diary/column “mayuge の視点
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無事帰着

 先ほどサンフランシスコからバンクーバーに帰着。

 YVR到着前、ダウンタウン周辺の景色が見え出すと、何ともホッとしたな。成田に着陸する時よりも「自分の住む街に帰ってきた」と感じられるからね。神奈川県民にとって成田周辺の景色は、明らかに自分の街ではない。

 いろいろとあったけど、もう書くの面倒(笑)。今回は写真で勘弁してください。

2003年09月15日(月)

始まりと終わり

 NFLが始まった。

 北米西海岸にいると、午前10時、午後1時15分、午後5時30半と、観ようと思えば一日に三試合も観られるというのがおいしい。マンデーナイトも入れれば四試合。うーん、日本に帰るとこれがなくなるのが少々惜しい。ま、でもヨーロッパサッカーが観られるのかな?

 去年記事を書いた関係で応援するようになったシアトルは、見事開幕戦を飾った。初戦に勝ったのは86年以来だとか。去年はボコボコに出されていた「ザル」のラン守備も強化された様子。ランが止まれば、パスも止まる。シアトルはもともとオフェンスはいいだけに、今年はプレーオフ出場、期待しちゃうな。

 話は変わって、昨日雷が鳴って夕立が降ったと思ったら、今日も降ったり止んだりの空模様。一昨日まであれだけ暑かったのに、日がかげればすっかり寒い。日没もみるみる早くてっていくし、確実に夏は終わろうとしてる。

 何かが始まれば、何かが終わる。

 ちょっと寂しいけど、生きてるとこれの繰り返しだ。バンクーバーでの生活も、今月末でひとまず区切り……。

 というわけで、帰国セール開催しまーす。明日から一週間ほど旅行に出るので、販売開始は16日以降。よろしくどうぞ(笑)。

2003年09月07日(日)

初日

 午後11時50分、電話が鳴った。

 でもこの音は、電話じゃなくインターホンの音だ。こんな時間、誰だよ? どうせ他の部屋の番号と押し間違えた奴がいるんだろう。

 saruだった。

 どうしたんだろう、こんな時間に? オートロックの扉を開ける操作をして、受話器を置く。

 あっ、そうか。もう少しで誕生日か。俺の。

 saruとAmaliaがケーキを持って来てくれたのだった。全く予想もしていなかったので、少し驚いた。

 でも毎年のことだが、自分の誕生日というのは何だかピンと来ない。自分が祝ってもらうというのは、落ち着かない。逆の立場なら燃えるんだけど。

 リアクションが小さくて、二人には悪いことをしちゃったな。でも正直うれしかった。こうして祝ってくれる人がいるというのは、有難いことだと心底思う。

 いきな計らい、どうもありがとう。


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 今日で三十になった。

 思ったより、年齢に対してあまり感慨はない。昨日から今日で急に年をとったとも思えない。もうとっくの昔に三十になっていた気がするくらいだ。

 十の倍数という、数の性格上、区切りではあると思う。次の十年を、また充実させたいと思う。

 今日は三十代の初日。

2003年09月05日(金)

温泉潜入大作戦

 昨日、ハリソンホットスプリングに行った。

 メンバーはsaruとAmaliaのお馴染みコンビに加えて、デロン(Darren?)というAmaliaの友達の男の子。何でもオンタリオで仕事をしていた頃の仲間とかで、休みを利用してバンクーバーに来ているとか。彼は21歳。年の差もあってか、Amaliaも手を焼いているらしい。そこで同じ男であるmayugeに声が掛かったというわけだ。ま、刺激の一つということだろう。

 ハリソンでのお目当ては、「温泉」。巨大な湖、ハリソンレイクのほとりにあるこのリゾートタウンには、温泉が出ているのだ。湖畔の源泉から引かれたお湯に浸かれるのは、某リゾートホテルと公衆プールの二箇所。以前取材で訪れた際に、公衆プールのほうには入ったことがあるんだけど、これがまたショボいんだよね。ただのぬるい屋内プール。一方ホテルのほうは、宿泊者しか利用できないようになっている。この環境、温泉リゾートにしてはいただけない。

 しかし、我々はここで諦めない。奥の手があるのだ。以前このホテル内の様子を見て回ったときに、中庭にあるゴージャスなプールには、「運がよければ」入れることに気付いていたのだ。そこで湖畔のレストランでランチをしながら四人で結託、その「排他的リゾート温泉」への潜入を試みることにした。

 レストランのトイレで水着に着替えた四人は、手荷物を車のトランクにしまいこみ、いかにも宿泊客という顔でホテル内へ。Amaliaの上半身はビキニ姿。いかにも「ここに泊まっていて、ちょっと湖畔のビーチへ出かけてただけ」という雰囲気だ。いい感じ、いい感じ。あっしまった、俺も雰囲気出しにサンダル履いてくればよかった。中庭プールの場所を心得るmayugeを先頭に、一行は何食わぬ顔でロビーを進む。間違ってもここでキョロキョロしてはいけない。

 そしていざ中庭へ通じる扉へ。ここには鍵がかかっている。宿泊者にしかその鍵が渡されないようになっているのだ。しかしここに盲点がある。鍵の構造上、あるタイミングを狙えば、温泉パラダイスへ入り込むことができるのだ。ここで我々には運良くそのタイミングがやってきた。うしししし。大成功。この後のことは、やや後ろめたいのでここで書くのはやめておこうと思う。いずれにしても四人とも大喜びだった。

 良い子の読者の皆さん、この手口、くれぐれも真似しないようにね。はいそこ、「これだけ書いといて…」って文句言わない(笑)。捕まっちゃった人は、当方は責任を負いませんので悪しからず(笑)。

 夜にはバンクーバーに戻って、GastownのSteamworksで夕食。実はここに行くのは初めてだったんだよね。ビール好きのmayugeとしては、残り少ないバンクーバーの時間を使って、飲めるビールは全部飲んでおかなければならない。デロン君も大のビール党ということで、二人で何種類も飲んでしまった。それにしても、日中に汗をかいておいただけあって、どのビールも喉に染み渡った……。何気に料理もおいしくて、「もっと早く来ればよかった」と今更ながらに思った。

 こちらは良い子の読者の皆さん、どんどん真似してください(笑)。

2003年09月01日(月)

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