もんすん日記

2008年10月24日(金) 恐ろしき格差社会

夕方6時台のニュースを見ていたら「関西の富裕層向けビジネス特集」をしていて、その後7時台にNHKにチャンネルを変えたら「関西の貧困層ターゲットのビジネス特集」。
今更ながらあまりの格差社会に唖然。

■富裕層向けビジネス■
★セキュリティの高い芦屋の別荘の前にはマイ桟橋、そしてその桟橋には当然のようにマイクルーザー
★一千万円以上の預金者対象の銀行。(3億以上の預金者は特別会員)
★最新検査機器を備えた健康施設。会費は15年で一千万

■貧困層向けビジネス■
★生活保護申請代行。生活保護者に、住まい、食事等を支給するサービス
★住民登録できるネットカフェ(しかし費用は安くない)
★問題になっているゼロゼロ物件

ニュースによると超富裕層(資産10億以上?)の20%は関西に住んでいるのだそう。うーん、さすがに長田では富裕層に接する機会はないけど、まあ芦屋あたりにたくさん住んでるんだろう。

それにしても、今あるのは「貧乏」ではなく、底なし沼のような「貧困」なのだな・・・と戦慄を覚える。
「将来は貧困という言葉をこの世からなくしたい」と言ったのは誰だったか忘れたけど、今逆に貧困層がさらに生み出されているのだよね。

金融不安に食糧危機と、将来に不安ばかり感じてしまう私はやっぱりペシミストかなー。



2008年10月21日(火) 少しずつ復活

ズドーンと落ち込むというより、今回は毎日小さなイライラがたまって、昨日まで爆発寸前。だんなに当り散らしては自己嫌悪。
小さなイライラというのは、毎朝必ずヨーグルトのカップをぶちまけてしまうとか、仕事で数字の計算がどうしても合わないとか、信号が全部赤とか、読みかけの本が見つからないとか、手持ちの服が全部ダサイとか、そういうしょーもないことが積もり積もってもうイライラの塊みたいになっていたワタシ。
その上TVで金融不安や食糧危機の特番を見ては、得体の知れない不安に襲われ、かといって不安やイライラを日記に書く余裕もなく、不安神経症スパイラル。
日曜からはっちがまた高熱なのもあって、休みをとった昨日はなんか絶叫でもしたい気分だった。音楽を聴こうと思っても、はっちんがオーディをプレイヤーをぶっ壊していて、ハンドルがきかん。

あーーーーーーーーーーーーー。

でもこういう鬱々とした気分は、案外小さなことがきっかけで解消するもので、今朝ほんとにちょっとしたこと、タイミングよくもらったメールで随分気分が明るくなった。といっても、仕事を頼んだメールを相手が返してくれただけなんだけど、こちらが頼んだことを相手がまじめに取り組んでくれて、ちゃんと返事返ってくるのだなあと当たり前のことをなんだか妙にありがたく思った。
別に普段ならなんてことのない普通のやりとりが、落ち込んでいるときは妙にありがたかったりする。それは気持ちのいい挨拶だったり、丁寧な言葉遣いだったり、ちょっとした気遣いだったり、本人は意識していなくても受け手はそれだけで一日気分が明るくなることがあるのだな。

私ももう少し丁寧に生きよう。人と接するときにきちんと話を聞いて、ひとつひとつ解決していこう。そしてそれはまず身近な人たちからだ。
不安なことはたくさんあるけど、ひとつひとつ片付けていくしかない。自分のやっていることがよくわからないから不安なんだ。





2008年10月15日(水) 穏やかな秋

久々の日記。書きたいことがありすぎて、かえって書けなかった。

はっちはおかげさまで無事7泊8日で退院。
近頃は成長目覚ましく、赤ちゃんの顔からどんどん子供の顔になってきた。
今が一番大変でしょう?、とよく聞かれるが、本当に大変で、洗剤を飲んだりティッシュを食べたり頭から転倒したり猫にとびかかったりと目が離せない。
そして楽しい。

私は今の季節が一年の中で一番好きで、春は足元がぐらぐらするような寂しさに襲われるのだけど、ここのところの陽気で多幸感さえ感じる。
健康でいること、子供が無事育っていること、あたたかい家があっておいしい食べ物が食べられて、仕事を持っていて、平和な国に住んでいること。
未来に希望を持てるということ。
そういうことをもう当たり前だと思わない。
時々、ふつふつと感謝の念が湧きあがってきて厳かな気持になる。(おおげさだけど)

自分が助けを必要としない平和な時期は、誰かを助けられるようになりたい。
同時にそういう気持ちもむくむくと、自然に生まれてくる。
またそんな余裕もなくなるのかもしれないけど、何ができるかなあ。


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