありません。
 あまり強く言うと、ただでさえ少ない友人がゼロになってしまいますゆえ(号泣)、あくまでも、「もう少しであの化粧品が切れるわ」っていうもので結構でございます。
 ご家族やご友人などにも「何かヤンガが言ってたよ」と、是非一言お伝えしていただければこれ幸いでございます。

 ちなみに、ピエヌが新しいのがでました。
 化粧品で、高いものを買ってくれというわけではありません。
 シャンプーが切れていれば、「マシェリ」や「フィーノ」、
 メイク品であれば、「マジョリカマジョルカ」はかわいくて安いです。
 ピエヌにしても、アイシャドーの単色であれば、2割引なんで意外と安いです。

 時間があれば、皆さんのお宅にサンプルなどを配り歩く予定です。
 それを使ってみて気に入っていただければラッキー☆!という程度ですので、
 どうか存分に使ってやってください。
 
 どうか8月いっぱいまで、よろしくお願いいたします。
 
 まぁ、何もネットで宣伝する事もないのですが(笑)、
 何卒、ご協力お願いいたしまっする!


2004年08月03日(火) にゃんまげに飛びつこう!ドンドン!


 ゴスライブで札幌に行ってきて間もないうちではありますが、
 今度は登別に行ってまいりました。

 札幌より少し下ですか。
 札幌から1、2時間くらい車で行ったところにあります。

 何しに行ったかというと、「江戸時代村」に行ってまいりました。
 何故、江戸時代村…。
 他にもあるんですよ?登別。
 クマ牧場とか、マリンパークとか。
 何故、この炎天下に、江戸時代村。

 ていうかね、3連休とかならわかるんですけどね、
 日帰りですよ。日帰り。
 いやまぁ、前の日の夜に出発してはいたんですけど。 
 思いつきで登別は勘弁してくださいよ。
 我が街から車で飛ばしても7時間はかかりますよ。

 で、まぁ、到着しましたら、
 駐車場の管理人がまず奉行の格好をしている。
 
 奉行:「駐車料金、500両でござる!」
 
 ござる!すげぇ!
 もう江戸時代なのだ!

 彼氏:「じゃ、じゃあ1000両でお願いするでござる!」
 
 奉行:「おっ!ノリがいいでござるな!?
     では、500両のお釣りでござる!」

 ノリとか言うな。
 
 時代村へ入るとそこはもうすっかり江戸時代でござった。
 建物も、人も全部江戸時代へタイムスリップ。
 すげぇ!
 すげぇ!

 この施設でヤンガが何よりも楽しみにしていたもの。
 それは「ニャンまげ」。
 (わからない人は検索すると出てくるんじゃないかな。着ぐるみです)
 ニャンまげに飛びついて写真を撮るのがヤンガの夢でした。
 しかし、進めど進めどニャンまげはいない。
 食事処のおやっさんに聞いた出現スポットにもいない。

 ディズニーランドでミッキーに会えなかったというのとはわけが違うぞ。
 ちょっとくらい顔を出してくれたったいいじゃないか!ニャンまげ!

 とりあえず、少しでも行った記念を残さねば、という事で、
 江戸時代の衣装を着て記念撮影というのをやった。
 彼氏が、どうも「殿」の衣装を着たくて仕方がないらしかった。
 かくいうヤンガは「花魁」になりたかったんだが、
 店員の「殿なら、やっぱりお相手はお姫様ですよね」という一言に促され、姫の格好に。

 二人、着替える。
 ものっすごく着物が重い!
 簡単に着脱可能なものではあったが、重い!
 江戸時代の人はこれよりもっと重いものを着ていたのかと思うと感慨深いね。
 しかも、カツラもこれまた重いんだ。
 ま、得意の元ミスっぽい笑顔で撮りましたけども。
 
 江戸時代村を離れ、運転で大分疲れがたまっている様子の相方。
 せっかく登別まで来たという事で、
 登別温泉にも入り、札幌へ。

 で、日帰りの予定でしたが、
 相方のあまりの疲労困憊っぷりのため、
 札幌でもう一泊するハメに。
 しかし、日帰りのつもりで、その分しか現金を持ち合わせていなかったため、
 お金がない!
 札幌に住む友人に電話してATMがある場所を教えてもらうが、
 結局時間が遅すぎて全滅。
 仕方がないので、まさかまさかのクレジットカード登場。
 カードなんてハワイ以来ですよ。
 日本では初めてですよ。
 しかも、ホテルで使うって。あんた。
 いや、使うのはいいんですけどね…
 親が明細を見るんですよ。
 明細みたらホテルの名前が出てるって、親は悲しいよきっと。


 とにもかくにも、長い旅でした。

 もう、クレジットはきりません。


 


ヤンガ