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2003年03月30日(日) |
アカペラ港小樽公演 後編 |
この日記は、アカペラ港公演レポの「後編」です。 まだ「前編」を見てない方は3月29日の日記から目を通してください。
尚、今回の日記はネタバレになる部分もございますので、ご注意ください。
─────
バーで片付けをするマスターと、それを手伝う弟。 弟:「俺、明日、あの歌手の人達のコンサートの司会をつとめる事になったんです! あぁ、緊張しちゃうなぁ。」
マスター:「本当かよ。ちょっとそこで見せてみろよ。見ててやるから。」
弟:「上手く出来るかなぁ…。」
ここで、セリフの一節を噛む弟氏。 ちょっと客が笑う。
マスター:「どうだろうね。噛んだしねっ!(大声)」
弟:「うるさいっ!(照れ)」
片付けたテーブルや椅子の空いた空間をステージに見立てて司会の練習を始める弟。
弟:「皆さんようこそ!こんばんわーっ!」
客:「こんばんわーっ!」
弟:「おお!意外といいリアクションだっ!ノッテルかぁ〜い?」
客:「いぇ〜いっ!」
弟:「おおおおっ!(嬉しそう)…3年B組ーっ?」
客:「金八せんせーっ!」
弟:「おほほほほっ!いいぞいいぞ!」
トーク中、スポットライトが眩しかったらしく、
弟:「ちょっとライト眩しいぞ!客席見えねぇっつの!」
その声と共にライトが消えたが、反対方向から、一応柔らかい光でも当てなければと気を使ったのか、ピンク色のスポットライトが照らされる。
弟:「おほほっ!?何だよこの色はぁっ!何だよ!俺に脱げって言ってんのかっ?」
少しだけ脱ぎ始める弟氏。 女性ばかりの客ですもの。すげー喜ぶわしら。 あぁ、柏原さんの腹が!ヘソが! えっへへ…(笑)。
ピンクのライトに向かって怒りをあらわに、そのライトの方向に移動すると、その前方にいたお客さんの持っていたバッグが、目立つものだったらしく。
弟:「何だよ!そのバッグはっ!いくらするんだよ!…えっ?プレゼント? 俺にかっ!?…違うのかよっ!」
やたら興奮気味のテンションで喋り捲る弟氏。 弟役を演じているのか、柏原氏本人のテンションなのか、わからないほどになってきた。 あと、何故か、誰かの声マネをしてたのですが、全然誰のマネだかわからなくて、最後に「渡部篤朗です」って言われ。 思わずでかい声で「わかりづらっ!」とツッコミを入れてしまいました。
弟:「さぁ、みなさんお待たせしました!ゴスペラーズの登場です!」
─────ライブ開始。
「♪RIDIN’ HIGH」 村上:「みなさんこんばんわ!ゴスペラーズです!」
自己紹介では、それぞれ最近気になっている事を。
村上:「最近ねぇ、テツandトモの『トモ』の方が気になって仕方ないね。 あの人達、すごいんだよ? 二人でできる限界のコーラス技術を駆使してるんだぜ?」 それは、ヤンガも気になってました。 歌、上手いよね。あの人。
安岡:「テツさんの方は、まだ動くっていう担当だからね」
村上:「俺、小学校の時、あんな感じで体動かして笑いをとるタイプだったよ。 教室で言ってはいけないHな言葉とかね。」
酒井:「『H』って知ってる?『ヘンタイ』の頭文字からとったんだよ。 日本人が考えた言葉なんだよ?」
一同、感心。
安岡:「まだねぇ?『エロ』とかならね。あれは『エロス』からきてるんだよね?」
村上:「俺ら、さっきから『H』とか『エロ』とか連発して(笑)。 こんなんでいいのかっていう(笑)」
黒沢:「俺はね、綾小路きみまろさんがね(気になってる)。 綾小路さんの話を聞いてるおばちゃんって、 なんであんなに喜ぶんだろうね? 『いやっははははっ!』(おばちゃんのマネ)」
村上:「お前の、その、似てるんだか似てないんだかは別としてよ。 その、モノマネをして、客の笑いをちゃんととれるとこ。すごいよなー。」
安岡:「声とかも、異常にでかめだしね。」
酒井:「俺も、綾小路さんみたく毒舌でやっていこうかと思います。
…お前ら全員、くたばっちまえっ!」
心の中で、思った。 それは、毒蝮さんだろう、と。 しかし、彼のこの言葉が今日の一番の名言となったのは言うまでもない。
思わず、爆笑する他メンバー。 大喜びのわしら客。 きっと綾小路さんや毒蝮さんの客も、こんなに毒舌なのに不思議と嬉しいという気持ちなんだろう。
酒井:「じゃあ、お前らに飛び切り『H』な歌をお見舞いしてやる!(毒舌)」
安岡:「なんだよ、それ!(笑)俺たち、そんな歌、出してたっけ?」
村上:「『A』とか『B』とか『C』とか…(笑)」
酒井:「うはははっ!(笑)そうだそうだ!上手い事繋げたなぁ」 という事で、「♪いろは」を。 その後、曲順は忘れたが、「UPPER CUTS 9502」、「永遠に」、「北極星」、など。 「なりきり」では、やはり話題の『H』な曲、「いろは」。 つか、誰が「いろは」にしようって決めたんだろう。 難しいっつの! 大人数で「ABCDEFGHIJK…」と唱える。 今回はむずかしめという事もあってか、2つのパートにしか分かれなかった。 村上:「こっから(客席を真ん中から割って)こっち(左側)の人達は高いパートを歌ってください。」 わしら(ヤンガアンド友人)…。 完璧な真ん中(客席) どどどどどどうしよう!どっちにしよう。 とりあえず、ヤンガが高いパート、友人がメインパートで。 つられるつられる。 後ろのお客さんが結構しっかりキープして歌ってくれていたので、助かった。
───── 「♪シエスタ」
金色の羽が舞い降りる、綺麗なステージの中、「♪金色の翼」 その後、真面目なセリフの途中、ヤングがクルッと後ろを振り返るシーンがあったのだが、汗のせいか、彼の背中やら髪やらにたくさんの金色の翼がくっついている。
安岡:「…?」
ちょっと客席の笑いを誘う。 その笑いに気づき、周りのメンバー達が無言でせっせと羽を取る。 かわいい。
「♪星屑の街」
終演。 鳴り止まない拍手。 アカペラシリーズを生で見たのは初めてだったが、こんなにも心を清らかに、そして、誰の心にも船があるのだと、あらためて気づかせてくれたこの夜。 すごいな、と。 それ以外の言葉も上手く出ず。 ひたすら、アンコールの拍手をおくっていた。
─────
アンコール。 再び大きな拍手と共に現れる5人。
「♪こういう曲調好き」 この曲の時、ちょっと疲れもあったのか、客の手拍子が少なかったのを受け、曲中に、
酒井:「ぬるい手拍子をありがとう。俺もこのぬるい曲調に酔いながら歌うぜ〜♪」
またですよ。 また毒蝮ですよ。 本当に毒舌目指してるんですね、あなたは。
そして、小樽公演は4日間あったのですが、3日目の今日の前の日(28日)はオフだったようで、その話に。
酒井:「小樽といえば、水族館に行かねばと思いまして。 …ホテルから歩いて行けると思ってたんです。 でも、歩けば歩くほど、どんどん山奥に行ってしまいまして。 着いたら、もうイルカのショーが最終の回で。
そのイルカの前に、アザラシ(?)のショーをやってまして、 そのアザラシのトモミちゃんが、 最終の回ともなると大変な事になってましてね、
『トモミちゃん、3+3は?』って何回やってもトモミちゃんは、 『5っ!5っ!(裏手でツッコミを入れる形で、 多分5の数字が書かれてるボードを指しているんだろう)』 ってやってるんですよ。
さすがに、『トモミちゃん、今日はちょっと調子が悪いのかな〜?』 って流されてました。」
安岡:「僕は、その前の回を見に行ってました(笑)」
黒沢:「僕は、昨日、小樽の友人とカレ…(以下省略)」
北山:「僕は、以前、リーダーがラジオで、 ガラス工芸をすると公言してしまったので、 一応リーダーに何度か、まず電話をかけたんですが、彼は寝てまして。 結局一人で行きました。 …その工房での募集人数が15人。参加者、1名。」
一人かいっ!(笑)
北山:「一人だけ、工房に通されて紙とペンだけ渡されて、 『これでどんな形のものを作るかデザインしてください』って言われて。 でも、待てども待てども、誰も来なくて。 やっと来たと思ったら『あ、もうできてたんですねー』って。 15分もかかんないっつーの!」
北山氏がちょいキレた瞬間でした。
北山:「いやー、でもあれ、人生観が変わるとまではいかないけど(笑)結構、思う事はありましたね。 そんな思いで、今日は歌いました(笑)。」
村上:「(その話を受け)…北山から2回着信があったんだけど。 …寝てたね。」
北山:「最初、予約する前に一度かけて、でなくて、 一応最終の回でも間に合うように2時間後、もう一回かけたんだけどね。」
で、確か、最後は、「潮騒」で終わったと思います。
これで、今回のアカペラ港の話は終りです。
雪の積もった坂道を滑るブーツで頑張って歩く。 友人を道連れにしながら、何回も滑りながら駅へ。 小樽に住んでいる、専門学校時代の友人と御飯を食べる約束をしていた。 その友人と久しぶりに顔をあわせ、一緒にステージを見ていた友人とはここで別れを告げ、再び小樽の街を歩く。
駅から15分ほど歩いたところにある居酒屋で食事。 彼と会うのは本当に久しぶりで、未だにバンド活動をしている数少ない人物である。 専門学校での昔話や、今の仕事の話、お互いの恋人の話。 いい酒を呑んで、小一時間ほどで、戻らなければならない時間に。 歩きながら 「ヤンガは今日、どんなホテルに泊まるの?」 「普通の、ビジネスホテルだよ。」 丁度、そんな話をしている時に、お高そうな綺麗なホテルの前を通った。 「こんなホテルに泊まってみたいよねー」 なんて、他愛もない話をして、汽車に乗り込み、その友人と固い握手を交わし、別れる。
そして、一人、すすきのへ(笑)。 その後は、ただ、いつもの店で飲んでただけなんですけど。
後日。 その、小樽の友人からメールが届く。
「ゴスさんが寝泊りしてたホテルは、 何を隠そう、あの俺たちが食べにいった居酒屋の向かい! 覚えてる〜?ホテル前、歩きましたよ〜。 打ち上げもそこの居酒屋じゃないの? レコ会社の人に聞きました。」
この友人は、CD屋で働いているんです。 まじすかー! ちょっとした偶然。 ちょっとした運命のすれ違い。 もしかして、ヤンガが小樽に宿をとっていたなら、あの居酒屋にもう少しいられたのに! もしかしたら、もしかしてたかもしれないのに! いやいや、その可能性も微妙だけどさ。 とにかく、どう思っていいかわからないけど、ちょっと驚きの事実でした。
そんなオチがついたところで、長いことお付き合いありがとう、ヤンガファンの皆!
この後編書くのに3時間かかったんだけど、どうだい?(笑) 明日が休みで良かった。
2003年03月29日(土) |
アカペラ小樽港公演 前編 |
今回の日記は、ゴスペラーズ・アカペラ港ツアー 3月29日小樽市民会館公演の様子を書きます。 DVD・ビデオが発売されるという事で、ネタバレになると思いますので、嫌な方は見ないでください。 尚、本文は、ヤンガのツルツルの脳みそを搾り出した汁から生まれた文章です。思い違い、思い過ごし、忘れている点が多々あると思いますが、そこんとこはご了承ください。
まず、小樽に行くまでの経過をお話しせねばなるまい。 我が街からバスが出発。 田舎のクセに結構満員のバス。 左右2席づつのバスに、片方の席に荷物を置いて座る。 友人は先に乗っていたんだが、酔って迷惑をかけるかもしれないし、ゆったり座りたかったので、空いてる列に座る事にした。 するとひとりの婆さんが「席がない」とオロオロ。 うわ〜、相席だったら嫌だなぁ…でも、座らせないわけにもいくめぇ。 ヤンガが友人と相席すれば万事OKだったんだが、そこで婆さんが一言。 「私、27日から予約してたのに!」 なんですか、その態度は。 そんな風にゴネるんですか。 そんな事言ったらヤンガなんて24日から予約してましたよ。 この日に行くって事なんか去年から決まってましたよ。 空いてる席がない事で、そんな風に言うならヤンガは無視ですよ。 寝たフリですよ。 そしたら、その婆さん。友人の隣りに座りましたよ。 嫌そうな顔の友人。 札幌まで6時間、ヤンガはこれまでの仕事の疲れもあり、ずっと爆睡してたんですが、時々その婆さんがやたらうるさかったのを覚えている。 バスから降りた後、友人が疲れた顔をして婆さんの話をしてくれた。 とにかくずっと喋っていたらしい。 途中で、寝たふりをしていたが、ずっと喋っていたらしい。 友人よ、お疲れサマンサ。
そして、小樽へ。 雨女のヤンガ。またも小樽に雪を降らせる。 寒い。 しかも、前回の「ファンの集い」で、ペタンコ靴を履いて撃沈したヤンガは、今回すげーヒールの高いブーツを履いてきた。 そのため、滑るわ歩きづらいわ、足痛いわで、市民会館までの15分ほどの距離はかなり長く感じた。 しかも、小樽って坂ばっかりなんだよね…。 やっとの思いで、会場内に。 わしらの席は、1階27列目。 これって、結構いい席だと思ってました。 余裕こいて、今回はオペラグラスは借りずに場内に。 したらよぅ。1階って、30列しかねぇの! かなり後ろなの! つか、最後列なの! やっべー。 「1列目じゃないと、ヤングの汗が飛んでこないよね」 「いや、ヤングが北山さん並みにターンしたら27列目まで飛ぶかもよ」 「そっかー!期待してよー」 なんて友人と汽車の中で話してた時が懐かしいです。 しかも、急な坂なのよ、客席が。 これじゃ、ターンしてもここまでは飛ばねぇな。
ちなみに、今回、前の席に座った人。 これまた背が高い。 ヒールの高いの履いてきて良かった。まだ良かった。 背伸びすればなんとか見れる。 むしろ、ヤンガの後ろの人達メンゴ。
ステージには、バーのカウンターと、その後ろには小さな船。 船の中にはベッドもついている。 ここで何が始まるのか。 思わず、「おかあさんといっしょ」のポロリみたいな海賊風の衣装を着たヤングが登場する姿を想像した。 全然違ったけども。
開演。 途切れ途切れのアルファベットを歌い出す5人。 5つの声が重なると、「いろは」のメロディーが浮かびあがる。
────ここは、とある小さな港町。
若者はこの街を離れ、戻ってくるものはいない。 そんな古びた街に歌を歌いに訪れた5人。 そして、その街の一角に小さなバーが。 気のいいマスターが一人。腕に怪我をしていて思うように動けない彼を気遣ってか、北山氏は少しの間、その店で手伝いをする事に。
マスターは、いつもパソコンに何かを打ちこんでいた。 この街の事、今まであった事、これからの事、自分の想いを丁寧に思い起こし、画面に向かっていた。
弟:「その字、間違ってますよ」
マスター:「え?」
弟:「間違ってますよねぇ?「後悔」っていう字。本当は「航海」でしょ?いいんですか?「後ろ」の方で」
マスター:「いいんだよ、「後ろ」の方で。」
そこに遅れてやってきた北山氏。
北山:「すいません。海辺を歩いてたら、キラキラ光るものをみつけて…」
マスター:「光るものって、これだろ?『カツオ鳥』って、この街じゃ呼ばれててね、学術的な名前は知らないけど。今、羽が生え変わる時期だから、たくさん落ちてるんだよ。良かったら、君にあげるよ。」
北山:「いいんですか?ありがとうございます。」
弟、というのは、この街に住む青年で、姉と二人、この街に住んでいる。 店の手伝いをたまにしている、マスターとは随分仲がいいようだ。
その姉に一目ぼれをしてしまった村上氏。 彼女を想って「ひとり」を歌う。 今まで聴いた中で一番綺麗な「ひとり」だった。 そのバーで、遠くの海辺に傾いた船を見つけるメンバー。 あれは? マスター:「昔、座礁した船でね。何度かメンテナンスをしているんだけど、もう海に沈めてしまおうかって街の皆は言ってるよ。」
別の場所では、たまたまその船を見つけ、興味深げにしている安岡氏。 その時、突然現れた、ちょっとおかしな一人の男。
船長:「やあ!ようこそ!この船に乗ってみたいかい?」
安岡:「えぇ…?えぇ、まぁ。」
船長:「今、メンテナンスをしているんだが、もう少しで終わるから。そうしたら船に乗せてあげよう!一緒に乗ろう!」
安岡:「いいんですか?」
船長:「いいとも!…君はもしかして、昨日この街に来た歌を歌ってる人だね?」
安岡:「そうです」
船長:「この船にはね、昔、床屋を目指して街を出た5人の兄弟を乗せた事があるんだよ。彼らを世にしらしめたのは、この船のお陰なのさ!」
安岡:「床屋?」
(回想シーン) 船に密航した5人の床屋。 すぐさま船長に見つかる。
「僕達、どうしても床屋をやりたいんです!お願いします!連れて行ってください!」
船長:「丁度、この船に乗るのをキャンセルした客が4人いる。彼らの出航届けを偽造すれば、なんとか行けるだろう。ただし、4人だがな!さぁ、誰が引き返す事になるか、よーく相談するんだな。」
黒沢:「どうする?」
安岡:「どうするって言ってもなぁ…4人分しかないわけだし」
北山:「ちょっと待ってよ。5人で床屋をやるって言ったんだから、全員が戻るっていう案も頭に入れておいてよ。」
黒沢:「そうだね、一郎兄さん」
…?え?「一郎兄さん」?北山さんが? どうやら、この話の設定では、長男の「一郎」が北山氏、「次郎」が黒沢氏、「三郎」が安岡氏、「四郎」が村上氏のようだ。 上の3人は、床屋としての技術を備えている。
村上:「俺なんか、ハサミを持った事がない。」
酒井:「俺なんか、兄弟でもない…。」
兄弟じゃないんかいっ!
そして、兄弟ではない酒井氏こと「ステ吉」と名のついた男に冷たい目線が。 怒るステ吉。 「♪Tiger Rag」 歌いながら酒井氏、バリカンを持ち、兄弟に振りかかる。 トラになったのだ。 それにしても、こんなドタバタをやりながらこれを歌えるなんて、スゴイ。 ポンのソロ中、無表情で足だけ踊る4人。 「夢がMORIMORI」で森口博子がやっていたドリフの振り付けを思い出したのはヤンガだけでしょうか。 とにかく、思わず「バカだねぇ〜」と口にだしてしまった。 最後、ポンに振りかかるトラ。 曲の終了と共に、ヒョッコリ船長が顔を出す。
船長:「やっぱり、もう一枚余ってたわ〜!」
一同、ガックリ。
船長:「兄弟が、これから揃って床屋やるって決めたんだろ?喧嘩なんてしてる場合じゃないだろ?」
しかし、タメ吉が振りかざしたバリカンは、運悪く船長の右肩に刺さる。 「ぶじゅぶじゅぶじゅっ!ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅ…」と、自分でバリカンでさらに腕を刺し、しかも自分で治す船長。
船長:「やってみる?」
村上:「いやいや、死んじゃいますよ!(笑)」
船長:「お前ら、腹減ってるだろ?これからたくさん働いてもらうんだ。今日はめいっぱいご馳走してやるからよ!」
黒沢:「あれ?そういえば、三郎は?」 村上:「また星空でも見ながら、甘い歌でも作ってんだろ?」
一人、ベッドの上に座り。 「♪Moon glows(on you)」 今回、ヤンガーのヤンガながら目的はリーダーの「I MISS YOU」が聴ければいいと思っていた。 しかしながら、そこはヤンガー。 やはり本人の生の声で、あの歌を歌われると「イチコロ」だった。 やめてくださいよ。 勘弁してください。 これ以上、どうやってあなたを想えばいいっていうんですか。 鼻息も荒々ですよ。
(回想シーン終了)
安岡:「ねぇ、今の話、本当かな。」
マスター:「本当なわけないだろう。自分で言った事が嘘かどうかも、もう彼にはわからなくなってるのさ。」
船長:「やぁ!5人の歌い手さん達ようこそ!」 一人一人の頬に熱い口づけをする。 「チュー」というより「ブッチュ」って感じだ。 しかも、メンバーはそれほど嫌じゃなさそうな表情だった。 ヤングに。 北山さんに。 ポンに。 リーダーに。 …酒井…ちょっと躊躇して、目が合う。 もう一度してみようとして、やっぱりやめた。 船長の好みのタイプではなかったらしい。 ───── 村上:「なんだよ、弟。しけたツラして。何だ、悩み事か?兄さんに相談してみろよ」
安岡:「まだ付き合ってもいないだろ?兄さんて!」
村上:「だってよぉ、『バリッ』ときちゃったんだもんよ〜」
北山:「『バリッ』?」
黒沢:「『バリッ』?」
安岡:「『バリッ』?」
酒井:「『バリッ』?」
「♪虹」 曲の合間に低い声で「バリバリっ」「バリバリっ」というのが聞こえる。 手は「糸まきまき」の要領で。
最後の「だいじょ〜ぉぶ〜」を歌い終わったと同時に酔っ払った船長がバーに現れる。
船長:「おい、そういえばお前の姉さん、今度結婚するんだって?旦那と一緒にこの街を離れるんだろ?」
村上:「…」
酒井:「…またそうやって、人の気持ちを考えずに、あんたはっ…!前もそうだったよっ!」
船長:「あんたは…?」
酒井:「憶えてないのか?俺だよ。ユージだよ。3年前、あんたの船に、あんたと一緒に航海してた…。」
船長:「ユージ?…ユージなのか?戻ってきてくれたんだな!?この街に! また、俺と一緒に船に乗ってくれるんだな?!」
酒井:「…。」
数年前、酒井氏と船長は同じ船に乗っていた。 もう自分は一人前だと思っていた。 だが、ある日、船長に任された仕事を失敗してしまう。 そのせいで、この船をこんなにしてしまった。 もう治らない船。 だが、船長は怒らなかった。 まだ半人前だという意味だった。 それが悔しくて仕方がなかった。 そして、この街を離れた…。
─────
弟:「すいません。姉の事。言いづらくて…」
「♪I Miss You」 いつものリーダーの声とは違った滑らかな声。 元々の想像していた女性像と違ったせいか、その声は別の人の声のようでもあり…。 ただ哀しくて。
かなり長くなってきた事に気づいたので、今日はこの辺で。 続きはまた別の日記で。
2003年03月28日(金) |
あと1日仕事を頑張れば…。 |
拝啓 ゴスペラーズ様。
ようやく自分に合った栄養ドリンクを見つけました。 タウリンが3000mgも入ってます。 それを飲んで明日一日、頑張ります。
我が街は今日、雪が降りました。 どうかお体には気をつけて、私の事を待っていてください。
余談ですが、今、ペットボトルのコーラを飲もうとしたら、キャップが閉まったままでした。 やるせないほど疲れています。 自分では気がついていないだけで、本当はもう私、息をしていないのかもしれません。
かしこ。
2003年03月27日(木) |
この想い、天までと〜どけっ! |
拝啓 ゴスペラーズ様。 あなた方に会うために、私は先週の金曜から今週の土曜まで休みがありません。 しかも、店は決算セールとかですごい客足です。 しかも、休憩の1時間以外はぶっ通しで昼12時から夜9時までレジに入ってます。
3日前から様々な栄養ドリンクを飲んでますが、全然ダメです。 むしろ、酒呑んだ時みたいな体調になってしまって、体が変です。 足にきてます。
あと3日であなた方に会えます。 その前に、私の体がどうにかなってしまいそうです。 お体には十分気をつけて、カレーを食べて待っていてください。 かしこ。
2003年03月11日(火) |
ハワイ ウルルン滞在記 最終日 |
最終日。 というか、起きたのは夜中の3時半。 何故にこんな時間かというと、ホテルをでなければならないのが、朝6時。 それまでに、荷物を全て整理しなくてはならない。 決して「寝た」とは言えない状態で、目は虚ろ。 それでも日本へ帰る準備はしなくてはならない。
6時。 飛行場へのバスの中、帰国の為の手続きの説明のビデオが流れる。 すごい大事な事ばかり言ってるので、相方もあてにはならないし、真剣に見入った。 睡眠不足の脳みそをフルに使って。
…酔った(お決まり)。 もうね、「酔う」って言葉はヤンガの枕詞だと思ってくれて構わないよ。 「酔うヤンガ」だよ。 ここ、学力テストにでますよ。
飛行場に着いて、朝ごはんがまだだったという事で、場内のお店でホットドックを購入。 メニュー表に「ホットドックコンボ」と「チーズホットドックコンボ」と書いてあったので、ヤンガは普通のホットドックが欲しかったので、前者をそのまま読んだ。 そしたら、「ドリンク?」と聞かれた。 いや、ドリンクはいらねんだよ。ホットドックだけが欲しいんだよ。と「ノー」と言ってみる。不思議がる店員。と共に不思議がるヤンガ。 後で知ったが、「コンボ」って「セット」って意味なんだってね。 だからドリンクは何にするかって聞いてたのか。 それなら先に言えよーもー。 みんな、結構知ってるの?「コンボ」って有名なの?ヤンガだけ? ちなみに相方はチーズ入りの方を頼んだんだが、この旅で、相方が頼む料理には大抵チーズが偶然入っていたのだが、どれもこれも色が濃いのよ。黄色じゃなくて、オレンジ色。 味も、美味くはないんだそうだ。 「ワタシはチーズでっす!」と主張しまくってるんだそうだ。 わしらは、ハワイのチーズをこう名付けた。 「若いチーズ」 と。
んで、離陸。 今回の飛行機は、行きの時より空いてて、スッチーも美人ぞろい。 あんなに美人なスッチーなら、乱暴に起こされても構わない。 むしろ、無理矢理起こされたいがために寝る、みたいなね。 で、空いてたから、相方が前の列に移動し、ゆったり寝る事ができた。
無事、新千歳空港到着。 いやぁ、寒いね。 雪とか積もっちゃってね。 何時間か前までは常夏だったのにね。 なんかまだ慣れない寒さにドギマギしながら、札幌駅へ。 行きの時と同じように、また帰りのJRの時間まで微妙な時間の余裕がある。 とりあえず、朝からロクなものを食べていない。 腹が減ったわしらは、ファミレスへ。 注文したのは、声を揃えて 「サイコロステーキ御膳!」 …そう。わしらは柔らかい肉に飢えていたのだ。 日本の肉が食いたい! そして、御飯が食べたい。 食べた! 美味い! 柔らかい! どうしよう! こんなにやわくていいの? ニッポン万歳! 二人は熱く握手を交わした。 変な女が二人。ファミレスで肉に感動して握手。 ふと思ったが、外国の肉を日本人が食べたら「固い」と思った、とすると、外国の人が日本の肉を食ったら「どないやねん、これ!やわくて、ベチョベチョやないか!」と思うんだろうか。ちょっと気になる。
で、更に時間が余ったので、マンガ喫茶へ。 小学生の頃ハマってた「りぼん」の「ハンサムな彼女」を久々読んだ。 …面白かった。 危なく時間を忘れるほどだった。
そしてJRに。 ずっと爆睡。 寝ても寝足りないってくらい寝ていた。 着いたら両親が迎えに来ていた。 顔見て早々「焼けたねー」はないべ。 元々、地黒だっちゅーねん。
てな具合で、いかがでしたか? ヤンガのハワイ旅。 前半に比べて、後半の暗いこと暗いこと…。 ずっとハワイにいたいとは思ったが、あのテンションで過ごすんだったら、この4泊6日が限界だったんではないかと。 でも、年中マジ顔でアロハなんだもの。みんなして。 すごいよなー。 そりゃ、ずっとあんなとこにいたら「クレイジーじゃなかったかい?」なんて言っちゃうよ。
とにかく、この4日間で焼けた肌をポンズダブルホワイトでどれだけ戻せるか、勝負です。 更に、ゴスのアカ港が29日にひかえてます。 ヤンガの肌が黒すぎて、メンバー側から客席を見たときに「あれ?あそこだけ誰もいないんじゃない?」なんて思われるくらい黒かったらどうしよう。
小樽で、一人だけ黒いのがいたらヤンガだと思いなさい。
2003年03月10日(月) |
ハワイ ウルルン滞在記 第四夜 |
もう一つ、言い忘れてた。 水着には、付け爪だろうという事で、ABCで購入した付け爪を相方と一緒につけようねと約束していた。 で、せっかちヤンガは相方より先に準備ができていたので、先に付け爪をつけ始めていた。 そしたら、相方。 「(耳の)薬つける時に面倒だから、やっぱり付け爪つけるのやめた」 おいっ!付け爪って、普段深爪のヤンガには大変辛いんですよ。 何するのも一苦労なんですよ。 でも、二人でつけようって約束したから、つけたのに! ちっくしょー。騙されたぜ。
と、いう事で、4日目。 もう朝起きるのも辛い。 食事も肉続きなので、肌もボロボロ。 一応、気にしてマンゴーなのかパパイヤなのかわからないフルーツくらいは食べていたんだが。 そんな状態で、午前中はまた海へ。 相方の耳の具合いも大分良くなってきたので、今日は二人共ゆっくり海に入る。 やっぱり気持ちいい。 午後は、ホテルの周りで、またもやショッピング。 この時点で、かなり二人の仲は気まずい感じになっていた。 ゆっくり服が見たい相方と、それをせかすヤンガ。 相方:「別行動、する?」 ヤンガ:「そうだね。別行動する?」 相方:「いいよ。そうしよ。」 …なんか、ヤンガが別行動しようと提案したみたいになってる口調にも、もう腹が立って仕方がない。 何か、今思うと全然大丈夫な事なんだけど、もうね、頭がおかしくなっていた。 という事で別行動。
今まで見てきた範囲のもう一回り遠くをぐるっと歩いた。 何か面白いお店があるんじゃないかと思っていた。 しかし。 どんどん日本人向けのお店が無くなっていく。 看板には「刺青」とか「アダルト」とか「ポルノ」とか書かれている。 日本語なんだけどさ。 さすがにやばいなと思ってちょっと競歩気味で歩く。 しかし、歩きすぎてだんだん苦しくなってきた。 あの暑い日差しが容赦なくヤンガの肌に照りつける。 コーラが飲みたい! ABC(またかよ)で缶コーラを購入。そこら辺に座って缶を開けようとする。が、付け爪が長くてタブが開かない! 自分に腹が立って仕方ない。 コインを使ってタブを開け、一口飲むが、具合いが悪くなってしまった。 何してんだヤンガ。 何か、自分てちっぽけ。と思いながら、半分以上残ったコーラを捨て、また歩き出した。 ぐるっと一回りしたゴール地点は、海。 わしらが泳いでた海は、ホテルの土地のとこだったので、人はそんなにいなかったんだが、そこは、なんとかビーチとかっていう、公の海だったので、ものすごい人ごみ! これぞハワイ!つか、日本?ってくらい日本人のギャルやらイケメンたちが集っている。 お前ら、誰の金でここに来てんだ?と思いながら、一応写真なんか撮っておいたぐらいにして、集合場所に戻る。 疲れ果てた。 「日本の飲み物が飲みたい!」 と思い立ち、ABC(それしかないのか)でポカリを買って、一気に飲み干す。 美味い。 これほどポカリが美味いと思ったのは、中学のマラソン大会の後以来ですよ。 再び相方と合流。 相方は、一人で買い物できた事がよっぽど嬉しかったのか、機嫌の良さがさっきと全然違っていた。 一方のヤンガは、2時間の自由行動の中で一つの収益も無し。 天国と地獄。
この日は早めにホテルに戻って、明日の、帰る準備をした。 すっかりハワイを満喫しすぎていて忘れていたが、ゴスの曲を一人でたそがれながら聞いた。 光る波、砂の色、海へ帰る風。 全てが当てはまってはいたが、ちょっとヤンガの中のイメージとは違っていたかもしれない。 ここは賑やかすぎる。 結局、ヤンガの想像する海は、日本海だったのかもしれない。 ホテルも、こんな17階とかじゃなくて、2階くらいだったかもしれない。 ただ単に、体が疲れていただけかもしれない。
さよならハワイ。 こんなに旅行が嫌いなヤンガが「また来たい」と思ったくらいのいい島。 日常会話くらいが通じる英語ができるなら、ここに住めたらどんなに楽しいか。 肉はまずいけど。
次の日で、ハワイとはお別れ。 「LOSER」を何度もリピートさせて、眠くなるまでベランダにいた。
2003年03月09日(日) |
ハワイ ウルルン滞在記 第三夜 |
3日目の話に入る前に、皆さんにご報告があります。 今日、夢にデーブスペクターが出てきました。
末期だと思います。
それはさておき、3日目です。 朝、まず気になったのは相方の耳の具合い。 見てみたら、昨日と変わらず膿んでいる。 海には入りたいので、朝食を終えてからABCストアに直接向かい、大きめのバンソウコウと消毒液を買った。 消毒液っぽいのが何種類か置いてあるが、どうにも英語で、本当に消毒液なのか確信がつかめない。 そこに、丁度良く、日本人の店員のオバチャンがいたので相談。 耳を見せてみると、「あなた〜!大変じゃない〜っ!」と大騒ぎ。ワッツハプンだ(意味はわからんけど)。 「これはお医者さんに見てもらった方がいいわよ!」とかなり焦って言うもんだから、やっと事の重大さに気づいた様子の相方。 「そんなに酷いかなぁ…」いや、酷いよ。汁、でてるからね。髪に汁がついちゃってるからね。 やっぱり病院に行こうとすすめて、ようやく決意したようだ。 というかね、この日、ものすごく天気が悪かったんです。 雨降って、しかも雷まで鳴ってたんです。 海入るどころじゃないですよ。 海の色と同じくらいのブルーですよ。 海の色って言ったって、深海の色ですよ。 でもとりあえず、出来る事と言ったら病院ですよ。 調べておいた、ホテルから一番近い病院に行って、見てもらう事に。
その間、ヤンガはする事がないので、病院の周りのお店をプラプラ。 お店の人って、日本人が入って来たら必ず「アロハ!」って挨拶してくるんだけど、もう3日目ともなるとヤンガもこ慣れたもんで「アロ〜ハ〜!」なんて答えちゃったりして。 お前は何なんだっていう。 露店の兄ちゃんに「お客さん、かわいいね」なんて言われて、えっ?わ〜た〜すぃ〜?♪なんて思って振り向いたら、ヤンガの髪につけてた花飾りを指差していたりするわけだ。 お前は何なんだっていう。 そんで、ハワイアンキルトっていうのも、ハワイでは名物なんだそうだ。 パッチワークみたいなやつなんだけど。 わしらみたいな若者は、あまり興味ないものだと思うが、うちの母がそれのクッションカバーを買ってきてほしいなんて言ってたのを思いだしたので、丁度専門店があったので入った。 外国人の優しそうな店員さんが声をかけてくる。 店員:「ナニカオ探シデスカ?」 ヤンガ:「お母さんにプレジェント!(ちょい噛み)」 店員:「OH!ドコニ置クモノデスカ?」 ヤンガ:「リビングルームッ!(鼻息荒め)」 これで通じたようだ…。色々甲斐甲斐しく探してくれて、サーモンピンクのカバーに決定。 でも、一枚60ドルくらいすんのよ。 高いよ。ハワイアン。 自分で縫った方がいいんじゃないか、とも思いながらも2枚購入。 後にも先にも、この買い物が、ハワイ旅行中の一番高額の代物となった。 その後、自分用にアロハシャツも買った。 これまた店員がいちいちついてきて色んなのをすすめてくるんだが、どれもゆったりめのものばかり。 ヤンガはちょっとピチピチ系でいきたかったので、店員にこう言った。 「コレ(ゆったりめのアロハ)ヨリ〜、モウ少シ〜、スモール〜」 全然英語ではなかったが、何故か通じたようだ。 丁度いい小ささのサイズを出してきてくれた。 何とかなるハワイ最高。
病院で治療を受けた相方と合流。 薬を貰って、その後は少しづつ良くなった。 良かった。
そうこうしてるうちにお昼に。 この時点で、午前の雨降りも何とやらの快晴っぷり。 つか、ハワイ滞在中で一番の暑さ。 大張り切りで水着に着替える。 ラメのね。ビキニでね。 美川でね。 腹はでてたけどね。 初ビーチ! めちゃくちゃ気持ちいい! 幸せだ! 水はちょっと冷たかったけど、慣れれば大丈夫。 ウキワでプカプカ。クラゲっぽいヤンガ。 相方は、一応、潮水が耳につかないように海の中に入る事は自粛していたので、何とか盛り上げようと、写真をいっぱい撮ってあげる。 おかげで、帰ってきて現像したら、自分の写ってるやつより、明らかに相方の水着写真の方が多かった。 でも、砂浜で寝そべってるだけでも本当に気持がいいのよ。 ホテルのプールもあって、そこの近くにバーみたいのがあったので、ジュースを頼む。 そこで働いてるおっちゃん達が渋いのよ。なんか生き生きしてて、笑顔でかっこいい。 ジュースも、いちいち花がついてて、チェリーなんかもさしてあってかわいいのよ。美味いのよ。最高なのよ。 おっちゃんが「オイシィ〜?」って聞くもんだから、思わず二人同時に「おいすぃ〜!」と答えてしもた。 おっちゃんは満足そうだった。
夜。 オプショナルツアーってのがあって、たくさんあるツアーの中から、好きなツアーを自分達で選べるっていうのがあった。 その中のセスナで夜景を見るツアーがあったので、それにした。 ホテルから飛行場まで送迎してくれるおっちゃんがいて、飛行場まで30分くらいかかったんだが。 ここでヤンガピーンチ! おっちゃんの運転が荒くて、車酔いです!大変です! セスナどころじゃないかも…って思うくらいの酔いで、かなり参りました。 飛行場に着いたら、パイロットのおっちゃんが待っててくれた。 パイロットは堀内孝雄似の日本人なんだが。 すっかりアメリカかぶれだ。
「やぁ、ようこそ!ところで、彼(送迎車を運転してくれたおっちゃん)の運転はCRAZYじゃなかったかい?アッハハ!」
…マイケル富岡…?
でも、顔は堀内孝雄だ。 「クレイジーじゃなかったかい?」って。 どんなかぶれ方やねん。
そして離陸。 すげー綺麗!ハワイの夜景が360度。 もう、もう、感動。 ネオンが山の上まで縁取られてて、丁度夕陽が沈んだ後で、空も薄紫色で、なんとも言えない、絵に描いたような美しさ。 セスナに乗っていたのはほんの15分か30分くらいだったけど、夢のような世界だった。 終始、酔ってはいたけど。
そして、最後に堀内孝雄がこう言った。 「あれ?滑走路どこだっけ?」 いやいやいやいやいやいやいやいや…。 クレイジーだね。
帰りもクレイジーな運転に酔いながら、二人、セスナの余韻を引きずり、興奮したままホテルに戻る。 そうか、今日はクレイジーナイト。 さすがに3日目の夜ともなると疲れがでてきたのかビールも飲まず、さっさと一人、ベッドに入る。 明日は、ハワイにいられる最後の日。 何をしようか考える間もなく、寝る。
意外と、相方の耳を心配しすぎたのが疲れの原因。 というか、せっかち性のヤンガと、おっとりしすぎの相方。長いこと一緒にいると、ちょっとづつズレが生じてきた。 どうなる事やら4日目。 それはまた先の話。
ふぅ。長かった。
2003年03月08日(土) |
ハワイ ウルルン滞在記 第二夜 |
あぁ、言い忘れてた。 今回のこの旅で、いくつかの「やりたい事リスト」があった。
1:アメリカンな、こってこてのプリンやらアイスやらクリームやらが 乗っかったデザートを食べたい。 2:プールサイドで、トロピカルジュースを飲み干したい(グラサンを装着) 3:インターネットカフェに行きたい。 4:エステに行きたい。 5:セスナに乗って、夜景を見たい。 6:夜明けに、朝焼けを見ながら、ゴスの「LOSER」を聞きたい。
だいたいこの辺を攻めて行きたいと思っていた事を頭に入れておいて欲しい。
そんで2日目。 興奮してあまり寝られなかったが、もうそんな事はどうでもよく、二人でトロリーに乗り、アラモアナショッピングセンターに。 ここは、ものすごくでかいショッピングセンターで、もう一階だけでも目がまわりそうなくらいの広さ。 ブランドものが好きな人なら一日中いてもまだ足りないくらい面白い場所だろう。 そこで、雑誌にも載っていた水着屋さんへ。 日本人の店員さんがいたので、気兼ねなく試着できた。 もうね、たくさん種類がありすぎて、選べない。 そんな気が動転している中でヤンガが選んだ、一品。
ラメ。
そしてビキニ。
やっちまいましたよ、お客さん! 日本じゃ着れませんよ。こんな美川憲一ばりのラメビキニなんて! でも、これが気に入ってしまったんだから仕方がない。 こういう服を選んでる時って、つくづく「自分って派手好きだよなぁ」と思ってしまいます。 顔まで何だか美川憲一になってきました。
この、2日目というのは、殆ど一日いっぱいアラモアナショッピングセンターにいたんですが、休憩がてら、ジュースとか飲みたいねなんて言って、その辺のお店を見てたら、スムージーみたいなやつの中に黒いツブツブ(名前なんだっけ?最近こういうのよくあるよね)が入ってるやつを見かけたので、これはアメリカンだという事で食した。
美味い! アメリカンだ! しかも、アメリカンサイズだ! 美味しいけど飲みきれない! 捨てた。
夜。 ホテルの近くへ戻り、夕食はやはりロブスターでしょう。と、ロブスター屋へ。 ちょっと軽めのレストランで、ロブちゃんとステーキのコースっぽいのを頼んだ。 飲み物は、やはりトロピカルジュース(というか、酒)。 とことんトロピカルに行きたいヤンガなので、ブルーハワイを頼んだ。 美味い! 舌の色がブルーハワイになってきたところで、おっさんが生きてるロブちゃんを持ってきて「これから、こいつを調理するんだぜ!」みたいな雰囲気でわしらに見せてくれた。 盛り上がるわしら。 …かなり待った。 もうマナー違反なのはわかっているが、タバコまで吸っているくらい待った。 待った挙句にでてきたステーキがメチャ固。 実は昨日も、夕食にちょこっと肉の入ったものを頼んだんだけど、それはファーストフードの店っぽかったので、安かったし、固かった。 それはわかるさ。 しかしですよ。 ここはけっこう高い店なんですよ。 コースで頼んでるステーキなんですよ。 固いんですよ。 臭いんですよ。 牛!っていう匂いがするんですよ、お客さん。 それでも腹は減っていたので、何とか完食したヤンガ。 相方はすでに半分でお手上げ。
そんな最中でロブちゃん登場。
食べる。
味がカニ。
何故だ。何故、味がカニなのだ。 確かに外見はエビなのに。 イマイチ味がカニ。 納得いかない。 しかも、ロブにつけるソースが「ポン酢」ってどういう事。
納得いかないわしら。 ABCストアで再びビールを買う。 パスポート見せろと言われる。 ほんとにお前、24歳か?みたいな顔される。 そんなこんなの二日目。 ここで緊急事態が発生。 相方の耳の上が膿んでる! なんかグジュグジュになってる! 聞くと、日本の美容室で髪を染めてもらったら皮膚がかぶれたそうで、大分治ってきたから大丈夫だろうとそのままにしておいたんだそうだ。 きっと、疲れだとか、気候だとかが影響して再発したんだろう。 かなり痛そうな外見で、見ていられない。 明日は水着を着て、海に入る予定だのに! 潮水が耳についたら、これは大変だ。 本人は大丈夫と言っているが、念のため日本語が通じる、ホテルから一番近い医者を調べておいた。 ヤンガ一人、あたふたしているのに、相方ときたら、他人事かのようにつらっとしている。 ちょっとした苛立ちをおぼえたが、とりあえず明日の朝まで様子を見ようという事で寝た。
さぁ、ヤンガ!果たして明日、無事海に入れるのか! それはまた次回へ。
2003年03月07日(金) |
ハワイ ウルルン滞在記 第一夜 |
初めての海外旅行になる。 何度も言うが、ヤンガは旅行が大嫌いである。 乗り物酔いが激しいし、体調はくずすし、団体行動が嫌いだからだ。 だが今回は仕方ない。 今年一年のご褒美としての旅行だ。 こうなったら思いっきり楽しんでやる!
まずは、重い荷物を背負い、JRで札幌へ。 札幌駅は今、熱い。 ステラプレイスと大丸がオープンしたばかりだ。 人・人・人。 揉まれ、揉み返し、人ごみをかき分けトランクをコインロッカーへ預ける。 新千歳空港からの出発便は午後19時。 札幌に着いたのは午後12時。 微妙に長いこと時間が空いている。 その隙にヤンガはもう一人のミスをステラプレイスに置き去りにし、コンタクトをハードからソフトへ作り直しに大通りへ。
コンタクト屋に行って「差額だけで交換してもらえると聞いたんですが」と説明。しかし、受付のお姉ちゃんはアホで、「えーと、新しくお買い求めで。」「…いえ、交換で。…交換、できるんですよね?」「できますよ」「(は?)…お願いします」 眼科へ行ってもまた「じゃあ、ヤンガさん、今日はソフトをお買い求めで。」「いえ、だから交換で。」…あぁいうところって、視力を測る人、コンタクトの種類を相談する人とかって、いちいち担当が代わるんですけど、その度に「お買い求めで」「いえ交換で」を繰り返す。
しまいにゃ、視力が合うかどうかのテストをするために入れたコンタクトが目に入ったまま、何にも言われず帰される。 「あの〜、今入ってるレンズは検査用のレンズじゃないんですか?これ、私専用のレンズなんでしょうか」「今、聞いてみますねー…(誰にも聞かず)えぇ、今入ってるのはヤンガさん専用のレンズですねー。」 誰かに聞いてこいよ。何なんだよ。
そんなこんなで、札幌駅へ戻る。 相方と合流し、新千歳空港へ。 手続きをし、機内へ。 国際線てのを乗るのも、当然初めてヤンガ。 スッチーが外国人のお姉ちゃんが混じってる。 片言の日本語でお茶とか機内食をすすめる。 でもねぇ、メチャクチャ怖いんですよスッチー。 無理矢理起こすし、無理矢理テーブル倒すし、何言ってるかわかんないし。 で、機内で書かなければならない書類があって、わしら、その書類を貰うのを忘れててスッチーに貰いに行ったんです。 日本人のスッチーが見当たらなかったので、外国人の方に。 で、一枚は貰えたんだけど、相方の分と2枚欲しかったので「もう一枚」と言ったが「ハ?」みたいな顔されて。 今度はジャスチャーで「これと同じのをもう一枚!」とやってみたが、うまく伝わらず。最後には鼻で笑われ気味。 キレようかという時に丁度日本人スッチーが来てくれたのでようやく貰えた。 とにかくね、皆も長時間飛行機に乗る機会がある時は、なるべくビジネスクラス以上の席をとった方がいいわ。 あんな狭いエコノミーに8時間も乗ってたら気が狂っちゃいますよ。 足だってパンパンですよ。 「足がこんなんなっちゃって、ヤンガどうしよう!」って、そればっかり思ってました。「ヤンガ、足が破裂して死んじゃう!」って。
ロングなフライトを終え、無事ハワイへ到着。 まずは、入国審査。 長蛇の列に混じり、こっちの列の方が空いてるなんて言って空いてる方へ並んでたら、全然進まない。 スタッフが親指を下に向け「サーバーダウン」なんて言ってる。 おい待てよ。暑いんだよ。 早くしてくれよ。 サーバーがダウンしたなら、そこに3人で固まって見てないで、一人くらい他のカウンターに入って手分けして仕事しろや! カウンターは他にもいっぱい空いてんだろーがー! こういう感じがハワイアンなゆったり加減なのかしら。 でもこっちは早く色んなとこ見てまわりてぇんだよ。 そんなこんながえんえんと続き、ようやく外へ。 JTBのスタッフの説明を一通り受け、ようやく自由になった。 とりあえず、荷物がホテルに届いてるか心配だし、手荷物も重いし、まずホテルへ。という事で、トロリーバスというものに乗る。 このトロリーてのは、山手線みたいに、オアフ島をグルグル回ってるバスで、窓がないので心地いい風を体で受ける事ができる。 気温自体はかなり暑いが、その風のおかげで、ものすごく気持ちがいい! 「ハワイ最高!」「アロハー!」などと大声で叫びながら二人はホテルへ向かう。 わしらの泊まったホテルはシェラトンワイキキホテルというとこなんだが、ここでわしらは大きな勘違いをしていた。 トロリーは、各主要ホテルの前で止まるんだと思っていたのだが、結構進んだ気がするのだが、全然「シェラトン〜」という言葉が運転手から聞こえてこない。 これはおかしい。 「ツギハ〜、ホノルル〜ズ〜(ホノルル動物園)!」 なぬ〜!?とっくに過ぎてますよー!! 慌てて、改めてトロリーの行き先を確認すると、このまま行くとダイヤモンドヘッドまで行くんだそうだ。 しかし、ここで降りてもまたわけがわからなくなるだけだと、仕方なく、ダイヤモンドヘッドまで行く。 ん…まぁ、わしらダイヤモンドヘッドは行くつもりなかったから、観光がてら…と思い直し、風を受け、相変わらず「ハワイ最高」と口にだし、進む。
トロリーに乗って、ハワイのホテルやアパートなど見てると、色の使い方がポップなのよ。わりと青みがかった緑色の屋根と、サーモンピンクの壁の建物が多い。 「シザーハンズ」にでてくる街の建物がこんな色使いだったような。 何を見てもかわいい。 ヤンガときめき。 スキトキメトキスだ。
ダイヤモンドヘッドをぐるりと回り、ようやくホテル近くの停留所で降りる。 海のそばにあるホテルなんだが、全然どっちが海なんだかわかりゃしない。 誰かに聞いた方が早いと思い、近くのモスへ。 危なく反対方向へ行くところだったようだ。
今回泊まった部屋は、一般人にしてはわりといい部屋をとってくれたようで、ベランダの戸を開けると、もんのすごい綺麗な青い海と空と、ダイヤモンドヘッド(しつこいな)が一望できる。 「ハワイ最高!」 こればっかりは言わずにいれなかった。 ホテルのプライベートビーチと、プールと、ヤシの木と…もう言う事なっしんだ。
しかし、この時点で、ハワイ時間は昼過ぎだが、日本でいうと、もう夜中なのだ。飛行機の中は、あまりの狭さに、ろくに寝れなかったし、正直体はボロボロだった。 一応、免税店へ買い物にでかけたのだが、見て回ってる途中で目眩と吐き気がでてきたが、今寝たら時差ボケになるし、なにしろ時間がもったいない。 ものは安いし、外は暖かいし、冬なのにノースリーブ着ちゃってるし。 色んな意味でパニックだった。
街のところどころに、「ABCストア」という、日本でいうコンビニみたいな店がある。日本人観光客向けのお店なんだが。そこで飲み物やフルーツや酒や酒や酒やビールなんぞを買い漁る。 で、ここでヤンガ、初めて英語を使いました。 「さ…さんきゅう…」と。 そしたら、酷いんですよ、そこの店員のオッサンたら。 「はいどーもっ」(日本語) …もうちょっとよぅ…他に言う事があんだろうがよぅ。 「サンキュー」とか「ユアウエルカム」とか「マハロ!(ハワイ語で「ありがとう」)とかよぅ。 何もそんなに流暢な日本語で「はいどーも」言われたら、ただの日本人のオッサンやんけ。
そんなこんなでホテルに戻り、ベランダの椅子に腰掛け、二人でビールを。 「ハワイに乾杯!」と、べたなセリフで。 で、次の日の予定を、二人、ワクワクしながら相談。 次の日はアラモアナショッピングセンターというかなりでかい敷地のお店に行く事に。 疲れているにもかかわらず、ヤンガ達がやっと寝たのは夜中の1時過ぎだった。
続きは、また次回へ…。
2003年03月04日(火) |
最近やっとラブラブ。 |
てな感じで、ハードコンタクトにしてから2週間(紛失してつけてない日もあるので正確には1週間くらい)ですが、やはりどうにも慣れないので、アフターサービス期間なので前のソフトに交換してもらう事にしました。
ヤンガね、目つきが悪いんです。 笑うとかわいいんですけどね。
…。 ……ごめんなさい。
いや、ほんと。目つきが悪くて「元ヤンでしょ?」っていつも言われるんです。 こんなに真っ当な道を歩んできたヤンガなのに元ヤン呼ばわりは酷いです。 その目つきの悪さが、ハードのせいで余計悪くなってるような気がして、もうダメだなと思いました。
ハワイに7日から行くんですが、地元からまず札幌へはJRで。 札幌は昼に着くんですが、千歳から飛行機に乗るのが夜の7時だって言うじゃないですか! そんなんありえませんよ、奥さん。 困りますよ。7時間も札幌で何してればいいっていうんですか。 という事で、その空き時間を利用して、コンタクトを交換してきます。 大変なのは、もう一人のミスの方です。 可哀想に。ヤンガがコンタクトを作ってる1時間か2時間、何してるんだろう彼女は。
話は変わり、昨日無事、新旧のミスの引継ぎ・お披露目会がありました。 会場は、あの〜憶えてる方は少ないと思いますが、うちの地元で去年大火事があったんですが、その跡地で。 お披露目の前に、ローカルネタでわからない人も多いと思いますが、onちゃん(←わからない方はリンクへどうぞ)(等身大)が会場に何故か来ていて、onちゃん音頭を踊っていました。 写真撮影会とかやってたんですが、「はい!onちゃんと写真撮りたい人集まってね〜!onちゃんは女子高生が大好きなんで、できれば女子高生が来てくれるといいなぁ〜!」ってオイonちゃん!あんたは人を選ぶんですか! ヌイグルミは子供好きでなければなりません。 女子高生限定ですか! で、onちゃんステージが終り、わしらの近くのテントまで戻ってきたかと思うと、今度は「すいません!onちゃんがどうしてもミスの方と写真を撮りたいんだそうで。お願いします!」ってオイonちゃん!わしらこれから出番なんですよ! しかも、最初で最後のスピーチがあるから、わしなんてメチャクチャ緊張してたんですよ。
でも、笑顔で一枚。 わしら、もうすっかり慣れちゃったもんだな。 慣れって怖いな。 いい笑顔しちゃったよ。
んでもって、わしら、ステージへ。 野外のステージなんだが、皆ジャンパー着てるからいいよ。 わしら、制服のみだからね。 たすきなんて、なんの風よけにもならないしな。 帽子も飛びそうなくらいの突風。 メチャ寒。 思わず、足が震える。 それを見ていた小学生の男の子の「あの人震えてる」という声が聞こえた。 さみ〜んだよ。 お前のその耳かけちょっとよこせやと。 鼻水も、でてるかでてないのかわからないくらい寒いんだと。
そんな時に限ってまた前に書いたタヌキも来ている。 市長もいた。 「おい!ヤンガちゃん!とちるなよ!」 「いやぁ、ヤンガさん、先日はどうも。ご苦労さんだったね。」 「ヤンガちゃん!足すべらないように!(雪でできたステージだった)」 「ヤンガちゃん!こっち向いて!写真とるよ!」 「ヤンガちゃ〜ん!」 うるさぁぁぁぁぁいっ! 緊張してるって言ってるべやぁぁぁぁぁっ! もう誰の声かわからないほどに緊張していたのだが。 緊張の原因はもう一つ。 ものすごい人がたくさんいるのよ。 何か、催し物をやってたらしく、そのスタッフとかが札幌からたくさん呼ばれたらしく、地元の奴らだけではこんなに集まらないだろうという人数。 ステージにかぶりついて見ている。 しかもね、次のミス、実物を見たんだけど、超かわいい。 そりゃ男子はステージかぶりつきさ。 わしらなんて、所詮「ついで」だけど、もうみんな勝手に盛り上がっちゃって、ヤンガが「皆様こんにちわ!」とも言おうもんなら、全員大フィーバーだった。 正直、悪い気はしなかった。(飛行機の金属探知機のお姉さん以来)
ま、そんなこんなで、それも緊張のわりに、ソツなくこなしたヤンガ。 任期は今月いっぱいだが、この日で一応、一区切り。 お疲れヤンガ。 いい経験はできたと思うよ。 だが、常に変なオッサンがからんでいたのは未だに疑問だ。 あのかわいらしい、新ミスも、あの悪夢を繰り返すのかと思うとちょっと可哀想な気がするが…。
これで、何の気兼ねもなくハワイへ行ける。 と、思っていたら、なにやら今年一年を振り返って作文を書けと言われた。 …なにを書けっていうんですか? 作文の内容、募集。
ヤンガ
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