diary/column “mayuge の視点
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健康的追っかけ体験

 また8リンクスへ行ってきた。

 朝九時パターソン駅集合、今日もマイドの腐りかけのベンツで乗り込む。今日のお目当ては、カナックス。前回8リンクスへスケートの練習に行ったときに、カナックスが毎朝練習をしているという情報をゲット。そのうち見学に行こうかという話をしていて、今日それを果たしたというわけだ。マイドとはGMプレイスで、試合後の「出待ち」をした仲でもある。

 入り口にある、8つのリンクの「本日のスケジュール表」をチェックして、2階の見学ゾーンで待つこと数分。数人の選手が氷の上に出てきた。軽く興奮しつつ目を凝らすものの、彼らはどうやらマイナーと行き来するような若手たちの様子。「見たことのない奴ばかりだね」。そんな話をしていたところ、その中に一人、見覚えのある小柄な選手を発見。

 あ、マット・クックだ。

 おおー、いたよ。滑ってるよ(当たり前か)。しばらくは個々のシュート練習に見入る。皆、自由に滑りながら、様々な角度からゴーリーのいない無人のゴールへシュートを打つ。しかし、どの選手もゴールをはずしたり、バーに当てたりして決まる確率が意外に低い。

 「プロって言っても、若手なんてこんなもんなのかね」

 そう思った我々が甘かった。よくよく考えてみると、試合中のゴール前にはゴーリーが立ちはだかっているわけで、ど真ん中にシュートを打っても入るはずがない。皆、ゴールの四隅ギリギリのところを狙って打っていたのだ。ほほー、こうやってミリ単位のプロの技を磨いているというわけか。

 その後ゴーリーも参加。アイスの半面を使った3対3の実戦形式の練習などを見学し、今度は建物の外、選手用駐車場の前で、「出待ち雪辱戦」を行うことにした。前回はシーズン中ということもあってか、試合後、車で出てきた選手は誰もサインをしてくれなかったからな。

 少し待つと、向こうから若い兄ちゃんが歩いてきた。遠見では華奢な感じ。Tシャツ、短パンにサンダル姿なので、最初は選手だとは思わなかったのだが、よく見ると……。

 おっ、モリソンじゃん。

 近くに来れば、その男前の顔ではっきりと分かる。シーズンオフは育毛しているらしい。テレビで見たよりフサフサしていた。彼は集まったファン一人一人に丁寧にサインをしてあげていた。子供たちに交じって、当然我々もサインを頼む。ちょっと舞い上がって軽く上ずった声で礼を言ったら、「You're welcome」。紳士な男だ。

 この後もう一人、これまたTシャツ・短パン・サンダル・手ぶら男が歩いてきた。誰だか分からなかったのだが、とりあえずサインをもらうと、近くにいたガキが興奮しつつ小声で話しかけてきた。「誰だれ、この人?」。実は知らねえんだ、俺。そう答えると、ガキは「チェッ」と言って別のファンに尋ねに走っていった。悪かったな、くそガキ。

 今日いた大物としては、あとはリンデンくらい。彼は試合形式の練習を早めに切り上げて、これまたTシャツ・短パン・サンダル・手ぶらスタイルでキャディラックの四駆に乗って帰っていった。そういえば誰かが、リンデンはキツラノ在住って言ってたな。クックもモリソンもイエールタウン在住。今はこの辺に住んでいる連中しか参加していないのだろうか。欧州組はまだ帰省中なのかな。ま、でもモリソンのサインをゲットしたので雪辱を果たしたことにしよっと。

 それにしても、シーズン前ということもあってか、選手たちは気さく。集まっていた子供たちも、かなり楽しそうだった。サインをもらった選手のことを、より一層応援するんだろうな。なんかすごく健康的。カナックスというチームが根付いていることも、バンクーバーの好きなところの一つだな。そうしみじみ感じた晩夏の一日だった。

2003年08月29日(金)

ぴあ兄

 昨日、PNEに行った。

 「Pacific National Exhibition」の略で、バンクーバーにあるアミューズメントパークのことだ。

 ここでは、毎年夏季限定でその名も「The Fair」というお祭りをやっていて、期間中は各種イベントが行われるそうだ。実はmayuge、このPNE自体一度も行ったことがなかったので、時間がある今がチャンスとばかりに、またまたsaru&Amaliaコンビと一緒に乗り込んだ。

 Admission(入場券)は事前にSHOPPERS DRUG MARTで購入すると、通常10砲里箸海蹐8法C鷦崗譴蓮近隣の家庭が空いているガレージなどを貸し出しているので、それを利用すれば、ここでもきっちり小金をセーブできる。ま、バスで行ってもすぐだけど。

 行ったことのある人から、「狭くて、大した乗り物もなく、つまらない」というネガティブな話を聞いていたので、それほど期待をしていなかったんだけど、園内は意外にも広い印象。ディズニーランドなどに比べれば、「ローテク」な感は否めないけど、逆に手作りっぽい雰囲気が新鮮で、妙に童心に返る。正直言って、ウキウキしてしまった。スティーブン・キングの『Dead Zone』という小説に、アメリカの遊園地の様子を描写したシーンがあったんだけど、きっとこんな雰囲気のことだったんだろうな、なんて考えたりして。

 園内には至る所に、「テキヤ」のような屋台がずらりと並んでいる。中でもここPNEのミニドーナツは超有名だとか。saruが買ったそのドーナツをもらって食べてみたら、その評判に納得。家庭的な懐かしい味で、超まいうー。人に薦めたくなる味だ。また一つが小さいからバクバク食っちゃうんだよね。

 結局我々は、ジェットコースターなどの乗り物には一切乗らなかった。高いということもあったんだけど、それ以外のことで充分に時間がつぶれるんだよね。

 特に、SAFEWAYがスポンサーとなっている「Farm体験コーナー」で和んだ(笑)。倉庫のような建物の中で、いわゆる「家畜」の動物たちが展示されているんだけど、生まれたての豚の子供たちが折り重なって寝ているところを間近にしたりすると、かなり急所を突かれた。超かわいい。動物の子供ってのは、なんでああもかわいいんだろうか。人間の子はちいともかわいくないのに。

 それと面白かったのは、「Pig Race」。ゼッケンをつけた四匹の豚たちが、ゴールの向こうにある例のミニドーナツにありつくために(ドーナツは一つだけ)猛然と走る。その様子がなんともコミカルで、満員の観客は大盛り上がり。何でも、このレースを取り仕切るリチャードおじいさんが今年のFairでリタイアするとかで、これを観られるのも今年が最後だとか。よかった、名物を観ておけて。

 この他にも、無料で楽しめるイベントや展示などが結構ある。乗り物も楽しもうと思ったら、それこそたっぷり一日になるんじゃないかな。The Fair 2003は九月一日(祝)までなので、今度のロングウィークエンドがラストチャンス。興味がある人は行くべし。ただし、楽しい、楽しくないは人の感じ方次第なので、「つまらなかった」という苦情メールはよこさないでください(笑)。

 ちなみにこの日の夜、ボウズの家で飲んだ時にPNEの話をしたら、マイドがまた得意の「我流」を披露してくれた。マイドは、カナックスのナズランド選手を「ナッシュランド」、車のDodgeを「ドッジ」、石鹸のDoveを「ドーブ」と呼ぶんだけど、この時はPNEを「ピアニイ、ピアニイ」と言っていた。相変わらずおもろいなー、マイド。

2003年08月27日(水)

お尻まわりにご用心

 今日ジムから出てきたら、やられていた。

 チャリのサドルがない。
 またかよー(涙)。

 実は去年の秋にも、やられたことがあるのだ。その時は、近くのフェンスにロックをかけておいた前輪だけを残して、全てを持っていかれたので、それに比べたらいいのかもしれないけど…。いやいや、よくない。

 バンクーバーはとにかく自転車の盗難が多い。mayuge自身を含め、周りの人間も何人も被害にあっている。ここで暮らす人なら、おそらく知り合いのなかに被害者がいることだろう。でもホームレスがいいチャリ乗ってたりするんだよなー(笑)。だからみんな、ものすごくでかいロックを携帯して、道端にある駐輪用ポールに頑丈にくくり付ける。日本の自転車についているような鍵なんかだったら、チャリごと持ち上げて持っていかれるだけだからね。細いワイヤーも工具でぶった切って持っていくそうだ。こっちでは警察はチャリ泥棒なんか捕まえないからね。チャリ自体にIDの番号もないし。

 そう考えると、日本の警察は偉い。凶悪犯罪は目立ってるけど、軽犯罪は減っているらしいし。たまに痴漢とかしちゃう奴もいるけど、夜のパトロールでは自転車ドロ摘発に余念がないからね。酔っ払って帰るとき、「キミキミ、それはキミの自転車かね?」なんて職務質問された人もけっこういるんじゃない?

 あー、それにしても腹が立つ。

 やり場のない怒りって感じ。バンクーバー中の人間が、バンクーバーという街自体が憎らしく思える。たかだかチャリのサドルなんだけど、それを盗んで平気でいる奴がどこかにいるって思うと、フツフツフツフツ……。くっそー腹いせに他の奴のサドルを取っやるーって、ダメダメ、そんなこと考えちゃ。そんなことしたら罪のない人に同じ思いをさせることになるからね。

 サドルだけ買いに行くの、面倒だなー。そもそもその出費が許せないよ。

 明日、街中でずーっと立ち漕ぎしている三十がらみの男を見かけても、くれぐれも笑わないように。そして、皆さんも「お尻まわり」にご用心を。

2003年08月25日(月)

セカンドエフォート

 NFL開幕まで、あと二週間。

 高校・大学時代は、自分がアメフトをやっていたこともあって、NHKの衛星放送なんかでよくNFLを観ていた。社会人になってからは、ビデオに録ってまでは観なかったな。辛うじてスーパーボウルだけは毎年観てたけど。他のことで忙しくて、NFLとはすっかり「疎遠」になってしまっていた。

 それが去年、カナダに来てから「復縁」。何しろ時間帯が同じだからね、アメリカと。西海岸にいると、日曜は朝十時から夕方までフットボール三昧。

 やっぱり最高だね、NFLは。最高に面白いスポーツだと思う。ただ、観ていなかった間に選手が移籍や引退をしていたり、弱かったチームが強くなっていたり、はたまた知らないチームができていたりと、ちょっと戸惑ったこともあったけど…。

 そして現在は9月7日の開幕に向けて、プレシーズンゲームが毎週のように行われている。ちょうど昨日の晩に、シアトル・シーホークスのゲームが放送されていたので、録画しておいたのを今朝観たというわけ。

 NFLのレギュラーシーズン中の登録選手数は、1チームたしか四十数名程度で、今はその「枠」に入る選手を選定している最中。主力選手は前半だけに出場して調整、後半は当落線上の選手たちがしのぎを削るわけだ。ルーキーやNFL欧州(NFLの下部組織)出身など、聞いたこともないような名前の選手たちがプレーしているんだけど、それが結構面白かったりするんだよね。

 この試合でも、シアトルの32番のランニングバックが印象的だった。実況のおっちゃんが、その32番がボールを持って走ったプレーのリプレー映像にアテレコのように声をかぶせていたんだけど、それがうまい具合に彼の言葉を代弁していた。

 「Hey, coach! Look at me. You can't let me go!」

 一回タックルされて倒れかけても、猛烈に足をかいてタックラーを吹っ飛ばして、さらに1ヤードでも前進しようとする。これをアメフトで「セカンドエフォート」というんだけど、32番のそれには訴えかけるものがあった。

 自分自身、この先近い将来、「タックルされる」ようなことがあるのは目に見えている。好き好んでレールから外れたからそれは甘んじて受けようと思うけど、問題は「セカンドエフォート」。身震いするような気持ちになるね。

 でもちょっと不安もある。

 だって俺、ディフェンスだったからなー(笑)。

2003年08月24日(日)

女という生き物

 ホームパーティーに呼んでもらった。

 夜八時開始だったんだけど、時間がたつにつれどんどん人が増えていくパーティーだった。今日は日本人が「マイノリティー」。なもんで、必然的にカナディアンたちと話をすることになるんだけど、そのなかでちょっと笑えることがあった。

 mayugeよりやや年上といった感じの男性と二人で話していた時。たいていパーティーで初めて会った人に聞かれるのは、「この街にどのくらいいるの?」「この街は好き?」「働いているの? 仕事は何?」「日本のどこから来たの?」「日本では何してたの?」みたいなこと。どの人と話してもだいたい同じだ。彼ともそんな話をして、ひと段落つきかけた頃――。

 座っていたソファの横に、なんとなく本棚を発見。彼もその本棚に視線を移す。と、どうやら読んだことがある本があったらしい。John Grayとかいう人の著書で、男女関係論のような内容とのこと。

 「ほら、女ってのは、ただ話を聞いて欲しいだけ、ってことが多いでしょ? それに対して男は、分析して答えを出そうとしちゃう。この本には、そんなようなエピソードがたくさん書いてあるんだよ」

 笑った。

 やっぱこっちでもそうなんだ。

 何年も前、日本で言われたことがあったな、そんなこと。一生懸命答えを探して返そうとしていたから、それを言われたときは、力が抜ける思いがしたものだった。言われるまでは、本気で気づかなかったからね(笑)。

 でも相談ごとをされたり、愚痴を聞いていたりすると、相槌だけではなかなか終われないんだよね。「これこれこうしたほうがいいんじゃないの?」とか、「それは違うでしょ」とか、"余計なお世話なこと"を言わずにはいられなくなってしまう。言い訳させてもらえば、それだけちゃんと聞いて考えてるってことでもあるわけよ(笑)。

 待てよ。

 女の子どうしが超がつくほどの長電話をできるのは、お互い真剣に聞いてないってことじゃないのか? きっと、

 A子「ねぇねぇ、聞いてよ、B美。○○ったらさー、今日ね…(以下省略)」
 B美「へー、大変だね。でさぁ、昨日ね、会社帰りに△△行ったのよ。そしたらさぁ…(以下省略)」

のように、すぐに自分の話を繰り広げていくのが想像できる。相槌、それだけかよっ。さま〜ず三村が聞いたら放ってはおかないよ、それ。

 でも、いいのか。女の子は暗黙の了解(無意識の了解?)で機関銃を打ち合っているようなもんなんだろう。お互い、すっきりできればいいと。

 俺は男に生まれて、よかった(笑)。

2003年08月23日(土)

たかがセックス、されどセックス。

 一億円のために、他の男と寝れますか?

 これは、今夜テレビで観た映画『Indecent Proposal(邦題:幸福の条件)』が投げかけていた問い。

 訳あって金に困った若い夫婦が、なけなしの金をはたいてラスベガスのカジノで勝負するものの、すってんてんに。ところがそこで偶然会った大富豪から「奥さんを一晩100万ドル(約一億二千万円)で買いたい」というオファーを出され、悩みに悩む。二人の夢を実現するには、どうしてもお金がいるのだ。ちなみに奥さん役は、若かりしデミ・ムーア。

 「お金と愛、どちらをとりますか」というようなもんで、言ってみればありがちな「究極の選択」なんだけど、この映画、「これがもし自分の身に起こったら……」なんて考えさせるように仕掛けられているんだよね。

 まず、その金額設定が妙に「現実的」。最近は、サッカーの母国イングランドの名門プロチームを、ロシアの成金が「道楽で」ポンと買っちゃうような時代だからね。そんな大富豪だったら、一億くらい一晩で使っちゃっても屁でもないんだろう。

 それともう一つ、大富豪を演じているのがロバート・レッドフォード(笑)。もしそれがデブでハゲの脂ぎった中年男だったら、「そんなお金、なかったものだと思いましょ。私たち、力を合わせれば一からやり直せるわ。
(だってこんなのとしたくないもん)」ということになるんだろうけど、「これだったら寝てもいいカモ(うふ)」なんて無意識に思わせるような仕掛けになっている訳なんだよね。

 で、この映画では、二人とも欲に目がくらんで?そのオファーを受け入れることに……。事が済んで自宅に戻った二人は、案の定ギクシャクする。旦那は疑心暗鬼になって、その夜何があったのかを知りたくてしかたない。

 「したのか、しなかったのか? どうなんだ?」
 「ああしたわ、ただのセックスよ。愛のない、ただのファッ●だったわよ」

 すると旦那はさらに逆上。

 「ぬあにぃ〜!? ヤツのセックスはよかったのか、えっ?」

 ここで奥さん、「Yes」だって(笑)。おいおい、それ言っちゃ〜おしまいよ(寅さん風)。「したけど、最悪だった」程度にしておけば賢いのに。しかもこの後、「あなたのためにした」というようなことを言うので、観てて親指が下を向いちゃう(Booo!)。そんな論法は、天地がひっくり返っても成立しないでしょ。結局、自分がしてもいいと思ったからした以外の何ものでもない。本当に嫌だったらしないはずだしね。

 100万や200万じゃなくて、一億円だもんなー。男でも女でも、そう思う諸氏も結構いるんじゃないかなとは思う。でも、これは金額の問題じゃないよね。そんな金、最初からなかったと思えばいい話。迷う余地ゼロ。

 自分に照らしてみると、そういう時、「俺は行って欲しくないけど、あとはお前が決めろ」みたいに変に相手の自主性を尊重せず、自分の気持ちのままに「行くな」って言える男になりたい。これ、努力目標。

 弱いからなー、俺(笑)。

 さあ皆さん、あなたならどうしますか?

2003年08月18日(月)

シャケとホッケ

 今日は、カナダっぽいアクティビティーを一日に二つ……。

 朝五時起きで、まずはサーモンフィッシングへ。『Oops!』のスタッフ参加アクティビティーに招待してもらい、生まれて初めての船釣り体験だ。

 釣り人五人で五時間やって一匹というと、なんだか寂しい感じに思うかもしれないけど、その一匹が釣れたときの様子を、間近で見ながら一緒にハラハラドキドキできたので、充分に醍醐味を味わえた。二班が二日に分かれて行ったわけなんだけど、前日参加組は釣果ゼロだったというから、これはラッキー。

 ちょっと残念だったのは、「船長さん」。豪快な感じの気のいいおっちゃんなんだけど、魚が掛かった時の「血圧の上がり具合」が馴染めなかった……。そういうシチュエーションにはもう慣れっこのはずなのに、異常に興奮して怒鳴り散らすのだ。

 「誰が竿持つんだぁ! ちぇっ、早くしろよ。オラオラ、竿立てろ! リール巻けよ、早く! 何やってんだ。こっちに移動しろ。まだ巻いてるのか、止めろ! ああー、ったくもう!」

 とまあ、そんな感じ。我々はサーモン釣りのド素人だったから、おとなしく言われるままだったけど、そこそこ釣りの腕に覚えがある人だったら、ブチ切れてもおかしくない感じだった。

 でまた無事釣り上がったたら、「オレ様が上げたぜ」っていう雰囲気……。そりゃ指示がなきゃどうしたらいいか分からないけど、お客ってそういう人ばかりじゃないの? 落ち着いて指示して、釣った人に花持たせてあげようよ(笑)。日本から観光で来てこんな扱いされたら、きっとがっかりしちゃうだろうな。二度とあなたの船では行きたくないって思われたら終わりだろうにな。

 ま、何はともあれ、天気もよく、楽しかった。サーモン釣り自体はぜひまたやってみたいものだ。

 で、夕方からは、「ナカジの体験ホッケースクール」。前回の三月以来、二回目のホッケー体験だ。今回はマイドと一緒に予習としてスケートの足慣らしにも行っておいたので、氷に載った瞬間からある程度すいすいと滑れた。その後、パスの練習、シュートの練習までは上々の出来。

 問題は「紅白戦」。参加者を白と黒のジャージでチーム分けして、ゲーム形式の練習となったんだけど、やっぱり思うように動けない。もちろん前回よりはだいぶ上手になっているとは思うけど、うまくなった分、やりたいプレーのレベルも上がるからね。こんな風にスペースへ入り込んで、パックをもらって、相手を引きつけてパス、とか、一応素人なりにイメージはあるんだけど、体はそこまで動いてくれないんだな、これが(笑)。結局、相手チームの経験者にパックをさらわれ、すいすいとゴールに攻め込まれる、というパターンの繰り返し…。

 ま、汗だくになってパックを追いかけるだけでも充分に面白かったけどね。こんなに汗をかくスポーツは他に経験がない。それだけにまたやりたくなるんだよね。

 さて、どちらのアクティビティーも、次できるのはいつになることやら……。

2003年08月17日(日)

チームプレー

 Yaletownにある某ジーンズ屋へ行った。

 それにしても服屋の店員さんというのは、どうしてああ「過剰」なんだろうか。店に入るなり、まず一人がツカツカツカ――。店員の白人の姉ちゃんに「何かお探し?」てなことを聞かれる。「ジ、ジーンズ…」。そりゃそうだ、ジーンズ屋なんだから。

 続いては日本人の店員の女の子。この子とは、こないだ寄ったときに少しお話ししたので、「あ、どうも、こんにちは」って感じ。ワーホリだろうか、一生懸命英語での仕事を頑張っている様子。ジーンズが好きなんだろうな、きっと。そりゃそうだ、ジーンズ屋なんだから。

 お次は白人の兄ちゃん。「問題ない?」。大丈夫だって。ただジーンズ見てるだけなんだから、問題なんか起きないっつーの。まぁ、気に掛けてくれてありがと。

 そして今度はもう一人の日本人店員(女性)。こちらは日系二世の子だろうか。ネイティブっぽい英語で「日本人ですか?」と聞いてくる。そうですと答えると、「観光ですか? 短期滞在ですか?」。それはジーンズ買うのに関係するのか?

 押しの強い彼女の言うままに試着室へ。するとカーテンの向こうから、先ほどの白人の姉ちゃんらしき声。「大丈夫?」。えっ、今まだパンツ姿なんだけど(汗)。だ、大丈夫でーす。ふぅ〜。もう、放っといてくれよ。

 すべて向こうのペースで進められるのも何なので、色違い、形違いなどを出してもらっていろいろと試着。最近は男ものもローライズなんだね。試着中、パンツの上のゴムがはみ出そうで焦った。

 そして、買っちゃいました。結果的に、彼らの「過剰な営業」の餌食になってしまったとでもいうべきか……(笑)。ま、気に入ったのがあったから、いいか。

2003年08月15日(金)

滑転汗

 今日はスケートの練習へ。

 なんでかというと、今度の日曜にナカジ主催の第二回ホッケー教室があるから。前回はホッケー用のスケート靴で氷に乗るだけで精一杯だったこともあり、今度はせめてある程度滑れるようにしておこうというわけだ。

 ちょうどマイドも同じことを考えていたらしく、「行かへんか?」とのことだったので、二つ返事でOK。午後出勤のマイドとともに、午前10時待ち合わせでバーナビーの8Rinksへ。

 以前にも来たことがあったが、改めて施設の充実ぶりに感心する。その名の通り、ここには8つのリンクがある。一面はインドアサッカー用に人工芝が敷かれているのだが、残りの七つはすべてアイスリンク。

 これがまた平日の真昼間なのに、しっかり埋まっているんだよね(笑)。フィギュアスケートの練習に励むティーンエイジャーたちや、ホッケー教室の小学生たち。それぞれ、送り迎えの親たちが二階のガラス窓前に陣取って、我が子の滑りを熱心に見学している。
どうりで駐車場もかなり埋まっていたわけだ。

 以前ナカジに連れて行ってもらったサレーのリンクも、当たり前のように四面あったからね。あの時も平日の夜なのに、人がいっぱいだった。四、五十代のオヤジチームどうしで試合もやっていたしね(笑)。この時間って日本のお父さんなら普通、残業しているか、飲みに行ってるかでしょ。カナダってのは本当にホッケーの国なんだと、つくづく感じる。

 さて、Public Skatingの開始時間に合わせて、階下へ移動。ほら、マイド。フィギュアスケートの女の子のお尻に見惚れてないで。行くよ。

 シューズを借りて、いざリンクに立つもののやはり相変わらず足はグラグラ。五分も滑ると、足の裏がつりそうになってくる。それでもメゲずにえっちらおっちらと滑り続けると、アラアラ不思議、それなりに滑れるようになってくるじゃないの。片足だけに体重を乗せたりしながら、氷に乗る感覚を確かめること約50分。二人とも汗だくになって練習を終了。

 颯爽と滑る、なんてのはとてもとても無理だったけど、足慣らし程度はできたので、日曜の本番がちょっと楽しみ。

2003年08月13日(水)

食あたり

 ここのところ、「食」で「当たって」いる。

 といっても、お腹ピーピーということではなく、食べたものがことごとくうまかったということ。

 夕べ久し振りに食べたプライムリブは、思わず声が漏れるほど、やわらかくジューシーだった。これは間違いなくカナダに来て覚えた味。日本にいるときは、「肉を食う」といったら、たいてい「焼肉」という発想だったもんな。最近やたらと肉を食いたくなるんだけど、やっぱりここにいると「ステーキ」という流れになる。

 今朝はフレンチトースト。溶き卵と牛乳を混ぜた汁に食パンを浸して、バターを敷いたフライパンで焼く。バターが溶ける香りには何であんなに力があるんだろうか。朝はなかなか食が喉を通りにくいはずなのに、いとも簡単に「エサをもらう前の犬状態」。

 その後saruを伴って鬼が島ならぬ、ジムのプールへ赴き、鬼退治ならぬ、脂肪退治。(mayugeが通うジムは、会員が友達を連れてくると、一回650未覗瓦討了楡澆鮖箸┐襪箸いΕ機璽咼垢ある) まぁsaruはウェイト・トレなどはやるはずもないので、今日は軽くプールで泳ぎ、主にスチームサウナとジャクージでしこたま汗をかいた。

 最初は面倒くさがっていたsaruも、「湯上り」には肌の調子がよくなったと喜んでいた。だろ? だから言ったんだよ。

 カロリーを消費したら、また腹が減る。そこで「遅昼」にジム近くのTim Hortonへ。CMで始終目にするだけに、久し振りにちょっと食いたいなとは思っていたんだけど、一人ではわざわざ行かない場所でもある。今日はいつもと違って二人だったのでちょうどよかった。

 Sandwich Dealというセットメニューではドーナツをひとつ選べたので、迷わず「Maple Dip」。相変わらず美味。「チョコ嫌い」の「イースト系ドーナツ好き」であるmayuge にはもってこいだ。

 そして夜。今日はウィスラーからタカさんが来ていたので、お互い連れを伴って四人で会食。彼は学生時代、バンクーバーに五年間住んでいただけあって、うまい店をよく知っている。実際『Oops!』の「食べ歩き」で彼から教わった店を紹介したこともある。

 今日行ったのは、Main St.にある某香港系レストラン。タカさんの彼女はチャイニーズ系なので、オーダーは詳しいお二人にお任せしたんだけど、出てくるもの出てくるもの見事に全部美味。なかでも、「広州チャーハン」と「エビの甘酸っぱクリームソースかけ?」は、忘れられない味。これは日本に帰る前にもう一度行きたい。あまり大きな店ではないんだけど、まさに家庭的でいいスポットだった。タカさんの行き着けの店をあまり荒らしても悪いので、店名は内緒(笑)。

 とまぁちょっと食べ過ぎた一日だったので、帰りはBroadwayからCambie Bridgeを歩いて渡って帰ってみたりした。今日はあまり体を動かしていないので、ちょっと後ろめたい気分だったもんで。

 でも程よく汗ばんで帰宅すると、ちょっと喉を潤したくなる(笑)。でもここはぐっと我慢して、ビールではなく、メロン。先日の花火のときに持っていくべく、近くのスーパーで買ったCantaloupeというメロンが思いのほか甘くておいしく、買い置きをしてあったというわけ。1LBで49漫△劼閥未世い燭2LBだから約1法これは超買得品でもある。

 それにしても食ったなー、昨日今日で。明日のワークアウトは気合入れていかなきゃ。

2003年08月11日(月)

皆勤

 夏恒例、English Bayの花火大会が終わった。

 7月30日の水曜を皮切りに、二週間にわたり水・土・水・土と計四回。去年は部屋から花火をまん前に望める、絶好のロケーションに住んでいたので、毎回友達を呼んだりして見たっけ。

 今年毎回繰り出したのは、Vanier Park。家からチャリで橋を渡って10分程と近く、比較的すいていて見やすい。花火自体は、空がすっかり暗くなる午後10時スタートなのだが、場所とりの意味もあって毎回集合は七時半頃。

 で、開始までの、ある意味退屈な二時間半をどう過ごすかというと、ジャジャン、「スーパーエキサイティング・カードゲーム"UNO"オープンエア仕様」。ま、要するに芝の上にブランケットを敷いてUNOをやるだけなんだけどね。これで結構楽しく時間がつぶれる。

 そして三回目からは、Amalia持参のバドミントンが登場。mayugeは基本的に、ラケット系スポーツではホームランをよく打つので、なかなかラリーが続かないのだが、バドミントンはそれなりにイケていた。自分で苦手と勝手に思っていたけど、これは発見。

 ただ、Amaliaとはラリーが続くが、saruとだとすぐ終わってしまうのが笑えた。お互い気を遣わず、すぐに「おりゃ!」と打ち込んでしまう。まさに我々の関係を表している……。

 もうひとつ「発見」だったのは、毎回Amaliaがタッパーに入れて持ってきてくれた、ブルーベリーだった。日本ではジャムとロッテのガムくらいでしか食べたことなかったけど、甘くてうまいんだね、この果物。タッパーへ伸ばす手が止まらない。ヤバい。

 人ごみが嫌いなmayugeは当初、花火は一度観れば充分かな、程度の気分だったのだが、このUNOとバドミントン、ブルーベリー効果で?、気がつけば今年も「皆勤賞」……。

2003年08月09日(土)

クルマノススメ

 今日は突然の「呼び出し」でドライブへ。

 ジムにでも行こうかと出掛ける準備をしていた昼前の時間、saruからの電話。ルームメイトのAmaliaと一緒にドライブに行くけど一緒にどうかとのお誘いだ。天気もいいし、ここはひとつ拉致されちゃお。

 行き先は未定だったのだが、結局Hopeというところへ行くことに。オカナガン地方へ行くときに通った、ジャンクションのある場所だと気付く。バンクーバーからは東へ約150繊時間にして1時間半といったところ。このあたりまでくると、グレーターバンクーバーエリアの平地が終わり、山間部へと入っていくため、景色がぐっと変化する。

 ビジターインフォで簡単なトレイルマップを手に入れたら、いくつかあるトレイルコースのうち、初心者向けの2時間半コースを選んで、のんびりと散策開始。

 やっぱり、たまにこういった「田舎田舎した」空気を吸い込むのは新鮮でいい。最近はジム通いにハマっていて、ある意味ちょっと単調な生活だったので、かなりいいリフレシュになった。日本ではまずしないであろう、こういう遊び方もいいもんだよね。

 バンクーバーでの生活を楽しむには、車は必需品だなとつくづく思う。ダウンタウンにいると便利だけど、生活の幅が全く広がらないからね。

 これから生活する人、または滞在期間の残りがまだ長い人。車購入を検討するといいカモ。

2003年08月01日(金)

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