袋小路の穴...midori

 

 

しばらくのご無沙汰で…(更新無し) - 2002年02月27日(水)

日記は毎日更新するものだと思っているけど、ここ2日ばかりPC立ち上げる
時間もなく、気力も出ませんでした。

日曜はお墓参りでしんみり&どっと疲れ…。
ラジオを聞いて多少浮上して、そのまま月曜日へ。

月曜は会社を休みにしていたので、昼過ぎまで寝てから(^^;)渋谷にお出かけ…。
かーなーり、道に迷う…。渋谷なんて嫌いだわ。
ようやくシアターフォーラムを発見し、杉ちゃん主演映画の前売りを買う。
その足でHMVに行って、映画完成記念トークイベント参加。
偶然、その場でお会いしたTさんと楽しくお喋りしてから帰宅(遅め)

火曜日、仕事が忙しくなってきた。
会社後、会社を希望退職(という名のリストラ…)する人の送別会。
もうこれで気力が尽き果てる位、精神的に疲れてしまった…。
腐るだけの元気も出ないです。
本当に厳しい世の中になってしまったものです(凹)

水曜日、仕事して残業した後、CDを引き取りに行く。
雑誌もいくつか出ていたので立ち読み。
家に帰ったら、新聞と届いていた郵便物をいくつか読んで、しばしまったり…。

木曜日(明日)、またしても会社の送別会…(苦)
一週間に2回も気疲れする宴会に出るのはキツイです。
普段は半年に1回くらいの職場だけに、慣れてないせいもあるかも…。
ああ、明日も疲れ果てて帰ってくるんだろうな。
早く抜け出せるといいんだけど…。

というわけで、連載(?)が更新出来るのは週末になりそうです…。
自分としても気になるので、早く続きを書きたいんですが…。


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杉様主演映画完成記念イベント(簡易レポ) - 2002年02月25日(月)

これを更新したのは27日(もう28日ですが…)です。

25日にあった杉様主演映画完成記念トークイベントレポです。
友達に送ったメールの内容を張り付けてます(^^;)
本当はもっとあったと思いますが、既に忘却の彼方へ…。
電車の中で携帯からメール送っておいて良かった。

*******

前日に夜更かししたせいか、この日は昼過ぎまで寝過ごしてしまいました。
会社を休みにしていて良かった…。

家を出て渋谷に向かい、先に映画館で前売り券を買おうとしたら、道に迷ってしまい
渋谷の街を散々徘徊しました(爆)
(東急プラザと文化会館を間違えたのが致命的…)
駅から結構坂を歩いていくので、覚悟が必要ですよー(^^;)
シアターフォーラムは本当に小さな映画館で、ここが本当に映画館?と思ってしまう
位の普通っぽいビルの中にあります。

座席数が64席の所と、108席の所しかないらしいので、かなり小さいです。
私以外の友人2人にも前売り券購入を頼まれていたので、キーフォルダー付の3枚組に
なっている前売りを買ったのですが、全部絵柄が違うので取り合いになりそうです…(汗)

その後、イベントがあるというHMVに向かったら、いきなり会場が2Fになっていて、
整理券を配付するというやり方に変更されてました。
昼頃問い合わせをしたという人が「そんな事いってなかった」と言っていた位なので、
客が殺到したからか(?)いきなり決まった様です。
あんなに道に迷うと分かっていれば、先にこちらへ来ておいたのに…(涙)

私は整理番号230番台だったので、段差もない場所のかなり後方になってしまい、
出演者は一段高くなってはいるものの、それほど高くもないステージにある椅子に
座ってトークしていたので、頭のてっぺんが時々人の頭の向こうに見えるくらいでした。

しかも、2Fは奥にラジオ番組のブースがあり、そっちからも音が流れてるのでかなり聞き辛い…(泣)
マイクのボリュームもっと上げて欲しかったなぁ。
300人以上集まった客はみんな聞き取るのに真剣でシーンとしてました…。

杉様は司会の人に王子様みたいな…といわれる程、ビラビラのついた白いシャツと
黒のパンツ姿でした。髪はナチュラルな感じで、ちと跳ねてました(笑)
(深夜にやっていたTV番組でも同じ格好をだったと思います…)

司会の女性に「撮影中に印象的だったことは?」と聞かれると、「スタジオが幽霊の巣
だった」と答えてました。
ある場所に行くと必ず眠ってしまう場所があり、そこには「ねむごん」(?)がいると
皆でいってたそうです(笑)

霊感の強いらしい杉様は幽霊との折り合いに苦労したとか…(苦笑)
「怖くなかったのか?」と聞かれ、「撮影中は平気だったけど、撮影が押して何度か
楽屋に泊まり込んだ時があって、その時はきつかった」そうです。

しかし、それよりきつかったのは楽屋のトイレが狭くて、しゃがむとすぐ前が壁になっていたのがかなりイヤだった…と力説してました(笑)
それを話して「俺ってば何を話してるんでしょうね。撮影の裏話ですよね」と照れて
いる姿が可愛かったです。

後は衣装の話。
司会に今日も王子様みたいな格好ですねといわれて「今日はこういう場なんでこんな格好
してますが、いつもはきったねー格好してるんですよ」だそうです(苦笑)

衣装では柴咲コウさんが「布を何枚も重ねたような服なので、夏の撮影だったから
暑くて(汗で)まとわりつく」と話し、それに杉様が輪をかけて
「監督には『汗をかくな』と言われてたんだけど、平気で二人で衣装のままラーメン屋に
行って(汗で)びしょびしょになって帰ってきたり、炎天下に皆でバトミントンして
遊んで、ぐしゃぐしゃにしたり…影像には出てませんが、実はかなり汚いです」
汚いというより、何だか臭そう(爆)

監督も「メイクも特殊なのが多くて汚れメイクをしてたりすると文字通りドロドロに
なってました」と語ってました(汗)

他にも柴咲さんが「SUGIZOさんの印象は?」と聞かれていたとき
「最初は怖そうな人だな…と思っていたんですけど、お話ししてみたら話が止まらなくて…」
これには客がどっとウケてました(笑)←私もかなりウケた(^^;)

実質20分もなかったんですが、聞き取り辛かったのを覗けば、無料で見れたんだから
文句を言ったらバチが当たるかな…。

で、次の朝、期待してTVを見てみたら「SUGIZOとビビアン破局か!?」というネタ一色
になってましたね(苦笑)
各局ハシゴしてみたら、日テレだけは多少映画の事も説明してくれてました。
他局は一体どっちが主だったんでしょうね(爆)


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命日…(更新なし) - 2002年02月23日(土)

今日は友達の命日です。
あれから1年経ってしまいました。
同じ高校の1年後輩で、同じ歴史好きだし、音楽の趣味も合い、偶然同じ会社に
就職した縁もあって、ずっと付かず離れず仲良くしてました。

その彼女が去年の今日、急に事故で亡くなってしまったのです。
私より1歳下ですが早生まれでしたから、感覚的には2歳下みたいな感じでした…。
それを考えるとまだ若くてこれからだったのに…。


そんな事を色々考えるとドツボにハマるので、今日は極力別の事を考えるように
していました。

たまっていた洗濯をし、汚れていた化粧パフを洗って、杉ちゃんの映画のメイキング
DVDを見て…。
それでもまだ時間があったので、部屋の掃除でもしようかと思ったら、急に同人誌に
目が止まり、ついつい読みふけってしまいました…。

一般人だった彼女の前に顔向け出来ない位、汚れまくっていますね…。
(彼女は漫画好きだったけど、特にヲタクの気はなかった…)

今日はユニコーンの続きも書かず、今更ながらの「バレンタインネタ」の話を書いて
いました。
……これは近日中にお目見えする予定です。


その後、TVでフィギュアのエキシビジョンを見たら、全員分流れなくてがっかり。
出来れば全員見たかったのに、いつやってたのかなぁ。


何だか頭の中が混乱気味。
腐ってるんだか、悲しんでるんだか、疲れているんだか…。

今日は何かをやらなきゃと気ばかり焦っていたようです。


明日は彼女のお墓参りに行って来ます。
高校時代の友達に会えるのは嬉しいけど、目的が目的なので…。

明日はお墓参りで気落ちした後に、楽しみなラジオが2つあるので、精神的には
救われる気がする…。


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いーないーな - 2002年02月21日(木)

ここのカウンタが丁度1717でしたので(笑)

先ほどまでInterFMにFAKE?がゲストしていたので聞いていました。
アルバム発売予定はまだ未定だそうです。
でも、ライブはやりたいみたい(笑)
どっちが悪者かって……どっちもどっちな気が…(爆)

ライブがなかなか良かったので、早くアルバム聞きたいのになぁ…。
ライブを1時間やれるだけの曲数はあるんだから、アルバム作って下さい。

そうそう、KENも井上様も以前はあれでも「サービスしていた」と言ってました。
(嘘、あれで!?と突っ込んだのは私だけではあるまい…)

今は素のままに活動したいらしく、無理に喋るのは止めたとか…。
その割には結構喋っていた気もするけどなぁ…(笑)



君が見つめた…19


「たくろう君!?」

自分の背中の上でいきなり意識を失ってしまったユニコーンに驚いたペガサスは
大きな声で呼びかけながら、慎重に地上へ降りていきました。
ぐったりと力を無くした身体が今にもこぼれ落ちていきそうで、気が気ではあり
ません。

ようやく地上に降り立つと、素早く羽を畳み、ユニコーンの身体をそっと草の上に
横たえます。
軽く揺さぶってみますが、全く意識が戻る気配はありません。

顔色は血の気が引いたように真っ青で、苦しそうに呼吸をしています。
頬に手を当ててみると、驚くほど体温が下がっているのも分かりました。

「これはマズイな・・・ジロウ君はどこにいるだろう・・・」

ペガサスは自分だけではどうにもならない状況になったため、まず先にジロウを
探しに行くことにしました。
後ろ髪を引かれる思いでユニコーンをその場に残し、空へと飛び立ちます。

小さな森を上空から見ると、森の奥の方が切り立った崖になっています。
そういえば、初めて会った時はあの辺りにヘラ鹿と一緒にいたな・・・と思い出し
そちらに足を向けました。

ペガサスの勘は当たり、少し森の開けた場所を見下ろすと、ジロウが座り込んだまま
居眠りしているのが見えました。

「ジロウ君!」

ペガサスは上空から大きな声でヘラ鹿を呼びました。
ヘラ鹿はビクッと大きく身体を揺らすと、はっとしたように上を見上げました。

「すぎぞーさん・・・どうしたんですか?」

まだ半分寝ぼけたような顔をして、頻りに目元をこすっています。

「済まない・・・たくろう君が急に弱ってしまって・・・」

「えっ!?どこにいるんですか!!」

ヘラ鹿はさっと顔色を変えて、真剣な表情で問いかけて来ました。
ペガサスはヘラ鹿の前に急いで舞い降ります。

「ここから少し行ったところなんだけど・・・俺が触っても何ともなかったから、
調子に乗って背中に乗せて空を飛んだら・・・急に気を失って・・・」

「・・・え?・・・触っても何ともないって・・・」

ヘラ鹿はユニコーンが気を失ってしまったということよりもその点に反応を示しま
した。

「いや・・・理由は何故かはよく分からないんだけど・・・とにかくたくろう君が
どうしたら回復するか知らないかい?」

ペガサスはこんな危急の時にそんな事を尋ねてくるヘラ鹿に少し苛立ったように
捲し立てました。

「とりあえず、すぐにここまでたくろー君を連れてきて下さい!」

「分かった!」

ペガサスはすぐにきびすを返して空へと飛び立ちました。
そのまま猛スピードでユニコーンのいる場所へ引き返します。

もし、自分のせいでユニコーンが・・・と思うと居ても立ってもいられません。


<続く>



今夜はラジオを聞きながら書いていたので短めです。どうも済みません。
しかも、これじゃユニコーンが大ピンチなのはそのまま継続ですね…(^^;)




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眠い… - 2002年02月20日(水)

どうやら既に「春眠暁を覚えず」な状態になっている…(早すぎ!)

それでも新聞読んだり、英語の本を読んだりはしてみた。
うむむ、石鹸の話が書きたかったのだが、また今度にしよう…。

ユニコーンで気力が全て尽きました。
カウンタは結構上がってるので、楽しみにしてくれている方がいるのかな〜と思うの
ですが、最近の展開っていかがですか?(反応が気になるらしい…)




君が見つめた…18


「分かったよ・・・じゃあ、本当にちょっとだけだよ?気分が悪くなったら、すぐ
声をかけるんだよ?・・・ちゃんと約束できる?」

ペガサスはユニコーンの熱意に根負けしたように、少し不安げにそう言いました。

「はい・・・約束します」

ユニコーンは赤い目に涙を溜めて、嬉しそうに目を輝かせながらペガサスの目を
真っ直ぐに見つめました。

「よし!じゃあ、少しだけ空を散歩したら、ちゃんとジロウ君と仲直りするんだよ」

「はい、許して貰えるようにちゃんと謝ります」

ペガサスは素直に頷くユニコーンの頭を軽く撫でながら頷き返しました。
そして、ユニコーンを抱きかかえたまま、その場に立ち上がります。

「俺は誰かを乗せて飛ぶのは初めてだから、余り乗り心地はよくないかもしれない
からね」

「・・・え?そうなんですか?」

ユニコーンはペガサスの意外な言葉に驚いたように目をぱっちり見開きます。
ペガサスはそんなユニコーンから一歩離れると、大きな羽を背中に広げました。

「そうだよ。だって、人間には正体をバラすわけにもいかないし、仲間はみんな自分
で飛べるからね」

「俺が初めてなのかぁ・・・」

ユニコーンはその綺麗な羽をうっとりと見つめながら、嬉しそうに呟きました。

「さあ、背中に乗って。落とさないように気をつけて飛ぶけど、自分でも落ちない
ようにしっかり掴まっているんだよ?」

ユニコーンは恐る恐るペガサスの背によじ登りました。
そして、言われたとおりにペガサスの首に腕を回してしっかりとしがみつきました。

「じゃあ、行くよ〜!」

ペガサスは羽をバサッと音を立てて大きくはためかせると、ユニコーンが乗ってる事
を感じさせない程軽々と宙へと舞い上がりました。
見る見る内に地面が離れていきます。

「うわぁ〜、もう木のてっぺんがあんな所に・・・」

いつも水浴びをする泉もまるで水たまりのように小さく見えます。

「あまり遠くへ行くのはマズイから、この森を一周しようね」

そう言ってペガサスが駆け出すと、風がもの凄い勢いで押し迫ってきました。
一蹴りする度にあっと言う間に景色が変わっていくのです。

ユニコーンは初めてペガサスを見た日の事を思い出しました。
彼はペガサスの群れの中でも誰よりも早く空を翔けていたことを・・・。


ユニコーンの住む森は小さな森なので、ペガサスにかかるとほんの数分で一周回って
しまいます。
自分の全世界がこんなに小さいのだと、ユニコーンは改めて思い知らされたような
気がしました。

「すぎぞーさん・・・もう少し遠くまで行ってみたい・・・」

「それはダメ。ここから離れると具合が悪くなってしまうんだから、我慢しないと」

ペガサスは我が侭を言うユニコーンを諭しました。

「でも・・・」

「また連れてきてあげるから。今日はそんなに調子が良くないんだからダメだよ。
少しずつ様子を見ながら、遠くまで行けるか試してみないとね」

「でも・・・もうすぐすぎぞーさんはいなくなってしまうんでしょう?」

ユニコーンは少しずつ自分の目の前が暗くなっていくのを感じました。
段々と身体の力が抜けてきます。

「それは誰に聞いたの?」

「ジロウが・・・ペガサスの群れがもうすぐ移動するから、すぎぞーさんもいなく
なっちゃうって・・・」

ユニコーンはペガサスに気づかれないように、必死でペガサスの首にしがみつこうと
しました。
しかし、自分の気持ちとは裏腹に、全身が小刻みに震えて、全く力が入らなってしま
います。

「・・・確かに群れは移動を始めているよ・・・」

ペガサスのその言葉を遠くで聞きながら、ユニコーンは絶望的な気分で真っ暗な
闇の中に落ちて行きました。


<続く>



ユニコーン大ピンチ!!どうなってしまうのか!?待て次号!!
(何やらこのあおりは少年漫画風…(笑))
しかし、明日は多分残業……。




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英語のお勉強 - 2002年02月19日(火)

先日のLOADEDライブ後にあったサイン会で自分の英語のダメさにショックを受けた…。
意外と度胸はあるのか、目で訴えてダフ様にしっかりハグして貰ったけど、せっかく
メンバーが話しかけてくれたのに、受け答えがまるで出来ない…。

確かに英語は苦手だったけど、中高6年間もやってきてこれですか…。
(既に高校時代なんて遙か昔ですが…(^^;))

大学受験の時も英語がまるでダメだったから、ランクを落とさざるを得なかったという
イヤ〜な思い出もあったりして…。
大学では全く英語の授業を取らなくていいような方法で、単位取得に励みました(爆)

しかし、逃げていたしっぺ返しというものはいつかは訪れるもの…。
このグローバルな時代では英語から逃げても追いかけられるんですよね。

会社に入って、まず「TOEIC」が必須というのに泣き、使用するソフトのヘルプが英語
なのに泣き、時々かかってくる英語の電話に泣き……etc.
それでも、英語の勉強だけはどうしてもやる気になれなかった…。

その私が一念発起した理由が「ダフと喋ってみたい」って……いいのか?(爆)

でも、とにかく初歩からやらないとならないので、まずは「世界一簡単な英語の本」を
買ってみたりして…(苦笑)
とりあえず3日坊主にならないよう祈るのみです。

ああ、この本にも「英語の勉強に近道などない」ってはっきり書いてあるよ〜(^^;)



君が見つめた…17


ユニコーンはその日はずっと自分の家にしている洞窟の中に籠もったままでした。
ヘラ鹿もユニコーンの顔を見ることも出来ず、一日中洞窟の入り口が見える場所に
座り込んだまま、悶々として過ごしました。


次の日、ユニコーンは泣き過ぎたのか腫れぼったくなった目をして、洞窟から出て
来ました。
夜通し起きていたヘラ鹿が、日が昇って暖かくなったためについうとうとと居眠り
をしている隙に、そっと水場の方へと走っていきます。

自分でも泣きはらした目をしている事は分かっていたので、出来るだけ早く水で
冷やしたかったのです。
何せもうすぐペガサスがやってくるのですから・・・。

綺麗な泉の水に何度も顔をつけて冷やしたり、水面に顔を映したりという事を何度
も繰り返しますが、さすがにすぐには腫れが引きません。

「どうしよう・・・。俺、すっごい不細工な顔になってる・・・」

水面を覗きこみながら、ガックリと肩を落としているユニコーンの背後から、
タイミング悪く聞き慣れた声がかかりました。

「やあ、たくろう君。何してるの?」

「すすす、すぎぞーさんっ!?」

ユニコーンは心臓が口から飛び出しそうな程驚いて、頭のてっぺんからひっくり
返った声をあげてしまいました。

「どうしたの?そんなにビックリさせちゃったかな?」

「いっ、いえ・・・あの・・・」

ユニコーンは泣きはらした目のままでペガサスの方を向くわけにもいかず、その場
に固まったように動けなくなりました。

「そんなにじっと水を見て、どうしたの?何かいるのかな?」

ペガサスは様子のおかしいユニコーンに気兼ねする気配もなく、ユニコーンの側に
近寄って来て、一緒に泉を覗き込もうとしました。

「あの・・っ・・・あの・・・見ちゃダメです」

「どうして?」

「どうしてもダメなんです・・・」

ユニコーンはペガサスが納得してくれるような言い逃れも出来ず、固まったまま
動けません。
ペガサスはそんなユニコーンの姿がおかしくて、くすくすと笑いながら泉の側に
座り込み、動けないでいるユニコーンの顔を見つめました。

「・・・ジロウ君とケンカでもしたの?」

脇から見える泣きはらした目だけでピンと来たのか、ペガサスは優しく問いかけ
ました。

「・・・俺が悪いんです。言っても仕方のない事でジロウを困らせちゃって・・・」

「昨日眠れなかったの?目が真っ赤だよ?」

ユニコーンは黙ったまま、こっくりと頷きます。
一頻り泣いた後はジロウに申し訳ないことをしたという後悔ばかりが襲ってきて、
眠れなくなってしまったのです。

ジロウが洞窟の外でうたた寝をしている姿を見て、もっと居たたまれない気持ちに
なって、謝る事も出来ずにここまで逃げてきてしまったのでした。

「たくろう君がそれだけジロウ君に悪い事をしたと後悔してるんだから、ちゃんと
謝ればジロウ君も分かってくれるよ」

「・・・ジロウは優しいから・・・謝れば許してくれるだろうけど・・・」

ユニコーンはようやくペガサスに向き直って、真っ直ぐにその目を見つめました。
ペガサスはこれ以上はないくらい優しい表情で微笑みかけてくれています。

「・・・すぎぞーさん・・・」

ペガサスは何も言わなくてもユニコーンの気持ちを察したのか、ユニコーンの身体を
ゆっくりと胸に抱き寄せてくれました。
その温かさに身も心も包まれて、ユニコーンはほっと溜め息をついて、ようやく落ち
着いたかのように、そっと目を閉じました。

ペガサスは事情は何も聞かず、ただユニコーンのたてがみを優しく撫でてくれます。
その心地よさにユニコーンはまた涙が出そうになりました。

「・・・今日は空の散歩はなしにしようか・・・?」

「えっ?」

「たくろう君も寝てなくて疲れているようだし・・・。ただでさえ余り身体に良く
ないことをしようとしてるんだからね」

ペガサスは宥めるようにそう言います。
ユニコーンはそれを阻むかのように、ペガサスの身体をぎゅっと抱き締めて、縋り
つきました。

「イヤです。絶対に今日連れていって下さい!!身体は大丈夫です。元気ですから、
お願いします・・・お願い・・・」


<続く>



何だか段々佳境に入ってきた感じです。
早く続きが書きたい〜。でも、そろそろ寝ないと…(^^;)




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色々気力が萎えてます… - 2002年02月18日(月)

週末に楽しく浮上しても、余りにも会社の雰囲気が暗い…。
落ち目の会社というのはこういうものなのか…という程、鬱々としてます。
自分の気力を奮い立たせようにも、どうも周りに引きずられがちです…。

今日もどこかでリストラの話…。明日もどこかで…デビルマン〜♪(おや?(笑))
くそ〜、負けるもんか!!と通勤にはJのアルバムで気愛入れてます!
この前のLOADEDライブでGETしたDUFFのピックも財布に常備です!!

ライブに行くためには働いてお金を稼がなきゃならんのだ〜!
私が働いているのはそのためと言っても過言じゃない…。


今日は(暇なのだが朝フレックス使用のため)残業してきたので、ユニコーンの続きは
止めておきます…。
あれは時間がかかってないように見えて、意外と書く時間を取られてしまう物なので
ありました(^^;)


ああ、時計がとっくに12時を過ぎている。
今日は愛鳥モン太の4回忌…。
ちなみにモン太は赤い鶏冠も凛々しいオスのチャボだったのでした。

家族同然のペットを飼ってる人なら気持ちが分かって貰えるだろうと思いますが、

彼は日本一のチャボだったんです(愛)

寿命を全うして亡くなったんですが、亡くなった4年前の今日、会社からの帰宅途中に
電話を貰い、そこからは電車やバスの中で泣きながら帰ってきて、家についても
ご飯も食べず、亡骸を入れた箱を抱きながら、数時間の間ボロボロ大泣きしました。
後にも先にもあんなに泣いた事はないんじゃないかしら…。

膝の上で撫でてあげるとそのまま寝てしまう位慣れていたからなぁ(涙)
本当に可愛かったです…。あんな賢いチャボはもういないだろうなぁ…。

今日は彼の大好物だったバナナを買ってきて、仏壇にお供えしました。
うちの小さな仏壇はお祖母ちゃんとモン太の写真が並べて飾られています。

多分、日本中を探してもそんな事してるのはうちくらいじゃないかと思う…(^^;)


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ぐーたら週末 - 2002年02月17日(日)

何も予定がないとついついぐーたらに過ごしてしまいがちです。
オリンピックを見たり、小田和正のライブを見たり…(苦笑)
気力が減退していると、何もする気が起きません。
2月は毎年バイオリズムが低下しがちです。

昨日はどうも風邪の引き始めっぽかったのですが、大人しくしていたら大分良くなった
ような気がします。

今週は19日が愛鳥モン太の4回忌、23日が去年亡くなった友達の一回忌です。
色々と思い出して切ない気分になりそうです…。

今夜はラジオにリーダーが復活してくれたので、気分的には浮上しました。
やはり自分は単なるタクファンだなぁと再認識(笑)
お陰でユニコーンの続きを書く気力が沸いてきました。
でも、ダウナーモードなのが微妙に影響していたり…(^^;)




君が見つめた…16


「ジロウは俺の事ひいき目に見てるからだよ・・・」

ユニコーンはそんな風に言いながらも、嬉しそうに微笑んでいます。

「すぎぞーさんも少しはそう思ってくれてるのかな・・・」

そう呟くと、ユニコーンはペガサスを思い出しているのか、遠くを見つめました。
うっとりと夢見るような瞳をして、まるで恋をしているかのようです。

初めて見るそんなユニコーンの表情がヘラ鹿には面白くありません。
もやもやした心の内で『ちょっと苛めてしまおうかな・・・』という悪戯心が芽生え
ました。

「そういえば、ペガサスの群れはもうすぐこの辺からいなくなるらしいよ」
「えっ!?」

ユニコーンは驚いた様子で、ヘラ鹿の顔をまじまじと見つめます。

「ペガサスは一カ所に留まる事がないからね。すぎぞーさんが今日来れないのも
その準備をしてるんじゃないのかな?」
「・・・・・そっか・・・・・」

ユニコーンはショックで打ちのめされたのか、顔色が真っ青になってしまいました。

「たくろー君・・・ごめん・・・そんなに驚かせるつもりじゃ・・・」

つまらない悪戯心でユニコーンを悲しませてしまったヘラ鹿は慌てました。

「ううん・・・いいんだ・・・いつかは行ってしまうって分かってた事だし・・・。
俺もペガサスに産まれてたらなぁって、ちょっと思ったけど・・・」

ユニコーンは目に涙を溜めながら、聞き取れない程小さな震える声で呟きました。

「たくろー君・・・俺はずっと側にいるよ・・・だからそんなに悲しまないでよ」

ヘラ鹿は思わずユニコーンの近くに寄って手を伸ばそうとしましたが、触ることは
出来ないので、ぐっと堪えるように強く手を握りました。

「・・・俺はペガサスにもなれないけど、ヘラ鹿にもなれないよ。ジロウだって
ちゃんと可愛い彼女がいるじゃないか・・・俺には誰もいないもん・・・」

「えっ!?・・・たくろー君、何で知ってるの?」

ヘラ鹿はユニコーンの言葉に驚きを隠せませんでした。
彼女の存在はユニコーンにはずっと秘密にしていたのです。

「だって、森の外でデートしてるのも見たし・・・夜になるとこっそりヘラ鹿の群れ
に戻ってるのも知ってるし・・・」

いつもぼんやりしていたユニコーンに意外と鋭く見られていたのを知って、ヘラ鹿は
言い訳も出来ずに黙り込んでしまいました。

「ジロウだって、本当は彼女の事が一番好きなんでしょ?愛し合ってつがいになって
るんでしょ?子供を作るような事をしてるんでしょ?」

「たっ、たくろー君!!」

ヘラ鹿はユニコーンの思いがけない言葉に、真っ赤になってしまいます。

「・・・俺には誰もいない・・・ユニコーンはみんないなくなっちゃったから・・・
もう、誰も俺の事なんて好きになってくれないんだ!!」

ユニコーンは目から大粒の涙を溢れさせながら、吐き捨てるようにそう言うと、
そのまま森の奥へと走り去って行きました。

「たくろー君・・・」

ヘラ鹿は独りぼっちのユニコーンを深く傷つけてしまったという後悔の気持ちで
心がいっぱいになり、ガックリとその場に膝をついてうずくまってしまいました。
ユニコーンを追いかけようにも、慰める言葉が思いつきません。

ヘラ鹿は悔しげに何度も何度も自分の拳を地面に打ち続けました。
きっと、ユニコーンの痛みはこんなものではないだろうと思いながら・・・。


<続く>



おお、急展開・・・。ユニコーンって何だか可哀想かも・・・。
ヘラ鹿には元々彼女がいたんですが、まさかこんな展開になるとは・・(^^;)




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気力を使い果たした模様… - 2002年02月15日(金)

Jのレポが余りに長くなったので、色々な事をするプライベート時間や、睡眠時間が
かなり削られてしまい、昨日のバレンタインデーはPCを立ち上げず、洗濯と睡眠に
当てました(^^;)
レポは早く書かないと忘れちゃうかなぁと思って…。

後から読み返してみると、あの汚いメモ帳からよくここまで書けたなぁと思う反面、
何だかインチキな事を書いているかも…という不安も出てきました。
表情も見逃したくなかったので、Jを見ながらメモしていたせいか、自分の字なのに
自分で読めない部分も多々あったり…(笑)

書き留めてあるのはインパクトのあった言葉だけなので、その言葉と言葉を繋げていく
途中の会話に関しては、かなり自信無しです…。
読んだ方も全部が全部正しいと信じないで下さいね。

ああ、誰かテープ起こしして正確なレポ書いてくれないかなぁ…。
(テープに録ってる時点でマズイだろうが(^^;))


そういえば、昨日はバレンタインデーでしたね。
私はここ数年、義理チョコ(?)しか買った事がないという情けない女なので、
今年も半分は自分が食べたいのを「バレンタインだから」と言い訳して、家族に
ケーキを買いました。
これはまだ私が幼児期に住んでいたアパートの近くにあるケーキ屋で売っている
昔からの定番商品なのですが、チョコとモカのスポンジケーキを細長い四角に切って、
クリームを接着剤にして市松模様に組み合わせてある物をチョコでコーティングして
あるケーキで、うちの家族の好物です。
もの凄く美味しいというわけではないんだけど、ノスタルジーを感じる味なのかな…。
甘い物は余り好きではないのですが、誕生日などの機会にはよく買ってますね(^^;)


さて、頭の中の「ぴよぴよモード(笑)」を明日には切り替えて、角馬さんの幸せを
追求せねば…。
でも、このぴよぴよモードで何か形にしたい気もしてちと悩む…(^^;)

そういえば角馬さん(ユニコーンともいう(笑))のモチーフになった方は、私の好きな
B’zの松本さんのソロアルバムに曲を提供したとか…。
「ENGAGED」という曲のタイトルに萌えたのは言うまでもありません(笑)
アルバムにはインストとして入ってるそうですが、実は歌詞もあるとか…。
どこかで公表して頂けませんかねぇ?お蔵入りになるのは惜しい…。
(内容が萌えネタになりそうな気がするから(爆))

どうやら、このアルバムが出る日にミニアルバムも同時に出るそうですね。
この2月27日というのはリリースラッシュでして、既に灰色や偽物?のマキシや
杉様の映画サントラなど、予約してあって買う予定のものが目白押し…。
ぴよの春ツアー前にこの出費だけでもかなり痛いです(T_T)

やはりレンタルで借りるしかないかな…(爆汗)


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Jトークイベントレポ(その2) - 2002年02月13日(水)

2日間に渡ってレポ書いたので滅茶苦茶疲れました。
我ながら頑張りすぎ…。本当に長いです。
もう一日分に分けるのも面倒になったので、今日のに全部載せておきます。
暇があったらちゃんと整形してサイトのレポコーナーに載せるかも…。

注意点としては、このトークイベントの最中に司会の羽積氏が何度も何度も

「この場限りのオフレコですよ。掲示板とかに書いちゃダメですからね?」

と念を押していたので、これを読む方もこっそりと楽しむだけにしておいて下さい。
昨日以上にネタバレ警報が出る様な話ばかりなので…。

ここはあくまでも私個人の「日記」ですからね(^^;)
節度を守って楽しんで頂ける方ばかりだと信じてますので、よろしくお願いします。


******

羽:あと、ツアーの前に新曲が出るんだよね。実は僕は聞かせて貰ったんですが、
  凄いカッコイイ曲です。アルバム出したばかりなのに、もうこんな曲を作って
  これ、どうしてアルバムに入れなかったの?

J:新曲のタイトルは「Go Crazy ご・・・」あっ、違った!
  (どうやら、曲タイトルとツアータイトルとがごっちゃになった模様(笑))

  (タイトルを間違えたので)まるで僕が作ってないみたいじゃん(焦)
  
  この曲は去年の年末にアルバムを出した時に、ようやく自分のホームページを
  立ち上げたんですが・・・アルバムの中にアドレスいれといたんだけど、
  これが5日間で50万ヒットを記録しまして・・・(客席からどよめき)

  ここから僕に直接メールを送れるようにしておいたんですが、それでメールが
  どっと来まして・・・読むのは大変だったんだけど、みんなの感想がたくさん
  書いてあるので、ずっと読んでました。

  ホント、どうやって知ったのか分からないんだけど、海外からもいっぱいメール
  が届きまして・・・アジアとかヨーロッパとか・・・英語がネイティブじゃない
  からか、よく綴りとか間違えてて理解するのが大変だったんですけど・・・。
  
  それを読んでいたら・・・お正月?1日とか2日とかにもう新しい曲のアイデア
  が浮かんで・・・でも、世間的にはお正月って休みじゃないですか。だから、
  ずっと一人で悶々としていて・・・6日だか7日だかから全国プロモーションに
  出たんですけど、その時にレコード会社のスタッフと会って「新曲録るから!」
  って・・・「えっ!?」って、スタッフの人てんやわんやになってました(笑)

  実は今日に間に合わせて持ってきたんですけど・・・。

羽:え?もしかして、ここで聞けるの?(会場がわーっと沸く)

(新星堂のスタッフさんらしき人からOKの合図が出る)

羽:これは凄いね。勿論、本邦初公開だよね?

J:(得意げに頷く)えー、じゃあ、3月20日に出る新曲を聞いて下さい。
  「Go Crazy」(曲タイトル)

*****
曲がかかってる間、客から集めた質問用紙が届き、羽積氏が選別していく。
時折、面白い質問があるのか、Jにその紙を見せて二人で笑い合ったりしている。
Jさんはここで煙草を一服。いつものマルボロメンソールライトでした。
おもむろにエビアンのボトルに手を出して、栓を開けて、水を飲んでいる。

こちらは曲も気になるが、吹き出して笑ってるJさんの表情も気になって、曲に
集中出来なかったため、歌詞などは書き留められず…(^^;)
*****

羽:どうでした?カッコイイでしょ?俺は「追いサビ」って呼んでるんだけど、
  こう、サビが来た後に、また畳みかけるようにサビが覆い被さってくるような
  構成になってるよね。

J:(褒められて嬉しそう)こんなにうるさくて、こんなにメロディアスな曲を
  書かせたら、俺、日本一ですよ(照笑)

羽:えー、勿論、このイベントは新星堂さんのイベントですので、皆さん、是非
  新星堂さんで予約して下さい。・・・あ、もしかして、何か特典つくのかな?

(新星堂のスタッフさん苦笑しながら「ちょっとまだ・・・」)

羽:まだ未定ですが、何かつけてくれるようです(笑)
  これって、他に3曲入ってるんだよね?

J:「Go Crazy」の後にリミックス曲が3曲入ってます。

羽:このリミックスする人達がまた凄いんでしょ?

J:そうですね。まず1曲目をお願いしたのが、五味さん(?)っていう人なんです
  けど、マイケル・ジャクソンやマライア・キャリーのリミックスなんかもして
  いる人で・・・マイケル、マライア、Jですから(笑)

羽:何か凄い並びだね(笑)

J:この方には「Gabriel」をお願いしたんですが、今、丁度NYからこっちに
  向かっている頃だと思います。まだ聞いてないんですが、俺も楽しみです。

  2曲目は皆さん「ポリシックス」ってバンド知ってます?日本のテクノ・・・
  みたいな・・・テクノって文化系って感じで好きじゃないんですが・・・。

羽:カットが?

J:え?今の発言カット?まずかった?

羽:いや、テクノカット!(が嫌いなの?という意味らしい(笑))
  (パツンっと坊ちゃん刈りみたいなカットをするジェスチャーをする)

J:あ、何だ(笑)。またヤバイ事言っちゃったのかと思った。
  えー、で、そのポリシックスってバンドのギターの林くんって人に・・・彼は
  21とか22でまだ若いんですよ。その彼に「Twisted Dreams」を・・・。
  
  で、3曲目が・・・ほら、でかい人いるじゃないですか・・・。
  (一瞬、え、ダフの事?と勘違い(苦笑))
  あの、布袋さんなんですが、実は今回の彼のアルバムで僕がベース弾いてるん
  ですけど、それって布袋さんから直接電話がかかってきて「J、ベース弾いて
  くれないか?」って・・・。前にTVで一言、二言喋ったことがあるだけだった
  んですが、「いいっすよ」ってOKして・・・。
  「この曲はJに弾いて貰いたかったんだ」って言ってくれて(照笑)
  布袋さんは余りリミックスとかやらないらしいんですけど、今回お願いして、
  ・・・それが「Perfect World」なんですけど・・・。
  
羽:それは凄いじゃない!Jさん、こんな風に言ってるけど、ホントに軽く引き
  受けたんだと思うよ。そういう人だから・・・。

J:そういう人の繋がりって面白いなって・・・。
  あ、「Go Crazy」では夏のFWツアーの仙台公演に出ていたフルゲインってバンド
  のヴォーカルのナグラちゃんにコーラスをお願いしたんですが、あのツアーも
  そうやって繋がって行くんだなと思いましたね・・・。

*****

羽:じゃ、この辺で皆さんから集めた質問をいくつか聞いてみたいと思います。
  まずこの方「ロック界のファッションリーダー(笑)のJさんにお伺いします。
  今日のファッションのポイントは何ですか?」

J:僕、ファッションリーダーじゃないですよ。ファッション誌みたいなのから取材
  が来ても、絶対答えないもん(笑)

羽:いや、この人ここに「カッコ笑い」って書いてあるよ(笑)(ナイス(爆))

J:今日のファッションのポイントですか・・・?
  えー、この服はDOLCE&GABBANAです。(あのボロいGジャン上下が…(^^;))
  あとは、このインチキ臭い帽子ですか?(笑)(分かってるじゃん(笑))

  (会場から「(帽子)取ってー!」という声がかかる)

J:・・・ダメ。これは取れない!
  (そういって、両手で帽子の縁を引っ張って髪を隠そうとするJ(笑)
   寝癖でもついていたのではないかと推測される…(爆))
  
羽:じゃ、次ね「Jさんも落ち込むことはあると思いますが、そういう時はどうしま
  すか?」という質問です。
  
J:うーん、落ち込む時はとことんまで落ち込みますね。でも、復活も早いですよ。
  落ち込んでるのをこの辺(俯瞰?)から見ている自分がいて・・・。落ち込んで
  る自分をバカにする自分?・・・こう漫画の主人公みたいに(机に手をついて
  落ち込むフリをする(笑))なってる自分を鼻で笑っているような・・・。
  自分でも分裂してるなーと思うんですけど・・・。

  でも、ダメだーって思っても、ダメならダメでもいいじゃん。中途半端に落ち込
  んだらかえってダメだと思うし。落ちるならとことん落ちる方がいいと思う。
  そこから何か見えてくると思うから・・・。

羽:Jさんは中途半端が嫌いな人ですからね(苦笑)
  じゃ、次の質問行きます「もうすぐツアーがありますが、今度のツアーでは
  ヴォーカルに専念するんですか?アルバムではギターも自分で弾いてますが、
  ライブでもギターを弾いたりしますか?」

J:ヴォーカルで歌うだけって事はないと思います。ベースは弾きますよ。今回も
  あの最強メンバーでツアー回るつもりですから。
  ギターですか・・・?ギターはもう2人いるから、俺が入ったらうるさいって
  言われちゃうから、多分弾かないです。
  
羽:次の質問です「Jさんは今度のワールドカップどこが優勝すると思いますか?
  日本は予選突破できると思いますか?」

J:・・・順当に行けばフランスが勝つんじゃないかな?
  日本は・・(しばらく沈黙)・・・地の利があるから・・・そういうのって侮れ
  ないって言いますよね。ほら、それに今回ワールドカップ6月にやるでしょ?
  梅雨ですよ。こっちに来る人達はやりにくいんじゃないですか?誰かが仕組んだ
  としか思えないよね。

羽:Jはどこかの試合を見に行く予定はないの?
  あ、これはオフレコでね。みんな掲示板とかに書いちゃダメだよ?(笑)

J:札幌でやるイングランド対アルゼンチン戦は見に行ってみたいなぁ・・・。
  そういえば、昨日の夜、イギリスのフーリガンの事TVでやってたんだけど、
  誰か見た人いる?

  (私は偶然その番組を見ていたので反射的に手を上げました。さすがにそれほど
  見ていた人はいないらしく、手を上げている人が少なかった為、こちらを見たJ
  とバッチリ目が合ってしまった……一瞬ぎょっとしたわ…(^^;))

J:その番組でフーリガン対策がどうのこうのってやっていたんだけど、フーリガン
  は海外から来るヤツばかりじゃないよ。国内フーリガンがもうここにいるっちゅ
  ーの。・・・ねぇ?(笑)
  (ギャル語炸裂(笑)それなのに自分はフーリガン並みに暴れん坊だっていいたい
  のね(^^;))

羽:みんなJが行く会場には近づかない方がいいよ(笑)
  じゃ、次の質問「Jさんがどこかの雑誌のインタビューで、前のアルバム
  『PYROMANIA』でやりたかった事が今回の『Gabriel』という曲で完結したと
  言ってましたが、意味がよく分からないので教えて下さい」

J:「PYROMANIA」でやろうとしていたロックのグルーヴ感みたいな物を、出した後
  にも色々考えていて・・・LUNA SEAの「Sweetest Coma Again」でも、そういう
  のを出そうとしたんだけど、ああいう縦ノリのような横ノリのようなグルーヴ感
  みたいなものは、今回の「Gabriel」で完成(完結だったか?)したかな・・・。
  
  この曲は黒人の人が3人くらいでコーラス隊みたいなのをやっている、ああいう
  感じを出したくて、僕のボイストレーナーをしてくれたミミさんにコーラスを
  お願いしました。ミミさんは1人で3人分のコーラスをやってくれたんですが、
  それをミミーズと呼んでいます(笑)

羽:次の質問は・・・これで最後になるかな?
  「Jさんが最近音楽以外で楽しんでいることって何ですか?」

J:楽しい事・・・?俺は基本的には音楽バカだから・・・。そうだなぁ。洋服とか
  映画とか、酒とか・・・色々あるんだけど、全部アウトプットが音楽に返ってく
  るから・・・音楽以外でねぇ・・・・寝てる時かなぁー?(笑)

  (寝てる時かなぁー?という言い方が何ともJさんらしい!可愛いです(笑))

羽:じゃあ、もう時間も無いようだし、最後にこれからの抱負をお願いします。

J:えー、もうすぐライブツアーが始まるので、皆さん友達連れてきてね?(笑)
  きっと楽しんで貰えると思います。(この後何か色々言ってた気がする…)
  でも、倒れたーっていうのはナシね。よく踵の高い靴を履いてる人がいるけど、
  あれで来て倒れたら危ないから・・・。

羽:そうそう、踵の高い靴は普通に履いてても危ないからね。
  今日は割と皆さん大人しい感じだけど、ライブになったら暴れるんでしょ?
  髪の色も黒い人が多いけど、ライブになったら色が違ってたりするんでしょ?

  (羽積氏はJスレを誤解しているのか、それが正しいのか(苦笑)でも、本当に
  髪の色は大人しい黒や濃茶位の人が多かったなぁ。Jスレ少なかったんだね…)

J:年末にやったイベントとか、年末年始のラジオ(キャンペーン)もあったんです
  が、久しぶりにこうしてみんなに会う機会が作れて良かったです。
  「BLOOD MUZIK」がみんなの人生の中の一枚になってくれれば・・・(照笑)
  今度出るのも凄い可愛い曲なんで・・・。
  
  次はライブで・・・(しばらく考える)・・・はち切れましょう(笑)

羽:じゃあ、本当にありがとうございました。締めに一言。

J:いつまでもあると思うな・・・・(と言ったはいいが次が出てこなくて焦る(爆))

羽:・・・親とJ?(笑)

J:そうそう!(笑)(フォローして貰えてほっとしたらしい表情(^^;))

この後、Jさん、照れ笑いをしながら立ち上がり、満場の拍手に両手を上げて答える。
そして、右手を高く上げて、人差し指と小指を立てるサインをしながら、上手の袖に
歩いて去っていきました。


この後、Jさんのサイン色紙の5名様プレゼントの抽選会があり、約1時間余りで
イベントは終了になりました。


どこでだったか分からないけど、羽積氏が「Jのファンだから、前にわーっと押し
寄せてくるかもしれないので、今日はちゃんとセキュリティの伊藤さんがあそこに
待機しています」と言ってました。
ちゃんと伊藤さんは上手のステージ下の定位置にいて会釈していましたが、羽積さん
のJスレに対する認識って・・・(苦笑)

伊藤さんはFAKE?の時にもJについていたらしいし、姫専任になったのかしら(爆)




-

Jトークイベントレポ(その1) - 2002年02月12日(火)

新星堂主催のJトークイベントレポですが、もの凄い量になったので、何回かに
分けて出します。

内容的にはネタバレ注意な箇所もありますので、こっそり楽しんで下さい。
あちこちにふれ回らないで頂けると有り難いかと…(^^;)



2002.02.11(月・祝) 原宿アストロホール

運良く当たったので行って来ました。
開場17:00、開演17:30ということで、16:40位に開場着。
(本当は大分前から近辺をうろうろしていましたが…)
既に整列が始まっていて、一緒に来ていた友達と分かれて、列に入りました。
周りを見回してもいつものような激しいJスレさんが殆どいない…。
ごくごく普通の人が多いようでした。何せ皆髪の色が地味…(爆)
どうやら他のメンバーのSLAVEさんが多いようでした。
見た限りでは杉スレさんやRYUスレさんがいましたね。
やはりJスレさんは大々的に宣伝していたタワレコのイベントに行った人が
多かったのでしょうね。
私は月海さんのFILM GIGに行ってしまいましたが(^^;)
男性もちらほらいましたが、いかにもJスレという感じの人がいなくて
全体的に大人しい感じ。

開演前に質問用紙が配られたのですが、私が並んでいたところは隣のビルの
空調室外機の前で冷風がびゅーびゅー吹いていて寒かった…。
手がすっかりかじかんで、上手く字が書けなかったので苦労しました(^^;)

新星堂のスタッフさんはなかなか手際良く、ちゃんとハガキについている番号順
に2列に並ばせてくれました。
ただ、さすがに全国の新星堂でハガキを配ったためか、ちらほらと欠番が出て
いるようでした。
私は80番台でしたが、当選ハガキの整理番号より、8番も若い番号の整理券を
渡されたので…勿体ない…。
気愛の入ったJスレさんが何人も「ハガキ譲って下さい」の紙を持って近くに
立っていたので、こういう人に回してあげればいいのに…と思ってしまいました。

アストロホールは地下にあるので、狭い入り口を入り、階段を降りて入りました。
中は小さいライブハウスという感じ。
入り口は後ろで、前にステージがあり、ちゃんとPA卓もありました。
ぎっしりと椅子を入れていましたが、200人も入れなかったんじゃないかと。
さすがに当たった人が少ないという噂だけの事はある…。
ステージには長方形の机と椅子が2つセッティングされていました。
机の前にはBLOOD MUZIKのポスターが3枚くらい貼られていて、足下が見えないよう
になってました。
机の上にはマイクと封をしたままのエビアンのボトルが2本。
あとからスタッフさんが灰皿を持ってきていました。

私はすっかり冷えてしまっていたので、決められた席に着く前に慌ててトイレに
行きました。しかし、慌てる必要は全くなかった…。
結局、開演は10分位押したのです(^^;)。
外で入り待ちをしていた友人達によると、開演が17:30なのに、Jが会場入りした
のは17:25!!
スタッフさんが何度も「えー、只今打ち合わせ中でして…」とお詫びを入れていた
理由がよく分かりました(笑)
絶対にヤツは寝坊したんだと思われます(爆)

まずはスタッフさん(14のスタッフさんらしき人。マネージャーさんか?)に
よる司会進行役の紹介。
司会役はお馴染みのFOOL'S MATE編集長、羽積氏でした。

この先は話し言葉形式で書きますが、テープ起こししているわけではなく、簡単に
メモを取った内容を元にしているので、大体のニュアンスがこんな感じだったと
思って下さいね。
ちなみに( )内の言葉は私のツッコミです(笑)

*****

羽:皆さん、どうも。新星堂さんのイベントという事で呼んで頂けて光栄です。

みたいな挨拶を一通りした後、

羽:では、本日のゲスト、Jさんをお呼びしたいと思います。
  彼はとても照れ屋でして、こういう機会は滅多にないと思います。
  まさに「天然記念物」並みに貴重な方なので、皆さん暖かく迎えて下さい。
  それでは、Jさんどうぞ。

(て、天然記念物…さすが羽積氏、言うことが違う…(^^;))

しかし、照れ屋なJさん、なかなか出てきません(笑)
出てきた時もとても恥ずかしそうに照れくさそうに笑いながら、背中を丸めて上手
から歩いてきました。
ステージ向かって左側にJさん、右側に羽積氏が座りました。
(ちなみに私は左側の席でした。ラッキー♪)

<Jさんの服装チェック>
洗い晒したような薄いブルーのGジャン、ジーンズの上下。
所々破れたのを繕ったような跡がありました(上下共)
Gジャンの下には豹柄のぴったりしたシャツ。
茶色の革ベルト。特に飾り気のない普通のベルトでした。
頭にはあのチェックのハンチング…。
首にいつものマリア様のネックレスを下げていました。
珍しくグラサンはなし(笑)
髪はいつもよりくすんだ金色で、襟足ともみ上げは長めでした。

何となく寝起きのような眠そうな顔をしていました。
一生懸命、目を大きく開けようと努力している感じ(笑)
本人も眠いとどこかで漏らしていたような…(やはり寝坊だったのか(爆))

羽:えー、今回はアルバム「BLOOD MUZIK」を買った方へのイベントという事なので、
  まずはアルバムの話から行きましょうか。
  レコーディングはどんな感じだったの?

J:今回は凄く時間がなくて、スタジオにしばらく籠もりきりになったんですけど、
  なので、なるべくリラックスできる空間にしたいというか・・・スタジオに
  いろんな物を持ち込みましたね。
  人形がずらっと並んでたりとか、ポスターがずらっと貼ってあったりとか、あと
  ロウソクがずらっと並んでたりとか・・・。(え?ロウソク!?(笑))
  自分の部屋にいるみたいにリラックスできるようにしたかったんですね。
  
  レコーディングの合間に買い物に行ったりしたんですが、新宿のALTAに買い物に
  行った時、中にある雑貨屋さんで・・・のれん・・・っていうんですっけ、あの
  台所の入り口とかにこう垂れ下がってる・・・(ジェスチャーしている(笑))

羽:それ「簾(すだれ)」じゃないの?

J:そうそう、そのすだれ?・・・それが何かマリファナの葉っぱみたいなすだれが
  あったんですよ。・・・で、気に入って、すぐ買ってきて、スタジオの入り口に
  かけておいたんですね。そしたら、いつもお茶を入れ替えてくれるスタジオの
  スタッフの女性に「Jさん、あんな所でマリファナ干してる」って言われたと
  スタッフに言われまして・・・(苦笑)

羽:いや、皆さん、当然ですが、Jさんはそういうのはやらないですよ(笑)

羽:(会場が静かなので)何か皆さん、緊張してません?そちらが緊張してると
  こちらにも移っちゃうんで・・・。Jさんのライブに来ている時のような
  元気がありませんねぇ・・・。
  
  じゃ、アルバムの曲について聞いてみましょうか?皆さんがこの曲について
  聞いてみたいというのはあります?好きな曲とかあるでしょ?

(会場から「Die for you!」と声がかかる)

J:「Die for you」ですか・・・。あの、あれって最初は「Pray for you」って
  タイトルだったんですよ。・・・あ、ここだけの話なんですが、ゴジって分かり
  ます?誤る字って書くんですけど・・・。

羽:雑誌編集で一番気をつけなきゃいけないあれですね。

J:そうそう。実はアルバムのブックレットの中の「Pray」の綴りが「L」の「Play」
  になってるんですよ。LじゃなくてRですから。「祈り」って意味の方の「Pray」
  ですから。帰ったらこっそり直しておいて下さいね(笑)
  
羽:じゃ、次にこの曲について聞いてみたいという人はいますか?

(会場から「aloneのPV撮影の事を聞きたい」と声がかかる)

羽:この中で「alone」のPV見た人はどのくらいいます?
  (十数名?手を上げる。やはりJスレが少ないせいか人数が少ない…)

J:「alone」ですか。あれって夜をイメージしたPVなんですよね。
  あのPVってアメリカで撮ってるように見えるでしょ?・・・あれ、実は千葉なん
  ですよ。
  
(会場から「えーっ」と驚きの声)

J:全然見えないでしょ?(ちょっと得意げ)あれを撮った時って、丁度「獅子座
  流星群」が見えるっていう日だったんですが、千葉まで車を飛ばして行ったん
  だけど、星が綺麗だったんですよ・・・(ちょっと夢見る表情(笑))

羽:それってPVの話じゃないじゃん(笑)

J:(照れ笑いしながら)PV撮影の時は眠かった・・・。アルバムの曲はシングル
  カットする予定じゃなかったので、監督さんとどの曲にするか話し合って、一番
  イメージが浮かぶというので「alone」にしました。
  あれに出てくる車はディアブロ・・・ランボルギーニ・ディアブロっていう車
  なんですけど、ディアブロって「悪魔」っていう意味なんですよ。
  (もうちょっと喋っていた気がするけど、忘れた…)
  
羽:じゃ、次はどうかな?

(会場から「Heaven」の声がかかる)

羽:「Heaven」ね・・・。これはJさんの新境地じゃないかなと思ったんですが?

J:新境地?曲のイメージが静かだからかな?・・・でも、静かな曲を家ではよく
  聞いてるんですよ。
  これはレコーディングの一番最初に歌った曲ですね。

羽:他の曲の歌詞が出来てなかったからじゃない?(揶揄するように(笑))

J:そうですね(照笑)。この曲は最初から歌詞のイメージがあったので・・・。
  これから録って、後はイケイケの曲へ進む感じで・・・。
  「Heaven」は歌詞よりも曲のアレンジを考えましたね。
  僕、曲書くのは速くて、いつも大体2分で書けるんですよ。
  (客席「えーっ!?」)ホントだって!(笑)

羽:その分アレンジに時間がかかると?

J:そうですね。うん、アレンジの方が難しいです。
  そうそう、今回、曲を作っていて凄いことがあったんですよ。どんな曲・・・
  速い曲でもそうでない曲でも・・・全部、作ってみると4分40秒位・・・
  前後5秒位しか違わないんですよ・・・コワーーッ(笑)
  (胸元で手を合わせるようにして震えるような仕草をする。可愛い〜!)

羽:じゃ、次はどれが聞きたい?

(会場から「LOST」の声がかかる)

J:「LOST」はミディアムだけど激しい曲?が書きたくて作りました。
  そういうのって結構難しいじゃないですか。ほら、よく歌謡曲を速くしただけ
  みたいな曲なのに、メロコアとか言ってるし・・・あ、これってマズイ?
  ピーーッ!かな?(自分で放送禁止音をかけるJ(笑))
  ・・・この曲はミディアムだけどグルーヴが出るようにと思って・・・。

羽:そういえば、今回、Jさんレコーディング中7kgも痩せちゃったんだって?

J:うん、ご飯食べると眠くなるのがヤダ(お子ちゃまがいます(笑))
  眠くなると集中できなくなるじゃないですか。だから、家に帰ってもご飯食べ
  ようって気にならないの。

羽:お腹空かないの?

J:お腹は空いてるんですよ。でも、眠くなるのがヤで・・・。もう目の下とかクマ
  作っちゃって・・・自分でももっと楽に出来ないのかなと思ったりするんですけど。

羽:俺、一度レコーディング現場にお邪魔したじゃない?その時、いつものように
  「よう、頑張ってる?」みたいに入って行ったら、Jさんが青い顔してぼーっと
  立っていて・・・「あ、どうも、頑張ってますか〜?」(小声)みたいになった
  んだよね。もう、本当にいつものJさんの雰囲気じゃなくて・・・。
  あれから、少しは戻った?

J:2kgくらい戻ったかな?でも、春からツアーがあるじゃないですか。
  もっと体力つけなきゃいけないな、と思って・・・。俺んちの寝室、いろんな
  機械がガチャガチャとあるんですけど・・・それを使って頑張ろうかなと。
  (いろんな機械って?色々妄想を巡らしてみる(爆))

  みんな知ってるか分からないけど「甦る金狼」の松田勇作みたいな寝室にして
  ます(笑)

  この前、フランツが・・・えーと、僕のバンドのギターの人なんだけど、知って
  るかな?その人が日本に来ていたんですが、春のツアーの色々な話というか作戦
  を練ってました。
  今回のツアーもフランツ、スコット、藤田さんという最強のメンバーだけで行き
  たいと思ってます。
  (会場から「わーーっ」と声が上がり、拍手が起こる)

  ・・・だけって、俺はいないの?(会場から失笑)わーっ、滑ったー!
  
  (余りにもおバカちゃんでその場に突っ伏す…。可愛いを通り越してる(笑))

羽:そうそう、春からツアーがあるんだよね。(フォロー?(^^;))
  皆さんはツアータイトルはもうご存じかな?えーと、ちょっとここにあるので
  読み上げてみますね。
  「BLOOD MUZIK 02 〜Go Crazy Go〜 PYROMANIA IS BACK」
  何だか映画みたいだね。アルバムも映画みたいな作りになっていたけど、関係
  あるの?

J:「エルム街の悪夢 Part2」みたいな?(笑)←一人ウケ

羽:どんなツアーになるのか、ここにいる人だけにオフレコで話せないかな?
  まだ無理?
  
J:う・・ん、何かな・・・何て言えばいいの?
  (羽積氏に問いかけても分からんだろうよ(^^;))
  ライブに来てる子達の・・・思い?・・・を表現できればいいかなと・・・。

  (この辺、メモしてないので、よく分からず。本人が困ってるのを見ているのが
  楽しかったので…(^^;))

羽:今日来ている人で全カ所行く人なんている?(一人手を上げる)
  おお、親御さんや学校は大丈夫なのかな?
  じゃ、二カ所以上行くという人(私を含めて十数人は手を上げる)

J:全カ所行くのは正解かもしれないですよ。一体この人何なんだろう?っていう
  のが、全カ所見れば分かるかもしれないから(笑)
  うん、一日一日違う表情が見れるライブにしたいと思ってます。

羽:その後の予定はどうなの?ここに来ている人だけのオフレコで教えてよ。
  今話せる事だけでいいからさ。
  ツアーはこれで終わりじゃないんでしょ?もう一回くらいやらないの?

J:・・・今年はもう一回ツアーをやります。(会場がわーっと沸く)


*****
中途半端だけど、今日はこの辺で…。


-

意識が… - 2002年02月09日(土)

昨日は飲んで帰ってきて、そのままお風呂に入って寝てしまいました。
目覚ましは12時に合わせたのに、自然に起きたのは8時半…。
おや、随分早いな〜と思いつつ、何となく身体に違和感が…。

ぎゃーーーっ!(心の中の悲鳴)

数年ぶりの大惨事…。女性なら経験ある人もいますよね(x_x)
即座に惨事の証拠隠滅のため、お風呂場へ…。
寒いお風呂場で殺人犯の気分をたっぷり満喫しました(涙)

貧血気味で鉄剤服用中+アルコール摂取+風呂=・・・・・・(当然かも)

大失態というか、大失敗。女性としては大敗北を喫しました…。
ぬるま湯であれこれ手洗いしたので、指先の皮膚もがさがさだし…(T_T)

朝から大仕事をしたのでぐったりしている所に、こたつに入りながらご飯を食べて、
冬季五輪の開会式などを見ている内に急激に意識が…。
(日本を見たのまでは覚えているのだが…(^^;))

それからは一日中、食べるか、寝るか、TV見るか…という堕落生活ぶりでした。
何もやる気が起きなかった…。

なので、今日はちょっと短めです。空を飛ぶところまでは行ってません…。

これから冬のオリンピックが始まりますが、私、夏より冬の方が断然好きなんですよ。
なので、ここの更新が滞りがちになるかもしれません…。
続きを楽しみにしている方、済みません…。

女子モーグルなどを見てから、これを書き始めたので、時間もかなり遅いです…。
でも、4年に1度の事ですから、みんな応援しましょうよ(言い訳(^^;))

明日はダフ(LOADEDライブ)を見に行ってくるので、更新できません。

そして、明後日もJのトークイベントに行くので、更新してもレポだけかも…。



君が見つめた…15


次の日、ユニコーンは一日中、ぼんやりと過ごしていました。

「たくろー君?・・・たくろー君、どうしたの?」
「・・・・・・・・」

ヘラ鹿が声をかけても聞こえていないようで、空を見上げたままぼーっとして
います。

「たくろー君!!」
「・・・・あっ!?え・・・っと・・・」

大きな声で呼ぶと、ようやくヘラ鹿の存在に気づいた様子で、ハッとしたように
振り返りました。

「今日はどうしちゃったの?いつもだったら、そろそろ水浴びに行く時間だよ?」
「あ・・・そっか・・・」

ユニコーンはぼんやりしたまま立ち上がって、水場の方へ一歩踏み出しました。

「今日はペガサスさんは来ないの?」

ヘラ鹿がその後ろ姿に向かって気になっていた事を尋ねると、ユニコーンは肩を
ガックリと落としてしまいます。

「今日は・・・ダメなんだって・・・」
「やっぱり・・・それで朝から元気がなかったのか・・・」

ユニコーンはヘラ鹿に向き直って、首を傾げました。

「俺・・・そんなに元気なさそうに見えた?」
「うん・・・いつもだったら、この時間になると水場へ飛んでいくじゃない?
それに気づかないくらいだから、相当重症なんだな・・・って思ったよ」

ヘラ鹿は寂しげなユニコーンの姿が可哀想になり、なるべく元気づけるようにと
ニッコリ笑いかけました。

「ほら、でも、明日は来てくれるんでしょ?そんなに気落ちしてないで、元気出し
なよ!」

「ねぇ・・・ジロウ・・・すぎぞーさんは何で俺にわざわざ会いに来てくれたり、
優しくしてくれたり、いろんな事を話してくれたりするんだろう・・・」

自信なさげに呟くユニコーンは、縋るような目つきでヘラ鹿を見ています。

「そりゃあ。たくろー君の事が気に入ったからでしょ?」
「だって・・・俺からは気の利いた話も出来ないし、すぎぞーさんに何もしてあげ
られないのに、どうして来てくれるんだろう・・・」

「ほら、最初に会った時、たくろー君の事、可愛いって言ってたじゃん。きっと話を
している内にたくろー君の事を気に入って、好きになってくれたんだよ」
「え?・・・お、俺を!?」

ユニコーンはとても信じられないという顔をしました。
ヘラ鹿は自分の魅力に全く気づいてないユニコーンに溜め息が漏れてしまいます。

「あんなに頻繁に会いに来る理由なんてそれしかないでしょ?たくろー君ってば、
全然気づいてなかったの?」
「だって・・・すぎぞーさんはあんなに素敵だけど、俺なんか・・・」

ユニコーンはどう反応していいのか分からずに、もじもじとしながら照れくさそう
に目を伏せてしまいます。

「大丈夫。たくろー君だって、十分魅力的だから。そこらのペガサスにも負けない
って!!俺が太鼓判を押して上げるよ」

ヘラ鹿は自分がずっと守ってきたユニコーンの姿を誇らしげに見つめました。
真っ白のたてがみも、すらっとした手足も、澄んだ瞳の美しさも、誰にも負けないと
彼は密かに思っているのです。


<続く>


やっぱり短くて済みません。
しかも、話が全然進んでない〜(><)




-

青い日(更新無し) - 2002年02月07日(木)

……どうも済みません。
今日、お客様がお見えになって、大変憂鬱なので、可愛いユニコーンちゃんの更新を
する気力が今一つ…。
この時期ってどうしてこんなに肩こりが酷いんでしょう(泣)
やはり血行が悪くなるのかなぁ…。

どんなに気を明るく持って、気にしないようにしましょうなんて言われたって、
ブルーになるものはなるんだ(断言)

最近買って正解だったものの中に、トルマリンのブレスレットがあります。
マイナスイオンを放出するという偉いヤツです。
でも、見かけは子供が手にはめてるおもちゃみたいなんですけど(笑)
ドラッグストアで見かけて980円なら試してみるか〜と買いました。

買ってみたら意外と良かったです。
まずは肩こりが多少軽減しました。そして、何となく身体が疲れにくい…。
個人差はあるでしょうが、もし見かけたら買ってみるのもいいかも。

でも、おもちゃみたいなヤツなので、夏場はしているのがバレバレで恥ずかしいかも…。
ちゃんとしたのを買いたいなぁ。

明日は会社の友達と飲み会なので、更新するとしても深夜になりそうです。
アルコールで血行よくしてこよう(笑)


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たまに勘が働く - 2002年02月06日(水)

去年の年末、Jさんのアルバムを会社近くの新星堂で買った時、トークイベント
応募ハガキを貰いました。
応募締め切りは1/10だったと記憶しています。
これは何としても行きたい…。
そういうときに妙に勘が働く時があります。

このハガキを1月8日に出したら当たる気がする…。

全く根拠もなくそう思いついたので、年をまたいで1月8日までじっと出すのを
堪えて待ってました。

月曜にFAKE?のライブを終え、ご一緒の友達他と飲みに行って帰ってきたところ…。

新星堂から「Jトークイベント当選」のハガキが!?

うわぁ・・・たまに自分が凄いと思う・・・。

去年の1月27日にあったJのライブチケットも、同じ様に当てたんだよなぁ。
あの時の勘は「弟の名前で出せば当たる!」でした(笑)

勿論、いつもこの勘が働いてくれるわけではないんですけどねぇ…。



君が見つめた…14


「あ〜あ、ずっとこうしてたいのになぁ・・・」

ユニコーンは段々と木々の影が濃くなって、風が冷たくなるのを感じながら、
そう呟きました。
ペガサスの傍らに座ってその肩にもたれ掛かりながら、楽しいお喋りをしていると
本当にあっという間に時間が過ぎてしまいます。

「明日はちょっと来れないけど、明後日にはまた遊びに来るから・・・」
「明日はダメなんですか・・・」

ユニコーンは気落ちして、ガックリと肩を落として溜め息をつきました。

「ゴメンね。俺もたくろう君に会いに来たいのは山々なんだけど・・・」

「いいんです!ごめんなさい。我が侭言って・・・。すぎぞーさんだって、色々
用事がありますものね。俺の事ばっかり構っていられないですよね・・・」

ペガサスはユニコーンの肩に手を回して、その身体を自分の方へ引き寄せて、
抱き締めました。

「じゃあ明後日天気が良かったら、ジロウ君に内緒で俺の背に乗せてあげるよ。
余り遠くに行くとマズイだろうから、ちょっとだけだけどね。空の上から見たら、
この森もまた違って見えると思うよ」
「え・・・?本当に・・・」

ユニコーンは半信半疑の表情で、ペガサスの顔を見つめました。
ペガサスは笑いながら頷きかけてくれます。

「大丈夫。たくろう君ならそんなに重くないから、乗せてあげられるよ。でも、
ジロウ君に言ったら心配するだろうから、内緒でね」
「はいっ!!絶対に内緒にします!!ありがとうございます!!」

ユニコーンは嬉しさの余り、ペガサスにぎゅーーっと抱きついてしまいました。
これまでにないほど興奮して、胸の鼓動がいつまでも治まりません。

自分が空を飛ぶなんて考えてみたこともありませんでしたから、頭の中はその事で
一杯になってしまいました。

「さぁ、もう戻らないとジロウ君が心配するだろう・・・」

ペガサスは抱きついてきたユニコーンの頭を優しく撫でると、背中をポンポンと
叩いて、離れるように促しました。

ユニコーンが名残惜しそうに自分から離れると、ペガサスはその場にすっくと立ち
上がり、傍らのユニコーンの手を取って、立つのを手伝ってあげました。

「一人で帰れる?送って行こうか?」
「平気です。ここは俺の庭みたいなものですから」

ペガサスはその言葉にニッコリと微笑んで、軽く背伸びするとユニコーンの頬に
軽く口づけました。

「へ・・・?」

ユニコーンは訳が分からず、素っ頓狂な声を出してしまいます。

「これは人間が親しい人に親愛の情を込めてする挨拶なんだよ。たくろう君も俺に
お返ししてくれない?」
「あ・・・はい・・・」

ユニコーンは何故かとてもドキドキしながら、ペガサスの真似をして、その頬に
そっと口唇を押し当てました。

「ありがとう・・・じゃあ、また明後日に会おうね」

そのまま、ペガサスは綺麗な羽を広げて、木々の向こうに飛び去ってしまいました。


「どうしよう・・・俺、何でこんなに熱があるんだろう・・・」

ユニコーンはその後ろ姿を見送りながら、火照って熱くなった自分の頬を両手で
包み込みました。


<続く>



このユニコーン、ちょっと乙女すぎないですか・・・?(^^;)
次回「ユニコーン空を飛ぶ」をご期待下さい(笑)




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FAKE? 簡易レポ(更新無し) - 2002年02月05日(火)

申し訳ないです。今日も童話(笑)の更新出来ません。
朝フレックス使ったので、その分残業してきた上に、洗濯物がたまっていて…(大汗)

それに以下のレポを今日書いておかないと忘れそうなので…。

*****

昨日はFAKE?のライブに行って来ました。
開演は19時だったのですが、10分押しで普通に始まりました。
しかし、終わったのは20時10分!

曲数ないからか1時間ジャスト!(笑)

リキッドルームはキャパ500位と聞きましたが、今回は900番がラストのようでした。
私は850番台だったので、入り口近くの階段で寒い思いをしていたのですが、
スタッフの人の声もよく聞こえて、900番が最後だと言ってました。
このライブハウスは7Fにあるので、1Fからずーっと登っていきました(^^;)
思ったほどは疲れなかったですが…(ダンベル体操の成果(笑))

フロアは思った通りいっぱいになりましたが、1曲目からガツンとくるような
激しい曲がきて、客は一斉に前の方へ押し寄せました。
それからは、周りがガラガラに空いたので、楽々と見れましたね(笑)
場所的には下手側(右)になるのかな?
フロアの中央付近に柵があったので、そこの2列目くらいで見てました。

配置は井上様は上手(左)の定位置に一人でいらっしゃいました。
マイクスタンドはあったけど、ピック置き場と化していて、結局最後まで一言も
喋りませんでした…。
服装は最初、FC限定スカジャンを着ていましたが、1曲目で脱いでいて、そのあとは
グレーというか黒というか微妙な色の無地のTシャツに女性物のラリエットのような
華奢な感じのクロスのネックレス(シルバー)、下は黒のパンツだったのかな?
(前の人の頭で下半身がよく見えない…)
髪はアー写のままのドレッドヘアで、目が半分隠れるくらい幅広に畳んだ
黒地に白い模様のあるバンダナを巻いていました。
一瞬、Jのグッズのバンダナかと思った(爆)
あと、手首に黒革のブレスをしてましたね〜
あ、腰にシルバーのベルトも巻いていた。(金属製。あれって何て言うんだ?)

真ん中にフロントマンであるKenが立っていましたが、やっぱり彼はタッパが
あって、映えますね〜
こちらもアー写の通り、髪は短髪にしていて、ツンツン立ってました(笑)
Tシャツは黒で胸に白い字で「GHOST」と書いてありました。
後ろの襟元に白い○のワンポイント(中の模様は分からず)
首にはシルバーのネックレスをしていました。
どう見ても南京錠みたいなヘッドのネックレス…(笑)
下は黒のパンツで横に一本白い縦ラインがあったような?
手首に黒革のブレスをしていたかもしれない…。

下手側には青いバンダナをして金髪が藁束みたいに立っていたベースの兄ちゃんと、
どこの国の人か全く不明な、おかしな髪型をしたギターの人が…(笑)
この髪型はイラスト描きたい位だわ〜
頭の両脇と後ろの三カ所だけ髪を残していて、他は全部剃ってるの!
そして、その残した部分の髪は長いドレッド3本に束ねていました。
本当にあんなのは見たことがないという変な髪型でした(笑)

ベースの人は白地に紺のラインのベースボールシャツを着ていました。
ギターの人は紺地にオレンジのラインのベースボールシャツだったかな?

この二人の動きが派手なので、ついつい見てしまいました。
だって、向こう側の井上様は殆ど定位置から動かないし…(^^;)

ベースの兄ちゃんはどこかで見た覚えが…。オブリでサポートやってた人かな?
彼はKenや井上様に大胆にも自分から絡みに行ってたましたね(笑)
ギターの人は黒髪ドレッドで髭面でしたが、どうも日本人ではないようでした。
ギター弾きながら、何度もジャンプするんだけど、その高さがハンパじゃなくて、
絶対に日本人ではないだろうな…と(^^;)

あとは、ウルトラマンみたいなグラサンをかけた黒髪のDJの人と、ドラムの
人が後ろにいました…。
ドラムの人が一番普通というか、地味でした。
黒髪で髪型も普通だったし…。
フロントが誰一人として、マトモじゃないように見えたから…(爆)

Kenがメンバーを紹介してくれないので、この方達の名前は分かりません…。

内容については、思った以上に楽しく乗ってしまったので、記憶が曖昧なんですよね〜

1曲目はベースとギターの人がもの凄く煽っていて、マイクに向かって「HEY!HEY!」
と繰り返すので、初っぱなからかなりの盛り上がり。
最初から前の方はモッシュ状態で、ダイバーも数人出てました。
雰囲気的にはオブリのノリに近かったですね。
FCのチケットは半々に売ったんでしょうが、オブリファンの方が断然元気がある
ように見えました。
階段に並んでいる人の姿を見ても、最初から暴れられる服装と靴で来ているのは
大抵オブリファンっぽかったです(笑)←年齢層若いし(^^;)

途中、井上様作曲でしょ!とすぐ分かるようなバラードありの、明るい曲調の
ミディアム曲ありの、ラップが入ったミクスチャー系(?)の曲ありの、フロアが
振動するような飛び跳ね系の激しい曲ありの…。
曲がバラエティに富んでいたので、早くアルバム一枚通して聞いてみたいなぁと
思いました。

演奏中、Kenが声をかけて客を煽ったり、自分からジャンプをしたりするので、
全然知らない曲ばかりのわりには乗りやすかったです。
うん、やっぱり彼のライブパフォーマンスは好きですね〜

でも、もっと好きなのはMCなんですが、殆どやってくれませんでした。
最初に「初めまして、FAKE?です」と挨拶して…。
「今日はファンクラブだけなんだっけ?俺達にルールはないので、そっちも
好きにやっちゃって下さい」って言ったかな。

途中はスペイン語だか、何だかよく分からないラテン系の言葉で何度か話してました。
(何言ってるんだか全然分からなかった…)

他に長く喋ったのは、ラストの佳境に入る前辺りでミディアムテンポの曲が続いて
いた途中に、「前の方アツイ?(水)かけてあげようか?欲しい?・・・あ、でも
次もう一曲静かなのやるから、ちょっと待ってて・・・」
というのが多少長かったかしら(^^;)
(ちゃんと次の曲の前奏の時にボトルの水をフロアに撒いてました)

MCが少ないので、殆ど曲間もなしに立て続けに演奏してましたね。
12〜3曲位はやったんじゃないかと思うんですが…。

最後に叩きつけるような激しい曲をやって、Kenが「See You Next!」と言ったと
思ったら、メンバー全員楽器を下ろして、さっさと去っていきました。
ゾロゾロと並んで上手の袖に捌けて行くんですが、下手の井上様が最後だったので、
客がしきりに「INORAN」と呼ぶのですが、フロアをちらっと見ただけでした(笑)

その後、フロアの客の一部がKenや井上様の名前を叫んだり、手を叩いたりして
ましたが、アンコールをかけても出てこないのは分かり切っていたので、即退散(笑)

いや〜、井上様はバンマスになったからか、一層ドンの風格が…(笑)
演奏中はマイクには近寄らなくても、一緒に歌ったり、大きな声を出しているらしい
様子ではありました(^^;)
途中、バラード系の曲で煙草をふかしながら、ギター弾いてましたね〜
激しい曲ではドレッドを振り乱して、ギターかき鳴らしていたりしました。

腐女子的(笑)に美味しい絡みは殆どなかったのですが、一度だけ井上様がメンバー
に指示を出していて、Kenに対しては自分から背伸びして耳打ちしてました!
Kenが少し屈んで耳を寄せてあげてるんだけど、その様子が何とも仲良さそうで、
ちょっとだけ心が疼きました(笑)
二人とも、半分、DJとドラムの方を向いていたので横顔しか見えませんでしたが、
楽しそうな表情はバッチリ見えました♪

音的にはちょこっとハウリングがあったし、ベースの音が籠もりがちで聞き取り
づらいなぁとは思いましたが、重低音が効いていて悪くは無かったです。
立っていた位置が悪いのか、ギターは外国人っぽい人の音の方がよく聞こえてました。
井上様のギターもバラードの最初に一人で弾いている時などは、よく聞き取れた
んですけどね。
でも、初めてのライブにしては、かなりまとまっていたと思います♪

しかし、リキッドルームの関係者席はフロアから一段高いだけで、殆ど丸見えでした
ので、Jが来たら絶対見えるだろうな〜と思いましたがいなかったですね。
(5日に来たという情報あり(笑))

お花は真矢と隆一から来ていました。
おや?メンバー約1名足りないなぁ…。彼はどうしたのかしら?(笑)

あー、一気に書いたら疲れた。
見直す気力もないので、また明日、推敲します(爆)

<2/7一部修正・追加>


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リーダー不在(更新無し) - 2002年02月03日(日)

今日のラジオはリーダー不在でした…。
実家に帰っているみたいなことを言ってたけど、もしかして法事かな…?

月曜から一週間頑張る為の気力は、この番組でリーダーの声を聞くことで貰えるのに…。
尚さんバースディ企画でしたが、やはり彼がいないとテンション上がらないですね。
しかも、やはり内緒なのか、東北ライブツアーの話もしないしな〜

ラジオ前にちまちまとサイトの更新作業をやっていたのですが、テンション不足と
体調が今一つ…なので、ユニコーンの続きの方は書けませんでした。

まだ赤紙の時期ではないのに、お腹が痛いのは何故だろう…。
何か悪いものでも食べたかしら…??まさか、風邪気味のせい??

非常に申し訳ないことに、明日も「FAKE?」のライブに行くので、更新できません。



あ、井上様のFC会員証探さなきゃ。
どうやら、ヤフオクで明日のチケットを約10万円で落札した不届き者が
いるらしく、急に入場時にチェックすることになったそうです…。

身分証でも大丈夫らしいですが、私の運転免許証は人にお見せできるような写真では
ないので、絶対に会員証探さなきゃ…(爆)


ああ、楽しみなライブなのに、どうしようもなくテンションが上がらない〜(><)


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Happy Birthday! - 2002年02月02日(土)

言わずと知れた「三十路突入ギタリスト氏」へ(笑)
しかし、彼って三十路には見えないですね。
あの生足のみずみずしさはどう見ても…。ははは…。

今日は仙台辺りでライブがあったとか…。
かなり遠征されている方もいらっしゃる事でしょうね(^^;)
……周りでも「遠征する」という話を色々聞いていますので。

私は今回の東北ツアーに関しては静観しようかな〜と…。
ホールという狭い場所で灰色さんを見てみたいのは山々だし、頑張れば行けない事
もないとは思いますが、やはり彼らの心情を汲んで、なるべくなら東北在住の人に
見て貰いたいですものね。
あの辺りは距離的に近くても北海道には交通手段が無くて行きづらいし、関東に
出てくるのも結構大変だという話を聞きますから…。
でも、そうすると他の地方の方も不公平になるから、北陸とか中国とか四国とか
九州もちゃんとツアーするべきなのではないかと思うんですがね。

今回は告知の仕方などを含めて、やり方がスマートじゃないなぁと思いました。
周りがバタバタしているのを見ていると、もっとマシなやり方があるだろうに…と
ついつい溜め息をついてしまいます。
真夜中にチケット電話対応をしなくてはならないイベンターの方のご苦労も
いかばかりか…。
いきなりの告知じゃ、日程の都合がつかなくて泣いている人もいるんだろうなぁ。

やれやれ、相変わらずお騒がせバンドだこと……(^^;)←老婆モード(笑)



君が見つめた…13


「・・・すぎぞーさんっ!・・・大丈夫ですか?・・・すぎぞーさん!!」

暗い意識の底から、ペガサスは自分の身体を乱暴に揺らしている存在を認識して、
うっすらと目を開けました。
どうやら、少しの間気を失っていたようです。

「良かったぁ・・・」

ユニコーンは心から安堵したようにそう呟くと、目に涙を浮かべました。
自分を受け止めてくれたペガサスが目を開かないので、心がきゅーっと縮んで
しまいそうな程、心配していたのです。

「たくろう君は・・・怪我はない?」

ペガサスは倒れた時に打ったらしく、ズキズキと痛む頭を軽く振りながら上半身を
起こして、傍らに座り込むユニコーンの様子を確かめました。

「すぎぞーさんのお陰で全然平気です!!・・・ありがとうございました!!」

ペガサスは元気そうなユニコーンを見て、安心したように微笑みかけます。
すると突然、ユニコーンはペガサスの身体にぎゅっと抱きついてしまいました。

「たっ・・・たくろう君!?どうしたの?弱っちゃうって言われてるだろ!?」

これにはペガサスの方が非常に驚いて、目を白黒させました。

「・・・俺、どうしてか分からないけど、すぎぞーさんに触っても平気なんです。
さっき助けて貰った時に大丈夫だったから・・・やっぱり今も平気だぁ・・・」

ユニコーンは大喜びでペガサスの胸に頬を擦り寄せました。
何故かいくら触っていても、自分の力が抜けて弱ったりしないのです。

「わぁ・・・あったかいなぁ・・・」
「・・・たくろう君・・・」

まだよく事情が飲み込めないペガサスも、ユニコーンが特に弱る様子を見せない
ので、そっとその背中に腕を回して抱き締めました。
ユニコーンは一層強く縋り付くように抱きついてきます。

「昔・・・まだ仲間がたくさんいた頃は年上のユニコーンによくこうして抱っこ
して貰ったんです・・・もしかしたら、ペガサスだったら触っても平気なのかな?」
「そうかもしれないね・・・姿形といい、種族が近いからかも・・・」

ペガサスもほっとしたように、ユニコーンの背中をあやすようにポンポンと叩いて
います。
その心地よさにユニコーンはうっとりと目を閉じました。

「前にジロウに触っちゃった時は、目を回して倒れちゃったんだけどなぁ・・・」

ユニコーンはそんな事を呟きながら、こんな風に他の生き物の温もりを感じるのは
何年ぶりだろう・・・と考えました。
もう記憶が薄れている位、ずっとずっと前の事のような気がします。

ペガサスはずっと寂しい思いをしてきたユニコーンの心情を思いやって、両腕で
しっかりとその身体を抱き締めました。

こんな事をしていると、ユニコーンがとても愛おしい生き物のように思えて、つい
我慢出来ずに、目の前にあるふわふわのたてがみに口唇で軽く触れてしまいます。

「わ・・・くすぐったい・・・」

触られるのに慣れていないユニコーンはペガサスの腕の中でくすぐったそうに身を
捩らせました。
その仕草が余りにも可愛らしいので、悪戯心の芽生えたペガサスはユニコーンの髪に
何度も口づけを繰り返します。

「わわっ・・・すぎぞーさんってば・・・ダメですよ〜〜」

ユニコーンはその微妙な感触に反応して、全身をプルプルと震わせます。

「いや、ゴメンゴメン・・・何だか反応が可愛くてね〜」

ペガサスは取りなすようにそう言って、くすくすと笑い出しました。


<続く>


何だかもうすっかりラブラブ?(爆)
書いているこっちまでこそばゆくなってきた(^^;)





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